みんなの議会

美幌町議会 令和2年第10回定例会 2020年12月8日

(1)新型コロナウイルス感染症対策について/(2)農業の振興について/(3)商店街の振興について/(4)地域コミュニティーの推進について

2020年12月8日、美幌町議会の一般質問で、馬場博美議員が「新型コロナウイルス感染症対策について」「農業の振興について」「商店街の振興について」「地域コミュニティーの推進について」について質問し、町長 平野浩司、商工観光主幹 多田敏明、経済部長 石澤憲が答弁しました。

質問者
馬場博美 議員
答弁者
町長 平野浩司、商工観光主幹 多田敏明、経済部長 石澤憲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 馬場博美

私は、4点について町長の考え方を一般質問しますので、よろしくお願いしたいと思います。最初に、新型コロナウイルス感染症対策について。1点目であります。新型コロナウイルス緊急対策利子等補給事業補助金についてであります。北海道は、11月7日、感染対策の基準となる5段階の警戒ステージを2から3に引き上げましたが、20日には過去最高の304人(令和2年11月24日現在)まで感染し、連日200人を超えております。これまで町は、今年3月から9月まで、第7弾の新型コロナウイルス感染症対策を講じてきましたが、11月に入ってオホーツク管内でも発生してきております。このような中、国は資金繰りに苦しむ中小企業者のために、実質無利子となる融資制度を開始し、また、北海道においては低利子から無利子に組替えを行ってきたところであります。また、美幌町においても、いち早く町内中小企業者のために、新型コロナウイルス緊急対策利子等補給事業補助金を創設し、対応してきたところです。しかし、この町の緊急対策利子等補給事業補助金の実績が少ないことから、補助金の限度額20万円を見直しすべきと6月議会で一般質問しましたが、国や道の制度よりも町の制度のほうが有利な場合があるので、現行制度の見直しは行わず、継続したいとの答弁でありました。このことから、次の項目についてお伺いいたします。1、国や道の無利子制度が実質スタートした6月以降について、新型コロナウイルス緊急対策利子等補給事業補助金の申請は何件あったのか伺います。2、6月以降の実績がないのであれば、6月に商工会議所が実施した中小企業者等へのアンケート調査の今後取り組んでほしい対策で、23%と多かった運転資金の確保について対策すべきと考えます。アンケート結果で多かった理由としては、国や道の融資制度の利子補給等が有利だからと思います。そこで、国や道の融資制度を利用できなかった中小企業者等のために、緊急対策利子等補給事業補助金の拡充を図るべきだと思います。具体的には、今後においても新型コロナウイルス感染症が続くと予想されることから、令和2年12月29日となっている期限の延長及び補助金限度額20万円の引上げをすべきと考えますが、町長の考え方をお聞かせください。次に、新型コロナウイルス感染症に係る今後の経済対策についてでありますが、新型コロナウイルス感染症について、11月になっても感染者が増加している現状を捉え、長期化することも予想されますが、今後の経済対策をどのように考えているのか、町長の考え方をお聞かせください。次に、2点目であります。農業の振興について。農業の経営安定対策についてでありますが、日本の農業は、TPP、EPA、日本とアメリカの2国間の貿易協定及び日本、中国、韓国、東南アジア諸国連合加盟国など15か国の包括的経済連携RCEP協定による関税引下げや輸入農産物の増加に伴う価格の低迷、経営所得安定化対策の見直しなど、農業を取り巻く環境は極めて厳しい状況にあります。さらに、新型コロナウイルス感染症の拡大で減収にもなり、厳しい状況が続くことが予想されます。このような中、美幌町の農家戸数は、平成元年に763戸あった農家戸数が、令和2年10月では340戸と半分以下になり、深刻な状況にあります。この離農の状況に鑑みますと、後継者問題、経営不振、労働力不足などが挙げられておりますが、その中で特に問題なのは、経営不振についてであります。この経営不振に対する町のこれまでの取組とこれからの取組について、町長の考え方をお聞かせください。また、農業の経営安定化につきましては、昭和22年に農業災害補償法に基づいて創設された国の農業政策の柱をなす公的な農業共済制度が果たしてきた役割は、大変大きいと思います。農業者が自然災害や不慮の事故による損失を補填する共済事業を確立して、農業経営の安定を図り、農業生産力の発展に大きな役割を果たしてきていると思います。平成31年に農業者の当然加入制が廃止され、農業共済または農業経営収入保険のいずれかを選択することができるようになったところです。その農業経営収入保険は、品目の限定はなく、自然災害による収量減少に加え、市場価格の下落など、様々な要因で収入が減少した農家に減少分を補填するものであります。このようなことから、今後ますます農業を取り巻く環境が厳しいことが予想される中、美幌町の農業を守るためにも、農業共済及び農業経営収入保険の掛金等の一部を補助することで、掛金の負担等で加入できない農業者を救うことになると思いますが、町長の考え方をお聞かせください。次に、3点目であります。商店街の振興について。商店街の街路灯の整備についてでありますが、現在、大通、大通南、旭通東、桜通、有楽通、役場通、日の出通、仲町1・2丁目通の8地区に商工会議所所有の140本の街路灯があります。なお、維持管理については商工会議所で行い、それに係る電気料金は町が負担しているところであります。このような中、町は平成30年度において、町内の街路灯1,280灯及び自治会が所有していた防犯灯960灯を町で無償譲渡を受け、合計で2,240灯をLED化したところであります。その費用については、10年間のリースで、総額4億7,226万3,000円になっています。しかし、商工会議所所有の街路灯は、このLED化事業には含まれておりませんでした。近年、商工会議所所有の街路灯の維持管理については、各街区の商店街が費用負担して行っているところであります。しかし、商店街が解散したところでは、自治会が費用を負担している地域もありますが、自治会加入者の減等により、各自治会の財政状況は厳しく修理費用は負担できない状況であります。そのため、電球が破損したままになっている街路灯が数多くあるのが実態であり、夜間の安全対策等に支障を来しているところです。このようなことから、自治会の防犯灯と同様に、町は商工会議所から無償譲渡を受け、LED化による防犯対策をすべきと考えますが、町長の考え方をお聞かせください。次に、4点目であります。地域コミュニティーの推進について。自治会運営についてでありますが、地方自治を推進するためには、自治会が果たしている役割は重要であります。その具体的な自治会活動としましては、道路・公園等の美化活動を初め、交通安全、青少年、防犯活動や高齢者等の見守り、除雪等のボランティア活動を行っております。今後、少子高齢化が進む中、地域コミュニティーを推進するためにも自治会活動をさらに充実すべきと考えます。町内には、市街地40自治会、農村地区27自治会で、67自治会がありますが、少子高齢化やアパート等の単身者の自治会未加入者の増加により自治会の会員数も年々減少し、自治会役員や班長のなり手がなく、自治会運営が非常に厳しくなっております。各自治会においては、日頃から未加入者の加入促進に向け、いろいろ対策を講じておりますが、なかなか思うようにいきません。このような状況から、自治会運営に対して、町として対策を講じるべきと考えますが、町長の考え方をお聞かせください。以上4点、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

馬場議員の御質問に答弁いたします。新型コロナウイルス感染症対策についてですが、新型コロナウイルス感染症は全国的に拡大を続けており、現在、第3波とも言われておりますが、本町におきましては、町民皆様の御理解、御協力により、現在も感染者は確認されておらず、感謝申し上げるところであります。初めに、1点目の緊急対策利子等補給事業補助金の申請件数についてでありますが、制度開始から2か月間で14件の申請がありました。その後の6月以降については、国や道の融資制度が開始されたこともあり、申請はありません。次に、2点目の緊急対策利子等補給事業補助金の拡充についてでありますが、この制度は国や道による融資制度が利用できるまでの緊急的な融資対応として、スピード感を持って制度設計し実施してきたものであり、役割は果たしているものであると認識しております。今後におきましては、新型コロナウイルス感染症が拡大し、長期化が予想されていることから、経済への影響も十分考えられるため、国や道の融資制度の動向や12月に開催予定の中小企業融資等打合会議での協議により、事業者が必要とされる融資に係る補給制度を検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、新型コロナウイルス感染症に係る今後の経済対策についてでありますが、経済対策といたしましては、本年3月30日開催の議会臨時会におきまして、新型コロナウイルス緊急対策利子等補給事業として補正予算をお認めいただいた以降、これまで事業者支援、農林業者支援、消費喚起対策、感染症予防支援、販路拡大支援、感染予防リフォームなど、様々な対策を実施してまいりました。また、町では、新型コロナウイルス感染症対策に係る町独自の対策や、各種対応並びに国・道などにおける主な支援制度をまとめた支援策一覧などの情報発信も行っており、今後におきましても、引き続き緊張感を持ちながら、情報収集と速やかな情報提供に努めていきたいと考えております。全国的には、11月になっても感染者が増加傾向にあり、長期化することも予想されていることから、国・道の動向や商工会議所を含めた関係団体と協議しながら、これからの経済対策を検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、農業の振興について。農業の経営安定対策についてですが、1点目の経営不振に対する取組は行っておりませんが、これまでも経営所得安定対策として、国の施策では、諸外国との生産条件の格差から生じる不利を補正する交付金、ゲタ対策と、農業者の拠出を前提とした農業経営のセーフティーネット対策、ナラシ対策が実施されております。また、新型コロナウイルス感染症対策としての町の取組としましては、花きふれあい支援事業として、花卉市場価格が需要の激減を受けて大幅に下落したことから、町がJAびほろから花卉の一部を直接購入することで、花卉生産農家を支援するというものであり、購入した花卉は、フラワーアレンジメントを含め、公共施設や福祉施設等及び町民に提供しているところであります。また、国の取組としましては、経営継続補助金として、経営継続に向けた販路回復・開拓、生産方法の確立・転換のための機械設備導入に対し、補助率4分の3、補助上限100万円の補助制度となっており、この国の経営継続補助金に対し、町は上乗せ補助として補助率12分の1、補助上限11万2,000円とすることで、農業者の負担軽減を図り、農業者支援を行うこととしております。次に、2点目の農業共済及び農業経営収入保険の掛金等の一部補助についてでありますが、農業共済は、農業保険法に基づき、農業者の経営安定を図るため、自然災害等による収穫量の減少等の損失を補填するものであり、農業経営収入保険は、全ての農産物を対象に、自然災害による収量減少や価格低下を初め、農業者の経営努力では避けられない様々なリスクによる収入減少を補填するものとなっております。町としましては、担い手の育成や生産性向上など、農業者全体に向けた施策を行うとともに、JAびほろとも連携しながら、美幌町の農業を守っていきたいと考えており、任意加入である収入保険等への補助は考えておりません。今後におきましても、農業を取り巻く情勢を適宜把握していくとともに、農業者の実態も把握しながら、美幌町の農業を守るための施策を引き続き研究してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、商店街の振興について。商店街の街路灯の整備についてですが、商工会議所所有の街路灯につきましては、商店街の活性化や美化活動のため各商店街が設置したもので、防犯、交通安全対策の役割も果たしているところであり、商店街を利用される方々を初め、町民皆様の安心・安全の一助となっているものであります。また、維持管理については、各商店街や自治会が担っておりますが、町は電気料を全額負担しているところであります。御質問の、商店街の街路灯を商工会議所から無償譲渡を受け、LED化による防犯対策をする考えについてでありますが、平成30年度に町が町内の街路灯をLED化する際、商工会議所には商店街の街路灯のLED化を打診しておりましたが、工事費用負担の関係から断念されている経過があります。町といたしましては、去る11月27日に商工会議所から要望を受けており、今後、協議してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、地域コミュニティーの推進について。自治会運営についてでありますが、自治会連合会は、令和2年度に新たに地区連絡協議会を立ち上げました。この地区連絡協議会は、市街地40自治会を4グループに、農村地区27自治会を2グループに編成して、連合会活動に対する方策及び自治会未加入世帯の対策を検討していくと伺っております。構成メンバーは、自治会長だけでなく、単位自治会の副会長、総務部長、会計も加えて、地区ごとに懇談会を開催し、自治会同士の情報交換を図りながら、諸課題の解決などを目指すものであります。御質問の、町として対策を講じるべきについてですが、町は、令和2年度に自治会活動運営費補助金の見直しを行い、自治会運営の財政的基盤強化に努めましたが、今後も自治会が自ら取り組む未加入者対策などの状況を見守りながら、自治会の要請に応じて必要な対策を検討してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。

再質問 7番 馬場博美

それでは順次再質問をさせていただきます。最初に、新型コロナウイルス感染症対策についてですけれども、その中で今後の経済対策について、具体的に質問させていただきます。先ほど言いましたとおり、今日では第3波の新型コロナウイルス感染症は全国的に拡大しております。商工会議所の景気動向調査、これは10月に実施した調査によると、全業種にわたって4月から6月までの前期と比べて改善しているものの、依然としてDI値はマイナス20.5ポイントであり、全業種にわたって新型コロナウイルス感染症の影響が大きいと結果が報告されております。特に売上げが減少し、大変な業種はやはり飲食業であると思います。飲食業の何人かにお尋ねしました。あるいは、金融機関に行ってお話も伺いました。その中で、第3波で日を追うごとに厳しくなり、12月になってからは忘年会等の宴会が中止になるなど、予想外のことが起きており、このままで年を越せるのか、あるいは、店を廃業しなければならないといった声もあり、大変な状況であるとお聞きしました。そこで、先ほど町長の答弁にありましたけれども、国・道の動向や商工会議所を含めた関係団体と協議しながら、これからの経済対策を検討してまいりたいという答弁でありましたけれども、12月になって飲食店を含め全業種が大変な状況にある中で、これから検討してまいりたいというのは対応が遅いのではないか。12月の一般会計の補正予算を見ました。予算には計上されていなくて、大変残念な思いをしているところであります。これまでの経済対策をしっかり検証して、早急に関係機関と協議して対応すべきと考えますが、町長の考え方をお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

新型コロナウイルス感染症に係る経済対策という御質問だと思います。答弁をまとめた時点においては、それぞれの関係団体、主は商工会議所、それから今回は馬場議員がおっしゃったとおり、飲食業が大変ということで、食堂組合の方々と懇談をさせていただいております。その中で状況をお聞きしながら、年内どういうふうに乗り切るかというお話もさせていただいた中で、新たな方策ができないものかということで、いろいろ検討させていただいている状況であります。確かに、今回の補正には、そういう対策が載っていないわけでありますけれども、今御質問いただいた項目については、今時点で提案できるような内容についてしっかり皆様にお諮りしながら進めていきたいと考えております。

再質問 7番 馬場博美

次に、具体的に飲食業を営んでいる方からお話を伺いました。先ほど言いましたとおり、これまでは国や道、町の経済対策に伴う給付金等でやっと事業の継続ができた。しかし、忘年会、新年会等の宴会が見込めない中、どうすれば年越しができるのか。たとえ年を越しても、新型コロナウイルス感染症の拡大は、全く先が見えない状況で大変心配であるとお話を伺いました。そこで、町長からありましたけれども、私は私なりに考えてみました。時間的に大変だと思いますけれども、例えば、飲食店の宴会がなくても持ち帰りに使用できるプレミアム商品券の発行や、テイクアウト時の足の確保の宅配サービスの支援、そして、これは難しいと思いますけれども、1月に実施予定のプレミアム商品券の発行の前倒し、さらには、接待を伴うスナック等に対して今年5月に実施した営業継続支援金などを実施する考えはないのか、再度町長の考えをお聞かせください。

答弁 町長 平野浩司

ただいま何点かお話をいただいたことについては、しっかり受け止め、検討してまいりたいと考えております。

再質問 7番 馬場博美

次に、商工会議所の景気の動向調査によると、全業種にわたって資金繰りが依然として厳しい状況が続くと予想されると報告されております。答弁の中に、国や道の融資制度の動向や12月に開催予定の中小企業融資等打合会議の協議により、補給制度を検討するとありますが、今日現在、中小企業融資等打合会議が開催されているのかお伺いします。

答弁 商工観光主幹 多田敏明

ただいまの御質問の融資等打合会議につきましては、まだ開催されておりませんけれども、来週開催予定となっております。

再質問 7番 馬場博美

来週ということで、わかりました。御存じのとおり、この補助金の期限が12月29日になっていますので、早急な対応をお願いしたいと思います。1点目についてはこれで終わらせていただきます。2点目の農業経営安定対策についてでありますが、今年、新型コロナウイルス感染症の拡大で、私はJAに何度か足を運び、担当者を含めてお話を聞くと、野菜などの市場価格の下落により、農家にとっては厳しい状況であるとお聞きいたしました。この対応策として、先ほど私が申し上げましたとおり、新しくできた農業経営収入保険で対応することができます。このような中、農家の実態を聞くと、自然災害による収量減収等に備えて、農業所得から考えると非常に厳しく、共済掛金が高いけれども加入している農業者もいるという話を伺いました。道内においては、厚沢部町及び江差町において、農業共済及び農業経営収入保険の掛金等の一部を補助しております。特に、厚沢部町にあっては、平成30年度では1,726万8,000円、江差町にあっては175万2,000円の補助金を出しております。そこで、町長にお伺いします。今後、農業者を救うためにも、所得が一定基準以下になった場合、あるいは新規就農者等について、農業共済等の掛金の一部を補助することが必要と考えますが、町長の考え方をお聞かせいただきたいと思います。

答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)

今、馬場議員がおっしゃったとおり、道内の自治体では、江差町、厚沢部町が共済掛金の一部補助を行っているということで、道内2か所ということで私どもも把握しております。自治体の農業者の実情等の理由があると思いますので、農業共済などからも情報を収集しまして参考にしたいと思います。また、新規農業者に対する助成でありますけれども、御答弁いたしましたとおり、現在、町としては任意加入である収入保険等の補助は考えておりませんので、御理解をお願いしたいと思います。

再質問 7番 馬場博美

経済部長の答弁にも、最初の町長の答弁にもありましたけれども、今後ともJAびほろとも連携を図りながら、美幌町の農業を守っていきたいと考えており、任意加入である収入保険等の補助は考えておりませんという答弁でありますけれども、この部分をもう少し具体的に、どういうことで補助を考えていないのか、具体的な説明をお伺いしたいと思います。答弁を見ると、例えば、JAが何らかの形で補助をするのであれば、町も補助をするのかどうかということも考えられますけれども、先ほどの厚沢部町と江差町においては、JAは補助しておりません。具体的にもう少しわかりやすく、任意保険である共済の補助について、どうして補助を考えていないのか、御説明をお願いしたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

経済部長から掛金等についての助成は考えていないという話をさせていただきました。JAとは、定期的とまで言いませんけれど、あちらの三役と私ども三役と協議をさせていただいております。そういった中で、今何が必要か、今回のコロナに対しての要望等をお聞きしている中において、何でも町ができることではないと私は思っております。JAとの話の中で、JAだけではありませんけれども、農業者が望んでいるか、それに対してどういう支援をするかということを、しっかり選択した中で進めていきたいと思っております。今までも、農業者に対する支援等について、JAとの協議の中で必要なものについてはしておりますし、新規就農については、共済という支援ではなく、新規就農ができるような支援を別な形で美幌町は行っていると思っています。ですから、共済保険に対する支援については行わないということであります。また、JAが行うから町が必ず行うということでもない。JAがやらなくても美幌町の農業として必要であることはやらなければいけないですし、JAの場合は、組合員という枠の中でのことでありますので、美幌町の農業が全て農協の組合員とイコールということでもないので、その辺はしっかりと協議をしながら、美幌町の農業を守るという視点において、今いらっしゃる農業者の方々にとって、それから将来の農業にとって有利かをしっかり見定めて支援をしていきたいと考えております。

再質問 7番 馬場博美

私は実家が農家で、次男として育って、農業の経験が少しあるのですけれども、農協のスタンスというのは、経営安定のため災害があったときに大変だということで、どうしても優先的に加入していただくというのが農業共済だと、農協からも話は聞いています。そこで、町長の答弁にありました農業者が本当に望んでいること。これだけ農家戸数が減ってきている。所得がある方はいいですけれども、掛金をやっと納めている中で共済に入っていないと農業経営安定が大変だという声も聞いております。全部に聞いたわけではないですけれども、そういった声もありますので、これについては、道内2か所の町もやっていますし、引き続き検討をしていただきたいと考えます。次に、町長の答弁に、美幌町の農業を守るための施策を引き続き研究してまいりたいとありました。私は今回、共済金の補助の一部提案を申し上げました。このきっかけは、全国雑誌を見て、こういう一般質問をさせていただきました。一般質問をするに当たっては、いろいろな生産者の声とか、JAの話を聞きながら一般質問をしたのですけれども、美幌町の農家戸数340戸を守るためにも、農業政策の一つと提案として、農業経営収入保険等の掛金の一部補助の提案をしましたが、町長が今、具体的に考えるところがあれば、農家に対する新しい農業政策の考え方についてお伺いしたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

結論からお話しさせていただければ、今、農業を営んでいる方々に対して、こういうものをやっていきたいと具体的に示すものは持っておりません。私も農家育ちでありますし、農業委員会、経済部長もさせていただいた中で、農家の方々とお話もさせていただいております。また、JAの方々ともお話をさせていただいている中で、町として今までの施策も含めてきちんと整理をしていかなければならないと思っています。その中で、町の財源は限られるので、どれを優先するか整理しないと、これはどうでしょうかと言われても、財源がたくさんあれば、ぜひやりたい、支援したいと言えるのですけれど、そういう状況ではない中においては、まずは国が進めている事業を確実にやるとか、それから、道が進めるもの、そして、町でこれをやらなければというものをしっかり整理をしていきたいと思っています。こういう方向性については、町の総合計画とか、農協が出している今後の営農計画などの中で方針が示されているのですけれど、具体的にそれに枝葉として何かということについては整理できていない部分、私の理解が足りない部分もありますので、その辺をしっかり見定めた中で、これは絶対しなければいけないというものは示していきたいと思っています。

再質問 7番 馬場博美

最後に、町長が先ほど言われた、農業者が何を望んでいるかということにこれからも耳を傾けて、農業の新たな施策等に取り組んでいただきたいと思います。それでは、3点目に移らせていただきます。商店街の街路灯の整備についてということで、結論から言うと、商工会議所から要望を受けているということでありますので、商工会議所と十分話をし、防犯対策に万全を期していただきたいという観点の中で、具体的に何点かお聞きします。答弁の中に、平成30年度に町が町内の街路灯をLED化する際、商工会議所には商工会議所所有の商店街の街路灯のLED化を打診しておりましたが、工事費用負担との関係から断念されている経過があるとありますが、過去の話で大変恐縮ですけれども、この時点で自治会と商工会議所と町はどのように話し合って、商工会議所から町は無償譲渡を受け、商工会議所が工事費の負担をしなくても平成30年度にLED化の対応ができたのではないかと思いますが、現時点でどのような見解をお持ちかお尋ねします。

答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)

平成30年度当時、商店街の街路灯、防犯灯を含めて約140基、400灯弱ございました。これを全てLED化すると総額1億5,000万円になりまして、このうち取付工事費が3分の1の補助になりますが、補助上限がありますので補助額は500万円ほどになりまして、約1億円が自己負担ということになりますので、会議所では断念されたのではないかと思っておりますが、町としては、その時点で自治会は事業主体になれないので、町は無償で譲渡を受けて、この事業に乗っておりまして、会議所は会議所で事業実施主体になれることから、町で打診をして現在に至っているということで認識をしているところでございます。

再質問 7番 馬場博美

経済部長から御答弁がありましたけれども、そういうことではなくて、これは結果論ですけれども、自治会の防犯灯を町は4億7,226万3,000円でやりました。これは上限額はないと思いますけれども、これと一緒にできなかったのかということをお尋ねしているのであって、商工会議所所有で事業をするのではなくて、なぜこの時点で無償譲渡を受けなかったのかをお伺いしていますので、再度お願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

当時の経過については経済部長から話していただきました。今回、商工会議所が無償譲渡したいということに対して、今後十分に検討したいという話の中で、町としては、町が譲渡を受ければそれで全て解決するような考えに対して、私は非常に残念に思うところがあるのです。実は、経済部長のときに今の街路灯改修に私は関わりました。もともとは3灯ついていて、電気代を考えると3灯をつけることで本当にいいのか。電気代は町が負担していて、当時は3灯のうち1灯だけで十分に明るさをとることができた。ただ、商店街の方々にしてみれば、3灯のうち2灯が切れているようだということで、そこにLEDの容量の小さいものをつけて、そのまま来ているという状況なのです。平成30年度当時、町から申出したときに、誰がやるというよりも会議所として、台数とか、中身を見直して、そういう事業に乗る検討ができたのではないかと、私はそう思っているのです。ですから、なぜ町が無償譲渡を受けなかったのかではなくて、当時そういう話があったときに、再度見直しをして、どういう形で今の灯数になっているかとか、今の設置の仕方は商店の前に1灯建てるという立て方なので、商店が均一になっていればいいですけれど、均一になってなくてバランスの取れていないところは街路灯が三つ並んでいたり、そういうことも含めてきちんと考える必要があると思っております。ですから、今回会議所からのお話で、ただ譲渡ではなくて、商店街の街路灯ということであれば、どういう形がいいかをきちんと話した中で、ここについてはお店が存在しなければ防犯灯にしましょう、それであれば町がどうするとか、それからここは責任を持って会議所が関わってどうするかをきちんと話すことが大事なことかなということで、今回の答弁書については、LED化することは、当然電気代を減少させるという重要なことではあるのですけれども、町が受けて、それで解決するというふうには私は思っていないということも御理解いただきたいと思っております。

再質問 7番 馬場博美

昨年の3月定例会の戸澤議員の一般質問で、町の答弁では商工会議所で管理している街路灯について、水銀灯の製造が2020年で中止になるので、今後、商工会議所と協議していく必要があるという答弁でありました。今、町長のお話を聞くと、まさしく私はそのとおりだと思います。過去の話に戻って、平成30年度に町と商工会議所で、今町長が言われたことの詰めがなされていなかったのではないかと思います。それと、戸澤議員の一般質問でも、商工会議所と協議していく必要があるということでありましたけれども、これについては、その後、今日まで協議した経過があるのかお伺いします。

答弁 町長 平野浩司

その後については、協議は原課もしていないと思っております。繰り返しになりますけれども、今回の要望の中で、町に譲渡したいという話がありますので、当時も蛍光灯とか水銀灯が製造できなくなるということもあって、何らかの解決をしなければいけないということもあったので、今後どうするかをきちんと考える必要があると思っています。ですから、調査にしても、町に投げられたときに、現地がわかる電気技師が見て、バランス的にどうかとかも全部調べて、それを試算して。でも、私が言いたいのは、それを一緒にやって商店街を維持するのであれば、会議所としてやることがあるのではないかということを言いたいのであって、それをしっかりと協力し合ってやらなければならないと思っています。

再質問 7番 馬場博美

ぜひ、商工会議所と細部にわたって詰めていただきたいと思います。そこで、商工会議所所有の街路灯の維持管理については、商店街が閑散としているところもあり、各自治会での費用負担は難しいということでありますので、私は11月28日に街路灯140基の現地調査をしました。その結果、日の出通、これは新町ですけれども、1か所、桜通4か所、仲町通3か所、旭通3か所、有楽通、これは寿司の竹ちゃんの前の通りです。ここが3か所、合計で15か所の電球が破損したままになっておりました。夜見たときに続けて切れているところがあり、非常に暗くて、夜間の安全対策等に支障を来しているのではないか、そんな思いで見たところであります。そこで、町長に伺います。電球が破損したままになっている街路灯について、先ほど町長が言われましたけれども、このままで置いておくとずっと15か所は切れたまま、さらにはもっと切れていく、水銀灯の製造もなくなるということがありますので、商工会議所と十分話し合いをし、町が負担するのか、商工会議所が負担するかなどを含めて、早急に電球が切れているところを取り替えるべきと考えますが、町長の考え方をお聞かせください。

答弁 町長 平野浩司

私も全部調査をしてきました。どこを外すべきかとか、全部メモをしてきました。それは町長というよりも、そういう業種の技術屋ですので、今回担当の者がどういうふうにしたいというものを示せる状況でもないので、一応調べてきて、その中で、馬場議員が御指摘のとおり、商店街の街路というよりも防犯という意味から、今までは防犯を兼ねて街路灯があったのに丸々消えて真っ暗だということについては、対策を会議所と協議して、あとはどうするかというのは、また会議所との話の中で解決をしていきたいと思っております。

再質問 7番 馬場博美

ぜひ、商工会議所と十分話し合って、万全な防犯対策をお願いしたいと思います。それでは、最後の質問になります。自治会運営についてでありますけれども、自治会としては、町の広報や文書等の配付を行っておりますが、少子高齢化により自治会の会員数も年々減少し、自治会の役員や班長のなり手がなく、私も自治会の役員をやっていますけれども、非常に厳しい状況になっております。その中で、自治会としては、自治会に入ってよかったと思える魅力ある自治会活動に鋭意努力しているところであります。しかし、非常に残念な町長の答弁でありました。答弁の中に、自治会が取り組む未加入者対策などの状況を見守りながらと、これについてはわかりました。自治会連合会、私たちもやっていますけれども、自治会の要請に応じて必要な対策を検討するということで、私は非常にこの答弁を聞いて残念な思いがしました。自治会連合会の事務局は住民活動担当で担っている中で、自治会だけで解決できないことに対して、あるいは自治会の要請に対して、町が対応することではなく、実際にやられていると思うのですけれども、自治会は自治会で、自治会連合会も魅力ある自治会活動をするためにどうするか考えますけれども、私は今までどおり町と各自治会が一緒になって、自治会活動を推進するべきだと考えますが、改めて町長の考え方をお伺いします。

答弁 町長 平野浩司

今回、答弁した中でこだわらせていただくのは、今後も自治会が自ら取り組む、それから、自治会の要請に応じてという、ここにはこだわらせていただきました。それはなぜかといいますと、私どもが知らないということではないです。間違えてはいけないのは、自治会自体がどういう形で成り立ってきたかというところに、行政側がこうするということではないと思うのです。何か行政が行うものの請負いを自治会がやるということではないと私はもともと思っています。私も自治会活動をやってきた中で、そのコミュニティーをどうするかということになったときに、自分たちがどうしていきたいか。今回うれしかったのは、市街地、農村地区の4ブロックと2ブロックで懇談をさせていただきました。今までは年2回、大きい形でやっていたものを細分化した。それから、自治会の役員の中心になっている方々と何回かお話しをする機会があって、私どもで関われるのはこういうふうに考えていますということは言えると思うのですけれど、どうしたいかはあくまでも自治会、それから自治会連合会がきちんと示す。だから、全く何もしないということではないです。この違いをしっかり持っていただかないと、私は自治会活動をやられている方に失礼だと思って、あえてこういう答弁をさせていただいていますので、真意を何とか御理解いただきたいと思っております。

再質問 7番 馬場博美

答弁を見るとそう感じていましたので、そうではないことは理解いたしました。ぜひ、これからも自治会活動について鋭意努力しますので、一緒に進めてまいりたいと考えます。これで一般質問を終わります。

出典:美幌町議会 令和2年第10回定例会 2020年12月8日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる