美幌町議会 令和5年第5回定例会 2023年9月12日
(1)小中学校の暑さ対策と冷房設備の整備について/(2)公共施設の暑さ対策と冷房設備の整備について
2023年9月12日、美幌町議会の一般質問で、上杉晃央議員が「小中学校の暑さ対策と冷房設備の整備について」「公共施設の暑さ対策と冷房設備の整備について」について質問し、町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、総務部長 那須清二が答弁しました。
- 質問者
- 上杉晃央 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、総務部長 那須清二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 上杉晃央
それでは、私は、公共施設の暑さ対策について、2項目質問したいと思います。1点目は、小中学校の暑さ対策と冷房設備の整備についてであります。今年の北海道における最高気温が30度を超える真夏日は、8月28日現在で連続40日と過去の記録を大きく上回る異常な夏となりました。美幌町の農業気象情報によりますと、地区別最高気温が真夏日となった日は、7月は昭野で10日、報徳で7日、豊岡で6日、8月は28日現在で、昭野で15日、報徳で11日、豊岡で13日となっております。ここ数年を見ても毎年真夏日が多くなり、猛暑日も例年より増加する傾向にあります。このような猛暑の夏における子供たちの学校生活は、想像以上に苛酷なものとなっております。去る8月22日、伊達市の伊達小学校では、小学2年生の女子児童が体育館で倒れ、意識不明の重体で救急搬送されましたが、残念ながら病院で死亡するという痛ましい報道がありました。異常な猛暑が続く中、教育委員会としては、各小中学校でどのような暑さ対策を講じているのか。また、学校内で唯一、クーラーの設置されている保健室の利用状況についてお尋ねします。さらに、こうした猛暑は来年以降も続くことが予想されますが、今後の対策として各小中学校に年次計画で冷房設備を整備するべきと考えますが、その対応についてお尋ねします。2項目め、公共施設の暑さ対策と冷房設備の整備について。猛暑から子供や高齢者などを守るため、町民多数が利用する公共施設(保育園、子育て支援センター、地域集会室、老人憩いの家、図書館、コミュニティセンター、マナビティーセンター等)における現状の暑さ対策についてお尋ねします。また、今後の対策として、冷房設備を年次計画で整備すべきと考えますが、その対応についてお尋ねします。
答弁 町長 平野浩司
上杉議員の御質問に答弁いたします。公共施設における暑さ対策について。1点目の本町における小中学校の暑さ対策、保健室の利用状況及び冷房設備設置の考え方についての御質問でありますが、初めに、小中学校における暑さ対策につきましては、水筒の持参による小まめな水分補給をはじめ、教職員による児童生徒への健康観察を行いながら、体調不良となった児童生徒については、保健室で休息を取るなど必要な処置を行っております。なお、教育委員会では基準を定め、環境省で発表される暑さ指数31を超えた場合は、原則、運動を中止し、さらに、オホーツク地方に熱中症警戒アラートが発表され、かつ、美幌町において暑さ指数が33を超える予想が発表された場合には、熱中症の危険性が極めて高くなると判断し、小中学校を臨時休校にしております。次に、保健室の利用状況でありますが、真夏日を連日記録した8月21日の週における1日平均利用人数は、小学校で10名、中学校で4名と、通常より多い状況になっております。次に、冷房設備設置の考え方でありますが、温暖化による高温の影響は来年以降も予想されるため、児童生徒の命の危険を守るとともに、健康に配慮した教育活動を継続するため、エアコン、窓取付用クーラー、移動式スポットクーラーなどの各冷房設備について、メリット、デメリットを検証した後、財政状況などを勘案しながら、整備に向けて取り組みたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。2点目の公共施設の暑さ対策と冷房設備の整備についての御質問でありますが、現状の暑さ対策としまして、保育園等の園児が通う施設、児童生徒が利用する図書館などの施設でエアコンが設置されている場合は、エアコンを活用した暑さ対策を行っており、そのほかは、小まめな水分補給などの対策を行っております。また、その他の公共施設については、エアコンなどの冷房設備を完備している施設は一部であるため、扇風機や換気で対応しながら、それぞれ熱中症予防など体調管理に注意いただき、施設を利用されているところであります。次に、今後の冷房設備設置についてでありますが、それぞれの施設の利用状況を把握した上で、全体的な財政状況を勘案しながら、取付けの手法や計画的な整備について検討したいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
質問 6番 上杉晃央
この質問については、本日、藤原議員、馬場議員からも質問しておりますので、重なる部分もあるかと思いますが、できるだけ重ならないようにしながら質問したいと思います。1点目の小中学校における暑さ対策として、水筒持参、教職員による健康観察と体調不良時の保健室での休息、冷房設備の現状としては、簡易クーラーや扇風機で何とかしのいでいるということで、極めて不十分な暑さ対策なのだろうと私は思います。今後の冷房設備の設置に関しては、エアコン、窓取付用クーラー、移動式スポットクーラーなどの各種設備の長所、短所を検証して、財政状況などを勘案しながら整備したいという、私が予想したような答弁でした。今年のような暑さが毎年続くことを考えますと、一番必要な対策というのは、ほかの議員も求めていましたけれども、冷房設備の設置を早急に実施することだろうと思います。私も小中学校5校を訪問して、校長、教頭と面談しながら猛暑の実情を詳しく伺いました。現状の設備では室温は下がらず、校舎内でも熱中症の危険は避けられないと訴えております。学校長の全員が、できるだけ早期に冷房設備の設置を望んでいます。これまで、学校からの要望に対して、教育委員会としてどのような回答をなされているのか、お尋ねいたしたいと思います。
答弁 教育長 矢萩浩
冷房設備の関係でございますが、この関係は、2年ほど前にも別の議員さんから一般質問をいただいたという経過がございます。そのときの答弁で、物のほかに受電設備の改修も含めると億単位の費用を要するということで、そのときにはなかなか難しいという結論を持っておりました。しかしながら、最近はお盆を過ぎてもなかなか気温が下がらない、そのような現状を踏まえ、子供たちが安心して学びに取り組めるよう、さらには、生命の安全を確保するため、学校への冷房設備の設置について前向きに考えているという状況でございます。よろしくお願いします。
質問 6番 上杉晃央
たまたま学校長にも会いましたけれども、旭小学校の学校だよりの8月号に前期の学校評価、保護者アンケートの内容が記載されておりました。保護者の声では「温暖化で、昔に比べてかなり湿度が高く、北海道もかなり暑い。クーラーをつけるべきだと思う」「夏期の学習環境がよくないことをいま一度、学校から意見していただき環境改善に尽力していただきたい」という御意見に対して、学校長は「旭小学校でも数年前より美幌町に要望を上げておりますが、エアコン等の設置は実現しておりません。現在の熱中症対策としては、文部科学省から示された熱中症防止に関する通知に基づき、小まめな水分補給や休憩、熱中症アラートによる教育活動の制限、扇風機の設置等を行っております。引き続き、児童の健康面・安全面に配慮した教育活動を行うとともに、エアコン設置についても予算要望を行ってまいります」と、学校だよりの中で保護者に対して回答しておりました。それで、学校から要望のあるエアコン設置について、先ほど教育長がおっしゃった2年前の議員の質問に対しての説明で、キュービクルなのですかね、受電設備、そのようなものを入れると億単位の工事費になるから簡単ではないと認識されていることは分かります。ですが、数年前からと学校長も言っていましたので、その間、教育長として学校長からの要望に対し、実現に向けて何かいろいろ検討した経緯があったのかどうか、その辺について分かれば教えてください。
答弁 教育長 矢萩浩
学校の冷房の関係でございますが、まずは、令和元年に各クラスに扇風機を2個ずつ用意したという経過がございます。そのあと、新型コロナウイルスの感染が始まって、コロナ予算等を活用しながら、大型の扇風機さらには換気扇等を活用した中で、換気をしながらも室内の温度を下げるといった工夫をしたということでございます。また、先ほどの答弁、当時の見積りが約1億5,000万円ということでございました。この当時は、まだそれほど家庭でエアコンも普及されていないということだとか、夏休み明けの2学期になったらそうそう暑い日が長くなかったということで、様々なICT機器の導入など、優先順位的に考えたらまだ難しいなという判断をさせていただいたというのが現状でございます。しかしながら、近年の猛暑の状況等を踏まえた中で、令和元年に各小中学校の保健室にエアコンを整備させていただいたところでありますが、今年に限って言いますと、この猛暑で保健室だけでは収まらないという現状がありました。そのようなことを踏まえて、予算の執行残の中で、小学校についてはスポットクーラーを導入させていただいたという経過がございます。午前中、皆さんに答弁させていただいたように、今後、予算要求をさせていただいて、来年の整備に向けて取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
質問 6番 上杉晃央
文部科学省では、昨年の9月現在における公立学校施設の空調冷房設備の設置状況ということで、美幌町も回答されていると思いますが、全国調査をしております。この公表結果では、小中学校の普通教室で95.7%、特別教室で61.4%、体育館等で11.9%ということです。ちなみに、北海道は普通教室で16.5%、特別教室で7.5%、体育館等で2.3%と、全国の設置率と比べて大きく下回っています。美幌町は保健室のみの設置ということで、美幌町に限らず、今までの北海道の基本から言えば、冷房設備の整備というのは、どうしても緊急の課題でなかったということもあって遅れているのだと思います。それで、文科省が発表したデータの中には町村ごとも出ていますけれど、私は、オホーツク管内の各教育委員会に冷房設備の整備状況を電話で直接照会してみました。普通教室では、津別町、清里町、小清水町が100%、訓子府町が93.1%、佐呂間町が90.6%、北見市が31.9%、遠軽町が31.4%、湧別町が22.8%ということです。このほか、電話照会の中で、大空町は現在、全校にエアコンを設置するための工事中だそうです。また、滝上町は、令和6年度に冷房設備整備のため現在設計作業中だということでした。さらに、電話照会では、どうしても熱を持つということで、保健室以外でパソコン教室に冷房設備を備えているところが3市町村ありました。前2人の議員の質問にもありましたが、熱中症予防の有効策というのは冷房設備なのだろうと思いますし、整備に多額の予算が必要なことは理解しますが、学校長は話の中で、各学校の校舎内では特に3階が一番暑くなるということで、まれに40度以上になるようなこともあると述べていました。それで、前2人の議員からの質問にもありましたが、この小中学校での冷房設備への事業費の検討。先ほど検討したいということで、年次的に一遍にはできないと思うのですけれども、教育委員会としては整備計画について、例えば、今年度中に計画して令和6年度から実施していくのか、あるいは、令和6年度中に整備計画を立ててやっていくのか。教育長として、具体的にその辺の整備計画を策定する時期をいつぐらいとお考えなのか、お尋ねします。
答弁 教育長 矢萩浩
整備計画の話でございますが、午前中もお答えさせていただきましたけれども、整備に当たって、各市町村で来年度の設置が集中することが予想されております。そのような中で、場合によっては補正予算を計上させていただいて、令和5年度に発注するということも視野に入れている状況でございます。その前段として、エアコンなのか、窓取付用クーラーなのか、スポットクーラーなのか、はたまた財源の関係もございますので、早急にどのような形で整備することが望ましいのかを検討させていただきたいと思います。また、計画については、計画書的なものはございませんけれども、当然、補助事業を活用するとなれば整備計画等も必要となってまいりますので、その辺も併せて着手していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
質問 6番 上杉晃央
政府は、熱中症対策行動計画で、公立学校施設について、地方公共団体の計画を踏まえて空調設備設置の支援を行うと表明しておりまして、さきの議員の質問でもありましたが、大規模改造(空調・冷房設備整備)事業、学校施設環境改善交付金というものを準備しております。あるいは、緊急防災・減災事業債の活用ということも、もちろん視野に置いていると思います。この点については今、北海道は異常な暑さのため、先ほど他の自治体でも先行して整備したというところもあって、来年に集中すると難しいということで、前倒しも含めて補正対応するという話が教育長からありました。町長として、その辺の小中学校の整備について、財政状況を勘案しながらしっかり認めていくという考え方をお持ちなのかどうか、その辺を確認したいと思います。
答弁 町長 平野浩司
公共施設全般に対して今、クーラー等を設置する必要性があるところの拾い出しの指示を出しているところであります。その中で、特に、学校施設については、やはりスピードを持ってやってほしいという指示を出しております。確かに、答弁においては、財政状況を踏まえてと言っていますけれども、指示としては、やることを前提で全部試算して、それから、どのような補助等が使えるかどうか。ですから、タイミングを逸すると来年度になってしまうのか。先ほど言ったように、今、皆さんが設置しようとして集中していることも事実です。いろいろな業者に聞いたら、助けてあげたくてもなかなかそこまで手が回らないと返ってくる状況がほとんどです。その中にしっかりと割り込んで、来年のシーズンには、子供たちに少しでも、今回のような暑さで授業ができないということがないようにしっかり進めていただきたいという話を、教育長にはしておりますので、御理解ください。
質問 6番 上杉晃央
町長の強い決意や指示をいただきました。学校が40度近いというか、扇風機だけではなかなか換気もうまくいかなくて大変な状況だということでしたので、計画を立てるにしても1個ずつとかということではなくて、各学校に必要な箇所から優先的にどの冷房設備を入れていくかということも、いろいろな検討が必要かと思います。ぜひ、国の補助等を活用するに当たって、できるだけ早いうちに整備計画を立てていただきたい。今、町長も、来シーズンに子供たちが困らないようにと強い決意を述べていましたので、ぜひ、教育長のほうで必要であれば補正予算で、早急に準備をしていただきたいと思います。次に、公共施設の暑さ対策と冷房設備の整備についてお尋ねします。今回、熱中症警戒アラートが発表され、緊急対策として冷房設備があります役場、しゃきっとプラザ、地域集会室などを開放して、クーリングシェルターというものに取り組んだ。これは、網走市と美幌町、管内では2か所だけということで、その辺は大変評価したいと思います。ただ、直接町民の皆さんに周知するための方法として、先ほどの質問でもいろいろありましたけれども、私は、ある会合で、クーリングシェルターという言葉が何のことなのかがよく理解できなかったという、町民の声を聞きました。広報車が回っているときに、私も何かなと思って玄関を開けて聞いていましたが、そのような言葉が放送で流れてきて分からないということは、そのとおりだと思いました。役所はどうしても片仮名用語を使う。やむを得ない部分もあるのですけれども、クーリングシェルターと聞いて、行政職員の方もぴんと来るのでしょうか。それで、私、勝手に日本語に置き換えてみましたけれども、例えば、緊急の冷房避難所を設置しましたという言葉だと、高齢者の方も分かるのかなと。私は、たまたま網走市が新聞で報道されましたので分かりましたが。先ほどの町長の答弁で、民生委員とか地域のいろいろな力を借りてやるということは、高温化の中ではためらいがあって、結局、広報車だけになったと。それは分かりますけれども、周知する方法として、名称も含めてその辺の改善というか、分かりやすい言葉にするとか、あるいは、来年の夏に向けて何らかの方法でクーリングシェルターということを住民の間にきちんと浸透させるようなことで、考えたりする思いはございますか。
答弁 総務部長 那須清二
ただいまの御質問でございますが、今回、初めてクーリングシェルターの設置ということで、実は、名称についてもいろいろと担当の中では考えていました。もう少し分かりやすい、例えば、熱中症避難施設だとか、そのようなものはどうかという話もありましたが、最終的にはクーリングシェルターと。これは、今後、国がこのようなことを奨励するということもあり、網走市でも最初にクーリングシェルターという名称を打ち出しましたので、今後の普及を含めて、今回、美幌町としてもクーリングシェルターという名称を使わせていただいた経過があります。ただ、議員おっしゃるとおり、最初に聞くとなかなか分かりづらいということもあろうかなと思いますので、今後の周知に当たっては、例えば、クーリングシェルター、括弧して熱中症避難所のような注意書き等もしていくといった検討もしていきたいと考えております。また、周知方法につきましても、先ほども御答弁申し上げましたけれども、その場になっての周知ではなくて、今のうちからといいますか、日頃からこのようなときには避難施設としてこのようなところを開放できますよということを順次、住民の皆さんに周知する取組も今後検討してまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。
質問 6番 上杉晃央
私も、今年の異常な暑さで、熱中症の疑いの搬送がどの程度あったのかということを消防署に確認しましたら、8月27日現在、今年度は18件あったということです。8月だけを比べると、前年が7件で今年が12件ということは、5件。かなり増えているということが、熱中症の搬送の状況でした。それで、私、保育園も回ってみたのですけれども、壁がないようなところはスポットクーラーを設置しているようです。もちろん、スポットクーラーも効果はあるのですけれど、やはり、運転時に音がうるさいといった課題もあるようです。町長も教育長も、小中学校に急いで準備をしたいということですけれども、その他の子供たちが利用する保育園だとか、子育て支援センター、児童センターなども、小中学校と同じように優先して、できればスポットクーラーよりは窓取付用のクーラー等の設置を急ぐべきではないかと考えます。現時点での町としての小中学校を除いたほかの公共施設の優先順位とか、その辺についての考え方があれば、お聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
先ほども述べさせていただきましたけれども、町の施設でエアコンを設置すべきという施設については、全部洗い出してほしいという指示を出しております。今、総務部でまとめておりますので、その中でどのような形をとるかということを考えなければならないのかなと思っております。そうは言っても、先ほど言ったように、学校については急げと。急げという言葉は悪いですね、急いでくださいというお願いをしております。今、設置においては、クーラーとか、窓取付用、それから、移動式があるのですけれど、今おっしゃったように、最初の起動とか音がうるさかったり。例えば、公共施設につける場合、壁に穴を空けるようなときに、アスベスト調査をしないとつけられない状況なのです。そのようになると、その検査をして結果が出るのに3か月ぐらいかかったりするという問題があったり。それから、施設の古さというのか、あと何年で改修するとか、そのようなことも含めた中での選択もいろいろ考えながら、これからは優先順位を含めて考える必要があるのかなと思っております。設置については、もう少しの段階でこのような状況であるのでこの形で進めたいということを、皆さんにお話しできるのかなと思っております。
質問 6番 上杉晃央
学校以外の公共施設について、設置すべき箇所の洗い出しを指示しているということですので、私は、小中学校と同じように、先ほど話した子供が利用する施設の対応をぜひ優先していただきたいなと。あわせて、先ほどお話があったように、もし、今後クーリングシェルターという形で美幌町が取り組むとすれば、町内の集会施設、現在、集会施設で開放した元町の地域用水広報館と東町、多分そこ以外は冷房設備がないということで開放しなかったと思います。できれば、地域の人たちが集まりやすい集会施設を優先して、今後、整備する施設にぜひ加えるべきでないのかなと思います。8月25日の夜、高齢者の利用が多いマナビティーセンターのセミナーに参加してみたのですけれども、扇風機だけで、講師も受講者も汗だくの状況でした。マナビティーセンターの関係者から、陶芸サークル、どうしても熱いので仕方ないと思うのですけれども、活動中に具合が悪くなった方もいたと聞いております。子供だけではなくて、質問の中に出した老人憩いの家とか、このような高齢者が多く利用するようなところもぜひ、優先順位を十分検討いただきたい。過疎債が使えるのかどうかちょっと分かりませんけれども、いろいろな財源を確保しながら、ここの部分についても町長の考え方のように、年次的にどこから優先的に整備するのかという計画をきるだけ早く策定していただいて、議会にも説明いただきたいと思います。そのような計画の整備について、町長はどのような考え方をお持ちでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
今、優先的には子供たちということでお話をさせていただきました。そうは言っても、今、御指摘があった高齢の方々のことも考えなければいけないと思っています。今回、クーリングシェルターを美幌町は設置させていただきました。職員がこのような判断をして提案があったということに対して、私は職員にも非常に感謝していますし、今回、役場をこのように改修させていただいたことに対しても、町民の方々に感謝しながら、私たちもしっかり執務をやろうと確認もしました。窓口においては、熱中症ということであれば水分補給ということで、これも職員の提案で「麦茶を用意してありますので、もしよろしければお飲みください」と貼り紙をし、熱中症にならないための対策として、来られた方に麦茶を提供させていただいているところであります。そのようなところに対する職員皆さんの努力にも、私は本当に感謝したいと思います。何度も同じことの繰り返しになりますけれども、今後については、私ども行政が関わる公共施設という部分と、今回、法律が変わったことによって民間も関わっていただけるということなので、特に、高齢の方は足の確保が大事だと思うのです。やはり、御自宅にクーラーがなければどこへ行くのだという場合について、極力、近くにそのようなところがあれば一番、例えば、歩いて100メートルとか、そのような形を考える。まずは、地域集会室などの検討も今、指示をして担当でいろいろ考えておりますし、逆に、たすけあいチームの方々ともゆっくり話をした中で、民間のフォローもどのようにしてもらえるか。ですから、今まで弱者と言われている、災害だけではなくて、全体的にこの災害という大きな枠の中に、暑さ対策も災害という形でしっかり関わっている方法を構築する必要があるかなと思っております。少し時間がない中で、私どもスタッフといろいろな手法について、きちんと検討してまいりたいと思います。
質問 6番 上杉晃央
町長から強い取組の決意が示されました。私は、来年でないと難しいかなということでしたけれども、逆に、北海道各市町村で冷房設備の整備となると集中してくることも想定しながら、令和5年度においても必要な補正を今後、議会にも説明いただきながら準備していくということです。ぜひ、小中学校の子供たちを優先しながら、次は、高齢者の皆さんが安心して生活できるような取組を、美幌町として早急に取り組んでいただくことを期待して、この質問を終わらせていただきます。