江別市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月21日
(1)教職員の働き方改革の取り組みについて/(2)食育及び健康づくりへの住民参画について/(3)空き家等対策について/(4)公共交通の利用について/(5)市営住宅の整備について
2018年6月21日、江別市議会の一般質問で、相馬芳佳議員が「教職員の働き方改革の取り組みについて」「食育及び健康づくりへの住民参画について」「空き家等対策について」「公共交通の利用について」「市営住宅の整備について」について質問し、市長 三好昇、教育長 月田健二、教育部長 萬直樹、建設部長 中田正士、副市長 佐々木雄二が答弁しました。
- 質問者
- 相馬芳佳 議員
- 答弁者
- 市長 三好昇、教育長 月田健二、教育部長 萬直樹、建設部長 中田正士、副市長 佐々木雄二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 5 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 相馬芳佳
議長のお許しをいただきましたので、通告に従い順次質問いたします。件名1、教職員の働き方改革の取り組みについてお伺いいたします。平成28年に実施された文部科学省の教員勤務実態調査によると、小学校教員の33.5%、中学校教員の57.6%が週60時間以上勤務、つまり月80時間以上の過労死ラインを超える時間外労働をしているとあります。昨年の北海道教育委員会の教育職員の時間外勤務等に係る実態調査では、週60時間を超える労働時間となっている教員の割合が、小学校23.4%、中学校46.9%となっていることが明らかになりました。今、深刻な長時間勤務を初めとする勤務環境の改善が求められています。中央教育審議会初等中等教育分科会学校における働き方改革特別部会は、新学習指導要領を確実に実施し、学校教育の改善・充実に努めていくためにも、教員が授業や授業準備などに集中し、教員が健康で生き生きとやりがいを持って勤務ができ、教育の質を高められる環境を構築することが必要であるから、学校における働き方改革、それを早急に進めていくことが必要としています。そして、中央教育審議会初等中等教育分科会学校における働き方改革特別部会の緊急提言の中で、校長及び教育委員会は学校において勤務時間を意識した働き方を進めることとしています。1点目、勤務時間を意識した働き方を進めるとした提言について、市の見解をお伺いいたします。2点目、業務改善を進める基礎として、管理職も含めた全ての教職員の勤務時間を把握することが重要と考えますが、どのような方法で把握をしているのかお伺いいたします。3点目、勤務時間を集計するシステムを構築することが必要と考えますが、見解をお伺いいたします。4点目、教員の負担軽減や生徒の発達を踏まえた適切な指導体制の充実に向けて、部活動における休養日を含めた適切な活動時間の設定についての見解をお伺いいたします。5点目、部活動指導員の活用についての見解をお伺いいたします。6点目、北海道教育委員会が策定した北海道アクション・プランについて、市ではどのように取り組むのか見解をお伺いいたします。件名2、江別市が目指す食育及び健康づくりへの住民参画についてお伺いいたします。北海道情報大学健康情報科学研究センターでえべつ健康カード事業が始まり、北海道情報大学通信教育棟エントランス内にはe-ヘルスステーションが開設され、血圧測定イメージ食品モニター(食品ボランティア)に登録している人は、健康カードの発行を受け、血圧や体組成計で健康チェックができます。現在、保健センターを初めとして、市内の1金融機関でもこのチェックを受けることができるようになりました。このシステムは、健康意識の高い地域住民のボランティア協力によって、機能性食品の質の高い臨床試験を実現しています。試験は医師による事前検診や問診を受けた上で安全に行われ、被験者には健康管理に有益な各種検査結果データが提供されます。疾病リスク等が判明した場合には、健康相談が受けられます。被験者となるボランティアの地域住民にとっては、自身の健康チェックや健康増進などの継続的な健康管理につながる仕組みです。住みなれた地域で、健康に幸せに暮らしていく環境づくりの一助を担うことができるよう、システムづくりに取り組んでいるとホームページでは紹介をされています。北海道情報大学健康情報科学研究センターが構築した食の臨床試験システム江別モデルは、文部科学省イノベーションシステム整備事業、さっぽろバイオクラスターBio-Sの一環として、北海道での食の臨床試験システム構築を目指す共通基盤事業として立ち上がりました。そのモデル地域として札幌市に隣接する江別市が選択されたのは、農業や酪農業が盛んで、また、地方独立行政法人北海道立総合研究機構食品加工研究センターや四つの大学を有することで、機能性食品の研究開発にふさわしい条件がそろっていたからと言われています。北海道情報大学、道立食品加工研究センター、江別市は3者協定を結び、食と健康と情報をテーマとしたまちづくりを推進。このシステムにより、食資源の安全性・機能性の科学的根拠をヒト介入試験で効果的に評価することが可能になったとされます。この食の臨床試験の被験者となり、その実施を支えるのは地域住民のボランティアです。企業側は、継続して試験を行うことができる地域住民を被験者とすることで、より質の高い試験を行うことができ、地域住民のボランティアは、自身の健康チェックや健康増進に役立つ機会が提供されるという双方にとってメリットの高い仕組みでもあります。私自身もボランティア登録をし、幾度か臨床試験に参加をしてまいりました。初期は北海道情報大学が集合場所の中心であり、ボランティアが集まりにくいときには、大学関係者の方が参加をしていた記憶がございます。この取り組みが定着し、当初は江別市の住民に呼びかけられていたものが、札幌市をメイン会場に説明会が行われるようになり、今では9,000人のボランティア登録がなされています。その中で、平成29年9月から12月までの3カ月にわたるシークヮーサー果汁の継続摂取による体脂肪低減作用によるプラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間比較試験、大変長い試験名でございますが、これが実施されました。沖縄県が地元の農産物であるシークヮーサーの機能性表示食品化を目指し、ヒト介入試験としてコスト効率にすぐれた試験体制の江別モデルが担当すると2016年11月10日の健康産業流通新聞に紹介されています。試験が始まり、4週間目に実施された血液検査において、肝機能障がいを示す異常値が出たことで、この試験は中止となりました。しかし、異常値が出て入院した方や通院検査を要請された方に共通していたことは、何が起こっているのかよくわからない、医療機関でも対応がばらばらで、しかも被試験者同士のつながりがなく、情報提供が北海道情報大学からしかなされなかったことなどが挙げられておりました。さらに、被試験者側から質問しない限り、回答がなかったことです。もちろん、原因が究明されない限り、治療も対処方法についても大学側として、五里霧中であったことは仕方のないことだと推察されます。肝生検後に初めて、一時的に過剰な食品を継続摂取したことによる炎症と判断され、ことし中の血液検査で異常が見られなければ終結を迎える予定でございます。今回の質問は、この間の江別市と大学側との連携について伺います。ボランティアは、もちろん自己責任において参加をしています。市側が中心となって試験を進めているわけではありません。しかし、江別モデルと称され、試験自体が自然界にあるものの機能性について試験をしています。9,000人ものボランティア登録者の7割は、江別市以外の方と伺っておりますが、この試験に参加したことで、健康チェックを活用している市民を含め関係者の思いを酌んでいただき、1点目、今回の食品臨床試験中止までに、大学側とどのような連携をとられたのかお伺いいたします。2点目、今回の事象について、市民への広報はいつどのように実施したのかお伺いいたします。3点目、フード特区構想において、安全性に配慮した機能性食品の開発に向けた今後の取り組みについてお伺いいたします。4点目、今後の市民の健康づくりに当たっての相談対応や情報提供について、見解をお伺いいたします。件名3の空き家等対策についてお伺いいたします。国は平成26年11月、空き家等対策の推進に関する特別措置法を公布し、翌年、空き家等に関する施策を総合的かつ計画的に実施するための基本的な指針を出しました。これを受け、北海道が空き家等対策に関する取組方針をつくり、江別市は江別市空家等対策計画を平成30年3月に策定いたしました。この中で、国が5年に一度実施する住宅・土地統計調査によると、平成25年の全国の住宅総数に占める空き家の割合が13.5%であるのに対し、江別市は11.7%であり、市内に6,630戸の空き家が存在するとあります。そのうち、人が住んでいない住宅で、転勤・入院などのため居住世帯が長期にわたって不在の住宅や建てかえなどのために取り壊すことになっている住宅などが1,530戸存在しています。空き家等の所有者意向調査で、平成28年5月末で水道が閉栓されている建物などを所有または管理をしている636名に調査票を送付し、およそ5割の回収率の中から、所有者意向調査で把握した空き家数105棟と、現地調査により算出した空き家数195棟を合わせ、計画では市内の空き家数を300棟と算出しています。さらに、一つ目、倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態、二つ目、著しく衛生上有害となるおそれのある状態、三つ目、適切な管理が行われないことにより著しく景観を損なっている状態、四つ目、その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態にある空き家等を特定空き家等としています。今回、八雲町に親が所有していた住宅が特定空き家等に認定され、危険な特定空き家等を解体するための費用を補助しますというお知らせが、私の相談者のところに郵送されてまいりました。両親は30年以上前に亡くなっており、相談者も住んだことのない実家ですが、相続者として役場で調査されている以上、今後の対応がわからず、私のところに相談をされ、私もすぐに八雲町役場の建設課とやりとりをすることになりました。八雲町では今年度より始まった施策であり、経費の2分の1以内、補助限度額は30万円までの取り壊し費用の補助をするそうです。ことし30軒の特定空き家等が認定されたと伺いました。相談者は実家とは住まいが遠くであること、高齢であることを申し添え、見積もり業者の一覧を送付いただき、合い見積もりを頼み、その結果を見ると、見積もりに大きな差が生じています。また、実家をそのままにすることは忍びないが、高額の除却費用を負担することにもちゅうちょされているということでことしの申請の締め切りを迎えました。しかし、いずれ処分をしなければならないと理解されています。今回は、江別市外からの除却の取り組みを相談いただいたことで、当市の計画についてお伺いいたします。1点目、特定空き家等の認定計画についてお伺いいたします。2点目、今後、特定空き家等の所有対象者にどのような周知を想定されるのか、お考えをお伺いいたします。3点目、除却に対する補助についてのお考えをお聞かせください。4点目、空き家等対策の推進に関する特別措置法は、管理不全で危険な状態にある空き家に関する手続を主に規定しており、空き家発生の予防、活用及び適正な管理並びに跡地の利用について具体的に規定していないことから、これらの規定は、空き家等対策の推進に関する特別措置法が適用される空き家に対しても条例で規制できるとしています。また、固定資産税等の情報の目的外利用に対する過料についての規定などは、条例の定める内容を超えて空き家等対策の推進に関する特別措置法で規定される事項でありますが、条例においても空き家等対策の推進に関する特別措置法と同内容の規定を置くことができると考えられます。緊急措置を含めた空き家等の適正管理をするための条例制定の計画についてお伺いいたします。件名4、公共交通の利用についてお伺いいたします。岐阜県岐阜市のホームページに次のように掲載されていました。みんなが車を使い続けると平成17年岐阜市から路面電車がなくなりました。長野県、鹿児島県、熊本県、栃木県、茨城県など地方の乗り合いバス会社が次々と破綻しています。そして、岐阜市のバス利用者はこの10年間で約2分の1に減っています。このまま車を使い続けるとバスがなくなるかもしれません。今の自分にバスは必要ない。でも、あなたの御家族、御近所はどうですか。また、あなた自身いざというときは、そして将来、車の運転ができなくなったとき、もしバスが走っていなかったら、あなたが今できること、少し考えてみましょう。車は確かに便利で快適です。しかし、環境問題、渋滞、事故、維持費、健康と困ったことがあることも事実です。例えば、次のようなちょっとした工夫はできるでしょうか。車を使わずバス・電車に乗る日をつくる。行き先をバス・電車で行けるところに変える。車でしか行けない場所へは友人と相乗りをする。健康的に自転車や徒歩で移動する。最寄りのバス停や駅に駐車・駐輪して通勤するなど、もし一人一人がもう少しだけ考えれば、あなたも社会も、もっと便利で楽しくなるかもしれません。私が今回質問する趣旨に合致しています。平成28年8月第1回江別市地域公共交通活性化協議会が開催されてから、もうすぐ2年を迎えようとしています。この間、地域の方から公共交通について質問をいただくことはありませんでした。しかし、3月にバス路線の廃止の報道がなされ、地元自治会から説明を求める要請がまいりました。バスを常に利用している方から、今後の生活が不安だとの要望をいただいています。自分の利用する路線が廃止になる、また、バス停が遠くになる、減便になるといったことで初めてバス路線について考えることになったと思われます。市民も考える。市も考える。オール江別として、バス利用の働きかけを進めるときが来たと思い、質問いたします。1点目、5月25日の昼前に市役所庁舎の職員駐車場の台数を数えてみました。259台ありました。庁舎に付随する駐車場の台数はカウントに入れておりません。職員の中には、天気のよい日には自転車や徒歩によって通勤している方をお見かけします。家族が送迎している方もいらっしゃいます。今回、市民の方から、市役所の職員が公共交通をもう少し利用すれば、市役所周辺のバスの便もふえ、それによって市民も使いやすくなるのでは、一度に全員がバス利用者とならなくとも、せめて1割がバスを利用して通勤し、公共交通を維持していこうとの視点に立つことも必要と考えますと御意見をいただきました。市職員のバス利用の促進について、市の見解をお伺いしたいと思います。2点目、市内企業へのバス利用の働きかけに対する見解をお伺いいたします。3点目、以前、バス利用について、工栄町へのバス路線がなく、送迎か自家用車通勤しかないとのアンケート調査が報告されていました。この間、利用したくてもできない環境を整備する取り組みはなされたのか、お伺いいたします。4点目、10月からの路線変更により、さまざまな御意見をお持ちの方が出てくると予想されます。オール江別でバス利用を進めることへの施策について、キャンペーンを張っていくなどの取り組みは検討されていますか。今後の利用拡大策についての見解をお聞かせください。最後の件名となります。件名5、市営住宅の整備についてお伺いいたします。平成30年3月末日をもって、江別市向ヶ丘の栄湯が廃業しました。これによって江別市内の公衆浴場は、一番町に1軒、野幌東町に1軒、あけぼの町に1軒、そして弥生町に1軒と合計4軒となりました。先日、弥生町にお住まいの方から、この弥生町の銭湯について、いつまで開業しているかわからない旨の話が出て、弥生団地での利用者の中に不安が広がっているとの御相談を受けました。市営住宅の風呂については、リース契約によって利用者が設置をしています。しかし、床に専用浴槽を直置きすることになるため、浴槽の高さ80センチメートルがそのまま乗り越える高さとなり、高齢者や体の不自由な方には利用しにくい点が指摘されています。浴槽の高さを調整すると、浴室から廊下へ水があふれる、手すりがないと高さを乗り越えられない、近くの銭湯は閉鎖されていくかもしれない、送迎のあるスーパー銭湯は、団地のそばまでは来てくれないと不安が増していく状況です。1点目、市営住宅全体に対する市営住宅に浴槽のない住宅の割合についてお伺いいたします。2点目、浴槽設置ができない理由についてお伺いいたします。3点目、リース設置の市営住宅に手すりや床上げ等の改修補助をしてはいかがかと思い、この補助に対してお伺いいたします。4点目、社会経済状況の変化に伴い、住宅困窮者への住宅セーフティーネット機能の強化は望まれています。生活が厳しいからこそ市営住宅を選択し、リース契約で利用できるとしても、現状では不都合が発生してきています。市が浴槽などを設置することについて、見解をお伺いいたします。以上で、1回目の質問を終わります。
答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)
相馬議員の一般質問にお答え申し上げます。私からは、食育及び健康づくりへの住民参画についてお答え申し上げます。初めに、食品臨床試験中止までの大学側との連携についてでございますが、昨年10月に北海道情報大学が実施しました食品臨床試験におきまして、一部被験者の方に肝機能検査値の異常が認められたことを受けまして、大学では直ちに試験の中止を決定し、その後、原因を究明するため第三者調査委員会を設置しまして、本年3月にその調査結果が公表されたところでございます。市では、これまでも食の臨床試験の実施に当たりましては、市民の安全・安心を確保することが何より重要であると考えておりますことから、常に情報交換に努めてきたところでございます。このたびの有害事象の発生時においても、試験参加者への対応の経過など、関係する情報の共有を図るとともに、大学に対しまして被験者の迅速な対応などについて必要な申し入れを行ったところでございます。市民の健康づくりと一体となって機能性を実証する食の臨床試験を継続して実施していくためには、参加する市民ボランティアの協力が欠かせないことから、市といたしましては、市民が安心して試験に参加していただけるよう、今後とも大学と連携してまいりたいと考えております。次に、市民への広報についてでございますが、北海道情報大学におきましては、食の臨床試験の募集やボランティア登録につきまして、これまでも大学のホームページを通じまして、広く市民に対して参加を呼びかけており、今回の有害事象の発生やその後の経過などにつきましても随時、情報を公開してきたところでございます。市といたしましては、食の臨床試験の実施に当たりまして、市民が安心して参加できる環境づくりを進めていくことが重要であると考えておりますことから、さきの有害事象の発生時においては、その概要について、市のホームページから北海道情報大学のホームページにアクセスできるよう対処したところでございます。なお、北海道情報大学では、引き続き、ボランティアの方が安心して試験に参加できるよう、事前の説明会では、これまでの説明に加えまして、健康被害が発生した場合の対応や補償関係について、よりきめ細やかに情報提供するなど、リスク管理を徹底していくとのことでございます。次に、安全性に配慮した機能性食品の開発に向けた今後の取り組みについてでございますが、近年、我が国では、高齢化の加速とともに健康意識が高まる中で、安心で安全な食品を求める消費者の需要に対応するため、健康によいとされる食材の栄養素に着目した機能性を生かした食品づくりが進んでいるところでございます。こうした食の機能性は、食品に新たな付加価値を付与する重要な要素でありまして、商品化に当たりましては、その効果の実証が不可欠なことから、市では、北海道情報大学と連携しまして、食の臨床試験システム、いわゆる江別モデルの取り組みを平成21年度から推進してきたところでございます。北海道情報大学におきましては、これまでも、国や企業からの依頼を受けまして、アスパラガスやかぼちゃを使用した食品の安全性と機能性についての科学的評価を実施しておりまして、こうした取り組みが、北海道の食品機能性表示制度、いわゆるヘルシーDoの認定商品の拡大に結びついてきたところでございます。市といたしましては、食の臨床試験の実施に当たりましては、まずは、実施主体であります大学や企業による被験者への安全の確保を基本としまして、北海道やフード特区機構などと連携しながら、機能性食品の開発に向けた取り組みを支援してまいりたいと考えております。次に、今後の市民の健康づくりに当たっての相談対応や情報提供についてでございますが、市では、健康に関する相談や情報提供の機会としまして、小・中学生を対象とした生活習慣病予防のための教室や市民向け出前健康講話、心と体の健康相談など、ライフステージに応じた健康教育や相談事業を実施してきております。また、本年6月末から、市民の食習慣等の状況を把握するため、酪農学園大学と共同で食と健康に関する実態調査を実施しまして、その結果を、今後の健康施策や市民への情報提供に反映していく予定でございます。なお、調査に御協力いただいた方に対しましては、食事と栄養摂取の傾向とアドバイスを載せた結果票を送りまして、栄養バランスのとれた食生活に役立てていただきたいと考えております。市といたしましては、今後とも、市民が正しい知識や情報に基づきまして、健康づくりに取り組んでいただけますよう適切な相談対応と情報提供に努めてまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でございますが、このほかの質問につきましては、教育長ほかをもってお答え申し上げます。
答弁 教育長 月田健二(教育長は2020年6月まで)
私からは、教職員の働き方改革の取り組みのうち、勤務時間を意識した働き方を進めるとした提言に対する見解について御答弁申し上げます。この提言は、平成29年8月に中央教育審議会初等中等教育分科会学校における働き方改革特別部会において、学校における働き方改革にかかわる緊急提言として取りまとめられたものであり、この提言を踏まえ、中央教育審議会において中間まとめが取りまとめられたところであります。国では、この中間まとめを重要なものと捉え、学校における働き方改革に関する緊急対策を策定したものであります。また、北海道教育委員会では、平成30年3月に道内全ての学校が働き方改革を進めるため、北海道アクション・プランを策定し、市町村教育委員会に取り組みを実施するよう促しているところであります。教育委員会といたしましては、勤務時間を意識した働き方を進めるというこの提言は重要であると認識しており、本プランの取り組みの実施に当たっては、現在、北海道教育庁石狩教育局、教育長会、校長会、教頭会、中学校体育連盟、中学校文化連盟で構成された石狩管内学校における働き方改革推進会議において、石狩管内で統一的な考え方のもと対応すべく検討を進めているところであります。私からは以上であります。
答弁 教育部長 萬直樹(教育部長は2021年3月まで)
私からは、教職員の働き方改革の取り組みのうち、教職員の勤務時間の把握についてほか1件について御答弁申し上げます。初めに、教職員の勤務時間の把握についてでありますが、北海道の市町村立学校の教職員の勤務時間については、任命権者である北海道の学校職員の勤務時間、休暇等に関する条例に基づき定められており、具体的な勤務時間の割り振り等は、市町村が定める学校管理規則により、校長に委ねられ、各学校においては、教職員からの事前・事後の申し出などによって、校長が勤務時間を把握しているところであります。このことについては、本市も同様であり、教育委員会といたしましては、引き続き、各校長に対して、週休日及び勤務時間の割り振り等を適正に行うよう指導するとともに、勤務時間の適切な管理に努めてまいりたいと考えております。次に、勤務時間を集計するシステムの構築についてでありますが、国の緊急対策では、市町村教育委員会は、ICTやタイムカードなど勤務時間を客観的に把握し、集計するシステムを構築するよう努めることとされております。教育委員会といたしましては、教職員の勤務時間を客観的に把握することは、学校における働き方改革を進めていく上で、大切であると考えておりますが、勤務時間を集計するシステムの構築については、教職員に新たな負担が生じることのないよう、どのような方法が望ましいのか、国や北海道教育委員会の支援の動きを踏まえ、他市の状況や校長会の意見等を参考に研究してまいりたいと考えております。私からは以上であります。
答弁 教育長 月田健二(教育長は2020年6月まで)
引き続き、教職員の働き方改革の取り組みのうち、部活動における休養日を含めた適切な活動時間の設定についてほか2件について御答弁申し上げます。まず、部活動における休養日を含めた適切な活動時間の設定についてでありますが、北海道アクション・プランにおいては、生徒や担当教員の健康・安全はもとより、けがの防止、心身のリフレッシュを図るなどのスポーツ医・科学の観点、生徒のバランスのとれた生活や心身の成長に配慮する観点から、全ての部活動における休養日等の完全実施に向けた取り組みを進めることとされております。教育委員会といたしましては、学校における働き方改革を進めるためには、部活動に関し、休養日や1日当たりの適切な活動時間の上限を設定することが必要と認識しており、その実施に当たりましては、石狩管内で統一的な考え方のもと対応することが望ましいと考えております。このようなことから、先ほども御答弁申し上げましたとおり、石狩管内学校における働き方改革推進会議において、検討を進めているところでありますので、その結果を踏まえ、対応してまいりたいと考えております。次に、部活動指導員の活用についてでありますが、部活動指導員は、中学校におけるスポーツ、文化、科学等に関する教育活動にかかわる技術的な指導に従事する学校の職員であり、部活動指導体制の充実を図るため、平成29年4月の学校教育法施行規則の改正により、新たに制度化されたものであります。一方、従前から部活動において活用されている外部指導者は、地域の方々が校長の依頼により指導に当たるものであり、学校職員の身分を有しないものでございます。市内中学校の部活動では、部活動指導員はおりませんが、外部指導者が活用されており、平成29年度においては、21名の方が外部指導者として、運動部活動の指導に携わっている状況であります。教育委員会といたしましては、部活動指導員の導入に当たり、身分上の取り扱いや学校教育に関する十分な理解を有する人材の確保など整理すべき課題がありますことから、他市の先行事例等を参考にしながら研究してまいりたいと考えております。次に、北海道アクション・プランの取り組みについてでありますが、本プランにおいては、具体的な取り組みとして、部活動休養日等の完全実施や長期休業期間中における学校閉庁日の設定等の取り組みが挙げられております。先ほども御答弁申し上げましたとおり、本プランの取り組みの実施に当たっては、石狩管内学校における働き方改革推進会議において、石狩管内で統一した考え方のもと対応すべく検討を進めているところであります。教育委員会といたしましては、石狩管内学校における働き方改革推進会議での検討結果を踏まえ、本プランに基づいた取り組みを進めてまいりたいと考えております。私からは以上であります。
答弁 建設部長 中田正士(建設部長は2020年2月まで)
私からは、空き家等対策について御答弁申し上げます。初めに、特定空き家等の認定計画についてでありますが、近年、全国的な人口減少や少子高齢化など、社会情勢の変化により空き家等が年々増加しており、地域住民の生活環境に大きな影響を及ぼす可能性が懸念されております。そこで、市では空き家等の対策に対応していくため、平成28年12月に江別市空家等対策協議会条例を制定し、所有者への意向調査などに基づいて、平成30年3月に江別市空家等対策計画を策定したところであります。御質問の特定空き家等の認定計画につきましては、策定しました計画書の江別市特定空き家等の判断基準に基づき、建物の状態や衛生面、生活環境面、周辺への影響等について現地調査を行い、その結果を江別市空家等対策協議会に諮り、特定空き家等の認定を行うこととしており、現在、江別市空家等対策協議会に諮るための準備を進めております。次に、特定空き家等の所有者への周知についてでありますが、空き家のうち、適正な管理がなされず、周辺に悪影響を及ぼすおそれのある空き家につきましては、まずは、所有者に適正な管理について依頼する文書を送付し、その後、改善が見られず、著しく危険となる空き家には、江別市空家等対策協議会における協議を経て、特定空き家等に認定し、所有者にその旨を通知するとともに、必要な助言・指導を行うこととしております。なお、空き家等の所有者には、高齢者や遠方の方もおりますことから、適正管理の依頼をするだけではなく、空き家等に対する対応方法などにつきまして、計画書に示されている関係団体として江別不動産業協会や江別建設業協会、札幌司法書士会など相談先のパンフレット等も同封し、相談しやすい環境づくりに努めてまいりたいと考えております。次に、除却に対する補助についてでありますが、空き家等対策を進める上では、建てかえや除却、流通等の促進による空き家の発生抑制や利活用の推進など関係団体との連携した取り組みが重要と認識しております。また、昨年6月に実施した空き家等の所有者意向調査では、期待する行政サービスとして解体費などの助成が一番多い結果でありました。このことから、現在、除却に関する建築・不動産などの関係団体の相談窓口の情報提供を行っております。また、特定空き家等の除却費用の一部助成につきましては、国の補助制度を活用した支援制度について、他市の動向も調査し検討してまいります。次に、空き家等を適正に管理するための条例制定についてでありますが、空き家等は、所有者等の財産であることから、その管理については、第一義的な責任は所有者等にあります。しかしながら、その管理責任を果たさずに長期間放置されている空き家等が腐食・破損などの進行により、周辺環境に著しい危険を及ぼしている場合には、市の関係部局や関係機関が連携し、緊急措置を講じていく必要があるものと考えております。このような緊急措置を含めた空き家等の適正管理に関する市の取り組みとして、まずは平成30年3月に策定した江別市空家等対策計画に基づいた対応策を実施していくとともに、条例制定の必要性につきましても、江別市空家等対策協議会の中で議題としてまいりたいと考えております。私からは以上でございます。
答弁 副市長 佐々木雄二(副市長は2021年6月まで)
私から公共交通の利用について御答弁申し上げます。まず初めに、市職員のバス利用の促進についてでありますが、路線バスは当市における公共交通網の中で大きな役割を担っており、バス路線の維持は市の重要な施策の一つであると認識しておりますが、近年、利用者の減少や乗務員不足などにより、市内バス路線は縮小傾向にあります。このため、市では持続可能なバス路線網を形成するため、平成28年8月に江別市地域公共交通活性化協議会を設置し、地域公共交通網形成計画の策定を進めており、今後、この計画に基づき、バスの利用促進と路線の再編に取り組んでまいりたいと考えております。御質問の市職員のバス利用の促進についてでありますが、路線バスの利用促進は、市民全体として取り組むべき課題であり、市職員においてもバス利用に対する意識を高めていく必要があると認識しております。市といたしましては、庁内において省エネルギーの観点で、ノーマイカーデーに取り組んでいた過去の実績なども参考にしながら、市職員に対する利用促進策について、検討してまいりたいと考えております。次に、市内企業へのバス利用の働きかけについてでありますが、市ではこれまでも市広報の特集記事やバスマップの配布、出前講座などを通じて、全市的に路線バス利用の啓発を行ってまいりました。これに加え、現在策定中の地域公共交通網形成計画では、過度に自動車に頼る状態から、公共交通などを適度に利用する状態へ変えていく取り組みであるモビリティ・マネジメントを推進するため、対象者に合わせた出前講座の実施や転入時の情報提供など、利用促進のためのPRを充実していくこととしております。御質問の市内企業へのバス利用の働きかけについてでありますが、事業形態や勤務シフト、バス路線との位置関係などにより、路線バスを通勤手段にすることが難しい市内企業が多いとの話も伺っておりますが、市といたしましては、今後、地域公共交通網形成計画に基づき、さまざまな施策を全市的に実施、推進していく中で、市内企業に対しても改めてPRし、路線バスの利用促進に御協力いただけるようお願いしてまいりたいと考えております。次に、市内企業がバスを利用するための環境整備についてでありますが、先ほども御答弁申し上げましたとおり、事業形態や勤務シフトなどにより路線バスを通勤手段にすることが難しい市内企業が多く、企業によっては送迎バスを運行し、従業員の通勤手段を確保しているところもあると伺っております。このような中、江別市地域公共交通活性化協議会では、既存路線の維持や市内企業の通勤利用も含めた市全体の路線バスの利便性向上を視野に協議を重ねてまいりましたが、本年10月に実施する予定のバス路線再編では、一部路線においてJR駅への運行時間の短縮を図るなどの改善を含め、一方で、長年続いてきた赤字運行や年々深刻になっている乗務員の不足などにより、市内企業の通勤利用を含めた路線バス全体の運行規模を拡大することは難しいのが実情であります。市といたしましては、策定中の地域公共交通網形成計画において、バス運行ダイヤの見直しや停留所の移設、新設のほか、スマートフォンなどによりバスの運行状況がわかるシステムの導入を検討するなどして、バスの利用環境の改善、整備に取り組むこととしております。いずれにいたしましても、市といたしましては、路線バスの利便性向上について、今後とも、人口の張りつきなど地域の状況を把握しながら、江別市地域公共交通活性化協議会を通じて、バス事業者と協議を重ねてまいりたいと考えております。次に、今後の利用拡大策についてでありますが、今後、バス路線を維持していくためには、市民が日ごろから意識的にバスを利用することが重要であると認識しております。このため、バス事業者のほか、自治会や関係機関の代表者、公募市民などで構成する江別市地域公共交通活性化協議会において、アンケート調査結果などを参考にしながら、利用促進について幅広くアイデアを伺い、協議してきたところであります。現在策定中の地域公共交通網形成計画では、先ほど御答弁申し上げましたとおり、対象者に合わせた出前講座の実施や転入時の情報提供のほか、広報特集記事やホームページを活用したPR活動を充実していく予定です。さらに、本年10月のバス路線再編に合わせて、わかりやすいバスマップや路線バスの乗り方ガイドなどを作成し、広報折り込みにより市内各世帯へ配布するほか、JR駅やバス車内、公共施設等で配布するとともに、市内3地区における市長との対話集会や各種団体の会議などの機会を活用し、幅広くPR、情報提供を行ってまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、市といたしましては、市民の足であるバス路線を維持するために、バスの利用拡大のためのさまざまな取り組みをバス事業者と連携して実施するとともに、江別市地域公共交通活性化協議会において引き続き協議しながら、バス路線再編後も継続的に利用促進に取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。
答弁 建設部長 中田正士(建設部長は2020年2月まで)
私からは、市営住宅の整備について御答弁申し上げます。初めに、浴槽のない住宅の割合についてでありますが、まず、浴槽のない住宅への入居に当たりましては、申し込み時に、入居者みずからが設置する必要があることを説明し、了解の上、申し込みをしていただいているところです。現在、市営住宅は全体で1,205戸ありまして、そのうち、浴室が設置されていて、浴槽は入居者みずからの負担で設置していただく必要がある住宅は655戸で、全体の54.4%となっております。団地ごとの内訳としましては、あけぼの団地で343戸、弥生団地で193戸、野幌団地で54戸、中央団地で65戸となっております。次に、浴槽を設置できない理由についてでありますが、市営住宅については、国の整備基準に従って整備しているものであり、昭和47年から平成12年に建設した住宅には浴室は整備していますが、浴槽は整備基準に含まれていなかったことから設置しておりません。このため、入居申請時には、入居者みずからが設置する必要があることを説明し、了解の上、申し込みいただいているところです。ただし、平成5年から平成12年に整備した住宅では、車椅子対応の住戸、高齢化対応の住戸などについては、浴槽の設置が特例として補助対象となりましたことから、附帯設備として設置しております。また、平成21年から新たな整備基準が導入され、浴槽設置が標準となったことから、現在建かえ事業を実施している新栄団地については、全戸に浴槽を設置しております。次に、手すりや床あげ等の改修に対する補助についてでありますが、市営住宅に手すりや床あげ等の設置が必要である場合には、入居者から模様がえ等承認申請の手続により、設置費用については入居者負担において、設置していただいております。また、退去時の原状回復費用についても、入居者の負担となっているところでございます。なお、住宅改修費用については、介護保険制度の活用や障がい者に対する福祉サービスの活用をあわせてお知らせしております。次に、浴槽などの設置についてでありますが、浴室内に設置する浴槽や風呂釜については、暖房設備やコンロなどと同様に、入居者が負担する設備としてリース契約や買い取りで設置されているところであります。入居者には、高齢者、母子世帯、所得の少ない方などさまざまな方が生活されていることは承知しており、その家賃算定に当たっては、入居者の収入のほか、浴槽などの設備を考慮し、家賃の設定がされているところでございます。このようなことから、市といたしましては、引き続き、入居者御自身で浴槽を設置していただきたいと考えております。私からは以上でございます。
再質問 相馬芳佳
件名1、教職員の働き方改革の取り組みについて再質問をさせていただきたいと思います。項目3、勤務時間を集計するシステムの構築についてお伺いをいたします。教職員の給与は、教員特有の職務や勤務態様の特殊性が考慮されており、給与水準において優遇措置が講じられるとともに、時間外勤務手当の代替措置として教職調整額が支給されています。部活動は校務として行っているものであり、平日の部活動の指導に対しては、勤務時間を超えて指導した場合におきましても、特に手当が支給されていないものです。答弁の中に、把握することは大切であると考えるが、教職員に新たな負担が生じることのないよう研究していきたいとあります。どのような負担が生じるのかよく理解できません。何のために集計するのかを考えますと、方法について早急に検討すべきと考えますが、見解をお伺いいたします。
答弁 教育部長 萬直樹(教育部長は2021年3月まで)
相馬議員の再質問に御答弁申し上げます。勤務時間を集計するシステムの構築についてでありますが、勤務時間を把握するために、例えば、タイムカードや自席の校務用パソコンを活用した場合においては、部活動の指導や家庭訪問などの外勤終了後に、一度学校に戻って退勤時間を記録するという負担が生じます。また、導入する方法によっては、想定外の負担が生じかねないところであります。このようなことから、教育委員会といたしましては、校長会等を通じ、現場の教職員の意見も参考にしながら、どのような方法が望ましいのか研究してまいりたいと考えております。
再質問 相馬芳佳
要望といたします。直帰するなら、管理職に連絡をしてその旨を伝え、処理をしてもらうということも可能と考えますが、教職員の勤務時間の集計、あるいは把握については、困難が伴うということを理解せざるを得ません。集計することで、さらに、記録することで見えてくる働き方の事実を見ることも、今後、必要になると考えます。自分の働き方が見える職場、ぜひとも研究をお願いしたいと思います。項目4、部活動における休養日を含めた適切な活動時間の設定についてお伺いをいたします。江別市内の中学校の部活動の顧問の教員等が抱える諸課題等、活動日数、校務が忙しくて思うように指導ができない、顧問自身の休養については、自分の自由な時間や休養の時間がとれない、生徒の休養日については、土・日曜日等、週1回程度は生徒の定期的な休養日がとれているかというような課題も含め、顧問の現状を把握した上で、初めて石狩管内での統一的な考え方のもと対応できると考えますが、現状の把握はどのようにされているかについてお伺いいたします。
答弁 教育長 月田健二(教育長は2020年6月まで)
相馬議員の再質問に御答弁申し上げます。部活動指導の現状の把握についてでありますが、教育委員会では、市内における部活動の休養日や活動時間等の調査を行っており、各学校からの報告に基づき、現状を把握しております。以上であります。
再質問 相馬芳佳
今回の教職員の働き方改革につきましては、足並みをそろえるという言葉が出ています。要望といたしますが、部活動の活動時間等については、各学校からの報告を受け、現状を把握されていると答弁されました。そうであるならば、石狩管内での足並みをそろえる理由がどこにあるのでしょうか。石狩管内で統一的な考え方のもと、対応することが望ましいと答弁されたことが、江別市の実態に即した適切な設定になるかが疑問でございます。しかしながら、石狩管内学校における働き方改革推進会議の開催要領の第2条、教育職員の時間外勤務等の縮減及び学校の業務改善を図るための対策に関すること、教育職員の時間勤務等の縮減に向けた取り組み状況の検証及び取り組みの改善に関することで処理するとあります。今後の取り組みを注視し、教育委員会として、現状の把握をもとに、よりよい活動時間の設定をされますよう要望といたします。続きまして、件名2、食育及び健康づくりへの住民参画について再質問といたします。項目2、市民への広報について伺います。今回の有害事象発生の第一報が江別市側にもたらされたのが昨年の10月24日、大学側のホームページに試験中止が出されたのが同年10月27日、さらに北海道新聞に掲載されたのが同年11月3日でございました。そして、今回、市のホームページから大学のホームページにアクセスできるようにしたのが7カ月たったことしの5月です。この間の市の対応についての見解を市民への広報という観点からお聞かせください。
答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)
再質問にお答え申し上げます。市の対応についての見解でございますが、さきの有害事象発生後、その後の経過などにつきましては、北海道情報大学から月1回程度で大学のホームページで公表されていたと承知しており、随時、議会にも報告させていただいたところであります。市民への周知につきましては、第三者調査委員会の最終的な調査結果が公表された時点で、市のホームページから北海道情報大学のホームページにアクセスできるよう対応したところであり、市といたしましては、今後も、万が一、有害事象が発生したときには、その原因が明確になった段階で、同様に対応すべきものと考えております。以上でございます。
再質問 相馬芳佳
要望といたします。原因が明確になるまでは、市民への広報は行わないとの答弁とお受けいたしました。今回の事象では、市のホームページから見られるようになるまで7カ月が経過しております。記憶も薄れていく時間が流れたと思っております。この間にも、食品臨床試験は続々と募集されています。たくさんの登録者がおり、大きな大学、さらに江別市との関連を見て、市民等の皆さんが試験について信用されることは当然と思います。警鐘を鳴らせというのではなくて、市民が見やすい方法での丁寧な広報を要望いたします。続きまして、同じく件名2、食育及び健康づくりへの住民参画についての項目4を再質問といたします。今後の市民の健康づくりに当たっての相談対応や情報提供についてお伺いをいたします。食への関心を高め、適切な選択力を身につけることができるように学校や企業、各種団体と連携し、食習慣の改善や知識の普及啓発に努めることは、行政として重要な施策と思います。さらに、乳幼児健康診査など、子供が乳幼児のときから、親子ともども相談を通じて、正しい食習慣の定着を図ることも求められます。しかしながら、現実には朝食欠食率の増加、加工食品や特定食品への過度の依存、過度のダイエット志向、食卓を中心とした家族の団らんの喪失が進んでいます。適正な栄養素、食べ物摂取のための良好な食生活を支援する環境づくりが必要と考えます。さらに、急激なダイエットにはさまざまな危険がつきまとい、一番は栄養不足になるおそれについても情報提供が欠かせません。一つの食品をとり続けるのはもちろんですが、サプリメントに頼った栄養摂取方法や食事をとらない方法、栄養不足となることについての情報提供です。情報化社会の中で、人々はどこから健康に関する情報を得ていて、それをどの程度信頼するかについて、健康に関する情報への接触度を調査したある文献では、テレビ、ラジオ、新聞の順に接触度が高く、いつも接している、または時々接していると回答した人は、それぞれ80.7%、60%だったそうです。5年後の2014年の厚生労働省委託調査で同じ質問をした際も、これらに対する接触度に大きな変化はなかったとあります。一方、インターネットへの接触度については、2009年の調査では32.6%であったものが、2014年の厚生労働省委託調査では74.6%に上昇していたそうです。このような偏った情報提供についても、警鐘を鳴らす、注意を呼びかける等の情報提供が必要と考えますが、再度見解をお伺いいたします。
答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)
再質問にお答え申し上げます。先ほどお答え申し上げておりますが、市といたしましては、市民が正しい知識や情報に基づき、健康づくりに取り組むことは極めて重要だと考えてございます。今後とも、各種教育、食に関連した健康教育など、さまざまな機会を通じて、適切な情報提供に努めてまいりたいと考えております。例えば、現在、江別市健康都市宣言をしており、その中で野菜の摂取ということを市民に訴える形をとっておりますが、その際には野菜だけではなくて、栄養バランスに注意し、肉など、さまざまなものをバランスよくとるような指導、さらには1日3回食事をとることの重要性、そして過剰なダイエットによる偏った食生活を避ける、こういったことを含め、食生活に関連したさまざまな観点で指導してまいりたいと考えております。以上でございます。
再質問 相馬芳佳
件名4、公共交通の利用について再質問いたします。項目1、市職員のバス利用の促進についてお伺いをいたします。検討するとの答弁をいただきました。過去においては、省エネルギーの観点からのノーマイカーデーの取り組みがなされたとのことでございますが、この検証を受けて、今後、市職員の皆さんの利用拡大についても、このデータが利用されることを望みます。人々の意識が変わることが今回の質問の願意です。国土交通省が平成19年に出したモビリティ・マネジメント交通をとりまく様々な問題の解決にむけてという刊行物がございます。抜粋になりますが、一人一人の意識や行動を十分に踏まえるところから、交通の問題を考えていくというものです。もちろん、この考え方自体は至って当たり前のもので、何も新しいものはありません。しかし、それを具体的、実務的に、しかもきちんとした理論的裏づけをもって展開する方法は、かつては必ずしも明らかではなかったように思われます。いずれの問題も結局は、一人一人の行動と意識がもたらしたものに違いありません。モビリティ・マネジメントとは、当該の地域や都市を過度に自動車に頼る状態から、公共交通や徒歩などを含めた多様な交通手段を適度にイコール賢く利用する状態へと少しずつ変えていく一連の取り組みを意味するものでございます。このように転換することがあって初めて、その解消が期待できることとなります。モビリティ・マネジメントとは、まさに、このような視点に立って交通政策を考えるものです。そして、人々の交通行動は、交通システムや施設の改変によっても変わることがあると同時に、人々の意識が変わることによっても変わるという当然の事実に着目をいたします。人々の意識に働きかけるコミュニケーション施策を大規模に実施していく上で、モビリティ・マネジメントが求められていると言えるのではないでしょうか。先ほどの御答弁の中にも、このモビリティ・マネジメントをもとにという文言がございました。他都市では、このモビリティ・マネジメントをモデル事業として、公共交通利用の働きかけをしているところもございます。市の職員の方の中には、帰りに買い物をしたい、保育園等の子供の迎えに必要、バス停が遠く本数に限りがある、さまざまな個人の事情をつかみ、現状を把握し、コミュニケーションをとりながら意識を変えてもらう取り組みをし、その検証を進めていく。市民に公共交通利用を促すのはもちろん、市職員の意識の持ち方を変えていくときと考えます。モビリティ・マネジメントを活用するお考えについて、再度、見解をお伺いいたします。
答弁 副市長 佐々木雄二(副市長は2021年6月まで)
相馬議員の市職員のバス利用の促進についての再質問に御答弁申し上げます。市職員のバス利用の促進に関しましては、先ほど御答弁申し上げましたとおり、市では過去に庁内でノーマイカーデーに取り組んでいたところであり、職員の意識啓発に一定の効果があったものと認識しております。策定中の地域公共交通網形成計画においては、御指摘のモビリティ・マネジメントの推進を施策項目に掲げており、市職員においても、通勤に限らず、普段からのバス利用に対する意識を高めていく必要がありますことから、今後とも、モビリティ・マネジメントの考え方のもとに、過去の取り組みや他市の事例も参考にしながら、市職員の意識の醸成の手法について、検討してまいりたいと考えております。
再質問 相馬芳佳
最後の再質問となります。件名5、市営住宅の整備についてのうち、項目3の手すりや床あげ等の改修に対する補助についてお伺いをいたします。言うまでもなく、市営住宅は公営住宅法という法律により、自治体が税金で建てる住宅です。憲法で保障する最低限の暮らしを国として提供するために建設するものです。住まいのセーフティーネットとしての機能向上を図ることも求められています。高齢者や障がいのある方でも安心して生活を送れるよう、バリアフリー化工事を実施し、基本的な生活水準は時代の流れの中で変化しますから、国の公営住宅整備基準も時代に応じて変化しており、答弁にもありましたが、江別市でも、その時点での整備基準に準拠した内容で建築が行われてまいりました。しかし、平成12年までの建築では、風呂が標準装備されていないため、5割強が、浴室はあるが、浴槽はないとなっています。国土交通省は公営住宅見直し過程において、全面的改善及び個別改善の基本的な改善内容として、一つ目に居住性向上、二つ目に高齢者対応、三つ目に安全性確保、四つ目に住環境向上の4点を掲げており、全面的改修事業で含むべき項目として、高齢者対応として住戸内外の段差の解消や手すりの設置、エレベーターの設置、浴室・便所の高齢者対応改修などバリアフリー化が推奨されております。公営住宅が量の充足から質の向上へと転換していく中で、長寿命化計画として、弥生団地は今後20年の維持管理が行われます。現在の居住者の平均年齢が49歳ですから、今後も安心して住み続けることのできる環境としての質の向上を目指し、手すりや80センチメートルの高さの浴槽に対しての積極的な対応が必要と考えますので、この件について再度、お考えをお伺いいたします。
答弁 建設部長 中田正士(建設部長は2020年2月まで)
再質問に御答弁申し上げます。手すりや床あげ等の改修に対する補助についてでありますが、今後も安心して生活していただくには、手すりなどが必要と認識しており、先ほど御答弁申し上げましたとおり、必要な手続を御案内するとともに、その設置費用について、支給などが受けられる場合がありますことから、積極的に周知を行い、今後とも担当部局に相談するなど、入居者の状況に応じ丁寧な対応に努めてまいりたいと考えております。