みんなの議会

美幌町議会 令和4年第7回定例会 2022年9月13日

(1)公共トイレの設置について/(2)総合防災訓練について/(3)木育について

2022年9月13日、美幌町議会の一般質問で、藤原公一議員が「公共トイレの設置について」「総合防災訓練について」「木育について」について質問し、町長 平野浩司、総務課長 斉藤浩司、危機対策課長 弓山俊、総務部長 小室保男、教育部長 遠藤明、保健福祉課長 中尾亘、耕地林務主幹 伊藤寿、教育長 矢萩浩が答弁しました。

質問者
藤原公一 議員
答弁者
町長 平野浩司、総務課長 斉藤浩司、危機対策課長 弓山俊、総務部長 小室保男、教育部長 遠藤明、保健福祉課長 中尾亘、耕地林務主幹 伊藤寿、教育長 矢萩浩

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 藤原公一

ただいま議長から発言の許可をいただきましたので、さきに通告しております大きく3点について、一般質問をさせていただきます。まず1点目、公共トイレの設置について。男性トイレのサニタリーボックスの設置について、質問をさせていただきます。近年、前立腺がんや膀胱がんなどの増加に伴い、男性で尿漏れパッドを着用する人が増えておりますが、男性用トイレの個室にはほとんどごみ箱がないため、使用した尿取りパッドを捨てる場所に苦労している男性が多いとの御意見をいただきました。前立腺がんの摘出手術を受けた人の大半は、脳のコントロールが難しく、尿取りパッドが必要とのことです。また、膀胱の手術やその他の疾患でも、尿取りパッドや紙おむつが必要な男性は少なくありません。そこで、全国の各自治体でも設置が進められておりますが、本町の公共施設における男性トイレにサニタリーボックスの設置の考えについて、お伺いいたします。2点目、総合防災訓練について。一つ目、防災避難訓練について。本年6月には北海道檜山地方を中心に大雨・洪水被害が、8月には函館市や北斗市を中心に大雨・洪水被害があり、河川の氾濫により甚大な被害をもたらしました。また、8月11日には宗谷地方で震度5強を観測し、地震の少ない地方でも災害は身近な存在になってきておりますので、避難訓練は大変重要です。10月30日には、全町で3年ぶりに総合防災訓練が行われますが、前回行われました訓練の課題や問題点などを中心に実施されることだと思います。避難訓練の中でも、確実な避難、課題を見つける避難行動など、発見や気づきによる住民の避難能力向上を図ることができ、今後に役立つものと考えます。美幌町として、課題を見つける避難行動をどのように取り組もうとされているのか。また、気象台や網走開発建設部北見河川事務所などの意見などを取り入れた災害訓練の考えがないのか、お伺いいたします。二つ目、避難行動要支援者の避難行動支援について。頻発する自然災害に対し、災害時における円滑で迅速な避難確保及び災害対策の実施体制強化が求められております。本来避難すべきタイミングで避難せず、逃げ遅れにより被災する者が全国で多数発生しております。避難指示の内容も十分理解されていないのも現状としてあります。内閣府は、令和3年に災害対策基本法を改正し、避難行動要支援者ごとに個別避難計画の作成を市町村の努力義務とするとともに、作成に必要な個人情報の利用及び個別避難計画の活用に関する平常時と災害発生時における避難支援等関係者への情報提供に関する規定を新設いたしました。美幌町における避難行動要支援者の避難行動支援について、また、個別避難計画について、どのように対応されているのか、お伺いいたします。大きく3点目、木育について。一つ目、町民の森整備計画について。令和2年12月、森林整備の現状について一般質問をさせていただきました。その際「基本的には企業から管理料を含めていただいて、全部を企業の方が植えているわけではなく、その中で、自分たちで植えたいという方が来て、企業が関わって植えていく部分と、相手企業や個人の方からオーケーをいただいたら、町民の方が関わってもらうことは可能かと思っています。そのような意味では、しっかりと町民の方々も関わっていただくような森林づくりを今後は進めなければいけないと考えております」と答弁されております。また、本年度にゼロカーボンシティーを宣言され、町民も環境に対して関心が高くなっていると思います。木を植え、森林を育てる町民の森の整備は、木育にもつながります。例えばですが、日本ハムファイターズに企業の森林に参加していただき、野球バットになるタモの木の植樹を美幌町の子供たちとできたならば、木育としてすばらしいものになろうかと思います。今後の美幌町民の森の整備計画がないのか、お伺いいたします。二つ目、木育マイスター養成について。木育とは、子供をはじめとする全ての人が、木と触れ合い、木に学び、木と生きる取組です。それは、子供の頃から木を身近に使っていくことを通じて、人と木や森との関わりを主体的に考えられる豊かな心を育むことです。木育は北海道で生まれた言葉で、平成16年に北海道と道民による木育推進プロジェクトチームがスタートしたときにつくられました。平成22年からは、木育マイスター育成研修により、木育の専門家として平成28年度までに200名の木育マイスターが認定されております。北海道水産林務部森林環境局森林活用課のホームページには、木育マイスターの名簿が掲載されており、近隣では津別町の方々が何人かおりましたが、美幌町の方は見受けられませんでした。美幌町として木育マイスターの養成及び周知について、今後どのように取り組もうとしているのか、お伺いいたします。以上、質問いたしました。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

藤原議員の御質問に答弁いたします。初めに、公共トイレの設置について。男性用トイレのサニタリーボックス設置につきましては、病院等で尿取りパッドや紙おむつを使用されている方が、使用後の処分に困っておられることから、全国的に公共施設や観光施設、商業施設など、設置される施設が増えていると認識しております。現在、本町においてサニタリーボックスを男性トイレに設置している公共施設は、多くの方々が日々利用される役場庁舎のみ設置しているところであります。公共施設の男性トイレへのサニタリーボックスの設置につきましては、利用状況や利用者の年齢層等を考慮の上、長時間滞在することが想定される施設に順次設置してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。次に、総合防災訓練について。1点目の防災避難訓練についてですが、直近の2年間は新型コロナウイルス感染症の影響により、町民参加型の訓練は行えない状況にあり、長引くコロナ禍において、いかに安全に避難訓練を実施できるかが課題でもあります。特に、近年の異常気象を見ると、線状降水帯の発生により、水害がいつ起きてもおかしくない状況にあり、災害発生時において、町民を安全に避難させるためにも避難訓練の実施は重要だと認識しております。本年度の総合防災訓練は、災害発生から避難所開設までの水害を想定した訓練と、地域防災に関する知識を習得するための全町民を対象とした防災講演会の二部形式で行います。水害を想定した訓練には、美芳自治会と日の出自治会に御協力をいただき、自主防災訓練と職員対処訓練を実施することとし、避難所は美幌中学校に開設し、避難地域を両自治会の範囲内といたします。避難地域を限定した理由は、今後の新型コロナウイルスの感染状況が増加に転じた場合でも、訓練を中止しないために参加人数を制限する必要があり、さらに、町民の防災意識の高揚を図る目的から、過去、浸水で避難経験のある地域を選択したところであります。訓練に御参加いただく方には、避難情報伝達から始まり、避難経路及び避難場所の確認、避難行動から避難所受付までの一連の避難訓練を行います。次に、課題を見つける避難行動の取組についてですが、住民自らが命を守り、安全な避難行動につなげるかが重要な課題であると認識しております。行政が発信する避難情報は、町民が避難行動をとる際、いつ、どこへ、誰と避難するか、重要な道しるべとなります。災害時には正確な情報を迅速に伝える必要があり、複数の情報手段を効果的に組み合わせるなど、今後の訓練におきましても、情報伝達の在り方について検証を重ねてまいりたいと存じます。また、今回の総合防災訓練では、気象台をはじめ、関係機関から支援並びに助言をいただく予定であります。北見河川事務所につきましては、規模縮小としたことから現場での支援協力を依頼しませんが、日頃から情報共有を図っており、今後、総合防災訓練を通常開催できる場合においては、支援協力を求めてまいりたいと存じます。2点目の避難行動要支援者の避難行動支援についてですが、町が作成した避難行動要支援者名簿には、現在、734名を登載し、個別支援計画書を各自治会長並びに避難支援者に交付しております。国は、令和3年5月に災害対策基本法を改正し、新たに避難行動要支援者名簿を活用した個別避難計画をおおむね5年程度に作成するよう、努力義務化したところでありますが、個別避難計画に移行することで、より実効性のある避難支援が可能となり、迅速な避難行動につながるものと考えております。このため、個別支援計画書をもとに、新たに個別避難計画の策定に向けて準備を進めてまいります。移行に当たっては、避難行動要支援者の同意や避難支援者の確保など課題もあることから、地域の協力が不可欠であり、要配慮者情報を所管する福祉部とも協議を重ねながら、取組を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。次に、木育について。1点目の町民の森整備計画については、現在、御質問のような計画はございませんが、町民による森林体験事業として、みどりの村で実施している赤ちゃん誕生記念植樹、美幌中学校の生徒による植樹や枝打ち体験を行っております。ここ数年は、新型コロナウイルス感染拡大防止により、様々な活動が制限されておりましたが、社会経済活動再開に合わせて広く町民の方が参加できるような取組を進めてまいりたいと考えております。また、本町の森林整備の取組に賛同いただいた企業、団体などと進めている企業の森林づくり事業は、造林費用などの経費を御負担いただいた上で町が管理を行い、その関係者の方々には、記念植樹や下刈り作業を体験していただいております。あわせて、企業との協働による町民が関われる植樹などを推進したいと思います。次に、2点目の木育マイスター養成についてでありますが、木育マイスターは木育活動の企画立案や指導、アドバイス、コーディネートができる人材を育成するための北海道主催の養成研修を修了した者が、知事から認定されます。現時点において、美幌町民の方の登録はありませんが、木育マイスター養成研修の情報提供など、周知を図ってまいります。引き続き、本町としても、木と触れ合い、木に学び、木と生きる取組である木育を普及・推進するため、現在実施しております町産材を使用した木製品を贈呈する木づかい事業、木を使ったものづくりを楽しむ木工体験、林業館きてらすの運営、林業体験におけるオホーツク総合振興局東部森林室や美幌林業グループからの技術指導の提供などの様々な取組を推進してまいります。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

それでは、順次、再質問をさせていただきたいと思います。まず、サニタリーボックスから再質問をさせていただきたいと思います。庁舎三階のトイレを利用させていただいたときに、サニタリーボックスが設置されておりました。今回の答弁書にもあります「長時間滞在する公共施設」はどのようにイメージされているのか、今後どのような場所に設置しようと考えているのか、お伺いしたいと思います。

答弁 総務課長 斉藤浩司(総務課長は2024年3月まで)

ただいまの御質問に御答弁いたします。役場のほか、しゃきっとプラザ、町民会館、図書館など会議や研修交流等で、一、二時間以上多く滞在されるような場所から順次設置を進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

今回のサニタリーボックスの設置について、答弁書にも順次設置していただけるとありますので、早期に順次お願いしたいと思います。この質問はこれで終わりたいと思います。次の質問に移りたいと思います。総合防災訓練について、再質問をさせていただきたいと思います。まず、3年前の全町防災訓練を踏まえ、今回どのように取り組まれるのか、お伺いしたいと思います。

答弁 危機対策課長 弓山俊(危機対策課長は2023年3月まで)

3年前の全町防災訓練を今回どのように取り組むかということでありますが、前回の防災訓練の反省点等を踏まえまして、今回は情報伝達の遅れ、避難行動の遅れにつながる部分をしっかりと取り組みたいと考えております。避難伝達手段としましては、自治会への情報伝達に加え、消防サイレンの吹鳴、現地広報活動、メール・LINEなどで情報発信をする予定でおります。また、情報確保の手段としてあんしんネットのほか、新しい試みとしましては、緊急速報メールでの訓練メールを配信する予定でおります。よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

私も防災について何度か質問をさせていただいておりますが、3年前は情報伝達の手段というのが周知できていなかったという部分を町民の方から聞いております。先ほど、今回の情報伝達の部分に関して、自治会の方を通してと答弁いただきました。前回、町長から答弁をいただいておりますが、地域とのつながりというか、声をかけ合ってというのが、今後の避難訓練については重要かなと思っております。携帯を持たない方にはメールとかはやはり意味がないというか、また、停電になったときに携帯が使えないということも想定されますので、1番いい情報手段というのは隣近所というか、よく町長も言われます共助の部分が1番重要になってくるのかなと思っております。今回、そのような部分を含めて防災訓練されるということですので、この辺については、しっかりと情報伝達に取り組んでいただければと思います。答弁の中で、防災講演会を二部形式で行うということなのですけれども、今回の参加対象者と、また、この講習会に参加される人数はどのように考えているのか、お聞かせいただければと思います。

答弁 危機対策課長 弓山俊(危機対策課長は2023年3月まで)

午後から全町民を対象とした防災講演会を開催する予定でおります。人数に関しては、今回、中ホールで実施するということになっていますので、感染対策をした上で、想定では120名の参加をいただくように考えております。講師として、日本赤十字北海道看護大学の根本教授に来ていただき、感染対策のとれた避難所の在り方とか、そのような部分の講演内容で考えておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

中ホールを想定して講演されるということなのですけれど、120名について、申込方法はどのように周知されるのか、お伺いしたいと思います。

答弁 危機対策課長 弓山俊(危機対策課長は2023年3月まで)

10月号広報を通じて、事前に公募いただく予定としています。あと、自治会連合会を通じて、参加人数を取りまとめていただくようお願いする予定でおります。よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

次に、町民の防災意識についてお伺いしたいと思います。以前、町より支給をいただいた非常用持出袋ですけれども、多分全町民に行き渡っております。この中に、ライト付き手回しラジオというのが入っておりますけれども、ライトだとか、そのようなものの点検について、今後どのように町民に周知していくのか。また、防災週間が始まりましたので、改めて自分でも回してみましたけれども、ライトやラジオがつかないぞという感じがありました。この辺について、今後、町で用意するということは多分できないと思いますので、町民の方に点検していただくとか、このようなことを用意してほしいとか、周知していくということが大事になってくると思います。この非常用持出袋の点検について、今後どのように周知していくのか、お考えをお聞きしたいと思います。

答弁 危機対策課長 弓山俊(危機対策課長は2023年3月まで)

先ほどの非常用持出袋の中身ですが、当初、ライト付きの手回しラジオを配布しておりました。実際に電池の劣化とか、そのような部分もあって、今はラジオの配布はしておりません。今後の用品の点検についてですけれども、中身の更新に関してはこちらで再度配布するということは考えておりませんが、確認方法とかを今後検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

防災に関することなので、早急に点検していただくための周知というのは非常に大事だと思います。広報等で伝達できるようにお願いしたいなと思います。次に、美幌町で管理されております防災備品についてお伺いしたいと思います。9月4日に、子供のためのお祭りがありました。その際、私も入り口で検温のお手伝いをさせていただいたのですけれども、防災の非接触型の体温計が誤作動というか、町長にも確認していただきましたが、体温が正確に出ないものもありました。この体温計の動作確認とか、そのような点検というのは、どのような頻度でされているのか、お伺いしたいと思います。

答弁 危機対策課長 弓山俊(危機対策課長は2023年3月まで)

非接触型の体温計ですが、危機対策課で2か月おきに資材の点検をする際に、動作確認や電池の残量とかの確認はしております。

再質問 2番 藤原公一

その点検をされているのに、お祭りの入場の際には正確に体温が測定できなかった。町長も一緒に確認していただいたので分かると思うのですが、2か月ごとに点検をしていれば、そのような誤作動は多分ないと思います。再度点検していただいて、ちゃんと体温が測れるかどうかというのは、今後、避難所が開設されたときに絶対必要になると思うのです。今回、コロナの感染防止とか、絶対に体温計は必要になってくると思うので、例えば、今は2か月に1回と言いましたけれど、1週間に1回は多いかもしれませんが月1回にするとか、電池の消耗とかもありますので、動作確認とか、そのような部分も含めてしっかりと対応していただきたいと思います。次の質問に移りたいと思います。今回の避難訓練というのは、水防を想定されているということであります。水防という部分でいきますと、私が建設関係に勤めていたときに、河川事務所とかが土のうの積み方とか、そのような訓練をやっておりました。今回も水防の避難訓練という部分でいけば、美芳地区、日の出地区の人に自宅の前に土のうを積むとか、そのような訓練も本当は大事かなと考えているのですけれども、土のうの作成方法とか、土のうの積み方一つで家に、玄関口に水が入ってくる、入ってこないというのがあります。適当に土のうを積んでも水は入ってくるのです。その辺も含めて、今後、土のうの作成とか、土のうの積み方などの訓練の周知について、考えをお伺いしたいと思います。

答弁 危機対策課長 弓山俊(危機対策課長は2023年3月まで)

今後においての訓練の話だと思いますが、今回の総合防災訓練については、体験型の訓練を重視した部分もありましたので、今後、そのようなコロナ禍の中でできる範囲で、体験型の訓練を実施するということも検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

課長が体験型の訓練を想定されるというのであれば、土のうの積み方も体験型の訓練になると思うのです。土のうの作成から積み方とかというのは何時間もかかるような作業でもないため、10月30日の総合防災訓練で美芳地区の方や日の出地区の方、何人かに集まってもらって、2人1セットとか、それぐらいの頻度でやってもいいのではないかと思うのですけれど、その辺の検討はないのかお伺いしたいと思います。

答弁 総務部長 小室保男(総務部長は2023年6月まで)

議員から何点か御指摘等をいただいております。私から若干、補足で説明させていただきます。まず、非常用持出品の点検については、議員の御指摘のとおりです。日頃からしっかり点検をしていかなければ、いざというときに使えないという事態が発生してしまいますので、例えば、毎年9月1日、防災の日は必ず御家庭あるいは職場等々で、みんなで点検をするという心がけの日にしたいなと思っておりますし、広報等も活用したいと思っております。それから2点目、防災備品、体温計の点検という御指摘です。こちらも御指摘どおり、防災グッズはいろいろありますけれども、やはり日頃の確認・点検が正しくなければ使用ができないという事態も想定されますので、今後、ここはしっかり改善していきたいと思っております。3点目として、土のうの作成、積み方の訓練ですが、実は今回も実施方針を作成する段階では、いろいろ検討はしました。ただ、いかんせん、今現在も町内において感染の拡大もあるということで、自治会連合会の皆さんとずっと何度もお話をしているのですけれども、やはりそのような不安もあって、今回の訓練の実施に当たっては、いわゆる通常開催が難しいということで断念をした経緯がございます。ただ、当然、特に浸水地域においては、土のうを住宅前に積むということはありますので、土のうの作成の仕方あるいは積み方はいずれ訓練をしなければならないと思っております。ただ、過去の経験で言うと、建設部の担当者ですとか、作業員、それから消防団の皆さんの御協力をいただいた中で、数多くの土のうを作成して運ぶということがございました。まず、そちらの体制、マンパワーをしっかり確保していくということが急務だろうと思っておりますので、そこを重点的に取り組んでまいりたいと考えてございます。よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

部長から丁寧な答弁をいただきましたので、次の質問に移ります。今回の避難訓練に関しては、美芳地区と日の出地区のみの自主防災訓練として実施されるということです。美芳自治会の方が美中まで避難する際の避難経路というのは、普通でいけば東和パチンコ屋の前を通ってということが想定されます。前回もそうでしたけれども、あそこは日の出地区で一部冠水する場所だと思うのです。ハザードマップにも冠水する場所となっています。このようなところを避けて避難訓練をすべきだと思うのですが、その辺の考えについてお伺いしたいと思います。

答弁 危機対策課長 弓山俊(危機対策課長は2023年3月まで)

避難するときの避難バスの発着場については自治会と協議していまして、水没とか、水被害が1番ない場所の候補を何点か絞って、そこに避難バスを停留させるということで考えておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

冠水しているところにバスを通すということにもならないと思いますので、その辺の周知もしっかりと取り組んでいただけたらと思います。次に、課題を見つける避難行動の取組という部分に関してですが、マイタイムラインというのが国土交通省のホームページにあります。ユーチューブでも配信されておりますが、いつ、誰と逃げるかを日頃から行うことも大事だという部分がありました。誰と避難するかというのが重要な道しるべになるということが、答弁にもありました。マイタイムラインはユーチューブでも配信されておりますので、この辺の周知についての考えはないのか、お伺いしたいと思います。

答弁 危機対策課長 弓山俊(危機対策課長は2023年3月まで)

御質問のマイタイムラインの周知につきまして、個人でそれぞれにタイムラインを作成するというのは、今後、重要なことだと考えております。作成の方法について広報で周知できるよう考えてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

ちょっと話題を変えさせていただきますが、今、全国的に避難所のペットの問題が出ております。ペットがいるために自宅に残っている、避難しないという方も多数おられると聞いております。美幌町として避難所のペットの持込み、対応は今後どのように考えていくのか、また、今後の対応についてお伺いしたいと思います。

答弁 危機対策課長 弓山俊(危機対策課長は2023年3月まで)

先ほどのペットの避難に関してなのですけれども、今現在、ペットと一緒に避難所に入るということにはなっておりません。今後、ペットが同行してということも考えていかなければならないと思っております。その方法に関しても、例えば、外にそのような場所を確保するとか、今後いろいろ検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

防災に関しては、やってみないと分からないという部分も多々あると思います。すみません、次に、教育委員会に質問をさせていただきたいと思います。この間、学校防災教育が行われました。学校で災害に遭い、自宅に帰れないという場合、子供が安否確認をする手段として公衆電話があると思いますが、公衆電話が使えない子供が多々いるとお聞きしております。学校で公衆電話の使い方など、防災教育として取り組めないのか、お伺いしたいと思います。

答弁 教育部長 遠藤明

御答弁申し上げます。公衆電話自体も減っていますけれども、公衆電話自体がどのようなものなのかということについて、防災教育の中で取り入れることは十分可能ですので、今後、学校にも指示をしていきたいと思っております。

再質問 2番 藤原公一

避難訓練というのは、継続性があるものにしなければいけないと思っております。いざというときに、訓練がなければ動けないというのも、人間の心理としてあると思っております。今回の防災訓練の前ではありますけれども、先ほど質問しましたことが、今後、町民の方々が安全に避難行動をとれるような万全な計画・取組をお願いしたいと思います。この質問は終わりまして、次、避難行動要支援者、避難行動についての再質問をさせていただきたいと思います。答弁書には「避難行動要支援者名簿、個別支援者計画を各自治会並びに避難支援者に交付しております」とあります。死亡、長期入院やショートステイなど、自治会ごとで変動があると思いますが、情報の共有というのはどのようにされているのか、お伺いしたいと思います。

答弁 保健福祉課長 中尾亘(保健福祉課長は2023年6月まで)

御答弁いたします。現在、管理しております734名の台帳でございますが、自治会ごとに死亡、転入、転出、この情報があった時点で、台帳の修正を保健福祉課に提出して、管理している状況にございます。

再質問 2番 藤原公一

ということは、長期入院とかで家にいないという人も、その自治会の名簿の中にいるという認識でよろしいでしょうか。

答弁 保健福祉課長 中尾亘(保健福祉課長は2023年6月まで)

台帳の登録時点で長期入院されている場合については、亡くなっていなければ登録されているという現状にあります。

再質問 2番 藤原公一

そこの自治会の方がそのような方を把握していればいいのでしょうけれども、もし把握されていない場合、その家に確認に行ったときにいないぞということがあり得るのではないかと思います。今後、個別支援計画書を作成していただけるということですが、自治会の方とかとの連携に関して、ショートステイも含めて個別避難計画が出てくるのかなと思うのですけれども、その辺のお考えについて。

答弁 保健福祉課長 中尾亘(保健福祉課長は2023年6月まで)

ただいまの御質問でございますが、議員おっしゃるとおり、長期入院等で不在の方については家にいなくて、実際に災害が起きたときにその対応に苦慮するケースも出てくると思います。今回、計画書を作る前の段階で、行政でしっかり制度設計を考えて、それから名簿の作成等々に移ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

今回の個別避難計画の作成について、先進地というか、先に計画を作成している地域がありますので、紹介させていただきたいと思います。宮崎県延岡市が既に作成して取り組んでおります。行政の声と地域の声というのがあるのですけれども、行政側の声としては「マンパワーが不足している」「日常業務がすごい多忙である」「福祉部局と防災部局の連携が不足している」「計画に対する知識不足」などが挙げられておりました。また、地域の声としては「住民の高齢化」「自治会に加入しない」「若者がいない」「責任がとれない」などが挙げられておりました。行政側は、初めの一歩が踏み出せないという部分で、地域の個別避難計画の作成は無理という話も聞いております。行政側が地域に出向き、計画策定を推進しなければ、個別避難計画の作成は困難と思うのですけれども、今後の対応についてお伺いしたいと思います。

答弁 危機対策課長 弓山俊(危機対策課長は2023年3月まで)

個別避難計画に関しては、当然、作成する上で登録される方の同意も必要ですし、そのような生活環境、身体状況を確認する上で地域の方の御協力がなければ進んでいかない問題だと思っております。また、登録される方に関してもそのような部分、自立して避難できるかどうかという部分を共助いただく考えで登録してもらうことも考えております。とは言いながらも、そのような災害が起きたときに自力で避難することが困難な方に関しては、当然、共助していかなければならないと思っておりますので、現在ある計画をより実効性のある計画にするために、今後、個別避難計画を策定していくということが重要だと考えております。策定については、福祉部及び福祉関係者と協議可能な時期等を決めた上で、段階的に進めていきたいと考えております。また、まずは、計画の記載事項、災害リスクの高い地域、身体状況の重い方などの優先度の設定を行い、策定に着手してもらいたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

令和3年度個別避難計画作成モデル事業報告書の中に避難行動要支援者の声というのがありますので、ちょっと紹介させていただきたいと思います。「個別避難計画を作成することで、避難場所、避難経路について改めて確認することができ、危険箇所の把握ができた」「避難所に行けることが分かってよかった」「安心感が高まった」「地域の人が気軽に声をかけてくれるようになってうれしかった」「避難時の持出品の整理など、自らできることも意識していきたい」という声があります。また、この報告書の中には、住民、避難支援等実施者の声というのもあるのですが「障がい者と顔見知りになり、道であったときに挨拶や会話ができるようになった」「これまで余り自治会の活動に参加しなかった地域住民が参加するようになった」「災害時に支援する内容や避難所で気をつけることが事前に分かり、要支援者も、支援者も安心できる」という声があります。先ほどの災害の部分もそうなのですけれども、美幌町というのは災害が本当に少ないところで、皆さん安心している部分もあると思いますが、近年の災害において、高齢者や障がい者が犠牲となっております。災害における全体の死者のうち65歳以上の高齢者の割合は、令和元年台風19号では約65%、令和2年4月豪雨では約79%となっております。災害時の避難支援をさらに実効性のあるものにするためには、やはり個別避難計画の促進が重要であると思っております。先ほどの避難のこともそうかもしれませんが、行政側はやることが本当にたくさんあると思います。ですが、何度も言いますけれども、町民の方が全員、安全に避難行動に移れるような対策に万全を期していただきたいと思っております。次に、木育について再質問をさせていただきたいと思います。企業の方に、町民の方と森林に興味を持ってもらうということが大事だと思います。今回も石上車輌さんから寄附をいただいておりますけれども、石上車輌さんから住民の方と一緒に木を植えたいとか、そのような声がなかったのかをお聞きしたいと思います。

答弁 総務部長 小室保男(総務部長は2023年6月まで)

先に、先ほどの避難行動要支援者に関わる御指摘について、若干の答弁をさせていただきます。議員御指摘のとおり、災害弱者の方の命をいかに災害発生時に守るかというのが私たち行政の仕事ですし、また、地域の皆さんと一緒に協力し合うことで、しっかり命を守っていくということが大切なのだろうと思っております。これからおおむね5年をめどに個別避難計画の作成を進めることになるのですが、正直なかなか時間のない中で、いかに進めていくかというのが大きな課題になっております。ただ、何度も言いますが、今回、計画書の作成に当たる私たち防災の担当と福祉部門の職員、忙しいわけですけれども、いずれの職場も住民の皆さんの命を守るということが本来の仕事ですので、ここはしっかりと計画的に対応していかなければならないと考えております。いずれにしても、全ての方の命を助けるために何ができるかというのを真剣に考えて取り組んでまいりますので、御理解をよろしくお願いいたします。

答弁 耕地林務主幹 伊藤寿

ただいまの御質問にお答えいたします。先に行われました石上車輌さんの御寄附のときには、そのようなお話はありませんでしたことをお伝えいたします。

再質問 2番 藤原公一

多分、向こうから提案はないと思うので、こちらから町民の方と一緒にというアピールをしないと、石上車輌さんもいいですよ、一緒にやりましょうということにはならないと思いますが、町長、どうなのでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

今回、石上車輌さんと契約締結をして、私も一緒に植えさせていただきました。石上車輌さんからすると、コロナ禍で来られる方がやはり少ないので、最終的には社員の方がこちらに来て、一緒に植えたいという希望はもともとありました。それで、町民の方とどう関わるかというのは、私どもからもそのようなときに一緒に交流をさせていただきたいということは、前に石上車輌さんにもお話ししています。藤原議員がおっしゃるとおり、こちらから働きかけるということで理解しております。

再質問 2番 藤原公一

木を植えるということは屋外のことですので、コロナとかは余り考えなくてもいいのかなと思います。町民の方がどれだけ参加するかというのは別問題なのですけれども、皆さんと一緒に木を植えるということはいいことだと思いますので、今後、その辺の対応をよろしくお願いしたいと思います。次に、美幌町にいろいろな公園とか、みどりの村とかも含めて自然に囲まれたいい場所があると思うのですけれども、学校に植えてある木とか、樹木園とか、美幌町にいろいろあると思います。そこに樹名板とかをつければ、例えば、これは柏の木なのだよ、別名は何ていうのだよとか、子供たちも木にすごく親しんでいただけると思います。この樹名板に対して何か考えがあれば、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

教育委員会の部分は教育長がお話しすると思いますけれども、例えば、みどりの村とか、多くの人が来て、木に触れるところについては、私が指示をして樹名板をつけたことがあります。ただ、今もそのまま継続されているかというのはちょっと分かりません。あと、学校林については別なものなので、そこは直接一般の方が関わることがなく、ちょっと難しいと思うのですけれども、公共施設の中でそのような木があるところで、ついていないところについては、やはり考える必要はあるかなと思っております。

答弁 教育長 矢萩浩

ただいまのお尋ねですが、町長からも答弁がありましたように、みどりの村で樹名板をつくった経過がございます。そのとき、博物館の学芸員もデザイン等に大分関わったという経過もございます。議員おっしゃるように、木を切り口として様々な教育の要素がございますので、その辺についてはしっかり考えていきたいと思います。よろしくお願いします。

再質問 2番 藤原公一

私の質問にもありましたけれども、幼少の頃からしっかり木と触れ合うということが、心を豊かにするという部分もありますので、しっかりと取り組んでいただければと思います。次に、北海道水産林務部森林環境局森林活用課活用調整係のホームページの中で、NPO法人アオダモ資源育成の会の活動内容が紹介されておりました。このアオダモ資源育成の会というのは、プロ野球選手などに野球のバットを供給するため、育て、植えていくという会であると、ホームページではそのように書いてありました。先ほど、私はファイターズと一緒にという話もしましたけれども、今後、このアオダモ資源育成の会との連携というか、そのようなことについて何か考えがないのか、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

今、そこまでの考えは持っておりません。ただ、今まで野球連盟の依頼で美幌町に木を植えさせてもらって、将来バットになる木を育てるというようなことで協定は結んでいる状況であります。

再質問 2番 藤原公一

時間がないので、次の木育マイスター制度について質問をさせていただきたいと思います。子供たちが木と触れ合う場の提供というのが大事だと思っております。マナビティーセンターの中に木工サークルというのもありますけれども、例えば、そのようなところに子供たちと触れ合える場所がつくれないかとか、建設中の住宅見学会とか、木に携わる人々に木育マイスターになっていただけたらと思います。木育マイスターというのは、キノコに詳しい人とか、木工場にいた人、工芸品をつくる人、元大工だった人、造園に携わる人とか、美幌町にたくさん人材がいると思います。木育マイスターという制度に対して、多分札幌かどこかに行かないと研修を受けられないと思うのですけれども、例えば、人数が集まれば美幌町で木育マイスターの研修というのはできないのか、お伺いしたいと思います。

答弁 耕地林務主幹 伊藤寿

ただいまの御質問にお答えいたします。こちらの養成研修に関しましては北海道で実施しておりまして、今年は苫小牧市で開催していて、もう既に募集も終わっております。ですので、人数が集まれば美幌町とか、そのようなことはこちらでは分かりかねますので、よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

次の質問に移りたいと思います。答弁書の中に「美幌林業グループからの技術指導の提供など、様々な取組を推進してまいります」とありました。林業グループの技術指導というのは、どのような取組を考えているのか、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

今、木育マイスターの話をされましたけれども、指導林家という言葉をお聞きになったことがあるかと思います。それで、美幌町はマイスターの登録をする方がいないのですけれども、実は、北海道知事が認定する指導林家が美幌町には6人いらっしゃいます。これは管内的に見ると非常に多いです。大空町、津別町については4人、北見市は7人。そのような意味でいけば、マイスターはいませんが、実際に木を植えるときにはこのようなプロの方に必ず来ていただいて、町民の木を植える、植栽の関わりをしていただいているので、その辺も御理解いただきたいと思っております。

再質問 2番 藤原公一

今、地球温暖化というのが叫ばれております。美幌町の豊かな自然を守り、共存していくことで、温暖化対策、ゼロカーボンにもつながっていくと思いますので、木育を通して豊かな心を育てていけるような今後の取組に期待して、私の質問を終わります。

出典:美幌町議会 令和4年第7回定例会 2022年9月13日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる