美幌町議会 令和5年第2回定例会 2023年3月6日
農村地域における公共交通について
2023年3月6日、美幌町議会の一般質問で、伊藤伸司議員が「農村地域における公共交通について」質問し、町長 平野浩司、町民活動課長 佐久間大樹が答弁しました。
- 質問者
- 伊藤伸司 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、町民活動課長 佐久間大樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 伊藤伸司
それでは、議長より許可をいただきましたので、一般質問をさせていただきます。私は、地域公共交通計画について、農村地域における公共交通について質問をさせていただきます。美幌町では、平成21年3月に美幌町地域公共交通総合連携計画(平成21年度~平成25年度)を策定し、人口減少や自家用自動車の普及を見据えた公共交通の在り方、持続可能な公共交通体系の構築を目標に実証運行などに取り組み、平成26年度から本格運行へと移行してきました。一方、国においては、交通政策基本法を制定するとともに、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の一部が改正され、持続可能な地域公共交通網の形成に資するため、地域公共交通計画の策定が努力目標と規定されたところでございます。このため、こうした法改正の趣旨を十分に踏まえ、将来を見据えて、まちづくりと一体となった公共交通網の構築が必要であると考えられております。美幌町では、過去の利用状況等を検証したところ、利用状況が低迷し、課題も見受けられたとしております。検証の結果、美幌町は令和4年1月に、美幌町地域公共交通計画を新たに策定したところであり、昨年4月には市街地区域においてデマンド型バスもーびーの運行を開始、また、美幌町循環線の路線の見直しを行い、利便性の向上が図られたと思います。一方、農村地域における公共交通については、混乗スクールバス、デマンド型乗合タクシーなどがありますが、運行時間や停留所の不便さにより、利用者のニーズに応えられていないように思われます。今後、自動車運転免許証の返納が増えていくと思いますが、農村地域における公共交通について、町長の今後の考え方をお聞かせください。
答弁 町長 平野浩司
伊藤議員の御質問に答弁いたします。地域公共交通計画について、農村地域における公共交通についてですが、公共交通につきましては、令和4年1月に策定した美幌町地域公共交通計画の基本方針を、将来に向けて、持続可能な公共交通システムの構築を目指すと定め、交通事業者や関係団体と連携協力しながら、地域を問わず全町的な公共交通の確保に努めているところであります。公共交通計画を策定する際に実施したアンケートでは、農村地域からの意見として、新しい公共交通手段の導入や乗車人数の少ない公共交通の見直し、車両の小型化を求める意見を多くいただき、効率と利便性を兼ね備えた公共交通を求める声が多いことを改めて認識したところであります。今後におきましては、直面する運転手不足などの課題やコロナ禍で減少した公共交通利用者の回復状況を注視しながら、新たな公共交通の調査研究や既存公共交通の効率化と改善に努め、農村地域にお住まいの方の足を確保していかなければならないと考えておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。以上、答弁いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
再質問 6番 伊藤伸司
答弁をいただき、ありがとうございます。それでは、再質問をさせていただきます。前年度にアンケートを行い、検討したということですが、近々の利用状況はいかがなのか、お知らせください。
答弁 町民活動課長 佐久間大樹
農村地区には乗合タクシーと混乗スクールバスの二つございます。まず、乗合タクシーにつきましては、こちらはコロナ禍でかなり減少しておりますけれども、令和3年度、前年度は、868名の利用をいただいております。一方、混乗スクールバスについてでございますが、令和3年度は、こちらもコロナ禍で減少しておりますが、625名の利用をいただいております。以上でございます。
再質問 6番 伊藤伸司
実数をありがとうございます。コロナ禍で減ったと言いながらも、年間で868名、625名が利用されたということでございますが、私が農村地域でお聞きしたところ、周知が足りないところがあったという気がします。そんなものがあったのかという地域と、ちゃんと混乗バスとか乗合タクシーを利用されているところもあるのですけれども、周知不足のところがあったと思います。乗合タクシーですと、行きは9時から9時15分の間に自宅を出発して、9時半頃に四つの連絡施設、JAびほろ、役場、国保病院、美幌駅に着き、帰りは15時頃に美幌駅、国保病院、役場、JAびほろと回って自宅に帰るということです。アンケートの中にもあったのですけれども、時間が限られて1日1本ずつしかないということと、それから、混乗バスもスクールバスが通っているところでなければ使えないということもあって、乗合タクシーを利用する人も増えているのは確かだと思うのですが、この運行時間の変更なり、もう1本増やすということは考えられないでしょうか。
答弁 町民活動課長 佐久間大樹
ただいまの運行時間についてでございますが、まず、乗合タクシーですが、運行時間を決めることで乗合率を高め、500円という格安の料金で運行できている背景がございます。ただ、帰りの時間につきましては、14時がよいという声が多く、もし14時に変更しても問題ないということであれば、変更することは可能でございます。
再質問 6番 伊藤伸司
あと一つあるのですが、連絡施設の増設も考えていただけないのかどうかということです。乗合タクシーなり混乗バスで美幌町の中に入ってきても、その後、行きたいところまで行くときに、循環バスなりもーびーなりを使って、行かなければならないという仕組み自体、農村地域の人に欠落というか、考えがつかない気がします。この間、私が常任委員会の調査でもーびーと循環バスを体験試乗したのですが、どうも乗り方が分からない、時間をどうやって使ったらいいのか、自家用自動車ばかりの生活なものですから、自分自身がふだん使っていないからなのでしょうけれども、それは農村地域の高齢者の方々にも言えると思うのです。今まで玄関から玄関まで自家用車で通ったものを公共交通に乗るということは、すごく勇気の要ることだと思うし、その辺の状況が変わらなければ乗る人数も増えていかない気がするのですけれども、再度、お聞きしたいのです。
答弁 町民活動課長 佐久間大樹
ただいまの御質問ですが、連絡施設につきましては、現在、町内4か所を運行しております。過去にJAの大通支店があったときには、大通支店でも停車してございました。ですので、10か所、20か所増やすのは厳しいかもしれないですけれども、例えば、1か所、ここを増やしてほしいという声が多いのであれば、1か所程度だと大きくは変わりませんので、大丈夫かと思います。
再質問 6番 伊藤伸司
回答いただいて、ありがとうございます。申し訳ないです。普通料金で言うと農村地域から5,000円まではかからないですけれども、4,000円ぐらいかかるものを、片道500円で乗れるということなので、すごく利便性があって、格安で乗れるのは確かです。その辺、次年度に向けてでもよろしいですし、考えていただきたいと思いますし、どうしても使いづらいというところもありますから、もっともっと周知とアンケート等を詳しく行っていただきたいです。それから、これは自治会組織もそうですけれども、老人クラブの集まりも減少していっている状況の中でアンケートも取りづらいということです。私が昨年相談していただいたことも、今まで混乗バスがあって、乗合タクシーがあって、もともとの福祉バスという系列と障がい者のタクシーと、高齢者の人たちはごちゃごちゃになっているのです。ですから、誰に頼んだらいいのか、どこに聞いたらいいのかということがあります。それと、町職員を責めるわけではないですけれども、ある人が窓口に行って、こういう乗合タクシーがあるのだけれども、どうなのだと聞いたら、それはもうなくなりますからと。これは聞いた人と教えた人のそごがあったと思うのですけれども、そういうことで私のところに相談に来て、どうなっているのだと私が怒られました。いろいろと交差していて、福祉と生活と全部がごちゃごちゃになって、受けるほうも分からなかった部分がありました。そういうことも含めて、今後、乗合タクシーを充実していただきたいと利用者の人たちは切願していますので、町長、最後にお願いします。
答弁 町長 平野浩司
今、農村地区のいろいろなことをお話しいただきました。しっかり受け止めていきたいと思っております。今進めている地域公共交通計画については、地域を問わず、全町的な公共交通の確保をしっかりするということであります。そういう中で、今いただいた乗合タクシーの充実等も含めて、今後しっかり農村地区の皆さんにも、一遍に進めることはできないですけれども、今より少しでも利便性が高まるよう、しっかり努力していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
再質問 6番 伊藤伸司
最後と言いましたけれども、あと一つ言われていたのは、もーびーはいつ来るのということです。それは、もう少し町で検証してから進んでいく話だと思いますので、期待していてくださいとは言えませんでした。そういうことも含めて、次の計画で進めていただきたいと思います。終わります。