みんなの議会

江別市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月5日

(1)江別市立病院について/(2)自治会排雪について

2021年3月5日、江別市議会の一般質問で、鈴木誠議員が「江別市立病院について」「自治会排雪について」について質問し、市長 三好昇、病院事務長 白石陽一郎、建設部長 佐藤民雄、病院経営推進監 渡部丈司が答弁しました。

質問者
鈴木誠 議員
答弁者
市長 三好昇、病院事務長 白石陽一郎、建設部長 佐藤民雄、病院経営推進監 渡部丈司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 鈴木誠

ただいま議長の許可を頂きましたので、順次質問してまいりたいと思います。件名1の江別市立病院についてでございます。項目1の江別市立病院経営再建計画の市民説明会についてであります。昨年9月の第3回定例会の一般質問においても、市民説明会の再検討について質問させていただきました。その後、新型コロナウイルス感染拡大に伴いまして、広報えべつ特集号による江別市立病院経営再建計画の周知となり、パブリックコメントの実施による対応となったところであります。果たして、これで市民説明が十分であったのか疑問に思うところでございます。どのように評価されているのか、御答弁をお願いしたいと思います。さきの総務文教常任委員会において、市庁舎・市民会館耐震化に係る市民説明会にて、4団体35名の市民の皆さんと意見交換を行ったとの報告がありました。コロナ禍ではありましたが、感染対策をしっかり行い、意見交換会を行ったことは評価したいと思います。一方、市立病院に関しては、広報えべつの特集、市長ビデオメッセージ、パブリックコメントで終わらせることは不十分と思うところでございます。令和2年第3回定例会の一般質問の御答弁では、より多くの市民に、様々な形で情報を発信し、経営再建の方向性を共有することが重要と答弁されております。あまり大規模に人を集めることなく、Zoom、YouTube等を活用することにより、直接市民の皆さんに現状を説明、理解を深めることができるのでないかと思うところでございます。いかがか市長の見解を伺います。項目2の新型コロナウイルス感染者に対する診療対応についてであります。令和2年第3回定例会の一般質問において、発熱者専用スペース設置について質問いたしました。今の制度では、江別市立病院が感染症指定医療機関でないことは十分に理解しております。現実的には、新型コロナウイルス感染症の中・軽度・無症状の患者さんが入院または治療されていると伺ってございます。現在、市立病院が感染症指定医療機関のバックアップ医療機関としての機能を果たすことは、市民にとりましても地域医療の重要性からも安心なことだと思います。PCR検査、また、抗原検査機器も備え、市内開業医の皆さんからも期待される病院となっていることと思うところでございます。新型コロナウイルス感染対策に市立病院がしっかり対応していることを、市民の皆さんにしっかり伝えていくことが必要ではないかと思いますが、御見解を伺います。項目3の市立病院の経営再建に向けたクラウドファンディング等の導入を検討することについてであります。市長は、市立病院の自主再建の道を選択して、現在3か年の集中改革期間となっています。そして、職員の給与削減を行い、その削減額を医師確保対策特別引当金として財源留保しております。その留保財源の活用方法について、具体的な提案を早期に求めていきたいと思います。また、ふるさと納税も当初予定より多くの賛同を頂き、約3億円となってございます。今、市立病院の再建をさらに推し進めるために、市立病院の経営再建に向けたクラウドファンディング等の導入を検討してはいかがか、御見解を伺います。さきに実施したパブリックコメントにおいても、市民の方の御意見として、ふるさと納税において病院存続のための寄附を広げるという御意見がありました。広く市民、江別市ゆかりの皆さんから、市民医療、地域医療を守るため広く寄附を募ることも、1つの手法ではないかと思うところであります。市長の御見解をお伺いしたいと思います。項目4の地方公営企業法の全部適用についてであります。江別市立病院経営再建計画(案)に対する市民意見募集の結果と市の考え方では、令和4年度までに経営形態を地方公営企業法の全部適用へ移行すると回答しております。令和3年度事業計画の中で具体的な方針がないように思いますが、どのような手順、工程での移行作業になるのか、明らかにしていただきたいと思います。令和4年度に地方公営企業法の全部適用となると、相当なスピードで準備をしなければならないと思います。地方公営企業法の全部適用となることにより、適用法律が地方公務員法から地方公営企業等の労働関係に関する法律などが適用されることになり、管理者の設置、職員の身分の取扱い等に影響を及ぼすことになることが見込まれ、十分な時間と準備が必要となると思いますが、僅か1年間で全部適用が可能なのか、御見解をお伺いしたいと思います。次に、件名2の自治会排雪についてでございます。今年度の降雪量は、3月4日現在で、土木事務所の観測で452センチメートルとなっており、日夜除雪、排雪作業に取り組んでおられる職員の皆さん、また、江別環境整備事業協同組合の除排雪事業者の皆さんに感謝申し上げるところであります。項目1の契約の在り方についてであります。経済建設常任委員会における報告では、自治会排雪を104自治会が申し込み、1月23日開始、3月2日完了予定となると報告されておりました。主に戸建て住宅を中心とする自治会では、9割程度の自治会が実施していると伺っております。令和2年度は、江別地区35自治会、野幌地区33自治会、大麻地区36自治会の合計104自治会が実施予定となっています。昨年度は、21の自治会がキャンセルとなったとのことです。自治会排雪は、市民協働事業として、自治会と江別環境整備事業協同組合、これは各除雪事業者が参加されている協同組合となりますが、その間の契約となっていると思うところですが、実務上契約書は締結していない自治会も相当数あると伺っております。排雪用車両貸与申請書に自治会長名を押印し、江別市長に提出するだけとなっております。江別市も多額の事業費を費やし、自治会側も各自治会の中で最も高額な事業費となってきていることから、契約書を正式に交わす必要があるのでないかと考えますが、御見解をお伺いしたいと思います。項目2の自治会排雪のキャンセルについてであります。令和2年12月10日付で江別環境整備事業協同組合からの文書が各自治会に配付されました。その中で、令和元年度自治会排雪事業で104自治会中21自治会、約20%となりますが、雪が少なかったためキャンセルしたとの報告がなされております。各除雪業者は、12月中に人員確保、除雪ドーザ、誘導員の確保を終えていることから、キャンセルで発生した損失は、全て除雪事業者が負担しているとの内容でありました。キャンセル料なしで事業者が負担することは、自治会排雪事業が将来にわたり安定的な運営が困難となるのではないかと危惧するところです。また、キャンセルの場合の違約条項を明示することが必要でないかと考えますが、御見解をお伺いしたいと思います。項目3の自治会負担額の見直しについてであります。令和2年12月10日付の江別環境整備事業協同組合からの文書では、自治会排雪事業が始まり、30年以上経過したとのことです。市内の平均では、1世帯当たり自治会負担額は税込みで3,300円程度であり、労務費、リース料が上昇していることから、来年度から税込みで4,000円程度への引上げを要請しております。この引上げについて、江別環境整備事業協同組合が地区自治会連絡協議会も含めた江別市自治会連絡協議会、江別市と行った三者懇談会の経緯が説明されています。負担金額の見直しはやむを得ないと思うところですが、自治会と除雪事業者との協議に委ねるだけでよろしいのか。市も市民協働を進める視点から積極的に関与して、自治会の理解を得る努力が必要でないかと考えますが、いかがか答弁を求め、1回目の質問といたします。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

鈴木議員の一般質問にお答え申し上げます。江別市立病院に関しまして、初めに、江別市立病院経営再建計画の市民説明会についてでございますが、江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会からの答申を受けまして、その内容を市民と共有する場として、令和2年10月に市民説明会を開催する予定でございましたが、出席を予定していた委員の日程調整がつかず、江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会の委員長からは、全員が参加する中で開催することが望ましいとの意向がありまして、やむを得ず、延期を決定したところでございます。その後も、北海道におけます集中対策期間が設定されるなど、新型コロナウイルス感染症の患者が増加する状況が続いたため、同じく、江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会の委員長から、このような状況の中では、市民説明会を延期したほうがよいとの判断がございまして、開催を見合わせていたものでございます。その後、令和2年11月に開催しました江別市立病院経営評価委員会からは、経営再建の方向性を早急に市民に伝えるべきとの意見がありましたことから、より多くの市民の皆様に対し、分かりやすい情報提供を行う手段としまして、広報えべつ1月号に、再生の道のりをテーマとする特集記事を掲載したところでございます。この特集記事では、より多くの市民に、市立病院の経営問題や地域医療の在り方を考えるきっかけとしていただくため、これまでの経緯のほか、市民の代表や医療関係者の声、病院再生に向けた病院長の思いなど、多角的な視点から情報を発信したところでございます。また、新たな試みとしまして、インターネットを活用しまして、私からの動画メッセージを併せて配信したところでございます。これらの特集記事をきっかけに、江別市立病院経営再建計画(案)へのパブリックコメントを提出したとの声も頂いたところでございます。なお、江別市立病院経営評価委員会の委員長からは、新型コロナウイルス感染症の動向を見つつ、市民に対し、直接、丁寧に説明する場を設けたいとのお話を頂いている中で、江別市立病院経営評価委員会では、インターネットを活用した会議運営を行っていることから、市民説明会でも、そのような手法をしてはどうかとの御意見もいただいているところでございます。私といたしましては、経営再建を進めるためには、より多くの市民の皆様とともに、経営再建の方向性を共有し、市民のための病院として認識していただくことが重要であると考えておりますことから、新型コロナウイルス感染症の動向を見極めつつ、一日も早く市民説明会を開催するとともに、議員から御提案のありました、インターネットの活用についても検討してまいりたいと考えております。次に、新型コロナウイルス感染者に対する診療対応についてでございますが、新型コロナウイルス感染症につきましては、依然として全国的な流行が続き、北海道では令和2年10月以降、第3波の蔓延によりまして、感染拡大防止に向けた集中対策期間が再延長されるなど、現在も予断を許さない状況が続いているところでございます。そこでまず、陽性患者の入院対応についてでございますが、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づき、都道府県等は、新型コロナウイルス感染症の蔓延を防止するため、必要があるときは、患者等を入院させることができるものとされておりまして、北海道が感染症指定医療機関等における陽性患者の入院調整を行っているところでございます。北海道は、昨年の4月以降、札幌圏で陽性患者の受入病床が逼迫していた状況を受けまして、病床の確保を進め、市立病院では、北海道江別保健所からの要請に基づきまして、昨年5月に独立した専用病床を設置し、北海道江別保健所の調整の下、患者を受け入れしてきたところでございます。受入期間に当たりましては、北海道江別保健所や感染管理の専門家の指導に基づきまして、感染の危険度ごとに受入病棟内のゾーニングを検討した上で、隔壁や空調などの改修工事を行い、一般の入院患者との動線を完全に分離して運用しているほか、従事している職員への感染防護具の着脱トレーニングなどを徹底しており、現在まで、院内を感染源とする事例は発生していないところでございます。御質問の新型コロナウイルス感染者に対する診療対応に係る市民への周知についてでございますが、感染症対策を所管する北海道は、風評被害や発熱患者等が集中するおそれなどから、現在も陽性患者の受入医療機関を公表しておらず、当院も公表を控えるよう指導を受けてまいりました。市立病院では、これまで、北海道江別保健所の要請に基づきまして、入院患者の受入対応のほか、PCR検査の実施や専用スペースでの発熱患者の診療などの取組を行ってきたところでありまして、コロナ禍において、こうした取組によりまして、市民の皆様に安心して受診していただく体制を構築することが重要であると考えているところでございます。一方で、感染症指定医療機関ではない市立病院に対しまして、北海道から、陽性患者に対する対応を具体的に公表することによる風評被害などの影響について、御指摘を頂いているところでございます。そのことから適切な情報発信の在り方につきましては、北海道や一般社団法人江別医師会とも協議をしながら検討してまいりたいと考えております。次に、地方公営企業法の全部適用についてでございますが、市立病院では、令和3年3月に策定しました江別市立病院経営再建計画におきまして、経営の安定化や収支均衡の実現を図るため、令和4年度当初における地方公営企業法の全部適用への移行に向け、令和3年度中に必要な取組を進めることとしたところでございます。地方公営企業法の全部適用への移行による効果といたしましては、専任の事業管理者が設置されることによりまして、人事面や財政面における組織運営での自律性、柔軟性が高まり、診療報酬の改定や医療制度の変更などに対する迅速な対応が可能になるものとされております。これら全部適用への移行に当たりましては、病院職員の身分が一般職員から企業職員へ変更となることから、給与などの勤務条件や労働関係法令などにおける取扱いについて必要な整備を行うほか、全部適用によるガバナンス強化の実効性を高めるため、新たな事業管理者の選任も同時に必要となるものでございます。地方公営企業法の全部適用に向けたスケジュールにつきましては、江別市立病院経営評価委員会とも相談しながら、令和4年度当初からの施行に向けまして、適任となる事業管理者の人選を進めていくとともに、令和3年度上半期までに、勤務条件や労働関係法令等における取扱いを整理しまして、令和3年12月の第4回定例会への提案に向けて、努力してまいりたいと考えております。私といたしましては、市立病院が、現在、市立病院の経営再建に向けたロードマップに沿った経営再建を鋭意進めているところでございまして、地方公営企業法の全部適用への移行につきましても、職員の理解と協力を得ながら、取組を進めてまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でございますが、このほかの質問につきましては、病院事務長ほかをもってお答え申し上げます。

答弁 病院事務長 白石陽一郎(病院事務長は2025年2月まで)

私からは、江別市立病院についての御質問のうち、市立病院の経営再建に向けたクラウドファンディング等の導入を検討することについて御答弁申し上げます。クラウドファンディングは、不特定多数の方から特定の目的のためにインターネット経由で資金提供等を受ける新たな資金調達の手法として、近年注目が高まってきており、医療機関においても数多くの活用事例がございます。クラウドファンディングには、大きく分けますと、寄附型、購入型、投資型の3形態があり、医療機関における資金調達は寄附型で行われていることが多く、具体的には、先進的な医学研究や先進医療機器の購入、専用病棟の改修のほか、最近では新型コロナウイルスの感染防止対策にも活用されるなど、その使途は多岐にわたっております。市立病院といたしましては、経営再建のための資金調達は、再建を進める上で重要な要素であることから、こうしたクラウドファンディング等の新たな資金調達手法も、有効な手法の1つであると考えるところであります。いずれにいたしましても、多くの方から賛同を得て寄附を頂くためには、単なる経営支援という目的にとどまらず、市立病院が地域医療を守るために必要と考える具体的な事業や使途を明確にお示しすることが重要であります。また、併せて、賛同いただいた方々に対し、どのような形で事業の成果を報告し、還元するのかなど、導入に際して整理すべき課題もありますので、他の医療機関の活用事例を参考にしながら、クラウドファンディングやふるさと納税等、有効な資金調達の手法について研究してまいりたいと考えております。以上であります。

答弁 建設部長 佐藤民雄(建設部長は2025年2月まで)

私からは、自治会排雪について御答弁申し上げます。まず、契約の在り方についてでありますが、自治会排雪は、自治会、除雪事業者、市の連携により、冬期間の道路環境を改善する事業であり、自治会が実施する排雪作業について、市は、自治会排雪に係る車両貸与基準に基づき、ダンプトラックやロータリー除雪車を自治会に無償で貸し出し、自治会は、除雪事業者と個別に契約し、除雪ドーザ、交通誘導員、ロータリー除雪車の運転手を用意するものであります。自治会と除雪事業者との契約につきましては、長年の経緯などから、契約書を取り交わしていないケースもあると伺っておりますが、市といたしましては、作業を実施する路線や期間、請負額など、契約事項を明文化することや、トラブル防止につなげるためにも契約書の取り交わしが望ましいと認識しており、これまでも、江別環境整備事業協同組合との委託業務において、構成会社である除雪事業者と自治会との契約書のひな形をお示ししているところであります。今後とも、契約書の取り交わしにつきましては、江別環境整備事業協同組合を通じ、除雪事業者に対し指導するとともに、自治会に対しましては、除排雪三者懇談会において要請してまいりたいと考えております。次に、自治会排雪のキャンセルについてでありますが、昨年度の例年にない少雪により、21自治会のキャンセルが発生したことを受け、本年度の自治会、江別環境整備事業協同組合、市による除排雪三者懇談会において、意見交換を行ったところであります。この中で、自治会からは、除雪事業者の負担軽減につなげるためにも、キャンセル料を設定してはどうかとの御意見も頂いたところであります。江別環境整備事業協同組合によりますと、自治会排雪において、これまで自治会と除雪事業者の間では、雪の多い場合も少ない場合にも、一定の負担額で実施していることから、今後も安定的に請け負うためにも、キャンセルすることなく、予定どおり実施していただきたいと伺っております。このことから、除排雪三者懇談会におきましては、江別環境整備事業協同組合及び市から自治会に対し、改めて事業の意義を説明し、今後とも、雪の量にかかわらず、キャンセルすることなく継続的に実施することが望ましいと考えており、そのことをお伝えしたところであります。次に、自治会負担額の見直しについてでありますが、除雪事業者の代表である江別環境整備事業協同組合は、自治会に対し来年度以降の負担額の見直しを要請しており、除排雪三者懇談会におきましては、その必要性について、おおむね御理解を頂いているところであります。市といたしましては、自治会負担額の考え方は、個々の自治会により様々であることから、江別環境整備事業協同組合に対し、負担額の見直しは、自治会ごとの事情を考慮し、丁寧に説明するよう指導してきたところであります。いずれにいたしましても、市といたしましては、自治会排雪を将来にわたって持続的かつ安定的に維持することは、極めて重要であると考えております。今後とも、各地区の地区自治会連絡協議会や江別環境整備事業協同組合と連携し、自治会と除雪事業者の協議に市が積極的に関わるとともに、除排雪三者懇談会を活用するなど、自治会と除雪事業者の理解が得られるよう努力してまいりたいと考えております。以上であります。

再質問 鈴木誠

それでは順次再質問をさせていただきたいと思います。まず、江別市立病院についての1項目め、江別市立病院経営再建計画の市民説明会についてであります。市民説明会のインターネットの活用について検討するという答弁でございました。ただ、いろいろな活用の仕方がありますので、もう少し具体的な御答弁をお願いできないかと思います。今一番大事なことは、現状の市立病院の経営実態、また、今後の再建計画案を積極的に市民にお示しすることではないか、どの時期にどんな方法により説明会を行うのか、再答弁を求めたいと思います。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

再質問にお答え申し上げます。市民説明会の開催時期などについてでございますが、先ほどもお答え申し上げましたとおり、市民説明会につきましては、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の動向などを十分見極めていきまして、可能であれば、今年の7月までには開催したいと考えております。また、開催方法につきましては、なるべく大きな会場を確保しまして、3密を避けるなど新型コロナウイルス感染症防止対策を万全に図りつつ、一方的な説明ではなく、市民とも対話できるような開催を考えているところでございます。その際には、できるだけ多くの市民の皆様に、経営再建の概要をお伝えするよう、開催に当たっては、先ほどもお答え申し上げましたけれども、インターネットの活用なども含め、検討してまいりたいと考えております。以上でございます。

再質問 鈴木誠

今、具体的に7月までに開催したいということでございます。先ほども別な項目で質問しましたときに、秋ぐらいまでのこれから上期の中で相当な業務量があります。そうすると病院の事務方にとっては相当ハードな対応になるのかなということを心配いたします。準備、それから会場の確保、周知の方法、感染対策等を考慮すると相当なスピード感を持って対応しないとできないかなという、非常に難しいなという思いでございます。市長、それから江別市立病院経営評価委員会の先生方、事務方を含めてオールスタッフが全部集まる必要性があるのかなというふうに思います。そういう面では、1か所で1回やるのではなくて、例えば市内3か所くらいで3回に分けて、少し中規模の会場を借りてやるだとか、そして全員参加ではなくて、市長はビデオメッセージを流してもらってやるだとか、いろいろなやり方の工夫と、やはり広く市民に情報を提供するということを心がけてほしいなと思っておりますので、そういう面での視点で再答弁を求めたいと思います。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

市民説明会についての再々質問でございますが、説明会の開催につきましては、江別市立病院経営評価委員会の委員長がかなり強い思いがございまして、その委員長の思いを酌み取った対応をする必要があると思ってございます。開催方法、開催場所、さらには出席者などにつきまして、江別市立病院経営評価委員会の委員長とも相談しながら、また、今ほど議員からも御指摘を頂きましたので、そうゆうことも踏まえまして、検討してまいりたいと考えてます。以上でございます。

再質問 鈴木誠

今の市長からの答弁を聞きまして、そういう対応をしっかりやっていただきたいということを申し添えたいと思います。2項目めですが、再質問とさせていただきます。新型コロナウイルス感染者に対する診療対応についてでございますが、感染症対策、これは北海道が陽性患者の受入れ、入院調整を行うということは十分承知しております。市民医療を担う江別市立病院として、新型コロナウイルス感染症にどのように関わってきたのかを質問したいということでした。北海道江別保健所の要請により入院患者の受入れ、そしてまたPCR検査体制の整備を図ってきたことは評価するとともに、江別市立病院は、新型コロナウイルス感染症対策をしっかり行っているということを、市民の皆さんにお知らせすることが重要だろうと思うところであります。市民の皆さんに安心して受診していただく体制を構築することが重要であるということ、これは具体的にどのような体制を構築することなのかということを、お伺いしたい。それからまた、適切な情報発信の在り方についてであります。北海道、一般社団法人江別医師会と協議しながら検討したいとのことでございました。市内開業医の皆さんからは、市内で新型コロナウイルス感染症に感染された市民の皆さんを市立病院が対応されているということは、地域医療にとって安心感を与えることになり、後方支援病院としての役割をしっかり果たしていくということでありますので、この辺を含めて市長から再答弁をお願いしたいと思います。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

新型コロナウイルス感染者に対する市立病院の診療対応についてでございますが、新型コロナウイルス感染症が発生してから1年余りが経過しまして、その間、新型コロナウイルスに関する様々な情報が明らかになってきたところでございます。そこで市立病院では、市民の皆様に安心して受診していただくため、常に安全対策の検証を繰り返しながら、感染防止対策の取組を強化してきたところでございます。具体的には、先ほどもお答え申し上げましたが、新型コロナウイルス感染症対策としまして、正面玄関での来院者全員への検温チェックを行っているほか、一般の来院者と接触しないよう、入口から診療までの動線を完全に分離した専用スペースでの発熱患者の診療や、PCR検査の実施、さらには陽性患者の専用病棟での受入れなど、必要な感染防止対策を講じてきたところでございます。間もなく、医療従事者等への新型コロナワクチンの接種が始まりまして、高齢者への接種も始まりますが、その際にも北海道や一般社団法人江別医師会などと協議しまして、市立病院におきましても、接種体制の構築準備を進めているところでございます。こうした関係機関との緊密な連携によりまして、コロナ禍におきましても、市民にとって安全・安心な医療を提供できる体制を整えてきたところでございまして、今後もその取組を進めてまいりたいと考えております。また、市立病院の役割ということでございますが、市立病院では、早い段階から市内の発熱患者等の診療や、PCR等の検査を実施してきたところでございまして、その際にも北海道江別保健所や一般社団法人江別医師会と協議をしまして、情報共有しながら、陽性患者の対応を含め、新型コロナウイルスの感染防止対策に取り組んできたところでございます。また、最近で申し上げますと、高齢者施設でクラスターが複数発生してございまして、江別市介護保険施設感染症対応ネットワークから、施設職員等のPCR検査を実施してほしいという強い要望を受けましたことから、先月から市立病院におきましても検査体制を整えまして、希望施設の検査の受入れを開始したところでございます。さらに、先ほどもお答え申し上げましたが、高齢者の新型コロナワクチン接種に向けましては、現在、北海道や一般社団法人江別医師会等と協議しながら、多くの市民の皆様に安心して接種していただけるよう準備を進めているところでございます。いずれにいたしましても、コロナ禍を乗り越えるためには、市全体で取り組むことが重要でございまして、市立病院としましては、一般社団法人江別医師会や関係機関と連携しながら、率先して感染防止対策に取り組みまして、地域の医療を支える後方医療機関として、公立病院の役割を果たしていくべきものと考えているところでございます。以上でございます。

再質問 鈴木誠

今、御答弁を頂き、全体的には理解をさせていただきました。今回、初めて、一般質問の中で新型コロナウイルス感染者への診療対応について御答弁を頂いたところであります。しっかりとした感染対策を行って受入れを行っていること、そして、また、市内医療機関にとって、自治体病院の果たす役割としてしっかり発信していくことが、私は重要でないかなというふうに思っております。そういう意味で引き続きの対応をしっかり取り組んでいただきたいと思っています。また、ぜひとも安心・安全な市立病院であること、そして、また、新型コロナウイルス感染者の診療対応についても、後方支援病院としての機能を発揮していくということであるかなと思っております。市立病院の地域医療に果たす役割をより明確化することになり、市立病院に対する市民の理解も深まっていく、私はそう思っておりますので、その辺りを恐らく市長もそういう同様な思いかなというふうに思っていますので、その辺りを中心にこれからも取り組んでいただきたいということで、ここは要望とさせていただきます。次に、クラウドファンディングの関係でございます。必要性については、理解をしているとのことでありましたが、クラウドファンディングやふるさと納税等、有効な資金調達の方法について研究したいとの答弁でございました。正直に言いまして、市立病院の財政状況、これから目指すべき医療体制を考えると、研究している状況ではないだろうということも含めて、実行すべき時期にあるのではないかというふうに思っているところです。一日も早い経営再建を進めるためには、市民の皆さん、そして、また、江別市にゆかりのある全国の皆さんに向かって協力を求めていく、そういう必要性があると思いますが、研究で終わることなく、より積極的な対応について再答弁を求めたいと思います。

答弁 病院事務長 白石陽一郎(病院事務長は2025年2月まで)

鈴木議員の再質問に御答弁申し上げます。クラウドファンディング等の導入に向けてのより積極的な対応についてでありますが、先ほども御答弁申し上げましたとおり、クラウドファンディングの導入に際しては、単なる経営支援という目的ではなく、より多くの方から賛同を得て寄附を頂くための具体的な事業や使途を明確にお示しすることや、その事業の成果を報告し、還元することも大切な対応になってまいります。また、そのほかにも、クラウドファンディングの寄附金が目標額に達しない場合、市立病院が不足分を補って事業を実施するのか、事業の規模を見直すのかなど、様々な課題もございます。市立病院といたしましては、集中改革期間における取組を着実に進めながら、具体的に何を目的として、このような新たな手法を導入すべきか、市立病院内での十分な合意形成も必要となりますことから、市立院内全体でしっかりと議論してまいりたいと考えております。以上であります。

再質問 鈴木誠

今、御答弁いただきましたとおり、大変悩ましい課題もいっぱいあるということは理解をしております。ただ、今、江別における市民医療を守るための1つの手法として、市民及び全国の江別市にゆかりのある方々、こういう方々に対してきちっと市立病院再建に向けたメッセージを伝えていく、そのことによって、より具体的なものになってくるのかなというふうに思っておりますので、市立病院内で閉じ籠もることなく、全庁的な議論を私はするべきであるというふうに思っていますので、早期に結論を出していただくよう要望したいと思います。続いて、地方公営企業法の全部適用についてでございます。まず、事業管理者の選任についてでありますが、一番のポイントは事業管理者の選任であると思っております。事業管理者の判断一つというか、相当な権限を持ってきますので、そういう面では内部登用していく方向なのか、外部から病院経営再建経験者を招聘するのか、どのような人物を想定しているのか考え方を聞きたい。また、地方公営企業等の労働関係に関する法律が適用になってきます。このことによって、多くの変更点がある。また、当然労働者との、労働組合との合意形成、これは相当な時間がかかるだろうと思っています。本当に上半期までの整理が可能なのか疑問を持つところです。この点について再答弁を求めたいと思います。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

再質問にお答え申し上げます。事業管理者の選任に当たっての考え方ということでございますが、市立病院の事業管理者には、高度な経営能力が求められるほか、医療界に精通しているなど、病院経営全般について高い見識を持つ人材が望ましいと考えております。先ほどもお答え申し上げましたとおり、事業管理者の選任につきましては、どのような人材が望ましいのか、江別市立病院経営評価委員会とも相談をしながら、組織の内外を問わず、総合的な視点から、広く人材を求めてまいりたいと考えております。また、地方公営企業法の全部適用への移行に当たって、上半期までの整理で十分対応できるのかということでございますが、地方公営企業法の全部適用への移行によりまして、病院職員の身分が一般職員から企業職員へ変更となることから、令和3年度上半期までに、勤務条件や労働関係法令等における取扱いについて整理をしまして、速やかに、職員への周知も図ってまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、市立病院職員の理解と協力の下に、市立病院の経営再建に向けたロードマップに沿った経営再建を鋭意進めておりまして、江別市立病院経営再建計画に基づく地方公営企業法の全部適用への移行につきましては、これも職員の理解を得られるよう、努めてまいりたいと考えております。以上でございます。

再質問 鈴木誠

事業管理者の選任について答弁にありましたとおり、高度な経営能力が求められると、そして医療界に精通している病院経営全般について高い見識を持つ人材、大変ハードルの高い、これだけの人材を見つけてくるというのは、相当大変な話なのかなというふうに思っています。その点については、十分これから議論いただいて、決定をしていただくようにお願いをしたいというふうに思っています。ただ、後段部分の地方公営企業法の全部適用による職員のいろいろな条件の変更などの部分についてだけ、質問させていただきたいと思います。市立病院の経営再建に向けたロードマップ、そして江別市立病院経営再建計画の中では、地方公営企業法の全部適用は独立行政法人への移行、または指定管理者制度の移行への経過的な措置ではないかと思っています。そのことを十分理解しての全部適用の方針と思うところですけれども、地方公営企業法の全部適用によりまして、市立病院職員は地方公務員法の適用から、地方公営企業等の労働関係に関する法律の適用へ移行になります。賃金決定の原則、労働契約締結権も認められて、労働組合も新たに公営企業労働組合へ移行となってくるはずであります。これらの手続を上半期の10月までに本当に実現可能なのかどうか、これができないと令和4年度の事業計画は全て狂ってしまうといいますか、そのあとの市立病院の経営再建に向けたロードマップの期間の全体的な事業計画がずれてくるはずでありますので、この辺を心配するところでございます。ましてや、職員への周知を図ってまいります、職員の理解を得られるよう努めてまいりますということで、本当にそういう答弁を頂きました。残り6か月しかないわけでありまして、その6か月の中で具体的にどのような手順で進めていくのかというところ、もう少し決定していることがあれば、御答弁をお願いしたいと思います。

答弁 病院経営推進監 渡部丈司

鈴木議員の再々質問に御答弁申し上げます。地方公営企業法の全部適用への移行に当たっての具体的な手順についての質問でありますが、おおむね本年6月までには、市立病院内の病院運営会議において、全部適用への移行に伴う勤務条件や労働関係法令等における取扱いを十分に協議し、内容を整理してまいりたいと考えております。また、職員に対しましては、引き続き、全部適用への移行について、必要な情報を適宜提供するとともに、本年7月以降、全部適用への移行に伴う勤務条件等の取扱いについて、市立病院内の各種会議や、各部門において丁寧に説明を行ってまいりたいと考えております。市立病院といたしましては、令和3年度上半期にこれらの取組を進め、職員の理解を得ながら、地方公営企業法の全部適用に向けた合意形成を図ってまいりたいと考えております。以上です。

再質問 鈴木誠

地方公営企業法の全部適用について、大変ハードな日程をこなさなければいけないという、非常に職員のいろいろな条件面、外に向かってのいろいろな対応も変わってくると思いますので、そこをしっかりと対応していただかないと、後々私は知らなかったと、何も変わらないということではなくて、変わるんだということをしっかり伝えないと、その合意形成というのは大変難しいかなというふうに思いますので、その辺りについてしっかり取り組んでいただきたいというふうに思います。続いて、自治会排雪についてお話をさせていただきたいと思います。項目1の契約の在り方につきまして、これは要望させていただきたいと思います。契約書の取り交わしについて、江別環境整備事業協同組合を通じて除雪事業者に指導するということでございました。自治会に対しても、除排雪三者懇談会において要請したいとの答弁でした。除排雪三者懇談会での協議内容を個別自治会にしっかりと情報提供していただくようにお願いをしたいと思ってございます。続いて、項目2の自治会排雪のキャンセルについて、これも要望させていただきます。なかなか、キャンセル条項を契約に盛り込むことは難しいのかなと、これはお互い業者との間で、自治会とは信頼関係の中で長年30年にわたり事業を継続されているということでありますので、難しいということは理解しております。ただ、排雪事業の重要性、意義を各自治会にしっかり理解を深めていただくことが重要と思っていますので、そうした姿勢で臨んでいただくよう、事業者に対する指導、そして、また、自治会に対してもしっかりと情報提供をやっていただきたいと思っています。これは要望とさせていただきます。項目3の自治会負担額の見直しについて、質問とさせていただきたいと思います。市民との協働事業であるという視点から見ますと、市としての取組について具体的に再答弁を求めたいと思います。自治会と除雪事業者の協議に市が積極的に関わるとの答弁でありました。どのような関わりを検討しているのか、御答弁お願いします。

答弁 建設部長 佐藤民雄(建設部長は2025年2月まで)

私から自治会負担額の見直しについて、再質問に御答弁申し上げます。先ほども御答弁申し上げましたとおり、市の関わり方につきましては、基本的には除排雪三者懇談会を活用し、自治会と除雪事業者の理解が得られるよう努力してまいりたいと考えております。なお、自治会と除雪事業者が負担額の見直しを協議する際、市としても参加していくことについて、自治会への周知を各地区の地区自治会連絡協議会にお願いしたところであります。いずれにいたしましても、市の関わり方につきましては、地区ごとにより自治会の状況は様々であることから、各地区の地区自治会連絡協議会と相談し、対応してまいりたいと考えております。以上であります。

再質問 鈴木誠

なかなか各自治会にとっては、負担金の値上げだとか、そういう問題にも発展してくる非常に大きな課題かと思っています。私どもの自治会でも、年間事業費で見ると一番額が大きいです。そういう面では、各自治会において影響があるということもありますので、地区自治会連絡協議会単位での説明というのは十分理解します。ただ、一歩下がって、例えば野幌地区で見ますと、地区自治会連絡協議会の中に排雪事業をやっている自治会が35あります。そうすると35の団体と一対一で個別にやるのは、事業者も相当大変だと思いますので、そういう面では野幌地区でいけばブロック単位があります。例えば、私のところは野幌北地区というエリアですが、そういうところだと10自治会くらいに分かれてしまいます。そういうエリアを小さくして、そういう自治会に江別環境整備事業協同組合と行政の方も入っていただいて、そういう説明をして理解を頂く、そういう対応も必要なのかなというふうに思っています。そういう面では、地区自治会連絡協議会はいろんな形で頑張ってもらっているのですが、各自治会のいろいろな予算の規模だとか、会費の徴収の仕方も違いますし、歴史が違うのでその辺りをしっかりと酌み取れるような形での運営をしていただきたいということを要望して、質問を終了したいと思います。

出典:江別市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月5日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる