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深川市議会 平成27年第2回定例会 2015年7月7日

高齢者の交通安全

2015年7月7日、深川市議会の一般質問で、辻本智議員が「高齢者の交通安全」について質問し、企画総務部長 早川雅典が答弁しました。

質問者
辻本智 議員
答弁者
企画総務部長 早川雅典

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 辻本智

次に移ります。高齢者の交通安全対策についてお聞きいたします。先月、市内において高齢のドライバーが亡くなる大変痛ましい事故がありました。交通死亡事故は、深川警察署の管内においては、ことしに入って2件目であるということであります。当然ながら、事故の状況や原因についてはまちまちであり、それぞれに個別の分析がなされているのだと思いますが、やはり突然の事故によって身近な方が亡くなられることは、家族にとっても、そして地域にとっても大きな悲しみにつながるところであります。5月6日付北海道新聞一面でも道内高齢ドライバーの現状について取り上げられていますが、私も以前の質問において、高齢になられたドライバーの現状についてお伺いしたことがあり、たしかそのときの答弁の中にあっては、免許取得者において高齢のドライバーの割合が今後ふえていく、よって高齢者の安全対策は大変重要である、このような答弁であったかと記憶しております。それ以降、さまざまな形での取り組みの工夫もあるのだろうと思いますので、今回改めてお聞きいたします。まず、1点目、交通事故の発生状況について、深川市内、あるいは近郊においてでも結構ですので、人身・物損事故等も含めた事故の発生状況とその傾向、特に高齢の方が当事者になられる割合等、特徴的なものがあればお示しください。2点目ですが、高齢者ドライバーの推移についてどのような状況にあるのか。免許取得者全体の中で占める割合や今後の動向についてお示し願いたいと思います。3点目、交通安全教育の取り組みについてお伺いいたします。高齢の方を対象とした講習会といった場合、真っ先に考えられるのは、地域の老人クラブ等での安全講話であると思います。私の周囲でも、地元の警察の方が足を運んでの交通安全講習会が開かれている話をよく耳にいたします。こういった取り組みは大変重要なものと考えますが、一方で、現状において、老人クラブの会員数の減少が大きな悩みの種という話を耳にいたします。免許人口全体として高齢化の中で、該当される方を少しでも多くカバーするのであれば、もう少し工夫した取り組みが必要になってきているのではないかと考えますので、現状の啓発事業がどのようなものとなっているのか、今後の強化点などお示しいただきたいと思います。4点目、今後に向けた総合的な取り組みという点では、早急に住民の皆さんが安心して利用できる公共交通網の具体化が急がれていると考えます。よく高齢になられた方々に話を伺いますと、「車の運転に関しては大変心配しているが、買い物や病院への通院を考えると、今すぐに免許の返納は無理である」と話されます。同様の話は、行政が主催する懇談の場でも数多く出されていると思うのですが、そういった意味において、改めて現在協議が進められている地域公共交通会議での答申と具体的な形がつくられるタイムスケジュールを市民の皆さんにできるだけ早く示していく作業が必要ではないでしょうか。そうすれば、市民の皆さんも行政の手だての段取りとあわせて、またはそこから逆算して、自分のライフスタイルとの関連で、免許の返納あるいは別の交通手段の確保、そうした具体的な取り組みを家族、知人、地域で協議しやすくなる、そういった後押しをすることにもつながると思います。あるいは近隣の北竜町などで取り組まれている運転免許を返納された方に対するさまざまな行政サービス、ある種の誘導策も必要である、このようにも考えます。そういった視点から、地域公共交通会議の今後のスケジュールと所管の考え方もお聞かせください。

答弁 企画総務部長 早川雅典(企画総務部長は2017年3月まで)

高齢者の交通安全について4点質問いただきましたので、お答えさせていただきます。まず、1点目の交通事故の発生状況についてお答えいたします。深川警察署によりますと、平成26年の市内における物損交通事故の発生件数は1,873件と伺っております。また、過去3年間の市内における人身交通事故の発生状況につきましては、平成25年は発生件数40件、死者ゼロ、負傷者56人、26年は発生件数22件、死者2人、負傷者27人、27年は1月から6月までの半年間でありますが、発生件数15件、死者1人、負傷者17人となっております。平成25年と26年の2年間の人身交通事故の当該運転者の年齢構成別で申し上げますと、25年の40件につきましては、40歳未満が17件、40歳から60歳未満が10件、60歳以上が13件、26年は22件中、40歳未満が5件、40歳から60歳未満が7件、60歳以上が10件となっております。また、65歳以上の高齢者によるものは、平成25年、26年ともに9件となっており、この2年間の比較では65歳以上の高齢者の割合が約17%増となったところでございます。なお、この事故の原因といたしましては、一時不停止、前方不注意、ブレーキ操作不適など、さまざまであると伺っているところであります。次に、2点目の高齢者ドライバーの推移についてどのような状況にあるかですが、平成26年12月末時点における深川市の運転免許保有人口は1万4,243人で、このうち65歳以上の高齢者は4,114人であり、全体の約29%となっております。平成24年の第4回定例会でお答えさせていただいた23年12月末時点の運転免許保有人口は1万4,578人で、このうち高齢者は3,590人で約25%でありますので、比較いたしますと、この3年間で全体の保有人口が335人減少しておりますが、高齢者人口は524人増となりまして、4ポイント増加しておりますので、今後におきましても、高齢化に比例いたしまして、高齢者の保有割合は増加していくと考えているところでございます。次に、3点目の交通安全教育の取り組みについてでございますが、深川市では、深川警察署の協力をいただき、出前講座として、議員も質問の中で触れておられましたが、交通安全教室を平成26年度については全体で29回開催いたしまして、約1,500人の参加をいただいております。また、このうち14回を老人クラブで開催いたしまして、416人の方に参加いただいている状況になっております。現在、深川警察署管内では、6月に深川市と雨竜町におきまして高齢者による死亡交通事故がそれぞれ1件発生したことで、7月3日に深川警察署におきまして関係団体が集まりまして、緊急交通安全会議を開催いたしまして、高齢者対策を最重要課題として啓発に努めるとしているところでございます。今週末11日からは、夏の交通安全運動が展開されますので、この運動の重点でもあります子供と高齢者の交通事故防止などに取り組むとともに、今後とも各老人クラブでの交通安全教室の開催ですとか、地域のふれあいサロンなども活用させていただいた交通安全教室を開催するなど、関係機関・団体と連携して交通安全対策に努めてまいりたいと考えております。高齢者に向けた交通安全啓発につきましては、春・夏・秋・冬の各期別の交通安全運動期間中の高齢者指導の日の設定ですとか、深川警察署が主催しております高齢者を対象とした交通安全セミナーを開催するなど、さまざま実施しているところでございますけれども、議員ご指摘の点なども踏まえ、今後の課題といたしまして、その対策をさらに検討させていただきたいと考えているところでございます。次に、4点目の公共交通網の整備に向けた取り組みについてお答え申し上げます。市内の公共交通網のあり方につきましては、議員の質問の中でもありましたように、昨年7月に設置いたしました深川市地域公共交通会議において論議を重ねているところでございまして、昨年度は4回の会議を開催し、市内における公共交通体系の現況や課題などの整理を行ったところでございます。この会議は、当初から平成26年度、27年度の2年間をかけて論議を行うこととしておりまして、本年度につきましては7月1日に第5回目の会議を開催いたしまして、事業計画とスケジュールなどについて確認したところでございます。具体の内容といたしましては、まず協議会の組織を「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」に基づく組織に改めまして、今後3回程度の会議を開催し、この間、市民アンケートですとか、実証運行調査などを行い、その結果を反映させまして、平成27年度中に地域公共交通網形成計画を策定してまいりたいと考えているところでございます。なお、地域公共交通網形成計画は、各種の計画と同様に、計画期間中におけます本市の地域公共交通網形成の方針を示すものでございますので、社会情勢の変化などに対応しながら、適宜必要な見直しなどを図っていく考えでございます。質問のタイムスケジュール等につきましても、この計画の中で一定程度お示しできると考えておりますし、また具体の施策展開につきましては、今後、交通事業者でありますとか、利用者の皆さんとの協議も必要となり、また財源の調整等も十分検討してまいりたいと思います。なお、質問の中で触れられました高齢者の自動車運転免許証の返納の件についてでございますけれども、交通安全対策としての側面と、サービスの公平性についての検討なども必要であると存じますので、いずれにいたしましても、今後の計画策定の中で、さまざまな点から研究してまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成27年第2回定例会 2015年7月7日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる