みんなの議会

江別市議会 平成15年第3回定例会 2003年9月18日

(1)教育について/(2)市内経済について/(3)消防行政について/(4)市立病院について

2003年9月18日、江別市議会の一般質問で、清水直幸議員が「教育について」「市内経済について」「消防行政について」「市立病院について」について質問し、市長 小川公人、助役 中川正志、教育長 高橋侃、教育部長 星忠雄、病院事務長 池田和司が答弁しました。

質問者
清水直幸 議員
答弁者
市長 小川公人、助役 中川正志、教育長 高橋侃、教育部長 星忠雄、病院事務長 池田和司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 清水直幸

議長より発言の許可がございましたので、通告に従いまして一般質問を開始させていただきます。どんなに家庭の状況が困窮しても、親は最大限の努力をもって、できる限りの教育を子供たちに優先して与えることが日本人としての美徳であり、また、成長した後には、次の世代に対して最大限の教育を与えていくこと、江戸時代から持っていた寺子屋制から始まる日本の教育システムを支える基盤でありました。近代日本がアジアで唯一、欧米諸国に対抗し、植民地化されずに先進した国を立ち上げることができたのも、早い時期に義務教育化がなされ、国民全般にわたって基本的な読み・書き・そろばんが浸透したからであることは疑いのないようなことでございます。今、江別市の財政は大変厳しい状況にありますが、子供たちを保育する、教育する現場にあっても、当然のようにそのしわ寄せが起こっております。ないそでを振ることができないのは世の常でありますし、節約すべきところ、無駄のあるところは財政的に豊かなところであっても見直すのが、市民の皆さんから預かっている大切な税金を運用している行政側としては至極当たり前な話であります。経費の縮減と並行し、環境に配慮したまちづくりを目指す先駆けとして、環境マネジメントが進められようとしております。事業とは具体的な目標が設定され、達成された暁に、どのようになるのかという具体的な成果に対する評価があってこそ、効率の向上が見られるわけであります。つまり節約した分を何らかの形で還元されることこそ、皆が本気になって取り組める事業になるはずであります。学ぶ者は好む者に如かず、好む者は楽しむ者に如かず、学んでいる人は好きでやっている人にはかなわない、好きでやっている人も楽しんでやっている人にはかなわないということわざでございます。札幌市教育委員会では、この秋から市内小中学校を対象に節約した光熱費の半額を、個々の学校施設関係に還元するという試みを始めるそうであります。市立高校については、光熱費のほか電話など通信費やごみ処理費も加えて実施し、昨年は1校当たり100万円を超える金額を還元したそうであります。つまり節約に対する成果を上げるために、むちではなくあめを用意したのであります。江別市においても、節約した学校運営費の幾分かを学校運営に還元し、自由裁量に任せる予算を作り出せないだろうか、教育長にまずお伺いいたします。このことは、市内保育園や市役所の本庁舎、別館、教育委員会庁舎、消防本部や消防署、出張所などなど、市内各施設の運営に応用できる考えかと思いますが、大所高所からの市長のお考えをあわせてお聞かせいただきたいと思います。文部科学省は、地方財政の三位一体改革で問題になっている義務教育費の国庫負担制度について、これは仮称ですが総額裁量制の導入で制度自体を見直す方針を固めたようであります。新制度は、1、国庫負担の対象を教職員定数と給与単価を掛け合わせた定額とする。2、教職員定数や給与などに設けられている現行の上限を撤廃する。そのことで各都道府県が弾力的に教員を採用することができるようにする。文部科学省では新制度の来年度実施を目指すということであります。国は現在、都道府県が支出した教職員給与の半額を負担しております。ただ、教職員定数と給料、諸手当のそれぞれに上限が設定され、各都道府県の裁量の余地は狭いと言われております。給与水準を下げて教員を増やした場合でも、国は教職員定数の超過分を負担しないわけであります。総額裁量制は教職員定数などの上限をすべて撤廃し、各都道府県ごとに国庫負担の総額だけを定めるのであります。例えば、教員各自の給与水準を落とし、その余剰分で教員数を増やしたり、常勤教員の代わりに非常勤講師を増やすことが各都道府県の裁量でできるようになります。教職員定数に基づく1学級40人を下回る学級編制もやりやすくなり、給料や諸手当の上限撤廃で、指導力が優れた教員の給与を引き上げることも可能になります。文部科学省が制度の見直しを打ち出した背景には、地方財政改革の一連の動きの中で、義務教育費が削減されるとの危機感があるようであります。財務省は、一定の教職員の給与半額を自動的に国が負担する国庫負担金ではなく、その目的の範囲内で自治体が自由に使途を決定できる交付金に変えることを主張していますが、文部科学省側は交付金は地方への恩恵的な財政援助である。国の責任の裏付けなく、国の都合で削減されかねないと見ているようであります。総額裁量制について、江別市が意見を差し込む範囲ではありませんが、江別市の21世紀を担っていく江別市の子らを教育していく責任をお持ちの市長としてはどのようにお考えか。また、管内や北海道に対してどのようなアクションをこれからおとりになるか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。東京都教育庁は、都内の公立小学校の教師を目指す大学4年生約50人を対象に、1年を通じて学校現場での教育実習や奉仕活動などを指導する東京教師養成塾を来年度から設置することを発表いたしました。塾生は優秀な学生を面接で選抜し、修了者は優先的に都内の公立小学校に採用される。自治体が教員養成から採用までを一貫して行うのは、全国でも初めての試みということであります。東京都教育庁によると、養成塾は実践的な指導力や社会性を身に付けた教師を養成することがねらいで、小学校教員養成課程がある都内の国立、私立の大学の4年生が対象で、隣の県の大学についても対象に含めるかどうかを検討するということであります。今年10月までに大学を選定、11月から募集を始めるそうであります。塾生に選ばれた大学生は、年間を通じ週1回ペースで教育実習を行うほか、企業人や一流スポーツ選手らによる講義の受講、ボランティアや企業体験など、それぞれ10日程度ずつ行うことになるそうです。現在、大学生が教員免許を修得する際には、通常一時期に集中して教育実習を行うことになっています。東京都教育庁では塾生の実習についても、各大学に対し必要な単位を認定してもらうように求めていく考えのようです。塾生には一般の教員採用試験を免除し、その代わり面接などで特別選考を受けてもらうということであります。選考を通過して採用された塾生が、実習を受けたのと同じ小学校に配属されれば、即戦力として期待できると話しております。中学校や高校の教師についても、今後導入を検討していくそうであります。大阪府教育委員会でも、他県の現職教員100名を募集することを決めるなど、人材の確保に躍起になっているようであります。今後、50歳代以上の団塊の世代の退職が続くこともあり、教育現場に優秀な人材の確保は自治体の経営者として、未来の人材育成のためにも当たり前のことでありましょうし、有効な手段かと思います。率先して江別市が道や石狩管内の関係団体に働き掛けてはいかがであろうかと考えますが、お考えをお示しいただきたいと思います。私たちが幼いころには、近所には必ず原っぱがあり、棒切れ1本、空き缶一つで夕方遅くなるまで真っ黒になって遊んでおりました。現代化された児童公園はブランコ、滑り台、シーソーを初め遊器具が一杯あります。反面、子供たちが知恵を絞って遊んでいる姿を見ることが少ないようであります。3月の坂本議員の質問と相関するところではありますが、何もないただの原っぱは、子供たちの創造力を生むための最高の遊び場であり、児童公園であると思うのですが、教育の現場に長くいらっしゃった教育長はどのようにお考えになるでしょうか。小中学校の校庭を芝生にする取り組みが横浜市内で新年度から本格的に始まるそうであります。転ぶことを気にせず、子供たちがはつらつと遊んでいると好評なことから、同横浜市教育委員会が予算化し、全市に拡大することとなりました。新年度はモデル事業として小中学校2校に芝生を敷くことになったようであります。同市教育委員会によると、校庭の芝生化のメリットとして、転んでもけがをすることがなく、子供たちが外で遊ぶ楽しさを知ることができる。植物と付き合うことで生命の大切さ、環境の大事さを学ぶことができる。スライディングなど思いっきりできるため、スポーツ技術の向上に役立つなど挙げております。江別市内では、私立ではありますが、とわの森三愛高校の女子ソフトボールチームが全国レベルの強豪として有名ですが、学校の練習場の外野部分は芝生になっております。このことにより全道、全国の競技場に近い環境で毎日練習を行うことができ、その成果が毎年現されているのだと評価する人も少なくありません。市内の小中学校の児童たちが芝のある校庭でサッカーや野球の練習ができたならば、一段と良い成績が残せるのではないかと考えているところでありますが、どのようにお考えになるか、お答えいただきたいと思います。横浜の岡野中の斎藤副校長さんによると、芝生化の後も休み時間に外へ出て遊ぶ生徒が格段に増えた。また、同中学校では近所からの砂ぼこりへの苦情が絶えなかったが、それもほとんどなくなったということであります。市内小中学校においてはグラウンドの砂ぼこりが舞い上がり、近隣住民から苦情はどうなのか、現状を教えてください。また、その苦情に対してどのような対応をおとりになっているのかお答えいただきたいと思います。文部科学省初等中等教育局施設助成課でも、芝のある校庭に対する有効性を促進するために3分の1の助成制度を設けております。平成14年度には全国38の小中学校、北海道では函館市、寿都町、網走市、上ノ国町など4小学校が助成を受けております。江別市の小中学校にもモデルケース、試験的に導入してはいかがかと考えますが、所見をお答えいただきたいと思います。環境・経済に関する課題につきましては、所管でありますので、大綱にとどめるという申合せがございます。申合せに従いまして質問させていただきます。長引く経済不況の中、今春北海道に初めて女性知事が誕生いたしました。その高橋知事の重点政策の一つである一市町村一雇用おこしの事業方針が5月の中旬に示されました。道内各市町村が取り組むまちづくりや地域おこしに関した事業を、民間企業やNPOなどが行っている新規に住民らを雇用した場合、その事業所に対して道が助成する仕組みであります。地元企業や民間非営利団体が行う事業に対して、市町村が地域づくり構想に貢献した、新規雇用をしたと認定した事業所に対して適用する制度であります。支給が受けられる事業者は、市町村から推薦と支援を受けて、地域づくりに資する事業で、新規開業、新規事業展開等に取り組む、市町村の基本構想又は独自に策定・公表している地域づくり計画等の推進に寄与する事業であること、そして、雇用保険等の適用事業を行う中小企業、中小企業団体、NPO、その他地域づくりに資する団体、ただし、直近の6か月、従業員を事業主の都合により解雇していないことが条件であります。市町村の人口規模に応じ、江別市は3人以上ということですが、常用の従業員を新たに雇い入れることが条件であります。助成額は事業を実施するために必要となる設備投資資金、運転資金、試験研究費、開発費の2分の1以内、250万円限度として助成され、また、雇入れ賃金の助成として、事業を実施するために新たに雇い入れた常用の従業員の賃金、一般被保険者は30万円、短時間被保険者は10万円、人数の制限はないということですが、助成されるということであります。9月11日が締切りで、原則として一市町村一事業が対象でしたが、当市におきましてはどのような申込み状況だったのか、お知らせいただきたいと思います。雇用の拡大は、何も高橋知事の公約であるから増進させなければならないわけではなく、各市町村の存亡をかけた課題であることは言うまでもありません。11日に北海道として当該事業は一時終了するわけでありますが、今後、当江別市においてはどのように雇用の拡大、安定化に向けて、自発的な事業をお考えなのかお聞かせください。特に、企業誘致、新規起業、農業関連についてはどのようにお考えなのかお答えください。市内経済循環型社会についてどのようにお考えか、お伺いいたします。人が住む、特に北海道は移民の大地ですので、人が移ってくる。住民税を行政に預ける、企業ができる、仕事をする、法人税、事業税を行政に預ける、土地を買い求め家を建てる、固定資産税を行政に預ける。その預かった税金を元に、市民のための最大多数の幸福と最大多数の福祉のために行政、市役所は存在するのであります。財政難である、税収が伸びない、固定的経費が増大し収支が合わない、次の時代にまで膨れ上がる公債、透明な入札、入札率の向上、より深刻な行政コストの削減、より専門化され、大規模になる行政事業のために、市外大手事業者の受注も増え、随意契約の多くが江別市外の業者へと流れていきます。大量の事務機器や最新の教育機器、高価な高度医療はもちろん、江別市内に発注することは大変困難ですので、もちろん市外に発注することとなります。江別市内で事業を興されている企業の多くは業種を問わず、市内で仕事を受けております。市内で一番大手企業は江別市役所でありますが、そこからの仕事が大きく減少しております。業種を問わず、少ない役所からの仕事を分け合うように、その日その日をしのいでいるのが現状でありましょう。江別市に法人税、事業税を預けてくれる事業に仕事が回らず、他市町村に事業税を納める業者に仕事が流れていく。他市町村に暮らす人たちに雇用が生まれ、江別市に住民税を預ける人たちが失業の憂き目に遭い、住民税どころか健康保険税も滞ってしまう。そして、失業保険、生活保護の増大。歳入を上げるためにどうすれば良いかと尋ねれば、収納率を上げますと、きちっと取り立てますとの返事であります。民間企業の支店長さんに「どうすれば我が社の利益を上げることができるのか」と問えば、「付けのお客さんからきちっと取り立てます」、そう答えたなら、多分有能な社長さんなら、その支店長を首にするか、降格させることでしょう。収納率の向上は大変重要でありますし、我が市においても担当の部局は大変なご苦労をされている。しかし、経営者として最優先で実行しなければならないのは、入るを量りて出ずるを制すことでありましょう。出ずるを制すその努力は、日中の薄暗い市役所の各部署を歩くにつけよく理解できますが、さらに進んで、出ずるを量ることが入るを量ることに通ずることをお気付きいただきたいと思います。市内経済循環型社会、つまり江別市行政の支出が税収として確実に戻ってくる仕組み、当然、その間には市民生活、市民経済活動があるわけですから、その部分が市内経済を潤う仕組みになります。このことについてどのようにお考えを持っておられるか、お伺いいたします。かなり包括的な質問でありますので、是非とも市長自らのお考えをお聞かせいただきたいと思います。平成11年6月、私が初めて登壇し一般質問をさせていただいた内容について、その後の進ちょくについてお尋ねいたします。年々歳々、東西南北に拡大する江別市において、高齢化が進む中、消防の救急救命活動がさらに重要な事業になっております。ここに江別市消防本部警防課の救急業務の現状についての資料がございます。その中で救急隊の現場到着時間、平成10年が書かれております。冬期間の積雪等の様々な要因はあるものの、市内平均到着時間は5分17秒、江別地区平均到着時間7分21秒、野幌3分50秒、大麻5分5秒、さらに角山8分50秒、豊幌地区におきましては13分07秒とのことであります。市民の生命、財産を守っていくことは、市長、行政の最優先義務であると考えております。重複された出動要請や人員配置、予算などの問題もあり、大変ご苦労の中、救急隊や救急車の分散配置を前向きに検討されているそうでございますが、救急隊の現場到着時間及び病院への搬送時間を考えますと、現時点におきましては、明らかに地域間格差が存在しております。特に豊幌、あけぼのを含む市内東部での住宅のさらなる広がり、住民の増加が予想される中、当然救命活動の増加も予想されるところであります。今、現実にある地域間の格差をいかにして是正し、市民の命を平等に守り、そして小川市長が打ち出されたバランスのとれたまちづくりを成し遂げていくのかと、そのように質問しております。その後はどのように改善されたのか、お答えいただきたいと思います。現在、江別出張所には夜間、救急救命士とともに救急車は配備されておりませんが、いかなる理由があるのかお聞かせください。救急救命士の方々は多くの時間と経費を費やし、家族と長期間離れ離れになる不自由な生活に耐えながら、難易度の高い学習をし、難関を突破し、身に付けた高等技術者であります。現場の彼らにとっては、人命を救うことが何よりもの生きがいでありましょうし、職務に忠実であればあるほど、だれよりもその重さを知っておられる方々であると確信しております。あと1分早ければと考えることも少なくないと思いますが、そのような事例をもってしても、江別地区の救急救命士と救急車の配備を再考できないものか、広い江別地区全体にも大きくかかわることですので、重ねてお尋ねいたします。市では、近年の厳しい財政状況を理由に、先ほども質問ありましたように、来年度から2年間、職員の新規採用を行わないことに決定しました。これは限られた予算の中で、より質の高い行政サービスを確保していくために、これまで以上に厳しい姿勢で行政改革に臨む考えによるということであります。なお、市内の厳しい雇用状況に配慮し、引き続きワークシェアによる臨時職員等の雇用枠拡大に努めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げますと続きます。民間企業においても大変厳しい経済状況が長く続いております。江別市内でも倒産や企業の合併がごく当たり前のように起きております。企業が経営改善するために、まず経費の節減を行います。現代経営で最も節減に頭を悩ますところが人件費であります。経営学的には1、定年制の見直し、2、部署の統廃合によるリストラ、特に人件費の高い取締役・非生産部門の管理職、3、各種諸手当のカット、4、賃金の見直し・削減、5、新入社員の削減・新規不採用と続きます。民間企業では新規社員の不採用は最終手段であります。それはなぜか。それぞれの職務の熟練度が企業の命運を左右し、熟練度を上げるために時間と経験が必要とされるからであります。社員の大半をワークシェアされたパート、アルバイトさんで構成された企業は別として、大抵の営業職の社員は5年間は最低かかる。それまでは会社でただ飯を食わしてもらっているんだから、早く一人前になれよと言われることは珍しくありません。さて、2年間の新規採用を見合わせることとした我が市では、いかがなものでしょうか。消防には、特に熟練と経験が必要と思われる職務が多くあります。市民の生命と財産を直接守るという大変重要な職務であります。その中でも近年、際立ってその出動回数を増しているのが救急救命活動であります。救急救命士を養成するためには、多くの難易度の高い学習時間を費やさなければならないとお聞きしております。まず初めに、1人の救急救命士を養成するためには、実際どれほどの時間がかかるのかお聞かせください。そして、現在、何名の救急救命士が現場で活動し、市内にどのように配置されているのか、お答えいただきたいと思います。現場の彼らにとっては人命を救うことが最優先される職務であります。人の生死を間近に取り扱う、精神的にも過酷であろうし、何よりも肉体的にも大変ハードな仕事であろうと想像できます。個人差はあるでしょうが、とても定年近くまで救急救命の第一線で活躍するのは難しいという想像もできます。江別市の救急救命隊は全国でも優秀なクラスであると耳にしたことがあります。江別市民の生命、財産は高いレベルで守られているわけであります。その意味から言っても、救急救命活動を維持し継続していくために、職員の人的な活性化は必要欠くべからずなことだと考えますが、どのようにお考えなのかお答えください。高度情報化の進展は確実に江別市内を網羅しつつあります。江別市役所のホームページにアクセスするカウンターも着実に伸びております。ちょうど2年前の6月、私の議会での一般質問の中での推計ですが、平成13年度には約1万4,000人以上の人がパソコンを操作できるように計算しております。小学校の子供たちもパソコンを使った授業を受けておりますので、市内のパソコン普及率はさらにスピードアップされることは容易に想像できますとあります。それから2年、概算ですが、市民の3人に1人は何らかの形でパソコンに触る機会があったことだと思います。このたび、江別市立病院にもホームページが立ち上がりました。事業概要と各医局の紹介だけですが、今後の進展に期待が持てる第一歩と言えましょう。医療費を取り巻く環境は年々激しく流動し、病院経営にも大変なご苦労がうかがえます。通院患者数、入院患者数も前年に比べて大変な落ち込みを見せておりますが、いかなる理由であるのかとお考えなのか、まずお答えいただきたいと思います。また、市内の一般病院の利用状況も知る上で、手段があったならばお知らせください。患者数が減少傾向にあるにもかかわらず、早朝から待合所は大変なにぎわいであります。8時に診察順番、受付の順番を書いた券をもらい、保険証を提出し、8時半から受付。こつが分からずにうろうろしていれば、診察していただけるのは確実に10時を過ぎることになります。軽い風邪程度でしたら、5分で診察は終了します。軽い風邪のつもりで待合所に2時間もいれば、悪化していることは間違いなしと言う人もいますし、そう思うと働き盛りの人にとっては、市立病院は大変遠くの存在であります。ましてや社会保険での本人3割負担、初診料の重さを考えると、なかなか病院に行く余裕がないという話もうなずけることであります。市長のお考えである健康なまちづくりは、予防を重視し、病気にかからない市民の増加を目指しておられると理解しておりますが、現状では働き盛りの年齢層が重大な疾病になることを防ぐことは避けられないと考えるところであります。診療を効率よく運営するためにも、待合所で滞留時間を軽減するためにも、現在の市立病院のホームページを早々に進化させ、インターネットでの診療順の受付の枠を設けてはいかがと考えますが、どのようにお考えになるか、お感じになられるか、お答えいただきたいと思います。以上で第1回目の質問とさせていただきます。ありがとうございます。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

清水議員の一般質問にご答弁を申し上げます。まず、一市町村一雇用おこしのご質問にお答えを申し上げます。この事業は、北海道において最近の厳しい雇用情勢に対応するため、地域産業の育成、振興や地域づくりを通して雇用の創出、確保を図るため、地域雇用創出支援事業の施策の一事業として、平成15年度から平成18年度までの期間で実施しようとするものであります。このうち一市町村一雇用おこし支援事業につきましては、中小企業等やNPO法人、その他の団体等が地域づくりに資するような新規開業、又は新事業展開等を実施した場合は、人件費と事業費の一部を助成することにより、新たな雇用創出を促進することを目的といたしております。ただし、事業の認定につきましては、まず市の総合計画や地域づくり計画などの推進に寄与すること、それから原則として市の財政支援が受けられること、常用従業員、いわゆる雇用保険の被保険者として3名以上を1年以上にわたり雇用すること、単なる事業の拡大は対象外であること、また、国や道の他の助成措置を受けると対象外になること等の条件があります。北海道では、8月に要綱、要領を制定し、8月19日付けで募集通知があり、早速江別市のホームページに掲載するなど周知に努めておりますが、3人以上の常用雇用条件が厳しいとの声もあり、現在のところ4件の照会がありましたが、申請には至ってはおりません。いずれにいたしましても、北海道では今後とも随時、事業への相談対応を行うとのことでありますので、地域づくりと連動した新規開業や、新事業展開等を行う事業者の支援を図ることにより、雇用を誘発し、創出を図る施策でありますことから、今後とも福祉、教育、環境など広い分野からの事業の掘り起こしによる支援に努めてまいりたいと考えております。また、今後の雇用拡大等に向けた事業対応でありますが、今議会で提案いたしました一般会計及び上・下水道各事業会計の補正予算において、国の交付金を活用した緊急地域雇用特別対策推進事業として、新たに22名の雇用確保を予定するほか、本年度の新規事業であります雇用環境創出事業による未就業者の就職支援セミナー等や、また市内事業所を対象に採用状況や労働条件等を調査し、新規就職希望者等への情報提供をする事業を予定するなど、雇用の確保、拡大に向け対応を予定いたしております。また、企業誘致や新規起業、農業関連についてでありますが、我が国の経済情勢は依然として厳しい状況にありますが、企業誘致や新規起業は雇用の確保、創出を図る上でも大きな効果があり、先般もRTN地区に1社を誘致し、また、江別市アンビシャスプラザも予定したブースが埋まり、さらに入居企業によるNPO法人設立の意向もあるなど、新たな雇用の機会も生まれてきております。また、農業関連ではJA道央が行っております集約型作物振興における雇用創出事業では、今年度も約250人の雇用登録があり、その効果が期待できますことから、市といたしましても、今後ともアグリビジネスへの支援などを行ってまいります。いずれにいたしましても、厳しい雇用情勢が続く中、国や道、さらにはハローワーク江別や商工会議所、その他関係機関、団体とも連携し、雇用の確保、創出に向けた有効な対策や対応などの支援を行ってまいりたいと考えております。次に、市内経済循環型社会、江別市行政の支出が税収として確実に戻ってくる仕組みということについてでありますが、江別市の施策は、基本的には住民の福祉の確保、増進を図るという地方自治法の目的を遂行するものであり、この施策の効果、ひいては支出の効果は、やはりこの目的からの評価が大事であり、すべてが税収に直結して評価するものではないと思います。しかし、経済活動の主体であります企業者、生産者に対する施策は、税収においても極めて重要であると考えております。ご承知のように、国においては日本経済の再生に向けた規制緩和や、財政構造改革の実施などを中心とした構造改革に取り組んでおりますが、特に市場競争の激化や公共投資の削減が、地域経済に大きな影響を及ぼしているところであります。また、これまで中央に大きく依存してきた経済発展システムが、地方分権の流れの中で変革を迫られており、今後、地域がそれぞれの独自性を競いながら、自主、自立に向けた新しい時代を切り開く力強い経済構造を築いていくことが強く求められているところであります。このような状況の中で、市といたしましても、市場原理の尊重と民間活動の補完を基本原則としている今日の社会経済全般にわたる大きな時代の変化を十分認識し、経済活動の主体であります企業者、生産者が活動しやすい環境の整備を進め、それぞれの着実な発展、成長を促進するための施策を行っていくことが重要であると考えております。現在、セーフティネットの整備とともに、意欲ある企業者の成長、経営の革新へ向けての自助努力への積極的な支援として、制度資金融資及び助成を行い、競争力のある産業の振興を図っているところであります。また、公共事務、事業の発注につきましては、市内経済の振興と活性化、雇用の機会の確保を念頭に、発注機会の確保に意を用いているところでありますが、いずれにいたしましても、企業の収益を高め、税収の確保を図るためには、企業の努力と的確な行政の支援が大事であると考えておりますので、今後とも企業に対するきめ細かい対応を進めてまいりたいと存じます。次に、消防行政の救急車の24時間体制のご質問でありますが、江別地区の救急車の現場到着時間の格差是正を図るため、平成12年7月から暫定的に9時から17時まで、江別出張所に高規格救急車1台を配備しているところであります。暫定配備後の現場到着時間の変化を見ますと、江別地区では平均で約2分以上の短縮が図られており、特に豊幌地区においては、暫定配備前の平成10年のデータに比べて約4分以上、それからあけぼのの地区でも約5分以上の短縮が図られております。また、平成14年度には高規格救急車1台の増強を行い、現在3台体制で市民の救命率の向上に全力を注いでいるところであります。次に、夜間帯の江別出張所に救急救命士及び救急車の配備についてということのご質問でありますが、さきにご答弁いたしましたとおり、暫定的配備でも現場到着時間に効果が現れておりますが、救急車の分散配置には、通信指令回線の増設、プログラムソフトの改修、さらには出張所の仮眠室、汚物処理室等の改修工事などが必要となり、また、救急業務高度化に伴う救急救命士の再教育等に係る研修の増加などにより、救急隊の分散化は、現行の救急体制を効率的に運用する上からも、当面は現行の移動配備を継続したいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。このほかにつきましては、助役ほかをもってご答弁を申し上げます。

答弁 助役 中川正志

私から光熱水費の縮減についてということでのご質問がございましたので、お答えいたしますが、この光熱水費の縮減した分を施設運営に応用してはどうかといったことでございます。過去におきましても、また現在におきましても、全庁全施設的に削減に取り組んでおりまして、この削減した費用分につきましては新規事業、あるいは緊急性を要する事業に振り向けているということが実態でございます。そういったことから考えまして、この削減した分を施設の自由裁量に任せるというような予算執行方法にはなっておりませんことをご理解いただきたいと思います。それから、2つ目に救急救命士の養成についてということでございました。平成6年度から行っているところでございますけれども、救急隊員の資格を持ちまして、さらに国の基準に基づく2,000時間、若しくは5年以上の実務経験のある職員を、救急救命士養成所において6か月間研修した後、国家試験を受験していただき、この免許取得後はさらに医療機関において1か月間の就業前研修が必要である。こういったことから救急救命士として実際に活動するためには、約7か月間の養成期間が必要であります。なお、現在まで15名の養成を終えまして、現在2名を養成中であります。また、救急救命士15名は、消防署と江別出張所に配置しております。次に、救急救命士の配置につきましては、専従隊員としての就業期間が、議員お話のとおり長期に及ぶ可能性があります。しかし、消防行政業務に従事させる、こういうことを考えますと、就業期間が長期に及ばないように、また、消防行政業務全般に従事させる必要がありますことから、年齢的バランスも考慮し、適宜配置換えを行うとともに、現行の救急体制の維持に必要な救急救命士の養成を行ってまいりたいと、このように考えております。以上でございます。

答弁 教育長 高橋侃(教育長は2008年6月まで)

私から教育行政につきましてご答弁申し上げます。初めに、義務教育費国庫負担制度についての、いわゆる総額裁量制の導入でございますが、文科省は公立小中学校の教職員の定数や給与を、国から支給された負担金の範囲内で、各都道府県が教職員の定数や給与を弾力的に決められる、仮称でありますが、いわゆる総額裁量制を来年度の導入に向け検討しておりますが、総額裁量制は、トータルで教職員給与の引下げを前提とした中で、各都道府県の裁量を認めたものでございます。全国都道府県教育長協議会を初めとする教育関係16団体ございますが、この団体は去る5月30日に義務教育費国庫負担制度の堅持に関する緊急決議書を採択したところでありますので、今後、検討される内容を私どもは注視してまいりたいと思っております。次に、小学校教師養成塾の設置についてでありますが、21世紀に向けた教育改革を進める上では、優秀な教員の人材確保は、議員ご指摘のとおり不可欠であります。教員の採用を行う北海道においても、スポーツ、文化などの面で、いわゆる一芸に秀でた教員を採用し、各市町村の学校に配置しているところでございます。当市は、市内に4大学を有することから、年間にして60名程度の教育実習生の受入れを小中学校で行っております。このことから市内4大学等の協力を得る中で、大学生を教育実習期間以外にも教育現場で活用して、即戦力のある教員として養成することを今後検討してまいりたいと存じます。また、今後、道教委に対しましても、大学時代の江別市での学校現場の経験が、教員採用時の要件に十分生かされるよう要望してまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。私からは以上でございますが、その他については部長をもって答弁いたします。

答弁 教育部長 星忠雄(教育部長は2004年3月まで)

私から学校施設に関連したご質問にご答弁申し上げます。まず、初めに学校施設、光熱費縮減に対する報酬制度についてでありますが、市では本年7月1日に環境方針の宣言を行っており、各職場では環境マネジメントシステムに基づくグリーン調達の推進や紙の再利用、節電、節水など職員が一丸となり、環境に配慮した取り組みを推進するとともに、経費の縮減を図るべく努力をいたしているところであります。学校におきましても、同様の考え方に基づき、環境方針の趣旨と環境マネジメントシステムの考え方を周知するとともに、従前から経費の節減を指示しております。具体例といたしまして、市内小中学校の水道使用料及び電気使用料の推移を見ますと、水道使用料では平成13年度と14年度の比較で、28校中20校の使用料が減少しており、そのうち8校は2年連続で減少し、金額的に平成14年度は約136万円の節減を図ったところであります。また、電気使用料は平成14年度で14校が減少しており、そのうち7校が2年連続で、金額的には約700万円の節減を図っておるところであります。今後におきましては、学校開放事業の推進やコンピュータの増設などを進めておりますことから、これ以上の縮減はなかなか難しいものと考えますが、教職員一人ひとりが環境方針の趣旨を認識し、環境への配慮はもちろんのこと、さらなる経費の節減に努めてまいる所存であります。議員ご提言の本年札幌市が実施いたしました節減に努力し、配分予算額以内に抑えた場合、縮減した半額は学校裁量費として還元するという手法につきましては、今までも節減の徹底を指導しておりますが、これ以上の縮減が可能なのかどうなのか、縮減対策の手法の一つとして、研究してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、児童公園の在り方でありますが、地域の中で子供同士が集い、遊びを通じ社会性や情操教育をはぐくむ上で、さらに親子や地域の大人とのかかわりを通じ、コミュニティや触れ合いが醸成されることから、重要な役割を担っているものと考えております。次に、校庭の緑化計画についてでありますが、屋外活動において効果があると認識しておりますが、現在のところ計画はしていないところであります。グラウンドの芝生化は工事費とその後の草刈りや維持管理費等を考えますと難しく、また、グラウンドは日常的に児童生徒の体育活動や部活動の場でもあり、さらには地域の子供たちの遊びの場ともなっておりますことから、芝生にいたしますと消耗も激しいことが予想され、また、消耗した芝生の養生期間も必要となるなど、維持管理の面で難しさもあるかと考えております。なお、校庭の芝生化に対しまして、国からの3分の1の助成制度はありますが、経費といたしまして、張り芝で1平方メートル当たり700円で、本年度グラウンド整備を行っております第一中学校を例にとりますと、グラウンド全体の面積は約1万7,200平方メートルであり、約1,200万円が見込まれ、暗きょ等の排水整備も必要となりますことから、さらに1億円程度の経費が見込まれるところであります。また、年間の維持管理費は補修用の土や種代及び散水用の水道料、草刈りなどを含めますと、約四、五百万円見込まれるところであります。このようなことからモデルケースとしての導入につきましては、維持管理の面と経費的なことをあわせまして、今後の研究、検討課題とさせていただきたいと思います。次に、土ぼこりの苦情についてでありますが、風の強い日はグラウンドの土ぼこりが近隣住宅にまで飛び散ることがあり、特に春先には苦情が多く寄せられていることから、本年度は小学校3校と中学校3校の6校で、塩化マグネシウムと酢酸ナトリウムを混合した30%の水溶液を散布し、また、小学校2校と中学校2校で粉末防じん剤の散布をするなどの対策を図っておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上であります。

答弁 病院事務長 池田和司(病院事務長は2007年6月まで)

私から予約制度eメール活用による合理化についてのご質問にご答弁を申し上げます。まず、初めに当院の患者数の推移でありますが、入院患者数は平成13年度が13万4,250人、平成14年度が13万2,228人、約1.5%の減少で、平成15年8月末では前年度比約4.3%減となっております。また、外来患者は平成13年度40万2,614人、平成14年度が35万8,931人で、約10.8%の減少となり、平成15年8月末で前年度比約9%減の落ち込みとなっているところであります。落ち込みの原因につきましては、健康保険法等の改定による高齢者や被保険者自己負担の引上げにより、受診が抑制された結果と考えております。市内における医療機関の患者数動向も同様となっており、また、道央11市の市立病院の平成15年7月末までの前年度比は、入院で約2.3%減、外来で約9%の減となっております。このことは厚生労働省が発表いたしました医療費の動向で、平成14年度の医療費が総額で前年度比0.7%減となっていることなどから、全国的な傾向と思われます。次に、当院の外来受付方法ですが、初診の場合には初診窓口で受付けし、診療科の外来受付で問診などを行い受診していただき、再診の場合には、診療券を持参の上、自動再診機又は再診窓口で受付後、受診していただくことになります。現在の外来患者数の1日平均は1,342人となっており、そのうち再診患者数は約1,200人となっております。再診は診療科においてそれぞれ受診した後、次回診療日の時間枠による受付予約を行う方法をとっており、約67%、800人の予約となっているところでございます。議員ご提案のeメールの活用による予約につきましては、休日など診療の時間を気にせずパソコンや携帯電話から予約、又は変更ができるというメリットがあり、今後のIT活用で有効な手段であると考えられ、既に個人病院、特に歯科医院などを中心に使用され始めていることは存じているものでございます。しかしながら、当病院は複数の診療科で受付予約を行っており、急患や病棟への呼出しなど、予約時間帯の配分と診療現場での調整に苦慮しているところでございます。また、eメールによる予約は、未確定の予約枠を空けておくことや、予約内容の確認及び連絡方法などに課題があることから、道内の市立病院では、まだ導入されていない状況にございます。なお、当院のオーダリングシステムは、氏名などの患者情報を電算管理しており、個人情報保護とコンピュータウイルスなどの侵入防止のため、外部とのアクセスができないシステムとなっております。このようなことから、eメールによる予約システムの導入につきましては、現状ではまだ難しい問題がありますが、患者サービス向上の観点から、新しい取り組みといたしまして、今後の研究課題として考えてまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上でございます。

再質問 清水直幸

何点か2回目の質問をさせていただきたいと思います。市の各施設の運営について、節減した分を還元して運営費に応用できないかという考え方についてなんですけれども、民間企業はなぜ経費節減に努力して成功するかといえば、それは会社の存亡にかかわる事項ですし、何よりも努力しなければ、自分の地位も名誉も所得も失うことになると。そのことはご理解いただけると思いますが、決して倒産する可能性がなく、職場を失う可能性がほとんどない企業とは、経費節減の効率が全く変わってくると思いますがどうでしょうか。そのためにむちだけではなく、その努力が報われるような新しい仕組みを考えた方が、より効率が上がるのではないかと思いますが、その点についてちょっともう一度お答えいただきたいと思います。市内の経済の循環型社会の考え方についてですが、とりあえずというよりも、小川市長は江別市の市長であり、江別市民の生活を守り、さらに豊かにするためにいらっしゃることを心の中に置いていただければ、そのおっしゃるとおりにしていただけると思うので、それは要望としてお願いいたします。次に、救急救命士についてですけれども、暫定的に措置されたということで、江別市内の地域の平均到着時間が2分短縮したと。豊幌地区では4分、あけぼの地区では5分以上短縮されたということで、改善の成果が明らかに出ておりますが、夜間について、江別の出張所から救急車が中央に戻った場合は、その救急救命士の到着時間は、平成10年度当時の到着時間に夜間は戻ってしまうというふうに理解してよろしいのでしょうか。また、もし、夜間の江別地区の出動割合が大幅に救急車が呼ばれる率が少ないと、明らかに江別地区では夜、具合が悪くなる人がいないという数字が出て、そういう結果になっているのであれば、その辺りももう一度ちょっとお聞かせいただきたいと思います。江別出張所に24時間体制を敷くときの設備の改修にかなり経費がかかりそうですけれども、概算で結構ですけれども、救急車の夜間の分散配置を可能にするためには、概算で結構ですが、どのぐらいかかるのか。これは人の命にかかわることですので、是非お答えいただきたいと思います。夜間の救急救命士の到着時間が異なるということは、救命の確率も異なると。同じ症状であっても、住んでいる所によって助かる人と助けられない人がいるということ、地域によって命の重さが違うと認識されているのか。もし、そうお考えでなければ、是非とも早急に江別地区の救急車24時間配備を実現させていただきたいと考えますが、重ねてお答えください。暫定的、当面というお答えでしたけれども、江別に住む人たちの地域性、救急救命活動によって命が救われるかどうか、明らかに差が出てくるというのは、かなり優先順位の高い解決問題だと思いますので、もう一度お伺いいたしたいと思います。以上、2回目の質問にさせていただきます。

答弁 助役 中川正志

再質問にお答えをいたします。1点目に、いわゆる民間企業と行政における経費節減に取り組む意気込みなり姿勢が違うのではないかと、こういったご質問であったと思いますが、前々から議会等において、いろいろ今後の行政改革のありようにつきまして所管委員会で申し上げておりますが、今、行政も民間企業の発想を取り入れた行政運営ということで私ども進んでおります。それが行政改革の基本にございまして、光熱水費等の節減におきましても、そういった民間企業に倣って徹底した節減、合理化を図っているということでご理解をいただきたいと、こう思います。それから、2点目の江別地区に救急車を配置ということでありますが、夜間引き揚げた結果において、どの程度の時間がまた延びているのかと。残念ながら私の手元に資料がございませんので、お答えできませんけれども、確かに清水議員おっしゃいますように、江別地区に限らず救急救命士並びに救急車の配置は、豊幌であれ、大麻であれ、上江別であれ、江別太であれ、その地区ごとに配置されているのが市民にとっては一番幸せなことでございます。しかし、実際問題としまして、限られた人員、又は限られた救急車を効率よく運用していくためには、やはり集中管理をする中で、一定の枠の中で動かさざるを得ないということも一つご理解いただきたいと考えるところでございます。そこで、ご質問のありました、例えば江別出張所に救急車を分散配置するための一つの改善経費に幾らぐらいかかるかと、こういったご質問だったと思いますけれども、先ほど市長が申し上げましたように、専用回線の増設でありますとか、新たな救急指令に係るプログラムのソフト開発、それから庁舎内の仮眠室の改修、それから汚物処理室等、こういった改修等を含めますと、超概算ではありますが、約2,500万円程度の費用が必要となるものかと、こう思います。さらに、それ以外に新たな救急車の配置となりますと、さらにこれに費用が加わるということでご理解いただきたいと思います。以上であります。

再質問 清水直幸

最後の質問ですけれども、要望も兼ねてかと思います。今、超概算で2,500万円という数字をお答えいただきました。救急救命隊が到着する1分の重さ、人の重さに換算するには、大変安いと言ったら変ですけれども、いかがなものでしょう。今、助役がおっしゃいましたように、限られた人員、限られた予算の中で人の命を救わなければいけないことかもしれないですが、その限りをつけているのは行政当局でありまして、人の命を救うために、その枠自体を少し広げなければ、今、ご自身でご確認していただきましたように、豊幌や角山等、平成10年当時に比べると、野幌地区の方に比べて10分以上差があると。東西にも新しい町が、今できておりますし、見晴台方面にも確かに必要かもしれない。東野幌の方はちょうど良い場所に中央消防署がありますので、到着時間はかなりほかの地区に比べて、距離はあっても短縮されるかもしれないですが、今、話しているのは江別地区でございますので、どうぞこの2,500万円、短縮される時間2分です。その2分間で何人の江別市民の方々の命が救われるかということをもう一度確認していただいて、前向きに取り組んでいただけますように、これはお答えにはならないと思いますので、要望として強くお願い申し上げます。よろしくお願いします。

出典:江別市議会 平成15年第3回定例会 2003年9月18日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる