江別市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月5日
(1)指定管理者制度について/(2)環境に配慮したまちづくりについて/(3)教員の働き方にかかわる問題について
2020年3月5日、江別市議会の一般質問で、高橋典子議員が「指定管理者制度について」「環境に配慮したまちづくりについて」「教員の働き方にかかわる問題について」について質問し、市長 三好昇、総務部長 後藤好人、生活環境部長 川上誠一、教育部長 萬直樹、教育長 月田健二が答弁しました。
- 質問者
- 高橋典子 議員
- 答弁者
- 市長 三好昇、総務部長 後藤好人、生活環境部長 川上誠一、教育部長 萬直樹、教育長 月田健二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 高橋典子
マスクの着用についてですが、目の前で議会事務局の職員が座って仕事をしています。可能性は非常に低いですけれども、万が一、不顕性感染をしていて、飛沫により事務局職員に迷惑がかかることがあってはなりませんので、会長会議の合意に基づき、可能な限りマスクをして、質問させていただきますので、よろしくお願いします。それでは、質問に入りますが、今期定例会は、第1回定例会ということで、来週には新年度予算の委員会審査もあります。予算に関係する事務事業には触れないように、今回の一般質問を組み立てましたので、物足りなく感じられるかもしれませんが、御理解のほどお願いします。それでは、件名1の指定管理者制度についてです。項目1の指定管理者制度の導入状況に関する評価についてお伺いします。公共施設はもともと、自治体自身が管理するものとされていましたが、地方自治法の改正により管理委託制度が導入され、さらにその委託先の範囲が広げられてきました。そして、ついに2003年には、公の施設の管理主体の制限を撤廃し、民間の事業者も含め、自治体が指定する法人その他の団体に管理運営を行わせる指定管理者制度が導入されました。指定管理者制度は、行政のスリム化とか民間にできることは民間にと、公共サービスを市場開放し、民間に参入の機会を与えるとして進められました。しかし、全国各地でさまざまな問題が起こったことも知られており、また、当市においても幾つかの施設でトラブルが発生し、市としてその都度対応しながら現在に至っている状況です。指定管理者制度を導入した施設については、それぞれ外部評価を受けており、一定の評価を得ているところではありますが、一方で、当初説明されていたような、民間のノウハウを生かした民間らしいサービスの向上がどれほど実現しているかという点については、疑問も感じます。そもそも公共施設は、住民の福祉を増進する目的を持って、その利用に供するための施設としてスタートしたものであり、利益を上げることを想定した施設ではありません。安定的に、継続的に、そして平等に、市民誰もが利用できる施設でなければならず、利益を計上することを目的とする民間事業者のノウハウとは相入れないところもあるのではないでしょうか。そのような中、指定管理者制度を進めていくことについて、疑問を感じるところもあります。過去には事務事業評価表の成果指標に指定管理者制度導入割合という項目があり、80%台後半まで進められてきたと記憶しています。未実施施設について、さらに広げる意図をもって制度が運用されているのではないかということも、気がかりなところです。そこでお伺いしますが、指定管理者制度について、現時点では公の施設全体に占める割合はどの程度であり、導入状況についてどのような評価をお持ちなのか、お聞かせください。2点目に、今後の制度運用についてです。次に、今後、指定管理者制度をどのように運用されるお考えなのか、お伺いします。申し上げたように、当市における指定管理者制度も、幾つかのトラブルを経験しています。市民会館は、一時、市の直営となったこともありますし、江別市都市公園については応募があったものの指定管理者として選定されず、新年度から直営で運営することになっています。また、本当に指定管理者制度になじむのか、疑問のある施設もあります。指定管理者制度が開始されてから15年ほどが経過しており、この際、一度しっかりと制度を検証して、今後、どのようにしていくか、方向性を考えることも必要ではないでしょうか。指定管理者制度が効果的な施設もあれば、それほどの効果を発揮するのは難しい施設もあるでしょうし、この際、直営を基本に据えながら一部民間の力もおかりするなど、それぞれの施設にあった管理運営のあり方を見出し、判断していくことも必要ではないかと考えますが、いかがでしょうか。お考えをお伺いします。2件目に、環境に配慮したまちづくりについてお伺いします。日本共産党は、さきの日本共産党大会で党綱領の一部を改定し、原子力発電所は廃止して、核燃料サイクルから撤退し、原発ゼロの日本をつくる。気候変動から人類の未来を守るため早期に温室効果ガス排出量実質ゼロを実現する。環境とエネルギー自給率の引き上げを重視し、再生可能エネルギーへの抜本的転換を図ると定めました。しかし、一方で、持続可能な発展を目指すための一環であるはずの再生可能エネルギーの取り組みも、環境規制の弱い日本では、きちんとしたルールや規制が未整備のままであり、利益追求を優先した乱開発が起こり、環境保全や住民の健康・安全にかかわる問題を引き起こしていることも、政策の中で指摘しているところです。事業の立案及び計画の段階から情報を公開し、事業者、自治体、地域住民、自然保護関係者、専門家など広く関係者を交え、その地域の環境保全と地域経済への貢献にふさわしいものとなるよう、本来であれば国がコントロールをかけられるような制度をつくるべきと考えるところです。残念ながらこうした取り組みが十分行われない中で、全国各地の自治体において、それぞれ独自の取り組みをし、また、それぞれの事情を反映させた条例化の例もあるところです。当市においてもこの間、ソーラーパネルの設置をめぐって、地域住民から景観への不満の声や、健康への影響はないのかなどといった不安の声が聞こえるところです。いずれにしても、現状において設置自体は法的な問題がないことから、結果的には進められることになってしまいますが、少なくとも、住民の不安への対応は丁寧にされるべきと考えます。さらにいえば、当市の魅力の一つに、田園の風景ということが挙げられると思います。人口約12万人の都市でありながら牧歌的な景色がすぐ身近にあるということが、例えば子育てするまちを選ぶ際のポイントの一つになっているのではないかと思いますし、長く住まわれている方たちにとっても、自宅からの景観を守ることが安心感につながるという気持ちは十分に理解できるものです。以上のことから、当市として、こうした再生可能エネルギー関連施設の設置に関して、住民の不安の声に対応したり、事業者との調整に当たったりするなど、市民の意思を反映させるようなことについて、きめ細かな対応がなされているのか確認させていただくとともに、市としての対応方針を持ち、条例等に反映させて市民にも関係事業者にも見えるようにするなどといった取り組みも検討されてはいかがか、お考えをお聞かせください。次に、第5世代移動通信システム、いわゆる5Gに関することについて、お伺いします。国の政策のもと、この春から5Gが開始され、通信速度の超高速化、超多数同時接続によるIoTの普及などといったメリットが説明されています。その一方で、幾つもの懸念が指摘されているところでもあります。これまでよりはるかにエネルギーの強い電磁波が使われることから、人間はもとより、昆虫や動植物、バクテリアなど、生態系への深刻な影響を懸念する指摘があります。電磁波過敏症と言われる症状を呈する方が携帯電話の普及とともにふえてきていて、健康への影響を心配する声もあります。5Gの開始により、さらに被害が広がることが心配されています。総務省は、現在の指針値以下なら問題はないという姿勢ですが、5Gの電磁波に長期間被曝した場合の影響は、まだわかっていないとのことです。10年、20年経ってからわかっても、取り返しがつかないと、予防原則にのっとった対応が求められています。世界各国でも、わが国の基準よりも厳しい規制を行っている国もあるとのことで、本来であれば国において慎重な対応が求められるところです。残念ながら、そのようなことにはなっていないことから、計画どおりに進められるのではないかと思いますが、そのときに、各地に新たな基地局が設置されて初めて住民が知ることになるのではないでしょうか。新聞報道によりますと、アメリカ合衆国では幾つかの自治体が、住宅地に5Gの基地局を設置することを禁止する条例を制定している例もあるとのことです。こうしたことなども踏まえて、江別市としても市民の不安に応える対応が求められるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。お考えをお伺いします。3件目の質問に入ります。この件は、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部改正が行われたことに関する問題です。例えば、月末は忙しく月初めは比較的余裕があるなど、繁忙期と閑散期のある職場で、その状況に合わせて労働日や労働時間を設定し、1週間当たりの平均労働時間を40時間以下とするのが変形労働時間制で、変形期間を1カ月以内とする場合、1カ月単位の変形労働時間制と呼び、そうした期間で実施することが多いともお聞きするところです。このたびの法改正は、学校現場に1年単位での変形労働時間制を導入しようとするものですので、一般的には1年単位の変形労働時間制とも呼ばれています。正式に述べると長くなってしまいますので、以下、変形労働時間制と表現させていただきます。国会の審議において、現場の教員、労働事件に取り組む弁護士、過労死遺族を初め多くの参考人から反対の声が上がり、野党が問題を指摘する中、自由民主党、公明党、日本維新の会などの賛成多数で昨年の臨時国会で法案を通してしまい、改悪とも言われるこの法改正は、公立学校の現場に大きな不安を与えています。教員の過労による休職や過労死が大きな問題になり、教員の健康を守るとともに子供たちに豊かな教育を保証するためにも、教員の働き方の改善が求められていることは、多くの方の認識が一致するところだと思います。公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法は、4%の教職調整額の支給と引きかえに労働基準法第37条の割り増し賃金の規定を適用除外し、残業代を支給しないとしています。それが時間外労働を規制する手段を奪い、際限のない長時間勤務を引き起こしてきたと指摘され、本来であれば、この枠組み自体の見直しがされるべきであったと指摘されています。しかし、今回の法改正は、こうしたところへは手をつけず、1年単位の変形労働時間制を導入してしまいました。この制度導入については、恒常的な時間外労働のないことが前提ですが、文部科学省の2016年の勤務実態調査では、公立学校の教員の時間外勤務は小学校で月59時間、中学校で月81時間に及び、恒常的な時間外労働が蔓延しているとのことです。タイムカードを導入した学校現場では、目標達成ができなくなるので5時半にはタイムカードを打刻してほしいと管理職に言われ、勤務時間の把握が実態と違っているといった声も報告されているとのことです。また、制度導入により校長、教頭など管理職の負担増も懸念されているところです。この制度は、学校では年度初めが忙しいので、その間は頑張って働いてもらって、夏休みにまとめて休みをとることが想定されているようです。ここで心配なのは、忙しい年度末に引き続き、年度初めから夏休みまでの長期にわたって長時間労働をすることが、健康上の問題を引き起こさないかということです。1カ月単位の変形労働時間制と異なり、1年単位の変形労働時間制では、何カ月にもわたって長時間労働を続けることになってしまうという問題が指摘されています。また、本当に夏休みにまとまった休みがとれるのかということも心配されています。現状では、夏休み中も連日のように業務があり、年次有給休暇の取得さえ難しいとも聞くところです。政府が説明してきたことについて、実際に制度が実施されたときにどのようになるのか、大きな不安の声があるところです。ところで、この制度は、教員の労働時間の縮減を前提として導入することとされています。また、変形労働時間制を適用する教員は、残業時間が月45時間、年間360時間以下とするガイドライン以下でなければならないとされており、そのガイドラインが守れないとわかった場合は、年度途中でも制度の活用の指定を取りやめるとされています。さらに、そのためには、勤務時間の管理が正確に行われなければならないということになっています。幾つもの課題や問題を抱えながら、法改正が行われてしまいました。今後、都道府県や政令市で条例改正を行った後、それぞれの自治体で制度の導入をどうするか、検討していくことになります。制度が大きく変わることから、少々説明が長くなってしまいましたが、以下、三つの点についてお伺いします。まず、教員の労働実態の把握についてです。述べてきましたように、この制度の導入には勤務時間が正確に把握されることが前提となります。国が示すガイドラインが守られなければ、制度を適用することはできないこともあり、労働実態が正確に把握される必要があります。当市では、教員の労働実態の把握について、どのように行われているのか、正しく実態が把握されているのか、現状についてお聞かせください。次に、2点目として、変形労働時間制において懸念される問題を述べさせていただきましたが、これらの点も含め、この制度に対しどのような認識をお持ちなのか、お考えをお伺いします。そして、3点目として、当市の対応についてです。この制度の導入は、自治体ごと、学校ごとに行われるものと伺いますが、当市ではどのように対応していくお考えなのか、北海道における条例改正が、まだこれからではありますけれども、北海道議会の令和2年第2回定例会で改正条例が提案されるのではないかとも伺うところですので、現時点でのお考えをお聞かせください。以上で、1回目の質問といたします。
答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)
高橋議員の一般質問にお答え申し上げます。指定管理者制度に関しまして、指定管理者制度の導入状況に関する評価についてでありますが、指定管理者制度は、公の施設の管理運営に関し、民間事業者が持つノウハウなどを活用することにより、サービスの質の向上を図り、施設の設置目的を効果的に達成することなどを目的としており、当市においては、平成18年度から制度の導入を進めてきております。制度の導入に当たっては、平成16年度に指定管理者制度導入の適否や制度導入後の運用などに関する基準を整理したところであります。具体的には、サービス内容の充実や民間事業者等のノウハウの活用が期待できるかなどの効果性、民間事業者等の管理により、経費の効率化を図れる可能性があるかなどの経済性、市民利用の平等性などを確保できる施設であるかなどの公平性など、七つの判断基準を定め、外部有識者による江別市指定管理者選定委員会に御意見をいただきながら導入すべき施設を決定したものであり、現在、公の施設300施設中281施設をその対象としているものであります。御質問の指定管理者制度の導入状況については、現在のところ266施設に導入済みであり、公の施設全体に占める割合は約89%となっております。また、導入済みの施設に関しては、江別市指定管理者選定委員会からもおおむね良好な評価が得られており、制度の導入目的に沿った適切な管理運営がなされているものと考えております。次に、環境に配慮したまちづくりに関しまして、再生可能エネルギー関連施設の設置と地域住民の意思の反映についてでありますが、国では、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法、いわゆるFIT法が創設され、再生可能エネルギー発電設備の導入が拡大してきております。市としましても、これまでに、低炭素型社会の実現に向けた取り組みとして、新栄団地建てかえに合わせた太陽光パネルの設置や、本庁舎、小・中学校への太陽光発電設備の導入を実施してきたほか、江別ノーザンフロンティア発電所が竣工し、その後、一般家庭にも普及してきております。一方、地域の環境保全の観点から、経済産業省は、再生可能エネルギー発電事業者に向けて、事業計画策定ガイドラインを策定し、地域住民に対して、一方的な説明だけに終わらず、適切なコミュニケーションを図るとともに、地域住民に十分配慮して事業を実施するよう努めることを求めております。この取り組みの一つとして、同省が設置しているインターネット上に不適切案件に関する情報を誰もが書き込めるサイトを開設しております。近年は、市内においても、住宅地に隣接してソーラーパネル等が設置される事例も見受けられ、一部で、市民から市への問い合わせや相談を受けております。こうしたことから、市といたしましては、事業者からソーラーパネル等の設置に関する計画や土地利用に関する規制の確認等があった場合は、庁内連携により、相互に情報共有を図っているほか、市民からの問い合わせがあった場合は、事業者から事業計画の聞き取りや市民説明の実施要請、さらには、市民へ経済産業省のホームページをお知らせするなどの対応を行っており、引き続き、市民の不安の声に応えられるよう、適切に対応してまいりたいと考えております。また、条例の制定につきましては、景観や防災の観点から、太陽光や風力発電等を対象として条例を制定している自治体がありますが、事業者に対して地域住民の理解を求める制度とされているものが多いと承知しており、当市において、条例の制定も含めどのようなあり方がふさわしいのか研究してまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でございますが、このほかの質問につきましては、総務部長ほかをもってお答え申し上げます。
答弁 総務部長 後藤好人(総務部長は2021年3月まで)
私から、指定管理者制度についての御質問のうち、今後の制度運用について御答弁申し上げます。指定管理者制度導入済みの施設に関しては、指定管理者の選定を原則として公募で行い、市民の平等利用や施設の効用発揮などの選定基準に従って、江別市指定管理者選定委員会の意見などを踏まえ、指定管理者を選定しております。また、指定管理者制度導入の効果を測定するため、指定管理者が行うセルフモニタリングや、施設所管課等による定期的な評価や点検のほか、平成20年度からは、外部評価制度を導入し、より客観性を高めた評価にも努めてきたところであります。こうした取り組みなどにより、民間のノウハウを生かした事例や市民意見を踏まえた対応として、公民館の月曜臨時開館やトイレの洋式化、市民体育館トレーニング室の早朝開放などがあり、市民の利便性やサービスの向上などにつながっているほか、江別市花き・野菜栽培技術指導センターにおいては優良苗などを地域に供給することで経済性を発揮しており、導入済みの施設に関しては、外部評価委員会からもおおむね良好な評価が得られております。いずれにいたしましても、これまでも指定管理者制度の導入や指定期間・申し込み資格・非公募の条件などの変更に当たっては、江別市指定管理者選定委員会に御意見をいただく中で進めてきた経過がありますので、議員御質問の今後の制度運用につきましても、同様に江別市指定管理者選定委員会に相談してまいりたいと考えております。以上であります。
答弁 生活環境部長 川上誠一(生活環境部長は2020年3月まで)
私から、環境に配慮したまちづくりについてのうち、第5世代移動通信システム、5Gのサービス開始に伴う懸念事項と市の対応について御答弁申し上げます。5Gは、日本においては、本年中にサービスの提供開始が予定されている、次世代の移動通信システムであり、この通信方式に切りかわることで、2時間の映画が3秒でダウンロードできるようになるほか、自動運転や在宅医療、テレワークやICT教育など、幅広い分野に貢献することが期待されております。一方で、5Gは生活の利便性の向上に寄与することが期待される反面、新たな基地局がふえることによる環境への影響が懸念されているところであります。国においては、電波利用の普及や高度化に伴い、電波が人体に与える影響に対する懸念の増大に関して、科学的検証を積み重ねる必要があるとしているほか、WHOでは、電波が与える健康への影響に関する研究を継続的に実施していく予定とされております。市といたしましては、従前から、事業者から基地局の新設に関する協議を受けた場合、電磁波過敏症と言われる症状のある方や、基地局の新設に不安を抱く市民への配慮から、事業者に対して、なるべく広い範囲での住民周知と自治会への周知について要請し、協力的に実施していただいていることから、5Gの基地局につきましても同様の要請をしてまいります。いずれにいたしましても、今後、5Gの普及が進むことを踏まえ、基地局設置の際は、事業者へ住民周知の要請を行うとともに、国の動向を十分注視し、必要に応じて速やかに市民への情報提供を行うよう努めてまいりたいと考えております。以上でございます。
答弁 教育部長 萬直樹(教育部長は2021年3月まで)
私からは、教員の働き方にかかわる問題についての御質問のうち、教員の労働実態の把握について御答弁申し上げます。北海道の市町村立学校の教職員の勤務時間については、任命権者である北海道の学校職員の勤務時間、休暇等に関する条例に基づき定められており、具体的な勤務時間の割り振り等は、市町村が定める学校管理規則により、校長に委ねられております。各学校においては、出勤簿や教職員からの事前・事後の申し出などによって現認を行い、学校として労働実態を把握しているところであります。私からは、以上でございます。
答弁 教育長 月田健二(教育長は2020年6月まで)
私からは、教職員の働き方にかかわる問題についての御質問のうち、2件について御答弁申し上げます。初めに、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与に関する特別措置法の一部改正に伴う問題に対する認識についてでありますが、1年単位の変形労働時間制については、令和元年12月に公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律が成立し、令和3年4月1日から地方公共団体の判断により、適用することが可能になりました。現在は、年度当初や学校行事等で業務量が特に多い時期に、所定労働時間を超えて勤務している場合においても、その分を振りかえて休日とすることができませんでした。この制度を導入することにより、所定労働時間が延長でき、その延長した分の時間を、勤務を要する夏休み等の期間中に振りかえることができるようになり、その結果、休日がふえ、年間を通した総労働時間の縮減につながるものと認識しております。一方、議員御指摘のとおり、変形労働時間制の導入に当たっては、1日当たりの勤務時間が一時的に延びることや、勤務管理を行う管理職の負担がふえることなどが懸念されていることについても承知しております。次に、江別市における対応についてでありますが、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律の成立を受け、北海道では、令和2年度中に条例を制定することと伺っております。市町村において本制度を導入する場合は、必要な規則等の整備を行った上で、令和3年度から運用を開始するよう北海道から通知されており、詳細については今後示される予定となっております。教育委員会といたしましては、本市において導入する場合には、北海道教育委員会の動向に注視しながら、校長会や教職員の意見を聞くなど、円滑に導入できるよう対応してまいりたいと考えております。私からは、以上でございます。
再質問 高橋典子
それでは、2回目の質問をさせていただきます。指定管理者制度については、現在の導入状況を伺いましたので、そのとおりの数値として理解いたします。しかし、今後の指定管理者制度の運用について疑問がありますので、再度質問いたします。答弁では、江別市指定管理者選定委員会に御相談されるとの答弁でした。お伺いしたいのは、その前に市としてどう考えるか、どんな方針を持つかということです。江別市指定管理者選定委員会は、個別の施設の指定管理者制度導入及び指定管理者の選定に関する意見を市長に具申することが所管事項とされています。個別の施設に指定管理者制度を導入するかどうかについては、これまで施設ごとに検討されてきたことと思います。しかし、今問いかけたいのは、指定管理者制度自体に対する考え方にもかかわることです。指定管理者制度を未導入の施設については、これまで毎年、所管課に対して問いかけをしてきていて、それでもなお未導入ということは、指定管理者制度の導入になじまない、あるいは相当困難な事情があると考えるのが当然ではないでしょうか。そのあたりのことを整理した上で、今後の検討については、指定管理者制度の導入に至らない事情が解消された時点で、あるいは総合計画等、基本的な市の計画見直しの機会などに、政策的な位置づけについても検討する中で、指定管理者制度の導入がふさわしいのかどうか検討するなど、大もとのところから考える必要があるのではないでしょうか。江別市指定管理者選定委員会にも、その旨を説明すれば、理解していただけるのではないでしょうか。つまり、江別市指定管理者選定委員会に相談する以前に、まず、市として検討し、方針を持った上で、江別市指定管理者選定委員会に説明していく、そういった姿勢で臨むべきだと考えますが、いかがでしょうか。再度、考え方をお聞かせください。なお、指定管理者制度から直営に戻った江別市都市公園については、所管常任委員会でも報告を受けた際に申し上げましたが、公開ヒアリングの状況から選定結果は妥当なものであり、江別市指定管理者選定委員会においてよく判断していただいたと感じるところです。江別市都市公園は、これまでにもいろいろな経過をたどってきていますから、今後、また指定管理者制度の対象にするのかどうか、慎重に再検討する必要があるのではないかと思われます。この点については個別の答弁は求めませんが、よろしく御検討ください。次に、環境に配慮したまちづくりに関してです。これまで、地域住民から問い合わせがあった際に、状況を伺い、事業者に話をする中で住民の不安を軽減するための対応はされてきたと理解しました。その方法として、地域の方々が本当に理解されているのかどうか、実際の問題としてありますし、個別説明で終わっていて、説明会を開いていただいて、いろいろな人の意見を聞きながら理解を深める方法をとってほしかったという御意見もいただくところです。地域の人たちの意思を反映できるような方法も検討していただければと思います。5Gにつきましては、国やWHOとしてもさらに研究・研修を続けていくということですので、情報を捉えながら対応していただきたいと思います。ソーラーパネルも同様ですが、住民の不安を払拭できるのかどうか、江別市のまちづくりとして、豊かな環境が守られるようなまちづくりができるのかどうかが重要であると思いますので、御配慮をお願いします。3件目の教員の働き方にかかわる問題についてです。この件につきましても再質問はいたしませんけれども、本当に1年単位の変形労働時間制で教職員の負担が減るのかどうか、ここが問われてくると思います。答弁では、円滑に導入できるように対応されたということですが、労働時間が正確に把握されることが必要だと思いますし、本当に軽減につながるのか慎重に検討していただきたいと思います。一度家庭に帰っていただき、御飯支度などをした後に仕事をするという時代もありました。その後、働き方を把握し、健康を守らなくてはいけないということで、勤務実態を把握されるようになってきて、必要な仕事をこなすことは大変であるという話も聞いております。結局は、教員が抱えている仕事が多過ぎるということだと思います。その点にも教育行政の立場から負担軽減につながる検討も同時に進めていく必要がありますので、御検討ください。以上で、2回目の質問といたします。
答弁 総務部長 後藤好人(総務部長は2021年3月まで)
指定管理者制度に関する、今後の制度の運用についての再質問に御答弁申し上げます。個別の施設への指定管理者制度導入の適否などに関しては、平成16年度に江別市指定管理者選定委員会からも御意見をいただく中で、市の方針と制度運用基準を定めたところであり、これまでもこの方針と基準に従い、施設ごとの制度の導入を判断してきております。また、導入すべき施設であると決定し、未導入となっている施設については、導入に向けた課題整理や状況把握に努め、必要に応じて、江別市指定管理者選定委員会に説明し、御意見をいただいております。いずれにいたしましても、先ほど御答弁申し上げましたとおり、今後の制度運用や個別施設への指定管理者制度の導入などに関しては、これまで同様、江別市指定管理者選定委員会に相談してまいりたいと考えております。以上です。
再々質問 高橋典子
再々質問はいたしませんけれども、導入するかどうかを毎年聴取するだけでも、所管課の負担になっていると感じます。大きな変化がないにもかかわらず、同じ答弁をしなければならないというのはどうかと思いますので、そのあたりの作業を丁寧にしていただきたいですし、所管課の負担にならないように、指定管理者制度で、どんなことを実現しようとしているのかということと照らして判断していただければと思います。公の施設は市が責任を持って直営で管理する。その中の個別の業務は民間の力をかしていただくことが、江別市全体の利益につながるのではないだろうかと感じます。以前に、江別市都市公園では、悲しい事故もありました。そのとき、指定管理者に問題があって、指定管理者が外れ市の直営でした。市が直接責任を負うことができる重要性を実感しました。そのことも考えて、今後の指定管理者制度の運営については慎重な検討をしていただきたいことを申し上げ、今回の一般質問を終えます。