深川市議会 平成24年第1回定例会 2012年3月9日
学校教育の充実
2012年3月9日、深川市議会の一般質問で、田中裕章議員が「学校教育の充実」について質問し、教育長 鈴木英利が答弁しました。
- 質問者
- 田中裕章 議員
- 答弁者
- 教育長 鈴木英利
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 田中裕章
それでは、次に入りたいと思います。10番目の学校教育の充実についてお伺いします。近年、小学生の携帯電話の使用率が上がり、子供たちが犯罪に巻き込まれるケースがふえており、それと同時に、子供が加害者となって事件を起こしてしまうことも目立つようになってきております。本人は犯罪の意識がなくとった行動であっても、中には逮捕に至るケースも少なくありません。学校の裏サイトやプロフへの書き込みが原因の暴力事件、脅迫事件など、さまざまであります。一方では、全国的に見ても、通学時に不審者が多発するなど、子供に携帯電話を持たせないと大変不安だと感じている保護者の皆様もふえている、これが現実であります。そこでまず、1点目、市内の小学生の携帯電話使用率とどのような指導を行っているのか、その指導方針についてお伺いいたします。次に、2点目、市内小学校でのソーシャルネットワーク利用の指導方針についてお伺いいたします。ソーシャルネットワークといってもさまざまな種類があります。今、小学生の間ではアメーバピグがはやっているとお聞きいたしております。アメーバピグとは、ソーシャルネットワークの一種で、インターネット上の仮想空間で利用者同士の会話やイベントを楽しむサービスであります。私もテレビのCMで知っている程度で、利用はいたしておりませんが、実際被害に遭われた親御さんから相談を受けました。ほかの人のキャラクターになりすまして人の悪口や嫌なことをする、また、だまされて仮想空間の持ち物をすべて乗っ取られたり、後から高額な請求が来たというような事例まで聞いております。小学校、教育委員会ではどこまで把握しておりますか。また、どのように指導しているのか。このような悪質な行為はいじめにつながる可能性も出てくると考えます。決して禁止すると言っているのではなく、しっかりとした指導をと考えるものであります。見解をお聞かせいただきたいと思います。
答弁 教育長 鈴木英利(教育長は2012年3月まで)
学校教育の充実についてお答え申し上げます。1点目、小学生の携帯電話使用率と指導方針についてでありますが、市内の小学校の児童全体、全員の携帯電話の使用率というのは、現状把握しておりませんが、毎年実施しております全国学力・学習状況調査の中の学習状況調査におきまして、調査対象の6年生に対しアンケート形式で携帯電話の使用状況を調べております。その調査結果によりますと、市内の小学6年生の使用率は、平成23年度調査では24.4%となっておりまして、22年度調査によるその時点の使用率20.6%と比較して3.8ポイント増加しているという状況にございます。次に、携帯電話使用に対しての指導方針についてでありますが、教育委員会の基本的な考え方は、小学校での学校生活や教育活動そのものについては携帯電話を使用する必要性というのは少なく、むしろ学校へ持ち込むことによる弊害も多いと考えられますことから、携帯電話の学校への持ち込みは原則禁止することとしております。また、校外での携帯電話の使用に関して、児童の家庭には学校を通じて携帯電話の危険性や有害サイトに接続できなくするフィルタリング機能などについて啓発を行っているところであり、児童に対しましては、総合学習、道徳等の教科の授業で、他人への影響を考えて使用することや有害情報の対応などについて指導するとともに、保護者の方には、参観日などの際に担任の教師からフィルタリングの大切さや携帯電話の正しい使用について説明しているところであります。次に、2点目の小学校でのソーシャルネットワークサービス利用と指導方針についてお答え申し上げます。近年、携帯電話が子供たちの間に普及し、メールやインターネットを利用する子供たちが増加し、それに伴い、インターネット上の非公式サイトや掲示板等を利用した児童生徒への誹謗中傷などの悪しき事例が、質問にもございましたように全国的にも見られるようになっております。議員のご指摘がありましたように、友達や趣味の仲間などと利用できるアメーバピグなどのソーシャルネットワークサービスの中には、無料や有料のゲームのほか、自分のホームページ作成など多様なサービスがあります。このサービスを利用して、市内の一部小学生が携帯電話使用のマナーに反するような使用をしたことを学校で把握したことがございますが、その際には、改めて携帯電話の使用法について児童に指導するとともに、保護者にはフィルタリングの必要性とご家庭での子供への指導などについてご説明申し上げたところであります。このように情報化が進む中、北海道教育委員会では定期的にネットパトロールを実施し、ネットトラブルの未然防止と早期発見に取り組むとともに、市内小中学校の教職員もネットパトロール講習会に参加して、各学校でのネットパトロールの運用により、これらのトラブルの防止等に迅速に対応できるように取り組んでいるところでございます。今後とも、市教育委員会といたしましても、小学生の携帯電話の使用については、学校、保護者と連携のもとに、ルールやマナーの遵守を含め適切な指導に努めてまいりたいと存じます。