みんなの議会

美幌町議会 令和3年第3回定例会 2021年3月2日

さきに通告しております大きく2点について

2021年3月2日、美幌町議会の一般質問で、藤原公一議員が「さきに通告しております大きく2点について」質問し、教育長 矢萩浩、選挙管理委員会委員長 松本光伸、選挙管理委員会事務局長 立花良行、教育部長 田村圭一、町長 平野浩司が答弁しました。

質問者
藤原公一 議員
答弁者
教育長 矢萩浩、選挙管理委員会委員長 松本光伸、選挙管理委員会事務局長 立花良行、教育部長 田村圭一、町長 平野浩司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 藤原公一

私からは、さきに通告しております大きく2点について質問をさせていただきたいと思います。まず、図書館運営についてから質問させていただきます。ブックシャワーの導入について。全国的にコロナウイルス感染症が広がり、北海道でも対策を講じてきましたが、いまだ終息が見えない状況にあります。このような中、巣籠もり生活が増え、読書をして過ごしている人も増えております。しかし、図書館や学校図書など、多数の方が接触する本を触りたくないという方がいらっしゃるのも現状です。図書館では、保護シートをかけ、除菌をしていることも承知しておりますが、職員の作業負担軽減のためにも、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、図書館及び学校に、紫外線照射で図書を殺菌する装置、ブックシャワーの導入の計画があるかお伺いいたします。次に、デジタル図書の導入についてであります。昨年、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、約1か月間、ほかの公共施設同様に図書館も休館となり、公共図書館としての役割が十分果たせない状況にありました。また、新しい生活様式への変化により、図書館運営についても、非接触型のサービスを充実させ、これまでの滞在を前提とした機能の見直しが必要かと思われます。全国的にも導入が進められているデジタル図書は、新しい図書館としてサービス向上につながると思います。パソコンやスマートフォンがないと読めないのも事実としてありますが、ICT教育により、1人1台のタブレットが貸与されることを踏まえ、今後、デジタル図書導入への考えがあるかお伺いいたします。続きまして、選挙投票所について質問させていただきます。新しい生活様式に対応した投票所の在り方について。全国的に新型コロナウイルス感染症が拡大する中、3密を避けるなど、新しい生活様式の実践が求められており、今後の選挙においても様々な影響を及ぼすと考えられます。全国的に投票率の低下が叫ばれる中、美幌町も例外ではなく、投票率が低下しており、国政選挙になれば、さらに投票率は低下傾向にあります。有権者の皆様からの御要望として、3密を防ぐためにも、期日前投票所がもっと家のそばにあれば利用しやすいなどの御意見をいただいております。現在、庁舎で実施している期日前投票所の分散も、今後検討すべきと考えます。また、期日前投票率は毎回上昇している現状も踏まえて、今後の選挙執行における美幌町の新型コロナウイルス感染症対策を含め、期日前投票所の増設等、投票所の在り方の考えをお伺いいたします。次に、個人で記載したメモの持込みについて。少子高齢化の進展に伴い、今後は高齢者が投票しやすい環境づくりと配慮が必要になると考えます。高齢者の中には、視力が弱まっている方や、雰囲気で緊張し、誰に投票するかを忘れてしまう場合もあるとお聞きします。また、国政選挙になると、比例区と選挙区があり混同してしまう、文字が小さ過ぎて分かりづらく、白票を投じたということもあると伺っております。ついては、個人で記載したメモや法定ビラの持込みの可否についてお伺いいたします。以上、大きく2項目、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 矢萩浩

藤原議員の1、図書館運営についての御質問にお答えいたします。初めに、書籍消毒機ブックシャワーの導入計画についてお答えいたします。ブックシャワーは、装置にセットした本に風を当てて、ごみやほこりを取り除き、紫外線を照射してウイルスや雑菌を消毒し、消臭剤により脱臭するという書籍消毒機であります。美幌町図書館におきましては、図書の返却時に目立つ汚れやごみ等を確認するとともに、消毒液により本の表面の汚れを拭き取るなど、清潔な本を提供するよう心がけているところであります。書籍消毒機の導入については、現段階では具体的な計画はございませんが、利用者の安心と衛生的な図書を提供することを念頭に置きながら、道内の図書館の導入状況等を含め、調査研究を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願いいたします。次に、デジタル図書の導入についてお答えいたします。デジタル図書は、専門業者と契約し、デジタル図書を利用者に一定期間貸し出すもので、図書館へ行かなくても書籍を借りることができ、また、時間を気にせず利用が可能であるなどのメリットがあります。加えて、デジタル図書を活用することで、ふだん本に興味を持っていない児童生徒が、本に触れるきっかけとなることも期待できます。また、システム利用には、毎年、一定程度の経費が必要となるとともに、場合によっては、デジタル図書が紙の書籍より値段が高くなることや、図書館の来館者が減ってしまう懸念や、契約期間終了後は書籍を読むことができないなどの課題もございます。御質問のデジタル図書導入の考えにつきましては、デジタル図書のメリットや課題などを研究し、導入の可能性について検討してまいりたいと考えております。教育委員会といたしましては、今後とも感染予防を図りながら、町民の皆様が安心して利用していただき、図書に親しんでいただける環境整備に努めてまいりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。以上、お答え申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。

答弁 選挙管理委員会委員長 松本光伸(選挙管理委員会委員長は2021年3月まで)

質問にお答えいたします。1点目の新しい生活様式に対応した投票所の在り方についてですが、本町においては、コロナ禍の中での選挙は現在まで執行されておりませんが、本年は、10月21日に任期満了となる衆議院議員選挙が行われる予定であります。議員御指摘のとおり、新型コロナウイルス感染症対策として、新しい生活様式の中で3密を避けることが大変重要であると言われております。選挙執行時にも、各投票所、開票所においても十分な感染症対策を行い、選挙の執行に努めるため、令和3年度に関連予算を計上しているところであります。御質問のコロナウイルス感染症対策を含め、期日前投票所の増設等、投票所の在り方のうち、投票所につきましては、昨年11月以降、関係自治会に対し、現在使用している投票所施設が狭く、投票の準備や運営、撤収などに支障が生じたり、駐車スペースが十分でない投票所があることから、より効率的な選挙の管理執行と投票所の運営、投票環境の整備による投票率の向上のため、投票区及び投票所の見直しを提案させていただいております。この見直しにより、市街地区では、6投票区6投票所から5投票区5投票所になり、投票所として使用する施設も、しゃきっとプラザや学校などの公共施設だけとなることから、3密が避けられる投票所スペースの確保が可能と考えております。また、投票所の減少により生じる人員を、投票所内の消毒作業など感染症対策を行うための人員として配置することが可能となります。期日前投票所につきましては、平成31年の町長選挙における期日前投票の状況は、投票総数1万1,509人に対し、期日前投票者数3,662人、31.82%を占めており、平成15年の制度導入以降、その率は上昇しており、今後も上昇するものと考えられます。このような状況から、現在の期日前投票所が役場1か所であり、御指摘のとおり3密になることが懸念されますが、投票区及び投票所の見直しにより、投票所までの距離が遠くなる一部地域には、臨時期日前投票所を設置することとしております。この臨時期日前投票所は、地域の方に限らず、選挙人であればどなたでも投票することが可能で、今までの役場の期日前投票所に来られていた方が、臨時期日前投票所を利用することにより、役場の期日前投票所への集中が軽減されるものと考えております。また、期日前投票所での投票者数が増えることにより、当日の投票所における3密の回避にもつながるものと考えております。なお、先ほども述べました投票区及び投票所の見直しは、関係する全自治会から了承をいただいている状況ではないこと、また、見直しの実施は、町民の皆様への周知期間も考慮し、令和3年9月1日以降の選挙からとしておりますので、それ以前に選挙が執行された場合も、現状の投票環境の中で、3密の回避をはじめ、消毒作業など新型コロナウイルス感染症対策を徹底することとなります。次に、2点目の個人で記載したメモ等の持込みについてですが、選挙人が備忘録としてのメモの持込みや、自分が投票しようとする候補者名を確認するための選挙運動用ビラを持ち込むことはできます。しかし、メモとして必要以上に大きい紙に書いたものや、選挙運動ビラが投票所にいる他の人に見えるような場合は、持ち込んだ人の投票行為、どの候補者に政党に投票したのか、これを公表しているとみなされ、また、候補者名などを掲げて選挙運動をしているとみなされるおそれもあり、その場合は、公職選挙法に抵触することも考えられますので、御注意いただきたいと思います。よろしくお願いします。

再質問 9番 藤原公一

それでは、再質問させていただきたいと思います。再質問の順番を変えさせていただきまして、選挙投票所についてから何点か再質問させていただきたいと思います。ただいま、選挙管理委員会委員長より答弁をいただき、今まで疑問に思っていたことなど、町民の皆様にも分かりやすく説明をしていただきました。また、3密回避対策は、今後、町民を守るために大事な対策でもあります。その上で、今後、選挙運営については、コロナ対策も考えながら、安全な投票所の在り方がより一層望まれるというところであります。十分な感染対策を行い、選挙執行に努めるために関連予算を計上しているということですけれども、予算審議の前にお尋ねしますが、具体的な感染予防対策というのはどのような形で行おうとされているのか、分かる範囲でお教えいただければと思います。

答弁 選挙管理委員会事務局長 立花良行(選挙管理委員会事務局長は2021年3月まで)

感染症対策を具体的にという御質問でございますけれども、美幌町としましては、まだコロナ禍の中で選挙をしていませんので、他自治体において実施しているコロナウイルス感染症対策を参考にしたり、東京都あるいは北海道からも対策マニュアルが出ておりますので、それを参考にしながら美幌町としてもマニュアルを作成しているところであります。具体的には、3密を回避するということでは、皆様も御承知のとおり、スペースを空けるということを選挙投票所設営のときにはしていくことになります。また、記載台、あるいは出入口など手の触れるところの消毒を1時間に1回程度はしたいと考えております。現在購入を予定している消毒液は、耐久性があるものということで、データとしては1回消毒をすれば24時間程度はもつものを予算計上しているところでありますが、念のために1時間に1回程度は消毒作業をしていきたいと思っております。また、記載台につきましても、現在、場所によっては狭い投票所で混み合うということもあるかと思いますけれども、見直し等がうまく進みましたら、そういうところから余る投票台も活用しながら、投票台の台数は増えるけれども、スペースを取れるように一つ置きに記載できるような形にして、注意喚起を促しながら実施していくということを考えております。以上です。

再質問 9番 藤原公一

コロナの3密対策の部分で、今後の消毒などのお話が種々ありましたけれども、懸念されるのが選挙立会人であると思うのです。立会人の方は、朝7時から夜8時までずっと座っているので、感染リスクが一番高いと思うのですけれども、今後、立会人を交代制にするとか、半日ごとに立会人を替えるとか、そういう計画がないのか、お伺いしたいと思います。

答弁 選挙管理委員会事務局長 立花良行(選挙管理委員会事務局長は2021年3月まで)

議員お尋ねの件でありますけれども、公職選挙法が改正になりまして、立会人の交代制が認められております。ただ、美幌町の条例ではその辺の設定はしていない状況なので、すぐに実行するということは現段階ではできない状況になっております。ただ、実際に立会人をされた方から、非常に長時間の拘束になって大変であるというお話も聞いておりますので、今後におきましては、なるべく早い機会にそういったことを解消できるような、交代制が取れるような形にはしていきたいと考えております。元気だから朝から晩までやるよという方がもしいらっしゃれば、それはそれで一日という扱いができるということで、どちらでもできるという形を考えながらやっていきたいと思っています。現状では、長時間座っていただくということで、先ほど説明が漏れましたけれども、間隔を空けて座っていただくことや、換気をし、休憩を取ってリラックスしていただくということも当然含めながらやっていきたいと思っております。以上です。

再質問 9番 藤原公一

先ほど、筆記用具などの消毒と言われていたので、安心はするのですけれども、今後、有権者の中に、人が触った鉛筆を持ちたくないという方がおられた場合、自分の筆記用具を使うということも視野に入れていくべきだと思うのですが、この持参の考えについてどうでしょうか。考えを教えていただければと思います。

答弁 選挙管理委員会事務局長 立花良行(選挙管理委員会事務局長は2021年3月まで)

筆記用具につきまして、現段階で選挙管理委員会では、使い捨て式の鉛筆を用意する予定でおります。そうはいいましても、今までは置いてある鉛筆を次の人も使うという使い方をしておりますので、今の質問のとおり、前に使った人がといった受け止めをされる方もいらっしゃると思います。一応、今回のコロナ対策マニュアルの中では、選挙人の方に対して持込みはいいですという御案内をホームページやラインなどでお知らせする形を今のところは考えております。ただ、そこでボールペンを持ってこられると、後々でやり直しも利かなくなってしまいますので、そういうところも併せて周知をしていきたいと思っております。以上です。

再質問 9番 藤原公一

次に、期日前投票について質問させていただきたいと思います。私も、美幌町の選挙について、過去の国政選挙を含め、投票率と期日前投票を調べさせていただきました。平成28年の参議院議員選挙のときは、美幌町の投票率が58.3%で、そのときの有権者数から期日前投票数を割り返すと19%でありました。投票者数の比率でいけば32.6%で、半数以上の方が期日前投票をしております。また、先ほど言われておりました2年前の町長・町議選挙の投票率は73.98%で、期日前投票率は22.14%、これを投票率で割り返せば31.82%ということで、美幌町でも期日前投票の割合は平均しても32%台という高い率であることがうかがえます。入場券がはがきになり裏書きに署名するなど、期日前投票をしやすくなったということがありますけれども、私が質問しましたように、期日前投票所が今までは庁舎の1か所しかなくて不便を感じている人が多くおられるのも現状であります。その中で、答弁にもありました臨時の期日前投票所を設置するということですけれども、どのような方法で期日前投票をされようとしているのか、分かる範囲で結構ですので、お教えいただければと思います。

答弁 選挙管理委員会事務局長 立花良行(選挙管理委員会事務局長は2021年3月まで)

御質問の3密を避けるために、期日前投票所について、具体的には場所ということだと思うのですけれども、どのように増設を考えているのかということですが、現在、市街地でいけば6投票区6投票所が5になるということで、具体的に申しますと、みなみまち集会室とひまわり保育園を廃止させていただくことになります。新たにしゃきっとプラザに設けるのですけれども、それには投票区の区割りが変更になってきます。そういうことをした中で5投票区になります。ただ、そうなると、みなみまち集会室の方々の中で、さらに南に住んでいる美富団地とか野崎団地の方々は距離が非常に遠くなります。現段階で自治会とも協議している中では、美富集会室をまず考えたいと思っております。また、御質問の3密回避ということで考えれば、これも教育委員会とはまだ御相談していないのですが、町民会館も候補として考えている状況であります。その他、高齢者がいて、投票所まで遠くなると大変だという御要望もありますので、適切な場所があれば、臨時の期日前投票所は検討していきたいと思っています。これは誤解があると困りますので、若干説明をさせていただきたいのですが、期日前投票所は、役場は期間中はずっと開いていますけれども、臨時ということですから、その期間ではなくて、この日の何時から何時までという短い時間の期日前投票所となりますので、誤解のないようにしていただければと思います。以上、よろしくお願いします。

再質問 9番 藤原公一

今の説明では、短時間的に期日前投票所を設けるということで、狂犬病予防注射みたいな考え方でいいのですか。例えば、この自治会は何時から何時まで投票所を開けますとか、そういう理解でよろしいでしょうか。

答弁 選挙管理委員会事務局長 立花良行(選挙管理委員会事務局長は2021年3月まで)

美富を例に取りますと、今の段階の予定としては朝10時から夕方4時もしくは5時までということで、町長・町議選挙については、期間が4日間しかないので、1日ぐらいしか設けられないと思います。ただ、国政選挙になると、期間が非常に長いですから、2日程度は設置することが可能かなと現段階では考えております。

再質問 9番 藤原公一

以前、事務局長にも御相談したことがあるのですけれども、全国的には、バスとかハイエースを利用して、臨時期日前投票をしている自治体も見受けられます。今後、そういうことを視野に入れての検討の考えはないのか、お伺いしたいと思います。

答弁 選挙管理委員会事務局長 立花良行(選挙管理委員会事務局長は2021年3月まで)

議員に御指摘いただく前に、我々事務局としても臨時期日前投票所、それは投票率を向上させようということで、ここ数年、相談をしてきた経過があります。その中で、各自治体の状況を調べさせていただくと、今言われたとおりの取組をして、投票率の向上、あるいは利便性の向上につながっているという実態も承知しております。ただ、美幌町としてそれをやるとなっても、今、そういう車両がありません。仮にレンタルでとなっても、その期間、例えばハイエースといったクラスの車を借りなければいけないことになりますので、非常に高い金額がつきます。また、バスということであれば、今、美幌町にあるマイクロバスのような床の高いものではなくて、低床バスでなければ選挙人の方が中で行動するのがなかなか難しいということもありまして、バスについては、まず無理だと思っています。車については、何かの機会に美幌町でそういった車をもし調達することがあれば、検討は可能かと思うのですが、そのために選挙管理委員会が発議してということは難しいと考えております。以上です。

再質問 9番 藤原公一

今後、新型コロナウイルス感染症拡大の終息が見えない中で選挙を行っていくわけであります。先ほど、6投票区から5投票区に変更になるというお話がありました。まだ、返答が来ていなくて、これを実施するのは9月1日からというお話がありましたけれども、もし検討が早期に決まって、いいですよという返事が来たら、9月1日の執行を早めるという考えはどうなのでしょうか。

答弁 選挙管理委員会事務局長 立花良行(選挙管理委員会事務局長は2021年3月まで)

議員御承知のとおり、今年はオリンピックもあるということで、私どももいつ選挙があるかということをにらみながら、見直し作業などをしている最中です。昨年末ぐらいから、恐らくオリンピック後ではないかということで、9月1日から見直しでも間に合うのではないかと現段階では考えております。6区から5区になる市街地部分についてはほぼ間違いない状況で、今、併せて農村地区も声かけをしているのですが、農村地区ではこういった状況で会合や役員会などをなかなか持てないということで、そちらが今遅れている状態になっております。ですから、市街地については、ほぼ答弁のとおり進むのは間違いないのです。時期については、広報の折り込みなどを利用して周知するのですけれども、やはり混乱が予想されますので、それより早い時期というのは難しいと思っております。以上です。

再質問 9番 藤原公一

選挙については、有権者の方がより安全に投票できるような環境づくりを今後とも進めていただければと思います。メモの持込みについては、明確に御答弁をいただきました。視力が低下していて見えづらい、持込みができないのかという方から御意見をいただいての質問に対して、明確にお答えいただきました。今後、新しい選挙というか、有権者が行きやすい、投票率が上がるような環境づくりを進めていただければと思います。選挙管理委員会についての質問は、これで終わりたいと思います。次に、図書館について再質問させていただきたいと思います。ブックシャワーの導入について再質問いたします。今回提出された予算参考資料の図書館貸出し状況は、年間12万185冊借りられていることになります。内訳は、児童書が5万2,858冊、一般が6万7,327冊という数字が出されております。団体貸出しで見れば、美幌小学校で4,584冊、東陽小学校で4,315冊、旭小学校で3,437冊、美幌中学校で2,210冊、北中学校で1,155冊とありました。答弁では、図書館返却時に目立つごみを確認するとともに、消毒液で本の表面の汚れを拭き取るとあります。今回提示されました12万185冊の本を全部チェックして、拭き取り作業をされたという理解でよろしいのか、その辺をよろしくお願いいたします。

答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)

ただいまの御質問に御答弁いたします。図書の返却につきましては、全て確認をして、消毒液で拭き取りを行っているところでございます。

再質問 9番 藤原公一

全冊確認されたということですが、その本を一冊一冊チェックして拭き取るのにどれぐらいの時間がかかっているのかは把握されているのでしょうか。

答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)

返却を受けた後の拭き取りと確認で1冊当たりどれくらいの時間がかかっているのかということは確認しておりませんが、現在、図書館の職員が対応して、そのことで時間外の勤務をしているということはございませんので、よろしくお願いいたします。

再質問 9番 藤原公一

平成27年6月に私の前任の中嶋元議員もブックシャワー導入について質問しておりました。そのときの1回目の答弁も今回とほぼ同じような内容でありました。変わったのは、本の表面は、そのときはアルカリイオン洗浄水で拭き取っているというのが消毒液に変わったぐらいで、ほぼ同じような内容に感じられます。その中でも、当時の教育長、現平野町長は、導入の経費や設置場所、ランニングコストのほか、図書への影響、導入効果など、ほかの市町村の状況を見ながら調査研究をしてまいりたいとの答弁でした。今回も、道内の図書館の導入状況を含めて調査研究を進めてまいりたいと考えておりますとの答弁であります。では、あと何年間この調査研究をすれば導入されるのでしょうか。調査は既に完了していてもいいはずではないかと思っております。今年で約6年経過しております。いつまでに調査研究を済ませるのか、これは年内なのか、半年なのか、3か月なのか、1か月なのか、あしたなのか分かりませんけれども、その辺を明確にお答えいただければと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

これまでも、ブックシャワーについて一般質問をいただいていることは、当然、私も承知しております。そのときに、前任教育長からは、あったほうがいいということは同感であるが、導入を優先するかを考えたときはどうなのかというお答えがあったことも承知しています。これに関しては私も全く同感で、あればいいなというところは実感しておりますけれども、これを他の事業に優先して導入するかというのは、何とも判断がつかないところでございます。答弁を申し上げましたとおり、これにつきましては、いつまで検討するのだという御意見もあろうかと思いますけれども、将来的に図書館の改築も検討している状況にございますので、それらと併せて、さらにどのような方法がいいかということを引き続き検討させていただければと思います。また、その時期については、明確にいつまでということは申し上げられませんけれども、そうそう時間をかけずに考えていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

再質問 9番 藤原公一

今回の調査ですけれども、図書館に従事されている方は、ブックシャワーの導入についてどのような反応だったのかというのは聞き取りをされているのでしょうか。

答弁 教育長 矢萩浩

ブックシャワーの関係は、昨年の春先ぐらいからコロナの問題がございました。そのときに、ブックシャワーはどうなのだというお話もさせていただきましたけれども、現場の意見としましては、これがコロナに有効だという確たるものはないというお話でありました。そのような中で、大変だけれども、消毒液で一冊一冊拭き取りすることに理解いただいて、今、実施している状況でございます。よろしくお願いします。

再質問 9番 藤原公一

平成27年の再質問の最後で、当時の教育長、現平野町長は、幼児とか子供たちのことを考えれば、図書館だけではなく、本を扱うところ、学校など、きちんと全体で考えていかなければいけないと私は思っておりますということでした。そのときに、皆様の税金を投入してそういうものを行政としてやるべきかを考えた中で、進める必要があると考えておりますと力強く答弁されております。今、教育長も同じように、いいものだという認識はあるけれども、まだ踏み切れない、図書館を新しくしたときに併せて導入を考えていきたいというお話でありました。今回は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が活用できるのです。町税などを使わなくても、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を有効に使えるのに、どうしてためらう必要があるのかということをお聞きしたいと思います。

答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)

図書館の新型コロナウイルス感染症対策の関係でございますが、図書館におきましては、日本図書館協会におきます図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを基本として実施をしているところでございます。その図書館協会の保存委員会で、紫外線の有効性について確認をしているところでございますが、紫外線の新型コロナウイルスへの効果はまだ立証されていない状況でございます。また、今回、ブックシャワーの件でメーカー2件に確認したところでございますが、メーカーとしても、新型コロナウイルスに効果があるという実験データはないという回答をいただいておりますので、今回は導入しないということで、引き続き検討していきたいということでございます。それと併せまして、紫外線の照射が図書、紙の劣化に悪影響があるということもございますので、その辺も含めて検討していきたいと考えているところでございます。あわせて、コロナの感染症対策は、一冊一冊丁寧に拭き取りをしていくのが間違いない方法だと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

交付金の関係でございますが、議会の皆様と意見交換等をした経過を承知しておりますが、現在、経済における打撃が大きい業種とか、そういった方々が多数おられますので、どこを優先すべきかと考えた中では、やはり交付金をこれに充てることについては、現在、担当部局としては考えていないということを御理解いただければと思います。

再質問 9番 藤原公一

今、教育長から、どこを優先すべきかというお話をいただいたので、1点だけ言わせていただきたいと思います。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用に、加工用バレイショコントラクターの導入の交付金2,800万円があります。この支援の目的を読ませていただくと、収穫選別作業における労働の軽減及び感染リスクの低減、農業経営の安定を図る目的で交付金2,800万円を支援しておりますと。このバレイショコントラクターに関わる人員は何人いるのでしょうか。町長は、このコントラクターに関わる人員を御存じでしょうか。図書館は乳幼児から高齢者まで全町民が利用可能な施設ですし、コントラクターは野外で感染リスクは低いはずであるのに対して、図書館というのは、屋内で、換気が悪いと感染リスクはすごく高いはずです。労働者の軽減をコントラクターで図るのであれば、先ほど聞きました職員が本を拭く時間の軽減なり、町民を守るという部分でいけば、先ほど効果がないという話がありましたけれども、平成27年の質問で、インフルエンザには効果があるというデータはあるはずです。コロナには関係なくても、コロナが終息したときにインフルエンザという観点を含めると、このブックシャワーの導入というのは、すごく魅力的なもので、導入をすべきではないかと思うのです。先ほどのコントラクターと図書館職員の比較ではありませんけれども、教育長として、加工用バレイショの収穫選別作業に従事している人と図書館職員のどちらが感染リスクが高いと思われますか。そして、これを導入すべきではないということが言えるのかどうか、返答をお願いします。

答弁 教育長 矢萩浩

まず、加工用バレイショの件につきましては、私は御意見を申し上げる立場にないということは御理解いただきたいと思います。図書館の関係でございますが、ブックシャワーにつきましては、仮に導入した場合におきましても、拭くという作業からは逃れられないと思っております。また、感染症対策でありますが、これは図書館に限らず、公共施設全て同様に、3密を回避するとか、感染リスクを少しでも下げるような対応をしております。そのような中で、どちらがどうかという話は難しいと思いますけれども、図書館につきましては、当然、職員を守るということは念頭に置いて業務を進めておりますので、そのことは御理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。

再質問 9番 藤原公一

先ほど町長は、町政執行方針の冒頭でも、新型コロナウイルス感染症から町民の皆様の命と暮らしを守るために、私自身が闘い、最前線に立ち、この難局を乗り越えていけるように全身全霊を傾注してまいる所存でありますと言われました。また、ウィズコロナ社会に対応するために必要な対策を推進していきますと述べられております。また、学校図書館においても、児童生徒の読書センターであり、学習・情報センターでもあります。蔵書の充実、書籍の管理、書架の整備に関する経費を予算計上し、学校図書館としての機能の充実を図りますと言われています。町長が教育長時代にも調査研究していますと言われておりましたけれども、町長もこの導入について、まだ賛成されないのかどうか、町長に答弁を求めます。

答弁 町長 平野浩司

考え方については、教育長が答弁をしたとおりでございます。

再質問 9番 藤原公一

ブックシャワーに関しては、導入の見込みがあるのかどうか不安になるのですけれども、今後、図書館を新設するときに、以前質問しました読書通帳も含めて、図書館運営について検討いただけるようにお願いしたいと思います。繰り返しになりますけれども、コロナウイルスにはあまり効果がないという話ではありますけれども、インフルエンザには絶対に効果があると思いますので、このブックシャワーに関しては強く要望して、終わりたいと思います。最後に、デジタル図書について再質問させていただきたいと思います。答弁でもデジタル図書のメリットを述べられておりますけれども、デジタル図書の最大のメリットは、当然ですが、本が傷まないということです。これは、紙が傷まないと言ったほうがいいのでしょうか。また、人と接触しなくていいということと、文字の大きさが変えられる、また、音声変換ができるなどというメリットもあります。今はコロナ禍であります。答弁では、図書館の来館者が減ってしまう懸念があるとおっしゃっておりましたけれども、図書館に来館していただくだけが図書館の役割ではないと思います。利用者を守るのも図書館の大事な役目だと私は思いますが、教育長のお考えをもう一度お聞きしたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

デジタル図書の関係でございますが、議員御承知のとおり、今、小中学生に対して、GIGAスクール構想ということで、デジタル教材を入れている状況でありますので、これはある意味で時代の趨勢だと思っているところでございます。こちらにつきましては、議員がおっしゃるように、新型コロナ交付金の対象となっていまして、コロナ禍における新たな読書環境の整備ということでは合致していると思っております。また、こちらでネックとなりますのは、答弁で申し上げました費用の関係とか契約期間終了後の問題等々ございます。こちらにつきましても、単独で導入するか、よその市町村と一緒にやっていくか、選択肢も多々ございます。これにつきましても、ブックシャワーではございませんが、今後、図書館の改築等々と絡めた中で、今年、図書館の整備検討委員会等の立ち上げも予定しておりますので、そういった中でも御意見をいいただきながら、どのような方法があるのか、これについても調査研究させていただければと思っております。よろしくお願いします。

再質問 9番 藤原公一

私は、令和元年12月の定例会で図書館の時間延長の質問をさせていただきました。そのときに、教育長からは、人員配置と費用の面がネックであるということで、時間延長に慎重な答弁でありました。デジタル図書のメリットの一つに、利用者が好きな時間に借りられて、貸出期間が終了すると自動的に返却されるということもあります。つまり、借りた人の返却の手間がなくなるというメリットがあるのも御存じだと思います。先ほどの話ではないですけれども、図書館の時間延長を考えなくてもいいというふうに私は思うのです。何より、職員の作業手間、先ほど拭き取り作業をしなければいけないという部分も出ておりましたけれども、職員の作業手間がなくなるというメリットもあると思います。デジタル図書を活用すれば、先ほど教育長も言われたように、児童生徒が本に触れるきっかけになるという期待もできると答弁もありました。GIGAスクール構想が始まって、1人1台タブレットを与えていただける環境を考えると、デジタル図書というのは大変有効に使えるものだと思っております。今後、児童図書だけでもデジタル図書にする導入計画がないのか、お伺いしたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

デジタル図書の関係でございますが、議員のお話の中にもありましたように、メリットとデメリットがございます。メリットにつきましては、図書館に行かなくても、いつでも家や職場で利用できるとか、同じ本を同時に多くの方々が利用できる、紙の本のように劣化しない、貸出業務や管理業務が省力化されるというメリットもある一方で、現在、電子書籍の状況からいきますと、内容が不十分だということと、書籍の数がまだ少ないということがございます。さらには、読むための機器やソフトが必要であり、契約期間が終了すると読めないということで、まだ発展途上にあり、これから改良されていくと考えているところでございます。このようなことを踏まえて、調査研究しながら、技術の進歩も両にらみで考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

再質問 9番 藤原公一

再度、メリットの話をさせていただきたいと思うのですけれども、デジタル図書というのは、視覚障がい者には大変有効であると思います。音声対応されていたり、視力の弱い方には文字が拡大できるというのはすごくメリットになると思います。本の選択の幅も広がり、何らかの障がいをお持ちの方も本に触れていただけるチャンスがデジタル図書にはあると思います。先ほどの教育行政執行方針で教育長は、図書館活動の推進には、乳幼児から小中学校まで一貫した読書活動の推進につながるよう取り組んでまいりますというお話もされております。さらに、町民の皆様の知識と教養を広めるためのサービスの充実を図るとともに、図書館活動の積極的な情報発信に努めてまいりますとも言われております。デジタル図書館は、まさに新しい図書館のスタイルにふさわしいと思いますけれども、教育長の認識は答弁にあったとおり、本に触れるきっかけになることも期待できますということだと思います。読書離れを防ぐ有効な手段でもあると思いますけれども、教育長の認識は変わらないのかということだけ、再度聞きたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

確かに、デジタルはこれからの時代の趨勢になっていくと思いますけれども、その一方で、紙の図書の持つよさというものも必ずあると考えております。そのような中で、いいとこ取りではないですけれども、それぞれのいいところを活用しながら、町民の学習環境に資していければと思っております。よろしくお願いします。

再質問 9番 藤原公一

最後の質問にしたいと思うのですけれども、美幌町教育委員会で行っているユーチューブチャンネルを私も何回か見ておりますが、図書館でやっている読み聞かせを、ユーチューブチャンネルで配信することは今後検討されないのかどうかだけ、お願いします。

答弁 教育長 矢萩浩

他の社会教育事業と同様に、手法としては可能だと思いますので、検討していきたいと思います。よろしくお願いします。

再質問 9番 藤原公一

災害時とかで、子供たちの読む本がないときに、携帯電話等でユーチューブチャンネルを見て、そこで絵本の読み聞かせがあれば、暇潰しと言ったらおかしいですけれども、子供たちが飽きずに過ごせるというメリットも考えられると思いますので、ユーチューブチャンネルについても、準備が整い次第、実施していただければと思います。今後、コロナウイルス感染症対策ということでは、あらゆる側面から町民の生活を守りながら進めていかれると思いますけれども、前例のないウイルスと闘いながら事業を進めていかなければいけないことも十分理解しております。今後、図書館運営についても、安全で安心して利用していただける施設になるよう一般質問をさせていただきました。今日言いましたデジタル図書もブックシャワーも、今後、いち早く導入されることを要望して、私の質問を終わりたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

先ほど、読み聞かせのユーチューブ配信の関係を答弁させていただきましたけれども、本を読むということから、著作権の関係が出てくる可能性がございますので、その辺を整理してクリアできるということであれば、町民の学びに資する部分でありますので、前向きに考えていきたいと思います。よろしくお願いします。

出典:美幌町議会 令和3年第3回定例会 2021年3月2日 議事録 PDF(57ページ) 間違いを知らせる