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江別市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月19日

新栄団地内の余剰地の活用について

2025年6月19日、江別市議会の一般質問で、佐々木聖子議員が「新栄団地内の余剰地の活用について」質問し、市長 後藤好人、建設部長 惣万祐仁が答弁しました。

質問者
佐々木聖子 議員
答弁者
市長 後藤好人、建設部長 惣万祐仁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 佐々木聖子

私の名前は、佐々木と言います。どうぞよろしくお願いいたします。ただいま議長より許可を頂きましたので、土地の利用について質問をさせていただきます。1項目め、新栄団地内の余剰地の活用についてです。新栄団地は、昭和37年から昭和41年までの間に建設され、一部平屋建ての当時全国的にも珍しかったれんが積みの赤いトタン屋根住宅は懐かしく印象に残っていますが、老朽化により全て取り壊されました。その後、同じ場所に平成24年に着工し、A棟からF棟の全6棟が令和5年12月に完成しました。平成24年に、江別市営住宅長寿命化計画により、野幌代々木町の野幌団地が新栄団地への移転、用途廃止が位置づけされました。そして、新栄団地建替基本計画の団地跡地の活用検討において、立地誘導施設の検討は、市民要望の高い施設やまちづくりの視点から必要な施設を軸に検討を進め、立地可能となる令和5年までには具体的な事業者を含めて決定したいとされていました。その後、野幌団地に隣接する医療法人渓和会江別病院の移転新築計画がつくられ、現有地では手狭なため、隣接する野幌団地跡地の取得を希望され、一般社団法人江別医師会としても、地域医療確保のために土地の取得は必要との考えから、令和3年に嘆願書、令和5年に要望書が提出されました。市は、要望について検討した結果、医療法人渓和会江別病院は、江別市立病院に次ぐ規模の地域の基幹的病院であり、通常診療のほか、休日・夜間等の急病や災害事故など救急医療に大きな役割を果たしてきたこと、一次救急の対応だけでなく、内科系二次救急輪番制にも参加するとともに、コロナ禍においても感染症患者の受入れ態勢を整え、病床を整備するなど、地域医療安定のため積極的にその役割を担っていること、現地で建て替えることで既存施設の活用もでき、移転による市民への混乱も最小限にとどめられること、今後も地域医療の中核的な病院としての役割を担うことで、安定的に医療が提供され、市民が医療体制に不安を感じることなく安心して暮らせること、地域医療の確保と市民の利益の増進にもつながるものと判断され、要望に沿った対応を進めてきた結果、野幌団地跡地の市有地については、令和6年に医療法人渓和会江別病院に売却され、現在、移転新築に向けて準備が進められています。一方、新栄団地が整備された結果、新栄団地エリアの西側に広大な空き地が広がっています。土地の面積は、計画当初は約1万平方メートルでしたが、平成23年、周辺住民の日影への影響から基本計画の見直しが行われ、約8,200平方メートルとなっています。建て替えに当たっては、土地の高度利用を図って用地を確保し、子育て、介護、医療施設などの誘導を検討するとされ、当初計画では社会福祉施設等誘導用地となっています。質問の1点目は、この余剰地活用の現在の取組についてお伺いいたします。次に、当初計画の社会福祉施設等誘導用地を進める場合は、高齢者や障がい者のグループホームや、多世代の人が憩い、集い、交流のできる地域コミュニティーの活動の場として、サロンやイベント、ミーティング等ができ、誰もが利用できるフリースペースの設置がよいと考えますが、公営住宅等の余剰地活用については、市民の財産として地域のニーズに応じた土地利用の検討が必要です。地域のまちづくりに貢献するような活用や公的不動産として地域の活性化に役立てるための検討も必要です。現地の周辺環境は、徒歩圏内に市役所、総合社会福祉センター、市民体育館やコンビニエンスストア、飲食店や大型のスーパーをはじめ、公園や保育園などもあり、利便性のよい環境に恵まれています。基本計画から15年、団地完成からも約2年が経過します。少子高齢化や人口減少、他のインフラの老朽化、物価高騰、財政難と、社会を取り巻く環境は変化してきています。地域ニーズの把握や各施策の計画との整合性や全庁的な連携も必要です。改めて、福祉施設等の誘致を進めるのか、見直しも視野に入れて考えるのかなど、質問の2点目は、市の活用の在り方と考え方についてお伺いいたします。質問の3点目、余剰地の活用に当たっては、地域のニーズ、活性化など様々な検討が必要かと考えますが、どのように活用していくのか、今後の進め方についてお伺いいたします。また、余剰地活用の検討を進めるに当たって課題や問題があれば、その対策についても併せてお伺いいたします。以上で、1回目の質問を終わります。

答弁 市長 後藤好人

佐々木議員の一般質問にお答え申し上げます。新栄団地内の余剰地の活用に関しまして、初めに、現在の取組について御答弁を申し上げます。市では、平成22年9月に新栄団地建替基本計画を策定し、建て替えの方向性や団地の整備目標に加え、団地全体の配置計画や事業スケジュールなどを定めております。基本計画では、土地の高度利用を図り、子育て、介護、医療施設などの誘導を検討することとしておりますことから、市営住宅を高層化し、約8,200平方メートルの社会福祉施設等誘導用地を確保したところであります。御質問の現在の取組につきましては、これまで福祉や子育て施策などの庁内関係部局と情報共有や連携を図りながら、市内の福祉事業者の活用意向の把握に努めてきたところでありますが、土地の利活用につきましては、現在未定となっておりますことから、工事の現場事務所や資材置場など、目的外使用により一時的に活用しているところでございます。次に、市の活用の在り方と考え方についてでありますが、議員が御指摘のとおり、余剰地を含む新栄団地はJR野幌駅からも徒歩圏内であり、大型の物販店など、都市機能が集積した国道12号に近接していることから、市と致しましても、生活利便性が高い地域と認識しております。また、令和6年3月に策定した江別市都市計画マスタープランでは、余剰地を含むJR野幌駅周辺を中心市街地と位置づけており、医療、福祉、商業、行政等の都市機能の集積や土地利用を推進することとしております。余剰地の活用に当たっては、新栄団地建替基本計画の策定から15年が経過し、民間の福祉施設の立地や地域を取り巻く環境が大きく変化しておりますことから、江別市都市計画マスタープランに示す中心市街地の位置づけにふさわしい土地利用を進めていく必要があるものと考えております。次に、今後の進め方についてでありますが、市では、これまで、社会福祉施設等誘導用地の活用について、市内の福祉事業者の意向把握に努めてきたところでありますが、現段階では、具体的な土地の利活用については未定となっております。今後につきましては、速やかに利活用を進めるため、江別市公有地利活用基本方針に基づき、広く活用意向の把握に努めてまいりたいと考えております。いずれに致しましても、まちづくりや福祉施策など関連計画とも整合を図りながら、余剰地の利便性や将来性など、土地のポテンシャルに合った活用に向けて検討してまいります。以上であります。

再質問 佐々木聖子

順次、再質問させていただきます。1点目の現在の取組についての再質問です。この間、福祉や子育て施策などの庁内関係部局と情報共有や連携を図りながら、市内の福祉事業者の活用意向の把握に努め、余剰地については、工事の現場事務所や資材置場など、目的外使用により一時的に活用されてきた状況を確認いたしました。それでは、市内の福祉事業者の活用意向の把握については、どのような方法で行われ、現時点での意向状況がどのようになっているのかをお伺いいたします。

答弁 建設部長 惣万祐仁

再質問に御答弁を申し上げます。活用意向の把握方法と現時点での意向状況についてでありますが、福祉施策に関する計画策定時において、市内事業者に意向調査を実施し、その後も部局横断的に情報を共有しているところでありますけれども、余剰地での新たな施設整備の意向はなかったところであります。そのため、現時点では、社会福祉施設等誘導用地全体を活用する事業者がいないことから、土地利用につきましては未定となっております。以上であります。

再質問 佐々木聖子

市内事業者への意向調査は、計画策定時とその後も部局横断的に情報共有している中で、新たな施設整備の意向がなかったとのことですが、市内事業者以外にも対象を広げるなど、意向調査の方法も検討の余地があると思います。幅広い調査を要望いたします。次に、2点目の市の活用の在り方と考え方についての再質問です。当初の計画策定から15年経過し、民間の福祉施設の立地や地域を取り巻く環境が大きく変化していることから、昨年策定された江別市都市計画マスタープランに示されている中心市街地の位置づけにふさわしい土地利用を進めていく必要があるとのお考えが示されましたが、中心市街地の位置づけは、医療、福祉、商業、行政等の都市機能の集積や土地利用を推進することとしており、その中には用途転換を検討することも含まれております。社会福祉施設等誘導用地の位置づけについて、余剰地の利活用を今後も社会福祉施設を基本とするのか、社会福祉施設以外の用途も含めて検討するのか、お考えをお伺いいたします。

答弁 建設部長 惣万祐仁

再質問に御答弁を申し上げます。社会福祉施設等誘導用地の位置づけについてでありますが、先ほども市長が御答弁を申し上げたとおり、余剰地については、生活利便性が高く、江別市都市計画マスタープランでは余剰地を含むJR野幌駅周辺を中心市街地と位置づけており、医療、福祉、商業、行政等の都市機能の集積や土地利用を推進することとしておりますことから、中心市街地の位置づけにふさわしい土地利用を進めていく必要があるものと考えております。以上であります。

再質問 佐々木聖子

御答弁では、今後も社会福祉施設を基本とするのか、それ以外の用途も含めるのかについては、改めて、中心市街地の位置づけにふさわしい土地利用を進めていく必要があるとのお考えが示されました。あらゆる可能性を否定せず、今後検討を進めるとのお考えかと判断いたしますが、再々質問です。議会や市民等に対して、社会福祉施設等誘導用地と説明されてきた経緯を踏まえ、現時点での市の考え方について御説明することについてはいかがお考えか、お伺いいたします。

答弁 建設部長 惣万祐仁

再質問に御答弁を申し上げます。先ほども御答弁を申し上げましたとおり、新栄団地建替基本計画の策定から15年が経過し、民間の福祉施設の立地や地域を取り巻く環境が大きく変化しておりますことから、医療、福祉、商業、行政等の都市機能の集積など、江別市都市計画マスタープランに位置づけた中心市街地にふさわしい土地利用を進めていく必要があるものと考えております。市と致しましては、利活用の方向性が定まった段階で、適宜、議会や自治会等に御報告してまいりたいと考えております。以上であります。

再質問 佐々木聖子

長い間、何か動きがないのかと待ち望んでいる市民もおります。自分の老後も考え、社会福祉施設の開設を期待している市民もいます。時代の変化も含め、十分に理解し、納得を得られる説明が必要です。なるべく早く利活用の方向性を定め、早い段階での説明を要望いたします。次に、3点目の今後の進め方について再質問をさせていただきます。速やかに利活用を進めるために、広く活用意向の把握に努め、土地のポテンシャルに見合った活用に向けて検討するとのことですが、活用意向を把握する範囲と方法についてお伺いいたします。

答弁 建設部長 惣万祐仁

再質問に御答弁を申し上げます。活用意向を把握する範囲と方法についてでありますが、現時点で土地利用が未定となっておりますことから、先ほども御答弁を申し上げましたとおり、今後は、江別市公有地利活用基本方針に基づき、全庁的に余剰地の活用計画の確認や活用方策を検討するほか、江別市都市計画マスタープランに示す中心市街地としての土地利用に向けて、医療、福祉、商業、行政など幅広い用途について、事業者へのヒアリングなどを実施してまいりたいと考えております。以上であります。

再質問 佐々木聖子

御答弁では、活用意向の把握範囲と方法について、幅広い用途について事業者へのヒアリングなどを実施してまいりたいとのお考えが示されましたが、再々質問です。市民の財産である土地の活用について、市民や地域住民の意見を聴くことも当然重要と考えますがいかがお考えか、伺います。

答弁 建設部長 惣万祐仁

再質問に御答弁を申し上げます。江別市都市計画マスタープランや福祉施策に関する計画は、パブリックコメントなどを実施し、市民意見を踏まえ策定しております。余剰地については、市民意見を反映したそれぞれの計画の方針に沿って、利活用を進めてまいりたいと考えております。以上であります。

再質問 佐々木聖子

それでは、3回目の再質問になりますが、最後に、いつまでにヒアリング等意見を集約し、活用方法を決定するのか、めどについてお伺いいたします。

答弁 建設部長 惣万祐仁

再質問に御答弁を申し上げます。先ほども御答弁申し上げましたとおり、今後、中心市街地としての土地利用に当たっては、医療、福祉、商業、行政など幅広い用途について、事業者へのヒアリングなどを実施してまいりたいと考えております。具体の時期については未定でありますが、今後は、江別市公有地利活用基本方針に基づき、全庁的に余剰地の活用計画の確認や活用方策を検討した上で、速やかな利活用に向けて取り組んでまいりたいと考えております。以上であります。

再質問 佐々木聖子

それでは、最後に要望と致します。市民意見を踏まえ策定されたそれぞれの計画の方針に沿って進めていくとのことですが、市民の細やかな要望が反映されているものではありません。最近の現状においての意見も重要です。改めて、事業者へのヒアリングと確認や検討とともに、市民や地域住民の声も聴くことを要望いたします。また、全庁的に余剰地の活用計画の確認や活用方策を検討した上で、速やかな利活用に向けて取り組まれるとの答弁でした。確認や検討をしっかりと行った上で、何よりもタイミングが重要です。また、何年もかけていては、目まぐるしく社会情勢が変化し、情報も古くなります。もう十分に時間はかけていますので、改めて速やかに取り組まれることを要望し、以上で、質問を終わります。

出典:江別市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月19日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる