みんなの議会

深川市議会 平成24年第4回定例会 2012年12月10日

有害鳥獣駆除

2012年12月10日、深川市議会の一般質問で、松沢一昭議員が「有害鳥獣駆除」について質問し、経済・地域振興部長 藤田正男が答弁しました。

質問者
松沢一昭 議員
答弁者
経済・地域振興部長 藤田正男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 16番 松沢一昭

次に、2番目に移ります。有害鳥獣駆除について。1シーズンの総括の季節になりました。私も当初、山沿いの農地を持っている農家の状況を見かねて、基礎年金の出始めるのを機会にして、第1種銃猟免許を取りました。そのときには、当初の銃の取得などに30万円余り、毎年の狩猟にも30万円くらいの出費を覚悟して始めました。その後、深川市が駆除奨励金制度をつくってくれたことで、非常に駆除活動がやりやすくなったと思っています。これは私の日記帳の記録ですが、1年目に5頭、2年目に24頭だった駆除頭数も、昨年は128頭というふうに飛躍的にふえました。ことしは、わなによる捕獲1頭を含めて119頭です。これは、電牧による囲い込みが大きく増加したことと、全道的にこの奨励金制度がつくられて捕獲が進むことによって、鹿が学習し、暗くなってから畑へ出てくる個体がふえているのが、思ったほど駆除頭数が伸びなかった要因の一つだと思います。質問の1点目は、1シーズンでの市内の駆除の総数について伺います。次に、このように夜行性になりつつある鹿にはくくりわなが有効だと言われていますが、この設置台数、駆除頭数について伺います。3点目に、ことしの反省点と来年度に向けた改善について。これは、せっかくつくったわな奨励金制度の普及や、電牧布設時に鹿を囲い込んでしまった、そういうことも含めて質問いたします。

答弁 経済・地域振興部長 藤田正男(経済・地域振興部長は2015年3月まで)

有害鳥獣駆除につきましてお答え申し上げます。初めに、1点目の1シーズンでの市内の駆除の総数及び2点目のくくりわなの設置台数と駆除の頭数についてでありますが、深川市におけるエゾシカの捕獲の取り組みにつきましては、市委嘱ハンターによる捕獲のほか、鳥獣害防止対策協議会が主体となって、くくりわなによる捕獲を推進している経過がありまして、本年度、ハンターによる捕獲は156頭、くくりわなによる捕獲は8頭となっておりまして、合計で164頭の捕獲実績となっております。次に、くくりわなの設置台数についてですが、くくりわなにつきましては、平成22年度より鳥獣害防止対策協議会が主体となって173基導入し、農業者等狩猟免許取得者に貸与している状況にございます。このうち、設置台数につきましては、以前、第3回市議会定例会決算審査特別委員会での鶴岡委員からの質疑でもお答えさせていただいておりますが、わなの設置を農業者等狩猟免許取得者それぞれの裁量に委ねていることから、詳細には把握していない状況にございます。次に、3点目のことしの反省点と来年度に向けた改善の関係でございますが、ハンターの高齢化も進んでいることや、くくりわなの報奨金制度を創設しながらも、農業者によっては、年々規模拡大が進み、労働力が不足する中で、くくりわなを設置できない方も一部おられるのではないかと推測しておりまして、設置基数、捕獲頭数の伸び悩みなどが課題と考えております。また、電牧柵設置時のエゾシカの囲い込みの関係につきましては、多度志地区の電牧柵内へのエゾシカ侵入の関係を言われているものと思われますが、春先のワイヤーを張る前にエゾシカを追い払うなど、電牧柵内にエゾシカを侵入させない取り組みが必要であったと考えております。これらの反省点を踏まえまして、来年度に向けましては、高齢化されたハンターの出役を促すことは、山間部での取り組みであり、難しい部分もありますので、新たなハンター育成のための狩猟免許等の取得の啓発活動のほか、議員の言われるとおり、夜行性になりつつあるエゾシカにつきましては、くくりわなが有効でありますので、鳥獣害防止対策協議会と連携し、くくりわな設置技術向上のための研修会を開催するとともに、くくりわなの設置の実態を把握することも、今後の鳥獣害防止対策の上で重要なことと考えますので、設置状況調査及びその結果を踏まえた設置促進のための取り組みを検討してまいりたいと考えております。また、電牧柵内へのエゾシカの侵入防止対策につきましては、春先のワイヤーを張る前の追い払いなど、柵内にエゾシカを侵入させない取り組みが有効であると考えますので、電牧柵の設置者であります鳥獣害防止対策協議会にこのことを伝えてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、鳥獣による農作物被害は農家経営に大きな影響を及ぼしますので、今後におきましても、鳥獣害防止対策協議会など関係機関・団体や生産者等と十分に協議、連携の上、被害防止のための取り組みを着実に推進してまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成24年第4回定例会 2012年12月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる