深川市議会 平成27年第2回定例会 2015年7月9日
女性が活躍できる社会
2015年7月9日、深川市議会の一般質問で、楠理智子議員が「女性が活躍できる社会」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。
- 質問者
- 楠理智子 議員
- 答弁者
- 市長 山下貴史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 14番 楠理智子
6月の市議会議員選挙におきまして信任いただきましたことに身の引き締まる思いです。3期目に向けて、心を引き締め臨みたいと思います。けさのニュースで、終戦の玉音放送のことが取り上げられておりました。玉音放送は、録音を2回行ったなどが報道されておりました。ことしは戦後70年、テレビや新聞でさまざまな報道がされております。沖縄戦で戦った兵士は、北海道出身者が一番多かったそうです。沖縄戦や広島、長崎の被爆体験を語り継ぐ人も高齢化により、ことしで語り継ぐことが大変になり語り部をやめる、遺族会も引き継ぐ人が少なくなり解散せざるを得なくなったことなども報道されております。しかし、戦争の悲惨さを忘れてはいけないと思います。安倍政権は平和を守るために抑止力が必要と言っておりますが、戦後70年間、平和憲法のもと、戦争してこなかった日本が軍備を増強するのではなく、率先して軍縮を世に訴えていくことも考えていくべきではと改めて思いつつ、通告に従い一般質問を行います。初めに、女性が活躍できる社会についてです。女性活躍推進法案が衆議院を通過し参議院に送付され、成立する見通しであるということです。安倍内閣において、女性の活躍、輝く社会が叫ばれていますが、少子高齢化が急速に進み、労働力不足が顕著になってきているため、女性も働く担い手として見直さなくてはというのが本音ではと受け取れます。女性が活躍できる社会にするためには、男女平等意識を男女ともに持ち、仕事は男性、家事は女性の役割分担ではなく、ともにつくり上げていくことが当たり前の体制がつくられ、意識の持てる社会にならなければならないと思いますので、お伺いいたします。1点目は、女性の活躍についてです。安倍首相は、成長戦略の一つとして、女性の活躍を挙げていますが、前段でも申し上げましたが、少子高齢化で労働力不足を補うための方策ではと思われます。女性が活躍できる社会は、子供を産み育てながら働き続けられる社会であり、男女ともに家事・育児にかかわっていくことが当たり前の社会でなければならないと思います。そのためには、長時間労働をなくす、有給休暇の取得促進などの働き方の見直しが求められます。男性は仕事、女性は家庭の考えがまだまだあるのではないかと思われますし、そのための意識変革も必要です。これらの取り組みが少子化対策へもつながり、労働力不足対策にもつながるのではないかと考えますので、お伺いいたします。2点目としまして、女性の雇用拡大についてです。企業や自治体に女性の登用目標の設定を義務づける女性活躍推進法案が参議院本会議で可決されましたが、女性の管理職への登用目標を上げるためには、多くの女性が働いていける職場づくり、働き続けることができる職場がなければなりません。そのためには、企業や自治体において、女性の一定の雇用枠や育児休業などが男女ともに取得しやすい労働条件の整備も必要ではないかと考えますので、お伺いいたします。3点目、女性が活躍するための意識の啓発についてです。女性が働き続けることができ、社会へもっと進出していくためには、男女ともに意識の変革が必要であると思います。男性が育児休業の取得も抵抗なくできる、マタニティハラスメントが起きないような取り組み、女性も働き続けるためのキャリアアップ意識を持つなどの啓発活動も必要ではないかと考えますので、お伺いいたします。
答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)
女性が活躍できる社会についての質問にお答えいたします。1点目の女性の活躍についてでありますが、このことは松本議員の質問にも一部お答えいたしておりますけれども、国が設けております「すべての女性が輝く社会づくり本部」という組織におきまして、本年6月26日に「女性活躍加速のための重点方針2015」が策定され、その中で女性の参画拡大に向けた取り組みや女性活躍のための環境整備など、五つの重点方針が示されました。本市といたしましては、既に策定しております深川市男女共同参画計画に即した事業の実施というこれまでの対応に加え、この国の重点方針に沿いまして、女性が社会の中で一層輝いて活躍していけるような所要の対応について検討してまいりたいと考えております。また、議員が指摘された社会における意識変革、意識改革という点は大変重要な視点でありますので、本市としましても、これまでこういった点について取り組みを進めてきております啓発活動や教育活動を一層推進してまいりたいと考えているところであります。それから、2点目に女性の雇用拡大について質問がありました。議員の質問の中にもあったと存じますが、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律案」が今国会で議論されており、衆議院を通過し、6月4日に参議院に送られて審議が続けられておると承知しておりますが、もしかしたらこの認識は古いのかもしれません。議員は成立されたようなお話でありましたが、今この時点ではまだ続けられているのではないかという情報でございます。いずれにしても、この法案では、国は「女性の職業生活における活躍の推進に関する基本方針」というものを策定することになっており、地方公共団体は国が定めます基本方針を勘案し、そういったことに関する推進計画を策定することにされております。また、この法律に基づき、国、地方公共団体、特定の民間事業主、これは大きな企業という意味合いでありますが、特定の民間事業主は、この法律によりまして、女性の採用比率、勤続年数の男女差、労働時間の状況、女性の管理職比率などを把握して、定量的目標や取り組み内容を計画の中で定めるという事業主行動計画を策定しなければならないと定められております。したがいまして、この法案が成立した場合には、恐らく速やかに国は当該基本方針や事業主行動計画の指針を策定すると考えられますので、それによって女性の労働条件の整備が進んでいくものと思います。それに沿いまして、本市としても極力速やかに当該事業主行動計画の策定に努めたいと考えておりますし、また市内の事業主に対しましても、法律の周知や啓発に努めてまいりたいと考えております。3点目に、女性が活躍するための意識の啓発についてでありますが、これは若干繰り返しになりますが、本市におきましてはこれまでも深川市男女共同参画計画に基づきまして、男女共同参画の意識の醸成に関する啓発を初めとする各種の施策を実施してきております。いずれにいたしましても、男女共同参画に関しては、男女ともにまだまだ意識の改革に向けた取り組みが必要な状況にあると考えております。今後、より一層の男女共同参画への啓発に努め、そして市民意識の変革を進めることが大事であると考えておりますので、そのような考え方に沿って対応してまいりますので、ご理解賜りたいと思います。