名寄市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月12日
(1)市立総合病院の収支状況について/(2)名寄IC拠点化構想の現状と課題について
2025年3月12日、名寄市議会の一般質問で、谷聡議員が「市立総合病院の収支状況について」「名寄IC拠点化構想の現状と課題について」について質問し、市立総合病院事務部長 佐々木紀幸、総合政策部長 石橋毅、市長 加藤剛士が答弁しました。
- 質問者
- 谷聡 議員
- 答弁者
- 市立総合病院事務部長 佐々木紀幸、総合政策部長 石橋毅、市長 加藤剛士
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 谷聡
それでは、御指名をいただきましたので、大項目2点につきまして質問させていただきます。大項目1点目、市立総合病院の収支状況について、小項目1、令和6年度における赤字見込みについて。先日示されました令和6年度名寄市立総合病院事業会計補正予算案において、今年度は約9億円の赤字が見込まれているとされたところでございます。赤字の要因につきましては、いろいろなものがあると推察されますが、来年度予算の審査に向けて原因の分析は急務と考えます。道内の他の自治体は、市立病院の赤字により一部の事業を休止するというような事態となったところがあると聞いております。そのようなことにならないよう、収支改善に向けて全力で取り組む必要があると考えます。そこで、今年度のような赤字決算は過去にあったでしょうか、お伺いいたします。それから、赤字の要因について現状での分析はどうなっていますでしょうか、お伺いいたします。令和7年3月12日(水曜日)第1回3月定例会・第4号小項目2点目、今後の収支状況改善に向けた取組について。年度ごとに赤字の年もあれば、黒字の年もあると。公立の病院は、利益を出すことを目的としていないということも承知はしておりますけれども、そこで来年度にも赤字を解消することは可能と考えていらっしゃいますでしょうか、あるいは赤字解消に向けて何年かかかるということを想定しておられるのかどうかお伺いをいたします。それから、今年度の赤字を解消するために取るべき方策はどのようなものがあるか、現状お考えになっていることをお示しいただきたいと思います。大項目2点目、名寄IC拠点化構想の現状と課題について、小項目1、基本構想具現化に向けた取組状況について。昨年の第1回定例会におきまして、市の答弁と現状の相違点が幾つかあるように思います。そのときの答弁におきまして、代表質問への答弁で市長は、新年度からは名寄市内での物流拠点の設置具現化に向けて本市が事務局を担う新たな枠組みの組織を設置し、場所や機能、規模など基本構想をつくり上げていく段階に入ると答弁されました。その後の一般質問において総合政策部長は、基本構想については早ければ早いほどいい、目標としては年度内にぜひともと思っているが、民間事業者との横のつながりをつくらなければならず、我々中心となって調整していきたいという答弁がございました。しかしながら、現状は、昨日の一般質問に対する答弁でも新たな協議会設立に向けて準備を進めているという現状の説明があったところです。昨年の部長答弁におきまして年度内に基本構想をという思いを述べていただいたところですけれども、残念ながら現状はそのとおりとなっていないと。思うように進捗しなかった理由は、どのようなものがあるのかお示しをいただきたいと思います。それから、協議会設立に向けた現在の進捗状況について、これは昨日の一般質問と重複いたしますので、もし付け加えるものがあればお伺いをいたしたいと思います。小項目2点目、今後の見通しと課題について。協議会設立はいつまでに、基本構想はいつまでにという時期的な目標があればお伺いしたいと思います。それから、風連地区へのインターチェンジ設置と拠点化構想の関係について。2月14日付の名寄新聞におきまして風連商工会要望への回答で、風連地区へのインターチェンジ設置に関して地域の要望インターとなると地域活性化インターチェンジという扱いとなり、国の制度に基づき整備並びに整備後の維持費と共に地元負担がかかってくると、現在19線付近の名寄インターチェンジ拠点化構想について要望しているところで、引き続き地域の振興に取り組んでいきたいという説明があったという記事がございました。これにつきまして、拠点化構想と風連地区へのインターチェンジ設置が何か関係性を持っているかのような捉え方をする人もおりましたので、この点につきまして関係があるのかどうかについてお伺いをしたいと思います。それから、拠点化構想を要望しているということがこの記事内でもございました。具体的にどこに何を要望しておられるのかお示しをいただきたいと思います。以上、壇上からの質問を終わります。
答弁 市立総合病院事務部長 佐々木紀幸
ただいま谷議員からは、大項目で2点御質問をいただきました。大項目1につきましては私から、大項目2は総合政策部長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。まず初めに、大項目1、市立総合病院の収支状況について、小項目1、令和6年度における赤字見込みについてお答えをいたします。市立総合病院の予算につきましては、令和6年度当初では7億4,617万円の赤字予算としていたところでありますが、その後今定例会初日に提案をし、議決をいただきました補正予算のとおり現段階では8億9,617万円の赤字決算となる見込みであります。予算でありますので、収入は堅く、支出については多めに積算をしておりますが、仮にこのままの額での決算ということになりますと、過去平成12年度まで遡ってみた決算状況から見ましても地方公営企業法の改正により多額の引当金を計上することとなった平成26年度決算を除き、例のない赤字ということになります。経営状況が悪化した主な要因につきましては、患者数の減少がまずは挙げられます。厚生労働省が公表している病院報告においても入院、外来ともにコロナ禍前の患者数にいまだ戻っていないとのことで、患者数の減少は全国的な傾向であると言えます。当院における患者数の減少は、当該圏域の人口が減少していることのほかに、当院を含めた圏域の医療機関の診療体制や患者受療動向の変化、また年齢構成の変化により疾病構造が変化していることなど複数の要因があると考えております。各診療科医師と面談を行い、患者数増加に向けた課題の洗い出しを行うとともに、他院の取組事例なども参考にしながら事業管理者、院長を先頭に対策を検討しているところであります。その他の要因といたしましては、人件費や各種経費の高騰に診療報酬額の改定が追いついていないということも挙げられます。収入の根幹であります診療報酬が全国一律で公定価格で決まっており、各病院で自由に診療報酬額を設定することはできないため、非常に厳しい経営を強いられている状況となっております。また、公立病院は、いわゆる不採算部門と言われます救急、精神、周産期などの分野を受け持っていることが多く、当院も圏域の事情からこれらの医療を提供する体制を整えております。不採算部門の医療を提供している地方公共団体には、地方交付税が算定されていますが、各種調査から明らかになった不足額を算定基礎とする制度になっていることから、この交付税令和7年3月12日(水曜日)第1回3月定例会・第4号におきましても人件費や各種経費の高騰に追いついていない状況にあり、赤字の一要因になっていると考えています。次に、小項目2、今後の収支状況改善に向けた取組についてお答えをいたします。病院の収支状況を改善させるための特効薬というものはなく、令和7年度においても黒字化は厳しいと言わざるを得ない状況にあります。また、今後においても物価高騰に見合う診療報酬改定が行われない限りは黒字化は大変厳しいと考えております。公立、民間問わず全国的に病院経営は厳しさを増しており、昨年の医療機関の倒産件数、休廃業件数とも過去最多となったほか、公立病院においても人員整理や給与削減を実施する病院があるとの報道があったところでもあります。しかしながら、名寄市立総合病院は、救命救急センターを有する地方地域センター病院として市内のみならず道北圏域や遠紋地域からの患者も受け入れており、この地域で暮らす住民の命と健康を守る重要な施設の一つであると認識をしております。先ほど申し上げましたとおり、経営改善に特効薬はありません。特に赤字要因のほとんどが当院特有の事情によるものではないことから、取れる対策も限られてくるところでありますが、基本に立ち返り、まずは収益を確保するために診療報酬の取り漏れを防ぐとともに、患者数を増やすための努力を行うことで医業収益を上げていくこと、支出の面では診療材料や薬剤等の価格交渉により経費節減を図るなど、地味ではありますが、考えられる取組については全てやっていかなければならないというふうに考えているところであります。また、医療提供を支えるのは、やはり人でありますので、職員に選ばれ、職員がやりがいを持って働き続けることができる働きやすい職場環境づくりも大切になります。医療DXの推進には費用がかかりますが、職員が効率的に働くことができる環境を整えることで医療の安全や質の向上につながり、そのことが患者サービスの向上につながっていくと令和7年3月12日(水曜日)第1回3月定例会・第4号考えております。このような取組を進めていくことで少しでも収益改善を図ってまいりたいと思っております。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 総合政策部長 石橋毅
私からは、大項目2、名寄インターチェンジ拠点化構想の現状と課題についてお答えいたします。初めに、小項目1、基本構想具現化に向けた取組状況についてですが、名寄インターチェンジ拠点化構想につきましてはこれまでの定例会においても御質問いただき、考え方や進捗状況について説明してまいりました。昨年の第1回定例会では、新年度から拠点化の実現に向けて本市が事務局を担う新たな枠組みの組織の設置、構想に入る旨をお伝えしたところです。これまで北海道開発局、運輸局主催の共同輸送、中継輸送を考えるシンポジウムで市長が名寄インターチェンジ周辺物流、防災拠点化構想について説明するなど方針を発信するとともに、関係企業、機関などと具現化へ向けた情報交換を進めてきました。高規格道路開通は、観光、物流、地域住民など多くの人が集まるため、飲食や物販、トイレや休憩所の設置、物流拠点の整備などにより道路開通の効果を最大限享受できると考えております。さきの代表質問でも答弁させていただきましたが、新たな協議会設立については当初から調査や運営に係る経費について補助制度の活用を検討しており、このたび国の補正予算により補助制度が設置されたため、スケジュールなど注視しているところです。補助制度の状況が分かり次第、速やかに対応していきたいと考えております。次に、小項目2、今後の見通しと課題についてお答えいたします。さきの答弁のとおり、新たな協議会については国の補助制度のスケジュールなどに合わせ、関係機関や民間事業者と調整の上、設立に向けた準備を進めてまいります。また、構想策定の時期につきましては、新たな協議会において議論を進めていくことになりますが、高規格道路開通を見据え、速やかに構想策定に向けて取り組んでまいります。風連地区へのインターチェンジ設置と拠点構想の関係につきましては、直接的な関係はなく、風連インターチェンジにつきましてはこれまでの説明のとおり地域活性化インターチェンジ制度の活用となり、建設費及び開通後の維持管理費は自治体の負担となるため、将来にかかる費用などを鑑み、慎重な検討が必要と考えています。拠点化構想の要望につきましては、構想の検討において高規格道路の開通効果を最大限享受するための必要な機能、規模等を明確にし、本市のみならず国や北海道、民間企業が主体となる事業もあると考えています。構想をまとめるに当たり、要望すべき内容、要望先などを整理し、対応してまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。
再質問 5番 谷聡
それぞれ御答弁いただきましたので、何点か再質問させていただきたいと思います。まず、大項目1のほうですけれども、今御答弁の中には今年度のような赤字決算は過去に例がないというような御説明がございました。それで、赤字の分析についても要因としては患者数の減少ですとか、人件費、各種経費の上昇に診療報酬額の改定が追いついていないということが挙げられておりましたけれども、こういった問題は名寄市立総合病院に限らず、ほかの市立病院も全部ほぼ当てはまるものではないかというふうに思います。そして、かつ構造的なものであるとすれば、これはなかなか名寄市立総合病院だけではどうしようもならない問題を数多く含んでいるということは理解できます。1つ項目として上げさせていただいた中で来年、令和7年度にも赤字を解消することは可能かどうかということをお伺いしたのですけれども、あるいは何年かかかるというふうに想定していらっしゃるかということをお伺いしました。その点につきましてもう一回お願いいたします。
答弁 市立総合病院事務部長 佐々木紀幸
黒字化に向けためどというところだと思いますが、令和7年度のまず予算につきましても今後審議をいただくことになりますが、非常に厳しい赤字予算ということになっております。また、これが今後黒字になる見込みがあるのかということでありますけれども、先ほど申し上げました赤字要因というところが大きいわけでありまして、当院の中における改善だけで黒字化に持っていけるということは非常に厳しい状況であります。根幹となるやはり診療報酬改定、ここでしっかり対応していただけない限りにおいてはそういった黒字化というのも非常に見通せない状況であるということで考えております。
再質問 5番 谷聡
一応収支改善策として非常に地味な取扱いだけれども、徹底した歳出削減みたいなこともおっしゃっておられたように思います。まさにそういうところ、細かいところから一つ一つ歳出について見直すということが必要だろうと思います。また、患者数の増加についてどうすれば減少を食い止められるか、もしくは患者数の増加に持っていけるかというところが一番大事なのかなというふうに思います。それで、道内の他の市の例を申し上げましたけれども、大幅な赤字の見通しとなった収支を改善するため駅前の周辺地区再生事業を休止する方針を明らかにしたと。そこの市長は、病院の収支改善は市全体の財政運営の最重要事項であると、市民生活を守るために決断したということが述べられておりました。まさに名寄市においてもこのようなことが起こらないとは限らないというふうに私は心配をしているところでございます。それで、病院の赤字について改善は一筋縄ではいかないけ令和7年3月12日(水曜日)第1回3月定例会・第4号れども、こういうふうに例えば市の病院の赤字によって他の事業を止めなければならないような事態は名寄市では起こりませんよというようなことを力強くおっしゃっていただければ、市民も安心するのではないかと思うのですけれども、その辺いかがでしょうか。
答弁 市立総合病院事務部長 佐々木紀幸
他市の、他の自治体の例を今挙げていただいた上でそうならないようにという、その決意というのでしょうか、それを述べよということだと思いますけれども、病院経営をしている側から申し上げますと、当然そうならないようにしっかり経営努力を行い、病院事業を行っていくと、そういう決意で臨んでいくということしかないというふうに思っております。先ほどちょっと詳しくは答弁できていなかったですけれども、経営の改善には大きく分けても2つしかないと、収益を増やすか経費を節減するか。経費を節減というところでいきますと、先ほど言ったような購入する価格をやはり抑えると、これをベンチマークなどを見ながらしっかりと当院のポジションを見て改善できるところをしっかり見定めながらやっていくということだというふうに思っております。あと、収益向上のほうでいきますと、これも今議員から少し言っていただいたとおり、やはり患者数を増やすか1人当たりの診療単価を増やすか、これのどちらかしか方法としてはないものですから、患者数を増やすという取組についても院内でしっかり取り組んでいかなければならないですし、単価を増やすというところでいきますと診療報酬制度の中で取れる、算定できるものというのは決まっておりますので、それが今の当院の人材の中でどれがちゃんと取れるのか、またその件数を取り漏れなくしっかりやっていくということがまず大前提で、そこにさらに加算物であるとか、高い診療報酬を算定できるような体制に持っていくためにはどういった人材をもっと確保していかなければならないの令和7年3月12日(水曜日)第1回3月定例会・第4号かというのをきちんと明確にした上でそういった人材を確保していくと。さらには、当院DPC病院になっておりますので、そのDPCの係数をやはり上げていく取組というのもしっかり行っていかなければならない。これは、一概にこれをやればすぐに係数として上がりますというのはなかなか仕組みが複雑で難しいのでありますけれども、在院日数でありますとか、診療報酬の加算のところでしっかり取れるものを取っていくと、そういったところを本当に地味に小まめに1つずつ積み上げていくことで少しでも経営改善に向けた、結果としてそういう改善につながっていくような取組をしっかり行っていきたいというふうに考えているところであります。
再質問 5番 谷聡
ぜひしっかりと取組をお願いしたいと思います。それでは次、大項目の2点目に移らせていただきます。小項目の1番目ですけれども、昨年の答弁におきまして年度内にというようなことの思いを述べていただいたのですけれども、そのように進捗しなかった理由については例えば新たな補助制度とかができつつあるということで、それを様子を見ているというか、その制度ができるのを待ってできるだけ国庫の補助なんかを多く取り入れるために時間がかかっているということでよろしいでしょうか。
答弁 総合政策部長 石橋毅
すみません。最初の答弁のところで意図するところを答えていなかったというところだと思いますけれども、ここの時間の押した時間軸のずれについては大変申し訳なかったのですけれども、私自身の調整力不足といったところもあったのかなというふうに思います。
再質問 5番 谷聡
ぜひできるだけ、大きな事業となりますので、市の単費、市の財政非常に厳しい中、大きな事業やるということはできるだけ国や道のお金を持ってくるということが非常に大事になるであろうというふうに思います。それと、昨年度年度内にということをおっしゃった背景には恐らく、私もそのとき申し上げたと思うのですが、スピード感が大事だということとそのときトラックドライバーの労働環境の改善に伴う2024年問題があったというふうに記憶しております。それで、当然そのことを考えれば一日も早く、一年でも早くというようなことにしなければならないのだろうなというふうに思いますけれども、時期的に協議会設立がいつまでにとか、例えば基本構想をいつまでにというような時期的な目標があればということでお伺いしたのですけれども、それ具体的にはまだ決まっていないということでよろしいでしょうか。
答弁 総合政策部長 石橋毅
最初の答弁でお答えさせていただいた国の補助制度なのですけれども、そこの要綱がまだ出ておりませんので、その事業が一体どの期間の程度で作業させていただけるのか、そういったところが出たら、しっかりと詰めていけるかなというふうに考えているところです。
再質問 5番 谷聡
名寄インターチェンジの開通に向けてという言葉も最初にあったかと思います。ただ、開通を待ってということになると、まだまだ大分時間がかかるのではないかというふうに私は想像しているわけですけれども、それを待っていたらちょっと遅くなるのではないかなというふうに思うのですけれども、基本的に計画いつまでにつくらなければならないというような時期的な目標がないと、なかなか具体的な動きには入っていけないのではないかなと思うのです。石橋部長のところでもたくさんいろんな仕事を抱えておられると思います。例えば今日中にやらなければならない仕事、1週間以内にやらなければならない仕事、1か月以内にやらなければならない仕事というのがたくさんあるわけです。その中で具体的に時期的な目標が明らかになっていない仕事というのは、どうしても私の感覚でいうと後回しになってしまうというようなことも考えておりますけれども、その辺もう一度いつまでにというようなことを具体的に目標数値でもいいのですけれども、何かございましたらお願いします。
答弁 総合政策部長 石橋毅
今回、繰り返しになりますけれども、国の補助制度活用させていただく予定でおりますので、通常で考えると年度内に一定程度のという成果を出さなければならない動きになってくるだろうというふうに想定しているところです。ただ、これは、行政だけがプレーヤーで絵を描いていくものではなくて、やはり民間事業者の方たちの事業としての成立するような絵が出来上がらないと、これは具現化していかない話になりますから、そういったところはある意味目標としては立てつつ、しっかり形として残していけるような内容に積み上げていくことが非常に大事になってくると思いますので、そこは時間がかかるものなのかかからないものなのか、ちょっとまだやってみないと分かりませんけれども、しっかりと事業者の皆さん方の合意形成は取れるように補助金を活用しながら、いろいろな知見を入れながら組み立てていきたいというふうに考えております。
再質問 5番 谷聡
できるだけ早く基本構想が出来上がるように私も祈っております。できるだけ早いほうがいいと思います。それから、もう一点、基本構想の中には、昨日も御答弁の中にあったと思うのですけれども、飲食とか物販施設を伴うにぎわい施設を考えているという御答弁があったように記憶しております。例えば飲食、物販を伴うにぎわい施設というのは、立地適正化計画で言うところの都市機能誘導施設令和7年3月12日(水曜日)第1回3月定例会・第4号に当たるのではないかと思っているのですけれども、その辺いかがでしょう。
答弁 総合政策部長 石橋毅
その単体で見ると、そういう整理がされてしまうのかもしれませんけれども、ここの目的はあくまでも19線インターチェンジの機能を最大限享受する目的の施設になっておりますので、整理の仕方としてはちょっと違う目線で整理していかないといけない施設になってくるのではないかというふうに私は考えております。
再質問 5番 谷聡
都市機能誘導区域の中に誘導施設を造るということにすると、都市再生特別措置法に基づくいろんな制度が活用可能となるということでございます。なので、当面、まだ計画も出来上がっていない先のことではありますけれども、当然都市機能誘導区域の見直しというのもこの拠点化構想に当たっては私は必要ではないかと思いますが、その辺いかがでしょう。
答弁 総合政策部長 石橋毅
例えば関東のほうでいうと、物流のいわゆる幹線と言われているところは、非常に人口集中地区を通っているようなところでの中継拠点というのは高速道路上に造られたりとか、そういうような状況ですけれども、北海道を考えるとやはり今開発局の中でもお示しいただいているポイントというのは、一定程度幹線道路がありながらもポイントとしては人口は集中していない地域、土地が広いところが大体示されているところになります。そういったふうに考えると、都市機能誘導区域という考えよりも、実際今国のほうでもそういった構想については今議員からおっしゃっていただいた交付金とは別に支援制度ができておりますので、交付金の我々の活用についてはそういった今新たに示されている地方における中継拠点整備を推進するための交付金というのも活用も視野に入れていかなければなら令和7年3月12日(水曜日)第1回3月定例会・第4号ないかなというふうに考えております。
再質問 5番 谷聡
都市機能誘導区域、立地適正化計画との関係ですけれども、大きな事業になりますので、できるだけ国なり道なりのお金を入れて事業を進めていくということが大事であるというふうに先ほど申し上げました。それで、その中の一つとして都市再生特別措置法というスキームがございます。だから、ありとあらゆるものを総動員してやっていかないと、この事業はなかなかうまくいかないのではないかと思います。立地適正化計画については、これまでも図書館の町なか移転の話だとか、そういったときに誘導区域内に市有地がないといったようなことも聞き及んでおりましたし、私はなぜそうであれば市有地があるところまで区域を広げないのだろうということで去年議員協議会の場で申し上げさせていただきましたけれども、コンパクトシティという言葉に、その言葉そのものに惑わされているというような私は印象を受けています。それで、立地適正化計画については、また日を改めて取り上げさせていただきたいと思いますので、そこまでにしたいと思いますけれども、もう一点、これぜひ市長にもお伺いしたいところなのですけれども、基本構想策定から構想実現に至るスケジュール感、それから加藤市長4期目の残りの任期についてということでお伺いをしたいのですけれども、これまでコンパクトなまちづくりを目指して中心市街地の整備に取り組む、それと並行して拠点化構想もということは市の財政状況を顧みたときに果たして現実的なものかどうか、これについては昨年の第1回定例会におきまして市長はどちらもやるという強い意気込みを示されたということがございました。図書館の町なか移設ですとか、東病院の建て替えなど大事業が控えております。しかも、どちらも実施時期がまだあまり明確になっていないというようなこともございます。それで、私が以前住んでいたところの市長が退任を表明しながら、残り任期数か月となっていたにもかかわらず突然オリンピックを招致すると言い出したことがございました。その後市長は交代したのですけれども、招致活動に多くのマンパワーと多額の税金を費やして、結果は皆さん御存じのとおりとなったところでございます。それと同じということではありませんけれども、なかなか大きなプロジェクトを進めるためには推進力が必要であろうと思います。人口減少下、それから財政状況が悪化しているという今日の名寄市におきましては、なおさらそうであろうと思います。その推進力というのは何かということを考えたときに、私はトップのリーダーシップであろうと。少なくともプロジェクトが軌道に乗るまでは、トップで居続けるという気構えが必要ではないかと思います。改めて5期目の意欲についてお伺いいたしたいと思います。
答弁 市長 加藤剛士
ありがとうございます。19線インターチェンジを中心とする物流の拠点化の構想というのは、かなり前から議論がなされていて、令和6年度の方針の中でも具体的なというお話がありましたけれども、なかなか進んでいないというような御指摘もいただきました。2024年問題、あるいは北北海道の物流の中核地点としての名寄の位置づけというのは、総論は皆さん賛成するのだけれども、各論の議論はやはりなかなか民間事業者さんも巻き込んでの問題でありますので、そこが具体的にならなかったという状況があってこうした状況になっているのかなというふうに思っております。今般政府のほうでもこうした物流の拠点整備、あるいは中継輸送とか共同輸送に関してはかなり力を入れて政策として進めていくというようなことでございますので、改めてここは国の力もお借りをしてそうした事業を使ってより具体的な調査に着手をしていくことで何とかこの拠点化の構想を具現化していきたいという思いでございます。新年度に入りまして、5月ないしは6月に改めてこの具体的な事業を検討するための協議会を設置をしていくということになりますが、それ以降より具体的にどんなものなのか、どんな種類なのか、どんな中身なのか、あるいは拠点化の性能やニーズ、そうしたことを精緻にやはり調査をしていかなければならないのだろうなと、その上で物流の構想というのをしっかりとつくり上げていくための1年になるのかなというふうに思っています。その中で例えば国土強靱化の計画が来年の6月ぐらいには新たにできるということでありますので、それを受けていつまでに名寄に高規格道路ができるのかというようなこともぜひ時期を明示していただくことも国にはしっかりと要望していきたいというふうに思いますし、そうしたことも受けて具体的なスケジュール感もその構想の中で出来上がってくるものだというふうに思っているところであります。令和7年度は、こうしたことを具現化していくためにしっかりとやるべきことをやっていって、国、北海道、あるいは民間、そして名寄市も一体となってより具体的な構想をつくっていける1年にしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 5番 谷聡
今市長からいろいろ説明がございましたけれども、いろいろ開通に向けたスケジュールがまだ示されていないということも確かでございます。ただ、事業の進捗を見ていると、まだまだかかるのかなという印象を持っていますけれども、確かに開通スケジュール決まっていない、まだまだ先なのですけれども、決まっていることは4期目の市長の任期があと1年ということなのです。なかなかそういったことで周りの人たちも次市長どうするのだろうかというのは非常に気になっているとは思います。それで、今5期目の意欲については明言いただけませんでしたけれども、なるべく早い時期にそういったことを、このプロジェクトについては自分が引っ張っ令和7年3月12日(水曜日)第1回3月定例会・第4号ていくのだというようなことをなるべく早い時期にお示しいただいたほうが私はこういった大きなプロジェクトは進めやすいのだろうというふうに思いますので、その点踏まえて何か市長ございましたら、ありますか。
答弁 市長 加藤剛士
任期1年の中でやるべきこともしっかりとやっていくということに尽きるのだろうというふうに思います。行政も政治も継続性も大事だということでありますので、いろんな課題、案件がある中で、当然財政的な制約等もある中でどういった計画つくっていかなければならないのかということもしっかり踏まえた上でやるべきことをしっかりやっていきたいというふうに思っております。
再質問 5番 谷聡
ぜひよろしくお願いしたいと思います。以上で質問終わります。