美瑛町議会 令和7年第7回定例会 2025年12月11日
(1)人材育成について/(2)オーバーツーリズム対策として農業者に対する補償を行う考えは/(3)鳥獣害対策について
2025年12月11日、美瑛町議会の一般質問で、山本賢一議員が「人材育成について」「オーバーツーリズム対策として農業者に対する補償を行う考えは」「鳥獣害対策について」について質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 山本賢一 議員
- 答弁者
- 町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 12番 山本賢一
番号12番、山本賢一。質問方式、時間制限方式。質問事項1、人材育成について。質問の要旨。人材育成は、地域社会の未来を担う人材を育てる重要な取り組みです。特に、人口減少や高齢化が進む地方においては、地域全体で、特に若い世代の人材育成に取組むことは、将来に渡っての町づくりを担う人材の確保や地域を牽引するリーダーを育成することに繋がり、必要不可欠な事業と思われます。そこで、次の3点について伺います。(1)活力と魅力に満ちた町づくりの推進を目的とし実施されている、美瑛町人づくり育成事業の実施状況について。(2)町の地域産業を今後、牽引していく若い世代が、現在の枠を超えた新しい視点と競争力を身につけるために国内外の視察や研修などが必要と思われますがこれらの支援の考えは。(3)現在、活動している青年組織などに対する支援の現状や新たに活動を考えている組織や団体に対しての相談窓口や支援体制の考えは。質問相手は町長でございます。質問事項2、オーバーツーリズム対策として農業者に対する補償を行う考えは。本町の景観は、なだらかな波状丘陵地帯で、開拓以来、農業の営みや町民生活によって作り出された独自の農村景観が世界的に見ても他に類を見ない独特の美しい景観により、多くの観光客の来訪に繋がっています。本町に訪れる観光入込数は、コロナ禍以降、インバウンドを中心に順調に推移しており、年間を通じて多くの来町は、観光産業にとっても喜ばしいことですが、その反面、オーバーツーリズムの問題は深刻で、特に観光スポット周辺での迷惑行為は、住民生活や農畜産物生産現場において危機的な状況を招いています。これらの解消のため、あらゆる対策を行っていますが根本的な解決には至っておらず地域住民や農業者の心理的負担や作業等への遅延などが起こっております。これらの状況を踏まえて、観光客対策を重点的に行うとともに観光スポット周辺の農業者や地域等への補償等を行い、観光に対して理解を得られるように努力する必要性があると思われます。また、本町の農業の営みは、世界的に見ても類をみない唯一無二の農業景観に繋がっていることを踏まえて、農業者全体に再生産に向けての助成が必要と思われますが、町長の考えを伺います。質問の相手は町長でございます。質問事項3、鳥獣害対策について。鳥獣による被害は、中山間地域等を中心に生息分布の拡大が全国的に深刻化しております。特にクマの被害は各地で発生しており、住宅地や、商業施設等への出没のほか、人の命が奪われるといった痛ましい事故も発生しています。本町においては、人的被害はないものの、目撃情報は多数あり、4月から8月までの捕獲頭数は24頭と過去最多となっています。また、シカの被害地域も年々拡大しており、集落や市街地周辺地域での出没も増加している状況で、その他にも、アライグマやウサギ等の被害も深刻です。今後、町民の生命財産を守るためにも鳥獣対策の強化が必要と思われますが、以下の2点について伺います。(1)現在の電気牧柵の助成のみならず鳥獣対策機器全般に助成を行う考えは。(2)鳥獣の侵入を防ぐため、山林などの山際に沿ってフェンス等を設置する考えは。質問相手は町長でございます。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 角和浩幸
12番、山本議員さんからの3項目のご質問に対して答弁を申し上げます。質問事項1、人材育成についてお答えをいたします。今も、そして将来にわたり本町が活力と魅力に満ちた町であり続けるためには、何をおいてもその時々の人の力にかかっております。このため、人材の育成は重要な課題であると認識しており、青少年期からの各種研修費用の助成や少年団の育成・活動支援等を行うとともに、地域人材育成研修交流センターを活用した交流・研修機会の提供を通じて、地域リーダーの育成に努めているところです。1点目につきましては、北海道外での様々な社会体験を通し、将来に向けた意識の高揚を図るとともに、地域の文化や歴史等を学ぶ機会として、小中学生を対象とした少年少女道外研修事業を毎年度実施しております。令和7年度の実績につきましては、参加者22人で、シカ児島県及び宮崎県内の文化施設やジオパークを研修地とした3泊4日の日程で実施し、事後研修として町民の方々に向けて研修内容を発表する機会を設けるなど、研修のまとめも行っているところです。また、近年の実績はありませんが、世代を問わず広い視野と知識、技術を身に付けるための研修費用や講演会の開催費用の助成も行っております。2点目につきましては、多種多様な分野において公益に資する知識や技術を身に付ける視察研修等に係る費用の助成を今後も行ってまいりますが、その際には、既存事業の前例踏襲に陥ることのないよう、より効果的で時代に即した視察研修の在り方を探ってまいります。3点目につきましては、現状、町内の青年団体で構成する青年組織への運営費の助成を行うとともに、当該組織の事務局業務を所管課が担っているほか、新たな組織づくりなどに対する相談にも応じており、引き続き人材育成に向けた支援体制の充実に取り組んでまいります。質問事項2、オーバーツーリズム対策として農業者に対する補償を行う考えはについて答弁を申し上げます。本町の景観は、開拓以来の町民の生活と農業の営みによって形成されてきた世界的にも他に類を見ない独自の農村景観であり、本町の最も大きな魅力であります。この農村景観を目的として、多くの観光客にお越しいただき、観光による経済効果が地域の産業や雇用を支えていることは、町としても強く認識しているところであります。一方で、観光客の増加に伴い、私有地である農地への立入り、路上駐車や交通渋滞など、いわゆるオーバーツーリズムによる迷惑行為が発生し、住民生活や農業生産の現場に大きな負担となっていることも、重く受け止めております。オーバーツーリズム対策として、観光スポット周辺の農業者や地域への補償を行うことにつきましては、観光に伴う迷惑行為や心理的負担、農作業の遅延といった影響の発生原因が多様であることに加え、被害の範囲や程度の把握が難しく、個々のケースごとに公平・公正な線引きを行うことが極めて困難であります。このため、直ちに個別の補償の対象として位置づけることは、現時点では難しいものと考えております。しかしながら、観光の影響を受けている地域や農業者の皆さまの心理的負担や作業の遅延等を軽減していくことは、持続可能な観光を進めていく上で極めて重要であります。町といたしましては、生活道路や農道の安全対策、駐車スペースの確保や混雑状況可視化システムの導入など、迷惑行為の抑止につながる整備を、対象地区と協議しながら重点的に進めていくことを検討してまいります。また、本年6月の第4回定例会においてお認めいただいた宿泊税、駐車場利用税に係る2条例では、両税ともに法定外普通税として規定しております。条例施行に向けて宿泊事業者や総務省と協議を進めてまいりますが、観光を財源として農業振興の取組につなげることが可能となることから、観光から農業への還元という観点を明確に意識した施策の検討を進めてまいりたいと考えております。質問項目3点目の鳥獣害対策についてお答えをいたします。鳥獣による被害は全国的に深刻化しており、本町におきましても、11月末日時点のヒグマの目撃等の情報は37件、駆除頭数は過去最多の35頭となっており、人身被害こそないものの、生息頭数の増加を実感しているところです。1点目につきましては、本町では農作物被害の未然防止を目的として、電気牧柵の設置費用の一部助成を行っているところでありますが、近年は多様な鳥獣対策機器が開発されており、こうした機器の導入支援の必要性につきましても検討しております。機器ごとの効果は、対象獣種や設置条件により大きく異なることから、導入実績や効果検証、国や北海道の補助制度、他市町村の事例、生産者の御意見等を踏まえた上で、効果が確認された機器につきましては、助成対象とすることについて更なる検討を進めてまいります。2点目につきましては、一定の侵入防止効果が期待できる一方で、農地と集落が入り組んだ本町の広大な山林全域に対し、一律に設置するとなりますと、事業費や維持管理の面から、現実的には難しいと考えております。以上でございます。
質問 12番 山本賢一
12番、山本です。まず人づくりの人材育成のところから質問していきたいと思います。やはり今答弁頂きましたけれど、やはり人づくりはまちづくりにつながっていく、またまちづくりはですね、行うことは、まちづくりの最大の大事なところは人づくりからだという風なことは、これ誰しもが分かってることだと思います。今回答弁頂きましたけれども、私もこのとおりだと思いますし、このような状況でしっかりとですね進めていただきたいなという風に思いますけれども、その中で何点かだけ質問してまいりたいと思います。今回答弁頂きましたけれども、小中学生の方々に対してですね道外の視察ですとか、体験事業というようなことを行っているということで、これについてはですね答弁中の前例踏襲ということが出てきましたけれども、これずっとこれは続けていただきたいなという風に思います。やはり子どもたちが、今後ともですね美瑛町の大事な財産であり、またこれから、ほとんどの子どもたちはですね就職や進学で今、町から離れていく方々が多いんですけれども、ただ将来に渡っていけばですね、関係人口ですとか、いわゆるふるさと納税ですとかいろんな形で、美瑛町に貢献していただくという機会が出てくると思いますし、そういうことを期待しながらですね、私は今後ともこれを進めていただきたいなと思います。なかなかはっきりした効果っていうのは分かりにくいかもしれませんけれども、しっかりと進めていく、これは必要があるかと思います。町長いかがでしょうか。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
全く同感でございまして少年少女道外研修事業につきましてはこれからも、しっかりと続けさせていただきたいと考えております。小中学生が道外のこの美瑛町と違う環境に置かれてその場で何を学んでくるかということは、子どもたちのこれからの成長に大きく、いい影響を与えてくれると思っております。教育関係全般に言えることですけども、すぐに効果があらわれない分からないというところはご指摘どおりでございますけれども、これは必ずや、この美瑛で生まれ育った子どもたちの財産になると思っております。先ほど前例踏襲ではなくと申しましたのは、この事業を前例踏襲という意味ではなくて、行き先が同じところを毎年繰り返すというようなことではなくて、やはりその時々時代時代に合った研修内容を前例踏襲ではなく、見直していこうという考えのもとで発言させていただいたところでございます。議員からも応援頂きましたとおり、少年少女を道外研修事業これからもしっかりと執行を努めてまいりたいと考えております。(「はい」の声)
質問 12番 山本賢一
12番で、山本です。小中学生、子どもたちの部分はいいんですけども、ただもう一つ、人材育成ということになります。全体的な部分があります。これは年齢は関係ないと私なんか思ってるんですけども、ただですね、やはり今いる若い世代の方々、特に20代の方々の人材育成ってどうなってるのかなというところが非常に心配な部分があります。といいますのは、今まででしたら、例えば農業関係であれば海外研修なんかに行っていたりとかっていうこと事業を行ったりしたんですけども、最近ではないと。コロナ禍前までは、例えば農業農協がですねタスマニアのほうに人材派遣なんかをしてですね、そういう形でのこういう研修ですとかそういうのを行ってたんですけれども、コロナ禍にそれもなくなってしまったということで、実際のところですねなかなかこう、海外に行ったりですとか道外も含めてですけども、研修ですとか視察するという場面がどんどん少なくなってきてるということを考えますと非常に残念だなという風に思います。なるべくならですね、こういうところにいろんな形でですねいろんな業種の方いますけれども、自分の今ある状況ですとか家業も含めてですね、その部分をもうちょっとですね深掘りした形で研修を受けて自分の将来に向けての事業展開の一つになるような、そんなようなことに、の部分で勉強してくるということも必要なんじゃないかと思うんですけども、今後やっぱりこういうことですね過去にもこれ行ってたんですけど今行われなくなったということなんですけれども、今後やはりこういう部分を進めていくことを、必要でないかと思うんですけども、町長どういうお考えでしょうか。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
私もこの点も同感でございまして少年少女のみならず若い世代、20代の世代の人たちが、広く海外で経験を積んでくるということは、これからの美瑛町にとって非常に大きな財産を持ち帰ってもらうことになると思っております。海外への派遣について、様々な制度があろうかなとも思っておりますけども、それをうまく活用しつつ、また、今般国際交流の推進の協議会も町内設置をいたしたところでございますので、そのような場を通じてでも、新たな仕組みの中から、海外で学んでいきたいんだという有能な、また意欲ある、青年層大の活動をご支援させていただきたいと考えております。(「はい」の声)
質問 12番 山本賢一
12番、山本です。今、答弁頂きましたけども人材交流、これも非常に重要でして、先ほど来ありますけど、台湾ですとか、モンゴル国なんかも最近こういう形で交流進めていったこともありますんで、やはりこういう部分場面でもですね若い方々のこの人材交流、こういうのが必要かなと思います。やっていただいて、進めていくことも大事かなと思っております。やはり今、円安の影響というのも大きいかと思いますね。なかなか道外ですか、海外ですか、のほうに研修に行くなんてことはなかなか難しくなっていたり、今ネットインターネットなんか発達してますので、別に直接行かなくても、ある程度情報はとれるよっていう話はあるんですけれども、ただですねやはり思うところで言いますと、やはりその現場に行って現地に行ってですね、やはりどういうような雰囲気ですとか、風が吹いてるのかどういう天候なのか、農業関係であればやっぱり土質はどうなのかとか栽培状況どうなのか、こういうのをやっぱり勉強してくるってことなかなかする場面がないというのがですねこれ。将来に向けて本当に新たな発展ですが新たな取り組みに向けてということができなくなるんじゃないかなと思って非常に心配してるとこなんですね。やはり私自身もそういうのを経験していますので、何とかですねこういう、若い世代特にですねそういう方々にこういう経験を持ってですね、次の20年後30年後に向けてですね自分たちの取り組む、進むべき道なり何なり、方向性なりを見いだしていただければなという風に思ってます。やはりそういうようなやはりチャンスをですねしっかりと設けるということも重要だと思うんですね。そういうようなことも、今後やっぱり進めていく必要あるんではないかと思うんすが改めてまたそういうのを伺いたいと思います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
ネット環境が広がり様々に情報が集まりやすい時代になっておりますけれども、やはりその現場、現地に身を置くということは格別な意味があると思っております。私ももう還暦前のおやじですけれども、この年でも、海外はじめて行った海外に身を置いてたところやはりもう大きな刺激を受けますし、視野が広がり、またこれ美瑛町内でどう生かせるかなというような頭の体操、発想が豊かになるというようなことは身をもって経験しております。でありますので、それが若い世代であれば、もう効果というのはなおさら絶大でありまして、その土地の空気感、また、モンゴル国というお話出ましたけども、モンゴル国では先般では、どちらかというと林業のほうの部分が強い側面もございます。その中の協力関係をという話もありますけれども、農業も盛んな土地でございまして、かの地と美瑛町との間の、どういう風にうまく組合せていけば、双方が発展するのかという、様々な刺激を与えられるかなと思います。それはモンゴル国にのみならず、どこの国でも同じでございます。海外に行くということにつきまして、そしてその経験体験がその後の方の人生、そしてその方が今こうして生活していただいている美瑛町にとって大きな刺激効果となるということは間違いないことであると確信をしておりますので、意欲ある方の取組を御支援するということを、先ほど申しましたけどものみならずチャンスを設けるという御指摘でございます。促していくような、シェアをもっと広く持って頑張ってこいよと、背中を押すような、そのようなチャンスを設けるという視点からも取組を進めてまいりたいと考えております。(「はい」の声)
質問 12番 山本賢一
12番、山本です。それとですね、もう1点、組織活動の関係なんですけれども、組織活動これ、今若い世代の方々がどんどん減っていて、各組織、本当に組織運営するだけでも大変なような状況になってるというのをよく聞くんですね。今、町のほうでも支援を行ってるという話が出てるんですけれども、例えば親組織があって、青年組織があるところはいいんですけれども、そうでないような組織もあったりしますんで、あと少人数でいろいろ活動している部分もあったりします。農業関係だけでも2団体か3団体ぐらいかな、そういうな形で大きなものから小さなものまであるという風にあります。特に農業関係の部分でいきますと、例えば4Hクラブっていうのは、町長ご存じかと思いますけれども、これ農水省が管轄している、青年クラブですけども、この部分で活動してる美瑛町の組織もあります。ただここにはですね一切町からの支援は入っていないということになりますが、過去にはこれプロジェクト発表ですとか研究発表するときにですね、確か全国大会のときに旅費等の支援はあったのかと思いますけれども、通常の年間の部分ではないということがあります。ただですね非常に有能な若い20代の若い後継者の方々集まっていてですねその中で、自分たちで研究課題を設け、見いだしてそして年間を通じてですね、研究そしてデータを集めて、そして発表していくと。これは上川大会、全道大会、全国大会まであるそういう組織で、最終的な対象取れば農水大臣から表彰を受けるなどそんなような組織ですけども、例えばこういうような活動を一生懸命やってる方々がいるということはいるんですけども、そういうとこのところに支援がないということですね、ほかにもこういう部分もあるかと思います。ちょうどこういうようなところの支援の体制ってのはどういう風に行っていったほうがいいのかとかどういう風に考えてるのか伺いたいと思います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
大事な視点であると受け止めております。先ほど答弁申しました青年会議でございますけれども、青年会議に対して支援をさせていただき、そこに所属している団体に対しては、間接的に御支援をさせていただいているという形が現状でございます。で、そのほかの青年が集まっている団体につきましては、ご指摘のとおり、現状、その組織そのものに対して何か支援ということは行っておりません。一つ、考えるこの青年会議に入っていただき間接的にそっからの御支援をさせていただくということが考えられるかなと思いますのと、あと様々な地域活動、地域貢献活動で道外ですとか全国に行くということに対しての御支援の支援体制というものは、なかなか今ありそうでないところでございます。青年たち、若い層たちの様々な自主的な活動を御支援するような仕組みづくりにつきまして、検討させていただきたいと思います。部活動の全道大会、全国大会の出場に対する支援策等などはございます。それに類する形で極めて顕著な成果を上げている団体を町として応援していくというような観点が持てるかなとも思いますので、そのような観点の検討を進めさせていただきたいと思います。(「はい」の声)
質問 12番 山本賢一
12番、山本です。今答弁そういう風な形になるかなと思ってたんですけども。今後ですねやはり例えば若い世代の人たちが何か集まって取り組みをしようとかイベントを行おうと思ったときにはしっかりとした形でその窓口ですね、応援する窓口ですがそのお話を聞くだとか、支援するような窓口としっかりつくっていただくといいますか、門戸を広げてほしいなと思います。何かどうしても役所というのは、敷居が高いような感じがしてしまうようなところもあると思います。特に若い世代の方々はそうじゃないかなと思いますんで、何とかそれについては、対応していただきたいなと思います。今はもう当たり前といいますか、大きな組織といいますか、なってますけども、例えば白金太鼓にしろ、火祭りにしろ、これもともと若い世代の方々の有志の方々が始めたお祭りだったり事業だったりするわけですね。それがもう今50年とか40年とかたとうとしてるわけです。やはりそういうようなとこの取組から今美瑛町にも、大事なこの事業につながっているものがありますので、ぜひともそういうような形のものを見いだしていただくためにも、しっかりとした形の町も、町は町としての対応ですね行っていただきたいと思います。それについていかがでしょうか。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
もちろんでございます。支援策について検討させてくださいと先ほど申し上げました。これを検討させていただきます。それで、その前段階で今御指摘頂きました、相談に乗ってくれよというところで役場が敷居が高いと思われても、まだまだ行き届かない面があるなと思っております。誰でも学校も、来やすく、相談に来ていただけるような雰囲気をつくらなければいけないなと思っております。青年団体の相談窓口は先ほど答弁申し上げましたけれども、青年会議所設立、そこの事務局というような経緯からしたら文スポが担当しておりますけれども、その他ご相談中身によって農業分野であるとか、イベントであれば商工観光交流課になるとか、ただ、分かれてくるかなとも思います。その都度都度、一番適切な所管をしている身近なところの課で相談に応じさせていただきたいと思いますので、どうぞ、引き続き活動している皆さま方は、もうもっと気楽に役場にお越し頂ければと思います。そのような活動がさらに大きく広がることによりましてまちづくりにもっと寄与していただけることにつながると思っておりますので、町民の皆さまの自主的な活動というものをこれからも、ご支援をさせていただきたいと考えております。(「はい」の声)
質問 12番 山本賢一
12番、山本です。質問変えます。次のオーバーツーリズムの対策の部分でなんですけれども、今回この部分ですけれども、今現在もそうですけども12月に入ってからですけどもね。また観光客の方、非常に多くなってきてるということでございます。雪が積もってからなんですけども、市街地なんかも見てもですね駅前なんかにも人がたくさん訪れていて、観光バスもたくさん停まっていると。駅前の信号を通過しようと思ってもですね、2回、3回ぐらい待たないと通れないようなときもあるというぐらい、もう人がたくさん訪れてるということで、非常にこれ喜ばしいことだとは思います。ただ、ただですね、クリスマスツリーの今の状況、非常にこれ本当にもうすごい勢いで、混雑してると。昨日ですかね、たまたまユーチューブの動画なんかで情報配信してる方いるんですけども、バスで行ってですねその状況動画がずっとシャトルバスですかも使っていた動画を流している方いたんですけども、その状況を見てもすごいですね。もう片側ずっと道路に車が止まっているとか、バスが引き出し来ていても、道路に人があふれ返っている状況で、本当にこれもこの部分でいくと本当に住民の方ですがね今農家の方は仕事はしてませんけれども、住民の方はもうまずあそこは通れない状況なのかなという風に思います。そのような中でですねこの観光スポットの周辺の方々ですとか農家の方々にしてみたらですね、常時こういうような状況が続いているということで、農家の方からいろいろお話聞いた中ではですね、やっぱり農地に入られたり、通れなかったりということは常日頃からずっと続くと。この状況を例えば農地に入って注意したとしてもまた違う人がまた来て入るような形ですから、幾ら言ってもですねそれはもう切りがないわけですね。ですからそうなってくるともう諦めるしかないということになってくるということになる。諦めるというかもう我慢するしかないっていう風におっしゃってましたね。我慢する方や農業者が我慢してそういうのを受け入れるような状況になっている中で、片やこの観光というとこが成り立ってるわけですね。この状況でいいのかって話なんですよ。農家の人たちが我慢しながらいろんな形で精神的に苦痛だとかいろんな仕事が遅れたりしてる中で、観光が盛り上がって、そして町は潤ってたり税収が増えたりしてる。こういうような状況になってるのに、この農家の人たちはいつになったらこれ報われるのか。と明と暗じゃないですけども、それから本当にこう陰と光と影じゃないですけど、そんなような形になってると、これいつになったら解消されるんだということなんですね。今いろんな対策を打たれてます。打たれてますが、根本的に、解決はしてないということを考えたときに、この部分をどうやって埋めるかっていうとですね。これ行政がやらなくちゃいけないことだと思うんですね。その役割は行政が行っていただくのが一番いいと思うんですけども、ちょっとそれについていかがですか。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
ご指摘頂いた課題につきましては重ねての答弁、私も大変重く受け止めているところでございます。生産者の皆さん、農家の皆さまがその農家の営みとして行っている行為、仕事の結果が、これがすばらしい景観をつくり、そこに多くの人が訪れてくることになって、それが観光につながっている。農家の営みがなければこの美瑛町の観光の形というものはないわけでございまして、農家の方あってこその観光、そして、基幹産業何だ、農業だというときの基幹産業と農業が基幹産業であるというと言われも、そのご指摘頂いた部分にあると思っております。そして農業者の方と観光業の方の間の中で、軋轢があるということは、これまでも指摘をされておりますし、私も歯止めを持って分かっているところでございます。どうすれば、お互い歩み寄るようになっていくのかということを、役場行政の役割として、これからも考えて果たしてまいりたいと思っております。一つ一つの対症療法的にオーバーツーリズムの課題解消解決について、取り組んできておりますけれども、農家が我慢をしている、その反面で観光が成り立っているというご指摘、大変重いものであると、こういう風に受け止めているところでございます。これまで農家の方々から、農家に対して直接の、先ほど御質問ございましたけれども、補償的なものの支援策ないのかということは御指摘も頂いてきたところでございます。一方で個別の農家ではなくてもいいんだと、農道等とか、農業しやすい環境の整備のほうに、町が観光からの税収があるならそこに活用させてもらえれば、観光から農業に対しての有機的なつながりが生まれるということを御指摘頂ける農家の方もいらっしゃいます。いろいろな形で観光を農から農業に還元していく、その形をつくってまいりたいと考えております。そのうちの一つが、先ほども答弁申し上げましたけれども、宿泊税、駐車場利用税につきましては、法定外普通税でございますので、ここから頂いた税を農業の振興のために充てるということは理論理屈的に可能な制度設計となってございます。このことを行うことによりまして、これまで長い間、課題とされている観光と農業の対立を少しでも和らげる、そういう一助になればいいなという風に私は考えているところでございます。(「はい」の声)
質問 12番 山本賢一
12番、山本です。今町長の答弁の中で、周辺の整備ですとかそういうところで対応したいという話が出ましたけれども、これだけこのような状況になってますから地域の方々が直接支援できないんであれば、そこ法的な支援という形で、例えば道路整備にしろ、それから優先的にいろいろ町から要望出てきて、きてると思いますから、それについてはね集中的に対応していただければなという風に思います。もう私も思いますけど、こういうことに関してはやっぱり、今答弁の中で難しいって話出ましたけど、私も確かにねこういう風な質問してますけども、難しいなという風なことは感じております。ただですね、だからといって、このままの状況を続けるわけにいかないわけですから、しっかりとした形で、地元の方々や、周辺のやっぱり農家の方々のやっぱり意向を汲み取ってですねしっかりとした形で進めていくというような対応をするということが必要かと思います。やはりこの答弁の中にありましたけれども、ありますけれども今カメラの可視化システムですとか、こういう導入というのも重要です。こういうのをやっぱりしっかりとした形で設置してですねガイダンスで案内を流すなりということができるということで、ある程度この効果が出てるということも聞いておりますので、ぜひともそれについての導入を進めていただきたい。やはり景観と、こういうものっていうのはなかなかこう、難しい部分もあるかと思いますけれども、実態としてですねそこに住んでいる作業している農業者の人だから見ればですね、何とかしてくれというのは本当に心の叫びのような形で、もう毎年なってるわけですから、ぜひともそれについてもですね、しっかりと進めていただきたい。またいろんな対応してくれてますけども、やはり、さらにですね、新たに何かこう、アイデアがあればですね進めていただいてなるべくこの農作業ですとか生活に影響ないような形をなるように進めていただきたいと思いますけど、いかがでしょうか。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
先ほどお話出ました台湾池上郷でございますけれどもこちらも、水田の中の1本の木が有名になりここに多くの観光客が訪れることによって、オーバーツーリズム的な現状になってしまったという町でございます。郷長さん、町長さんとお話ししてると景観を守らなければいけないと。で、農家を守らなければいけないということで、有名な昨日周辺の農家水田でございますけど水田農家に対する支援策を講じていると。まず、景観のためにも、水田を続けてくださいというためだということと遊歩道的なものを設けて渋滞の緩和に努めていると。大変、本当に参考になる取組を進めておりまして、私たちも学ばさせていただきたいと思っております。個別の農家さんへの補償というのは、なかなか本当に制度的につくれるかどうか難しいところでございますけれども、個別農家さん含む、影響を受けている、あるいは被害を受けている、地域の生産者の皆さま皆さまに有効な支援策というものを設計できないかということを考えてまいりたいと思います。一方で、様々な課題解決の取組を進めていくのはもちろんでございます。クリスマスツリーの木に関しましては、道警さんと密に連携をとっておりまして、今年、今月末から一定区間を歩行者専用道路にしてくれると。これは道警でないとできない規制でございます。そのような取り組みも協力を頂きながら、さらにシャトルバスなどを出すことによりまして、分散化を図ってまいりたいと思っております。可視化システムのカメラについてでございます。こちらは既に設置したところで効果が上がっていることはご報告をさせていただいているところでございます。さらに台数を増やしてまいりたいと考えており、この可視化システムにより、一つでも多くオーバーツーリズム的な課題、現象が減っていくことをこれからも目指して頑張ってまいります。その中で、景観との調和という部分がございます。一定程度、景観、一定程度といいますか、美瑛町にとりまして景観大事でございますので、景観と、この抑止効果のある監視カメラが両立する形。どういう形が両立するのか、そして効果を上げるのかというような観点を持ちながら、しかし可視化システムをさらに増やしていくという方向は間違いなく進めてまいりたいと考えております。(「はい」の声)
質問 12番 山本賢一
時間ないんで、もう1点だけですけども、農業者の農業生産とは観光スポットだけがよく言われるんですけど、実は農業の畑作ですとか農業全体ですね、が行う農業者が農産物の生産を行うことによって今農業景観というのは出来上がってるわけでして、例えば今、展望台たくさんありますね。北西の丘ですとか、新栄の丘、三愛の丘、千代田の丘、展望台あります。これ高台にある、なぜあるかというと、この上がることによって、丘の形がつながってるのがよく見えてきれいなんですよね。このきれいに見える丘を維持している誰なんだというと農家の人たちなんですね。この農家の人たちの苦労によってこの景観が出来上がってるわけですから、私はこの農家の人たちに対してやっぱり持続可能な農業を行うという形も含めて、経過も含めてですけどもやっぱり10アール当たり、例えば1万円の補助をするとかっていうぐらいのことをしてもいいぐらいだと思ってんですね。ほかの地域がないものできてるわけですから。これつくったの農家ですから、農家の人いなければできないと。例えば農畜産物の分を除いてですね、景観だけの、例えば緑肥の作物ですね、ひまわりですとか菜種ですとか。それだけ、含めていろいろありますけどもそれだけやろうと思っても例えば、反10アール当たり1万円でできることはできないんですね、種子代肥料代、燃料代人件費含めたできないと。だけども、この農産物の生産によってこの経過が生まれてるということになればですね、その価値ってのはこれかなり高いわけです。平場の平らなとこでやるのと、作物を栽培すると全然違うということを考えたときに、この価値ってのは高いと思うんですけども、町長こういうような形の支援はできないかどうか伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
私もそのような観点から何かできないかなというのはこれまでも考えてきているところでございます。緑肥に対する助成ございます。緑肥助成の位置づけは、土づくりという観点でございますけれども、ある意味、緑肥という名目で、生産者に対する一定の支援をここでできてるのかなという風に理解してる部分もございます。ただ、それ以上に、一律にこの景観をつくっている生産者に対してということも、心中は僕はやぶさかではないと思っているところでございます。そこで、問題になってきますのは、やはり財源のところでございまして、できることでありましたら、私はただ、どこからか集めてきた。あるいは一般財源からこれを支給するのではなくて、観光と結びつけた形で、何か、観光と農業をうまく結びつける。そういう形の支援策を講じることはできないのかなという風に考えているところでございます。先ほども申しました、農業をすいません。観光を農業に還元するそのような観点を持ってどのような農業全体への支援策は講じることができるかということをさらに検討を深めさせていただきたいと思います。(「はい」の声)
質問 12番 山本賢一
12番、山本です。最後に鳥獣対策の部分です。前段で谷本議員のほうから質問ありましたので、ほぼその内容と同じになりますので、1点だけ。先ほどの電気牧柵電牧ですね、この支援の部分の、もうちょっと拡充してほしいという部分とですね、それから関連機器ですね、先ほどシカソニックですとか、ほかにもたくさんあるんです。今出てますけどフラッシャーですとかいろんなものがあって爆音機ですとかあと、いろんなものあるんですけども、こういうものをですね、農家の人使わないと。もう鳥獣対策でシカ対策ですね、シカだとかウサギ、今はクマですね。この辺の対策できないわけですよ。先ほどの谷本さん、谷本議員のときの答弁もそうですけども、検証しなくちゃいけない何をしなくちゃいけないとかっていうようなことではなくてですね、しっかりとした形で、一戸当たり例えば一圃場でもいいし一戸当たりでもいいので、しっかりとした形でこういう機器で機器、機器ですね。こういうのに対しての補助をしていくということをやってもらわないと、もうこれから農業やっていけないという風なような状況なんですよ。これ本当に農業者の方々の皆さんそういうことをおっしゃってますので、ぜひともその辺をですね十分考慮頂きたいと思いますがいかがでしょうか。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
新たな鳥獣被害防止の機器についてでございます。様々開発されていることは承知しておりますし、効果あるよという生産者がいらっしゃることも重々承知しております。その上ででございますけれども、今シカの侵入対策につきましては電牧で対策をするというところを進めており、それもまだ完成してない、まだニーズもあるというところでございますので、まずはここをしっかりと進めていくことが大事かなという風に考えております。もう1点、要望がないからってわけではございませんけれども、生産者の団体、農協さんなどからも、電牧以外の対してのこれが必要だというような要望もまだ今のところは強く出ておりません。というところが、やはり効果と、この検証のところがまだ今そこにされ、今進めてる段階なのかなという風に考えております。また、先ほどちょっと少しちょっと谷本議員さんにもお話ししましたけど、予算財源のところで、鳥獣被害防止総合対策交付金という国の制度ございますけれども、この制度を見ていっても、電牧には、対応してるんですけれども、シカソニックについてはこれ使えるかどうか多分使えないのではないか、非常に交渉しないかなというようなところでございます。というのは、という面から見ても、国もまだこの新しい基金について、補助対象とすべきかどうかちょっと判断を今、データを集めてる段階なのではないかなという風に私たちは受け止めております。そういうことも踏まえまして、国北海道の動向も見ながら、新しい鳥獣被害機器への御支援については、検討をさせていただきたいと考えております。