みんなの議会

置戸町議会 令和6年第7回定例会 2024年9月12日

有害鳥獣駆除の報酬増額検討

2024年9月12日、置戸町議会の一般質問で、嘉藤均議員が「有害鳥獣駆除の報酬増額検討」について質問し、町長 深川が答弁しました。

質問者
嘉藤均 議員
答弁者
町長 深川

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 嘉藤均

それでは通告に従いまして深川町長に質問をしたいというふうに思います。有害鳥獣駆除の報酬増額検討はということで質問をいたします。先月8月8日に行われた第6回町議会臨時会において有害鳥獣駆除に要する経費288万円が追加補正されました。当初予算ではエゾシカの駆除頭数を800頭と見込んでいましたが、予定を上回る駆除頭数で推移していることから2割増の960頭としたところです。毎年猟友会の皆さんに鹿や熊の駆除をしていただいているにもかかわらず駆除頭数が増えています。この駆除が行われていなければと思うと本当にぞっとするところでございます。鹿柵や電気牧柵の設置だけでは農業・林業に対する被害もすべて防げませんし、手間も大変かかります。改めて猟友会の皆様のパトロールや駆除活動に心より感謝を表しますとともに御礼を申し上げる次第です。私は一昨年の9月定例議会において、経費の拡大増加などから有害鳥獣駆除における報償費の増額の質問をいたしました。令和5年度から鹿の駆除1頭当たり報償費を5,000円から6,000円に増額をしていただいたところですが、駆除の危険度が高い熊の駆除は3万円のままでしたし、日当や労務単価の改定もありませんでした。危険度や経費の拡大、増加を考えた時に報償費、労務単価の改定が必要と考えますが、道内のある自治体ではいろんなことはあったとは思いますが、町と猟友会との折り合いがつかずに有害鳥獣駆除はスムーズに進まない事態が何度もこう新聞やテレビで報道されていました。置戸町では考えられないことと思いながらも他人ごとではなく、事の重大さを重く受け止めているところです。置戸町と猟友会の良好な関係は疑う余地もないこととは思いますが、報償費や労務単価の改定を求めますが町長の考えをお聞かせください。また、近年全道的にアライグマの頭数の拡大、被害も増えていますが、置戸町にはいないと言われていましたが、アライグマと思われる個体や被害が報告されております。町として状況の把握はどうなのか、今後の町の対応についても伺いたいと思います。

答弁 町長 深川

嘉藤議員からは有害鳥獣の報酬の増額についての考え方についてという質問ですが、まず最初に直近での町内における有害鳥獣の駆除の実績についてご報告いたします。エゾシカでありますが、先ほど議員もおっしゃられましたとおり、補正予算、第6回定例臨時会において31補正をいただきました。現在960頭の予算計上してますが、7月末現在で723頭と、もう7割を超えて捕獲しており、駆除をしております。ヒグマにつきましては7頭、その他キツネが11頭、ドバトが15羽、ハシブトガラスが60羽、そして後段話題になってますアライグマにつきましても本町で生息が確認されまして、駆除として2頭駆除もうすでに行っております。特にエゾシカにおいてはですね、近年降雪量の減少により越冬が容易となっているのか、北海道8月に発表されました推定生息数でいけば本道には73万頭を超えるエゾシカがいるということで増加傾向にあるんだという発表もされております。本町では猟友会のベテランハンターはもちろんのこと、若い世代が積極的に猟銃免許を取得され、駆除業務に当たっていただいていることに感謝申し上げます。しかしながら農業や林業などの被害は年々増加傾向にあります。昨年度の概報でも4,000万円の農業被害があるというような報告もなされておりますので一向に減っていません。そんななかで昨年より農業サイドでは電気牧柵の整備の補助制度を再開し、本年度はその予算を倍増してですね、まぁ被害の防止にあたっているところでもございます。続きまして核心でありますが、現在の各駆除の報酬額についてご報告いたしておきます。エゾシカでは 1 頭当たり道費を含めましてこれはですね、町費が先ほど議員おっしゃられましたとおり1,000円値上げして6,000円、そのほかに鳥獣被害防止総合対策事業として国費の補助を受けて7,000円を上乗せして1万3,000円、1頭当たり。また北見市にありますジビエ買取業者へ持ち込んでいただいた場合は、それに加えて3,000円を加給しております。さらにくくり罠で捕獲した場合には、きたみらい農協より2,000円がさらに支給され、最大で1頭当たり1万8,000円の支給となっております。次にヒグマでありますが、1頭当たり先ほど嘉藤議員は3万円、これ町費の3万円ということだったんですけども、今年からですね、国費、道費が入りまして8,000円上乗せできることになりまして3万8,000円が支給されるほか、緊急出動した場合には1日当たり拘束時間に限らず5,000円を支給しております。次にキツネやアライグマ、町民からの通報に基づき罠の設置を猟友会の方に依頼した場合には1件当たり5,000円を支給させていただいております。なお、鳥類につきましては、自己防衛のため報償費の支給はいたしておりません。その他に猟友会の活動費補助金として年20万円支出しておりますし、それから免許取得奨励金として5万円を支給する制度もまぁ継続して担い手の確保に当たっているところでもあります。鳥獣による農林業の被害を少しでも食い止めようと、現在29名の置戸猟友会のメンバーが時間を惜しまず駆除対応をしていただいてますことに改めまして心から感謝を申し上げます。本町では毎年猟友会の皆様と協議をし、活動内容や報償費の額などを決定してきており、良好な関係が築かれていると思っておりますが、昨今のニュース報道でもありますように、 やはりまぁその価格については安いんではないかと一方で議論もあることも承知しております。今後とも近隣の状況など猟友会の皆様と情報を共有しながら皆様が猟友会の活動が動きやすい体制を構築できるよう努めていかなければならないと考えております。本年、私猟友会の総会に出席させていただいて、懇談のなかで北見への先ほど申し上げました3,32000円を加給してる加工業者への誘導をした方が今残滓缶において駆除したあと、まぁ処理をする単価1万900円になってしまうんですけども、それよりも安いんではないかと。北見に運んだら報償費をもうちょい上げてそちらの方に誘導してはどうだろうというお話や、それから町内での加工の可能性についても検討してはどうだろうというお話もいただいております。まぁそれを担う方がどうなるかということもありますが、いろんな角度でこれからも猟友会と話をしながら置戸の有害駆除を進めてまいりたいと思います。まぁあの適正管理ということになるかと思いますが、なお、アライグマですが、近年北見地区の市町村でも個体が確認されて報道もされています。本年2頭もすでに駆除した報告があります。アライグマは特定外来生物に指定されており、農業被害、スイートコーンだとか果樹、そのような被害もありますが、農家の納屋に住んだり住宅の母屋の天井裏に住み着くこともあり、雑食性で繁殖力も強いことから見つけた場合につきましてはですね、近づかずにまぁ即役場の方に連絡いただいて、猟友会と連携しながら駆除にあたってまいりたいと思いますので申し添えておきます。以上でございます。

質問 1番 嘉藤均

今町長の方から答弁がございましたけども、有害鳥獣についてということでは、なかなかこう置戸だけ一生懸命捕っても減らないのが実態です。毎年のようにこう頭数が増えていったというのが実態だと思いますけども、まぁ先ほど近隣町村との方の状況の確認というようなお話もありましたけども、その辺ほかの市町村との情報共有というか、その辺どのようにやっているのか。あるいはその置戸だけが鹿を捕って北見市あるいは近隣の、その陸別や訓子府町においてはその辺の頭数の確認とか、お互いの情報共有というのはできてるのかどうかをちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 町長 深川

あの行政間ではですね、報償費のですね、まぁ値段合わせって言ったらおかしいんですけども、それはあの一昨年ですか、それから去年もですね、1,000円上げるに当たってですね、近隣町村と調整をした経過がありますが、駆除の方法だとかですね、やり方については猟友会置戸支部で大猟友会北見支部の下になってるもんですから、そのなかでもあの意見交換がなされてるとは思いますが、行政でまぁどうやって効果的に農業被害を防いでいくだとか林業被害を防いでいくかっていうことを連携をしてやってるっていうことは今までなかったので、議員言われたとおり、まぁ鹿は移動して歩くもんですから、まぁそのようなこともこれから必要かなというふうに改めて今感じましたので、まぁほかの町の駆除状況等も情報を連携してまいりたいと思います。

質問 1番 嘉藤均

ぜひともですね、近隣の町村とそういう情報共有しながら駆除を進めていただきたいと思いますし、すべての鹿や熊を捕れというふうに私自身も思っていないですし、やはりその被害の程度に合わせてちゃんとしたその国あるいは道からの指針もあるかと思いますのでね、それに併せて駆除していただきたいというふうに思いますし、先ほどあの置戸は29名で若い人もいるというお話でしたけども、実際のところですね、もう若い人たちが逆に今もう駆除に携わる時間がない、忙しいということで辞めてる方も実際はおります。まだまだその辺のところ33についてはですね、手厚くこう町からもいろいろ補助しながらですね、会員の確保に努めていただきたいと思いますし、それからあの後段にありましたアライグマですか、と思われるというような発言をさせていただきましたけども、私自身もの畑の縁、雨のあとにですね、足跡を見つけて、あの今携帯とかいろんなもんでこう調べることができます。そうした時にその足跡がアライグマと出てきました。もう置戸にもいないという話ではないですし、もちろんその2頭の駆除というお話もございましたけども、本当にあの農作物だけじゃなくて家庭菜園とか、そういうところでも相当の被害が出ているというようなお話を聞いております。せっかくこう丹精込めて作ったこの作物をね、そういう有害鳥獣によってだめにされるということは大変厳しいと言うか、せっかく生産されたものがそういうことでだめになってしまうっていうのは辛いものがあるのかなというふうに感じておりますけども、まぁ置戸町でもその先ほど繁殖力が強いと、もう多分数年前からいたのではないかというようなことだと思いますけども、その辺についても北海道全道でも相当の頭数がいるというようなお話にアライグマなっておりますけども、その辺についてもまぁ近隣町村といろいろこう情報共有とか連携をしながらですね、やっていただきたいというふうに思いますけど、その辺はいかがでしょうか。

答弁 町長 深川

今、議員おっしゃられたようにアライグマ急に出てきたわけではないのかもしれません。ただ置戸は去年までですね、白地地域、生息が確認されない地域ということできてましたが、全道のなかではその白地地域は相当もう少なくなってて置戸は本当に管内のなかでも本当にわずかな生息が確認されてない町だったんですけども、やはりこの急増でいけば、まさしく嘉藤議員の圃場にも足跡があったということであれば町内的にもどこまで2頭捕獲したにも関わらずですね、ほかの地域でもう生息してる可能性もありますので、先ほど申し上げましたとおり、見たり聞いたり、そういう場合がありましたら役場の方にご連絡いただきたいと思います。近隣町村でどのような対策をとってるかっていうことは町村長のなかでも話をしたこともあったんですけども、なかなか厄介だっていうことも言われてますし、捕獲には銃を使えない動物なので、くくり箱罠で捕ることになるので、家族で生息してる場合は一斉に捕れるかどうかっていうこともあるようです。そんなこともあって情報共有しながらですね、まぁ先行してる、駆除やってるような町、お手上げだと言いながらもいろんな方法が、ノウハウがあるんだと思いますので、まぁあの情報を教えていただきながらこれからの駆除に生かしていきたいと思います。

質問 1番 嘉藤均

初めの答弁の方ではその猟友会とは良好の関係ということでお伺いしましたし、そこのところは安心をしたところですけども、これからもあのですね、まぁ猟友会あるいは近隣町村とも十分な情報交換、情報共有をしてですね、駆除に当たっていただけるように町長の方にもお願いをしたいと思います。これで私の一般質問を終わります。

出典:置戸町議会 令和6年第7回定例会 2024年9月12日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる