江別市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月5日
(1)東京2020オリンピックの競技種目が札幌市で開催される機会を生かすことについて/(2)誰もが暮らしやすいまちづくりについて/(3)食品ロス削減について
2020年3月5日、江別市議会の一般質問で、裏君子議員が「東京2020オリンピックの競技種目が札幌市で開催される機会を生かすことについて」「誰もが暮らしやすいまちづくりについて」「食品ロス削減について」について質問し、市長 三好昇、経済部長 渡部丈司、消防長 西原信一、健康福祉部長 佐藤貴史、生活環境部長 川上誠一が答弁しました。
- 質問者
- 裏君子 議員
- 答弁者
- 市長 三好昇、経済部長 渡部丈司、消防長 西原信一、健康福祉部長 佐藤貴史、生活環境部長 川上誠一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 裏君子
ただいま議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして順次質問いたします。初めに、東京2020オリンピックの競技種目が札幌市で開催される機会を生かすことについてお伺いします。本年、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されることになりました。東京2020オリンピックは7月24日から8月9日まで、また、パラリンピックは8月25日から9月6日までの日程で開催されます。東京2020オリンピックは、名前のとおり東京都が中心となって開催されますが、会場の準備で注目されていたのが、マラソンと競歩といった、競技の間、常に外で活動している種目での暑さ対策で、熱中症のリスクが懸念されていました。昨年10月16日に国際オリンピック委員会が、東京2020オリンピックのマラソンと競歩を札幌市で開催すると発表いたしました。高温多湿のカタールで行われた陸上の世界選手権で、マラソンと競歩の選手が次々とリタイアしたことが、札幌市での開催を決めた理由だと言われています。札幌市では、東京2020オリンピックのサッカーが札幌ドームで、陸上競技のマラソンと競歩が大通公園及び札幌市内中心部で行われる予定です。予期せぬ展開で、世界から来る観戦客の目線が北海道にも向けられることになりました。私にも、この機会を市としてどのように生かすのかとの市民からの声をいただいています。東京都や札幌市だけではなく、周辺地域である本市も観戦客やインバウンド誘客の取り組みが必要と考えますことから、市長の見解をお伺いします。1点目として、イベント民泊についてお伺いします。観光庁と厚生労働省は、昨年12月にイベント民泊のガイドラインを改訂しました。イベント民泊とは、自治体の要請により自宅を提供するなど一定の要件を満たすものについて、旅館業法に基づく営業許可なく宿泊サービスができるシステムをいいます。行政が実施主体となることで、イベント開催時の宿泊施設不足を防ぐだけではなく、地域の消費活動の増加にもつながります。さらに、その地域の方々と旅行者の交流を通じた、地域の活性化も期待されています。ガイドラインに従い、自治体が必要と判断すれば実施が可能です。イベント期間中であれば、地域の住宅での宿泊を提供できることが最大のメリットです。また、対象も公的なイベントのみにとどまらず、国際会議や展示会等のビジネスイベント、スポーツイベント、コンサートといった催事でも、イベント民泊ガイドラインに従った調整を行った上で、基本的には自治体の判断のもとで住宅提供の要請が行われます。マラソンと競歩は、スポーツ種目の中でも人気の高い競技で、マスコミの注目度も高く、国際大会や歴史ある駅伝では沿道にずらりと観客が集まる様子が見受けられます。昨年9月に行われたマラソングランドチャンピオンシップは、東京2020オリンピックの出場枠をかけた大会ということもあり、注目度が非常に高かったようです。主催者の発表によれば、レースの沿道観客数は52万人を超えていました。東京2020オリンピックの本番となれば、これ以上の人数が応援するために集まる可能性は十分に考えられ、世界中から外国人が訪れて観光などをするため、経済効果が期待できます。先日の新聞記事には、札幌市民の意見として、大会中に見込まれる利点として経済効果が70.2%で、宿泊施設の容量に課題があるに51.7%の指摘がありました。このことからも、近隣市として宿泊施設のニーズはあると考えますことから、本市も主体となりイベント民泊を行ってはいかがか、見解をお伺いします。2点目として、前段述べました交流人口が期待できる中で、江別市の特産品や地域資源を活用したお土産商品をつくることについてお伺いします。仕事や旅行でほかの町に行きますと、駅の構内にある売店施設と、お土産の充実ぶりには目を見張るものがあります。また、道の駅や高速道路のサービスエリアも多くの立ち寄り客でにぎわいを見せており、その土地ならではの、そこでしか買えない食のお土産が主役になっています。今日では、パソコンやスマートフォンが普及し、全国各地の食べ物を自宅で簡単に取り寄せできるようになりました。それにもかかわらず、旅行あるいは出張に行った際に人々がお土産を買い求める習慣は、今も昔も変わりません。むしろ、ほかの人が買っていないものや話題性のあるものを求めて、以前よりもその土地ならではのプレミアム感を重視してお土産を買う傾向が一層強くなっている気がします。チョコレート菓子やスナック菓子などを製造する大手製菓メーカーも、こぞって御当地限定のお土産を開発し、商戦を繰り広げています。お土産の言葉の由来は諸説あるようですが、漢字表記のお土産については、文字どおりその土地の産物という意味になります。食の観点から見れば、その地域の土からできた農作物を使い、商品を製造するわけで、お土産は地域性をアピールするためにうってつけのツールと言えます。そのようにして見てみると、まちなかでたくさん見かけるようになった食のお土産から、地域創生にかけるそのまちの意気込みが伝わってきます。例えば、静岡県袋井市では、地域のみんなでつくる新しい袋井お土産として、新しい袋井お土産の製造販売を推進し、地域ブランド力を高めるため、アイデアを市民から募集することで、市民や市内生徒、地域事業者と共同で販売を目的とした袋井お土産の製作事業を行い、成果を上げています。静岡県袋井市には、クラウンメロンやお茶など全国に誇れる特産品がありましたが、特産品や地域資源を活用したお土産商品が少なかったということでした。ほかに、地域特産品の発掘・PR手法について、神奈川県小田原市の取り組みでは、小田原セレクションがあります。それは、神奈川県小田原市に長く根づいてきた名産品・特産品はもちろんのこと、地元で愛されている商品の中で、神奈川県小田原市を連想させるお勧め品を、市民に選考してもらい、地域内外に広くPRして、地域産業の活性化を図っていくことを目的とした事業です。市民が選考委員であり、基本的にオープン方式である点が特徴で、この方式により、市民の地場産品への関心を高め、誇りを持っていただき、市民に率先して土産用に購入してもらうこと、さらには営業マンとしての役割も果たしてもらうといった効果が期待できるとしています。土産品の購入者の7割から8割は女性であり、女性の感性が、どの産品をお土産として選択するかが左右するということで、女性が選んだという点で工夫を重ねています。この手法は、一見、派手で大がかりに思える仕組みのようですが、とてもシンプルで経費もそれほどかからないとのことです。こういう手法も大いに参考になると思います。手法によっては、ことしの東京2020オリンピックには間に合わないこともあるかと思いますが、例えば、えべチュンなどのセット商品なども考えてはいかがでしょうか。札幌市での東京2020オリンピック・パラリンピックの競技種目であるマラソンと競歩の実施は、本市にとっても千載一遇のチャンスと捉え、江別市の特産品や地域資源を活用したお土産商品をつくることについて、見解をお伺いします。次に、誰もが暮らしやすいまちづくりについてお伺いします。昨年11月に、議会の主催で市民と議会の集いが行われ、参加者の中には、聴覚の不自由な方が初めて参加されました。その中で、議会活動や江別市のことなど、とても勉強になり参加してよかった。議会だよりを、もっとしっかり読みたいと思った。江別市手話言語条例が制定され、手話通訳者がいることで、耳の不自由な人に参加の機会があり本当によかったと言っていただき、私も嬉しく、感慨深いものがありました。さらに、災害時の情報について、耳が不自由だと手話同士なら会話できるが、健常者の中に入ると大変なので、見てわかる避難所にしてほしい。ピクトグラムなど見えるものを利用してほしいとの御意見をいただきました。ピクトグラムとは、言葉によらない、目で見るだけで案内を可能とする図記号のことをいいます。絵文字や絵単語などと呼ばれることもあり、公共の施設等で広く使用されています。言語と違い、小さな子供や外国の方でも簡単に理解できるため、平成14年にJIS規格で標準化され、平成29年には東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、変更・追加が決定し、平成30年度末では150種類が規定されているとのことです。そこで質問ですが、1点目に、災害時の現場対応におけるピクトグラムの導入についてお伺いします。言うまでもなく、災害はいつ発生するかわかりません。日本各地では毎年のように地震や台風を初めとする自然災害や二次災害による被害が起こっています。本市においても防災・減災対策を初め、自然災害の対応など、市民の安心・安全を第一に、さまざまな施策を講じていますが、この数年、多くの自治体で導入されている災害対応ピクトグラムを本市でも取り入れてはいかがかと提案いたします。この災害対応ピクトグラムは、川崎医療福祉大学が数年前より、災害時において文字が読めない子供や日本語がわからない外国人、耳の不自由な方たちにも情報が伝えられるよう、絵文字を用いたピクトグラムを岡山県岡山市消防局と共同開発しています。内閣府が主催する2018年度防災教育チャレンジプランにも採択されているそうです。その内容は、例えば、歩行可能者の誘導に、歩いてこちらへや、脱衣管理には洋服を袋へ入れてくださいや、ポンチョを着てくださいとか、トリアージタグ取りつけなどという表示があります。実際に平成30年12月には、岡山県岡山市の大型商業施設でぼやが発生した際に、歩いてこちらへのピクトグラムが用いられ、大型商業施設内にいた1万人以上の客や従業員を短時間で避難誘導し、トラブルも一切なく、全員無事避難することができたとのことです。火災だけでなく、先ほど述べました、あらゆる災害発生時においても、遠くから見て確認することが可能であり、また、声の伝わらない状況下であっても、このようなピクトグラムの活用は極めて有効であると考えます。余り費用をかけずに大きな効果が期待できるピクトグラムは、災害時の現場対応において有効なツールであり、本市においても導入する価値が十分にあると思います。あらゆる災害にいち早く出動していただいている消防車などの積載や避難所でのピクトグラムの活用が必要と考えますが、これらの対応も含めて、災害時の現場対応におけるピクトグラムの導入について、見解をお伺いします。2点目に、ピクトグラムの普及を積極的に図ることについてですが、愛知県豊橋市では、このピクトグラムを災害時に限らず、市の施設で広く使用しており、ピクトグラムに関するJIS規格の改正に合わせて、ピクトグラムの表示板を順次更新するとともに、周知チラシを作成したり、ホームページなどでピクトグラムの案内を市民や事業者へ行っています。本市は、江別市手話言語条例も制定され、具体的な事業も行われているところですが、日常生活の取り組みとして、市の公共施設などで、聴覚の不自由な方などが目で見て伝わる表示があるとわかりやすいと考えます。まずは福祉の視点から、ピクトグラムの普及促進に向けた取り組みが必要であると思いますが、見解をお伺いします。次に、食品ロス削減の取り組みについてお伺いします。日本の食品廃棄物等は年間2,759万トンで、そのうち、食べ残し、売れ残りや期限が近いなどさまざまな理由で、食べられるのに捨てられた食品である食品ロスの量は年間643万トンと推計されています。毎日、10トン車の大型トラックが、約1,700台分の食品を廃棄しています。日本の人口1人当たりの食品ロス量は年間約51キログラムで、家計における食費は消費支出の中で4分の1を占めています。食料自給率は38%で、食料の多くを海外からの輸入に依存しています。また、世界の食料廃棄量は年間約13億トンで、人の消費のために生産された食料のおおよそ3分の1を廃棄していると言われています。このように、食料を大量に生産、輸入しているのに、その多くを捨てている現実があり、大量の食品ロスが発生することにより、さまざまな影響や問題があります。食品ロスを含めた多くのごみを廃棄するため、ごみ処理に多額のコストがかかっています。また、可燃ごみとして燃やすことで、CO2排出や焼却後の灰の埋め立て等による環境負荷が考えられます。経済の観点では、食料を輸入に頼る一方で、多くの食料を食べずに廃棄している状況は無駄があります。人や社会への観点では、多くの食品ロスを発生させている一方で、7人に1人の子供が貧困で食事に困っている状況です。食品ロスは食品関連事業者だけでなく、家庭からも発生しています。日本の食品ロス量年間約643万トンのうち、事業系は約352万トンで、主に規格外品、返品、売れ残り、食べ残しなど、家庭系からは約291万トンで、主に食べ残し、手つかずの食品、皮のむき過ぎなどが発生要因です。家庭系の食品ロスについて、消費者庁が平成29年に徳島県で実施した食品ロス削減に関する実証事業の結果では、まだ食べられるのに捨てた理由として、食べ残しが57%、傷んでいたが23%、期限切れが11%の順で多いことがわかりました。食品ロスを減らすためには、事業者や私たち一人一人が意識して、国民全体で食品ロスの削減を目指すことが大切です。公明党は、全国各地の食品の生産・製造・流通・小売り、そしてフードバンクなど多様な関係者から現場の声を聞き、2016年5月に、食品ロス削減に向け国を挙げて取り組むよう政府に提言し、食品ロス削減を一貫してリードしてまいりました。2017年に法案骨子をまとめて約2年、食品ロスの削減の推進に関する法律が議員立法として全会派一致で可決し、成立しました。食品ロスの削減の推進に関する法律では、食品ロス削減を国や自治体、事業者、消費者が連携して取り組む国民運動と定めているのがポイントです。食品ロスの削減の推進に関する法律に基づき、10月は食品ロス削減月間、10月30日が食品ロス削減の日と設定されました。消費者庁や農林水産省、環境省は、国民の理解と関心を深めるためのチラシやポスターを作成し、イベントの開催や、削減に努める企業の取り組み事例の公表など、普及啓発に向けた事業も予定しています。政府は施行に伴い、2019年度中に食品ロス削減に向けた基本方針を策定し、これを踏まえて都道府県や市町村も削減推進計画をつくり、対策を実施することとしています。消費者には、必要量に応じた食品の購入や食品を無駄にしないなど自主的な取り組みを促し、事業者には国や自治体の施策に協力を求めます。また、賞味期限が近づいた食品を引き取り、貧困世帯に食料を無償提供するフードバンク活動への支援も盛り込まれました。食品ロスの削減の推進に関する法律は日本が世界に先駆けて、国民運動として取り組むための基本的な法律で、日本の取り組みが世界に影響を与えていく重要な布石を打ったものと考えます。現在は、地方公共団体や事業者等の取り組みとして、食べきり運動やフードシェアリングなどさまざまな取り組みが全国で展開されています。地方公共団体と地域の飲食店が連携し、食べ残しを減らす取り組みを行っています。地方公共団体が把握している食べ残しを減らす取り組みを実施している飲食店舗数は、2018年度で1万3,650店舗でした。広く全国で食べきり運動等を推進し、食品ロスを削減することを目的とした自治体間でネットワークが構築されるなど、地域からもったいないを見直す取り組みも広がっています。本市においても教育現場で、栄養教諭による食に関する指導や、生ごみ減量化の推進を通して食品ロスの削減に向けた取り組みを行っていることは承知しています。また、江別消費者協会においては、消費者ひろばなどでアンケート調査を行っており、その報告書も読ませていただきました。食品ロス削減推進計画の策定を機に、本市も官民一体となって、さらに、市民一人一人に働きかけ、大きな市民運動としていくことが重要だと考えます。以上述べまして、質問いたします。1点目は、本市における食品ロス削減の取り組みの状況をお伺いします。2点目は、食品ロス削減推進計画の策定について見解をお伺いします。3点目として、食品ロス削減月間にイベントなどで啓発の取り組みを行ってはいかがかお伺いします。以上で、質問を終わります。
答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)
裏議員の一般質問にお答え申し上げます。東京2020オリンピックの競技種目が札幌市で開催される機会を生かすことに関連しまして、イベント民泊の実施についてでありますが、イベント民泊は、年数回程度のイベントの開催に当たり、宿泊施設の不足が見込まれる場合や、民泊での宿泊体験を通して、地域の人々と旅行者の交流を創出する地方創生の観点から、開催自治体の要請等により、自宅を提供するような公共性の高いものについて、旅館業法に基づく営業の許可を得ることなく、宿泊サービスのみを提供することができる制度であります。これまでの国内の実績では、ラグビーワールドカップ2019において、熊本県がイベント民泊を実施しており、アンケートの結果では、受け入れ側の約8割が、またイベント民泊に参加したいと回答するなど、好評であったと聞いております。ことし7月から8月にかけて開催される東京2020オリンピックでは、札幌市において、マラソンなどの競技が実施されることに伴い、国内外から多くの観客が北海道を訪れることから、こうした機会を通じて、当市を知っていただき、関心を持ってもらうことが重要であると考えております。現在、当市においては、ホテル、旅館、ペンション及びゲストハウスといった宿泊施設で、最大250人程度の宿泊が可能な環境にありますが、札幌市からの交通アクセスがよいことから、イベント民泊を実施した場合の潜在的な需要はあるものと認識しております。東京2020オリンピック競技の観戦に訪れた国内外の方々が、当市を訪れていただくことで、市民との交流機会の創出を期待しているところであり、イベント民泊の実施によって、より多くの誘客につながるものと考えております。いずれにいたしましても、イベント民泊の実施に当たっては、北海道などの関係機関とも協議の上、対応してまいりたいと考えております。次に、食品ロス削減に関しまして、食品ロス削減の取り組み状況についてでありますが、市では、平成27年度から食材を使い切る調理方法等に関する講習会の開催のほか、北海道情報大学と連携して、ホームページに動画を掲載するなど、幅広い年代に食品ロスの削減に向けた啓発を進めております。また、小・中学校においても、栄養教諭による食育を通じた指導を行っているところであります。このほか、食品ロスに関する自治体ネットワーク全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会に、平成28年度の設立当初から参加し、宴会時の食べ残しを削減する全国キャンペーンであります3010運動の啓発に、いち早く取り組んでおります。さらには、昨年末に市内事業者と連携して、宴会時の配膳方法を工夫するなど、料理の食べ残しを減らす市独自の取り組みも実施しているところです。一方、国においては、食品ロスの削減の推進に関する法律が昨年10月に施行されたところであり、現在、関係省庁等が連携して基本方針の策定が進められております。今後におきましても、こうした国の動向を注視しながら、引き続き食品ロスの削減に取り組んでまいりたいと考えております。次に、食品ロス削減推進計画の策定についてでありますが、食品ロスの削減を総合的に推進することを目的として制定された食品ロスの削減の推進に関する法律では、国、地方公共団体等の責務などを明らかにするとともに、都道府県及び市町村は、食品ロス削減推進計画の策定に努めることとされております。また、計画の策定に当たっては、各自治体等が策定する一般廃棄物処理基本計画との整合性が必要とされているところであります。市といたしましては、令和3年3月の策定に向け作業を進めております次期江別市一般廃棄物処理基本計画の中で、食品ロスの削減に係る施策等を踏まえ、今後の国の動向や、北海道の推進計画の策定状況等を注視しながら、食品ロス削減推進計画の策定に向けて、関係部局と協議の上、検討してまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でございますが、このほかの質問につきましては、経済部長ほかをもってお答え申し上げます。
答弁 経済部長 渡部丈司(経済部長は2020年3月まで)
私からは、東京2020オリンピックの競技種目が札幌市で開催される機会を生かすことに関連し、江別市のお土産商品をつくることについて御答弁申し上げます。地域資源をいかした魅力あるお土産品を開発し、販売することは、地域ブランドの振興につながるものであり、お土産品を通じて地域の魅力を伝え、地域をまた訪れたいというリピーターの発掘や、新たな観光客の呼び込みに効果があるものと考えております。現在、当市では、江別産農産物等を加工したスイーツ、小麦麺、トマトジュースなどのほか、ミニチュアれんがや地元の陶芸家の作品等が、江別アンテナショップGET’Sや江別河川防災ステーションの売店、市内各店舗で販売されております。市では、江別市観光振興計画に基づき、食と農の魅力を詰め込んだ新商品の開発を支援する補助制度を設けており、現在、その商品化が検討されているところであります。また、過去に、民間の有志により、江別ブランドの食品を詰め合わせたセット商品として、えべつつみを販売し、好評を得ていたことから、本年1月に、新しいえべつつみを検討するための観光ワークショップを、市民を対象に開催しているところであります。市といたしましても、お土産品の開発を通して、新たな観光資源を創出し、市の魅力をPRしていくことは重要であると認識しておりますことから、今後も地域資源を活用したお土産品などの開発について、他自治体の事例等を参考にしながら、必要な支援に努めてまいりたいと考えております。以上であります。
答弁 消防長 西原信一(消防長は2020年3月まで)
私からは、誰もが暮らしやすいまちづくりについての御質問のうち、災害時の現場対応におけるピクトグラムの導入について御答弁申し上げます。初めに、ピクトグラムは、一般的に絵文字、絵単語などと呼ばれ、何らかの情報や注意を促すために表示される視覚記号であり、言語にとらわれることなく直感的に内容が伝わってくるため、耳が不自由な人や外国人だけでなく子供から大人まで年齢に関係なく理解しやすいのが特徴です。この考え方を取り入れた災害対応ピクトグラムは、混乱した災害現場において、消防隊の指示などの伝達に有効であると認識しておりますことから、議員の御質問にありました、消防車などへの積載につきましては、今後も国や道の動向を注視しつつ、調査研究してまいりたいと考えております。次に、避難所でのピクトグラムの活用につきましては、今年度、福祉関係団体と市で実施した避難所運営訓練の中で、受付や誘導、立入禁止などの表示に国内で標準化されているJIS規格のピクトグラムを活用しております。今後におきましては、避難所運営で用いるピクトグラムの種類や使用方法など、具体的な活用について、関係団体と連携しながら、検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
答弁 健康福祉部長 佐藤貴史(健康福祉部長は2021年3月まで)
私から、ピクトグラムの普及促進について御答弁申し上げます。まず、公共施設等へのピクトグラム導入の背景といたしまして、平成10年に北海道福祉のまちづくり条例が、また、平成18年には高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、通称バリアフリー法が施行されたことに伴い、バリアフリー化の推進とユニバーサルデザインに基づく案内標示の規定が盛り込まれたところであります。これを受け、市におきましても、公共施設の非常口や避難所、エレベーターの表示のほか、トイレや駐車場などに障がいのある方が使える設備をあらわすマークを表示するなど、施設の状況に応じたピクトグラムの設置を進めてきたところであります。また、ピクトグラムについて、広く市民に理解いただくため、ホームページや広報などにより、周知に努めてきたところであり、今後におきましても、公共施設等の整備や改修の際には、誰もがわかりやすい表示に配慮するなど、引き続き普及に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。
答弁 生活環境部長 川上誠一(生活環境部長は2020年3月まで)
私から、食品ロス削減月間における啓発の取り組みについて御答弁申し上げます。食品ロスの削減の推進に関する法律では、国民に広く食品ロス削減に関する理解と関心を深めてもらうため、食品ロスの削減月間を10月の1カ月間とし、特に同月30日を食品ロス削減の日と定められたところであります。市といたしましては、先ほども御答弁申し上げたとおり、これまで食品ロスの削減に関する講習会の開催、広報えべつやホームページ等による啓発のほか、特に年末年始の宴会シーズンに合わせて、3010運動の推進として、自治会回覧や飲食店でのポスター掲示による啓発を行っているところであります。今後におきましては、こうした取り組みを充実させながら、食品ロス削減月間において、市が主催するえべつ健康フェスタなどのイベントの機会を捉えて、広く市民に周知・啓発してまいりたいと考えております。以上でございます。