みんなの議会

新冠町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月20日

日高徳洲会病院誘致に伴う診療所閉鎖の方針と医療従事者支援について

2025年6月20日、新冠町議会の一般質問で、中山千鶴子議員が「日高徳洲会病院誘致に伴う診療所閉鎖の方針と医療従事者支援について」質問し、町長 山本政嗣が答弁しました。

質問者
中山千鶴子 議員
答弁者
町長 山本政嗣

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 中山千鶴子

4番中山千鶴子です。議長より発言の許可を得ましたので、通告に従い質問いたします。日高徳洲会病院が、地震津波対策も含めて当町の高台への移転を決定しました。私は、当町が医療体制の将来を見据え、誘致を実現できたことは高く評価しています。一方で、この方針により国保診療所の閉鎖が示され、町民や医療従事者の間に不安や戸惑いが広がっていることも事実です。町の将来を見据えた今回の判断は決して間違っていないと考えますが、進め方を誤るなら信頼を損なう結果になりかねません。関係する全ての人ができる限り納得できる形で進めていくことが大切だと私は考えます。そこで町長に3点伺いたいと思います。1点目、診療所閉鎖の方針を聞いた医療従事者の方たちは、多くの不安を抱えていると考えられます。そうした方々に対し、きめ細やかなサポートが必要と思いますが、町として相談窓口あるいは対話の場は設けられているのでしょうか。2点目、医療従事者の方たちと対話していく上で、再就職支援、スキル支援などの制度は具体的に準備されているのでしょうか。3点目、国保診療所が閉所に向かうことで、地域医療が縮小されるとの誤解や不安を感じる方も少なくありません。そうした方々に町としてどのように説明責任を果たす考えな9のでしょうか。また、高齢者や交通弱者が新しい病院へ通うための移動手段はどのように考えているのでしょうか。

答弁 町長 山本政嗣

中山議員から御質問の「日高徳洲会病院誘致に伴う診療所閉鎖の方針と医療従事者支援について」お答えを申し上げます。このたびの町立国保診療所の閉所方針につきましては、前町長のもとで示されたものではございますが、当町の人口規模や将来的に避けられない人口減少の見通しに鑑みますと、現診療所を改築のうえ存続をさせながら、200床規模の病院と共存していくということは、医師をはじめとする医療従事者、医療体制の確保、更には町の財政負担の観点からも極めて困難であると判断をしており、こうした背景からも、私も国保診療所の閉所方針はやむを得ないものと考えているところであります。今後は、徳洲会から示されます新病院の開院スケジュール、あるいは診療所閉所に関わる必要な事務調整期間等を勘案しながら、閉所の時期を慎重に判断してまいりたいと、まずもって考えているところでございます。これまでの医療従事者への説明と対応につきましては、日高徳洲会病院の移転決定を受けました直後の1月15日に、前町長から診療所所長へ閉所の方針について説明をいたしまして、同月29日には職員説明会を開催しております。説明会におきましては、閉所時期の明確化や退職時の処遇に関する不安、改築の予定から閉所方針へと一転したことへの不満、これら厳しい御意見を頂いております。これらにつきましては、要望事項としてしっかりと取りまとめをいたしまして、事務長、看護師長による個別面談の結果と合わせて精査をし、法務の有識者からの助言を頂きながら、丁寧な対応を行ってまいる考えでありまして、6月5日には私が診療所長と面談をいたしまして、閉所に向けましては、相手方の計画を早期に把握した上で、丁寧な対応と情報共有に努める旨の基本的な考え方を伝えるとともに、必要に応じて協議、説明の場を設けていくことを確認をさせていただいております。そこで、御質問の1点目、医療従事者への相談窓口、対話の場の設置についてでございますが、現時点では特別な窓口を新たに設ける予定はしてございません。職員が気軽に相談できる環境といたしまして、これまでどおり診療所事務長を通じて、処遇に関する相談は総務課、医療体制等に関する事項については保健福祉課など、それぞれが適宜対応する体制とすることが適当であると考えてのことでございますが、今後の状況、進み方によっては、窓口の設置を行うことも視野には入れてございます。職員からの不安や要望に全て応えていくことは難しい面もございますが、可能な限りの対応に努めて参る考えでございます。2点目の再就職支援やスキル支援についてでありますが、再就職支援につきましては、まずもって日高徳洲会病院への受入れの働きかけを行うほか、公立病院への割愛を含めた対応などを基本に考えているところでございます。また、スキル支援につきましては、町職員としての資質向上を目的とした研修助成制度、あるいは職務専念義務免除に関する規10定が既にございます。これらは、再就職支援を目的とした制度ではございませんが、希望があった場合には、制度の適用について個別に対応してまいりたいと考えております。3点目の地域医療の縮小への誤解や不安への対応についてでありますが、新病院の改築計画や提供する医療サービスの方針、あるいは診療科目などにつきましては、現在、日高徳洲会病院にてプランの策定が進められておりますことから、今後、徳洲会側にも御協力を頂いて、町民説明会や個別説明会などを通じて町民の皆様に丁寧に御説明をし、理解を求めていただけるよう努めてまいりたいと存じます。また、高齢者や交通弱者の新病院への移動手段につきましては、徳洲会としても考慮するというふうに聞いておりますけれども、町では今年度からAIオンデマンドバスの実証事業を開始をさせていただきます。この事業は、利用者の予約に応じて柔軟に運行されるバスの運行サービスでございまして、AIによる経路最適化により、乗車時間の短縮など利便性の向上が期待されるものでありまして、この仕組みは医療送迎サービスにも活用をしていく計画でございますことから、徳洲会病院で検討される患者輸送手段とも連携を図りながら、移動手段の確保にしっかりと取り組んでまいる考えでございますので、御理解を頂きたいと存じます。以上でございます。

再質問 4番 中山千鶴子

ありません。

出典:新冠町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月20日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる