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深川市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月5日

エゾシカの駆除

2013年12月5日、深川市議会の一般質問で、松沢一昭議員が「エゾシカの駆除」について質問し、経済・地域振興部長 藤田正男が答弁しました。

質問者
松沢一昭 議員
答弁者
経済・地域振興部長 藤田正男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 16番 松沢一昭

3点目の質問に移ります。エゾシカ駆除について伺います。私がこの仕事に携わってから、はや4年がたちました。この間にも道内でも何件かの痛ましい事故が発生し、先日も新十津川で考えられないような事故が発生しました。銃の事故は、被害者はもとより加害者も家族も含めて人生をふいにしてしまうような悲惨なものになっていきます。私は、銃の持つそういう危うさ、恐ろしさを片時も忘れることなく、基本に忠実に安全な駆除を行っていきたいと思っています。この4年間について、自分が行ってきた4月から11月までの駆除を中間まとめしてみました。頭数では、平成22年はまだ駆除員として指定を受けておらず、自分の畑と猟期の分だけですが20頭、23年が128頭、24年が119頭、25年の今年がちょうど、これは11月25日ですが、100頭になりました。この数字を見るとわかるように、平成23年をピークに減り続けています。特に、今年は私自身が病院通いをしたということも影響していますが、特に夏場の6月、7月、8月の出没が極端に減少しました。私は、とり過ぎたのかとまじめに心配になり、道北方面を美深から枝幸、猿払方面を回って見て歩きました。結論は、道北のエゾシカはそんな極端に減っていないというのが結論です。特に、ここへ来て雪が降り、電牧線を落としてから、納内から鷹泊までのエゾシカの出没は大幅に増加しています。私が駆除に歩いているのは、納内から鷹泊までのいつも同じコースになりますので、音江方面は全く入っていません。全市的な3年間の駆除の推移についてお聞かせください。次に、この有効活用について伺います。私自身、この処理場をつくろうとしてデータを集め、食品安全責任者資格を取得したりもしましたが、投資額がかかることや採算の見通しでやめました。その後、栗山町が施設をつくったと聞きますけれども、なかなか運営する人が見つからないと聞いています。道北や道東にはこういった施設は何カ所もありますが、倒してから搬入までの時間や距離の関係があります。近くに搬入できるところがあれば車もそれなりに整備したいと思います。こういった情報について集めてもらって、私たちハンターに知らせてほしいと思います。現在、枝幸に、おがくずに菌を植えて発行させることにより、約1週間で骨だけになるという施設のことが、道新や銃砲店からの情報にあります。こういった情報についても所管の皆さんは集めて、私たちに流してほしいと思いますが、いかがですか。次に、通年駆除についての考え方です。先日、猟友会へも、12月から3月の駆除許可について許可証の交付がされました。これはすごくよいことで、今までは、12月以降になって、リンゴ園に出たとか河原に出ているという連絡が入ったとき、まるきりの手弁当で出ていました。ここが改善されるということですが、これから何年くらいのスパンでされる計画なのか。鹿が半分の30万頭くらいまで全道の生息数が減少するまでになるのかなと思いますが、この辺の考え方についてお伺いします。次に、実施隊について伺います。これも既に深川市では実施に移すということで、大いに歓迎したいと思います。特に今は、10年散弾銃を持たなければライフル銃は持てないことになっているのが、これが短縮になると言われています。しかし、警察署はそうは言いません。現在、銃の所持には、狩猟免許は振興局が、銃の所持許可は公安委員会が許認可権を持っています。警察でこの話をすると、そんなに簡単に認められるかみたいなことを言います。銃砲店で聞くと、持てますよ。しかし駆除にしか使えないから、使用は自分の自治体内だけですよと言います。私たちは、具体的にこれが許可され、私たちが銃を手にできるところまで行政が指導し、応援し、かかわっていってほしいと思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 経済・地域振興部長 藤田正男(経済・地域振興部長は2015年3月まで)

エゾシカの駆除についてお答え申し上げます。初めに、平成23年度から25年度における3年間の駆除頭数の推移でございますが、銃猟による駆除頭数は、23年度は200頭、24年度は156頭、25年度は10月末現在で128頭となっております。また、わな猟による捕獲頭数は、平成23年度は24頭、24年度は8頭、25年度は10月末時点で6頭となっております。次に、駆除したエゾシカの処理についてでございますが、このことにつきましては全道的な課題と認識しております。議員のご指摘にもありますように、各地域の取り組みについて報道がされておりますが、市としては現段階で十分に承知しておりませんので、今後、必要な情報の収集に努めてまいるとともに、北海道もエゾシカの減容化処理についての調査を行っているところでありまして、調査結果等がまとめられた場合には、ハンターの皆様にも随時情報提供等してまいりたいと考えております。次に、エゾシカの通年駆除の実施における市の方針、考え方についてですが、野生鳥獣の有害捕獲の強化を目的とする鳥獣被害防止捕獲等緊急対策による国の報償金制度が平成25年度から27年度まで通年で実施されることにあわせて、これまで4月から11月の期間としていた市からの賃金、報償金の支払い対象となる有害鳥獣駆除も、国の対策期間である本年度から27年度までを通年駆除期間としたところであります。平成28年度以降につきましては、国の対策期間の最終年度である27年度には、取り組み実績の検証やハンターの皆様のご意見をいただきながら、十分に検討してまいたいと考えております。最後に、ライフル銃の所持についてでございますが、ライフル銃の所持につきましては、議員も触れておりましたが、銃刀法に基づき、継続して10年以上猟銃の所持の許可を受けている者でなければ許可されないこととされておりますが、鳥獣被害防止特別措置法では、市町村においては、被害防止計画に基づく捕獲など、実践的活動を担う鳥獣被害対策実施隊を設置することができるとされておりまして、ハンターが実施隊員となった場合、散弾銃の所持経験が10年未満でも、ライフル銃の所持許可申請に当たっての要件が緩和される特例措置があります。市においては、10月1日付で全委嘱ハンターを鳥獣被害対策実施隊の隊員に任命しておりまして、特例措置を受ける条件は満たしているものと考えておりますので、今後、ライフル銃の所持許可の申請手続等について、法令等を踏まえ進めてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、市としましては、鳥獣害による農作物等の被害を防止するために、関係機関・団体と連携を図り、しっかりと対応に努めてまいる考えであります。

再質問 16番 松沢一昭

1点再質問いたします。私も、この仕事に本当にのめり込むぐらい一生懸命やってきましたし、中には、農家の人から議員が本職かハンターが本職かと言われたこともありますが、私はこれは議員の仕事の一部だといつも答えています。湯内に250町ほどソバをつくっている方がいますが、この方からは、何よりもこれは農業振興になっていると褒めて評価してもらったこともあります。そういう点では、鹿の駆除というのは地道に、本当に一頭一頭倒していかなければいけないということと、事故と隣り合わせでやらなければいけないという緊張感というのは、大変なものだと自分でも思っています。それで、行政としても、私はたびたびここで一般質問で取り上げてまいりましたが、本当に多くのことを実施して、聞いてもらってきました。しつこいようですけれども、1点だけお尋ねしたいのは、銃の所持許可の短縮申請ですが、これはなかなか、ハンターと警察の生活安全課というところのやりとりだけでは、今までちょっとやりとりした経過はありますけれども、なかなかうまくいかないわけで、そこら辺に市や行政からの支援というのは欠かせないなと思っています。ぜひ、これがしっかり解決して、私ども、特に散弾銃にやや近い銃を持っている人は、銃の射程距離が短くて苦労しているという面もありますし、一方ではエゾシカが学習して、ハンターが近づきづらくなっているという側面もあるわけで、ライフルを手にするところまで見届けて支援していただきたいと思いますので、その対応をお伺いしたいと思います。

答弁 経済・地域振興部長 藤田正男(経済・地域振興部長は2015年3月まで)

再質問にお答え申し上げます。農業者の皆さんが大変ご苦労いただきまして生産されました農作物の被害につきましては、これまで電牧柵を広げてきたことや、ハンターの皆さんの取り組みによりまして、被害で申し上げれば年々減少している状況にございます。ただ、より一層農作物被害を減少させていくということも大変大事なことだと考えてございますので、今ほどお話しありました、駆除をするがためにより効果のあるライフル銃の取得につきましては、市もしっかり対応してまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月5日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる