みんなの議会

美幌町議会 令和6年第4回定例会 2024年6月26日

(1)LGBTQについて/(2)小中学校制服選択制導入の考えについて/(3)子供の安全・安心について

2024年6月26日、美幌町議会の一般質問で、藤原公一議員が「LGBTQについて」「小中学校制服選択制導入の考えについて」「子供の安全・安心について」について質問し、町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、保健福祉課長 立花良行、学校教育課長 中尾亘が答弁しました。

質問者
藤原公一 議員
答弁者
町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、保健福祉課長 立花良行、学校教育課長 中尾亘

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 藤原公一

おはようございます。ただいま、議長から発言の許可をいただきましたので、さきに通告いたしました事項について、質問させていただきたいと思います。まず1点目、LGBTQについて。(1)パートナーシップ宣誓制度導入の考えについてであります。令和6年3月号の広報びほろに、LGBTQについての特集が組まれておりました。LGBTQとは、性的マイノリティー(性的少数者)の総称で、性的指向や心の性の英語表記の頭文字を取って組み合わせた言葉であります。最近まで、世の中には、男性と女性の二つの性別しかないと認識されておりましたが、一人一人の考え方や姿などが異なるように、社会にはいろいろな人がいます。戸籍上の性と心の性が一致せず違和感を持つ人、同性だけを好きになる人、その違いが理解されず生きづらさを感じている人もいます。本年4月より、網走市、斜里町、清里町、小清水町、大空町の1市4町では、パートナーシップ宣誓制度を開始し、北見市に次いで、オホーツク管内近隣自治体同士が対象者や条件を統一して、同時導入しております。どの自治体でも届出が可能となり、手続きも円滑に進められるのが特徴でありますが、今後、本町におけるパートナーシップ宣誓制度導入の考えについて、お伺いいたします。2点目、小中学校制服選択制導入の考えについてであります。小学校では、中学校の制服を着用して卒業式を行うことが慣例となっており、中学校でも、入学式や卒業式では制服を着用していることは認識しております。LGBTQ(性的少数者)など、心が多感な子供に対しては、男子は学生服、女子はセーラー服という固定観念が心の負担になっていると思われます。全国的に広がる性の多様化などに配慮し、女子でもスラックス、男子でもキュロットなど、制服の選択制を導入することで、児童生徒に対し、LGBTQといった性的指向への違和感がなくなるよう土台を作ってあげるべきだと考えます。今後、美幌町における制服選択制の導入の考えについて、お伺いいたします。次に、軟骨伝導イヤホンの導入についてであります。本年度より、補聴器補助についての予算が計上されたことは、難聴の方にとって大変喜ばしいことだと思います。ですが、補聴器まで必要はないが、少し耳が遠く感じている人が多々いるのも現状であります。公共の場においては、窓口に拡大鏡や老眼鏡を用意し、ほかの市町村においても、見えづらさに対する配慮はありますが、聞こえづらさをサポートする手段はあまり見受けられません。近年、補聴器とは違い、イヤホンのような凹凸がなく、耳穴に挿入しないことから衛生的に使用できる軟骨伝導イヤホンが開発、販売されております。まずは、高齢者や難聴者が円滑なコミュニケ―ションをとれるよう、公共施設の窓口に軟骨伝導イヤホンを導入すべきと考えますが、軟骨伝導イヤホンの導入の考えについて、お伺いいたします。また、子供たちの難聴にも有効と考えますが、学校教育現場における軟骨伝導イヤホンの導入の考えについても、併せてお伺いいたします。3点目であります。子供の安全・安心について。子供を被害者、加害者にもさせないペアレンタルコントロールアプリ(コドマモ)の活用についてであります。現代社会において、子供がスマートフォンを所有する割合は非常に高く、また、SNSの利用者も増えており、近年では、撮影した写真や動画をSNSアプリやインターネット上でシェアすることが定着しております。また、学校教育でも一人1台のタブレットを持ち、インターネットへのアクセスが容易になっております。このように、子供にとって身近なスマートフォンやタブレットなどを利用して、個人情報を公開する行為には様々な危険性があることを、保護者も子供も理解していると思います。こうした背景を受け、愛知県警は、令和3年秋から藤田医科大学と共にAI(人工知能)を利用したアプリ、コドマモを開発しました。このアプリでは、リアルタイムで子供の位置情報を確認できるだけでなく、子供自身のスマートフォンで裸や下着姿などのわいせつな画像を撮影・保存した際、AIが撮影データを判別、画像を削除するよう子供に推奨し、保護者にも通知してくれる機能があります。AIはサーバーを介さず端末上で完結でき、画像は端末外に共有されることはないため、プライバシーは保護されます。教育現場において、学習用タブレット端末を自宅に持ち帰った時の管理まで学校教員に求めることは難しく、子供に安心してスマートフォンを所持させ、子供を様々な危険性から守る上でコドマモは有効と考えますが、今後のコドマモ周知の考えについて、お伺いいたしまします。以上3点、答弁をよろしくお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

藤原議員の御質問に答弁いたします。なお、子供の安全・安心については、教育長から御答弁させていただきます。初めに、LGBTQについて。パートナーシップ宣誓制度導入の考え方についてですが、現在、LGBTQの方々が安心して暮らせる町の実現に向け、パートナーシップ制度の導入に向けた準備を進めております。制度の円滑な導入に向けて、町民の皆様の理解促進が不可欠と考え、町広報紙にて特集を組み、その在り方などの意義について分かりやすく説明いたしました。また、町民の皆様への理解を深めるため、講演会を開催する予定であります。講演会では、専門家をお招きし、LGBTQに関する正しい知識や理解を深めるための講演や、制度の活用方法について説明を行う予定です。さらに、職員向けの研修会を開催し、LGBTQに関する理解を深め、制度の円滑な運用に向けた体制づくりを進めます。このような取組を実施し、町民の皆様の理解を深めつつ、制度の内容や運用方針等について検討の上、本年度中の導入を目指し進めてまいります。次に、小中学校制服選択制導入の考えでありますが、近年、LGBTQに配慮した制服として、男女兼用のブレザーにスラックスかスカート、ネクタイかリボンの組合せを自由に選択できるジェンダーレス制服を導入する学校が少しずつ増えている状況にあります。本町では、小学校は自由な服装、中学校においては、学生服又はセーラー服を指定しており、性別に関係なく制服を選択できる状況にあります。制服は、学校制服に求められている役割、価値観が多様化している中で、選択に当たっては、生徒や保護者の思いを尊重すべきものと考えますが、全国的に広がる性の多様化などに配慮したジェンダーレス制服の導入については、学校現場と協議した中で検討してまいりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。次に、軟骨伝導イヤホンの導入について。御質問の公共施設の窓口に軟骨伝導イヤホンを導入することについてですが、軟骨伝導イヤホンは、これまでのイヤホンの代わりに耳の軟骨部に振動子を装着し、軟骨を振動させ音を伝えるもので、音が伝わりにくいことが原因となる難聴の方にとっては、聞こえの改善に繋がっているケースがあると認識しております。一方、加齢性難聴など、聴覚に関わる細胞の減少・老化などにより、音を感じ取りにくくなる難聴の方には、改善が難しいものとなっており、高齢者の難聴の多くは加齢性難聴であることから、聞こえの改善が見込めない可能性も十分に考えられる状況でありますが、他の自治体や公的機関での設置例もあることから、その有効性について調査し、今後、導入について検討してまいりたいと考えております。次に、学校教育現場における軟骨伝導イヤホンの導入の考えでありますが、現在、補聴器や難聴支援システムを使い、学校生活を送っている子供が数名、在籍している状況にあります。今後、難聴者の対応については、学校生活に支障を来たすことのないよう合理的配慮の提供を念頭に置いた中で、軟骨伝導イヤホンの有効性について検討してまいりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 矢萩浩

藤原議員の御質問にお答えいたします。スマートフォンやタブレットの普及により、子供のSNS等のトラブルが増えている状況にある中、コドマモアプリは、デジタル環境に置かれた子供たちを様々な危険性から守り、事故や被害を未然に防ぐ画像判別アプリとして、有効であると認識しております。御質問のコドマモ周知の考えでありますが、子供のスマートフォンの所持につきましては、各家庭の判断によるため、コドマモアプリを含めた被害の未然防止策を、マチコミメールや学級通信などを通じて子供と保護者に周知し、啓発を図ることが何よりも大切であると考えております。次に、本町のタブレットを用いた学習端末でありますが、代表的なSNSのほか、動画共有サイトやアダルトサイトへのアクセス及び課金等はできない設定になっており、トラブルや性被害の未然防止に努めておりますが、コドマモの導入については、他市町での事例や検証結果等も参考にしながら判断してまいります。また、AIによるセキュリティー対策も必要ではありますが、まずは、学校現場においてスマートフォンやSNSを使用する際のトラブル防止の授業や保護者・教職員に対する研修会などにより、児童生徒自身がネットモラルのよしあしを判断できるように、家庭と一体となって取り組んでまいりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。以上、お答えいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

再質問 8番 藤原公一

それでは、再質問に入らせていただきたいと思うのですけれども、再質問の順序を変えて、まず、軟骨伝導イヤホンの導入から再質問させていただきたいと思います。まず、人が音を聞く経路というのは、500年前から、耳で直接音を聞く気導と外骨の振動が音として脳に響く骨伝導の二つが知られておりましたが、第3の聴覚経路として発見されたのが軟骨伝導であります。軟骨伝導とは、耳の出入口付近にある軟骨を振動させて音を伝える仕組みで、平成16年に奈良県立医科大学の細井裕司学長によって発見されております。細井学長は、聞こえているつもりでも、実際には完全に聞こえていない人が多く、国内の難聴者は1,400万人、そのうち補聴器使用者は200万人と指摘され、補聴器非所有者は1,200万人と指摘されております。それを踏まえての再質問になりますけれども、答弁で、加齢難聴では聞こえの改善が見込めない可能性も十分考えられるとありましたが、細井学長は、逆に聞こえづらくなってきた人に有効であるという論文も発表されております。また、それを踏まえて有料老人ホームでも導入され、利用されている方とコミュニケーションがとりやすくなったとの御意見が、老人ホームからもあります。どこの情報で、加齢性難聴には効果がないと答弁されているのか、まずお伺いしたいと思います。

答弁 保健福祉課長 立花良行

ただいま御質問の加齢性難聴に対する改善がないという、こちらの答弁でございます。これは、ネットに出ている情報ではありますが、日本耳鼻咽喉科学会で、感音性難聴については、先ほど議員からも御紹介がありました、内耳で音を電気信号に切替えて脳に伝えるというところ、そこについては、加齢性難聴の方の多くが加齢によって細胞が弱ったり、あるいは老化によってその能力が落ちたりということで、その部分の能力が落ちたことによってうまく音が聞き取りづらいと言われております。そのようなことが、日本耳鼻咽喉科学会のホームページにも出ているところでありますけれども、伝音性の難聴、それから感音性の難聴ということで、難聴の種類によって適切な補聴器であったり、あるいは、軽度であれば集音器で改善することも当然ありますので、そのようなものをきちんと先生と御相談しながら選ぶ必要はあると考えております。そのようなところで御答弁をさせていただいたところでございます。よろしくお願いします。

再質問 8番 藤原公一

まず、細井学長の話になるのですけれども、今までは骨伝導があって、骨で音を聞いているという補聴器もあったのですが、軟骨伝導のメリットというのは、まず骨を圧迫しない、頭蓋骨を圧迫しないので装着時に痛みがない。私は、メリットしか言いませんけれども、左右のイヤホンを個別に音量調節できる、片耳だけでも使用ができるとか、通常のイヤホンのように耳を塞がないので違和感がないということも最大のメリットであると言われております。また、イヤホンと集音器がセットになっていて、集音器には雑音を取り除く機能があるので音漏れが少なく、小さな声でもはっきり聞こえることから、窓口で大きな声で話す必要がなく、難聴者のプライバシー保護につながるということが、細井学長の見解でもあります。よく1階の窓口に行くと、高齢者は耳が遠いので、やはり担当者も大きい声でしゃべらないといけない場面というのが多々見受けられることがありました。今、銀行で導入されているところが多いのですけれども、お金に関わることとか、財産に関することとかというのは、やはりプライバシーを守っていかないといけないという部分で、この軟骨伝導が有効であるという自治体がすごく増えております。答弁にも、軟骨伝導イヤホンを導入されている自治体が結構あると知っているということで、多分、調べられているとは思うのですけれども、東京都狛江市が一番最初に導入しています。市民課と福祉総合窓口の2か所に導入し、音も聞こえやすくなったので、今までコミュニケーションが取りづらかった高齢の方とコミュニケーションが取りやすくなったということがホームページに載っておりました。また、山口県長門市では、高齢者の利用が多い支所、出張所の8か所の窓口に配備され、そこでアンケートを取っています。アンケートでは、6割以上の方が聞き取りやすくなったと答えております。今後、導入に向けての検討をしてまいりますという答弁でありましたけれども、この軟骨伝導のイヤホンは、3万円ぐらいの単価で販売されているものでありますので、例えば、試験的に1台だけ導入して、そのような方が来られたときに使っていただいて、その方からアンケートを取っていくという方法を取られてはどうかと思います。福祉の窓口にかかわらず、高齢等の方とお付き合いのある、例えば、地域包括センターに貸出しするとか、そのようなことも踏まえてアンケート調査を行ってみてはどうかと思いますが、その辺についてどう考えているのか、お伺いしたいと思います。

答弁 保健福祉課長 立花良行

奈良県の細井学長が開発した軟骨伝導ということで、少し補足させていただきたいのですけれども、議員が御紹介のとおり、気導での伝導、骨伝導、それから新しく軟骨伝導ということで、骨伝導につきましては、頭蓋骨をやや圧迫する形で装着しまして、振動が音を変換する内耳に伝わって、音が聞こえるようにするという仕組みであります。同じような骨伝導とつくのですけれども、軟骨伝導につきましては、軟骨を震わせて耳の穴、気導に音波を発生させて、それが、鼓膜を通って内耳というところで電気信号に変換するということになります。よって、先ほどの加齢性難聴という内耳の機能の衰えなどによる部分については難しいのではないかということで答弁させていただきましたので、補足をさせていただきます。それから、試験的に導入してというお話でありますけれども、今、私が言ったとおり、難聴の方でも改善される方、当然、改善されない方もいらっしゃるという状況で、その辺をもう少し見極めて、試験的にやるにしても検討したい。また、窓口であれば、今現在、我々の窓口につきましてはアクリル板を置いているということで、そうなると、アクリル板の邪魔をしますので有線式の物、やらなければいけないという現状ではそのようなことが考えられます。アクリル板がなくなったり、あるいは包括支援センターにお貸しする、持ち運びという部分では、ワイヤレス式の物も発売されておりますので、そのような物のほうがより適しているのかなということも考えられますので、そのようなことをもう少し情報収集しながら検討して、対応について考えていきたいと、現段階では担当として考えているところであります。よろしくお願いいたします。

再質問 8番 藤原公一

課長の言っていることも分かるのですが、今、加齢性難聴の方が窓口で使うのでなく、そのようなことも当然あるのでしょうけれども、まず、窓口に来ている難聴の方を対象にして使ってみてはどうでしょうかということです。それを広く販売する、あっせんしてくださいという話ではないのです。窓口に来ているちょっと耳の遠い方に使っていただいて、言葉のコミュニケーションをとってみたらどうですかという話なのです。ですから、加齢性難聴に効くとか効かないとかという話ではなく、そのような難聴の方の音が大きく聞こえるということ、コミュニケーション第一だと思うので、その辺の認識のずれがあるのかなと思います。そこの窓口にまず置いてみてはといったらおかしいですけれど、アクリル板があるおかげで声が聞こえづらいというのも当然、課長が先ほど言ったとおりだと思うのです。私が調べた物は集音器なので、アクリル板越しでもきれいにクリアに聞こえるということが、私からの情報であります。ですので、この軟骨伝導イヤホンは、そこまですごく高い機械を買わなくても有効だと思うのです。今後、いろいろな部署で検討していただけるということなので、検討していただければとは思うのですけれども、そのときに、先ほど言ったとおり1台でいいので導入していただいて、どこの部署でもいいので持ち回りしていただいて、これは効果があるといったときに予算づけしていただければいいかなと思います。その辺、町長どうでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

今、御質問の中で、答弁の中にも書かせていただきましたけれども、あくまでも難聴の方に対してどのように対応、コミュニケーションを取るかという中でいけば、きちんと音が聞き取れる環境をどうつくるかだと思うのです。その中で、今回は軟骨伝導という方式を勧められているのですけれど、それは一つの方式であって、私は、それにこだわることはないのではないかなと思っています。藤原議員が私どもに望んでいるのは何かというと、難聴、要は聞きづらい人に対してきちんと対応できるようなことをやってはどうかということをお話ししていると思うので、そのことについては、実際にそのような物を用意できるのであれば用意してと思っています。実は、私も専門柄、そのような物に興味があって、先生が開発したときに、最初に日本で製品化されたオーディオテクニカという軟骨伝導イヤホンを持っています。本当にいいのですね。ただ、それなりに問題もあったり、それから今回3万円ぐらいという特定のメーカーのオススメをされているのですけれど、それの分析もしていて問題もたくさんあるのです。ですから、あまりこの製品ということにこだわらないで、軟骨伝導という方式がいいからそのような物を用意できるし、私の物をお貸ししてもいいですし。それから、つい最近、集音という概念から、今まで問題だった耳の奥に入れるという型からヘッドホンタイプの集音器が出たのです。そうなれば、相手の話し中にちょっと片耳を当てながら、こっちを当てながらつけて、お互いコミュニケーションを取るという製品も出ております。その意味では、元に戻りますけれども、どれが一番、ベストとかそのような論議ではなくて、本来、難聴の方がしっかりコミュニケーションを取れる物を町として用意することに努力していきたいと思いますので、御理解をよろしくお願いいたします。

再質問 8番 藤原公一

よろしくお願いしたいなと思います。学校現場も同様に、今後検討していただければと思います。この軟骨伝導については質問を終わらせていただいて、次に、LGBTQの再質問に入らせていただきたいと思います。今後やっていただけるという答弁なので、私からこのことについて再質問することはないのですけれども、ただ、2点目の学校の制服について、お伺いしたいことがあります。私の質問にもあったように、小学校では自由な服装という答弁をいただいているのですけれども、私が卒業した時、多分、今もそうだと思いますが、卒業式で男子は学生服、女子はセーラー服ということが慣例だと思います。卒業式では学生服、セーラー服でよろしいのかどうかだけお伺いします。

答弁 学校教育課長 中尾亘

御答弁いたします。現在も指定はしておりませんが、慣例としてはそのようになっている状況であります。

再質問 8番 藤原公一

ある父兄の方から、卒業式の制服のことについてどうなのだろうという質問を受けました。まず、中学校に上がるときに転校してしまうという子供も少なからずいると思うのです。親の転勤に伴って次の学校が決まらないのに、次の学校の制服を着てしまうパターンも中にはあったという過去の話を聞いたことがあるのです。転校先の制服を買ってきて着た、何か一人だけ違うぞという生徒もいたという話も聞いたことがあります。そのことも踏まえた今回の制服の話になります。卒業式なので、正装という部分でいけば学生服が正しいのかもしれませんが、はっきり言って、私も何がいいのかというのは。今後、子供の選択制の自由、貧富の差とかもいろいろ出てくるので、いい服悪い服という表現が正しいのかわかりませんけれどもそのようなことも出てくることから、学生服がいいのかどうかということもあります。現在、中学校では、ふだんはジャージ登校でいいのですよね、多分。ジャージ登校が認められて、中学校でも卒業式とか入学式とか、何かそのようなイベントごとでしか制服を着ないと思うのです。そのことも踏まえたら、家計の負担が大きくなってくるのかなと思われます。ここで決められる部分ではないと思うのですけれども、今後、保護者とか学校側との意見交換も含めて、この部分について検討していただいて、先ほど言ったLGBTQに配慮したいろいろな制服を考えていただければと思います。今後、この対応についてどのようにされようとしているのか、この1点だけ聞いて、この部分の質問を終わりたいと思います。

答弁 学校教育課長 中尾亘

御答弁いたします。先ほど議員に御質問されたとおり、中学校ではふだんジャージ登校です。儀式的行事、試験、外部から招いた講演、卒業式も当然そうなのですが、LGBTQの関係でどうしても制服が着れないという方は現在いないと押さえてはいますが、今後出てきた場合は個別対応という形、ジャージという形にはならないとは思うのですけれども、少し地味な服ということで、各2校とも考えている状況にあります。美幌町は、今後、新しい学校という部分の検討に今入っておりますので、当然、制服の部分もLGBTQに配慮したジェンダーレスの制服導入を考えていきますが、まだまだ先の話ですので、その辺について保護者の意見も聞きながら、いつ導入することがいいのかということを、数年かかるとは思いますがしっかり考えて。ほかの学校等々に聞きますと、数年かかっている状況にありますので、そこを含めてしっかり検討してまいりたいと思います。よろしくお願いします。

再質問 8番 藤原公一

何というか、我々の時代と違って、質問どおりの男子は男子、女子は女子という性別の区別がなくなっている時代にありますので、子供たちの心のケアというのでしょうか、その辺もしっかりと今後望んでいきますので、よろしくお願いいたします。最後の質問になります。コドマモについて質問させていただきたいと思います。記憶に新しいもので、留萌市の17歳の少女が、SNSを通じて殺害されるという痛ましい事件が発生しております。今回の事件について、SNSの投稿が引き金になって殺害されるという経過であります。もし、私の紹介したコドマモというものが導入されていれば、本当に危険なラインとかSNSでのいじめ、誹謗中傷を、AIが親御さんにも知らせてくれるという機能もありますので、この機能がもし入っていれば未然に防げたのかなと思っております。このアプリは、そのほかにも、アプリの使い過ぎや見守りマップ、歩きながらスマホだとか、質問のとおりの性的な写真などもブロックされて、保護者にも通知されるという機能がついております。有料のものと無料のものがありますけれども、有効なアプリだと思われます。保護者や学校側の協議というのも今後大事になってくると思います。導入するしないというのは、本人と保護者の話にはなると思うのですけれども、このようなアプリがあるよと、このような便利な機能があるよという話になりますので、この辺の周知について、今後どうされるのかだけお伺いしたいと思います。

答弁 学校教育課長 中尾亘

御答弁いたします。愛知県警で開発されたこのアプリは、ホームページを見れば、どなたでも簡単にアクセスして導入することが可能だと思います。7月下旬から夏休みに入ります。今、留萌市、旭川市で非常に残念な事件が起きています。美幌町でもそのようなことが起きることのないよう、この周知についてはできる話ですので、早期にマチコミメール等々を使って周知してまいりたいと思います。

再質問 8番 藤原公一

今後、夏休みとかに入っていくので、子供たちが安全に夏休みを過ごせるよう、また、事件とかに巻き込まれないように、いろいろな手立てをしていただきたいと思います。先ほど言った制服も同じなのですけれども、入れる入れないというのは本人、子供と保護者の話にはなるのですけれども有効なアプリだと思いますので、保護者の理解も深めるような対応をしていただきたいと思います。今後、保護者を含めた大人がこのような対応をしていくことを望みます。私の質問を終わります。

出典:美幌町議会 令和6年第4回定例会 2024年6月26日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる