江別市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月8日
(1)江別市手話言語条例制定後の取り組みについて/(2)市立病院の経営再建に向けたロードマップの取り組みについて
2020年12月8日、江別市議会の一般質問で、佐々木聖子議員が「江別市手話言語条例制定後の取り組みについて」「市立病院の経営再建に向けたロードマップの取り組みについて」について質問し、市長 三好昇、健康福祉部長 佐藤貴史、病院経営推進監 渡部丈司が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木聖子 議員
- 答弁者
- 市長 三好昇、健康福祉部長 佐藤貴史、病院経営推進監 渡部丈司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 佐々木聖子
おはようございます。よろしくお願いいたします。毎日、新型コロナウイルス感染者数の増加に不安な日々を送られていることと思いますが、一人一人ができること、基本の3密を避け、適切なマスクの使用と、しっかり手洗いをして支え合いながら頑張りましょう。江別市内も感染増加が続き、本当に身近に感じられるようになりました。不安や不自由な中、医療・介護・学校・保育・交通・流通など私たちの命と暮らしを守り、支えている皆様に改めて感謝と、それぞれの立場での感染防止対策に知恵と工夫、そして我慢をしながら乗り越えている皆様に心より敬意を表します。特に、クラスターが発生している高齢者関係の介護施設等につきましては、何に困って、何が必要かなど、現状をしっかりと把握され、国や北海道に対しての要請や、求められる必要な支援を、より早く、適切に行われるよう要望いたします。それでは、1件目、江別市手話言語条例制定後の取り組みについて。江別市手話言語条例が、平成30年第4回定例会において制定、昨年4月1日に施行され、制定から2年を迎え、改めてこの間の取り組み状況等について、お伺いいたします。江別市においても、手話を使いやすい社会の実現に向けて、手話が言語であるとの認識を広く市民に普及し、誰もが安心して暮らすことができる共生社会の実現に寄与することを目的に、江別市手話言語条例が制定されました。そして、市の責務を、手話が言語であることに対する市民の理解促進と、手話を使いやすい環境づくりの推進としています。その施策の推進を、手話への理解の促進及び手話の普及、手話による情報取得及び手話を使いやすい環境づくり、手話による意思疎通支援としています。当市の事業としては、以前から、ボランティア人材養成事業として、手話奉仕員養成講座の開催や、障害者社会参加支援事業として、手話通訳登録者の派遣、障がい福祉担当部署への専任手話通訳者の配置が行われています。江別市手話言語条例制定後は、制定記念講演とミニ手話講座の開催、手話言語に関する新たなパンフレットの配布、江別市手話言語条例施行後は江別市自立支援協議会と連携し、福祉サービス事業者などを対象とした手話講座の開催、市職員を対象に江別聴力障害者協会などの協力のもと手話入門研修の実施、広報えべつに簡単な手話紹介のコラムの掲載、本庁舎や市民会館に設置しているモニターを活用し、広告企業などの協力による手話動画の配信、健康福祉部障がい福祉課、生活環境部大麻出張所及び健康福祉部健康推進室保健センターに、遠隔地でも専任手話通訳者との手話による意思疎通が図れるようにタブレット端末の配置、そして、市民と議会の集いでの手話通訳者の配置は好評を得たところでした。今後の課題と取り組みについては、手話奉仕員養成講座の受講者の確保やスキルアップなど、人材の確保と育成が課題であるとの認識が示され、手話奉仕員養成講座への参加について、広報えべつやホームページなどで一層の周知を図るとされました。また、子供のうちから手話への理解を深めていただくため、学校現場での手話への理解促進と普及に努める考えが示され、現行、手話講習会運営委員会などを通して当事者により、毎年度実施されている学校等への手話の出前講座は、実施校が限定され、新規での開拓など、実施に当たっては、教育委員会や江別聴力障害者協会など関係機関や団体とも相談しながら取り組むとされました。また、江別市手話言語条例ができたからといって劇的な変化を求めるものではなく、時間をかけ定着させていかなければなりません。江別市手話言語条例を制定しても形だけで中身がないと意味がないので、しっかりとした取り組みとその成果を検証できるシステムをつくってほしいとの要望があり、予算・事業目標・評価等の継続検証についても必要な措置を講ずるものとされ、継続した推進に向け、調査研究を行うとの御答弁でした。そこで、項目1、手話の理解と普及に向けた具体的な取り組みについてお伺いいたします。今年度は、当初から世界的な未曾有の新型コロナウイルス感染症の対応、感染防止対策等で多くの事業や行事等が延期や中止、形を変えての開催などで十分な活動は難しい状況でしたが、その中でも課題解決に向けた 取り組みの進捗状況と、新たに取り組まれた事業等がございましたら御報告をお願いいたします。また、幼少のころから手話になれ親しむことができる環境が必要で、教員向けの研修や、児童生徒への学ぶ仕組みの充実が一番大切だと考えます。北海道や市の教育委員会への働きかけや関係機関・団体等とも協議を行いながら一緒に取り組まれることを要望いたします。そして、市民への関心を高めるためには、イベントの開催が効果的だと考えます。先進的に取り組んでいる自治体では、児童生徒、中・高生、大学生による手話の取り組み活動発表・パフォーマンスや、プロの手話パフォーマンス団体による公演、手話での絵本の読み聞かせ、パネル展示等が行われています。これらの取り組みも単発的に行うのではなく、例えば手話言語推進協議会等を設置し、手話推進計画等を策定しながら、予算・事業目標・評価等の継続検証ができるよう、計画的な運営についてのお考えをお伺いいたします。市職員への学習会は、ぜひ継続的に実施し、最終目標である全ての市民が手話ができることに向けて、引き続き、市職員が先頭に立って取り組んでいただくことを要望し、1件目の質問とします。次に、2件目の市立病院の経営再建に向けたロードマップの取り組みについて、項目1、市立病院の経営再建に向けたロードマップの進捗状況についてです。令和2年2月に、江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会の第1次答申を受け、経営再建に向けた 主要な取り組み項目について、集中改革期間を含む令和5年度までのスケジュールや目標数値をまとめた市立病院の経営再建に向けたロードマップが策定され、取り組みが進められています。市立病院の経営再建に向けたロードマップについての確認ですが、市立病院の経営再建に向けたロードマップの策定と、修正や再検討も含め、その進捗管理を行うメンバーや部署はどこなのか、また、その進捗管理の上で評価の時期、期間及び自己評価の基準等、具体的な方法についてお伺いします。また、市立病院の経営再建に向けたロードマップの取り扱いについてですが、例えば、答申において地域医療の中での他医療機関との連携や役割分担等の中から、精神科病床の縮小から廃止へと考えが示されていました。現在、縮小後の病床稼働率の上昇やもの忘れ外来の開設など、さまざまな取り組みが順調に行われており、また、他医療機関からも市立病院における精神科病床の必要性や要望等も寄せられていると聞いております。市立病院の経営再建に向けたロードマップ上も今後は検討となっていますが、この検討には答申の廃止の選択も含まれているものなのか、市立病院を取り巻く環境に変化があった場合には、見直しもあり得るものなのか、お伺いいたします。次に、医師確保について、市立病院が担う医療にとって専門医の確保も重要なことから、計画的配置数がそれぞれ示されていますが、この人数がそろったとして本当に黒字の経営になり得るのか心配です。人数についての考え方をお伺いいたします。最後に、計画には職員の労働条件にかかわる案件もあり、働く環境の変更は法的な解決も必要なことがあり、現場の当事者や職員労働組合との合意、納得や協力が不可欠なことから十分な対応を求めます。次に、項目2、第三者による評価・点検についてです。経営再建に向けた進捗管理のため、第三者による評価・点検を受けるようにとの江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会からの答申を受け、令和2年8月に江別市立病院経営評価委員会が設置され、既に2回開催されています。外部委員会が継続、定期的に点検・評価し、必要な場合は、経営形態の移行等を提言することができるとされていますが、その点検・評価の時期や回数等も含めた具体的な手法について、お伺いいたします。また、委員会の開催状況、結果については、委員会の傍聴や江別市立病院ホームページ、広報誌等で公表されていますが、議会への報告についてはどのようにお考えか、お伺いいたします。以上です。
答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)
佐々木議員の一般質問にお答え申し上げます。私からは、市立病院の経営再建に向けたロードマップの取り組みについて御答弁申し上げます。まず、市立病院の経営再建に向けたロードマップの進捗状況についてでございますが、市立病院では、ことし2月の江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会からの第1次答申を踏まえて、市立病院の経営再建に向けたロードマップを策定し、令和5年度での収支均衡に向け、経営再建を進めているところでございます。また、その進捗管理につきましては、本年4月に新設した経営推進部門を中心に、鋭意、進めているほか、点検・評価の実効性が得られるよう、医療関係者、学識経験者、市民等から成る江別市立病院経営評価委員会を8月に立ち上げ、これまで2回の委員会を開催したところであります。この江別市立病院経営評価委員会は、経営再建の進捗状況に関する点検や評価のほか、医師確保、診療体制、公費負担の水準など、市立病院の経営全般について、専門的な見地から評価する機関で、今後も継続して開催しまして、御意見を伺いながら、経営再建を進めていく考えであります。次に、市立病院の経営再建に向けたロードマップの取り扱いについてでございますが、御指摘のありました精神科病床については、江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会から、段階的に縮小すべきとの提言を受けまして、今年度は、精神科の病床数を59床から37床に縮小したところであります。こうした状況の中で、市内の一般社団法人江別医師会からは、経営の側面だけでなく、地域医療を確保する観点から、総合病院における精神科病床の機能を存続してほしいとの要望をいただいているほか、市立病院内でも、医療スタッフの発案により、9月にもの忘れ外来を開設したところ、外来患者数が増加し、病床利用率も向上していることから、精神科医療を取り巻く環境の変化を注視しつつ、今後、江別市立病院経営評価委員会の中でも御意見を伺ってまいりたいと考えております。次に、医師確保に係る人数の考え方についてでありますが、江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会からは、専門医と総合医が連携する診療体制を構築し、高度医療や高齢者医療を確保しつつ、収支均衡を図るべきとの提言を受けていることから、内科の診療体制につきましては、現状の7名体制から、令和5年度に向けて、総合内科医6名、消化器内科医3名、循環器内科医3名、人工透析内科医1名の計13名体制への増員を目指しているところであります。なお、今年度は、内科医7名体制でスタートしておりますが、現在、内科医1名の採用準備を進めており、年度内に当初計画の8名体制になる予定でございます。医師体制につきましては、引き続き、内科医の充実・確保に努めるとともに、江別市立病院経営評価委員会の御意見を伺いながら、収益と費用の両面から経営再建を実現してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、経営再建の実現に向けては、職員の理解と協力は欠かせないことから、今後も、経営再建に向けた取り組みや、市立病院の診療体制の方向性について、丁寧に説明してまいりたいと考えております。次に、第三者による評価・点検についてでございますが、市立病院では、江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会からの答申を踏まえ、ことし8月に、江別市立病院経営評価委員会を立ち上げ、これまで委員会を2回開催したところであります。この江別市立病院経営評価委員会では、医師の確保や診療体制、経営形態のあり方など、経営全般について広く御意見を伺うこととしており、11月に開催した委員会では、今年度上半期の状況について、新型コロナウイルスの影響下において、感染症対策をしっかりと進める中で、経営面でも努力し、病院全体が再建に向けて動き出しているとの評価をいただいたほか、現在、策定を進めている江別市立病院経営再建計画については、より経費にも踏み込んだ具体的な内容とすべきではないかとの御意見もいただいているところでございます。こうした外部からの客観的で専門的な視点は、市立病院の経営再建に向けたロードマップの着実な推進に欠かせないものであり、現時点においては、おおむね四半期ごとに委員会を開催してまいりたいと考えております。次に、江別市立病院経営評価委員会の開催状況や結果の議会への報告についてでございますが、ことし8月の生活福祉常任委員会におきまして、江別市立病院経営評価委員会の設置について御報告しており、今後におきましても、江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会と同様に、経営再建の進捗状況など、議論いただいた内容について、適宜、報告してまいります。いずれにいたしましても、江別市立病院経営評価委員会によります点検・評価は、市立病院の経営再建に向け、非常に重要な枠組みでありますことから、その審議内容については、議会への報告はもちろんのこと、市広報誌や市ホームページなどを通じまして、広く市民へも周知してまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でございますが、このほかの質問につきましては、健康福祉部長からお答え申し上げます。
答弁 健康福祉部長 佐藤貴史(健康福祉部長は2021年3月まで)
私から、江別市手話言語条例制定後の取り組みについて御答弁申し上げます。手話の理解と普及に向けた具体的な取り組みについてでありますが、江別市手話言語条例は、手話が言語であるとの認識を広く市民に普及し、あらゆる場面で手話を使いやすい社会を実現することを目的として、平成31年4月より施行しているところであり、市では、手話が言語であることに対する市民の理解の促進と手話を使いやすい環境づくりに向け、施策を推進してきたところでございます。江別市手話言語条例施行後の新たな取り組みといたしましては、手話の基本を身につけてもらうため、江別聴力障害者協会など関係団体の協力のもと、福祉サービス事業者などを対象とした手話講座や市職員向けの手話入門研修を開催し、市職員向けの研修については、今年度も感染症対策を徹底しながら、12月に開催することとしております。また、市民に対する手話への理解促進と普及に向け、広報えべつに簡単な手話を紹介するコラムを毎月掲載するとともに、市本庁舎や市民会館に設置しているモニターを活用し、広告企業などの協力により、手話動画の配信を実施しておりますほか、聴覚障がい者への意思疎通支援のため、手話通訳者の各種イベントへの派遣などに取り組んでいるところでございます。また、今年度におきましては、子供のころからの手話への理解促進と普及に向け、江別聴力障害者協会や手話の会など関係団体が実施している手話講座の活動をさらに進めるため、教育委員会を通じて、市内小・中学校に周知を図るとともに、運営団体に対し、開催経費の支援を行っているところでございます。今後におきましても、市民や市職員などの手話への理解促進と普及を図る上から、こうした取り組みを継続してまいりたいと考えております。また、御質問の協議会などの設置や計画の策定につきましては、今年度策定を予定しております障がい者の総合的な計画である障がい者支援・えべつ21プランにおいて、手話に関する理解と啓発や、手話でのコミュニケーションの支援を新たな項目として位置づけることとしており、施策の実施や検証につきましては、今後、江別聴力障害者協会や手話の会など、関係団体と相談してまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 佐々木聖子
質問、意見、要望等を何点か述べさせていただきます。まず、通告の順番どおりに、件名1、江別市手話言語条例制定後の取り組みについての項目1、手話の理解と普及に向けた具体的な取り組みについては、要望です。まず、市職員向けの研修につきましては、感染症対策を徹底しながら、今月中に継続的な開催が予定されていること、教育現場への手話講座の活動についても、教育委員会を通じて市内小・中学校に周知を図っていただいていること、また、自前で作成していた講座での資料についても、運営団体に対し開催経費の支援を行っていただいたこと、さらに、協議会などの設置や計画の策定についても、障がい者の総合的な計画である障がい者支援・えべつ21プランにおいて、手話に関する理解と啓発や、手話でのコミュニケーションの支援を新たな項目として位置づけることとされ、施策の実施や検証についても、今後、関係団体等と相談をして進めたいとのことでした。しっかりと前進しているとの認識をいたしました。今後もその運営・活動を注視していきたいと思います。今年度は、新型コロナウイルス感染症の関係で、手話講座など、やむを得ず、開催回数の減少があったり、また、参加者数への影響も見られましたので、落ちついた段階での参加者の募集など、新たな取り組みも要望いたします。次に、件名2の項目1、市立病院の経営再建に向けたロードマップの進捗状況については、再質問と要望をいたします。市立病院の経営再建に向けたロードマップの進捗管理は、経営推進部門を中心に取り組まれるとのことですが、医師、薬剤師、看護師、コメディカル部門等のかかわり方について、委員会形式等があるのか、お伺いします。評価の時期は、結果ではなく経過が重要です。目安としては、四半期ごとに開催予定とされている江別市立病院経営評価委員会に向けてと理解いたしました。市立病院の経営再建に向けたロードマップの取り扱いについては、取り巻く環境の変化を注視し、江別市立病院経営評価委員会の中でも意見を伺っていくとのことでした。必要な検討が行われると理解いたしました。医師確保については、計画どおりの配置は大いに期待するものですが、現状は1名でも2名でも来ていただければとの思いです。何名の目標というよりは、医療提供体制にとって医師の負担等も考慮すると、チーム医療での提供を基本とされているのか、考え方を伺います。また、経営再建の実現に向けては、職員の理解と協力が欠かせないことから、丁寧な説明を行うとのことですが、これまでも労働条件等の変更に関しては、労使合意を前提として労使協議がなされてきていると思いますので、今後におきましても、引き続き、丁寧に対応いただきますよう、要望いたします。以上です。
答弁 病院経営推進監 渡部丈司
佐々木議員の再質問に御答弁申し上げます。2件の御質問があったと思いますが、まず、市立病院の経営再建に向けたロードマップの進捗管理への医師、看護師、コメディカル等のかかわり方についてでありますが、市立病院の経営再建に向けたロードマップの取り組みにつきましては、医師、看護師、コメディカル、事務部門の幹部職員で構成する病院運営会議に、月々の診療収益の状況や経費削減の取り組み状況、江別市立病院経営評価委員会の評価結果などを報告し、進捗状況の共有を図っているところであります。市立病院といたしましては、市立病院の経営再建に向けたロードマップの着実な推進に向け、引き続き、病院全体で情報の共有に努めてまいりたいと考えております。次に、医師確保の考え方についてでありますが、市立病院では、市立病院の経営再建に向けたロードマップに基づき、高度医療や高齢者医療を確保するため、専門医と総合医が連携する診療体制を目指しており、医師の負担軽減のほか、安定的な医療提供体制の確保、医療の質の向上の観点から、複数体制の確立が必要と考えているところであります。内科診療体制の再構築は、市立病院の経営再建にとって最重要課題でありますことから、医育大学への派遣要請や人材派遣会社の活用を継続的に行い、市立病院の経営再建に向けたロードマップでお示しした内科医の充実・確保に努めてまいりたいと考えております。以上であります。
質問 佐々木聖子
病院運営会議において、しっかりと共有していること、また、医師の体制につきましては、負担軽減のほか、安定的な医療提供体制の確保と医療の質の向上の観点から、複数体制の確立を目指していると理解いたしました。次に、項目2、第三者による評価・点検については、要望とします。江別市立病院経営評価委員会は、経営再建の進捗状況に関する点検や評価のほか、医師確保・診療体制・公費負担の水準など、市立病院の経営全般について専門的な見地から評価する機関との位置づけで、おおむね四半期ごとに開催とのことでした。経営全般についての評価となると、単に市立病院の経営再建に向けたロードマップの進捗状況だけではなく、また、個々の専門知識だけではない判断材料が求められると思いますので、適切な助言・指導をいただけるような資料提供を望みます。また、審議内容については、議会報告はもちろん、広く市民へも周知を行うとのことですが、コロナ禍で制限等が多く大変でしょうが、あらゆる手段、工夫を講じて取り組まれることを要望いたします。最後に、新型コロナウイルスによる感染が拡大し、厳しい環境の中でも、感染防止に全力で取り組んでいる市立病院を初めとする、市内全ての医療機関に勤務する医師、看護師等の医療従事者・病院職員に対して、そして、定数管理の中、職員数はふえず業務量がふえ、さらに新型コロナウイルス感染にかかわる業務量がふえている中、市民のために日夜御尽力いただいている職員の皆様に改めて深く感謝し、その献身的な取り組みに敬意を表します。市民の誰もが安心し、暮らしていけるまちにしていくためには、市立病院の経営健全化は、市役所、市議会、そして市民が一丸となって取り組み、解決しなければならない課題です。困難な中、皆さんで支え合いながら乗り越えていきたいと思います。市立病院では、患者様を初め、病院内の全職員に対しても感染防止策を徹底していると委員会質疑の中でも答弁がありました。何よりもクラスターを起こさないことが重要です。日々の緊張感の中、心身ともにフォロー体制も整っているとのことでしたが、まだまだ世の中では、間違った認識による風評被害や言葉の暴力などもなくなりません。医療従事者の中にも専門外で詳しくない方もいるかもしれませんので、資料による学習や研修等を工夫し、共通認識の上で、受診される患者さんや市民に対し、安心感を持てるような日常の指導、言葉がけの発信を要望し、全質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。