遠別町議会 令和8年第4回定例会 2026年6月19日
町有地及び公営住宅解体跡地のコスト削減と移住定住への有効活用について
2026年6月19日、遠別町議会の一般質問で、白幡広喜議員が「町有地及び公営住宅解体跡地のコスト削減と移住定住への有効活用について」質問し、町長 國部雅人が答弁しました。
- 質問者
- 白幡広喜 議員
- 答弁者
- 町長 國部雅人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 8番 白幡広喜
皆さん、おはようございます。令和8年第4回定例議会において議長より一般質問のお許しをいただきましたので、通告書に従い、町有地及び公営住宅解体跡地の管理コスト削減と移住定住への有効活用について一般質問させていただきますので、よろしくお願いします。近年、本町において空き地が目立つようになる中、個人所有者から町への土地の無償譲渡が数件見られるほか、ここ数年で町内各所で計画的に進められている老朽化した公営住宅の解体に伴う跡地が各所で見受けられます。町がこれらを引き受けること、また危険な老朽住宅を解体することは、周辺の環境維持や防災の観点から大変重要であります。しかし、一方で、これらが更地としてただ放置されれば、町が公費を投じて定期的に維持管理など行うコストや職員の負担が増大していくのは明らかであると考えています。この管理を迫られる町有地や解体跡地の今後の活用について、2点質問いたします。1点目は、個人からの無償譲渡地や計画的に進められている公営住宅解体、港団地や幸和団地、具体例を挙げれば、幸和団地の解体跡地、現在建設残土仮置場となっていますが、夏場の雑草がひどく、害虫等の衛生面や、遠別中学校の通学路に面していることから、生徒の安全面においても放置できないものと思うため、こうした土地を公費で管理するだけでなく、近隣住民が駐車場や家庭菜園、資材置場等に利用できるように低廉な価格で町民へ貸し出す仕組みをつくるべきと考えます。これら無償譲渡地の有効活用と幸和団地等への対応、町民への貸出制度について、町長の見解を伺います。2点目は、公営住宅解体跡地を移住者のための住宅用地として活用する施策はできないのか。このように公営住宅の解体跡地はある程度の面積が確保され、水道などのインフラが最初から整っているという大きなメリットもあり、ただの空き地にしておくのはあまりにももったいないと感じております。これらの跡地を移住者のための住宅用地として格安で賃貸、あるいは道内各地で行っている、一定期間住み続ければ将来的にその土地を無償譲渡するような思い切った移住定住促進のパッケージ施策に取り組むべきと考えます。第7期総合計画においても、人口減少対策は最優先課題と認識しており、新築で公営住宅を建てる財政負担は厳しくても、解体跡地を移住者が自前でマイホームを立てられる魅力的な土地として低コストで提供すれば、本町の定住の強力な呼び水となれると思います。これら町有地や跡地の有効活用を進めるに当たり、公平性を担保しつつ、定期借地契約などを活用した柔軟な貸出制度及び移住者向け住宅用地としての活用について、町長の見解を伺います。答弁によりましては再質問させていただきます。
答弁 町長 國部雅人
それでは、白幡議員の一般質問に答えさせていただきたいと思います。白幡議員からは、町有地及び公営住宅解体跡地の管理コスト削減と移住定住への有効活用についていただきました。本町におきましては、個人からの無償住宅や公営住宅の解体跡地等により、現在幾つかの未利用町有地が存在しております。これらの未利用地は、適切な維持管理にコストを要する一方で、地域資源としての潜在的な可能性も秘めており、有効活用を図ることは町の重要課題の一つとして認識しております。無償譲渡地の有効活用につきましては、ほかの未利用町有地を含め、有効な活用方法を検討していきたいと考えております。幸和団地等への対応につきましては、雑草・害虫対策や通学路の安全確保のための環境整備を実施した上で、住民の利便性と管理負担のバランスを考慮し、将来を見据えた効率的かつ安全な対応を考えていきますので、御理解願います。町有地の町民への貸出制度につきましては、利用の申出があった際に、利用目的等を精査し、適切な管理及び原状回復等を条件に貸出しを行っております。未利用地につきましては、雪の堆積場所など、防災・生活維持のため一定の確保は必要であると考えております。今後も土地の安全管理、周辺住民への配慮、町有地を適切に管理し、計画的な活用に努めてまいりたいと考えております。2点目の公営住宅解体跡地を移住者のための住宅用地として活用する施策についてですが、公営住宅解体跡地につきましては、十分な面積が確保されていることに加え、上下水道などのインフラが整っており、移住者に限らず、宅地希望者にとってコスト面・利便性の高い魅力的な土地であると認識しております。一方で、移住者への優遇措置を講じるに当たっては、移住者と町民との公平性を考え、慎重な配慮が必要であり、第7期総合計画における人口減少対策、防災とも併せて考える必要があると考えております。他自治体における公営住宅跡地の宅地分譲事例や定期借地権を活用した先進的な取組を精査し、本町の実情に即した制度設計が可能か検討してまいりたいと考えております。人口減少対策については、移住者のみならず、町内の若い世代や新婚世帯・子育て世帯などの支援も並行して考える必要があります。町民の皆様が安心して住み続けられるまちづくりに努めてまいりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 8番 白幡広喜
それでは再質問させていただきます。1点目の再質問ですが、幸和団地等への跡地の環境整備、また通学路の安全確保に努めていただけるということで理解いたします。先ほどの答弁の中にあるように、地域資源としての潜在的な可能性も秘めておりということですが、町として具体的にどのような潜在的な可能性をイメージして、それをどのようなときに引き出そうとして考えているのか。また、町有地の貸出制度ですが、そもそも町民側にとっては、どこの場所のどのぐらいの広さで借りられるという認知自体が広がっていないのは現状だというふうに思っております。そのような情報を可視化し、住民へ発信する仕組みも必要と考えますが併せて伺います。2点目の再質問ですが、公営住宅解体跡地については、インフラの整った跡地として、移住者に限らず、住宅希望者にとって魅力的な土地であることと認識していると言及しております。移住者に限らないのであれば、町内の若い世代や子育て世代も広く対象を含めた遠別町独自の新しい定住促進、宅地提供制度としての新たな今後の考えはあるのか伺います。
答弁 町長 國部雅人
1点目の潜在的な価値、どのような可能性があるのかということでありますけれども、町有地がゼロであるというのは、全て利用しているという状況がいい状況かというと、そうとは考えておりませんで、例えば防災、災害時に利用する場所がないとか、新たな施設の改廃のときに候補地がないとか、そういったところを考えられますので、全く自由に使える土地がゼロであるというのはふさわしくない状況だと考えておりまして、ただ、潜在的なというのはそれとイコールでありまして、例えば企業誘致に使えたりですとか、新たな施設、何十年かたったときに改廃する施設の候補地になったりですとか、そういったところは考えられるのかなとは考えております。まだ具体的に今何がというところがありますけれども、現在いろんな施設が、今中学校できた段階でなかなか新しい施設というのがすぐにこうというわけではありませんので、現時点でこれをというところは具体的な、そこまで具体性を持って述べることは難しいんですけれども、例えば第7期総合計画にありますように、道の駅周辺に温浴施設とか宿泊施設とかという話がある中で、例えば大きな町有地があったら、例えばそこを候補地にもできるかなというところでは、そうするという、今現時点での答えではないんですけれども、可能性としてそういうことも考えられる対象にはなりますねというところで、可能性として申し上げるところであります。可視化について、現在なんですけれども、それは実際今、していないところであります。具体的に問合せがあったりしたら対応しているところであります。これについてはちょっとお時間をいただいて検討する必要があるのかなと思ってまして、これは町の施策というか方針ということになるんですけれども、ここはこういうふうに使おうと、ここは住宅地として貸し出そうとか、いろんな資材置場とか、いろんな用途があると思うんですけれども、ある程度の計画性を持って考えて、じゃあここはオープンに貸し出そうとかというところがないといけないのかなとは考えておりますし、町で貸し出すとなるとなかなか安い貸出しになるかと思うんですけれども、安い貸出しをどんどんやってしまいますと、民間の取引ですとか貸出しですとか、そういったところの価格にも影響してしまうのではないかと、これ民業圧迫というんですかね、そういったところもバランスをとって考えなきゃ、公共の土地だから安く貸し出そう、これは民間にとっていいですよねということにはもちろんなるんですけれども、そういったバランスも含めて考えなければいけないことなのではないかなと感じております。2点目の移住者についての住宅宅地について、または町内についてもということでの御質問だと思います。これ、移住者に対して無償で貸し付けて、一定期間がたったら権利を移譲するというところの仕組みをやっている自治体も存じておりますので、そういったところの事例も含めまして、どのような施策というか、どのような制度がいいのかはちょっと考えていかなければいけないと思うんですけれども、今回こういった一般質問いただきまして、町有地の有効利用というところを改めて、町有地の棚卸しも含めましていいきっかけになったと考えておりますので、そこに関しては非常に感謝申し上げます。町有地の有効利用、また、次世代のための定住政策または移住者の流入政策に生かしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
再々質問 8番 白幡広喜
1点目の再々質問になるかと思いますけども、私も町民の数名からやはり、無償で町が取得した土地だとか今の解体跡地だとかというのは今後どうするんだろうという話も聞こえております。そんな中でやはり方向性とか、町としての方向性だとかというのをやっぱり見せていかないと、今後のそういう場所の提供というのもどうなのかなというのを思ってますので、今後のことも含めて、もう一度答弁お願いします。
答弁 町長 國部雅人
町有地の有効利用、これは本当に考えていかなきゃいけないところだと思います。一方で、私がちょっと気になってたのが、中学校建設の際とか診療所、病院を建て替えるときに、候補地がなかなかないという話も伺っておりまして、要は町有地がないからなかなか候補地としてふさわしい土地もないという経緯も聞いておりますので、ただ空けておくというのもったいないというのはもちろんそうなんですけれども、そこはある程度計画性を持って考えていかなければいけないのかなという一面でそういうところも考えておりますし、先ほど申し上げました民間とのバランス、全部そこでやってしまったらかえって空き家が増えてしまうというか、民間の取引がなくなってしまうというか、そういったところにも影響を考えていろいろ施策を打たなきゃいけないのかなと思っておりますので、まずはその有効利用に関しては考えていきたいと思いますけれども、そういったいろんな様々な事情がございますので、そこは御理解いただきたいと思います。
再々質問 8番 白幡広喜
はい。