みんなの議会

深川市議会 平成26年第1回定例会 2014年3月5日

鳥獣害対策

2014年3月5日、深川市議会の一般質問で、辻本智議員が「鳥獣害対策」について質問し、経済・地域振興部長 藤田正男が答弁しました。

質問者
辻本智 議員
答弁者
経済・地域振興部長 藤田正男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 辻本智

次に移ります。鳥獣害対策についてお聞きいたします。まず初めに、本年度の有害駆除の実績についてお聞きいたします。先日の新聞報道によりますと、2012年度、管内では鹿による農作物への被害が3年ぶりに2億円を下回ったとのことであります。あわせて、空知管内を含む北海道西部のエゾシカ推定生息数が減少に転じたとも報道されていました。実は私も猟銃を持ち、市長から有害駆除員の委嘱を受けているわけですが、いつまでたっても技術が伴わず、鹿の捕獲頭数では毎回先輩に大差で水をあけられていて、大変悔しい思いをしております。しかしながら、地域の中で鹿の農作物被害が減り、収穫の出来秋を迎えられることは、農業者としてうれしい限りであります。本年度から国の緊急対策があり、報償金の額も上がりましたし、駆除期間も延びました。そのことが駆除数に影響しているのか、駆除数とあわせて、そうした点についても見解をお聞かせください。2点目に、狩猟免許の更新についてお聞きいたします。一昨年の定例会で、平成25年度は狩猟免許更新の年に当たり、該当する方々への周知と必要な対策を求めました。深川市鳥獣被害対策協議会では、平成22年から、わな免許の取得を推奨して、免許取得者にはくくりわなの購入あっせんをしております。実感として、狩猟免許を取得した全員の方がくくりわなでの有害駆除に取り組んでいるわけではないと感じていたので、免許の更新状況を心配しておりました。昨年、免許の更新期限を迎えた対象者数と実際に更新の手続をされた方の実数をお示しください。また、本年も更新を迎える方がおられると思いますので、その対応もお聞かせ願います。3点目に、今回の更新で免許資格を失効された方が所有するくくりわなの扱いについてです。知り合いの何人かは、農協、いわゆる対策協議会に返却したと聞きますが、その実態についてはどのように把握しておられるのか。言うまでもなく、無許可でわなを仕掛けることは法令違反になりますし、購入においては協議会からの貸与となっていると思います。万が一、今後において事故等が起きれば、協議会の管理責任ということにもなりかねません。それ以上に、農業被害が減ったとはいえ一時的でありますし、鹿の生息数はまだ適正化までは至っていないわけですから、今後とも、電気牧柵とあわせた形の中での有効な活用が必要になってくると考えます。所管としての考えをお聞かせください。

答弁 経済・地域振興部長 藤田正男(経済・地域振興部長は2015年3月まで)

鳥獣害対策につきましてお答え申し上げます。初めに、1点目の本年度の有害駆除実績についてであります。本年度の駆除実績につきましては、まだ最終的な実績が確定しておりませんが、参考に3年間のエゾシカの駆除頭数の推移で申し上げますと、銃による駆除頭数は、平成23年度は200頭、24年度は156頭、25年度は1月末現在で207頭となっており、くくりわなによる駆除頭数は、23年度は24頭、24年度は8頭、25年度は1月末現在で12頭となっております。また、国の制度として、本年度から平成27年度までの3年間、鳥獣被害防止緊急捕獲等対策事業が実施されましたことを受けて、市の駆除期間を拡大し通年としたことによりまして、本事業の報償金の対象期間も通年となったため、本年度の駆除実績はさらに数十頭ふえるものと、そのように見込んでいるところであります。次に、2点目のわな狩猟免許の更新の実績と今後の見通しについてであります。まず、本年度のわな狩猟免許所持者の免許の更新実績でございますが、免許所持者49人中28人の更新となっておりまして、鳥獣害防止対策協議会から免許の更新時期に合わせて更新の手続などの通知を行っておりますが、一方で、電牧柵の整備が進み、被害が減少したことや、駆除がなかなか進まないことなどから、更新を行わなかった方々もおられた状況でございます。次に、来年度更新時期を迎える方の対応についてでございますが、わな狩猟免許所持者18人の方が更新時期を迎えられることになっておりますので、鳥獣害防止対策協議会とも十分連携し、有害鳥獣駆除の必要性に対する理解をいただきまして、より多くの方に狩猟免許の更新を行っていただけるよう周知に努めてまいりたいと考えております。次に、3点目のくくりわなの有効活用についてであります。くくりわなにつきましては、国・道費を活用し、平成22年度は123基、23年度は50基、合計173基を鳥獣害防止対策協議会が導入・所有し、狩猟免許取得者に貸与され、使用されている状況にあります。ご質問の狩猟免許を更新しなかった方が使用していたくくりわなの取り扱いにつきましては、鳥獣害防止対策協議会に参加している各地域の代表者などを通して、くくりわなを有効に活用するための取り組みなどについて、各地域のくくりわなを所持している方々にもお知らせしておりますが、なお返却されていない状況もありますことから、鳥獣害防止対策協議会が主体となり早急に回収することや、有効に使用されるための方法などについて検討し、対処してまいる考えでございます。また、くくりわなの導入後、駆除がなかなか進まないことなどから、その設置に係る課題等を調査し、有効に活用するための方策などについて検討するため、鳥獣害防止対策協議会によりまして、くくりわな設置者の取り組み状況などについてアンケート調査を実施したところでありますが、今後は、この結果などに基づきまして、当面、くくりわなの使用を予定しない方や、鳥獣害防止対策協議会が管理しているものを意欲のあるわな狩猟免許取得者に改めて貸し付けることや、技術向上のための講習会の開催及び啓発活動などに取り組み、電牧柵の設置状況等も踏まえつつ、くくりわながより一層設置されるよう、鳥獣害防止対策協議会とも十分連携し、その有効利用を図ってまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成26年第1回定例会 2014年3月5日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる