江別市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月11日
(1)スポーツ行政について/(2)図書館について
2018年12月11日、江別市議会の一般質問で、諏訪部容子議員が「スポーツ行政について」「図書館について」について質問し、教育長 月田健二、教育部長 萬直樹が答弁しました。
- 質問者
- 諏訪部容子 議員
- 答弁者
- 教育長 月田健二、教育部長 萬直樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 諏訪部容子
それでは、通告に従い順次質問してまいります。件名1、スポーツ行政について質問させていただきます。ことしの第3回定例会では、当会派の内山議員がラグビーワールドカップ2019公認チームキャンプ地の内定に伴う取り組みについての質問を行いました。少し長くなりますが、そのときの答弁を引用させていただきます。まず、公認チームキャンプ地を活用した市の知名度向上策についての答弁では、第6次江別市総合計画えべつ未来づくりビジョンの未来戦略の一つとして、えべつの魅力発信シティプロモートを掲げるとともに、江別市シティプロモート推進協議会を立ち上げ、市民と行政が一体となって、市の知名度向上に向けたプロモーション活動に取り組んでいるところでありますと述べられています。また、地域スポーツコミッションの設置についての答弁では、ワンストップでスポーツによるまちづくりをコーディネートする主体的な活動が求められるなど、組織体制の強化に課題があることから、まずは、これまでの江別市スポーツ合宿誘致推進協議会を通じた組織を継続し、他市の事例を参考にしながら研究してまいりたいと考えておりますとの答弁でした。過去には、社会主義の国家がオリンピックやワールドカップなどの国際大会を国威発揚の場としていました。1984年に開催されたロサンゼルスオリンピックから商業主義にのみ込まれてしまったと言われていますが、オリンピックはいまだに世界最大のスポーツの祭典ですし、世界選手権、ワールドカップなどもそれぞれが世界で数十億人が視聴する一大イベントです。国の体制にかかわらず、世界各国が国を挙げて選手の強化・支援をしていますし、選手もそこで優秀な成績を収められるかどうかで、その後の人生が大きく変わってしまいます。おくればせながら日本でも、平成27年にスポーツ庁が創設され、国家を挙げてスポーツを振興し、練習環境を整えたり、経済的支援をしたりしています。それに加えて、地方自治体もスポーツとまちづくりを絡めて合宿誘致、スポーツ大会の誘致、開催などが行われています。つまりは、個人が個人の趣味として、あるいは健康のために行っていたり、見て楽しんでいたスポーツの位置づけが大きく変わってきていると感じます。例えば、近隣自治体などの状況を見ると、先日、各家庭に配布された北海道の広報誌にもありましたが、北海道は、スポーツの力で北海道を元気に、人と地域が輝く北海道を目指し、スポーツで活力を生み出していきますとうたっています。そして、その担当課は、スポーツ局スポーツ振興課という組織となっています。また、オリンピック誘致を目指している札幌市は、平成28年に観光文化局から分離し、スポーツ局を独立した局に格上げしています。旭川市では、観光スポーツ交流部スポーツ課という部署になっていますし、ほかにも文化・観光・スポーツ課という名前であったり、健康・スポーツ課としている自治体もありました。つまりは、教育部や生涯学習の枠組みを飛び出して健康とスポーツ、観光とスポーツなど、スポーツをまちづくりの大きな柱として捉えている自治体がふえてきています。先ほど、答弁を引用したように、江別市でもスポーツを通して、市民と行政が一体となって、市の知名度向上に向けたプロモーション活動に取り組んでいるところ、つまり、シティプロモートの一環であると思うのですが、地域スポーツコミッションに関する答弁では、ワンストップでスポーツによるまちづくりをコーディネートする主体的な活動が求められるなど、組織体制の強化に課題があるとのことでした。地域スポーツコミッションを初めとして、引用しなかった提案も含めて、内山議員の提案は、江別市には少し先進的過ぎたのかもしれません。従って、一気にそこに到達するのは少しハードルが高いのではないかと私も思います。しかしながら、ラグビーワールドカップ2019は、間違いなく来年開催されます。そして、オーストラリアチームの合宿は、当然のことながら大会前に行われます。つまり、余り時間に余裕がないのです。世界の強豪オーストラリアチームを合宿に迎え、そして、江別市や近隣市町村を訪れるであろう多くのラグビーファンに、江別の魅力を知っていただくことは、理想を言えば、地域スポーツコミッションのようなしっかりした組織に委ねることがベストと考えます。しかしながら、多分、答弁されたように今から研究していてはとても間に合わないことが危惧されます。そこで、次善の策として、他自治体の事例にもありますように、スポーツ課の位置づけを教育部から市長部局に移動して、全庁を挙げてラグビーワールドカップ2019に取り組むべきと考えますが、いかがか伺います。次に、件名2、図書館についてお聞きいたします。ことし6月に内閣府が発表した平成30年版高齢社会白書によると、平成28年の平均寿命は、男性が80.98歳で世界3位、女性が87.14歳で世界2位とのことです。また、全人口に占める65歳以上の人口の割合は27.7%で、今さらながら、世界でも有数の長寿国であり、世界一高齢化率が高い国ということを再認識した次第です。ところが、日常生活に制限なく、自立して生活できる、いわゆる健康寿命は、平成25年の厚生労働省の調査によりますと、男性では71.19歳、女性では74.21歳とのことです。調査年が違いますので、単純に比較はできませんが、健康寿命と平均寿命の差は、男性でおよそ10歳、女性でおよそ13歳もあります。江別市でも、昨年、健康都市を宣言し、健康寿命の延伸に努力していることはよく理解していますが、この健康寿命をいかに延ばすかということが、超高齢社会の日本の大きな課題と言えます。この健康寿命については、さまざまな機関によって多様な研究がなされているようですが、健康寿命を延ばすために一般的に、規則正しい生活をすること、食生活を充実させること、体を動かすこと、楽しみを見つけることなどが重要と言われています。例えば、江別市の健康福祉部では、昨年度から野菜で健康として食生活の実態調査をしたり、農林水産省が推奨する野菜1日350グラム以上とるため、おいしい江別の野菜のレシピを紹介するなど、食生活の側面から健康寿命を延ばすために熱心に活動をしています。ところで、NHKが独自に開発した人工知能AIひろしが、65歳以上の延べ41万人の生活習慣や行動の膨大なデータをもとに解析したところによると、健康寿命と平均寿命の差を短くする、つまり、いつまでも元気で健康で過ごすためのキーワードとして、本や雑誌を読むということが見出されたそうです。読書が健康寿命に与える影響についての詳細は、NHKの研究結果を参照していただくこととして、ここでは詳しく述べませんが、AIひろしにデータを提供した千葉大学の近藤教授によると、心が動くと体が動くという言葉があるそうで、読書の健康効果として考えられるのは、読書は心を動かし、行動を起こすきっかけを与えてくれるのではないかと推測しているそうです。このことは、先ほど申し上げた健康寿命を延ばすための方策の一つ、楽しみを見つけることにつながるのではないでしょうか。いずれにしろ、高齢者に読書を楽しんでいただくことは、健康寿命を延伸させる一つの手段である可能性が高いのではないかと思います。前置きが長くなりましたが、今回の質問では、高齢者と図書館のあり方について、多面的にお聞きしようと思います。ことしの10月末にパシフィコ横浜で、図書館について大いに見て聞いて、大いに話して、大いに持ち帰る場とうたって、第20回図書館総合展が開催されました。その中で、公益財団法人図書館振興財団が主催して人生100年時代、図書館でどう学び続けるかと題するフォーラムが行われ、図書館を使った調べ学習に取り組む高齢者の事例が紹介されたそうです。調べ学習というと、私も小・中学生が行うことのように思っていましたが、東京都八王子市の図書館では、60歳以上の市民を対象に、八王子千人塾講座という旅や歴史など、各自が関心のあることをテーマに選んで、図書館の資料などを使ってみずから調べ、学び、発表する講座を開催しているそうです。そして、その講座の修了生が、八王子千人塾塾生の会という市民活動団体をつくり、図書館を使った調べ学習を継続しているとのことで、公益財団法人図書館振興財団が行う、図書館を使った調べる学習コンクールにおいて毎年多くのメンバーが入賞しているそうです。また、各地の図書館や高齢者施設では、高齢者対象の読み聞かせがとても好評だそうで、北海道立図書館には、高齢者向けおはなし会のお勧め本に関する問い合わせもふえているそうです。私ごとで恐縮ですが、定期的に行っている読み聞かせの会で、オカリナを演奏してくださる団体をゲストに迎えた際、子供よりも大人の参加者が多かったことがありました。大人の聴衆が多かったので、子供向けの絵本も読みましたが、江別市在住の絵本作家手島圭三郎先生の絵本も読ませていただきました。帰りがけに高齢者の方に、絵本を読んでもらうのはとてもよいですね、来てよかったですと声をかけていただきました。そのように、読み聞かせは、受け手としての高齢者ということもあり得ますし、私はまだ高齢の域には達していませんが、送り手としての高齢者もいるのではないかと思います。これらのことは、これからますますふえる高齢者と図書館のあり方を考えるヒントになるのではないかと思います。話は変わりますが、昨今、何らかの障がいがある方でも読むことができるバリアフリー図書を整備する図書館がふえてきたそうです。インターネットで検索すると、子供を対象としたバリアフリー図書が多いようですが、大きな活字で印刷された大活字本や朗読を収録したオーディオブック、CD-ROM等に文字や音声等を記録したデイジー図書は、実は高齢者にも優しい図書であり、大人を対象としたバリアフリー図書もふえてきているそうです。実際、大活字本やオーディオブックをそろえている東京都郊外の図書館では、高齢者への貸し出しがふえているそうです。江別市でも、そのようなニーズはますます高まるものと考えます。さて、人間誰しも加齢とともに物忘れがひどくなったり、少しずつ認知機能に問題がふえてくるようですが、大多数の高齢者は、多少の不便があっても、今までどおりの日常生活を送っていると思います。一方で、図書館を利用する高齢者がトラブルを起こしているという残念な報告もあります。図書館内で迷ってしまったり、大量の本を持ち出そうとしたり、中には椅子の上で失禁してしまったということもあったそうです。もちろん、日常的にそのような事態が多発しているということではないと思いますが、これからますます高齢化が進む江別市でも、そのようなことが起こる可能性があるのではないでしょうか。しかも、認知症の方への対応の仕方で事態を悪化させてしまう場合がありますので、職員の認知症に対する理解が必要であると考えます。以上申し上げて、幾つか質問いたします。一つ目、現状の確認として、江別市の図書館の利用状況はどのようになっているでしょうか。来館者の統計はとっていないということですので、全体の貸し出し者数と冊数、高齢者の貸し出し者数と冊数の推移についてお聞きします。二つ目、八王子千人塾講座の事例のように高齢者を対象とした調べ学習など図書館を積極的に活用する講座を創設してはいかがでしょうか、伺います。三つ目、子供の読み聞かせとともに高齢者を対象とした読み聞かせを実施していただきたいと思いますが、いかがか伺います。四つ目、また一歩進んで、高齢者を対象とした読み聞かせボランティアを養成してはいかがでしょうか、伺います。五つ目、大活字本、オーディオブックなど、特に大人を対象としたバリアフリー図書の充足の度合いをお聞きします。六つ目、今後、大人用のバリアフリー図書を計画的に購入し、充実すべきと考えますが、いかがか伺います。七つ目、図書館を訪れる高齢者がふえると、認知機能に少し心配がある、高いところの本が取れない、検索機がうまく使えない、読みたい本を探せないなど、職員が対応し切れなくなることも想定されます。図書館を高齢者の活躍の場と位置づけ、お元気な高齢者ボランティアを養成してはいかがでしょうか、伺います。最後に、八つ目、江別市役所全体でも必要であると思っているのですが、特に高齢者の来館率が高く、窓口で直接応対する図書館で、職員に対して認知症に関する研修を行うべきと考えますが、いかがか伺います。以上、1回目の質問とさせていただきます。
答弁 教育長 月田健二(教育長は2020年6月まで)
諏訪部議員の一般質問に御答弁申し上げます。私からは、スポーツ行政について御答弁申し上げます。スポーツ担当部署の位置づけについてでありますが、本市では、スポーツは生涯学習に関する取り組みの一環であり、学校教育にも深く関係するものとして、スポーツ担当部署を教育委員会に置いております。その中で、学校教育とスポーツとの連携を進め、プロスポーツなど、トップレベルの選手の姿やプレーを子供たちに見せる機会をつくっていくことが、子供たちの成長過程でも、また、子供たち自身がみずからスポーツに取り組んでいく上でも大変重要であると考えており、これまでも、スポーツ合宿誘致の推進や江別市出身のオリンピアンである右代啓祐選手の学校訪問、オーストラリアの7人制ラグビー選手を講師に招いたラグビー教室などを通じて、子供たちとの交流機会をつくってきたところです。このようなスポーツ施策を安定的・継続的に進めていくため、スポーツ担当部署については、今後も教育部が所管してまいりたいと考えております。御質問にありました、ラグビーワールドカップに向けた取り組みについては、世界三大スポーツイベントにも数えられる大きな大会となりますことから、今後も庁内各部や関係機関等との連携のもと、教育部が中心となり、公認キャンプ地としての役割を果たせるよう、全庁的に取り組んでまいりたいと考えております。私からは以上であります。
答弁 教育部長 萬直樹(教育部長は2021年3月まで)
私から、図書館について御答弁申し上げます。初めに、図書館の利用状況についてでありますが、情報図書館の貸し出し人数と貸し出し冊数について、10歳ごとの年代別で統計をとり始めた平成24年度と平成29年度を比較しますと、延べ貸し出し人数は、全体では、平成24年度は21万761人、平成29年度は19万1,691人で、平成24年度より9.0%減少しておりますが、70歳以上の方は、平成24年度は2万9,541人、平成29年度は4万2,485人で、43.8%増加しております。また、貸し出し冊数は、全体では、平成24年度は88万3,742冊、平成29年度は79万4,285冊で、平成24年度より10.1%減少しておりますが、70歳以上の方では、平成24年度は9万7,039冊、平成29年度は14万4,438冊となっており、48.8%増加しております。以上のように、高齢者の利用が増加している状況であります。次に、調べ学習についてでありますが、情報図書館は、資料の閲覧や貸し出しをしているほかに、利用者の要望に応じて調べもののお手伝いをする役割も担っております。現状においても、司書が利用者の求める資料や情報を調査し、提供するレファレンスサービスを行っているほか、天体観察会やパソコン教室など、高齢者を含め年代を問わず利用できるさまざまな取り組みを行っているところであります。教育委員会といたしましては、図書館の資料や情報提供サービスを生かした高齢者向けの取り組みについて、御質問の東京都八王子市の例など、先進的な事例を参考に研究してまいりたいと考えております。次に、高齢者を対象とした読み聞かせについてでありますが、情報図書館では、家庭における子供の読書活動が進むよう、子供とその保護者を対象とした読み聞かせを本館や分館で開催し、子供が本に親しむ機会を提供するとともに、情報図書館の利用拡大を図っているところであります。教育委員会といたしましては、これまで、主に子供を対象としてさまざまな取り組みを行ってまいりましたが、高齢者が増加してきている中、高齢者を対象としたサービスのあり方を検討することは重要なことと考えており、生涯学習の観点から関係部署と連携するとともに、先進的な図書館の取り組みも参考にしながら、研究してまいりたいと考えております。次に、高齢者を対象とした読み聞かせボランティアの養成についてでありますが、情報図書館では、子供とその保護者を対象とした読み聞かせをボランティア団体等の協力を得て実施しており、現在、そのボランティアの中には、大人を対象とした読み聞かせを行っている方もいます。教育委員会といたしましては、先ほども御答弁申し上げましたとおり、今後、高齢者を対象としたサービスのあり方について、他の図書館を参考に研究していくところでありますので、その際には、現在協力していただいているボランティア団体や福祉関係団体等と相談してまいりたいと考えております。次に、大人を対象としたバリアフリー図書の充足についてでありますが、情報図書館では、バリアフリー図書として、字が大きく、読みやすい活字で書かれた大活字本や点字で書かれた点字図書、朗読CDやカセットテープなどの音声資料をカウンター近くにコーナーを設けて提供しており、利用者の要望に応えながら順次整備しております。情報図書館の所蔵点数は、大活字本は967冊、点字図書は3,854冊、音声資料は1,080点であります。バリアフリー図書については、高齢者に限らず、障がいのある方にも利用されておりますので、今後も資料の充実を図ってまいりたいと考えております。次に、大人を対象としたバリアフリー図書の計画的な購入についてでありますが、最近5年間のバリアフリー図書の整備状況については、大活字本は購入により138冊増加しております。また、点字図書や音声資料は、館内の機材を利用して活動しているボランティア団体からの寄贈を含め整備してきており、蔵書の充実を図っているところであります。教育委員会といたしましては、今後においても、利用者の要望に応じて購入するなど、計画的に資料の充実に努めてまいりたいと考えております。次に、図書館ボランティアの養成についてでありますが、現在、情報図書館においては、本が見当たらない、資料の有無や利用状況を調べる検索機の使い方がわからないなどの場合には職員が対応しております。将来的に、手助けを必要とする利用者がふえた場合には、高齢者を含むボランティアを活用することについて、社会福祉法人江別市社会福祉協議会等と相談してまいりたいと考えております。次に、図書館職員に対して認知症に関する研修を行うことについてでありますが、教育委員会といたしましては、職員が認知症に対する正しい知識と理解を持つことにより、適切な対応ができることにつながると認識しております。こうした研修は、情報図書館の職員だけではなく、市職員全体に必要なことでありますので、職員研修を所管している総務部と協議してまいりたいと考えております。以上であります。
再質問 諏訪部容子
それでは、2回目の質問と要望をさせていただきたいと思います。まず、御答弁の中で、学校教育とスポーツとの連携を進め、プロスポーツなど、トップレベルの選手の姿やプレーを子供たちに見せる機会をつくっていくことが、子供たちの成長過程でも、また、子供たちがみずからスポーツに取り組んでいく上でも大変重要であると考えており、これまでも、スポーツ合宿誘致の推進や江別市出身のオリンピアンである右代啓祐選手の学校訪問、オーストラリアの7人制ラグビー選手を講師に招いたラグビー教室などを通じて、子供たちとの交流機会をつくってきたところです。このようなスポーツ施策を安定的・継続的に進めていくため、スポーツ担当部署については、今後も教育部が所管してまいりたいと考えておりますとのことでしたが、他市の事例でも、例えば、健康スポーツ課や観光スポーツ課となっておりますけれども、安定的・継続的に子供たちのスポーツ行政を続けていけないわけではないというふうに思っております。昨年、江別市は健康都市宣言をしたところですが、健康とスポーツというのは大変関係が深いものだと考えております。子供の成長過程にスポーツが重要であるのと同じ重さで、一般市民にとってもスポーツを行うことは健康にとって大変重要なことであると考えております。現状は、体育館などを指定管理している一般財団法人江別市スポーツ振興財団が体育館などの管理を行いながら、スポーツ大会の開催やサークル活動、トレーニング室での支援、スポーツ教室の実施などで市民の健康づくりを支えているのだと思っていますけれども、残念ながら、私は丸投げに近いと思っております。現状のスポーツ教室はいろいろ行われておりまして、1年間を3期に分けて募集して、スポーツ教室を行っているわけですけれども、人気のある教室につきましては、抽せんに外れてしまいますと、残念ながら続けられないことになってしまいます。一般財団法人江別市スポーツ振興財団の考えをお聞きしたところ、行っているスポーツ教室は新たに取り組む方が優先であって、継続する場合は何らかのサークルで行っていただきたいというふうに言われてしまうのですけれども、なかなかサークルがなかったり、人気種目の教室に入りたいけれども入れないという多くの方たちから、江別市はせっかく健康都市宣言をして、スポーツを続けたいと思っているのに続けられないというのはどういうことなのかと叱られたことが何回かあります。結果として続けられなくなった方たちからそのように言われたことがあります。また、来年はラグビーワールドカップ2019だけでなく、きのうの清水議員の一般質問にもありましたけれども、スペシャルオリンピックスの全国大会が行われると聞いております。私も、おもちゃ図書館のボランティアのときに、うちの子がスペシャルオリンピックスに出場するのですと大変うれしそうに教えてくださった方がいらっしゃいました。また、9月に北海道胆振東部地震の影響で中止になってしまったのですけれども、マスターズの大会の一部が江別市で開催される予定でした。そういうふうに、今後も全道大会ですとか全国大会といった規模の会場になることが想定されるわけです。そのような大会は、こちらからお願いするのではなく、いろいろな方たちが全国から江別市に来てくださるということで、江別市を知ってもらうチャンスでありますし、全庁的に取り組むべきだと考えております。札幌市がスポーツ局を昇格させたり、他市が健康スポーツ課や観光スポーツ課を設置することは、市がこういう姿勢でスポーツに取り組んでいくということを示すものであって、学校教育におけるスポーツをないがしろにしていると見る方はどなたもいないと考えております。健康都市宣言をした江別市ですとか、シティプロモートを掲げている江別市、市民の健康寿命を延ばすこと、江別市を知ってもらい来てもらうこと、一見すると全く関係のないこの二つをつなげるのは、実はスポーツではないかと考えておりまして、その意味からもスポーツ課の所管のあり方を検討してはいかがか、もう一度伺います。要望としまして、図書館に関しては、きのうの相馬議員の一般質問の中では、高齢者の活躍の場について健康福祉部として積極的な答弁があったように思うのですけれども、今の答弁は、残念ながら研究していきますということで、積極的な態度が見受けられません。全く積極的ではないわけではないと思うのですけれども、もう少し積極的に高齢者の活躍の場としての図書館のあり方を検討していただけるように要望します。
答弁 教育長 月田健二(教育長は2020年6月まで)
私から、スポーツ行政に関しての再質問に御答弁申し上げます。スポーツ担当部署の所管のあり方についてでありますが、先ほど御答弁申し上げましたとおり、本市では、スポーツは生涯学習に関する取り組みの一環であり、学校教育にも深く関係するものとして、スポーツ担当部署を教育委員会に置いております。その中で、規模の大きなスポーツイベントなどについては、これまでも企画政策部や経済部を初めとして、全庁的に連携し、実施してきたところであり、これらの取り組みはシティプロモートにも大いに資するものであったと認識しております。また、健康とスポーツとの関係についても、運動習慣の定着や障がい者スポーツを推進するため、健康福祉部と連携し、各種スポーツ教室の実施やパラ・スポin Ebetsuの開催などに取り組んでいるところであります。今後におきましても、スポーツ担当部署については教育部が所管し、庁内各部や関係機関等との連携のもと、スポーツに関する取り組みを進めてまいりたいと考えております。以上であります。