美幌町議会 令和4年第11回定例会 2022年12月7日
(1)農業振興について/(2)福祉行政について
2022年12月7日、美幌町議会の一般質問で、伊藤伸司議員が「農業振興について」「福祉行政について」について質問し、町長 平野浩司、農林政策課長 橋本勝、経済部長 後藤秀人、社会福祉課長 水上修一が答弁しました。
- 質問者
- 伊藤伸司 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、農林政策課長 橋本勝、経済部長 後藤秀人、社会福祉課長 水上修一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 伊藤伸司
それでは、通告させていただきました質問事項2点につきまして、質問をさせていただきます。1、農業振興について。美幌町の基幹産業は農業であり、その中でも小麦、てん菜、バレイショの畑作3品と野菜ではタマネギ、ニンジンがその多くを占め、特産品としてアスパラの生産が増加するなど、地域の特色を生かした多様な農業経営が展開され、安全・安心で良質な食料を供給しております。また、美しい農村景観を形成するなどの多面的な機能の発揮を通じて、災害から地域を守り、国土を保全し、私たちの生活に潤いと豊かさをもたらしております。さらに、食品加工、生産資材、農業機械及び観光など他産業とも深く結びつき、地域の経済を支える重要な役割を担っております。しかし、TPP、日欧EPA、日米貿易協定、日英EPAが発効され、国外からの農畜産物の輸入量が増加し、日本の農業が根幹から危ぶまれる状況となってきており、さらには、新型コロナウイルス感染症の拡大などの様々な変化に直面しております。このような状況の中、本町の農業が未来に向かって発展していくためには、様々な課題に対応していくことが求められております。また、本町の農業は、経営規模の拡大や生産性の向上が進められる一方で、農業従事者の高齢化、後継者不足、特に、農家戸数は平成7年に655戸であったのが、令和2年には362戸と約半数になるなど、農業を取り巻く環境は厳しい状況が続いております。このため、農業の役割や期待を踏まえつつ、情勢の変化や課題に対応し、将来に向けて持続的に発展していけるような美幌町の農業振興対策について、町長の考えをお聞かせください。2、福祉行政について。障がい者(児)の対応について。令和3年3月策定の令和3年度から令和5年度までを計画期間とする第6期美幌町障がい福祉計画及び第2期美幌町障がい児福祉計画の基本方針において「障害者総合支援法の理念であるすべての障がい者(児)等が、可能な限り身近な場所において、必要な日常生活または社会生活を営むための支援を受けられることにより、社会生活参加の機会が確保されること」となっております。令和4年4月現在の美幌町の福祉データによりますと、身体障害者手帳交付数959人、療育手帳交付数252人、精神保健福祉手帳交付数134人となっております。この中には、福祉サービスの提供を受けている方もいると思いますが、自宅にいて全く支援を受けていない方もおられると思います。これらの問題に対応するため、障がい者(児)全員に対しニーズ調査をすべきと考えますが、町長のお考えをお伺いいたします。また、現在町内において、北海道療育園、マイスペースびほろ、美幌えくぼ福祉会などで福祉サービスを提供されておりますが、町内の施設等では一部のサービスが利用できず、町外施設で福祉サービスを受けている現状にあると思われます。その対応として、新たに障がい者福祉施設や生活支援事業所等の設置が必要と思われますが、町長のお考えをお伺いいたします。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
伊藤議員の御質問に答弁いたします。農業振興について。農業振興対策についてですが、本町の農業はてん菜、小麦、バレイショ、タマネギなどを生産する大規模畑作経営を中心に行われ、安心安全な農産物の生産・供給を通じて、私たちに欠かせない食を支える大切な役割を担っており、農地を維持することで、災害の防止や環境の循環を守ることにもつながっております。農業経営の大規模化や生産者の減少・高齢化の中、将来にわたり持続可能な地域農業を発展させ、安定した農業を展開するためには、大型機械の導入や作業の効率化・省力化、担い手の確保・育成、肥料などの農業生産資材の価格高騰への対応など、総合的な取組が必要であると認識しております。大型機械の導入や作業の効率化・省力化については、これまで同様、持続的畑作生産体系確立緊急対策事業補助金などの国の補助事業の活用を図ってまいります。担い手の確保・育成については、農家子弟による新規農業従事者はもとより、経営継承方式による新規就農者などの担い手確保対策を関係機関と調整しながら、引き続き実施してまいります。また、農業経営を圧迫している肥料などの農業生産資材の価格高騰への対応については、適正施肥や肥料低減の技術や知識の指導を行う農業改良普及センター等、関係団体の側面支援を行う一方、世界情勢の影響を大きく受けていることから、オホーツク地域の自治体や農業団体等と連携し、引き続き国や道に対して財政的な支援などを要望してまいります。さらに、経営の規模拡大については、生産者の減少・高齢化により限界があると危惧されることから、引き続き農業に関わる全ての方々と英知を出し合い、美幌の農業が持続的に発展していけるよう対策を講じてまいります。次に、福祉行政について。障がい者(児)の対応についてですが、身体、知的、精神障がいの種別にかかわらず、障がい者の方は年齢や障がいの程度、生活状況が様々でありますが、住み慣れた地域で安心して、生き生きと自立した生活が送れるよう、地域社会全体で障がい者を理解し、支え合うことが大切と考えております。本町では「第6期美幌町障がい者福祉計画及び第2期美幌町障がい児福祉計画」に基づき、各種障がい福祉サービスを提供するとともに、地域全体で支え合う仕組みづくりの推進に努めているところであります。御質問の「在宅で生活するなど、支援を受けていない人などに対するニーズ調査の必要性」については、現在の計画期間が令和5年度末で満了となることから、計画の見直し年度である次年度において、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、自立支援医療(精神通院)受給者証を所有する方などに対してアンケート調査を実施することとし、調査を通して障がいのある方が必要としているニーズ内容を取りまとめ、次期計画に反映できるよう努めていく考えであります。次に「生活支援事業所など、障がい者福祉施設の整備の必要性」についてでありますが、障がいのある方を地域全体で支えるサービスの提供として、北見地域定住自立圏協定に基づき、基幹相談支援センターを1市4町の枠組みで設置し、サービスの利用支援など、広域的に取り組んでいるところであります。また、計画に基づく各種サービスの実績評価や分析を行うためには、行政のみならず、地域が一丸となって取り組むことが重要であることから、平成20年より学識経験者、保健・医療・福祉関係機関、学校教育関係機関、商工・労働関係機関、障がい福祉施設等、障がい当事者団体などで構成する「美幌町障害者自立支援協議会」を組織し、各種協議を進めているところであります。障がい者福祉施設や福祉事業所の設置につきましては、本町にとってどのような施設が必要なのかについて、次期計画のアンケート調査や関係者との意見交換を行いながら、民間活力の参入を含め検討してまいりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
質問 6番 伊藤伸司
それでは、第6次美幌町農業振興計画について、少しずつ質問をさせていただきます。一つに、スマート農業の推進ということで、ICTの活用、また、スマート農業機械導入の推進について、取り組んでいるということであります。今現在、美幌町で国からの補助金を使いながら導入されているドローン、それから精密機械等を導入された数というのは捉えていますでしょうか。
答弁 農林政策課長 橋本勝(農林政策課長は2024年3月まで)
ICT機械の導入状況についてお答えさせていただきます。美幌町では、2019年に美幌町ICT推進協議会が発足しておりまして、ICT機械の導入促進を図っているところでございます。ここ3年間で導入されたスマート農業機械は、自動操舵装置、ブロードキャスター、ドローン、スプレーヤー、合計で350台程度となってございます。よろしくお願いいたします。
質問 6番 伊藤伸司
350台程度ということで、これはJAの営農振興を通じていろいろな取組を一緒にやっているということですけれども、今後、時代に即してまだまだ足りないという話を聞いておりますが、そうした要請等はありますでしょうか。
答弁 農林政策課長 橋本勝(農林政策課長は2024年3月まで)
国の間接補助等もございますので、引き続き、今後も要望等を確認しながら進めてまいりたいと思っております。要望については、その都度確認しておりますので、漏れのないよう進めてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
質問 6番 伊藤伸司
十分対応してきているというお答えをいただきました。いずれにしても、まだ導入して日が浅いし、その導入支援、また、操作の支援等も行っているという話もあります。導入する機械は、自動操舵でも1台250万円から300万円、ブロードキャスター、精密施肥においても400万円から500万円、それから高性能スプレーヤーについても500万円から1,200万円ぐらいといったこともあります。また、近年は、農業機械の高騰や入らないとかそうしたこともありますし、基本的に2018年度から見たら3分の1、それから20%から50%、下手すると200%というか、100%ぐらい値上がりという状況になってきています。また、輸入自体も難しいということも聞いておりますので、そのようなことも含めて検討していただきたいと思います。このICTを活用している機械ですけれども、現実に使うには適正な施肥基準なり、使用する肥料の量というのを測るために、毎年土をとって土壌診断というのを農家個人でやってきております。土壌診断の分析方法とか量にもよりますが、その診断に大体1点2,000円から5,000円ぐらいの間でかかります。それを本当に細かくやろうと思ったら、10筆あれば10筆やりたい。それから、肥料がいいところと悪いところ、痩せているところと痩せていないところ、肥えているところによって、数値を入れて機械が自動的に判断して走ると、自動的に減ったり増えたり、三角の畑は真っすぐ行っても端を機械が自動判断して減らしてくれると。ですから、全体の面積ではちゃんと反当たり10キロとか20キロという判断をして自動的にやります。そうしたことをするためには、土壌診断が一番基本になります。今現在、何点やろうが1点までとか、2点までという助成をJAが行っているのですけれども、それをJAと協議して助成枠を増やしていただけるかどうか、お考えをお伺いしたいと思います。
答弁 経済部長 後藤秀人(経済部長は2024年3月まで)
ただいまの御質問でございますが、JAと協議をして、今後検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
質問 6番 伊藤伸司
検討していただけるということで、11月の臨時会においては、肥料それから飼料の高騰対策で町議会、行政の方にも協力していただき、助成いただけるという判断をいただきました。全部が全部きれいにというよりも、やはりきちんとした適正な判断をして、できるだけ経費を使わないようにするということが精密農業、ICTの肝でありますので、検討していただきたいと思います。それから、次に移ります。担い手の育成ということで、JAびほろ管内でもコントラクター事業を始めさせていただきました。コントラクター事業には、町からも機械代それから選果料等の助成をいただき、ありがたいと思っております。今現在、コントラクター事業を進めていくために、これはバレイショの組合なのですけれども、利用する場合、反2万円から2万7,000円ぐらいかかるのです。単純に計算して、一反当たり大体10万円から15万円ぐらいの収入の中で2万円とか3万円の負担は増えますが、労働しない代わりに体は助かる、ほかの仕事を同時にやれるというメリットはあります。そのコントラクター事業組合にも、最初の導入年度に1回限りにおきまして、助成をいただいていました。それを通年的に利用料の助成とか、そのようなことを考えていただけることはないでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
今、コントラクターの話が出ました。そして、担い手というか、そこに関わる方の省力化を図りたいということにおいては、私の一つの政策の中で、コントラクターの推進ということを挙げております。しっかりと支援していく考えではあるのですけれど、今までの一つの支援の形としては、どちらかというとそのシステムづくりというか、機材とか、そうしたことに対しての支援をしております。今、利用者に対するというお話については、今の段階で支援をしっかりするというところまでの言及は避けたいと思います。当然、コントラクターのシステムづくり、種目というか、作物ごとにやっている形を進めているのは十分知っているのですが、今後それを利用ということについては、今後、農家の方々、それからまとめているJAと十分に協議する必要があるのかなと思っております。
質問 6番 伊藤伸司
答弁に関しては分かりました。当然、コントラクター組合を導入する段階で、JAとしても職員の増員等も行ってきており、それに対しての負担も結構あります。それを単純にその生産者だけに押し付けると、結構な金額を負担することになりますので、今後とも御検討していただきたいと思います。今、JAびほろでは、ベトナム人実習生なり技能実習生を受入れております。今は第4期生、5期生ということで、今年は全員で16名になっております。その人たちには春から夏、それから冬、ずっと通年して働いていただいております。その中で、忙しくないときというのは遊んでしまうということもありますが、実習生はそれなりに収入を得なければいけないので、その分、仕事をこちらでつくるということもあります。それと、実習生を雇い入れるときの導入支援というか、生活支援という部分で、今後考えていただけるのかどうか。行政としても病院だとか、看護師だとか、介護士等の助成はあると思うのですが、担い手確保、それから新規就農者も含めてそのような支援をいただけないのかどうか、どう考えているのでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
今、それぞれの業種に関わる方について、担い手確保という意味から外国の方に協力をいただかなければならない時代になってきているということは、皆さんも認識いただいているかなと思っています。その中で、仮に仕事と生活支援に分けるとして、当然、仕事は来ていただくわけですからいいのですけれども、それ以外の生活の部分に対して今、実際にやっているのは余暇というか、せっかく美幌に来ていただいていますので、仕事をしないときに美幌の文化を知ってもらったり、地域に関わってもらうということで、社会教育の関わりの中でいろいろやらせていただいております。そのようなことについては、今後も十分に継続する考えはあるのですけれども、その生活支援という言葉がどのような意味を持って、本当にお金まで出す形になるのか、町全体の一つのシステムとしてどうするかということも含めて、農業だけではなく、考える時期に来ていると思っていますので、そのことは今後、検討する必要性のある項目と認識しております。
質問 6番 伊藤伸司
考え方は分かりました。ありがとうございます。それでは次に、農福連携という項目があるのですけれども、今現在の農福連携について、進捗状況、それから進め方をお伺いします。
答弁 農林政策課長 橋本勝(農林政策課長は2024年3月まで)
農福連携については重要事項と考えておりまして、今、調査研究している段階でございます。新年度に向けまして、先進地視察等を検討している段階でございます。よろしくお願いいたします。
質問 6番 伊藤伸司
予想していた返答でしたが、障がい者という言い方は変ですけれども、今後、農福連携というのは大事な事項となりますので、いろいろな関係機関と検討していただきたいと思います。続いて、前回、私もセンチュウ対策の話もさせていただいたきましたが、コントラクターを導入した時点において、原種・採種圃の生産が足りないということで、美幌町では種イモが不足した場合、JAきたみらい、それからJAめまんべつ等からいただいています。近年、どんどんセンチュウが増えてきていて、生産量の減や減収の原因、更新用のイモが不足している状況が見られます。今年、美幌町内もジャガイモだけでなく、全般の生育がよかったものですから、結構収量的にはあったのでそれほど不足ではないのですけれども、品質的には足りない部分があります。それも含めまして、美幌町には対策協議会がありますので、センチュウ対策もしていただかなければと。また、ある生産者から美幌の合理化澱粉工場に、網走、西網走、東藻琴、それからきたみらいからイモが運ばれて来るけれども、その運んでいるトラックが通ることが危険だと言われました。こうした生産者が危惧していることも含めまして、検討していただくということは考えているという話になると思いますけれども、やはりコントラをつくってもつくるイモがない、更新用のイモがないというのが一番情けない話になります。町内産のイモよりも倍ぐらいの値段になってしまうのです。そうしたことも経営を圧迫してきますので、その辺の助成等があれば、お願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
町の計画の中で当然、農業振興計画を定めているのは御存じだと思います。その中で、農業生産基盤の整備として、畑総という部分と、もう一つは今、御質問のあった原・採種圃の設置の推進ということで、種イモをどうするかというのは重要なことだと私は認識しております。それで、定期的にJAの役員の方と協議させていただいた中でも、イモであれば種イモをどうするかという話と、美幌の農業に関わる方、それから農業だけではないのですけれども、当然、今、センチュウにおいては、感染していないエリアというのは美幌だけで、包囲網になってしまったと。そのことに対してどう進めていくか、どう維持するかということについても、いろいろ協議会をつくって進めているところであります。そこの協議を皆さんとしっかりした中で、この地域として、それから行政として何が一番効果的、ベストなのかということは、しっかり考えていく必要があるのかなと思っております。
答弁 農林政策課長 橋本勝(農林政策課長は2024年3月まで)
新たな農業施策といたしまして、種バレイショ生産農家への拡充支援を担当内で検討してございます。これまでも種イモの生産者が減少しておりますので、必要経費に対しましては補助しておりますけれども、さらに拡充できないかということを内部で検討しておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 6番 伊藤伸司
引き続き、検討をよろしくお願いいたします。次に、昨日、木村議員からみどりの食料システム戦略というお話があったと思いますが、近々な話なので、そこまで厳しい話はできないのですけれども、私もみどり戦略の前に環境保全型農業直接支払交付金を活用して、少しいただいております。それには、エコファーマーの取得が大前提でして、肥料は窒素成分量で50%、それから農薬は地域の約50%減ということになっております。今後どのような施策になるのか分からないのですけれども、取り組みやすい、それから助成も分かりやすいということをしっかり示した中で、私もどれだけ参画できるか分かりませんが、周知徹底をお願いしたいと思います。いかがでしょうか。
答弁 経済部長 後藤秀人(経済部長は2024年3月まで)
ただいまの御質問でございますが、当然、2050年までにしっかり取り組んでいくという考えを町としても持っております。JA等を含めて、町もしっかり分かりやすく取り組めるよう周知していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 6番 伊藤伸司
分かりました。木村議員も昨日言っていましたけれども、ただ単に農業者だけのことではなくて、やはり日本、それからグローバル的な話も含めて検討いただき、協議会等を立ち上げて進めていっていただきたいと思います。次に、有害鳥獣対策の関係ですけれども、今日の農業新聞に載っていましたが、近年、久しぶりにエゾシカによる年間被害総額が40億円を超えたということで、問題かなと思っております。今年も前年と大体同じ駆除頭数になっているというのは聞きました。それは、くくりわながメインだそうで、500頭なら500頭を駆除したのですけれども、その3分の2ぐらいを1名の方が駆除していると。聞いたというか、分かっていたことなのですけれども、今回、私が何を言いたいのかというと、その人が引退したらこの駆除はできるのかなと。そのようなことも含めて質問させていただきたいと思いますし、今現在、猟銃の資格を取っても、10年間はライフルを持てないのですよね。それは皆さん御承知のとおりだと思うのですけれども、国の規程があるわけではなくて、僕が聞いた時点では、道、地元の警察署の判断だということです。現実的に、散弾銃で鹿はとれなくて、やはりライフル銃を持っていないと無理なのです。僕も七、八年前に、わなも猟銃も資格を取っているのですが、結局、ライフルを持てないから資格の免許証だけを持っていて、銃の所持はもうしていません。わなをかけても、僕も何個か持っていてやっているのですが、よほど習熟した人でないとかからないのです。ですから、そのような意味では猟銃の資格というか、最近は若い人たちも所持しているということなのですけれども年々減ってきているし、ライフル所持の働きかけとかを猟友会も含めて、その辺の対策も何とかならないかなと思うのですが、それについてのお考えはどうでしょうか。
答弁 農林政策課長 橋本勝(農林政策課長は2024年3月まで)
猟友会の皆様と密にしてやっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
質問 6番 伊藤伸司
引き続き要請をよろしくお願いいたします。それから、地産地消の推進とあるのですけれども、JAびほろ直売所や収穫祭、ぽっぽ屋さん、それから町の中に直売所がありまして、町民にはすごい人気だと聞いておりますし、売上げも出ているということです。北海道は冬の間に生産できないという部分があり、出店する分が決められてしまうので難しいですけれども、今回、JAの視察で関西を2か所ぐらい回ってきました。すごい繁盛してというのは怒られるかもしれませんが、直売所が公園のようになっていて、遊ぶわけではないのですけれど家族連れで来て、コロナなんてなんのそのというぐらい、議場より大きくて100人ぐらいいるような状況でにぎわっていました。ですから、そのようなものを美幌町として推進できないのか。JAびほろの直売所も今では小屋を建ててやっていますけれども、基本的に直売所は町の道の駅等に併設というか、あることが多いです。そうしたことも含めて、美幌町で大きい空き地があれば町の中に道の駅を一つ建てて、屋根をかけて、通年でやっていただければ人が集まります。北海道ですから近隣市町村も来ますけれど、JAめむろでは常設型の直売所があって、常に生産物を出しているという状況がありますので、そのようなものを美幌でも進められないのかなと思うのですが、その辺はどうでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
地産地消という話の中で、季節変化があるということは、冬場の収穫がないということもあって、直売所はどうしても季節限定なものになっているというのが現状だと思うのですね。今、農協も出荷調整というか、出荷時期をコントロールできるような状況になったときに、タマネギもそうですし、イモも年間を通してうまく出せると。そうしたことを考えたときに、地域の方々が地元のものをしっかり食べるということをうまく理解していただければ、そのような場所の検討ということを皆さんとしてもいいのかなと思っています。ただ、地元のいろいろマーケット等で売っていることもあって、やはりそうしたところも考えないと、エリアが余りにも狭いと取り合いになってしまう。こうした表現は適正ではないかもしれませんが、農協で収穫祭をやったときに、近隣のスーパーが気にしながら様子を見に来るとか、そのようなことにならないようにエリアを大きくして、それをやったとしても地元で生産に関わる人、販売をしている人たちがそれぞれウエルカムという状況を皆さんと協議してつくる、理解いただけるのであれば、そうした検討をしてもいいのではないかなと私は思っております。
質問 6番 伊藤伸司
御返答は分かりました。今はちょっと落ちついているような感じですけれども、JAびほろ女性部、ぽっぽ屋さん、それから町の中にも二、三件あったときに、最初の頃は生産者の奪い合いをしてたのですよね、現実問題として。ですから、そうしたことも含めて調整する場所がないものですから、どうしても奪い合いになってしまったような気はします。それも協議しながらやっていただきたいと思います。また、先ほど部長も言われましたが、地産地消ということで、美幌産のものを学校給食にもっともっと取り入れていただけないのかなと。町から要請していただければ、JAびほろも出せるという話もしていたのですが、学校給食は契約行為で野菜等を買ったり、仕入れたりしているでしょうけれども、せっかく美幌町が農業の町なのに食べられないというか、身元が分からないものを食べるということ自体が一番きつい話ではないかなと思うのですよね。ですから、そのようなものをもっともっと地元の子供たちのために、取り入れていただきたいと思います。これについては、返答は要りません。次に、グリーンツーリズムの推進ということで、質問してよろしいでしょうか。美幌町の農業及び魅力を町外者に発信するため、農村の自然、生活、人々の交流などを地域の魅力として生かせる農泊を推進するということなのですが、それについて今現在取り組んでいるところをお知らせください。
答弁 経済部長 後藤秀人(経済部長は2024年3月まで)
農村ツーリズム事業についてですけれども、令和4年度に美幌町農村ツーリズム協議会を設立いたしまして、現在取り組んでいるところでございますが、美幌町、JAびほろ、美幌高校、農業改良普及センター、受入れ農業者の5団体を構成団体として取り組んでおります。教育旅行などを中心に行っておりますが、2016年から2019年で109名の方をこの事業で受入れしているところでございます。近年は、コロナの関係で中止になっておりますが、実は今年度も話はあったのですけれども、コロナが拡大したということで急遽中止になっているという状況です。ただ、来年度以降も実際に話は来ておりますので、積極的にこちらを推進していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
質問 6番 伊藤伸司
答弁ありがとうございます。農家で民泊等、まだまだ認識不足の部分があって協力を得られないとかもあるでしょうけれども、徐々に新規就農を行った方も含めて理解を得られているようなので、推進していただいて、美幌の魅力等を発信していただきたいと思います。農業はそろそろ終わらせていただきます。続いて、障がい児施策ですけれども、令和5年度に計画等を立てて、令和6年度から発効するということで、ニーズ調査もするということですので、それは理解させていただきました。今現在、美幌には通所型それから居住型にしても、特に、高齢ではない方たちの居住場所がないというのが現実ではないかなと思います。それも含めて、北見地域定住自立圏協定に基づき、1市4町の枠組みで支援センターを設置するということなのですけれども、今現在もそのような方々が他市町村に行っているという事実は把握しているのかということで質問します。
答弁 社会福祉課長 水上修一
定住自立圏の協定に基づきまして、基幹相談支援センターを令和3年4月1日に開設しております。こちらのセンターにつきましては2か所に設置しておりまして、まず、第1拠点として、北見市内に本部を1か所設置しております。また、サテライトということで、美幌町内、療育病院の中に第2拠点として、基幹相談支援センターを開設してございます。例えば、グループホーム、共同生活援助でいきますと、毎月この1市4町のグループホームで、どのぐらい空きがあるかということをセンターの方が調査しています。もし、町内でグループホームの申込みをして待機になっていても、こちらのセンターに申込みをすることによって、今ここの施設が空いていますということで、こうした相談を受けながら、実際にグループホームに入所できたことも聞いております。1市4町が連携して、こちらの基幹センターを活用しながら、今後も取り進めてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
質問 6番 伊藤伸司
答弁は了解いたしました。今後もこのシステムを十分活用しながら、障がい者並びに高齢者の方々が不自由なく、美幌町並びに関連市町村で生活できるよう支援していただきたいと思います。これで終わらせていただきます。ありがとうございました。