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士別市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月11日

東京オリンピックの士別市の役割は何か

2019年12月11日、士別市議会の一般質問で、丹正臣議員が「東京オリンピックの士別市の役割は何か」について質問し、教育長 中峰寿彰が答弁しました。

質問者
丹正臣 議員
答弁者
教育長 中峰寿彰

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 10番 丹正臣

次に、東京オリンピック・パラリンピックにおける士別市の役割はどこにあるのかということでお伺いいたします。2020年、来年56年ぶりに東京においてオリンピック・パラリンピックが国民を挙げてスポーツの祭典として取り組むわけでございます。そこで、我が士別市は40年余りの歴史のあるスポーツのまち、合宿のまちとして日本陸連、体育協会、さらには日本ウエイトリフティング協会等々の長いつき合い、実績の中で、東京オリンピック・パラリンピックをどのような形で取り組み、役割を持つのかをお聞きする次第でございます。その中で、オリンピックを頂点として国からの登録を受け進めている台湾とのホストタウンについて、これはスポーツはもちろんなんですけれども、士別を中心とした1市3町の士別地域日台親善協会が設立されるなど、スポーツはもとより、文化交流、人的交流、経済交流、経済交流では先月この団体が台湾に行って農産物等々を販売したことのPRも載っておりましたけれども、そういう意味で広い国際交流が進められているわけでございます。特に、スポーツ面では、ウエリフを中心にナショナルチームの参加があったり、国立台湾師範大学ウエイトリフティング部が士別に来るなど、合同練習や市民見学会の交流が行われているわけでございます。ほかにも、2017年日本・韓国国際友好ウエイトリフティング協会の大会、さらには日本マスターズ全国大会等々が士別市で行われ、市民の関心の高さを感じているところでございます。そこで、士別市はホストタウンの関係で国からの2分の1の特別交付税措置を受けながら、オリンピック閉会後もさまざまなホストタウン事業を進めていかなければならないと聞いております。そこで、これまでの3カ年の事業の進め方と今後の方向についてどのように検証し、評価しているのかをお聞きするものでございます。次に、オリンピックに向けて、合宿の聖地として我が士別市は気候もいいし、環境もいいし、食べ物もおもてなしもいいということで高い評価を受けているわけでございまして、その中にあって、今全国各地でオリンピック選手を誘致する直前合宿等々の活動がいろいろな形で行われているわけでございますけれども、我が士別市として招致活動にはどのような形で取り組んでいるのか。私の感覚でいけば、ホストタウン台湾との交流がオリンピックを頂点としてなされているわけでございますから、少なくとも台湾選手団の一行が直前合宿等々に参加するような思いを持っているわけでございますけれども、その辺のことについてどのような取り組みをしているのか、お聞きをする次第でございます。また、今回承知のとおり、士別はハーフマラソンの大会があります。ちょうどオリンピックの時期とぶつかるわけでございますけれども、その調整をするに当たって、本来ならば7月の最終土曜・日曜日だと思うんですけれども、それはオリンピックと重なるわけでございますから、日程の変更等調整等が進んでいるのか、そのようなことについてお尋ねをする次第でございます。次に、オリンピック観戦のチケットの販売関係についてお伺いをいたします。1次、2次販売が既に終わっているんですけれども、すごい競争率、高い率でなかなか購入ができないということが言われております。そのような状況の中で、我が士別市は、スポーツのまちとして長いおつき合いがあるのでありますから、例えばなんですけれども、市長を初め関係の方々に特別に競技団体等々から優待券などというものがあるのかどうなのか。そのぐらいのことがなければ、やはり今まで40、50年の歴史があるわけでございますから、特別優待券というものがあるのか、その辺のこともお聞かせを願えればと思っております。次に、士別市として、オリンピック・パラリンピックの応援参加についてお聞かせをいただきます。ここでは先ほど合宿の里士別推進協議会の取り組みとして、仙台市で毎回行われております女子駅伝競走に士別の方が応援参加をしております。それは市民の方も行かれているということです。そういうことでありますので、応援についてはオリンピック応援を市として、例えば合宿の里として応援をするような実施計画を立てているのかどうなのか、この機会にお伺いする次第でございます。最後に、オリンピックの花形でありますマラソンと競歩が暑さ対策で札幌で開催することになりました。これについても今、北海道や札幌が鋭意迎え入れる体制を構築しているところでございますけれども、我が士別市として40年超のハーフマラソン等々の実績がある士別市でございますので、それを士別として大会運営、札幌でのオリンピックに対する協力だとか、応援、ボランティアだとか、そういうことを考えているのか、それとも士別に応援に来てくださいということがあるのかどうかもお聞かせをいただきたいと思います。50年に1回、もう僕たちの時代には札幌には、東京にはオリンピックが来ないのでありますから、自主的な参加で、あくまでも参加を求めているのか、士別として独自の今までの歴史の中で応援を考えているのか、そのことについてお聞かせをいただき、この質問を終わります。 (降壇)

答弁 教育長 中峰寿彰(教育長は2023年3月まで)

ただいまの御質問にお答えいたします。2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催決定を機に、士別市はこれまで積み重ねてきた合宿の里づくりをさらに発展させ、合宿受け入れ体制の充実や市民理解の深化・拡大を図りながら合宿の聖地創造を目指す取り組みを進めてきました。特に日本陸上競技連盟や日本実業団陸上競技連合はもとより、日本オリンピック委員会や日本ウエイトリフティング協会などとの連携を図るとともに、トヨタ自動車やダイハツを初め、かかわりの深い実業団チームや大学などとの情報交換や相互理解のもと、オリンピックを目指す選手やチームを支える合宿環境の拡充に努めてきたところです。今後においても、中央競技団体などとの連携を深めるとともに、夢や目標に向かって世界を目指し、市民や国民に元気や勇気を与えてくれる選手たちがしっかりと成長することのできる環境づくりや心を込めたサポートに努めていかなければならないと考えています。そこで、ホストタウンの取り組みについてです。本市では、平成29年に台湾ウエイトリフティング協会と包括的交流協定を締結し、その後の相互交流では国立台湾師範大学を初め、台湾ジュニア選抜、高雄市立鼓山高級中学が本市を訪れ、本市からは少年団が台湾を訪問しています。このほか、文化交流としての市民合唱団派遣、教育交流としての士別東高校見学旅行などで交流の幅を広げてきました。また、オリンピック・パラリンピック終了後につながる取り組みとして、1市3町で構成する日台親善協会や着地型観光推進協議会、また、今年度加盟した北海道訪日教育旅行促進協議会などとの連携も含め、スポーツ、文化、教育にかかわるさまざまな取り組みに努めています。現時点においては、台湾ナショナルチームの合宿招致には至っていませんが、関係機関等との連携のもと引き続き招致実現に努めてまいります。次に、広くオリンピック関連合宿の招致に向けた活動についてです。先般、マラソン、競歩の有力国や参加が見込まれる65の国や地域に電子メールを送信し、本市のスポーツ施設などの情報を提供したところです。本市は夏でも朝晩が涼しいという気候条件に恵まれ、新国立競技場と同じトラックを備える陸上競技場、ロードトレーニングにも適した練習環境、さらには、ウエイトトレーニングの面でも充実した設備、器具を有しています。また、マラソン金メダリストの高橋尚子さんや野口みずきさんを初め、多くのトップアスリートや2008年の北京オリンピックに出場したドイツナショナルチームが合宿してきたという実績もあり、加えて9月のマラソングランドチャンピオンシップで日本代表に内定した4名の選手もトレーニングを積んだまちでもあります。こうした実績について広くPRするなど、今後も大会組織委員会や北海道のオリンピック・パラリンピック連携室などとも情報交換しながら、引き続き招致活動を進めてまいります。マラソン競技の札幌市開催にかかわっては、東京都を初め日本陸上競技連盟や陸上関係者、あるいは代表内定者などにとっては困惑や疑問などさまざまな思いを抱えながら今日に至っていることも事実です。こうした状況にはありますが、正式に決定された以上は本市としても北海道や札幌市とも連携し、でき得る限りの協力に努めるとともに、海外選手の合宿招致などについて積極的に取り組みを進めてまいります。あわせて、マラソン競技の日程が女子は8月4日、男子は9日に開催されるとの決定を受け、来年の士別ハーフマラソン大会がオリンピックに向けての調整レースや合宿メニューに位置づけられることなども想定し、現在7月中旬の開催について検討しているところであり、引き続き関係団体等との協議を進める考えです。次に、オリンピック観戦優待と大会ボランティアへの対応についての御質問がありました。お話しのとおり観戦チケットの入手は困難をきわめており、さらに都内での宿泊についても容易ではない状況となっています。こうした中、競技の主開催地となる東京都のほか、北海道や関係各県の市町村向けのチケットの優先販売とホストタウン向けのチケットの案内があったところですが、この案内では札幌市で開催されるサッカーのほか組織委員会が抽出した競技種目や日程に限定されていたため、この内容では活用が難しいと判断をし、購入を見送ったところです。また、ウエイトリフティング競技においては、競技団体を通して各地方協会への事前購入の案内がありましたが、出場選手が決定していないことなどから当面見送ることとなりました。今後、日本ウエイトリフティング協会とのパートナー協定を踏まえ、現地での応援がかなうよう調整を進めていく考えです。なお、陸上競技関係については現時点において特別優待などのお話はいただいていないところです。大会ボランティアにかかわっては、全て組織委員会が直接的に取り仕切っており、各市町村がかかわりを持つ体制にはなっていないため、本市としても特段の対応は行っておりません。既にボランティアの研修会も始まっており、体制は固まっているようではありますが、一部報道ではマラソン、競歩の札幌開催に伴ってボランティアや大会運営役員、スタッフの追加も検討しているとのことであり、今後の組織委員会や札幌市、北海道からの協力要請や募集などの情報も確認しながら、可能な限り協力していきたいと考えています。あわせて、特に札幌での開催となるマラソン、競歩にかかわっては、応援についても今後詳細が明らかになり次第検討していく考えです。東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催まで、あと226日となりました。これからは日に日に熱気や期待が高まり、本番では大きな感動や勇気、そして元気を与えてくれるものと考えます。オリンピズムの普及などJOCとのパートナー都市協定としての取り組みやホストタウンとしての取り組みに加え、過日募集のあったパラリンピック聖火リレープログラムへの参加についても検討を進める考えであり、スポーツに求められる、する・見る・支えるの3要素についても合宿の里である特質を踏まえ、まち全体で支え、間近で見て魅力を知り、そしてみずからが実践するという市民皆スポーツの実現に向けても一層の取り組みに努めてまいります。以上申し上げまして、答弁といたします。 (降壇)

出典:士別市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月11日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる