深川市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月18日
歯と口腔の健康づくりについて
2012年6月18日、深川市議会の一般質問で、水上真由美議員が「歯と口腔の健康づくりについて」質問し、市民福祉部長 瀬川慎が答弁しました。
- 質問者
- 水上真由美 議員
- 答弁者
- 市民福祉部長 瀬川慎
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 水上真由美
今回の一般質問もトップバッターとなりました。ちまたでは、水上は何か持っているとうわさになっているようですが、私も何か持っているような気がしてきました。何かよいことが期待できそうな予感がしますが、浮かれることなく、しっかりと質問させていただきたいと思います。ことし、深川市は開村120年、市制施行50年を迎えます。私事ではありますが、私は昭和38年生まれですので、ちょうど深川市と同じ年に誕生したと思うと、非常に親近感がわいております。私は、14歳のときに、道東の中標津町から深川市へ引っ越してきました。当時は、何のご縁もない土地にたまたま父の転勤で来てしまったと、深川で生まれ育っていないことに少し肩身の狭い思いを持ちながら、どうもよそ者という気持ちがぬぐえないままで大人になっていました。深川に住んで30年近くたったころでしたか、一已屯田会の方から、「水上という人が屯田兵として入植しているが、親戚ではないのかと教えてくれ」と言われ、よくよく調べると父の祖父が入植していたようです。我が家ではそれまで先祖の話をする機会がなく、このとき初めて知った事実でした。深川という土地が全く無縁の土地ではなかったことに深く感動しました。先祖が切り開いた深川を子孫である私たちが守り、発展させる、それが役目であろうと思います。市民の皆様とともに、開村120年、市制施行50年をお祝いしたいと思います。それでは、通告に従い、一般質問をさせていただきます。歯と口腔の健康づくりについて伺います。今月号の広報ふかがわ、ヘルシーコラム欄にて8020運動についての記事が掲載されております。80歳になっても20本以上自分の歯を保とうというこの運動は、生涯健康な歯で食べることを楽しもうという運動でありますが、80歳になる前、もう既に歯の健康状態の悪さに、早くから虫歯予防に努めていればと後悔されている方が少なくないのではないでしょうか。歯と口腔の健康状態を良好に保持することは、いつまでもおいしく食べることに喜びを持ち続けられ、なおかつ医療給付費の適正化にも大いに期待できると考えられます。特に、北海道における歯、口腔の健康状態は全国的に見ても悪く、成人においては、歯の保有率が全国平均に比べて低く、10歳ほど早く失っている状況で、80歳で20本以上の自分の歯を持っている人は、北海道では13.5%であり、全国平均の24.3%を大きく下回っております。本市の12歳児の平均虫歯本数においては、北海道の平均本数よりさらに悪い状況であることは、昨年の第4回定例会の質問で指摘させていただいたとおりであります。歯は、生え始めの数年間が最も虫歯になりやすく、永久歯が生え始める保育所、幼稚園の時期から、おおむね生えそろうころまでが虫歯を予防する大切な時期になります。虫歯予防については、フッ化物を応用した取り組みが効果的であり、北海道も早期の導入を求めておりますが、近隣自治体においては、滝川市、砂川市、旭川市が市内保育所、幼稚園、小学校において導入しており、空知24市町においても、19市町が既に導入済みか、もしくは今年度実施予定となっていると聞いております。本市については、導入に向けて検討するという答弁をいただいておりましたが、この間、空知、北空知、深川市の3歯科医師会が市に対し、フッ化物洗口事業の効果や目的を明確にした要望書を提出し、事業の導入に際し、北海道歯科医師会及び北海道立保健所と連携し、医学的、学術的立場から全面的に支援いただけるということも仄聞しております。そこでお伺いしたいと思います。その後、フッ化物洗口事業の導入に対しまして検討がどのようになされたのか、経緯を伺いたいと思います。また、今後の取り組みについて考え方をお聞かせください。
答弁 市民福祉部長 瀬川慎(市民福祉部長は2013年3月まで)
今、フッ化物洗口事業についてのこれまでの経緯と今後の取り組みについて質問がありました。関連がありますので、あわせてお答えさせていただきたいと思います。初めに、フッ化物洗口の導入につきましては、昨年の第4回市議会定例会における水上議員からの一般質問に対しまして、市としては、まずは北海道が開催する行政職員を対象とするフッ化物洗口についての説明会で説明をよく聞いて、その後に有効性、簡便性、安全性を把握し、そして今後検討していくことを考えていきたいという答弁をさせていただきました。その後、北海道の説明会がことし1月に開催されまして、その後も数回、北海道による説明会がなされまして、この中で、フッ化物洗口実施自治体のデータだとか各種資料などの提出をいただきました。あわせて、質疑などもさせていただいて、内容についての深みを増させていただいたところでございます。この北海道の説明会によりまして、フッ化物洗口の実施によって、虫歯の有病率が確実に減少していくという有効性についての把握ができたこと、それから実施形態につきましては、それぞれ実施する施設の実情に応じて対応してもいいという可能性ができたということで、簡便性についても確認ができた。さらに、一度に大量のフッ化物を摂取するだとか過量に長期間摂取しない限りは、一度に誤って1回分の量を飲み込んだとしても問題は生じないことなど、多くの自治体が既にフッ化物洗口を実施しておりまして、その実績からも、アレルギー反応だとか誤飲による事故の報告がなされていない現状をお聞きする中で、安全性についても理解が進んだということから、本年度、北海道が実施するフッ化物洗口普及事業の推進重点地域に指定を受けまして、本年度から開始したいと。そして、次年度からは深川市が実施するという段取りで進めているところでございます。具体的に申し上げますと、まずは保育所あるいは幼稚園などの施設を対象に今後説明会を開催いたしまして、実施について協力が得られた施設において、保護者の同意のある児童を対象に、本年10月を目途にフッ化物洗口事業を実施していきたいという予定を持っております。ただ、我々にとっても、それから保護者にとっても施設にとっても、この事業というのは初めての事業でありまして、保護者の中には非常に不安に思われている方がいらっしゃると思います。したがいまして、実施に当たりましては、先ほど申し上げました安全性、有効性、簡便性についてしっかりと丁寧に説明しながら、この事業は決して強制事業ではないので、不安を払拭し切れない保護者にあっては、実施希望調査の際に、同意しないことが可能であることもあわせてきちんと丁寧に説明しながら、事業の実施を取り進めていきたいと考えております。今後、この事業においては、当然、健康づくりということからすれば市民課健康係が主管課になりますけれども、歯と口腔の健康づくりは子供たちの健康づくりにもつながっていくという重要性にかんがみまして、保護者を初め、協力していただける施設の従事者の方にも十分理解をいただく中で、この事業を進めてまいりたいと考えております。
再質問 1番 水上真由美
1点再質問させていただきたいと思います。ただいま導入に向けてということで答弁いただいたのですけれども、その際に、かかる経費というものはどのようになっているのか、お聞かせいただきたいと思います。
答弁 市民福祉部長 瀬川慎(市民福祉部長は2013年3月まで)
先ほどの答弁で、北海道が実施するフッ化物洗口普及事業の推進重点地域に指定されますと、平成24年度と25年度は、北海道でこれに係る薬剤等の経費を対応してくれると。したがいまして、実際に市が予算化する年度は平成26年度からになります。平成24年度と25年度にどのくらいの方たちが参加するかという実績を十分踏まえまして、なるべく安価な方法等があれば、先ほど議員の質問にもありました空知歯科医師会、深川歯科医師会、さらには北空知歯科医師会の方たちにも協力いただきながら、それまでにしっかりと積み上げまして、26年度予算要求の中で対応してまいりたいと考えております。