深川市議会 平成27年第1回定例会 2015年3月10日
企業誘致
2015年3月10日、深川市議会の一般質問で、田中裕章議員が「企業誘致」について質問し、経済・地域振興部審 平勉が答弁しました。
- 質問者
- 田中裕章 議員
- 答弁者
- 経済・地域振興部審 平勉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 田中裕章
それでは、次の質問に入りたいと思います。次に、企業誘致についてお伺いいたします。企業誘致については、これまで何度か質問させていただいた経過がございますので、ここでは端的にお聞かせいただきたいというふうに思います。まずは、企業誘致について、現状についてお伺いしたいと思います。当市は、平成24年度から深川市工業等開発促進条例の助成制度を拡充し、道内でもトップクラスの助成限度額であり、最大で2億6,500万円であります。その内容を見ますと、広里工業団地で言えば、工場の設置費の助成として最大1億5,000万円、固定資産税の免税及び減免が7年間、土地取得の助成が最大で5,000万円、新設の場合の移転経費の助成が最大で1,500万円、新設の場合の物流経費を年間最大で500万円、上・下水道の使用料を年間で最大で500万円と非常にすばらしい助成制度であります。ここで何点かお伺いいたします。このすばらしい助成制度についての問い合わせというのは、制度始まって以来、どれくらいあったのか、またその成果はどのようにあらわれているのかお知らせいただきたいと思います。この際ですので、道内トップクラスのこの助成制度をどのように生かし、相手先に周知しているのか、どのような形でトップセールスを行っているのかお伺いいたします。近年のさまざまな新聞報道によりますと、日本の企業が中国での生産を撤退し他国に移るか、生産施設を日本に移転していると報道されております。いわゆるチャイナリスク、カントリーリスクともいいますが、このような状況が生じているのは、中国での人件費の上昇や、中国国内で起きた日本の企業や日本と名のつく料理店や販売店への襲撃などが中国からの撤退の要因とされております。中国からの撤退が加速しているとはいえ、中国のその膨大な労働力と世界一の輸入大国には魅力はあり、加えて契約等で今すぐに撤退すると莫大な違約金が発生するため、撤退を見送っている企業もあるとお聞きいたしております。ここでお伺いいたします。前段申し上げました中国からの日本企業の撤退は、本市にとっても一つのチャンスではないでしょうか。さまざまな課題が生ずることも予想されますが、その取り組み、方向性についてお伺いいたします。
答弁 経済・地域振興部審 平勉
企業誘致について順次お答えいたします。初めに、企業誘致の現状について問い合わせがどの程度あったのかとのお尋ねでございますが、企業等との折衝及び相談等を行った件数につきましては、平成24年度の企業立地優遇制度の見直しから現在までの3年間で延べ239件に及んでおります。この中から本市に立地いただいた企業につきましては、広里工業団地内に4社、同じく工業団地外に1社の合計5社となっているほか、事業拡大により助成制度を活用した市内企業も1社あるところでございます。次に、助成制度をどのように周知しているか、またトップセールスを行っているかについてでございますが、助成制度の周知につきましては、毎年、企業の立地意向調査を行い、北海道に関心があると回答されました事業所等を中心に企業訪問を実施しているほか、新聞広告の掲載や、あるいはダイレクトメールの発送などにより、本市の企業優遇制度のPRに努めてきたところであります。また、トップセールスの状況としましては、東京、関西、札幌の各深川会でのPR及び情報提供の依頼を初め、出張で上京した際などに情報収集を行うとともに、企業立地が具体化した企業様に対しては市長がみずから訪問し、相手方の代表者と協議を行うなど、積極的に企業誘致の推進を図ってきたところでございます。このような取り組みを行っている中、北見市の金属製の屋根工事業、屋上ステンレス防水工事を主業として行っております北都板金工業株式会社から、新聞広告をごらんになっての問い合わせをいただき、その結果、広里工業団地内に長尺トタン屋根外壁材の成型、加工販売及び建築用の板金製品の製造販売等を行う工場をこのたび建設するということで、株式会社北都を設立され、昨年9月3日に市が所有する土地の売買契約を取り交わしたところでございます。土地の面積につきましては3,982平方メートルで、売買価格は1,020万円、敷地内には工場、加工場、事務所を建設する計画となっており、その投資額は設備を含め約3億円で、3月末には完成し、4月から操業を始められる予定と伺っております。市では、この計画に対しまして、深川市工業等開発促進条例に基づく事業所用地取得補助として1,020万円、さらに事業所設置補助として投資額の3億円に対する30%の9,000万円を交付する予定として、合計1億20万円を平成27年度予算に計上しております。次に、今後の課題と方向性についてですが、議員の質問にありました中国から撤退する日本企業を本市に呼び込む取り組みにつきましては、東南アジア諸国との賃金等の違いや北海道の厳しい気象条件、あるいは他の自治体との競争などもあって、大変難しい状況にあるものというふうに思っておりますが、例えば農畜産物を取り扱う企業に対して、本市の農畜産物を安定的に供給し活用していただけるようにすることを条件とした企業誘致といったことができないものか検討したいと考えております。また、前段申し上げました株式会社北都の例でも示されているとおり、本市は北海道の中では札幌市、旭川市などの商圏のほぼ中央にあるという位置的な優位性を持っておりますので、この特色を生かして道北や道東で事業を展開している事業所などにPRしていきたいと考えております。企業誘致につきましては、現在お問い合わせいただいている企業もございますので、今後も引き続きPR活動などに取り組み、雇用の創出や地域活性化につながりますよう努めてまいります。