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秩父別町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月11日

収支の改善について

2024年3月11日、秩父別町議会の一般質問で、岡崎稔議員が「収支の改善について」質問し、町長 澁谷が答弁しました。

質問者
岡崎稔 議員
答弁者
町長 澁谷

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 岡崎稔

質問をさせていただく前にですね、ちょっとお詫びしなきゃならないのかなというふうに思っているところでございます。今回のこの質問をするのにあたってはですね、昨年の1 2月に質問させていただこうと思ったのですけれども、ちょっと私の調査不足でですね、今回にした訳でございますけれども、先般送られてまいりました新年度予算、それから町長の執行方針、これらを見ますと、何か私の言おうとしていることがですね、すでに大分執行方針、あるいは予算の中に取り入れられているのかなというふうに判断をいたしました。そんなことで、変な質問になっておればですね、お詫びをいたしたいというふうに思いますが、一部違うところもあるのかなということで、質問をさせていただきたいと思います。ご容赦いただきたいと思います。質問の内容といたしましては、介護サービス事業所への補助金制度の創設ということでございまして、現在、秩父別町には特別養護老人ホーム和敬園を始め、グループホームべにばら、デイサービスセンター、訪問介護事業所など、老人のための施設や事業が行われており、同規模の他の町村の規模と比較してもですね、充実されている方であると思います。しかし、本町に限らず、介護の世界では現在極端な人手不足や物価高騰による、収支の赤字に悩まされているのが現状のようであります。収支の改善については、国も3年に1回介護報酬の改定を行うなどの方策を講じており、今年の4月にも改定が行われることになっておりますが、改定の額は充分なものとは言えないとの声もございます。さらに、人手不足が非常に深刻な問題であり、人手が少ないため、利用希望者の要望に応えられず、施設の利用を拒否せざるを得ない状況のようであります。現に、和敬園では定員80名のところを60名程度に、それからべにばらでは1ユニット9名の2ユニットのうち1ユニットを閉鎖しているなどが現状のようであり、いずれも人手不足によるもののようでございます。人員確保のため、職業安定所を介しての募集やチラシによる募集、知人等を介しての募集にも効果がなく、全くの手詰まりの状態であり、このような状況は本町に限らず、特に少子高齢化が顕著な過疎地帯全般の状況のようであります。そこで、対策としては年々増加する外国人労働者の採用であります。全国的に見ても、外国人労働者の数は年々増加し、北海道においても色々な分野で外国人労働者が増加し、昨年度の就労者は3万5千人で、前年対比27.4%の増加であるとの新聞報道もありました。近隣の介護施設でも外国人労働者の雇用が進んでおり、本町の和敬園においてもですね、外国人の介護従事者を採用しているようであります。外国人労働者には、5年間他の業種に移動できない技能実習と自由に職種を移動できる特定技能があり、和敬園の場合は特定技能のようであります。いずれの場合も、外国人紹介事業者を介しての採用であり、技能実習と特定技能では費用に差があるようでありますが、いずれの場合においてもですね、年間1人当たりほぼ60万円程度の手数料を紹介事業者に支払うようであります。しかし、経営が非常に厳しい状況の下で、この費用を捻出することが非常に困難なこともあるようであります。住み慣れた町で穏やかに老後を過ごしたい、住み慣れた町で終期を迎えたいのは、等しく誰もが望むところであると思います。しかしながら、現状のような状況が続けば、介護が必要となった時に、住み慣れた町では介護を受けられなく、遠くの住み慣れない場所で、家族や知人とも会うことがままならない状態になる方が多く発生するものと思われます。そこで、本町の介護事業の安定と継続のため、外国人労働者を雇用する場合の費用に対して、補助金を交付する制度の創出を検討されてはと思います。本町の介護事業所の実情を調査すると同時に、外国人紹介事業者によって経費の多寡があるとは思いますが、それらを調査し補助金、補助率等を検討され、補助金制度を創出されてはと思いますが、その可能性について町長のお考えをお伺いいたします。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 澁谷

岡崎議員のご質問にお答えさせていただきますが、高齢化社会が進行する中で、要介護者は増加傾向にありまして、一方で介護職の人材不足、これが全国的な課題となっております。厚生労働省の需給推計によりますと、2025年における介護人材の需要が約253万人見込まれるのに対しまして、供給は約215万人といわれており、約38万人の介護職が不足すると懸念されております。議員がご指摘のように、本町におきましては、高齢者施設の人材不足は顕著でありまして、職員の不足から入居者を受け入れることができず、施設の一部を休止している事業所も発生している状況であります。人材不足は、少子高齢化による生産年齢人口の減少に加えまして、過酷な労働内容に対して賃金が安価であるといったことが要因とされておりますし、この解決に向けて国では介護職員の賃上げを実現するために、介護報酬の改定でありますとか、処遇改善加算を創設し、待遇の改善を進めているところでございます。本町におきましても、平成29年度から介護従事者確保推進事業を実施しておりますけれども、さらに人材の確保に向けまして、令和5年度に制度を見直して、初任者や介護福祉士研修の受講費用への助成に加えまして、採用した職員への就労支援金の支給に対して助成するなど制度を拡充しましたけれども、課題の解決には至っていないという状況でございます。このような状況の中、介護現場では外国人労働者の採用が進んでおりまして、厚生労働省が2023年1月に行った調査では、約1万7千人の方々が雇用され、その数は現在も増加傾向にあるということでございます。しかし、外国人を雇用するには、言葉の壁や採用に至るまでの経費が高額であるなどの多くの課題もあり、気軽に利用できる状況とはなっていないということでございます。町内の介護事業所におきましても、令和3年から外国人の雇用が始まっておりますけれども、採用までの内容を問い合わせいたしましたところ、外国人を採用するにあたっては初期費用として紹介料44万円、本国から来日する場合にはさらに40万円程度の初期サポート費用、さらに雇用後は管理費として毎月2万円を特定技能所属機関に納付するシステムであるそうでございます。また、高額な費用をかけて外国人を採用してもですね、日本の生活に慣れてまいりましたら、交通や買い物など便の良い都市部へ転居する傾向にありまして、雇用の継続が課題となっているところでございます。議員からご提案のありました、外国人労働者の採用につきましては、近隣では深川市が今年度ですね、令和5年度から外国人労働者を雇用する法人に対しまして、就労後6ヶ月を経過した時点で1人当たり10万円を補助する制度を創設しているところでございます。本町では、町民の福祉向上のために、民間事業者が様々な経営努力を行って、各種の事業を実施していただいておりますけれども、昨今の人材不足については大きな課題でありまして、事業所の閉鎖だとか規模縮小により、将来町民が必要なサービスを受けられなくなる事態も想定されます。町では、町営の入居型施設を設置していないことを踏まえまして、今後も民間事業者の方が安定して施設の運営ができるように、各事業者及び地域ケア会議など関係機関のご意見をいただきながら、効果的で効率的な支援制度を検討してまいりたいというふうに思っているところでございます。

質問 4番 岡崎稔

どうも有難うございます。今町長がおっしゃったとおりですね、外国人労働者、本町に来たけれども、あまりにも何て言うのですか、都会から見ると田舎すぎて長続きしないと。1年もしくはそれ以上でですね、違うところに行きたいという方がいらっしゃるというのも現実なようでございます。これはそこに勤める外国人労働者、同じような境遇の方が何名いるかによっても変わってくるかと思います。言葉があまり上手く通じない人が一人でいるというのは、なかなか大変じゃないかなということも想像できます。ただ、ついこの間もどうしても介護施設に入居しなきゃならない、町内の施設に聞いたところ、町内では受け入れられないというような状況でですね、やむを得ず他の町にですね、入居せざるを得なかったという方もいらっしゃるようでございます。それで、こういう状況がですね、今後ますます続いていくのじゃないだろうかと。状況が良くなることはなくてですね、悪化するばかりじゃないかなというような気もいたします。今ここにいる私達も何年かするとですね、そのような施設にお世話にならなきゃならない時代が来るかと思いますけれども、その時にはどうしても町内ではなく、違うところで、違う遠くの町に行かなきゃならないと、このような状況も出てくるのではないかというふうに思うところでございます。なんとか日本人の介護者がいなければ、外国人の労働者に頼るしかないのではないかという気もいたしますし、先程お話しました介護紹介所、ここはですね、町長がおっしゃった金額にやや近い60万かそれ以上の金額が1人当たり年間かかるのではないかというふうに思いますし、それらを経営の厳しい介護事業者に全額見れというか、全額それを見てですね、経営していけというのもなかなか酷な部分があるのじゃないかなと。できるだけ町の方でですね、その辺の面倒を見てあげるような補助制度、これを検討していただければなと思うところでございます。それと今年の、通告にないのですけれども、今年の予算書を見ますと、介護事業者の離職防止であるとか、研修、これに予算が230万程見られているようでございますけれども、今勤めている介護事業者の方、介護従事者の方にですね、研修をしてもなかなか人が増えるというような形にはならないのじゃないかと。私が思うには、介護従事者の数を増やさなければならない、これが最大の課題だと思ってございますので、その辺も検討いただければというふうに思ってございます。

答弁 町長 澁谷

ちょっと1点確認させてほしいのですけれども、町内の施設に入れず、町外に行ったということなのですけれども、今空きがあると思って私は認識しておるので、入れないというのはどういう状況で入れなかったのかちょっと、介護度の問題なのか、介護度が2だと入れませんので、その辺ちょっと後から確認させてください。それは別として、実はですね、外国人労働者を採用するのにあたって、また少々お金がかかると。施設の方もお金かかるの仕方ないというのもある面あったのですけれども、たまたま何日か前なのですけれども、大変有難い話を聞いてまいりました。というのは、言ってもいいのかな、東川町に専門学校あるのですけれども、あの町が介護人材、あるいは保育人材を地域おこし協力隊を募集して、さらに外国人を含めて、外国人学校もある、日本語学校もある、そこで募集をかけて、しゃべれる者は今度そこの介護士専門学校で勉強して、2年間なり3年間なり勉強して、各地に派遣すると。その時に私どもが今のところ約40 0万、380万前後のお金を学費として面倒見てやりますと。面倒見てやった時に、秩父別に来るという人がいればですよ、面倒見てやった時に5年間縛りでうちに引っ張ってこれるということは分かりました。うちが出す37 0万については、特別交付税で約8割、返ってまいります。それから、その方今東川町っていうところの特定の地域おこし協力隊でいけば都市部にあたるのです、都市部にあたります。あそこからうちに地域おこし協力隊として引っ張ってこれるのです。そうすると、3年間国のお金で地域おこし協力隊として、例えば介護施設で雇っていただけると。介護施設はもし足りなければ、見なきゃいけないでしょうけれども、基本給等々は国の地域おこし協力隊のお金として見ていただけるということが分かってまいりましたので、早々に議会終わってから東川町に行ってですね、少ししっかり勉強してきたいというふうに思っておりますし、それが駄目でもですね、今議員が言われたように、深川市が去年から始めたようでありますけれども、なんらかの手を打っていきたいというふうに考えております。

質問 4番 岡崎稔

東川町の話も私聞きましたけれども、すごくいい条件なものですから、競争率がかなり高くなるのじゃないかというふうな気はしているわけです。うちで300万なり400万なりのお金を払うということになれば、ちょっとまた話は別かもしれませんけれども、そこが日本人の方なのか外国人の方なのか、両方の研修を東川はやるのかというのもちょっと私の調べた範囲では分からなかったのですが、何とかですね、人材確保のためにいろんな方策を講じていただく、あるいはいろんな情報を収集していただくというようなことをお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。

出典:秩父別町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月11日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる