遠別町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月11日
町長の所信表明について
2025年3月11日、遠別町議会の一般質問で、白幡広喜議員が「町長の所信表明について」質問し、町長 國部雅人が答弁しました。
- 質問者
- 白幡広喜 議員
- 答弁者
- 町長 國部雅人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 8番 白幡広喜
皆さんおはようございます。令和7年第1回定例議会において、議長より一般質問のお許しをいただきましたので、通告に従い質問させていただきます。昨年の第7回遠別町議会臨時会においての町長の所信表明の中から、大きく2点について伺います。町長は就任に当たり、「『オールえんべつ』町民と共に暮らしやすい街を!」とキャッチフレーズを掲げ、町民の皆さんが抱く将来への不安を解消できるように努めていくと言及しております。そこで、1点目として、特別養護老人ホーム友愛苑の事業継承問題であります。令和5年8月25日、社会福祉法人湯らん福祉会より、近い将来事業からの撤退する意向があるとの申出を受けてから昨日までの間、町から町民に向けた情報が乏しく、本町の社会福祉の観点から、町内情報の積極的な発信が必要と考えますが、町長の見解を伺います。また、今後の見通しなど進捗状況はどのようになっているのか伺います。次に、2点目として、本町の診療所についてですが、町長の昨日の行政報告の中で、常勤医師が2名体制になるとの報告でありました。町民の皆様の安心・安全に応えていただけるものだと大いに期待するところでございます。所信表明では、看護体制を含めた医療体制の充実を図ると話をしておりましたが、町長が目指す今後の看護体制・医療体制とは、具体的にどのように充実させていくのか、また、職員増を考えている場合は、その受入れ環境も併せて伺います。答弁によりましては再質問させていただきます。
答弁 町長 國部雅人
そ れ で は 、 白 幡 議 員 の一 般 質 問 に お 答 え し たい と 思 い ま す 。1点目の特別養護老人ホーム友愛苑の事業継続進捗状況についての質問ですが、特別養護老人ホーム友愛苑の事業継続について、町民の皆様には大変御心配をおかけしていることに心苦しく感じております。また、町政運営において、町民の皆様への積極的な情報発信は重要であると認識しております。一方で、このたびの事業の承継については契約交渉ごとであるため、公表できない部分があることは御理解いただきたいと思います。現時点でお伝えできる内容となりますが、進捗状況について御説明いたします。現在まで複数の事業者と交渉している中で、先日、町内有識者の会議に諮問したところ、社会福祉法人による運営が望ましいとの方針をいただいております。この答申を踏まえ、社会福祉法人を中心に交渉を行っていきますが、4月の事業承継は難しい状況にあります。なお、社会福祉法人湯らん福祉会には事業承継までの間、友愛苑の運営について確約を得ているところであります。引き続き入所者、御家族及び介護従事者の皆様が安心できるよう、良質なサービス提供、従業員の継続雇用及び待遇の維持を念頭に置き、交渉を進めていきたいと考えております。今後、公表できる段階になりましたら、速やかに町民の皆様にお知らせしていきたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。2点目の診療所の看護体制・医療体制についての質問ですが、診療所につきましては、本年4月1日付で一井医師が着任となり、江橋医師と常勤医2名体制により診療業務を行う予定であり、主に内科などが中心の診療体制になる見込みであります。現在、土日の出張医や医療振興財団からの出張医による一部外科外来や、旭川医大による小児科外来も行われており、今後も継続していきます。将来的には月1、2回程度の耳鼻咽喉科や眼科などの専門外来の開設も、町民の意見を聞きながら模索していきたいと考えております。また、看護師の体制につきましては、現在、正職員が7名、会計年度職員が7名の計14名となっており、会計年度職員のうち5名が民間会社からの紹介による派遣看護師であります。正職員の募集に関しましては、北海道看護協会やハローワークにおいて随時募集をしておりますが、採用まで至っていない状況であります。このため、3か月から1年程度の雇用期間により派遣看護師を採用し、看護師の不足を補っております。この看護師の受入れ環境に関しましては、就労環境や住環境の充実を図っていきたいと考えております。今後におきましても、町民の皆様への安定した診療体制の構築を目指して尽力してまいりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 以上、白幡議員の一般質問の答弁とさせていただきます。
再質問 8番 白幡広喜
御答弁ありがとうございます。まず、1点目の再質問になりますが、ただいまの町長の答弁による内容を私なりに解釈しますと、継承がはっきり決まるまで情報発信はしないということになるかと思っております。町民の皆さんが一番関心のあるこの特別養護老人ホーム友愛苑継続問題でもあります。國部町長が就任して4か月余りが経過しておりますが、積極的な情報発信がされていなく、一部町民からも友愛苑の話どこ行ったのかと、そういった心配なされている方もおります。そこで、再度伺います。交渉に至っても、いつどのような形で何社かとの交渉を行っている状況など情報発信は可能と考えるが、町長の見解を伺います。次に、進捗状況ですが、4月の事業継承は難しいとの答弁でしたが、具体的にいつ頃になるのか、また、先日、町内の有識者に諮問したということで、メンバーはどういう構成の方なのか、併せて伺います。次に、2点目の再質問になります。本町においても、医療の充実は最も重要なことだと私自身も思っているところです。4月1日より常勤医2名体制により医療業務を行うことで、診療所の稼働域の向上、また、病床を大きく稼働させるためには、医師や看護師をはじめとする職員の人材確保に取 り組むことが重要であり、対策を講じる必要があると考えております。今現在、正職員を随時募集しても採用に至っていない状況であり、看護師不足に対応するため、民間会社からの派遣看護師を採用しているとの答弁でしたが、今後においても現職員の退職などに伴い、派遣看護師の増員も必要になってくるのではないかと思っているところです。都市部から地方への派遣ということになると、本町での住環境の問題を含め、本町の診療所で職場を選んでいただけるような施策も必要不可欠だと考えておりますが、町長の考えはどのようなものか。また、先ほどの答弁の中にありました住環境の充実を図ると言っていますが、具体的にどのようなことなのか、併せて伺います。
答弁 町長 國部雅人
白幡議員の再質問にお答えしたいと思います。まず、諮問したメンバーということですが、介護保険事業計画策定委員会という既存の組織がございまして、メンバーが構成6名となっております。それに加えまして、国民健康保険の運営に関する協議会、これも既存の会がありまして、これがメンバー9名となっております。この両委員会に諮問して、先ほど申し上げた答弁を、申答を得たところであります。情報発信に関しまして、非常に御心配をおかけしているところではあります。正式に決まっていれば行政報告なりしたかったところではありますけれども、現在まだ公表できる段階にないところではあります。ただ、こういった答申を受けまして、社会福祉法人を交渉先に絞りまして交渉が進んでいるところであります。現実、既に3月ですので、4月の事業承継は難しいというところではありますけれども、先方と話している中では、8月の事業承継が可能なところであるというところを交渉しているところであります。まず、情報を発信したい、私からもしたいというところが、従事していただいている介護職員の部分なんですけれども、まず、先方も働いていただいている方を大切に考えていただいておりまして、継続雇用はもちろん、待遇に関しても現状を維持したいと。さらには、こういったM&Aというんですかね、事業承継に当たりまして一番ネックになるというかが、やり方が大きく変わって、そこに対するアレルギー反応が多く、結構離職者が出るという話も伺っておりますので、そこも念頭に、最初から大きく変えずに徐々に、何ていうんでしょうかね、経営改善をしていくような話を伺っております。まずは、働いている方、または入所者を大切には考えていただいているという話を伺っております。これに関して、私も選挙の間から、残さなければいけない必要な施設とい うことは言い続けておりますが、当時は根拠がなくというか、理念だけで申し上げていた部分が実際あった。残さなければいけないと、それのために努力するのはお約束してはいましたが、具体的にここというところが見えていない部分での話ではあったんですけれども、現在、それから4か月たちまして、おぼろげというか、ある程度形が見えてきたのかなと実感しているところであります。具体的にこういった答申も受けて話が進んでいるところでありますので、特に働いている方に関しては、安心して働き続けていただけると考えておりますので、御理解お願いいたしたいと思います。次に、医療体制に関してですが、その中で人材確保の部分が問題になっているという話がございました。私も職員と面談している中で、看護師とも面談しているんですけれども、ここの住環境の部分で結構言われることは実際多くあります。ナースパワーですとか、そういった紹介会社から来ている看護師の方が多いんですけれども、行った後、そこの評判というか、書き込み、口コミの欄があるようなんですけれども、そこはやはり住環境の点については書かせていただくという話も聞いております。それはいい意味ではなく悪いほうに、そこが不満だったというふうに書かざるを得ないという話も聞いてございます。ちょっと前でしたら、恐らく派遣のされる際に、住むところがあるというのが一つの来る条件だったとは思うんですけれども、最近は、それプラス住むとこがあるだけではなく、住むとこがきれいとか、住みやすいとか、そういった条件にまで上がってきているように実感しております。ですので、現在住んでいただいているところにも不満の声も聞いておりますので、そこを何とか今後どのような形がいいのか検討しながら、看護体制・医療体制の充実のためにそこに注力しなければいけないのではないかと考えてございます。
再質問 8番 白幡広喜
そしたら、次に、1点目の質問になりますが、8月の事業継承になるとの答弁でしたが、今からだと約5か月間もの長期に及ぶことから、現運営事業者である社会福祉法人湯らん福祉会において、多岐にわたるリスク等も考えられるので、スピード感を持って交渉を進めていただきたいと思っております。情報発信がないままにしますと、憶測だけが先行してしまいますので、少なからず 広 報 紙 などによって町民向けに発信できるよう検討も願いたいと思います。次に、2点目の質問ですが、医療体制や医療の充実を図るとすれば、やはり一定数の看護師を含め職員がい ないと、他の職員にも負担が多くかかるということが予想されます。本町の職員が快適に過ごせるよう住環境境を整え、さらには、本町の魅力の一つとして情報発信できないか伺いまして、今回、私からの一般質問を終了させていただきます。
答弁 町長 國部雅人
あと5か月ですか、湯らん福祉会さんのほうで運営いただくということになるかと思いますが、ここに関しても答弁書にもありますとおり、湯らん福祉会さんのほうに出向きまして、そこまでの運営はきちっとやっていただくという確約は受けております。情報発信に関してなんですけれども、まだ未確定な部分もありますので、なかなか難しい部分があるのが正直なところでありますので、なるべく早くまとめて公表できる段階に持っていきたいとは考えておりますので、御理解願います。2点目の医師・看護師の住環境の部分ですけれども、そこは先ほど申し上げているとおり、一番看護師の方から言われるのがそこであると考えております。あともう一つ、労働環境に関しても、やはり看護師の方々からすると、電子カルテがないという部分で、仕事が煩雑というか、手間がほかのところよりも多くかかるというふうにも伺っておりますので、電子カルテの導入も含めて検討している状況にございます。