みんなの議会

美幌町議会 令和3年第10回定例会 2021年12月7日

(1)公園引当地活用促進事業について/(2)地域コミュニティー場所の確保について/(3)新型コロナウイルス感染症検査キットの現況について

2021年12月7日、美幌町議会の一般質問で、戸澤義典議員が「公園引当地活用促進事業について」「地域コミュニティー場所の確保について」「新型コロナウイルス感染症検査キットの現況について」について質問し、町長 平野浩司、建設部長 那須清二、環境管理課長 鶴田雅規、町民活動課長 佐々木斉、町民生活部長 後藤秀人、福祉部長 河端勲が答弁しました。

質問者
戸澤義典 議員
答弁者
町長 平野浩司、建設部長 那須清二、環境管理課長 鶴田雅規、町民活動課長 佐々木斉、町民生活部長 後藤秀人、福祉部長 河端勲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 戸澤義典

それでは、事前に通告しております3項目、3点につきまして御質問させていただきます。1点目、公園引当地活用促進事業についてお伺いいたします。公園引当地活用促進事業の現状について。美幌町内には、稲美や元町、美芳、美富地域など、14地域46か所に58筆、延べ約1万7,248平方メートルの開発行為に伴う公園引当地が存在いたします。第6期美幌町総合計画において、公園引当地については、地域の声を取り入れて、多目的な有効利用法の検討を行いますとあります。また、第5期美幌町総合計画にも、公園引当地活用計画の策定と記載がありました。公園引当地の活用促進について、これまでどのような検討がされてきたのか。また、利活用計画等の策定状況はどうなのか。現状についてお聞かせください。2点目、地域コミュニティー場所の確保についてお伺いいたします。自治会、老人クラブ等が身近に利用できる地域コミュニティー場所の確保について。栄町西自治会の老人クラブが月に2回利用していた地域振興センターが9月以降使用できなくなり、10月からは解体が始まりました。片や新町1丁目にあったゆうあいセンターは移転し、建物は残っております。また、地域内に集会室がある自治会もあります。自治会の会議にしましても、老人クラブの例会にしましても、身近にそういった施設、場所がないとなかなか集まってくれないのが現状です。隣の地域に会館があるとか、集会室があるといってもなかなか足が向きません。ましてや、免許証を返納した高齢者ならなおさらです。行動範囲は、年齢、私有車の有無、利用できる公共交通機関の有無など、それぞれの特性により違ってくると思います。単純に若者よりも高齢になればなるほど行動範囲は狭くなってくると思います。今、各自治会内には必ずと言っていいほど空き家が存在します。そういった空き家を地域コミュニティーの場所として利活用できれば、人が集まりやすくなると思います。地域のためなら使ってくれという空き家の持ち主もきっとおられると思います。いずれにしましても、ルールづくりは必要かと思います。貸し借りについて、当該自治会と持ち主とでやってくれと言うのか、ルールづくりなど行政に任せてくれと言うのか、考え方は様々ですが、各地域が利用しやすいコミュニティー場所の確保について、行政としてどうお考えなのかお聞かせください。続いて3点目、新型コロナウイルス感染症検査キットの現況についてお尋ねをいたします。新型コロナウイルス感染症検査キットの現況について。美幌町では、新型コロナウイルス感染症に係る自身の行動歴等から感染を心配する町民の不安を解消するため、本年6月以降、一定数の検査キットを保有し、迅速な対応に備えてまいりました。神奈川県では、新型コロナウイルスワクチン接種の対象年齢に達していない園児や児童等の集団生活における感染拡大を防止するため、保育所、幼稚園、小学校及び特別支援学校を通じ、各家庭に抗原検査キットを配布し、自宅で簡単に検査できる事業を開始いたしました。また、熊本市では、学校や保育所、民間企業等に抗原検査簡易キットを配布し、登校、出勤後に発熱、せき、喉の痛み等の症状がある方がいる場合に抗原検査を実施することで、感染リスクがある人を早期に発見し、職場等で感染拡大、クラスターを防止する事業を行っております。美幌町においては、個人を対象とし、当初1,000キットを用意されたと思いますが、キットの配付、使用状況、配付目的に対する成果など、現状についてお聞かせください。以上3項目、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

戸澤議員の御質問に答弁いたします。初めに、公園引当地活用促進事業について。1点目の公園引当地の活用促進について、これまでどのような検討をしてきたかについてですが、町内の公園引当地は、面積が小さいものや不整形な場所も多く、町として有効活用の一定の方向性を見いだすまでの検討には至っていないのが現状であります。現在の主な利用状況としては、遊具や花壇、ベンチなどが設置され、地区内の公園として利用している場合もありますが、冬期間の堆積スペースとして利用している場合が多い状況であります。なお、面積が小さい、または不整形などの立地条件の理由で未利用となっている公園引当地もあります。2点目の利活用計画等の策定状況については、さきに御説明した状況などにより、策定には至っておりません。地域の状況や公園引当地の立地条件により、利用方法は様々であることから、今後においては、第6期美幌町総合計画にあるように、地域の声を取り入れ、地域が有効活用できる利用方法について、検討を継続していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。次に、地域コミュニティー場所の確保についてですが、本町には現在、単位自治会が67自治会ありますが、その活動場所については、自治会所有または町所有の施設を自治会単独で、もしくは複数の自治会が共同で使用しております。また、老人クラブについては33クラブありますが、集会室もしくは老人クラブが直接借用している施設で活動が行われている状況となっております。これまでに、自治会から老朽化した集会施設に代わって、空き家の借用について相談を受けたことがありますが、所有者の意向などによって借用には至らなかったことがございます。御提案いただきました空き家の活用についてですが、町が空き家を購入して、地域コミュニティーの場所とする考えはございませんが、今後、自治会や老人クラブなどが所有者から提供を受け、もしくは借用して空き家を活動場所にしたいと相談があった場合は、町が一定のルールづくりを行って、コミュニティー活動の推進に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、新型コロナウイルス感染症検査キットの現況についてですが、美幌町では、道内外において感染が急速に拡大している状況を受け、本年7月から行政検査対象外の方に検査キットを配付し、感染拡大の防止に努めてまいりました。御質問のキットの配付、使用状況、配付目的に対する成果についてでありますが、令和3年10月末現在118キットを配付し、感染者や濃厚接触者と接触した可能性のある教育施設または児童施設の生徒、児童、その家族、従事される職員や町内企業等の従業員などに配付を行っております。次に、配付目的に対する成果としては、検査結果が陰性であれば、感染への不安の解消につながり、陽性であれば、直ちに発熱外来を受診していただくことで、感染拡大の防止につながると思われますので、配付目的に対する成果は達成されていると考えております。11月1日から24日現在のキットの配付実績は0件となっており、現在の新型コロナウイルスの感染状況については、北海道を含め全国的にも減少傾向にはありますが、年末年始を迎え、人の移動が活発化することや第6波の襲来も懸念されております。美幌町では、本年12月1日から3回目のワクチン接種により感染状況が安定するまでの間、検査キットの配付対象を、美幌町へ帰省する方、町内企業等にお勤めの方、感染者または濃厚接触者と接する機会があった方へ拡充することにより、感染拡大の未然防止に努めてまいりますので、御理解をお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。

再質問 1番 戸澤義典

それでは、公園引当地活用促進事業について、再質問させていただきたいと思います。まず最初に、第5期美幌町総合計画では計画の策定とうたっていたのですが、第6期の中ではそれをうたっていないということで、計画はつくる必要がない、予定はないと受け取ったのですが、それでよろしいでしょうか。そうだとすれば、つくらなくていいとなった理由についてもお聞かせいただきたいと思います。

答弁 建設部長 那須清二(建設部長は2023年6月まで)

ただいまの御質問でございますけれども、議員御指摘のとおり、第5期のときには計画の策定となっておりましたが、第6期では地域の声を取り入れて、有効活用法の検討を行うと、少しトーンダウンした形になってございます。第6期総合計画の策定に当たりましては、住民の方を交えたびほろみらいまちづくり会議というものを設置しまして、その中でいろいろと議論をしてきています。この公園引当地につきましても当然議論をしてきていますけれども、その中では、公園引当地は条件の悪い場所等もいろいろあるので、その活用計画を策定するというよりは、有効活用について検討してはというような意見がございましたので、その時点で現行計画が未策定ということもありまして、あくまでも地域の皆さんが使いやすいように有効活用法の検討を行うというように少しトーンダウンさせた表現にしてございます。現在としては、計画を策定するということは考えておりませんので、よろしくお願いいたします。

再質問 1番 戸澤義典

トーンダウンというよりは、計画という絵に描いた餅をつくるよりも、地域の声を取り入れて実行に移すということに重点を置いたと理解いたします。それでは、地域の声を取り入れるということで何回も答弁されているのですが、これまでにどのような方法で地域の方々の声を取り入れ、あるいは聞き取りをやったのか、その経緯について教えていただきたいと思います。

答弁 環境管理課長 鶴田雅規(環境管理課長は2023年6月まで)

御答弁申し上げます。これまでの地域との話し合いの関係、また、検討の関係ということで御質問いただきました。公共の空き地としまして、公園引当地につきましては地域に様々な用途で使用していただいていることからも、こちらから各地域へ直接出向いてお話を伺うという機会は実際に持ってございませんでした。ただし、自治会要望等での御意見、また窓口等で御意見を頂戴することはございますので、その際にこちらで協議いたしまして、適宜対応させていただいているところでございます。よろしくお願いいたします。

再質問 1番 戸澤義典

直接出向くことはなかったけれども、自治会要望等で対応していただいたということで、北見市に参考事例があるのですけれど、北見市では平成23年度に、803平方メートルと比較的大きい公園引当地だったのですけれども、北見市の三輪の自治会がいろいろ要望して、タッグを組んですばらしい公園にしたという実績があります。美幌町も自治会の要望等を踏まえて、いろいろ相談を伺ったということですけれども、実際にどのような要望があって、その地域の声を反映して使用したという事例があるのかどうか教えていただきたいと思います。

答弁 環境管理課長 鶴田雅規(環境管理課長は2023年6月まで)

自治会の方からの声としましては、主に維持管理の関係で御要望いただくのが多いかと思っております。例えば、草刈りとかが自治会では間に合わないので町でやってもらえないかとか、あとは花壇の花の苗の運搬ですとか、片づけを手伝ってもらえないかとか、そういう声が多い現状でございます。

再質問 1番 戸澤義典

実際に、引当地をこういうふうに活用したいから何とかしてくれという、そういう使用方法に関する相談は今までないということでよろしいでしょうか。

答弁 環境管理課長 鶴田雅規(環境管理課長は2023年6月まで)

現在のところはそういう御要望は伺っておりません。

再質問 1番 戸澤義典

先ほど、出向いて利活用について話すことは余りなかったということですけれども、逆に、おたくの自治会にはこれだけの引当地があります。何か使うことがあれば自由に使っていいですよとか、そういう自治会に対して引当地を利活用するようなPRというか、使う方法ないですかとか、そういうような自治会に対するPRというのは今までなかったのでしょうか。

答弁 環境管理課長 鶴田雅規(環境管理課長は2023年6月まで)

現在のところ、そのようなPRを直接自治会にしているということはございません。

再質問 1番 戸澤義典

具体的な使用要領について確認したいのですが、例えば、自治会からの要望というか、話があったときになると思うのですけれど、ドッグランに使いたいとか、自治会でこのスペースを使って野菜を作りたいというときに、規則上できるか、できないかという話になるのですけれども、その辺はどうでしょうか。

答弁 環境管理課長 鶴田雅規(環境管理課長は2023年6月まで)

規則上は行政財産としての特定の用途を絞って、これはできる、これはできないという細かな項目はないですけれども、今お話がありましたドッグランにつきましては、公園引当地が市街地の中にあって、狭いところが多いということもございます。また、犬のふん、尿の処理とか、あとは鳴き声の関係がありますので、環境衛生上、ドッグランについては難しいと考えてございます。また、もう1点お話がありました、地域で畑としてということでございますが、特定の個人の方ではなく、公共的な用途として地域の合意の下で引当地の一部で畑として地域の野菜をつくるだとか、そういうことは検討ができるかと思います。

再質問 1番 戸澤義典

例えば、うちの隣に公園引当地があって、車を2台ぐらいとめられるというような小さい引当地だとします。駐車場に欲しいということで、公園引当地を個人の方に売却するという行為はどうなのでしょうか。

答弁 環境管理課長 鶴田雅規(環境管理課長は2023年6月まで)

売払いの関係でございます。公園引当地につきましては、公園に準ずる行政財産として管理しているところでございまして、特定個人への売払いにつきましては、地域内での調整ですとか、既に雪の堆積場として使用している場所も多いということから、個人の方に売ることはすぐには難しいと考えています。

再質問 1番 戸澤義典

当然、自治会の合意だとか、近隣住民の合意は必要になってくると思うのですけれど、もし、売りますとなった場合、町独自の規則で完結できるのか、あるいは国の規則があるから売却できないですというのか、その辺はどうなのですか。

答弁 建設部長 那須清二(建設部長は2023年6月まで)

公園引当地につきましては、その開発地域の面積に応じて引当地を一定規模確保しなければならないということがあって設置したものでございますので、目的を失うことがない限り、その分は確保していかなければならないものだと考えております。よろしくお願いいたします。

再質問 1番 戸澤義典

規則上、売るのは難しいという話で理解したのですが、いずれにしましても、今後は、こういう公園引当地がありますから維持管理だけお願いしますという話ではなくて、自治会で何か使うのであれば使ってくださいということで、ぜひPRしていただきたいと思います。それでは次に、コミュニティー場所の確保ということで再質問させていただきたいと思います。御答弁の中で、自治会所有の施設、または老人クラブが直接借用している施設をというふうにあったのですが、もし差し支えなければ、具体的な例で説明していただければと思うのですけれども、要するに、自治会が直接借りているという話だと思うのですけれど、具体的に説明できればしていただきたいと思います。

答弁 町民活動課長 佐々木斉(町民活動課長は2022年3月まで)

自治会が利用している集会施設でございますが、現在、町が所有する21施設につきましては指定管理をお願いして、利用していただいております。また、農村地区にあります、例えば桜沢公民館、美富自治会館、上町自治会館、それから美和南公民館につきましては、自治会が建てているところもございますので、そこは自治会が直接所有して使っているという状況になっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

再質問 1番 戸澤義典

僻地と言うと失礼ですけれど、僻地の自治会には自治会が所有している施設が多いということでよろしいですね。あと、自治会単位で共同で使用しているというのは、それも同じような形になりますかね。

答弁 町民活動課長 佐々木斉(町民活動課長は2022年3月まで)

自治会が共同で使用している集会室でございますが、東町集会室におきましては、東町自治会、美芳自治会、寿自治会が共同で使用しております。また、青稲地区ふれあい会館につきましては、青山北自治会、青山南自治会、幸自治会、美園自治会、美幸自治会、5自治会で利用しているという具合に、一つの自治会で利用している施設もあれば、今説明したように複数の自治会で利用していただいている集会室もございますので、よろしくお願いしたいと思います。

再質問 1番 戸澤義典

御答弁の中で、自治会、老人クラブなどが所有者から提供を受けて、状況によっては町がルールづくりを行うということで御答弁いただいたのですけれども、自治会の立場で考えてもらいたいのですが、私が自治会長だとして、大家さんに、自治会としてここを活動拠点として使いたいですと調整するとします。そうしたときに、大家さんは、幾らで、電気代をどうするとか、固定資産税は持ってもらえるのかとか、そういう具体的な話が出てくると思うのです。そうなったときに、町はまだそんなルールがない、聞いていないということで調整しづらいと思うのです。逆に、行政としては、もしそういうときにはこういうルールをつくってありますから、ぜひ自治会と大家さんで調整してくださいと言ったほうが調整しやすいと思うのです。御答弁のように自治会からきたら相談にのりますではなくて、最初はこちらでルールを提示して、もしあれだったら自治会の空き家を使ってくださいと言ったほうが調整しやすいと思うのですけれど、その辺はどうでしょうか。

答弁 町民活動課長 佐々木斉(町民活動課長は2022年3月まで)

御答弁申し上げます。まず、自治会の集会施設のお話をさせていただきますと、現在の自治会の集会施設は集会施設として使っているものと、自治会の中には集会施設がないところもございますので、例えば町民会館とかを総会などで使わせていただいている自治会もございます。そういった形でいくと、67自治会につきましては、集会、総会を開催するような集会施設は一応あるという考えでおります。それに加えて、集会施設があって、さらに空き家を活用したいということであれば、議員おっしゃるようにルールをつくってということがございますが、現実に相談を受けた例もございますので、相談を受けた中で、そういう対応を考えていきたいなというふうに考えているところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。

再質問 1番 戸澤義典

地域に集会室がない自治会も結構あると思うのです。そんなときに、周辺の自治会の集会室とか、あるいは町民会館を使うと、減免になるのは承知しているのですけれど、私が1番最初に質問したように、我々より若い方や我々が歩いて、あるいは車に乗って町民会館に行くのは非常に簡単なことですけれど、免許証を返納した、あるいは80歳を過ぎて、つえをついて歩かなくてはいけないという住民の方が、たかが100メートル、200メートルだけれど、町民会館まで来てくださいと、なかなか足が向かないと思うのです。そこで、近くに空き家がいっぱいあるのだから、それを活用したらどうですかというのがこの質問の前提ですから、それを念頭に置いて答弁してもらいたいです。自治会として空き家を借りたいといったときに、町としてのルールがないと調整しづらいのではないですかという質問ですけれども、それはどうでしょうか。

答弁 町民生活部長 後藤秀人(町民生活部長は2022年3月まで)

地域コミュニティーの場所の部分でルールづくりということですけれども、自治会ですとか、老人クラブによって様々な状況があるというのは課題としてつかんでいるところでございます。今後、そういった地域のコミュニティーの場所という部分も含めて、行政は何ができるのか、どう関わっていけるのか、総合的に検証していきたいと考えております。今すぐルールづくりをしてということは現実的に難しい部分がありますので、そういった地域のニーズ等を踏まえて、今後もそういったルールづくりも含めて検討していければと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 1番 戸澤義典

一つ事例を紹介したいと思うのですけれど、これは東京都豊島区の話なので田舎の市町村に当てはまらないと思うのですけれど、そこがやっている事業は、例えば、空き家があってカフェとかで使いたいというときに、行政が中に入ってマッチングさせるという事業なのです。都会は、そういうことで結構利用があるのですけれど、例えば、それが自治会のコミュニティー場所と置き換えれば、これも適用できるのかなと思ったのですけれど、そういうことをやっている自治体もありますということで参考にしていただければと思います。いずれにしましても、1番言いたいのは、200メートル、300メートルだけれども、年をとればとるほど非常に遠い距離に感じます。行動範囲が狭くなります。だから、おたくの自治会は集会室がないけれど、代わりに町民会館が使えますというだけでは人は集まりませんということだけ理解していただきたいと思います。3番目に、コロナの検査キットについて。薬局とかで見ますと、3,000円前後で抗原検査キットが売っているのですけれど、そこには研究用と書いてあるのです。美幌町が保有しているものも研究用だと思うのですけれども、教えていただきたいのですが、この研究用のほかに何か種類があるのか。もし、あるとすれば性能が何か違うのかどうか。それとも研究用しかないのかどうか。その辺がわかれば教えていただきたいと思います。

答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)

ただいまの御質問でございます。私どもで保有している分は、議員おっしゃるとおり研究用でございます。もう一つ、医療用という区分で検査キットがございます。これは本来、医療機関等が使用して、医師の診断のために用いるものとして存在したものでございますが、今般の新型コロナウイルスの感染拡大ということを受けまして、国は9月27日付で一般の薬局での販売を認めたところでございます。市中には、研究用、それと医療用の検査キット、2種類が流通しているということにはなっておりますけれども、本町、北見市においても、薬局においては医療用の検査キットは取り扱っていないということで確認が取れているところでございます。

再質問 1番 戸澤義典

医療用と研究用で性能が違うかどうか、わかれば教えていただきたいです。

答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)

大きな違いというのは、検査の精度がまず違います。それと、今一般的に医療用として流通しているものは、鼻腔のぬぐい液をもって検査するというもので、唾液につきましては今承認申請中だったかと思います。その使い方の違いだと思いますので、よろしくお願いいたします。

再質問 1番 戸澤義典

美幌町も今般配付の拡大ということで、緩和して多くの方に使っていただくというやり方で拡大したのはよかったのですけれど、必要な方は申請してくださいという、どちらかと言えば、待ち受けているやり方なのかなと思うのです。積極的にやっている自治体もあるのです。介護施設とか、あるいは子供がたくさんいる世帯に何かあったときにはすぐに使ってと、学校を通じて配っているという自治体もあるのですけれど、美幌町はそういうやり方は取らないのですか。申請してもらうというのは、なかなか勇気がいる。申請すればもらえるのでしょうけれど、そうではなくて、積極的にこれをあげるから使ってくださいというやり方のほうが親切だと思うのです。そういう考えはないでしょうか。

答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)

議員おっしゃるとおり、あらかじめ配付していれば皆さん使いやすいと思います。ただ、個数にも限りがあって、その個数をどの範囲で配付すればいいとか、様々な問題が出てこようかと思います。したがいまして、私どもが今回12月に要綱改正した制度設計といいますか、仕組みといたしましては、その部分については従来どおり申請をいただくこととして、申請をいただいた場合については、従来のような複雑なものよりも、スピード感を持って皆様にお渡しできる体制を構築していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 1番 戸澤義典

クラスター防止というのが1番の目的だと思うのです。そうなると、介護施設で働いている職員の方が、入所している、利用されている方については外との接触はほとんどないと思うのですけれど、職員の方は非常に接触があると思うのです。家庭で言えば、ひとり親世帯ですとか、お子さんが3人、4人の多子世帯ですとか、非常に感染リスクが高まると思うのです。そうした時に、最初から配っていることによって非常に簡易に使えますし、そのほうがクラスターを防げるのではないのかと思うのですけれど、そういう考えはないでしょうか。

答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)

確かに議員がおっしゃるとおり、クラスターを防ぐという部分も重要かと思います。ただ、今回配付の基準を変えたということにつきましては、そもそもこの制度設計をしたときには、クラスターを主眼に置いて制度設計をいたしました。今回、一定程度この地域の感染が収まっていることを踏まえまして、他地域からのウイルスの持込みを防ぎたいということで、帰省者等も対象者に拡充したところでございます。したがいまして、そちらのほうに重点を置いて、今の落ち着いた状況下の中では進めていきたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。

再質問 1番 戸澤義典

そうですね。現状は、昨日ですと北海道では2名の新規感染者ということで、非常に少ない状況でいいと思うのですけれど、第5波のように、この地域まで及ぶ時には、ぜひ今日の言葉を念頭に入れて考えていただきたいと思います。それから、今年の6月に、厚労省の新型コロナウイルス感染症対策推進本部から各都道府県宛てに、医療機関・高齢者施設等への抗原簡易キットの配付事業についてということで来ているのです。美幌町にどういう形で来ているかわかりませんけれども、それを見ますと、感染拡大したから、医療機関、高齢者施設に対して簡易キットを配付しますと、配付希望を取りますから取りまとめてくださいという内容の業務連絡ですけれども、これについては見た覚えがあるか、対応した覚えがあるのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。

答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)

申し訳ございません。そういう発出があったとは思うのですが、私は認識しておりません。申し訳ございません。

再質問 1番 戸澤義典

こういう通知があったから、当然高齢者施設とか、医療機関には配っているのかなと、それが前提にあって質問したのですけれども、後でこれをお渡ししますので、確認していただきたいと思います。今後、美幌町においても感染拡大しないことを祈りますが、もしそういう事態になった時には消極的配付ではなくて、積極的配付ということを念頭に置いて、引き続きクラスター対策をやっていただきたいと思います。以上で、私の一般質問を終わらせていただきます。

出典:美幌町議会 令和3年第10回定例会 2021年12月7日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる