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深川市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月19日

指定管理者制度について

2013年6月19日、深川市議会の一般質問で、高橋修司議員が「指定管理者制度について」質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
高橋修司 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 高橋修司

それでは、次の質問に入りたいと思います。次の質問は、指定管理者制度についてであります。2003年6月に地方自治法の一部を改正する法律が公布され、同年9月に施行され、改正された地方自治法のもとでは、官から民への行政改革を反映し、地方公共団体の公共の施設を民間事業者が管理できるよう指定管理者制度を導入しました。これにより、公共の施設の管理制度が、民間事業者にとっては参入規制が大きかった従来の管理委託制度から、指定管理者制度に移行することとなり、民間事業者の公共の施設の管理業務への参入が容易となりました。その一方では、日本全国では各所において指定管理者や、地方公共団体から委託を受けた民間事業者の管理する施設での事故が多発したのも現状であります。地方自治体においても、官から民への流れにより、民間に公共の施設の管理を任せることで、民間のノウハウを活用して、住民サービスの向上と経費削減を図ることが期待され、指定管理者制度が導入され、指定管理者制度の導入により、地方公共団体にとっては、民間事業者の手法を活用することにより、管理に要する経費を削減することができたり、住民にとっては利用者の満足度を上げ、より多くの利用者を確保しようとする民間経営者の発想を取り入れることで、サービスの向上を期待しながら、事業者にとっては、全国に多数存在する公共の施設の管理に関して、新しいビジネスチャンスが生まれることとなりました。その一方で、数々の諸問題が発生しているのも事実であり、導入に向けての当初のメリット部分を最大限に生かしていくために、使っていただいている方からのアンケートなども必要だと思われるし、指定者側にとって、指定管理者制度導入施設についての効率的な運営やサービス水準の維持向上と安全対策など、当初の導入目的のとおりに適切に運営されているのかどうかをモニタリングし、客観的に評価・検証を行う必要があると思いますので、質問したいと思います。一つ目の質問は、指定管理者制度導入により、深川市の得た効果についてお伺いいたします。二つ目の質問は、問題点と課題についてです。全国的にはいろいろな諸問題が浮き彫りになっております。深川市においての問題点の現状についてお答えいただきたいと思います。最後、三つ目は、モニタリングとサービス向上についてお伺いします。さきにも述べたように非常に大事なことだと思います。現在、当市においてはどのようになっているのか。各施設のサービス向上につながるようなことを行っているのであればお聞かせいただきたいと思います。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

指定管理者制度について3点質問がありました。まず、1点目の指定管理者制度導入により得られた効果についてということでございます。平成15年5月の地方自治法改正によりまして、公の施設の管理運営について、地方公共団体が指定する指定管理者に管理を代行させる、いわゆる指定管理者制度がこのとき導入され、民間団体・民間企業も管理運営を行うことが可能となったところであります。そこで、深川市においては平成17年4月から、対象施設について順次、指定管理者を指定して、管理を行ってもらってきているところであります。この制度は、公の施設のより効果的・効率的な管理を行うため、民間活力の導入により、施設の設置目的であるサービスの向上と管理に係る経費の縮減を目指すものでありまして、現在、本市の指定管理者による施設の管理状況は、条例・規則などの法令に基づき適切に管理がなされているところであると認識いたしております。実際に指定管理の対象施設によりましては、よりお客を集める、あるいは収益が上がるようにといったことを目的にして、さまざまな事業を積極的に、自主的に企画・実施する指定管理者の努力も見られるところでございまして、深川市のPRや地域経済の活性化に寄与してもらっておりますとともに、この施設を利用される市民の方々へのサービスの向上にも、そうした自主的な努力がつながっていると思っておりまして、深川市としては指定管理者制度を導入したことによって得られたメリットは大きいものと判断いたしているところでございます。次に、2点目の問題と課題ということでありますが、本市では指定管理者制度を導入して9年が経過しております。現在、13の施設について、指定管理者に管理を行ってもらっておりますが、利用される市民の方々にも、こうした制度の認識について理解が深まってきておりまして、施設に対する苦情でありますとか、問題点などについては、仮にそういうものが出てまいりました場合、担当所管と指定管理者が連携して適切に対応・処理が行われていると認識いたしております。また、制度導入当時は、指定管理者は任意の選定がほとんどでございましたが、その後、新規参入者による、言ってみれば競争の確保といったことから、現在は多くの施設について公募方式に変更いたしまして、それからまた指定管理の期間につきましても、指定管理者の安定的な管理運営の確保を図るといった観点から、3年で始めたものを5年というふうに期間延長を図ってきているところであります。こうした制度変更の狙いも効果が上がってきておりますので、率直に申し上げて、現行の指定管理者制度について、特に懸念すべき問題はないのではないかと認識いたしているところでございます。3点目に、モニタリングとサービス向上についてというお尋ねがありました。施設管理の適正を期すために、現在、まず所管において、毎年度、業務が終了した後に、指定管理者から事業報告書というのを提出していただきます。その事業報告書を十分審査いたしまして、事業計画書の内容どおりに事業が実施されているかどうか。それから、条例、規則及び協定書、さらには仕様書に従って、適切かつ確実にサービス提供が行われているかどうか。さらに、安定的・継続的な施設運営が行えるという状況にあるかどうかなどについて、十分内容を精査いたしまして、必要がある場合は、管理運営状況に関して、現地調査などもいたして確認を行うということにいたしております。さらに、必要な場合には、指定管理者による業務内容の改善に向けて、指導・助言を行うということにいたしているところでございます。そんなことで議員がご指摘のように、施設を利用される市民の皆様方の率直な声、生の声を聞いて、より市民サービスの向上につなげていくということは大変重要なことでございます。そういった方向に沿って、現在も利用者、市民の皆様方からいろいろな声を聞かせていただく「ご意見箱」のようなものを設けております。このほかに、例えば広報配布の際に市長への手紙の紙を同封させておりますが、そういったものも例えば指定管理対象施設の窓口に置くなりしまして、よりいろいろなご意見がある場合は承れるような工夫も考えてまいりたいと思っております。いずれにしても、利用者、市民ニーズの的確な吸収、吸い上げに努めまして、よりサービス向上に貢献できるように必要な対応措置に努めてまいりたい、創意工夫に努めてまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月19日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる