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深川市議会 平成27年第1回定例会 2015年3月10日

平成27年度の予算の特徴と今後の方向性など

2015年3月10日、深川市議会の一般質問で、田中裕章議員が「平成27年度の予算の特徴と今後の方向性など」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
田中裕章 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 田中裕章

我が国の2015年の日本経済を予想しますと、引き続き回復傾向に向かうと感じております。その理由の一つに、金融緩和第二弾、補正予算、消費税増税の先送りといった安倍政権の経済政策が少なからずプラス効果を生むものと思うものであります。また、設備投資の堅調さや、足元の円安で輸出関連を中心に企業の業績が回復しており、原油安も企業収益にプラスに働くのではないでしょうか。そうした中、これまでの設備投資の抑え過ぎの反動と首都圏を中心とする東京五輪を見据えた再開発案件の需要増により、設備投資への意欲が増していくと予想されております。加えて、賃金の上昇であります。実質賃金の上昇までにはまだまだ時間がかかることでしょうが、昨年から久しぶりに始まっております名目賃金の上昇は、ことしも続くのではないでしょうか。大企業だけではなく、人手不足感もあって、中小企業の賃上げ機運も出始めるのではないかと報道もありますし、1990年代の後半から、企業業績がよくなっても、賃金がふえないという厳しい状況は変化を遂げようとしております。また、政府は、2020年度にはプライマリーバランスを黒字化させると言っております。そのためには、消費税の増税は不可欠であり、政府は早急に増税するからこそ、社会保障が安定するという正しい認識を国民に周知しなければならないと考えるものであります。前段申し上げた2015年の日本の経済の予想は、残念ながら当市には当てはまらないと実感いたしておりますが、補正予算の地方創生事業において、首都圏への一極集中の是正も上がっておりますので、期待しつつ、通告に従いまして一般質問を行います。ここであらかじめ申し上げておきますが、3番のふるさと納税は先ほどの小田議員の質問で理解いたしましたので、割愛いたします。また、5番目の市立病院については、鶴岡議員の質問と重複いたしましたので、何らかの場所で質疑させていただきたいというふうに思いますので、割愛いたします。初めに、平成27年度予算の特徴と目玉についてお伺いいたします。昨年の12月に山下市長が3期目の当選を果たし、今後4年間の深川市のかじ取りを担うこととなりました。振り返りますと、山下市長が就任された平成19年は、当市にとって激動の年でありました。そのような中で、山下市長の1期目は、市政への信頼回復と行財政運営の確立にしっかりと取り組み、地方債残高を着実に減少させ、事務事業の見直しに取り組み、当市の財政健全化は着実に図られ、そのような中でも必要な事務事業はしっかりと計上されております。山下市長の2期目においても、1期目から引き続き財政の健全化に取り組み、昨年の最終年には山下市長が就任して初めて緊縮予算から積極的な予算となりました。当市にも明るい未来が開けると感じておりましたが、平成27年度の予算では地方交付税が大幅に減額され、もとの緊縮予算へと戻ってしまいました。当市の財政は、収入全体に占める市税収入は15%に達しないのが現状であります。収入の多くを地方交付税など依存財源に頼っており、今回の大幅な地方交付税の減額は、当市においては大変厳しい状況であります。国の動向に左右されながら予算編成にご苦労いただきました山下市長と関係所管の皆様のご努力に敬意を表するものであります。さて、国の平成27年度予算案では、地方創生が打ち出されております。地方創生の目指す3つのポイントは、若者の就労・結婚・出産、2つ目に首都圏への一極集中の是正、3つ目に地域の特性を尊重する、これがポイントであります。地方の活性化は、地域の中小企業の潜在力を引き出せるかどうかにかかっているものと思うものであります。また、地方自治体においては、地方による地方のための地方版の成長戦略をしっかりと策定し、地方創生事業を上手に活用し、この厳しい状況を乗り越えなければならないと思うものであります。このような観点で質問させていただきます。まずは、新年度予算の特徴についてお伺いいたします。また、地方創生事業を踏まえまして、市の動向、どのような方向性に向かうのか、どのような予想を立てているのかお伺いしたいと思います。次に、毎年お聞きいたしておりますが、新年度予算の目玉としてはどのようなものがあるのかお伺いいたします。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

平成27年度の予算の特徴と今後の方向性などについてのお尋ねにお答えいたします。初めに、新年度予算の特徴などについてであります。新年度の一般会計予算は、前年度予算が168億5,500万円でありましたのに対し、率にして4.2%、額では7億1,200万円ほどの減となります161億4,300万円の予算総額となったものであります。今回の予算編成に当たりましては、歳入におきましては、市税や地方交付税が前年度の予算を大きく下回るという大変厳しい見通しの中ではありましたが、国の平成26年度補正予算の積極的な活用などを図りますとともに、各種補助制度や起債制度を活用しまして、そして基金からの繰り入れも極力抑制しつつ、財源対策にも意を用いた編成作業を行ったというふうに思っているところでございます。また、歳出におきましては、6日の日の市政の方針でも述べさせていただきましたが、人口減少対策、安全・安心なまちづくり、そして産業振興などの重要政策課題の解決に向けた重点的かつ効率的な配分となるような予算編成を行ったと考えているところでございます。そこで、議員からありました地方創生を踏まえての本市の動向、あるいは方向性とその予測といったことについて質問がありましたけれども、平成27年度は、議会の初日に議決いただきました補正予算に計上しましたとおり、国の26年度補正予算の交付金を活用しまして、本市のこれから定めますが、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」、これの早期策定を初め、特に産業振興、就労、観光などの分野について、地方創生の先行した取り組みを進めていきたいと考えております。なおまた、本市におきまして、人口減少に歯どめをかけるといった取り組みは、これまでもそうでありましたように、さまざまな分野の施策を政策横断的に組み合わせてやらなければ、なかなか効果があらわれない難しい課題・問題であると認識いたしております。そのため、本市としましては、将来を見据えた、しっかりした総合戦略、これをきちんと立てて、策定して、それにのっとって平成28年度以降においても、国が新たに創設する予定であります地方創生に関する交付金制度を十分に活用しまして、鋭意諸事業の推進に努めてまいりたい、そのように考えているところでございます。2点目に、新年度の予算の目玉についてのお尋ねがありましたので、お答えいたしますが、平成27年度の目玉となります事業につきましては、予算の概要にも紹介しておりますが、5つ挙げさせていただいております。まず一つは、深川中学校改築事業であります。深川中学校は昭和51年に建設されまして、中に入ると老朽化が著しいことから、新年度より屋内運動場の建てかえ工事に着手し、順次校舎の建築に移っていきたいと考えております。2点目は、生活安心除雪サービス事業についてでありますが、本事業は、高齢などの理由で除雪に大変苦慮されておられる市民の皆さんからの相談や問い合わせに一元的に対応する窓口となります除雪サービスセンターをこの際新設いたしまして、市民の皆さんのさまざまな除雪ニーズに幅広く対応していくというものでありまして、これを通じまして、雪国の宿命である雪の苦しさから少しでも解放できる。雪国の快適な生活づくりの一助となるようにしっかりやっていきたいなと考えて、実施に移す予定の事業であります。3点目は、すこやか妊娠・出産支援事業でありまして、これは市立病院の産科の休診に伴う対応といたしまして、市外の産科医院などへ妊婦健康診査受診のために訪問される際の交通費等を助成しようとするものでありまして、これらによりまして、市立病院の産科が再開されるまでの間の出産・育児環境の整備の一助にしていきたいと考えて予算を計上しているものであります。4点目に、本市の豊かな農畜産物等や、それらを活用した加工品などの特産品につきまして、ユジノサハリンスクでありますとか、台湾などの海外の物産展にこれらを持ちまして参加して、こうした特産品などに対するニーズを調査し、将来の海外販路の開拓を目指すという農畜産物海外販路開拓事業ということで計上し、しっかり取り組ませていただきたいと考えております。最後に、5点目でありますが、平成24年度から本市の企業立地優遇制度の大幅な拡充・見直しを行いまして、道内トップクラスの助成制度をつくったと自負しておりますが、その本格的な適用第1号として、本市に進出してこられました株式会社北都に対して助成を行うための予算を計上したものでありまして、本市といたしましては、このことを内外に広くアピールしまして、さらなる企業誘致につなげていきたいと考えているところでございます。以上が今回の目玉予算と考えているものの説明であります。

出典:深川市議会 平成27年第1回定例会 2015年3月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる