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江別市議会 平成14年第4回定例会 2002年12月11日

(1)平和行政について/(2)住民参加、協働の手法について/(3)観光行政について

2002年12月11日、江別市議会の一般質問で、尾田善靖議員が「平和行政について」「住民参加、協働の手法について」「観光行政について」について質問し、市長 小川公人、経済部長 久保泰雄が答弁しました。

質問者
尾田善靖 議員
答弁者
市長 小川公人、経済部長 久保泰雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 尾田善靖

議長から発言の許可をいただきましたので、通告に従い質問させていただきます。初めに、非核都市宣言について質問いたします。我が国は世界で唯一の核被爆国であり、核兵器廃絶と恒久平和の実現は全国民の願いである。しかし、既に地球上には多くの核兵器が蓄えられ、人類の生存に深刻な脅威を与えている。藤沢市は、日本国憲法の精神に基づく国の平和と安全こそが、地方自治の根本的条件であることにかんがみ、非核三原則が完全に実施されることを願い、核兵器の廃絶と軍縮を全世界に訴え、この人類共通の大義に向かって不断の努力を続ける核兵器廃絶の平和都市であることを宣言する。これは、1982年6月21日に神奈川県藤沢市が行った非核都市宣言です。非核都市宣言運動は1980年、イギリスのマンチェスター市に始まり、ニュージーランドでは、自治体の非核都市宣言運動の拡大から、国家としての非核法が制定されるに至りました。日本では、今年6月時点で、全国の自治体の4分の3を超える2,651自治体が非核平和宣言を実施しております。しかし、核兵器廃絶の願いとは裏腹に、昨年9月のアメリカのテロ事件以降、ブッシュ大統領はテロ支援国家に対する報復攻撃に小型核兵器の使用を示唆する発言をし、全世界に新たな核戦争の脅威を与えています。私は非人道的な核兵器の使用が人類と地球の破滅をもたらすという認識の下、住民の命と生活を守るのは自治体の責務であるとの考えから、非核自治体宣言の意義は失われていないと考えます。昨年3月定例会で、同趣旨の質問に対し、市民による非核と平和に対する機運の高まりと議会の意思を十分に尊重して対応すると市長は答弁されていますが、今日の危険な情勢から、非核三原則を国是としている日本の一員として江別市も非核自治体宣言を実施し、核兵器廃絶と軍縮のメッセージを市民とともに全国、全世界に発信すべきと考えますが、市長の見解をお尋ねいたします。次に、住民参加と協働の手法について質問いたします。市長は就任以来、市長への手紙、地域担当制の導入、市政懇談会、さらには今年に入ってタウンミーティングを実施するなど、常に市民の声を聞きながらまちづくりを進めてきました。市民の声が反映されるまちづくりという公約を実践してきたことに高く評価をいたします。正しく第1段階の政策立案や決定過程に市民の声を反映させることを実践されたわけですから、今後は第2段階として個々の事業や行政運営に対して、いかに市民と行政の協働作業を進められるかが重要であります。そこで、住民参加型のミニ公募債について質問いたします。平成14年度予算で、江別市の地方債の年度末残高見込みは、482億5,200万円余になります。借入先は政府資金、公営企業金融公庫、市中銀行、その他の金融機関などで、償還利率は1.5%以下から7%を超えるまで様々で、これまでも高金利から低金利に借り換えるなどの努力をしてきたとは思いますが、いずれにしても財源が必要です。まして今後交付税が推定で7億円程度削減されようとしています。今年3月、群馬県で住民参加型ミニ市場公募債が発行されました。目的は日本一の県立病院を作るためであり、発行総額は10億円です。低金利時代に加え、4月からのペイオフ実施という状況の中で、安全確実で、額面1万円から購入できるという手軽さに人気があったようですが、私が注目したいのは、郷土を愛する気持ちがこれからの群馬県の発展につながる、自分たちの郷土は自分たちで作っていきたいという県民の行政に対する参加意識が大きく広がり、理解を得たのではないかということです。歳出抑制だけではなく歳入確保の面においても、市民に参加をお願いするということは、今後の市政運営において重要な課題と考えます。そこで、このような住民参加型のミニ公募債の発行は、江別市でも可能と思われますが、市としての今後の方針、考え方をお尋ねいたします。また、住民参加型のミニ公募債は、群馬県のように目的が明らかな場合だけなのか、単に自主財源確保のためにすることは無理なのか、お尋ねいたします。続きまして、自主財源確保の新たな手法について質問いたします。お隣の新篠津村には、温泉施設とゴルフ場があります。温泉施設は村が75%出資したニューしのつクラブという第三セクターで、ゴルフ場は村が85%出資した振興公社が運営しております。このニューしのつクラブは、設立時に50万円の会員権を発行し、資金を集めました。さらに、毎年1万5,000円の年会費を徴収しておりますが、温泉無料、ゴルフ場や村内の子供プール、釣堀などの利用割引があります。もちろん温泉は一般の人も料金を払い利用できます。第三セクターだからできるのであれば、その手法も視野に入れ、江別市においてもパークゴルフ場や体育館、図書館あるいは今後施設を建設する場合において会員権を発行したり、年会費を徴収するというような手法を取り入れる発想は全くあり得ないのでしょうか。会費を出した特定の団体、個人に施設を優先使用させるとか独占使用させるということではなくて、将来的には会員や市民による施設の自主管理、自主運営を展望し、従来から言われている公設・民営をより進化させ、公設・住民運営の可能性を探るためにも、会員権の発行、年会費の徴収など新たなシステムを検討できないものか、お尋ねいたします。また、地方自治体が市民から正攻法で出資金のような資金を集めることはできませんが、大胆な発想と市民の知恵を拝借し、出資金に代わる資金協力に参加してもらう方法はないでしょうか。例えば、これは私の考えですが、市の保有しているどこかの土地1平方メートルを5年間100万円で市民に借りてもらい、5年後に105万円の管理費を払う。つまり市と市民との間で100万円の土地賃貸契約と105万円の管理委託契約を結ぶことで、市民のお金を5年間使わせてもらうわけです。土地1平方メートルは使いものになりませんから、事実上市に資金を提供したということです。1,000口の協力があれば10億円が集まります。市民は年間1%の利息が入り、その間、市は100万円を利息の高い地方債の償還や単独事業の財源に充てるなど、有効に活用させてもらいます。現在5年の定期預金は金利が0.1%、先月発行した国債が1.029%ですから、協力してもらえる可能性は高いと思われます。何より郷土を愛する気持ちがこれからの江別の発展につながる、自分たちの郷土は自分たちで作っていきたいという意識の向上につながります。これも住民参加ではないでしょうか。多少乱暴な話ですが、私は大まじめで自主財源の確保に、どこの自治体もやっていないような思い掛けない手法を検討してみてはどうかと思いますが、いかがでしょうか、お尋ねいたします。次に、自主財源確保とはやや違いますが、地域通貨、エコマネーについて質問いたします。昨年我が会派は、網走市で開催された都市問題研究会に参加した折、北海学園大学の樽見助教授による地域通貨の講演を聞くチャンスを得ました。日本の地域通貨運動はまだまだ歴史が浅く、使用方法もサービスの交換に限定されていますが、イギリス、カナダ、オーストラリアなどの先進諸外国では幅広く活用されており、いずれは地域通貨の時代が来ると言われました。現在市民の中で介護、育児、環境保護などのコミュニティビジネスが芽生えつつあります。このコミュニティビジネスのサービスに対し、やりとりするときに使われるのが地域通貨、エコマネーと言われるものです。栗山町のエコマネー、クリンは、商店街のイベント、商店主交流などを通じて、商店街の活性化に効果を上げております。また、環境に優しい取り組みとしてエコマネーポイント制度があり、地域のごみ減量、消費者の来店数の増加などにより、商店街の活性化に役立っていると聞いております。また、エコマネーの活用は、ふだん関係を持つことのなかった人たちの間で新たな人間関係ができ、現代社会で失われている共同体を新たな形で作ることができます。例えば、地域に子供の世話をするのが好きなおばあちゃんがいたとします。近所に共稼ぎをしている若夫婦が住んでいます。奥さんも働いていて毎日残業をこなさなければならないのですが、保育園は夜間、子供の面倒を見てくれないので困っています。こういうときに地域通貨を導入することで、この忙しいお母さんはおばあちゃんに自分の子供の面倒を見てもらうことができます。おばあちゃんにとって子供の面倒を見ることは、何でもないことかもしれませんが、実はそういうサービスを必要としている人は世の中にいるわけで、こういう目に見えないサービスや物の需要や供給を地域通貨はうまく結び付けることになるのです。このように地域の活性化や新たな共同体づくりに地域通貨の活用を検討すべきと考えますが、市長の見解をお尋ねいたします。4番目に、顕彰規則の拡大、又は新たな表彰規則の制定について質問いたします。江別市には、市政功労者、市政功績者の表彰条例と社会貢献、産業貢献、文化貢献、特別ほう賞を定めた顕彰規則があります。これらの賞を受賞される方は、それぞれの分野で長きにわたり市政の発展にご尽力された方やそれぞれの分野で献身的にご活躍された方で、心から感謝を申し上げるばかりであります。しかし、市内には家の近くの消火栓の除雪をしている、ごみステーションの清掃をしている、通学路で子供たちの安全誘導をしている、頻繁にお年寄りの世話をしているなど、簡単なようでなかなかできないこと、だれかに頼まれたわけではないが、こつこつと人に役立っていること、人知れず地域のためにやっていることなど、大それたことではないかもしれませんが、私たちの模範となるような人がいます。江別市顕彰規則第3条第4号に、江別市特別ほう賞の規定がありますが、今述べた人たちはこの対象にもならないようであります。市民の模範となるような行動をしている人に対し、感謝と敬意を表すよう顕彰規則の適用拡大、又は新たな表彰規則の制定を検討される予定はないか、お尋ねいたします。また、こうした模範となる行動を多くの市民にPRすることは、市民参加のまちづくり、明るい地域づくりを推進することに寄与すると考えますが、市長の見解をお尋ねいたします。最後に、観光行政について質問いたします。所管委員会に属する事項なので、基本的な考えのみ質問いたします。江別市は大都市札幌に隣接しておりながら、観光資源が少なく、観光客が伸び悩んでいます。観光客の楽しみの一つに、その地方の食べ物や特産品があり、江別においては石狩川で捕れる八つ目うなぎ、モクズガニは 数少ない江別の珍味で、貴重な観光資源だと思います。しかし、八つ目うなぎの漁獲量は、平成4年に3万3,619キログラムあったものが年々減少し、10年後の平成13年にはわずか779キログラムになりました。このままでは資源としての価値がなくなるおそれがありますが、市長は観光資源としての位置付けをどのように考えておられるのか、お尋ねいたします。また、漁獲量の減少対策について調査、研究する考えはないのかも、併せてお尋ねいたします。以上をもちまして1回目の質問を終わります。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

尾田議員の一般質問にご答弁を申し上げます。最初に、非核都市宣言についてのご質問でありますが、昨年9月に起きた米国における無差別テロ事件以来、戦争のぼっ発や核兵器使用に関する懸念が、世界的に高まっていることは残念なことであり、平和を願う市民にとって、誠に憂慮すべきことであります。かねてより私は、憲法の理念に基づく平和思想を踏まえながら、平和な市民生活と地域社会を構築することを行政執行の基本姿勢の一つにしてまいりました。ご質問にありますように、非核三原則の堅持や核兵器廃絶の要求などの立場を宣言した非核宣言都市が、全国に数多くあることは承知しておりますが、今日における非核都市宣言ということを改めて考えてみますと、やはり市民の間でどれだけ論議されているかなど、総合的に判断して対応すべきと考えておりますので、そのようにご理解を賜りたいと存じます。次に、住民参加型のミニ公募債についてでありますが、住民参加型ミニ公募債は、地方債を住民に公募し買っていただくことで、住民の行政への参加意識の高揚と推進を図るとともに、資金調達手法の多様化を図る目的を持つものであります。総務省の調べでは、平成14年度で群馬県の愛県債を初め全国で21団体、額にして1,120億円の発行が見込まれており、道内では札幌市で既に発行されており、さらに帯広市で来年2月、室蘭市で来年4月、また留辺蘂町では来年中の発行に向け準備を進めていると、このように聞いております。また、対象事業に関しては、住民の参加意識が高まるような事業が望ましいが、対象事業を限定しなくても良いこととされております。これは適債事業の範囲で複数の事業が対象となっても良いこととされているものでありまして、事業と切り離して単に市債を起こすことは予定されていないものでありますので、そのようにご理解をいただきたいと思います。本市におきましては、現段階では財政運営上起債抑制を優先すべきこと、資金調達コストが割高であること、公募債が通常満期一括償還であることから、その償還の財源を積み立てる必要があること、特にペイオフ全面解禁を視野に入れた場合、公募債よりも金融機関借入れを優先して、預金保護を図るべきことなどから、発行を予定してはおりませんが、市民の皆さんの行政への参加意識の高揚を図るとともに、資金調達手法の多様化のための方策としては極めて有効なものと、このように考えられますので、今後市民の皆さんが広く利用する、例えば公園整備などの機会をとらえ、さらに検討してまいりたいと考えております。次に、自主財源確保のための新たな手法についてでありますが、議員ご提案の事業への出資金や施設利用の会員制導入による年会費の徴収、また土地の賃貸借契約と管理委託契約の手法による財源調達などについてでありますが、現段階では対象事業や法令等との兼ね合いあるいは実施する上での具体的手法など、整理すべき課題は多いものと考えられます。しかしながら、事業や施設の運営に対して金銭的な面からも参加をいただくことによって、財政健全化に向けた大きな柱である自主財源の確保を図ると同時に、市民の皆さんの行政への参加意識の高揚を図り、市民と行政の協働のまちづくりをより一層推進していくことは、住民参加型ミニ公募債同様、今後さらにその重要性を増すものと考えておりますので、今般ご提案のあった手法はもとより、市ばかりでなく第三セクターにおける導入の可能性も含め、さらに調査、研究してまいりたいと考えております。次に、地域通貨の発行についてのご質問にお答えを申し上げます。地域密着型サービス事業といわれるコミュニティビジネスが、介護保険制度の開始を機に各地で活発に展開されております。コミュニティビジネスは、NPOなど非営利団体が市民起業者となって地域の課題解決をビジネスチャンスとしてとらえ、介護、子育て、まちづくりなどの分野でビジネスの手法で解決することで、地域コミュニティの再生と地域経済の活性化を同時に達成しようという、新しい地域づくりの仕組みとして、各地で取り組まれております。ただし、この場合のビジネスとは、利益を上げることが目的ではなく、地域の暮らしを豊かにし、希薄になっている人間関係の再生を通じて、社会に貢献することがより大きな目的になっているようであります。地域通貨は、こうした市民主体のコミュニティビジネスの活動を活発にし、地域の人々を結び付ける手段として使われるいわば温かいお金と考えることができます。ご指摘にありますように市内経済が低迷し、地域コミュニティの結び付きが弱まっている中、地域住民の力が様々な形で発揮され、地域の課題を自ら解決しようというコミュニティビジネスの取り組みや地域通貨の活用は、協働のまちづくりにつながることと思いますので、各地の先駆的な取り組み事例を研究してまいりたいと存じます。次に、市民が自主的に行っている善行への表彰制度についてでありますが、本市における一般的な表彰の制度は、ご承知のとおり市政功労者、市政功績者、貢献賞、特別ほう賞からなり、それぞれ一定の基準の下に毎年表彰を行っているものであります。一方で、効率的な自治体経営が求められている今日、市民と行政と役割を分担しながら、市民が自らできる範囲でまちづくりに参加することは大切なことであり、またご質問にありますように、こうした市民の社会への貢献を何らかの形でたたえることは、協働のまちづくりに対する参加機運を高める上で一つの契機になるとのお考えも理解できるところであります。しかしながら、実際にこれらの表彰を行うためには、他の表彰等との関係や、だれもが納得できる対象・基準の選び方あるいは対象の把握方法など、多くの課題があることも事実であります。とはいえ、今申し上げてまいりました制度とは別に、消防本部など所管単位での表彰を行っている経緯もありますことから、これらもあわせ、その可能性や在り方等につきまして検討してまいりたいと存じますので、ご理解をいただきたいと存じます。以上で、ご答弁を終わります。このほかにつきましては、経済部長よりご答弁を申し上げます。

答弁 経済部長 久保泰雄(経済部長は2008年3月まで)

私から、観光行政についてご答弁申し上げます。石狩川の八つ目うなぎ漁は明治、大正から続く江別の風物詩でもあり、また市内商店の企業努力により江別の特産品として名前も知られてきておりますので、今後とも貴重な観光資源として位置付けてまいりたいと考えております。しかしながら、尾田議員ご指摘のように八つ目うなぎの漁獲量は年々極端に減少しており、平成13年の漁獲量が779キログラムであり、これは平成10年に比較をすると約10分の1、平成2年に比較をすると実に50分の1に減少しているわけであります。減少の原因としては、しゅんせつ工事により川底の泥が取り除かれ、そこに住んでいる八つ目の幼生が死んでしまうこと、河川中の酸素量が減少していること、生態系が崩れた可能性があることなどが言われておりますが、八つ目うなぎの生態については不明な点が多いため原因を特定するには至ってはおりません。現在石狩川開発建設部において、河川環境復元事業や北海道栽培漁業振興公社での生育調査が実施されており、また江別漁業協同組合では、八つ目うなぎの中間育成の手法に関する調査を水産試験場に要望しているところでありますので、これら各機関や江別漁業協同組合の施策を踏まえまして、市としての対応を考えてまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 尾田善靖

2回目は遠慮するつもりだったのですが、ちょっと抽象的で物足りないものですから、1つだけ、非核都市宣言について、今一歩具体的なもしお答えをいただけるものならお願いしたいと思います。答弁にあった総合的な判断が必要だということなんですが、その総合的という部分のポイント的なものがございましたら、お答えいただきたいのですが。以上です。

答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

再質問にご答弁を申し上げたいと思います。先ほどの質問の中にもありましたけれども、過去にもそういうこの種のテーマのご質疑があり、ご答弁を申し上げておりますけれども、やはり率直に言って本日の答弁の域を出ておりませんでしたけれども、いずれにしても改めて私の基本的なことを申し上げたいと思いますが、非核という考え方、そこに流れるもの、戦争の回避あるいは人類の平和あるいは国民の生命、財産を守る、安全ということについて、それに対する都市宣言を求める声というのは、それに対する限りないエールということであろうと思いますし、これは思想、信条を越えて、どなたもそういった面で異論のある方は私はおられないのではないかと、そんな意味では私も隠すつもりもありませんし、そのことについては肯定をしているわけでありますけれども、やはり都市宣言ということ、確かに先ほど事例があって二千数百、全国的にも多いのですけれども、かなり当時の中で相当数の自治体でそういう宣言がなされていますけれども、やはり今日的に考えれば、何といいますか、背景、情勢ということについても言及せざるを得ないというふうに私は思っているわけであります。それはどういうことかといえば、市民意識というかそういう面に関連して、年齢、性別だとかあるいは職業というか立場というか、そんなことを越えて非常に市民の皆さん方の横断的な広がりがあるとか、あるいはいろいろな活動が頻度を高くして、いろいろな場面でそういった取り組み、論議、議論があり、日常的ないろいろな取り組みがある、そういった言ってみればバックグラウンドの醸成度というか、それによってその辺の可能性というのが引き出されてくるのかなと、こんなふうに思っていますし、もっと率直に申し上げれば、若干、この問題については国民にすべて異論ないとは言いながら、また一面私はデリケートな問題でもあると思っていまして、ただ行政が先導するというか、主導で内外にけん伝したけれども、笛吹けど踊らずとなってもおかしいですし、行政的にただ請け負う形で形がい化することもまたちょっと疑問も残る。いろいろな面で、もしかするとこういったテーマを踏み絵的に、それぞれ議論が逆に論争になるということも決してないとは言えない、陥りやすい側面、私はそういう面も持っていると。したがって、やはりこの種の宣言を今日的にもうするというときには、そういう背景というか市民の皆さんの議員さんも含めて超党派の、あるいは広範な市民の皆さんのそういう中で、こういったこともまた場合によっては引き出されてくるのかなと思っています。余り私としては、行政がボンと上げれば、それで中身が伴って実効が上がるかというと、ちょっと懸念するところがある、そういう意味で総合的な判断というふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

出典:江別市議会 平成14年第4回定例会 2002年12月11日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる