江別市議会 平成15年第3回定例会 2003年9月19日
(1)清掃行政について/(2)福祉行政について/(3)入札制度の改善について/(4)農業振興について/(5)教育行政について
2003年9月19日、江別市議会の一般質問で、高橋典子議員が「清掃行政について」「福祉行政について」「入札制度の改善について」「農業振興について」「教育行政について」について質問し、市長 小川公人、総務部長 林仁博、市民部長 本間勝利、保健福祉部長 宮内清、教育長 高橋侃、教育部長 星忠雄、助役 中川正志が答弁しました。
- 質問者
- 高橋典子 議員
- 答弁者
- 市長 小川公人、総務部長 林仁博、市民部長 本間勝利、保健福祉部長 宮内清、教育長 高橋侃、教育部長 星忠雄、助役 中川正志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 5 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 高橋典子
議長の許可を得ましたので、通告に従い順次質問してまいります。まず、新焼却炉、環境クリーンセンターにおける事故報告の在り方についてお伺いします。先日の環境経済常任委員会で、この間の稼働状況が報告されました。定例会初日には委員長より報告されているところですが、1炉、2炉合わせ、延べ480日のうち、不具合による休炉日数は39日に上り、定期点検時にも問題が見付かっています。不具合という言葉で報告されていますが、通常どおりの運転ができなくなったということからいえば、事故あるいは故障として認識しなければならないものと考えます。今回質問させていただくのは、事故があったこと自体をうんぬんするものではありません。事故があったときにそれをどう公表し情報を共有していくのか。それが重要と考え質問するものです。そもそもガス化溶融炉は新しい技術によるものであり、ある本の中では、「メーカーの開発責任者自身が、最低4年間の稼働実績がないと本当の性能は分からないと公言しており、新技術はまだ試作段階を出ていないと言われている」と指摘されています。当市では、2002年12月からの排ガス排出規制に対応するため、より環境汚染の少ない機種をと現在の焼却炉を選んだわけです。選んだからには、この炉が本当に安全に完全な機能を発揮できるよう、問題があったときにはそれを改善のために役立てていく立場に立たなければならないと考えます。三重県多度町で起きたごみ固形化燃料RDFの焼却・発電施設での爆発・火災事故は、消火作業に当たった消防士の命まで失われるという大変痛ましい事故です。当市の焼却炉とは全く異なる施設ですが、教訓とすべきことがあるのではないでしょうか。RDFも新しい技術として近年広がってきたものですが、各地の関連施設で事故が発生しているとのことです。そもそも家庭ごみというのは、故意ではないにしろ何が入ってくるか分からないというところがあります。実験段階では想定し得ないこともあると思います。だからこそ、運転していく中で問題が発生したら、それが重大な事故につながらないよう改善につなげていかなければなりません。例えば、ある自治体のリサイクル施設での火災事故のケースについて伺う機会がありましたが、その直接の原因は、きちんとガス抜きをしていないカートリッジ式ガスボンベだろうと言われていました。問題だったのは、火災が発生したときその処理装置に設けられていたスプリンクラーが、火災発生箇所に届かない形で設置されていたというのです。処理施設は、事故、トラブルを発生させない仕組みが確立されるだけでなく、事故やトラブルが発生したときそれに対応し、さらに改善していくことが重要ではないでしょうか。そのような視点に立って焼却炉の性能自体に起因する事故だけでなく、実際の運用の中で発生したトラブルについて、焼却炉の安全性を高めるために、休炉に至らなかったような事故についても明らかにしていくべきではと考えますがいかがでしょうか。また、今年3月の定例会の一般質問に対する答弁では、機械設備等に関して、引渡し以降大きなトラブルはなく、施設の若干の改善などを措置したとされています。トラブルの大きい小さいの判断は、視点が違えば判断も違ってくるものだと思いますが、改善につなげていこうとするなら、内部で抱え込まず具体的に明らかにしていくべきです。今後についてはもちろんですが、これまでの分についても、ほかに発生している問題について明らかにすべきではないでしょうか。いかがお考えかお伺いします。次に、家庭ごみ減量の具体策についてお伺いします。私たち日本共産党議員団では、家庭ごみ有料化に関して簡単なアンケートを実施いたしました。郵送やファクス等で返送をお願いしていることから、統計をとれるほどの数は返ってきておりませんが、参考にできる特徴的なことも幾つかありましたので、それを紹介しながら質問させていただきます。アンケートでは、有料化自体への賛成、反対という聞き方はしませんでした。それでも、いろいろ書き込まれている内容から判断すると、有料化に否定的な方は約6割でした。ただ、そういう方も、あるいは、有料化はやむを得ないとする方も、どうやってごみを減らそうかということについていろいろと考え実行している、積極的な意見も持っている、実に熱心にごみの減量を願っているということが浮き彫りになってきました。この間、市議会に報告されている数字を見ましても、ごみの排出量は市の推計を下回っています。また、市のごみ減量化目標は、2010年、平成22年度までに、平成9年度比で10%の減量を目指しています。国が、平成8年度比で5%としていることと比較して、積極的な取り組みをしようとしている様子がうかがえます。このような強気な数字を設定できるのも、市民を信頼してのことだと思いますが、既にごみの減量を心掛けている方たちは相当なところまで絞っているのではないでしょうか。現在、江別市民の出すごみの量は、全国平均と比較してどのような状態にあるのか明らかにしていただきたいと思います。またさらに、ごみを減らそうとするなら、現在ごみとして出されているもののうちどの部分を減らせば減量できると分析されておられるかお聞かせください。既に有料化の是非と導入方法等について審議会に諮問され審議が進められていますが、有料化の是非を決める前に、江別の家庭ごみの現状はどうなっているのか、減量するには何が課題となっているのかを明らかにしなければ減量の方向が見えてきません。こういったことを示しながら市民全体の議論としていかなければ、例え有料化しても市の収入が増えるだけで、ごみの減量については市民の協力は得られないのではないでしょうか。審議会に提出された資料を見ましても具体的ではありませんでしたので、どのように把握されているのかお伺いします。次に、ごみの減量化にかかわって生ごみの資源化と、その他プラスチック類の回収について伺います。アンケートにお答えいただいた方の声からも、また私自身の実感からも、この2つが資源に回ればごみの量は大きく減るのではないかと思い取り上げてみました。生ごみについては、当市ではこれまで、電気式生ごみ処理機購入への助成や、段ボール箱によるたい肥作りのモニター事業が行われてきましたが、いずれも、その結果できたたい肥を使う土地がなければ活用できないものです。アパートや市営住宅等集合住宅にお住まいの方も、生ごみを収集してもらえればと願っているのではないでしょうか。ふだん出される可燃ごみのうち、重量で見れば生ごみがそのほとんどを占めているというのが実感です。既に実施してきている自治体もありますが、当市で生ごみたい肥化の検討についてどう進められてきているかお伺いします。次に、その他プラスチック類の収集についてです。市の分別方法に従ってごみを分けていますと、不燃ごみのほとんどがその他プラスチック類のマークがついたものになります。日常の買い物ではかなりのものがそういったもので包装されているわけですが、これについても資源に回せないかとの声が目に付きました。私自身、なるべく包装されていないばら売りのものを買いたいと心掛けていますが、スーパーではそれはごくわずかであり、ほとんど包装容器等を含めて買わざるを得ない状況です。根本的には、国において製造・流通段階から見直さなければならない問題だと思いますが、そうなっていない以上、せめてリサイクルに回せるものは回したいというのが率直なところです。その他プラスチック類を資源に回せれば、市のごみ収集の方法も大きく変わるかと思いますが、この点についての検討はどうなっているのかお伺いします。ごみ減量の成否を分けるのは、いかに市民の理解と協力が得られるかにかかっていると言われています。国に対しても根本的な改善を求めながら、市の段階では丁寧に市民に説明しながらお互いに理解を深めることがまず行われなければなりません。安易に有料化の是非を決めるのではなく、その前にすべきことをして、市民全体にごみ減量への合意を作り上げることが肝心だと思いますがいかがでしょうか。お考えをお聞かせください。次に、高齢者高額医療費の払戻しに関して質問いたします。小泉内閣の下行われた医療制度改革により、昨年10月から高齢者医療の窓口負担が1割負担、一定以上の所得の方は2割負担となり、今年4月からの社会保険本人の窓口3割負担も実施され、保険あって医療なしとさえ言われる事態となっています。政府・与党は保険財政の危機を理由としていますが、そもそも財政の危機は、不況、リストラによって勤労者のきょ出する保険料収入が激減していること。何よりも、国民医療費に対する国庫負担を削減してきたことに大きな原因があると指摘されています。相次ぐ改悪の下で、病院に行きたくても行けないという方が増えている、治療を中断してしまう方が出てきていると言われています。ある医療団体が行った調査では、外来患者数が前年比7.8%の減。昨日報告された当市の状況も同様です。特に高齢者の方たちは、国民年金の現状や所得の実態など厳しい状況に置かれています。せめてもの救いは、老人保健制度の対象の方は、所得に応じて設定されている自己負担限度額を超えた場合、その分が後から払戻しされることです。しかしながら、この制度は良く知られていないこと、高齢者にとって手続が面倒であることなどから払戻しの申請が進んでいないといったことも伝えられています。限度額を超えているにもかかわらず未申請のままの方が多いと、全国的にも問題となっているところですが、この江別市の実態はどのようになっているのでしょうか。昨年10月以降の申請の状況についてお伺いします。また、隣の札幌市では、対象者の約97%もの方が手続をされていると伺っております。札幌市の場合、患者の窓口負担が限度額を超えると、その方に払戻し額を通知し、通知を受け取った方は用紙に必要事項を記入し郵便で返送すれば手続が完了するという方法をとっているとのことです。手続が比較的簡単なため、多くの方が申請手続を済まされているということです。さらに、それでもなお手続していない方に対し手紙を送りお知らせするとのことです。当市においても、高額医療費の対象の方が不利益を被らないよう、払戻しについてお知らせを徹底するとともに、無理なく手続ができるよう改善が図られるべきだと思いますが、どのように対応されるかお伺いします。次に、入札・契約の改善について質問いたします。この間、予定価格の事前公表や簡易公募型指名競争入札の試行など、改善のための取り組みが行われてきております。しかしながら、相変わらず落札率は、土木工事・建築工事ともに平均で96%を上回る高い数値を示しています。今のような財政の厳しいときこそ、地方自治体は公共事業の発注に当たっては、市民の立場に立って品質の良いものをより安く発注することを心掛けなければなりません。当然、地元企業の活性化ということも同時に配慮されなければなりません。だからこそ、高値落札を防ぐ仕組み作りをし、価格を引き下げることにより、その分きめ細かな他の小規模工事につなげられれば、地元の土木・建設業者の受注機会を増やすことにもつながるのではと期待するところです。全国各地で入札制度改善の取り組みが行われており、幾つかの例について調べてみました。一般的には1回目の入札で落札者のない場合、再度入札を繰り返し、それでも落札者のない場合、最低価格を提示した業者との間で随意契約を結ぶという方法がとられています。ある自治体では、入札回数を2回で打ち切ることとし、不調に終わった場合には入札をいったん中止し指名業者を入れ替えて、後日再入札を行う方法がとられています。つまり、不落随契を廃止したわけです。別の自治体の方は入札の際、1回目に入れた業者の札は積算に基づきぎりぎりの数値を書き込んだはずで、それこそ神聖なものであり、役所の予定価格に届かないからといって2回目を強要することは、役所と業者の対等性を損なうと指摘しています。不落になった時点で役所の側は、積算が適切であったか検証するくらいの覚悟が必要であること。また、業者の側も、これ以上価格を下げることはできないという最低の数字を入札しているのなら、誇りを持って2回目の入札は辞退すべきと述べています。この自治体では、入札は1回限りとしており、入札制度改革を行って以来、役所に大きな積算ミスがない限り100%落札されてきたとのことです。また、競争性が低いと見込まれる工事を対象に希望価格制度を導入している例があります。これは談合による高止まりの落札を防ぐために、また、例え談合があったとしても低価格で落札するように、予定価格を最初から低く抑えた希望価格を設定するものです。例えば、ある工事について1,000万円と積算された場合、市場価格等を加味しながら希望価格として950万円の価格を設定します。この価格は事前に公表し、希望価格イコール予定価格として上限拘束性を持たせ、この希望価格以下で競争入札に参加できるものを公募する方法です。先日、総務文教常任委員会で今年度の契約状況が報告されておりますが、1社随契の工事で99%台から100%で落札された工事が4件ありました。それぞれのケースはそれぞれの事情の下でこのような結果となったのでしょうが、競争性の発揮されない入札制度がそのまま続けられることは、市民にとっても業者にとっても良いことではないはずです。この際、競争性の発揮されにくい工事についても、先進事例を参考にし改善を図るべきかと考えますがいかがお考えかお聞かせください。次に、農業振興策について伺います。間もなく収穫の季節を迎えようとしていますが、8月末に農林水産省が発表した今年度産の米の作柄は、低温や日照不足などにより、1993年以来の不作になるのではとの予測が出されています。農水省は、十分な在庫があり米不足の心配はないとしていますが、この間、生産抑制と在庫減らしの政策が続けられてきた下で、決して安心できる状態ではありません。今年10月末の政府の在庫見込みは約150万トンとのことですが、そのうちの多くを、2年あるいはそれ以前のものが占めており、それらは食味が落ち食用には適当でないと農業者団体の機関紙で指摘されています。今月3日に農水省は、2002年産の政府米全量と自主流通米の調整保管全量の在庫米を売却すると発表しており、今後の米の出来具合によっては、再び米パニックが起こる心配もあると言われています。本来であれば国民の主食である米の生産については、国の責任において安定した持続的な生産が保障されなければならないのではないでしょうか。ところが、昨年出された米政策改革大綱と、改悪された主要食糧法により、米の生産はますます難しい状況に追い込まれています。政府は、生産調整への関与を弱めていく中で、需給も価格についても農家の責任で行う、一定規模以下、北海道では10ヘクタール以下の農家を施策の対象から外す、米流通の規制を緩め、届出さえすればだれでも米の販売ができるようにするなどが主な内容です。これでは米価の安定も望めず、稲作収入に代わって農家の収入に大きなウエイトを占めている転作奨励金も2010年には打ち切られ、施策の対象外になった農家は離農するしか道がなくなると言われています。消費者の立場から見れば、米の消費量が減っているとはいえ、やはりいつでも安心して国内産のおいしいご飯が食べられることを強く望んでいます。また、ここ数年、遺伝子組換え食品への不安や輸入食肉の安全性の問題、国内では食品メーカーの相次ぐ不祥事などにより、安心・安全な食べ物、生産者との信頼関係を求める声が大きくなっています。イタリアで提唱されたスローフードの考え方が日本国内でも広がってきており、地産地消という言葉も知られるようになってきています。消費者と農業者が力を合わせて日本の農業を守っていく。農業経営を足腰の強いものにしていくことが今求められているのではないでしょうか。全国各地で、その土地の農業をもり立てていくことが重要となっています。当市においても、インショップ事業の取り組みや給食への積極的な利用など行われていますが、さらに江別産のものへの評価を高めていくための取り組みが必要ではないかと思い質問させていただきます。このところスーパーなどで、生産者の名前や顔写真を表示して、江別や近郊農家の野菜が売られています。イメージアップをねらっての取り組みだと思いますし、このことで親しみを持って買っていかれる方も多いと思います。ただ、こうしたことが支持されているうちに農産物の質を高める取り組みを進めていかなければ、いずれ飽きられてしまうのではないか。どこに行っても同じように生産者が分かるようになれば、いずれは、どの地域でだれが作ったものがおいしいか、安全なのか、どんな作り方をしているのか、厳しく選ばれるときが来るのではないでしょか。農家の方たちとお話しさせていただく中で感じることは、消費者が今野菜に何を求めているのか、どんな食べ方をしたいと思っているのか、必ずしも伝わっていないのではということです。直売所や共同購入に出す野菜は、農家の方にとって、生産しているもののうちのほんのわずかな部分かもしれません。でも、そこの部分で消費者から情報を仕入れ、支持されるものを作り出していくことが必要ではないでしょうか。これまで、規格どおりに作りさえすれば出荷できていたことからすれば、農家の方にとっては大変なことでしょうし、作業に追われてそんな余裕はないということもあるかもしれません。そういうところに行政の支援があれば、新しい展開ができるのではないでしょうか。新聞紙上で紹介された杉本農産は、全国の顧客に季節ごと野菜の直送を行っており、女性向けの雑誌などでも取り上げられています。また先日、合資会社が設立されピザ・ソースの販売を開始したとのことです。うまく軌道に乗るよう期待するところです。一方、そのほかにも、農家の方の中には、ジャムやトマトケチャップ、漬物などを作っている方がいます。一度にたくさんとれたもの、規格外のものなどを利用してこういったものを作っているとのことでした。こうした加工品の中から、江別の農業のイメージアップにつながるものは生まれないかと期待するところです。ただ現状では、個々の農家がそれぞれ小さな単位で作っており、大きな広がりとはなっていないようです。こうした商品が、江別市内だけでなく都市部の消費者に支持される特産品として成長できるよう、行政としても何らかの支援策を講じる必要があるのではないでしょうか、お考えをお聞かせください。続いて給食への利用率向上のための施策についてお伺いします。市立病院の給食においても、一部地元の農産物が利用されていると伺っているところですが、今回の質問では子供たちへの教育面での効果という視点も含め、学校給食への利用についてお伺いします。当市の学校給食には、現在、100%江別産米が使われ、地場産野菜の使用も積極的に取り組まれております。ただ、やはり端境期には、国内産とはいえ、他地域のものを使わざるを得ず、何とかして、こうした時期においても江別のものの利用を進めていくことはできないかと思います。そのためには、貯蔵に適した野菜の選定、貯蔵施設や貯蔵方法の工夫など多くの課題があるかとは思いますが検討できないものでしょうか。実は先日、新聞の投書欄を見ていてちょっと考えさせられることがありました。私が太るのは給食のせいかとの題名で、札幌市の13歳の中学生が、「給食には、揚げ物、肉など高カロリーな食べ物が多いのです。学校がダイエットをやめなさいと言うならば、ギトギト油の膜に覆われた給食はやめてほしいです」と訴えていました。札幌市の学校給食についてはどんな状況か存じ上げませんが、学校給食はただ単に、成長期の子供たちに必要な栄養を満たすだけでは十分ではない。子供たちが大人になったときのことも考え合わせて取り組まれなければと改めて考えさせられました。以前、管理栄養士の方から、「子供のときに培われた味覚は大人になったときに重要となってくる。生活習慣病を予防するためにも、子供のうちにきちんとした食習慣を身に付ける必要がある」というお話を聞いたことがあります。本来であれば家庭がその主役になるべきでしょうが、その時々の農業政策、経済政策の下で、若い世代の中で食文化が崩れてきている、味覚がきちんと育っていないといった指摘も聞かれます。給食センターで発行しているお便りには、そういったことへも配慮した文面を目にすることがありますが、学校給食の担う教育的役割は重要です。是非、江別の子供たちには江別の農家の人たちが作った米と野菜で、野菜の味が分かる舌を育て、豊かな食習慣を作り上げていただきたいと思います。そのためにも、地元の野菜の利用を増やすべきだと考えますがいかがでしょうか、お考えを聞かせてください。次に、教育行政にかかわってお伺いいたします。当市では、昨年度から市内小中学校の一斉公開が行われており、今年度も既に7月8日に実施されております。ところが先日、地域の方から、ある学校で一斉公開の際トラブルがあったというお話を伺いました。通常どおり授業が行われていたところ、視察に来られた教育長が授業中の教師を廊下に呼び出し、その教師に対し直接その場で注意をしたと伺いました。通常このようなことは理解しにくいことであり、もしこれが事実なら大きな問題を含んでいることですので、教育現場に対しどのような姿勢で対応されているのか、基本的な部分について、この場で是非教育長ご自身から説明していただくべきであると考え質問させていただきます。まず、このようなことが実際にあったのか。どのような状況の下でどのようなことがなされたのか、事実経過についてお聞かせください。また、教育長が授業中の教師に直接指導を行うなどとは通常考えられないものですが、教育長はどのようにお考えかお聞かせください。次に、一斉公開がどのような位置付けで行われているのか、改めてお聞かせいただきたいと思います。昨年の第2回定例会において、私の質問に対し教育長ご自身が、「基本的には学校の日常的な姿をそのまま見ていただきたい」と答弁されています。その後何らかの変更があったのでしょうか。そのときの答弁と同じように理解して良いのか、それとも変化があったのか明確にお答えください。次に、学校選択制の導入との関係でお伺いしたいことがあります。選択制の諮問については、総務文教常任委員会の中で質疑させていただいております。今日はそれに関連し、この間の学校教育に関する取り組みとの関係についてお伺いします。もし仮に、学校選択制を導入しようとするなら、保護者や児童生徒が学校を選択するための判断材料、各学校の情報が提供される必要が出てきます。その際、現在行われている一斉公開が利用されるのではないか。学校の品定めの場になりはしないかという心配です。そうなれば、当然どの学校も、良い印象を持ってもらうためにあれこれと特別な授業を組もうとするのではないでしょうか。短時間見学しただけでその学校の良さが分かるかどうかは疑問ですが、そのような事態も起こり得ます。当初の一斉公開の位置付けが変わってくるのではないかという懸念があります。また、昨年話題となった学校評価の問題です。その時点では、非常勤講師の配置に当たっての査定ということで説明されると同時に、今後の問題として、外部評価の導入や道立教育研究所及び道教育大学が共同で行っている学校評価の研究について、成果が示されたらそれを参考にし研究していくと答弁されておりました。今回、学校選択制が具体的な問題となってきた段階において、一斉公開や学校評価は、学校選択制導入のために意図的に準備されてきているのではないかとの見方もあります。教育長として、そのような考えに立って進めてこられたのかお伺いします。また、学校評価の実施について、どこまで具体的に考えておられるのかお聞かせください。また、これらのことがあわせて行われていく中で、好ましくない形で学校間に競争が持ち込まれるのではないかと心配です。これまで、地域と一体になって、地域と連携して学校運営をしようとしてきたのが、逆に地域との連携が崩れていくのではないかと思いますがいかがでしょうか。教育長はどのようなことをなさろうとしているのか、是非お聞かせいただきたいと思います。以上で1回目の質問とさせていただきます。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き
答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)
高橋議員の一般質問にご答弁を申し上げます。まず、清掃行政についてでありますが、家庭ごみ減量化の具体策についてでありますが、初めに、江別市民が出すごみの量でありますが、平成12年度においては1人1日当たり875グラム、13年度は898グラム、14年度は882グラムとなっており、ほぼ横ばいに推移をいたしております。これに対して、平成15年環境白書では、これは12年度の数値でありますが、国民1人1日当たり1,000グラムを上回る排出量となっております。また、ごみのどの部分を減らすかという点でありますが、家庭状況により特定できませんが、まず、ごみになるものを極力買わない、持ち込まない、このことに加え、ごみ組成分析の結果では、可燃・不燃ごみの中に2割前後の資源物が混入している現状からも、資源分別が徹底されることによる減量効果も大きいものと考えております。ごみ減量のための課題はごみ処理基本計画の中で、一つとしてごみ発生量の増加に対する対応、二つ目としてリサイクル推進を図るための施策拡充、3、廃棄物処理施設の整備と適正な稼働、4、廃棄物の発生抑制への意識啓発、5、不法投棄の防止対策の以上五つの項目となっております。今後はこれらの課題についてより一層の推進を図るために、ちょっと英語で言いますけれども、リデュース、これは発生抑制ということです。それからリユース、再使用。それからリサイクル、再利用と。いわゆるそういうことで3Rを基本としながら、市民・事業者・行政の役割分担による取り組みが不可欠であります。次に、生ごみの資源化についてでありますが、可燃ごみの3割前後を占める生ごみについては、他のごみと同様、発生抑制が第一でありますが、それでもなお排出されるものについてはたい肥化などの資源化が考えられ、現在、電気式生ごみ処理機や段ボール式たい肥化容器の普及・啓発を図っているところであります。この生ごみたい肥化を全市的に行うとした場合、たい肥化施設の建設及び収集処理コストに多額の費用が必要となるほか、ホテルやレストランなど事業単位の取り組みと違い、たい肥の成分に問題が生じないよう、全市民が分別の精度を高めることの困難性や、大量に生産されるたい肥の受入先の確保など多くの課題があることから、全国的にはごく一部の市町村の実施にとどまっている現状がございます。いずれにいたしましても、当面は現在実施している事業の拡充に努めるとともに、新たな手法による研究も進められておりますので、これらの動向を見極めてまいりたいと考えております。次に、プラスチック類の回収についてでありますが、プラスチック製容器包装の分別収集の実施につきましては、資源化の推進に向けた重要な課題として検討を進めてまいりましたが、多種多様なプラスチック製容器包装のうち、マテリアルリサイクル、これは再生利用ということですけれども、マテリアルリサイクルをしやすく、それから、市民にも分かりやすいということから、平成14年12月から白色トレイの分別収集を実施したところであります。白色トレイ以外の廃プラスチック類につきましては、一部は新ごみ処理施設におけるサーマルリサイクル、英語ばかり使って恐縮でありますけれども、これは今ほどの熱利用といいますかそういったことをして活用を図るほか、収集体制の整備、資源化ルートの確保、処理施設の建設など多くの課題もありますので、今後、市民意識を含めた総合的な観点からの検討を重ねてまいりたいと考えております。なお、ごみ有料化につきましては有効な減量化施策の一つとして考えており、またごみに対する市民意識の高揚を図ることも大きな目的となっておりますので、他の施策とあわせて総合的に進めてまいりたいと考えておりますのでご理解を賜りたいと存じます。次に、特産品づくりへの支援についてお答え申し上げます。特産品と申しますのは、気候風土、歴史、技術、文化など地域の特色を生かし生産されるもので、他の商品と区別される品質、デザインなどの独創性、商品性のあるものと言われております。高橋議員も具体的な固有名詞も挙げられましたのであえて挙げさせていただきますが、杉本農産は今年4月、優れたデザインの道産品を選ぶ北の生活産業コンペのパッケージ部門で農業で初めて金賞に輝いたところであります。春夏秋菜、菜は野菜の菜ですけれども、春夏秋菜というネーミングに、きのうは、北海道の畑にいましたという、北海道の大地がうまくきれいにイメージされるキャッチフレーズが添えられており、農の心をデザインしたものと高い評価を得たものであります。これは全国ネットの産地直送によるギフト商品として、素材そのものの良さに付加価値を付けた特産品と言えます。もう一つ固有名詞を挙げたいと思いますが、また、江別産トマトを使ったハンドメイド・ピザ・ソースの製造を始めた江別・元気トマトを発信する会の取り組みは、産業クラスター的発想による農産物の高付加価値化を実践するもので、新たな農業ビジネスとして大いに期待するものであります。市の支援としては、このような農業者自らの創意工夫による特産品について、酪農学園大学農業政策学研究室との連携によるホームページへの掲載、江別ブランド事典への掲載、メディアの活用によるPR活動や商標登録のノウハウの提供、江別市商工業活性化事業の活用等ソフト的支援を行いまして、特産品として持続的、安定的に生産される環境づくりに努めたいと考えております。また、JA道央はもとより、石狩中部地区農業改良普及センター、試験研究機関、江別経済ネットワークとの連携による情報の収集と提供に努め、農産物の質や評価を高めながら付加価値化を支援してまいりたいと考えておりますのでご理解を賜りたいと存じます。このほかについては総務部長ほかをもってご答弁を申し上げます。
答弁 総務部長 林仁博(総務部長は2008年3月まで)
私から、入札制度の改善についてのご質問にお答えいたします。入札や契約につきましては、公平性、透明性、競争性が発揮できるよう一般競争入札や公募型指名競争入札の導入、並びに新履行保証制の実施を初め、予定価格の事前公表や、本年7月からの試行ではありますが、簡易公募型指名競争入札を新たに導入するなど、これら制度の改善を進めてきたところでございます。ご質問にあります、競争性の発揮しにくい工事についての入札・契約の改善についてでありますが、1社指名及び不落による随意契約、あるいは限られた少数の業者指名による工事などが競争性の発揮しにくい工事に該当するかと考えられます。予定価格の事前公表によりまして、不落による随意契約についてはなくなってきておりますが、競争入札に付することが不利と認められる1社随意契約の工事につきましては、予定価格の算定に際し、その工事の特性に適合した積算に基づき、適正な価格の算定に努めているところでございます。今後とも、お話にございました先進事例を参考にしながら、システム検討委員会の中で入札・契約制度をさらに研究し改善をしていきたいと考えております。以上でございます。
答弁 市民部長 本間勝利
私から、新焼却炉における事故報告の在り方についてご答弁を申し上げます。環境クリーンセンターの施設設備の不具合、いわゆる故障・不調・不良等につきましては、本格稼働を継続する中で、軽微なものも含めて発生しておりますことは、さきの所管委員会にご報告申し上げたところでございます。休炉すること自体がすべて事故に結び付くものではございませんが、事故を事前に防止すること、安全性を優先する上で運転を停止することも必要であります。大切なことは、議員ご指摘のように、トラブル等について公表し、性能の欠陥にかかわるものはメーカーの責任で改良、改善させ、より安全な施設の運転管理が重要と考えております。今議会初日の所管委員長報告でもご指摘をいただいておりますので、これらの報告について十分留意してまいりたいと思いますのでご理解をいただきたいと存じます。以上でございます。
答弁 保健福祉部長 宮内清
私から、高齢者高額医療費の返還に関するご質問にご答弁申し上げます。高額医療費の償還払い制度は、75歳以上の高齢者が1か月間に医療機関の窓口で支払った一部負担金が一定の限度額を超えた場合、市町村の窓口に申請すると超過分の払戻しが受けられる仕組みで、昨年10月の老人保健法の改正に伴い導入されたものであります。当市では、制度の実施に当たって、広報えべつや制度を解説したパンフレットの各戸配布によって周知を図り申請を促すとともに、対象が高齢者でありますことから、申請時には医療費の領収書の提出を求めないようにしたほか、申請は毎回求めず、初回のみの申請で2回目以降は自動的に払い戻すなど、申請事務の負担が過重なものとならないよう対応してきたところであります。ところで、昨年10月診療以降の償還状況について申し上げますと、本年8月末現在では、全体の45.8%について償還を終えておりますが、残る54.2%については申請手続がなされておらず、未償還となっている状況にあります。そうした中、これまでデータの整理と円滑な償還作業のシステム化に努めてきた結果、その対応が可能になりましたことから、今後早急に、未申請者に対し文書で通知し、申請、償還の手続を進めてまいりたいと、このように考えておりますのでご理解をいただきたいと思います。以上であります。
答弁 教育長 高橋侃(教育長は2008年6月まで)
私から、教育行政につきましてご答弁申し上げます。まず、学校一斉公開についてでございますが、学校一斉公開は、地域に開かれた学校づくりをより一層促進するため広く市民に学校を開放し、学校・家庭・地域が一体となって子供たちの成長をはぐくんでいくことをねらいに、平成14年度から実施している事業でございます。本年度は市内小中学校29校のほか、新たに立命館慶祥中学校を含めた30校で7月8日に実施し、延べ1,726名の見学者が学校を訪れております。昨年11月に実施したときと比較しますと、500名ほど見学者が多くなっております。見学者に対するアンケートでは95%が、一斉公開は必要と答えております。また、98%が、機会があればまた学校に来たいとのことでありまして、昨年に引き続き高い数値を示しております。また、前回学校を見学した人は52%でありまして、見学者のリピーターが着実に増えてきておりまして、地域に根ざした事業となってきております。次回は11月7日を予定しておりますが、新たに、大麻元町にあります北海道立札幌盲学校も一斉公開に参加する予定となっております。そこで、ご質問の内容でございますが、私の教育現場に対しての姿勢でありますが、教育現場である学校が多くの子供たちに慕われ、子供たちの人格形成の教育が行われることや、保護者・地域の声を聞き信頼にこたえること等が、今教育現場に求められていることから、行政としてこれまでも支援してまいりましたが、今後ともこの姿勢が変わるものではありませんことをご理解いただきたいと存じます。さて、昨年実施した一斉公開の見学者のアンケートの中に、どんどん授業に吸い込まれてしまう楽しいクラスを拝見し感動しましたなどの声があった反面、せっかくの公開日なのにドアを締め切っていたり、ただテストをやっていたのは残念でしたなどのご意見もありましたので、今年開催の公開日の折、授業中にプリント学習をしていた教員に対し、その真意について確認を行ったものでありますので、そのようにご理解をいただきたいと思います。次に、一斉公開は地域に開かれた学校づくりを進める上で、広く市民に、学校の日常的な姿を見ていただくことが必要との考え方には変わりがございませんので、この点もご理解いただきたいと存じます。また、一斉公開・学校評価は、学校選択制導入の前提とした事業ではないかとのご質問でございますが、一斉公開・学校評価の事業は、あくまでも学校・家庭・地域が一体となって、子供たちの成長をはぐくむために必要な事業でありまして、学校選択制を導入するための事業とは考えておりませんし、学校間の競争を促すものでもございませんのでご理解を賜りたいと存じます。次に、学校評価の状況でございますが、本年3月に道立教育研究所と北海道教育大学の共同研究で実施した学校評価の在り方に関する研究が示されましたので、江別市教育研究所と連携する中で、保護者に対するアンケートのひな形を8月の定例校長会に示したものでございます。今後、各学校ではアンケートを検討し、各学校ごとに学校評価を実施していくものと期待しておるところでございます。平成14年度には、既に小学校では13校、中学校で6校の計19校が、いわゆる外部評価として、保護者に対しアンケートを実施し、その結果を学校便りなどで公表しているところでございます。次に、地域との連携が崩れるのではないかとの質問でございますが、一斉公開日の見学者のアンケートでは95%の方が、何らかの形で学校に協力したいとの結果もあり、地域との結び付きは深まっていくものと考えております。私は、教職員はもとより、保護者や地域の方々と一体となって、子供たちにとって魅力のある学校づくりを目指していきたいと考えておりますのでご理解を賜りたいと存じます。以上でございます。その他については教育部長をもって答弁いたします。
答弁 教育部長 星忠雄(教育部長は2004年3月まで)
私から、給食への地場産農作物の利用率の向上についてご答弁申し上げます。平成11年に、農協・生産者団体、農業振興課、給食センターとで、学校給食に地場産農作物を積極的に導入し、子供たちに新鮮で安全な給食の供給とあわせて、地域農業の振興支援を図ることを目的に、地場産農作物の利用推進懇話会を発足し、この懇話会において、地場産農作物の活用を図ることを意見集約を見て、購入することとしたものであります。これまでの購入状況でありますが、平成12年度の地場産野菜の割合は23.9%、13年度は38.8%、14年度は 45.6%と順調に増加しているところでございます。主食の米につきましても、全量江別産ほしのゆめを使用しております。また、市内全小学校の6年生に実施しております選択給食においては、江別産のスイカ、メロン、甘露、ミニトマトなどを提供し、子供たちに喜ばれているところであります。1点目の、貯蔵に適した地場産野菜の給食への利用の件でございますが、現在、江別産の貯蔵可能なメークィーン、タマネギ、ニンジンについて、収穫期は9月、10月でございますが、生産者団体との納入契約を交わし、JA道央で保管したものを翌年の3月、4月ごろまで使用し、利用率の向上を図っておりますのでご理解を賜りたいと存じます。2点目の、学校給食の役割についてでありますが、議員ご指摘のとおり、子供たちが豊かな食習慣を身に付けることは、知育・体育・徳育に加え、食育も非常に大きな、大切な要素となっていることは認識しているところであります。給食センターは学校栄養職員が5名在籍しておりますが、子供たちが将来にわたり健康を維持できるよう、食生活の正しい理解・正しい食習慣・食生活の自己管理など、これらを目的として学校と連携をとり、特別非常勤講師として、市内29小中学校に年間160回ほど出向き、食の指導を実施しているところであります。その結果、子供たちの食に対する関心や理解、大切さというものが高まってきているものと考えておりますので、そのようにご理解を賜りたいと存じます。今後においても、より一層の安全・安心な給食を提供し、子供たちが地場産農作物を身近に感じることにより、郷土を見詰める心や食への関心がより深まっていくものと期待しているところでございます。いずれにいたしましても、生産者団体、関係部局との連携を一層深め、牛乳、小麦、大豆など、幅広く地産地消についての検討をいたし、食育とあわせて推進してまいりますのでご理解を賜りたいと存じます。以上であります。
再質問 高橋典子
午前中に引き続き2回目の質問をさせていただきます。まず、高齢者の高額医療費のことについてですが、私のところに相談を寄せてこられた方、高齢のご夫婦二人暮らしのご家庭でした。お二人ともご病気のため、手続に市役所の窓口まで出掛けることさえちゅうちょされている、こういう状況でした。今のままでは高齢者にとって使いづらい制度であるとも言えます。ご答弁の中では、努力されシステム化もされていくということですので、対象となる方に親切丁寧に対応してくださいますようよろしくお願いしたいと思います。また、入札についてです。ご答弁いただいた内容については理解いたしました。ただ、競争環境が作り出されていない下での予定価格の事前公表については、それが目安となって競争が制限され落札が高止まりになることや、また、入札参加者の見積り努力が損なわれるとの懸念などもあります。私としましてはさらに研究させていただき、またの機会がありましたら取り上げていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。農業振興について何点かお伺いしたいと思います。ご答弁の中で杉本農産が例として取り上げられておりましたけれども、この杉本農産のキャッチフレーズとしてもてなしの心、こういうことが言われています。それは何かと考えたら、消費者の側が何を求めているのかきめ細かに配慮し把握している。そういうことじゃないかと思うんです。杉本農産はそういう力とセンスを持って、ご自身の努力で評価される農業をここまで作り上げてこられたと思います。答弁を聞いていますとその中には、自分で創意工夫してそれなりのことをやってきたところには力を貸す、このように受け取れました。私が申し上げたいのはそうではなく、そういうノウハウを持っていない方、持っていないけれども何とか頑張っていきたいと思っている方に対して、江別市として、消費者のニーズに合った提案をしていくですとか、力を貸したり知恵を貸したり情報を提供していく、そういう働き掛けをしながら江別ブランドづくりを農業振興策として仕掛けていくことも必要ではないか。そういうきめ細かな支援策をお持ちではないのか、そういうことを伺いたいんです。何か、これまでの対応など努力されている点がありましたら是非お伺いしたいと思います。次に、清掃行政についてです。環境クリーンセンターについて、事故、トラブルの大きい小さいという問題もありました。今回、RDF取扱い施設について消防庁が実態調査し、初めて、全国に広がっているRDF関連施設の4分の1以上の施設で火災などの事故が起こっていたことが判明しています。これは、これまで明るみに出てこなかったものです。消防庁は実態調査から、潜在的な危険性がある施設は少なくないと見ています。RDFにしても、新しい技術として最近広がってきた最新の施設です。なぜ今まで、その危険性が、今日まで表に出されてこなかったのか、そういった疑問が残るわけです。ガス化溶融炉についても、やはり新しい技術なのですから、頭から大丈夫だと信じ込むのは大変危険なんだと改めて思います。これまで公共の機関で行う仕事というのは、大丈夫です、順調にいっていますとそういうふうに報告できることが是とされてきましたけれども、今後特にこのガス化溶融炉の問題については、住民の安全にもかかわる問題ですし、何か心配があればきちんとその事実を明らかにしていく。トラブルがあれば報告して原因を究明し、どう対処し改善したか明らかにしていく。そういう姿勢をとることで住民の信頼も得られるのではないかと思います。是非ともそういう方向で、ご答弁にもありましたけれども今後頑張っていただきたいと思います。何かありましたらまた所管委員会にも報告があるかと思いますが、そういった点について、今後さらに見守っていきたいと思います。ごみの有料化については何点か質問させていただきたいと思います。まず申し上げたいのは、昨日の赤坂議員の質問の中にもありましたように、有料するしないの前に、減量のためにまず何ができるか、そういうところが、今重要じゃないかということなんです。この江別の各家庭から出されるごみの量は、大学を5つも抱える町としては、ごみの排出量は良く頑張っている数字じゃないかと思うんです。ご答弁の中にもあったように、平成12年の全国平均で、1日1人当たり1,132グラムという数字ですから、それと比べても良く努力しているんだと思うんです。恐らく、ごみ減量に取り組んでおられる方はぎりぎりのところまでごみの減量に努めている。このように、私もいろいろな方とお話しする中で伺っています。今、ごみの有料化、ごみの減量を目的としながら有料化するとなったら、そういった努力をされている方は、じゃ、自分はこの先どこの部分を減量すればいいのかということを真剣に考えると思うんですよ。ところがその際に、先ほど例として挙げました生ごみですとかその他プラスチック類、こういったところの対応がなされていなければ、こういったごみの減量に努力したいと思う方にとっては不満が残ったままになってしまうんじゃないかと思います。また、ごみ減量に対しての意識の低い方は、どうせ有料の袋を買ったのだからとその袋一杯にごみを詰め込んで出そうとすると思います。そうなると、有料化がそのままごみの減量にはつながっていかないのではないか、こういうふうに思うわけです。ですからこそ、ごみ有料化その前に、今の時点でどういう作戦が立てられるのか。そこのところを明らかにしていかなければ市民の理解は得られないと思います。先ほどの答弁の中では、まだまだ今後の課題という部分もありましたし、また、サーマルリサイクルということも言われていましたが、簡単に言ってしまえば、今不燃ごみとして集めているものを燃やしていく、そういうことだと思います。そうすると、今分別されている方はどんなお気持ちになるのか。あるいは、仮に、将来的に廃プラスチック類の分別、資源回収ができたときに、いったん燃やせるごみとしてまとめてしまったものをさらにまた分別するというのは大変な混乱を伴うものと思います。そういったことも含めて、今の時点でしっかりした作戦を立てていかなければならないと思いますがいかがでしょうか。その辺の考え方をお聞かせいただきたいと思います。それと、市民の生活の実態にかかわって伺わせていただきたいことがあります。私どもが行ったアンケートの中で感じたのは、例えば夫婦二人暮らしなどそういったご家庭のごみの量はほんのわずかでした。可燃ごみで1回に出す量がレジ袋1枚分という方が多いようです。一方、子育て中のご家庭、乳幼児だけでなく育ち盛りの中高生をお持ちのご家庭、そういった活動の活発なご家庭はごみの量も必然的に多くなる。子供が多ければ多いほどごみの量は、努力してもどうしても多くなってしまう、そういう状況が見てとれました。重量制という形で単純に有料化していったら、子育て世代に重くのしかかるのではないかと思います。少子化が問題になっているのに、こうした世帯に負担がかかり過ぎるという懸念が出てきますが、こういった辺り、どのような配慮が考えられるのかお伺いしたいと思います。また、これも昨日の質問の中でも出されておりましたけれども、一定の量まで無料のごみ袋を配布している、そういう自治体の取り組みもあります。ごみの減量に努めた分、それが形となって、目に見える形で市民の元に戻ってくる。こういうことで、このやり方はごみの減量には直接結び付きやすいやり方だと思います。私が伺った例も、大・中・小の袋を取り合わせて、自治会の協力も得ながら、正に住民と協働で取り組んでおりました。さらに住民からの要望も受けながら配布枚数も見直すなど、行政も相当汗をかきながら取り組んでいらっしゃいました。昨日の答弁では、こういったやり方についてはお考えの中にないようでしたが、市民の協力を得ようとするなら、行政も、これだけ頑張っているという姿が見えてこなければならないのではないでしょうか。どのようにお考えか改めて伺いたいと思います。次に、市民への資料の提示の仕方についても伺わせていただきたいと思います。広報えべつ9月号に、ごみ処理経費と減量化という項目がありました。文章を読んでいくと、訴えたいことの中心はごみ処理経費の削減ということで、分別の徹底やごみの減量で、収集費用や処理・処分費用を削減できるということにあるのかとは思いますが、その前段の新施設の整備費についての文章、あるいは清掃費のグラフに施設整備費も一緒に示されていること。しかも、市民1人当たりの金額も、施設整備費と収集処理等経費の合算で示されています。このグラフを見た市民の方は、こんなにかかっているなら少しは負担しなきゃならないのかなと思ってしまうのではないでしょうか。こういった資料の提示の仕方というのは誘導的でないかと言われても仕方がないのではないでしょうか。どのような意図を持ってこうした示し方をされたのかお伺いします。また、ごみの処理というのは自治体本来の事務として位置付けられています。だからこそ、貴重な税金を使ってこれまでやってきているんですから、市民へ資料を示すときも、そういったことも含めきちんと理解していただけるようにしていかなければ、市民の中にも不信感を生み出しかねません。これから意見交換会も開かれますけれども、そういった点をしっかりやって、市民が正しく、江別のごみの状況を理解できるように説明していただきたいと思いますが、そのようなご用意があるのかどうか伺いたいと思います。次に、教育行政に関してお伺いします。私としましては、一斉公開の際の問題自体については、具体的なことについてはあれこれこの場で言うつもりはありません。ただ、授業というのは年間を通して、また授業の進み具合なども見ながら、それぞれの教師が計画を立てながら学年全体で調整したり、学校全体で共通の認識に立ちながら進められているものです。一斉公開の際の教育長のとった、行った行動も、恐らくは、せっかくの公開日なのだからと、良かれと思ってしたことと信じたいのですが、それにしても、授業中の教師に直接指示を出すというのは、通常、到底理解できるものではありません。私がなぜこの問題を取り上げたかというと、教育長のこの間の各種の事業の取り組み方、教育現場との調整や理解を得る努力、あるいは、市民への理解の浸透、こういったことを考えると、余りにも矢継ぎ早に次々と昨年来、新しいことが繰り出されている。そういう感が否めないからです。教育長としては、理想とする教育を実現しようとするのは当然かと思います。ただそれは、果たしてこの江別に適当なのか。また、江別なりのやり方はどうなのか。市民はどう受け止め、あるいは協力が得られるのか。学校現場に浸透し切れるのか。理解と協力が得られるのか。こういった段取りのところからしっかり進めていっていただかなければ、もし仮に、例え良いことをしようとしていても、それが良い効果を上げることにはつながらないのではないかときぐするものです。形だけ急いで実施してもあちこちで不満がくすぶったままでは、決していい状況とは言えないと思います。今回、選択制の問題自体については、是非も含めたところから、審議会なども通じ取り組まれているとのことです。私自身、今後常任委員会の中で見ていきたいと思いますが、それ以外の部分、教育長の教育行政そのものに携わる姿勢として、全体のコンセンサスを得ながら段取りをきちんとして、理解を得ながら進めていく。そういった民主的なやり方で進めていく考えを持っておられるのかどうか確認させていただきたいと思います。また、この間行われてきた特色ある学校づくり、あるいは学校評価の問題についても選択制とは関係なく良い学校を作っていく、地域と一体となって作っていくという視点で進められたというふうに答弁されていました。今回、学校選択制の導入に当たって、こういった問題も選択制の中で進めることができるというようなことも言われていたかと思いますが、学校を活性化していく、あるいは学校の質の向上を図っていく、こういうことを行うには、選択制以外にも、それ以前にやるべきことがあるのではないかと思います。教員に研修の時間がきちんと保障される。あるいは、しっかりした予算配分で、先生たちがやりたいこと、やりたい実践をやれるようにしていく。今、かなりのところで経費節減に取り組まれていますが、その中で、プリントを出したくても出せない、そういう声も聞かれています。1日目の質問の中にもあったように、図書整備費も低い水準のままです。こういった学校運営の基本的なところ、施設、設備など整備の部分、こういったところをきちんとやっていかなきゃならない問題、まだまだ山積していると思います。教育長は答弁の中で、「地域の協力を得ながら学校づくりを進めていく、その立場をとる」とおっしゃっていますが、こういった基本的な部分を今後も堅持してしっかり進めていかれるというふうにこの場で、教育長の意思がそういうところにあるのかどうか確認させていただき、2回目の質問とさせていただきます。以上です。
答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)
幾つかの中で私から、ごみの有料化を含めた、減量化について関連した再質問にお答えを申し上げたいと思います。率直に、ごみの有料化ありきかという視点のご意見もあったりいろいろありますけれども、同時に、限りなく私は、有料化というのは単にその中の一つの手段で、それ一つ、一辺倒ではなくて総合的に、様々なその中の一つであって、その減量化という課題があるわけでありますけれども、そのときに、ただ先送りありきということにもならないだろうと、私は基本的に思っているんですが、いずれにいたしましても、何が原点にあるかというと、とにかく今日まで大量生産・大量消費・大量投棄というか投げ捨てというか、そういうことで、過去の取り組みで大きな反省点というか、地球環境そのものに負荷を与えてきたという反省があって、やはり基本的にごみを減らしていかなきゃならないということが深刻な状況であるわけです。このことについてどなたも否定しないはずですね。その中で、じゃ、その減量ということを考えるときに、やはり生産者も流通も消費、すべての段階で、それぞれごみの発生の抑制をしていかなきゃならないと、こういうことがあって、それぞれが、もう市民も事業者も行政も一体となって、パートナーシップの下で取り組まなきゃならない。その中で、ごみ有料化にすればすべて減量につながるかということじゃなくて、それは一つであって、そのときに、そういうことで特に有料化ということも一つの手段だろうと。私はいろいろな環境が整った段階、私は段階論ということはどうしてもちょっといかがなことかなと。やはり、ごみの有料も含めていろいろなことが同時並行的に進められなければ、こういう環境を進めることで、その後に有料化ということじゃなくて、有料化も並行的にご議論いただくテーマだろうと。それで、今特にご質問の、減量で何ができるか重要ということでお話しがありましたけれども、江別市はこれまで、有料のテーマをする前から、例えばリサイクル法に基づいた4品目をさらに、今白トレイを入れて5品目にしたり、それから集団回収についても努力をされたらそれがやはりはね返ってくるということで還元金的にはむしろアップして、そういう助成をする形の取り組みもしていれば、あるいはたい肥化も、コンポストであったのが段々、今日のいろいろな時代の変化で電動であったり、あるいは最近段ボールうんぬんていうことで、そういう新しい流れがある中にもそれを受け止めてきている。そういうことでの生ごみに対する対応。それから、市民啓発についても広報だけでなくていろいろなことをさせていただいて、減量、いきなり有料化だけを突出して出してきたわけではなくて、特に、もうこの今日まで減量化に向けた行政の取り組みはいろいろな形で取り組んできているということをやはりご理解いただきたい。個別にとらえれば理解できる部分はあるんですね。例えば、子育ての世代がどうであるとか、あるいは2人世帯はどうだとかいろいろありますけれども、基本的に、やはりそれだけで財源をごみ処理の経費を全部充てるということではないわけですよ。もう何回かお答えしているように。基本的な先行投資的なことは、税の部分で担うと。やはりそれにしても、投げ捨てする人はどこまでも、投げ捨ててもそれは税でということになることは、素朴なこととしてどうなのか。やはり、頑張って努力してごみを減らせば袋代が軽減される形ではね返ると。それでも確かに、そんなのはお金払ってでも済むのならということで減量に努力しない市民もいるかもしれない。だけれどもやはり、そのことによって負担感の公平ということでは、やはり一つの手法だろうと。そういうことで、これ一つに突出することで提起をしているわけではありませんし、いろいろな環境が全部整ってからということに、本当にそういうことになるかというと、これまでも努力してきていますけれども、それらの、料金についても含めて、やはり検討をしていただきたいということで提起をしていますのでご理解をいただきたいと思います。あと、個別の広報の関係ということについてはまた担当部長からお答えをいたします。以上です。
答弁 助役 中川正志
私の方から、特産品づくりへのきめ細かい支援といいますかそういったご質問があったかと思いますので、それについて再度お答えをいたしたいと思います。特産品づくりと申し上げますと、やはり基本的には、農業者自らの創意工夫・やる気といいますかそういったものからスタートするものと、こう考えておりますけれども、実際に、先ほどご質問にありましたように、そういうものがやりたいけれども、なかなか農作業に追われていてそこまで手が回らないと、こういった方もいらっしゃることも事実だと思います。それで、先ほど市長がご答弁申し上げましたように、これら商品開発のノウハウの支援につきましては、それぞれ試験研究機関を初めJAもありますし、また行政的には、そういった活性化事業の補助金での財政的な支援もあります。しかし市としては、これからは知恵の支援、そういった部分も含めてやはりしていかなければならないものなのかなと思いますし、実態といたしまして、いわゆる今までやってまいりましたのは、例えば、全国に先駆けて焼き菓子コンペをやらせていただいたのもその一つでありますし、さらにはハルユタカの初冬まきサミット、こういったものにつきましても行政としては、財源的な支援もさることながら知恵の部分の支援もしながら進めてまいりましたので、今後につきましても、さらにきめ細かな対応をして、なるべくそういった地元の特産品が数多く生まれるような形での支援を進めてまいりたいと思いますので、そのようにご理解いただきたいと思います。以上であります。
答弁 市民部長 本間勝利
私から、広報えべつのPRの在り方についてご答弁申し上げます。ご指摘のように、建設費や維持管理コストが多額にかかることを強調して有料化へ誘導しているのではないかというようなご指摘の趣旨だと思いますけれども、今回、今年7月号から9月号まで3回にわたりまして、これはシリーズで、環境循環型社会の推進の一環としてPRしているものでございますけれども、その理解、あるいはその受け止め方はいろいろあるかと思います。ただ、事実は事実としてお知らせするのと同時に、これはやはり有料化する場合ということになりますと、当然、その対象コストなり、あるいは負担割合、これらについては当然、今後の審議会や団体・市民との意見交換等を踏まえて論議されてくることになるわけですけれども、また、これらの必要な資料、あるいは広報等の在り方についても、また今後も工夫をしていきたいというふうに考えております。以上でございます。
答弁 教育長 高橋侃(教育長は2008年6月まで)
私からお答えいたします。まず、高橋議員ご指摘の件につきまして、私なりに基本的に理解できるものでございます。幾ら、今スピード時代だからといって現実には、学校現場の実態抜きには、私どもの行政事業は進めていくことはできませんということを基本的に認識しております。現場上がりの私は教職員の多忙感、あるいは校内研修ができないこととか、そういう厳しい環境に置かれているという現実は熟知しているつもりでございます。今後は可能な限り、江別の教職員の声なき声に耳を傾けながら、江別の子供たちが朝目を覚ましたときに行きたくなる学校づくりを目指して、私ども行政と先生方と一緒に手を組んで歩んでまいりたいことをお誓いしまして、ご理解賜りたいと存じます。
再質問 高橋典子
ただいまの教育長の答弁は、そのとおり実行していただけるように、さらに今後、私としても見ていきたいと思いますので、是非よろしくお願いしたいと思います。特に私もPTA活動などを通じて感じるのは、市内の保護者の方たち、あるいは地域の方たち、子育てということに対してすごく一生懸命、熱心にいろいろ協力してくださっている。そして、先生と本当に気持ちをぴったり合わせて教育できるときには、本当にいい効果が上がっていく。そういうのも実際に体験しております。是非、学校現場の和が乱されることのないように、教育委員会としてもまた教育長ご自身の様々な政策の実行においても、今の発言のとおりしっかりと進めていただきたいと思います。また今後機会がありましたら、その際にはまたいろいろと質問させていただく場面もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いしたいと思います。ごみの有料化についてです。市長のおっしゃるところも実際分かります。生産・流通・消費、それぞれの段階で取り組んでいかなければならないというのは本当にそのとおりです。ただ、同時並行的に進めるということに関して、私なりの感じていることで言わせていただきたいんです。行政としても、この江別市でもいろいろな取り組みがされてきています。ただ、今ごみを有料化したときに、ごみを減らしたいと思う方が努力できる範囲はどこなのかということです。例えば、スーパーで売られている肉類、野菜類、いろいろトレイに乗っているものもあります。市では白色トレイを資源物として収集するようになったと言いますが、例えば道産の肉などを買おうと思えば、色つきのトレイにしか乗っていません。そういった販売の部分でのごみ減量への協力、こういったことも同時に働き掛けていかなければ、有料化されてもごみを減らせない、そういう実態が、今既にごみ減量に取り組んでいる方の中に出てくるんだと思うんです。そういう意味で言わせていただいております。市がこれまで市として行ってきた取り組みは理解するところですけれども、流通・販売、流通の部分となると国を挙げての部分かと思いますけれども、当面、市内の販売業者、販売業を営んでいる方たちとの協力。こういったこともあわせて取り組んでいかなければ消費者にだけしわ寄せがされる。そういう感が否めないのではないかと思います。是非そのところをしっかりお願いしたいと思います。さらに、この広報の資料についてですけれども、有料化について、今具体的に市民論議の中に上がってきている。この段階においてこのグラフの示し方はどうかということを言わせていただいたわけです。コストがかかる、そういったことも市民に知らせていかなければならないというのであれば、各家庭から集められている家庭ごみの処理にはどれだけの費用がかかっているのか。こういう示し方をしなければならないと思うんです。これでは、施設建設費からすべて含まれてしまって市民が見ることになります。こういったところで、後で行き違いが出てきたら市民の間に不信感が生まれる、そういうことを申し上げたつもりです。こういった資料を提示する際のきめ細かな配慮というのが必要かと思います。実際に、この同じページに意見交換会の日程も出ています。この交換会のときに資料も幾つか、恐らく提示されることと思います。そういった際に、市民の方が見てまっすぐちゃんと理解できるような資料の提示の仕方がされるのかどうか。先ほどのようなご答弁じゃなくて、今回問題になっているのが家庭ごみ有料化の問題ですので、それについて考えることのできる資料をきちんと提示されるのかどうか、その点についてだけ質問をして3回目の質問を終わらせていただきます。
答弁 市民部長 本間勝利
今ご指摘いただいた点については、これから市民との意見交換会、そういった場で議論いただけるように、今おっしゃった家庭ごみについて、ある程度理解しやすいような資料を工夫していきたいというふうに考えておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き