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深川市議会 平成27年第2回定例会 2015年7月9日

市立病院

2015年7月9日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「市立病院」について質問し、市立病院事務部長 高田智之が答弁しました。

質問者
松本雅祐 議員
答弁者
市立病院事務部長 高田智之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 松本雅祐

3番目の市立病院についてでございます。深川市立病院の医師不足については、私も市民の皆様から多くの要望をいただきました。私も医師不足解消に向け、6月26日金曜日に高橋はるみ知事に深川市立病院の医師不足に関する要望書を作成し、道庁に行ってまいりました。当日は、荒当道議会議員とともに北海道庁の保健福祉部の村木部長に要望書をお渡ししました。その際、地域の中核、深川市立病院としての役割、医師不足による市民、周辺住民が不安な生活をしていることなど、現状を伝えさせていただきました。村木部長いわく、医師は小児科医と婦人科医と麻酔科医の3人で一つのセットで、麻酔科医は異常分娩になったときに必要になるそうです。また、婦人科にかかる患者さんは、男性の婦人科医ではなく、女性の婦人科医に診てもらいたいとの要望が多いそうです。しかし、女性の産婦人科医はいますが、数は少なく、ニーズにお応えできない、また小児科医はなり手が少ないなど、北海道の状況を聞かせていただきました。また、医師確保については、旭川医大・札幌医大卒業のいわゆる地域枠医師が2年間の初期臨床研修を終え、来年度より知事の指定する公的医療機関で勤務することとなっており、一定の勤務期間の条件をクリアすることで、貸し付けを受けていた道の修学金貸付金の返済の債務を免除するなどの取り組みをしておりますと言っておりました。知事の指定する公的医療機関には、深川市立病院も入っております。私は、深川に優先的に医師派遣していただくようにお願いしてまいりました。そして、私は、特徴ある病院づくりは大変よいことだと思っております。先日、医療関係者の方から砂川市立病院のことを聞きました。砂川市立病院には20の診療科があります。ですから、医師、研修医もいるそうです。「なぜですか」と聞くと、砂川市立病院の患者さんは、急性期の患者さんが多いそうです。医師や研修医というのは、急性期の患者さんを診ることで、自身の勉強になり、将来に役立つということで、砂川に勤める医師が多いそうであります。砂川市立病院は第3次救急医療機関で、深川市立病院は第2次救急医療機関であり、違いはありますが、砂川の一つの特徴として申し上げます。また、道南の松前町立松前病院にも特徴があります。現在は常勤医が10人、ベッドが100床、24時間体制の救急や人工透析にも対応しています。患者さんは、渡島管内周辺の福島町、檜山管内上ノ国町からも訪れる地域拠点の病院です。この病院で取り組んでいるのが総合診療医です。医師が内科や外科などの専門を超えて診療する全科診療を掲げ、地域診療のモデルケースとなっております。先進的な取り組みを展開し、さらに若手医師を研修医で受け入れるなど、育成にも力を入れております。松前町立松前病院は、以前は北海道立松前病院でした。赤字経営が続き、松前町に譲渡されました。そこから院長や事務長を中心に改革が始まり、以前は補助金が出ても赤字、さらに町から赤字を埋めてもらっていた病院です。しかし、今は国からの補助金だけで黒字経営しております。黒字の病院に変わったわけであります。深川市立病院も、本年4月に就任されました藤澤真病院長におかれましては、さまざまな課題に対して、いよいよ手腕を発揮していただけると多くの市民が待望しております。深川市立病院として、医師不足の解消を進めるに当たり、その一策として、総合診療医の獲得に向けた調査検討が必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。また、深川市立病院が中核病院として特徴ある病院経営をするための取り組みについてお聞かせください。以上、2点について質問させていただきます。

答弁 市立病院事務部長 高田智之(市立病院事務部長は2017年3月まで)

市立病院について2点質問いただきましたので、順次お答えさせていただきます。初めに、1点目の総合診療医の獲得についてでございます。まず、総合診療医でございますが、私どもとして「総合診療医とは」ということで、いわゆる総合的な診療能力を有する医師を指す名称と捉えておりまして、例えば風邪から慢性疾患、軽いけがまで、一般的な病気の診療を担当し、患者の生活状況も含め総合的に診る医師と認識してございます。昨今、地域の高齢化対策やプライマリーケアが課題とされる中で、他の領域別の専門医や他の職種と連携し、多様な医療サービスを包括的かつ柔軟に提供することが期待されると伺っているところでございます。一方、当市立病院におきましては、急性期から慢性期まで幅広い医療提供を担っている現状がありますほか、北空知医療圏域の中核病院としての役割や機能の確保、また住民ニーズに即した新たな医療サービスの提供などといったさまざまな課題や問題等も抱えております。したがいまして、質問の総合診療医の獲得等につきましては、総合的に勘案し検討していく中で、それらの必要性、優位性、活用方策等を検討していくことが大事と考えております。ご提言にあります趣旨につきましては、今後に向けた課題の一つとして捉えさせていただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。次に、2点目の中核病院として特徴ある病院経営についてでございます。国立社会保障・人口問題研究所の2013年3月推計によりますと、全国の人口は2025年に65歳以上の人口、いわゆる高齢化がピークを迎えると予想されてございます。このため、今後の超高齢化社会を見据え、できる限り住みなれた地域で安心して自分らしい生活を実現できる社会として、地域包括ケアシステムの構築が目前の大きな課題と言われているところでございます。当北空知圏域におきましては、2025年時点で75歳以上の人口が全体の3割にも達すると予測されておりまして、国が主導する地域完結型医療体制の構築に向け、市立病院には病院機能の拡充や新たな役割など大きな期待が寄せられているところでございます。そうした中で今般、在宅医療のサポート的な機能といたしまして、メディカルショートステイ事業を7月1日から開始することとしております。事業内容につきましては、さきの水上議員への答弁でもお答えしているとおりでございますので、この部分は省略させていただきますが、地域包括ケアシステム社会における有効な機能の一つと考えているところでございます。また、本年10月下旬からは訪問看護事業の開始も予定してございまして、市立病院の看護師等の人材を有効に活用いたしまして、地域住民の皆さんが住みなれた地域・自宅で安心して療養生活が送れますよう医療的なサポートをしてまいりたいと考えているところでございます。今後につきましても、北空知の中核病院としての使命を果たすため、さらに地域包括ケアシステム体制の整備に向けまして、市立病院の立場として、どのような対応が望まれるのか、また可能であるかなど、行政機関あるいは関係機関等と協議してまいりたいと存じます。

出典:深川市議会 平成27年第2回定例会 2015年7月9日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる