美幌町議会 令和6年第6回定例会 2024年9月10日
(1)農業振興について/(2)保育料の完全無償化について/(3)公営住宅の管理について
2024年9月10日、美幌町議会の一般質問で、馬場博美議員が「農業振興について」「保育料の完全無償化について」「公営住宅の管理について」について質問し、町長 平野浩司、森林農地整備主幹 橋本勝、経済部長 河端勲、児童支援主幹 大内直樹、福祉部長 斉藤浩司、建築主幹 廣田吉輝、建設部長 遠國求が答弁しました。
- 質問者
- 馬場博美 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、森林農地整備主幹 橋本勝、経済部長 河端勲、児童支援主幹 大内直樹、福祉部長 斉藤浩司、建築主幹 廣田吉輝、建設部長 遠國求
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 馬場博美
私は、さきに通告しております3点について質問いたしますので、町長、よろしくお願いいたします。最初に、農業振興について、ヒグマの農作物等被害対策についてであります。2024年4月に環境省は、農作物の被害や人身被害が全国で深刻化するヒグマ及びツキノワグマを、鳥獣保護法に基づく指定管理鳥獣に追加指定しました。これに伴い、都道府県等が熊類の対策を行う際、交付金として国から一定の支援が受けられるようになったところです。北海道におけるヒグマによる農業被害額は、2022年度で約2億7,100万円と、2001年度から2010年度平均比でほぼ倍増し、市町村が把握しているヒグマの目撃件数は、2022年度で4,384件と、記録が残る2008年度から2010年度平均比で1.8倍に増加しております。また、ヒグマによる人身事故件数は2023年度で9件、その内死者数は2人と死傷事故が多発しております。これらのことから、北海道は現行のヒグマ管理計画(2022年度から2026年度)において、道内のヒグマの推定生息数を2022年末時点で12,200頭としているものを、駆除を強化することで、2034年末には7,931頭まで抑制するとした改定を年内に予定しているとのことです。なお、2023年度に道内で駆除されたヒグマの数は1,653頭と、過去最高を記録したところです。令和6年度ヒグマ出没情報(ひぐまっぷ)によりますと、美幌町におけるヒグマの目撃情報は、7月1日現在13件となっており、ヒグマの駆除実数は、毎年2頭から3頭まで推移していましたが、今年度は7月末時点で6頭駆除されています。これらを踏まえ、令和5年第7回美幌町議会定例会で一般質問しました次の事項における「これまでの対応」「各市町村の状況調査結果」「令和6年度から改正しなかった理由」及び「今後の対応」について、お伺いいたします。一つ、「猟友会美幌支部に話を伺いますと、出動報酬1日当たり9,000円でも車を出しているので赤字になることや、熊駆除に対する危険が多く、熊を駆除するには2名以上のハンターが必要であるが、現状では熊を駆除するハンターが少ないことから、現行の出動報酬及び体重75キログラム未満のもの1頭につき2万円、体重75キログラム以上のもの1頭につき3万円とする熊駆除奨励金を値上げすべきであると話されておりました。また、熊駆除奨励金について、オホーツク管内の各市町村の状況をみますと、美幌町は低い状況にあること、国や北海道の補助もあることから、農作物をヒグマの被害から守るためにも、早急に令和6年度から引き上げる考えがあるのか」という質問に対する、町長からの「実態を正確に分からないので、新年度からという話ではあるのですけれども、その状況を担当からしっかり説明を受けた中で、改正するかを判断させていただきたい」という答弁について。二つ、「猟友会美幌支部によりますと、高齢化が進んで会員数が年々減っているので、有害鳥獣の捕獲従事者の増員及び有害鳥獣の捕獲を促進するためには、有害鳥獣の捕獲に必要な狩猟免許の取得及び猟銃所持許可の取得並びに猟具等の購入に要する経費の助成をすべきであると話されておりました。また、オホーツク管内の多くの市町村では助成している現状にあり、北海道においては、ヒグマなどの野生動物が増えている一方でハンターは減少していることから、受験機会を確保し免許取得者を増やすため、来年度から狩猟免許の受験機会を拡大する方向で検討しているようです。農作物をヒグマの被害から守るためにも、令和6年度から狩猟免許の取得等に要する経費の助成を実施すべき」という質問に対する、町長からの「私どもの状況が他と比較できる資料を今、私は持っておりませんが、増やすというか、関わっていただける方を増やす努力はしなければいけないと思いますので、前向きに考えていきたい」という答弁について。2点目であります。保育料の完全無償化について、ゼロから2歳児の保育料の完全無償化についてであります。令和5年12月22日、国立社会保障・人口問題研究所は「地域別将来推計人口(令和5年推計)」をまとめ、令和32年(2050年)の美幌町の推計人口を公表しました。令和2年(2020年)国勢調査人口と比較すると、総人口は18,697人から9,819人で52.5%減少、特に14歳以下の人口は1,928人から618人で67.9%減少する予測となっており、令和6年7月31日現在の美幌町の人口は17,497人、そのうち14歳以下の人口は1,556人となっております。美幌町における令和5年の出生数は76人で、平成30年から令和4年の合計特殊出生率は1.34と、過去20年間で最低となる管内平均の1.41を下回っております。また、令和5年ではさらに減少して1.26と、人口を維持するために必要な合計特殊出生率2.07を大きく下回っており、現在も少子化の加速が続いております。このように、今後もますます人口減少が続けば、家族構成やライフスタイルにも影響を与え、地域社会の機能や内需が低下する恐れがあります。このことは、経済規模の縮小、企業による設備投資の抑制と採用控えに繋がり、結果として若年齢層に経済的不安を与え、産み控えにも繋がります。加えて、生産年齢人口の減少により労働力が不足し、人手不足による長時間労働の常態化を招き、ワーク・ライフ・バランスが悪化することで、さらに少子化が進むという悪循環に繋がる恐れもあります。また、人口が少ない市町村では、産業やサービスが維持できず、倒産や廃業・事業撤退などが進んでしまいます。そのため、若年齢層は仕事を求めて地方から都市部へ移住するなど、人口流出が生じる可能性があります。地方自治体にあっては、産業の後退と労働人口の減少により税収が低下する一方、さらに高齢化が進んで公的介護費用などが増加することから、社会保障制度の持続性が問題となり、地方自治体の公的サービスや行政機能の低下も懸念されます。このようなことから、今後の少子化対策として、令和5年第2回美幌町議会定例会において「ゼロから2歳児の保育料の完全無償化について」一般質問しましたが、町長は「多額の財政負担を伴うため、現段階では慎重な判断が必要だと考えております。ゼロから2歳児の保育料の完全無償化、高校生以下の医療費の完全無償化、学校給食費の無償化の3点については、しっかり前向きに考えたいという思いです」と答弁されました。これまで町は、高校生以下の医療費の完全無償化については、助成対象者を令和6年2月診療分から中学校卒業まで、8月診療分から高校生以下へと拡大し完全無償化を実施しておりますが、学校給食費については、令和2年4月から実施の第3子以降への全額補助に加え、令和5年10月から第1子・第2子への半額助成を実施しているものの完全無償化には至っておりません。また、ゼロから2歳児の保育料の完全無償化についても現在実施されておりません。北海道によりますと、令和5年度調査時点のゼロから2歳児の保育料の完全無償化については、紋別市、歌志内市の2市と沼田町など37町村、合わせて約2割の39市町村が所得や子どもの人数に限らず完全無償化を実施しており、約4割の69市町村(18市51町村)が所得制限を設けずに第2子以降の無償化を実施しております。また、今年4月からは、湧別町が第1子から完全無償化を実施し、札幌市、函館市、北見市などの都市部においても第2子以降の所得制限なしの無償化を実施している状況にあります。このように、無償化を実施する市町村が年々増加していることから、美幌町においてもゼロから2歳児の保育料の完全無償化について新年度から実施すべきと考えますが、町長の考え方をお伺いします。3点目であります。公営住宅の管理について、公営住宅の指定管理者制度の導入についてであります。現在、美幌町が管理している町営住宅は、16団地77棟795戸ですが、令和4年3月策定の「美幌町公営住宅等長寿命化計画(令和4年度~令和18年度)」によりますと、耐用年数を超過した戸数が全体の約2割となり、また、昭和50年代以降の住宅が順次耐用年数の2分の1を超過していくため、今後、建て替えや計画的な修繕及び改善により長寿命化を図ることとしております。今後、建て替え等に多額の費用がかかることが予想されるだけでなく、現在、職員数が大変不足している中、土日・祝日も含めて公営住宅の維持管理等の対応に大変ご苦労されている現状にあります。北海道の道営住宅及び札幌市、函館市などの公営住宅では、多様化する住民ニーズに効果的・効率的に対応し、住民サービスの向上と経費の削減等を図るため、民間のノウハウを活用する指定管理者制度を導入しており、美幌町においても導入すべきと考えますが、町長の考え方をお伺いします。以上3点、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
馬場議員の御質問に答弁いたします。初めに、農業振興について、ヒグマの農作物等被害対策についてであります。環境省は、令和6年4月16日、鳥獣保護管理法の施行規則を改正し、熊類を指定管理鳥獣に追加しました。指定管理鳥獣は、生息数が著しく増加し、生活環境や農作物、生態系に被害を及ぼす野生動物で、集中的、広域的に管理が必要とされます。指定管理鳥獣の捕獲や調査などの費用、人材育成などについては、国が支援することとなっていますが、国の「指定管理鳥獣対策事業交付金(クマ類総合対策事業)」による支援は、都道府県を対象事業者として、今後、具体的な内容が示されると伺っております。本町におけるヒグマ駆除件数は、例年2頭から3頭で推移していますが、今年度は、8月末現在、6頭が駆除され、個体数も増加傾向にあると推測しており、北海道猟友会美幌支部の皆様の協力の下、銃器や箱わなによる捕獲を実施しております。1点目の出動報酬及び熊駆除奨励金の引き上げにつきましては、昨年度から熊による被害対策のほか、エゾシカ等による被害を含めた有害鳥獣対策について、オホーツク管内市町村の状況を調査し、金額の適正性、ハンターの負荷、人材状況等の検討に時間を要してしまいました。しかし、本町の熊駆除に対する報酬及び奨励金の額は、それぞれ条件等の違いはありますけれども、オホーツク管内市町村の平均より低い状況にあること、また昨今の狩猟用装弾や燃料価格などの物価高の影響、熊出没の増加に伴う負担増等を考慮し、猟友会美幌支部と協議の上、新年度の額の引き上げを予定しております。2点目の有害鳥獣の捕獲に必要な狩猟免許の取得等に要する経費の助成につきましては、狩猟免許を新たに取得した方及び猟友会に入会する方を対象として補助しているオホーツク管内市町村等の先行事例を参考に、経費の助成を含めた、本町における有害鳥獣捕獲従事者の確保対策を実施してまいります。今後も、ヒグマによる農作物被害はもとより、人身被害も危惧されることから、猟友会や関係機関と連携し、効果的な対策を協議していくとともに、国、北海道等に対して、財政的、人的な支援を要望してまいりますので、ご理解をお願いいたします。次に、保育料の完全無償化について、ゼロから2歳児の保育料の完全無償化についてであります。ゼロから2歳児の保育料の完全無償化についてですが、現在3歳児以上の保育料は完全無償化されており、ゼロから2歳児の保育料は、住民税非課税世帯は無償、課税世帯は国基準の7割程の保育料としております。また、ゼロから2歳児の多子世帯について、国基準では、小学校入学前の範囲において、同時に入園している最年長の子どもから順に第1子、第2子、第3子とカウントし、第2子半額、第3子以降無償としていますが、町では、年齢基準を18歳未満まで拡大し、同時入園要件を撤廃して、18歳未満のお子さんから順に第1子、第2子、第3子とカウントし、第2子半額、第3子以降無償とするとともに、年収640万円未満相当世帯については、第2子無償とするなど、子育て世代の負担軽減を進めているところであります。また、令和6年度から認可外保育園の保育料が増額改定されましたが、ゼロから2歳児においては利用者世帯の負担が増えないよう、また、3歳児以上においては無償となるよう、町の補助上限を上乗せしたところであります。新年度に向けて、保護者の負担軽減が図られるよう保育施設の受入状況等を考慮しながらゼロから2歳児の第2子の保育料の完全無償化や、第1子の段階的な負担軽減など検討してまいりたいと考えております。今後においても、国、道の動向を注視しながら、子育て世代の負担軽減をしっかりと支援してまいりたいと考えておりますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。次に、公営住宅の管理について、公営住宅の指定管理者制度の導入についてであります。御質問の民間活用による指定管理者制度については、北海道内において、道営住宅のほか札幌市などの都市圏で既に導入されており、業務内容として、入居者の公募や選考、家賃等の徴収、一般的な施設管理業務のほか、水漏れなど緊急的な修繕対応につきましても、迅速に対応することができるなど、入居者サービスの向上及び維持管理コストの縮減が図られ、たいへん有効であると認識しているところですが、本町においては、事業方式や公募条件の整理、検討に至っておらず、実施できておりません。今後については、全面的な指定管理者制度の導入に先立ち、夜間や土日・祝日など勤務時間外の修繕などを含めた迅速な対応が必要な町営住宅の維持管理に係る業務から段階的に導入したいと考えており、対応可能な事業者の有無の確認、委託料などの費用面を比較し検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
再質問 2番 馬場博美
それでは順次、再質問させていただきます。初めに、ヒグマの農作物等被害対策についてであります。先ほども質問しましたけれども、美幌町におけるヒグマの駆除実数は、毎年2頭から3頭で推移していましたが、今年度は、8月末時点で6頭ということでありました。秋は、冬眠を控えているため、餌を求めてヒグマの活動が活発となり、今後、9月以降は、農作物の収穫期を迎えますが、ますますヒグマの出没も増え、農作物の被害も懸念されると私は思います。また、北海道にあっては、9月1日から10月31日までを秋のヒグマ注意特別期間と定め、ヒグマの人身被害等防止を呼びかけている状況にあります。そこで、先ほども質問しましたけれども、令和5年度におけるヒグマの農業被害金額は幾らになるのか伺います。
答弁 森林農地整備主幹 橋本勝
ヒグマによる農作物被害の状況について、お答えさせていただきます。令和5年度につきましては、273万9,000円となってございます。
再質問 2番 馬場博美
令和5年度は273万9,000円で、令和元年度から5年度まで各5年間をトータルすると、約1,500万円の農業被害が出ております。農家にとっては、本当に大変な金額だと理解いたします。そこで、1点目について。繰り返しになりますけれども、私は、昨年の12月定例会で、出動報酬、熊駆除奨励金を令和6年度から早急に値上げすべきではないかという質問をしました。町長は、正確な数字が分からないので、その状況をしっかり担当から聞いた中で判断させていただきたいと答弁され、そのときは理解しました。昨年の12月、そのように答弁されましたので、年度内にはそのようなことを調べて、令和6年3月定例会の新年度予算もしくは6月定例会で増額補正があると思っていましたが、7月臨時会では、頭数が増えたことによる有害鳥獣の駆除奨励金15万円を増額しましたけれども、この引上げ額についての増額補正はありませんでした。また、9月定例会の一般会計予算を見ても、全く計上されていないのは、私としては誠に残念な思いであります。今回の答弁では、オホーツク管内市町村の実態調査はしたと思いますけれども、平均より低い状況にあること、また、昨今の狩猟用装弾や燃料価格などの物価高の影響や、熊の出没増加に伴う負担増等を考慮し、他自治体の状況も参考にしながら、猟友会美幌支部とも協議の上、新年度から額の引上げを予定しているとのことです。質問にも書きましたけれども、令和5年度中に各市町村の状況を調査して、令和6年度当初予算から改正すべきではなかったかと私は思いますが、なぜ令和6年度当初から改正できなかったのか、その理由について伺いたいと思います。
答弁 経済部長 河端勲
ただいまの御質問でございますけれども、昨年12月に馬場議員から御質問をいただきました。その際、新年度に向けてということで回答させていただいたわけなのですけれども、近隣といいますか、周りの駆除に関する経費の集約に思いのほか手間取ってしまいまして、令和6年度当初予算の計上に間に合わなかったものでございます。その点については、お詫び申し上げます。
再質問 2番 馬場博美
4月に部長が替わられて、一生懸命、各市町村の状況を調査されたと思います。これは、いつまとまったのか。また、その調査結果をどのように分析され、改正案が具体的にまとまっているのか。さらに、猟友会美幌支部との協議はどこまで進んでいるのか、具体的にお伺いいたします。
答弁 森林農地整備主幹 橋本勝
調査の状況でございますけれども、昨年12月に一般質問いただきました以降、ホームページですとか、電話での担当者への聞き取りを続けてまいりました。管内市町村の状況でございますけれども、ヒグマ駆除奨励金の額は、高くて10万円、低くて1万円となってございます。美幌町の奨励金につきましては、捕獲した個体の大きさにより分けておりますけれども、最高で3万円となってございます。自治体によって様々な条件はございますけれども、美幌町は低い状況にあるというのが現状でございます。いつ取りまとめたのかということですけれども、私が担当するようになった4月以降、逐次、まとめさせていただきまして、ヒグマの箱わなを設置する5月をめどに集約させていただいた状況でございます。猟友会との協議状況でございますけれども、支部長さんを中心に、昨今の状況等をお話しさせていただきまして、新年度からということでお話しさせていただいている状況でございます。
再質問 2番 馬場博美
4月になってからまとめられたということについては、主幹も替わられて、本当に大変な思いをされたと思います。猟友会とも協議を進めているということでありますけれども、美幌町と猟友会美幌支部との関係はいいということが分かりました。私も今回、質問するに当たり、支部長ともお話をして、担当がすぐにやられているというお話も聞いてございます。これから9月以降、農作物の収穫期を迎え、ますますヒグマの出没も増え、農作物の被害が懸念される中、6頭のうち5頭を猟友会で駆除されており、やはり何といっても、猟友会美幌支部の協力は必要不可欠なので、本当に良好な関係を。先ほどの答弁にもありましたけれども、燃料価格が上がっています。それから、弾代も上がっています。そして、調べますけれども、この現行の奨励金3万円については、もう30年以上も変わっていないということです。私は、12月に令和6年度当初と言いましたけれども、当初からできなかったとしても、なぜ9月から引上げをしないのかが疑問であります。昨日の新聞ですか、北海道にあっては、環境省の交付金を活用して、ヒグマ対策の補正予算2,200万円を、今道議会に提出しております。美幌町においても、環境省の交付金が活用できるかなと思いますけれども、なぜ、9月から引上げできなかったのか。調査結果がまとまって、町長も手にしていると思いますが、その調査結果を見て、本当に新年度からでいいのか。私の調べた範囲では、本当に何十年も現行の単価で据置きされています。猟友会と良好な関係でありますが、町長、本当に新年度からでいいのか。できるのであれば、できるだけ早く取り組んでいただきたいと思いますけれど、町長の考え方をお願いしたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
今、馬場議員の御指摘のとおり、令和6年度からできなかったことに対しては、私からもおわびしたいと思います。それは、馬場議員におわびというよりも、猟友会の皆様方に対してという思いであります。最終的に、町としてどのような形の金額にするかということの腹決めまでは、まだできていないと私は考えております。担当も4月に替わりまして、担当課長が説明したとおり、精力的にいろいろ説明してくれて、あとは、猟友会も含めて、どの金額にするかということを最終協議するための時間をきちんと確保できなかったこともあって、未だ提案に至っていないという現状であります。また、私も猟友会の皆さんとは知り合いでありますので、会長ともお話して、率直に今の状況についてはおわび申しております。その中において、来年度からの改正をしっかりさせていただきたいということとか、今、猟友会が抱えている問題もお聞きしております。そのこともきちんと整理した上で、できれば新年度からやりたいという思いで今に至っているのが正直な状況でございます。
再質問 2番 馬場博美
何と言っても、被害に遭うのはやはり農家なのです。私も去年、現地へ行ったときに、デントコーンがあれだけの被害に遭っているのを見て、良好な関係であるがゆえに、猟友会と町長がおっしゃるように、一刻も早く、その辺の声として検討していただきたかったという思いであります。2点目の有害鳥獣の捕獲に必要な狩猟免許の取得についても、私は令和6年度から実施すべきだということで、昨年12月にも一般質問で言いました。これも、資料を持っていないので前向きに考えていきたいと町長は答弁されていますが、今定例会まで狩猟免許の取得に要する経費の助成もありません。今回の答弁で、狩猟免許を新たに取得した方及び猟友会に入会する方を対象として補助しているオホーツク管内の市町村等の先行事例を参考に、経費の助成を含めた本町における有害鳥獣捕獲従事者の確保対策を実施してまいりますとのことですが、この状況調査結果をどのように分析されているのか。具体的に言いますと、管内18町村のうち、何町村がこのような助成をしているのか伺います。また、道の狩猟免許試験受験者のアンケートで、免許や猟具等の経済的な支援の要望が多い状況にありますが、答弁にあります有害鳥獣捕獲従事者の確保対策について、私が言いました免許の取得とか、猟銃所持許可の取得とか、猟具等、このようなところまで検討に入っているのか。あるいは、先ほどありましたけれども、環境省の交付金を活用して助成すべきだと私は考えますが、この実施時期を含めて、町長の考え方をお伺いいたします。
答弁 町長 平野浩司
実施時期については、今回、答弁したとおり、新年度からさせていただきたいと考えています。正直言って、この支援も――支援というよりも、今、猟友会の方々の年齢が全体的に高くなってきていること、それから、負担がすごく重くなってきたことを含めて、数を増やさなければいけないという話はしております。それから、取得の支援もするのですけれど、登録されている方で、どうしても仕事を持っていて出られない方もいるので、登録している方が関わる方法の改善とか、そのようなことも原課に指示を出しております。その中でいけば、今回まとめていただいて、これもどのような形で支援することがいいのかということを含めて、まだ答えを出していないところであります。このことについても、猟友会の皆さんをしっかり応援するよということと、町としても増やす努力、要は狩猟免許を取っていただく方を増やすということも含めて。狩猟免許を取るというのは、単純にお願いしますといかない部分もあるのです。やはり、その免許を与えることで、職員の中で2名ほど持っておりましたので、その方々の確認役というか、そのようなこともやらせてもらっていました。免許制度の中で、きちんと解決しなければいけない部分もあるので、そこの考え方も整理した中で、少しでもその資格を取っていただき、安全管理をしっかりしていただく。このように、農家の方々、場合によっては、町民の方々が困る熊駆除や鹿駆除について対応していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
答弁 森林農地整備主幹 橋本勝
他市町村の状況について、お答えさせていただきます。オホーツク管内18市町村のうち、狩猟免許取得経費等補助を実施しているのは、半数程度となってございます。補助内容につきましては、多くの市町村で、補助率2分の1、上限5万円程度となってございまして、新規取得者で猟友会に所属することなどが条件となってございます。以上でございます。
再質問 2番 馬場博美
出動報酬、熊駆除奨励金、それから狩猟免許等についてでした。町長も、調べ方について遅かったということでありましたけれども、猟友会といい関係を保たれている中で、タイミング等、一番困る農家の方をきちんと守るという姿勢でやっていただきたいと思います。今後、このようなことがないように、何ぼ早くてもやって悪いことはないと思いますので、十分注意していただきたいと思います。それでは、2点目のゼロ歳から2歳児の保育料の完全無償化について、再質問させていただきます。町長は、大幅な人口減少に伴う少子化対策として、特にゼロ歳から2歳児の保育料の完全無償化、高校生以下の医療費の完全無償化、学校給食費の無償化の3点を挙げられ、積極的に取組をしていることは、大変評価すべきことだと私は思います。道内にあっては、ゼロ歳から2歳児の保育料の完全無償化を実施する市町村が、年々増加している状況にあります。ゼロ歳から2歳児の保育料の完全無償化の答弁で、新年度に向けて、保護者の負担軽減が図れるよう保育施設の受入状況等を考慮しながら、ゼロ歳から2歳児の第2子の保育料の完全無償化や、第1子の段階的な負担軽減など検討してまいりたいとのことですが、ゼロ歳から2歳児の保育料の完全無償化は、多額の財政負担も伴いますので、段階的な取組をすることが必要かと思います。そこで、ゼロ歳から2歳児の第2子の保育料を完全無償化した場合の金額は幾らになるのか、また、ゼロ歳から2歳児の保育料を完全無償化した場合の金額は幾らになるのか、お伺いいたします。
答弁 児童支援主幹 大内直樹
ただいまの御質問にお答えいたします。ゼロ歳から2歳児の第2子の完全無償化をした場合の金額につきましては、令和5年度でおおよそ360万円、ゼロ歳から2歳児の第1子も含めた保育料を完全無償化した場合、1,920万円前後の負担となります。
再質問 2番 馬場博美
分かりました。答弁でも本当に詳しく書いていただいて、取組状況については、私も改めて理解いたしました。最後になりますけれども、今後、第1子の段階的な負担軽減について、具体的にどのように考えているのか伺います。
答弁 福祉部長 斉藤浩司
今後の第1子の段階的な無償化でございますが、答弁にありますように、今現在、ゼロから2歳児の中でも一部、例えば、所得による減免を行ったり、課税世帯については7割程度など、段階的に減免している状況でございます。今後、この対象枠を広げて、第1子についても年齢でいくのがいいのか、また所得でいくのがいいのか、段階的に検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 2番 馬場博美
私も、幼稚園に訪問して、そのようなこともお聞きました。保護者の負担もかなりあると思いますので、段階的に取組をしていただければと思います。それでは、最後の3点目であります。公営住宅の指定管理者制度の導入についてでありますが、私は今回、質問するに当たり、8月6日に北海道庁住宅課を訪問し、道営住宅の指定管理者制度について調査してまいりました。その結果、道内の道営住宅52市町村、2万1,826戸のうち、90%以上に当たる42市町村2万800戸が、民間活用による指定管理者制度を平成18年度より導入しており、先ほど答弁にもありましたけれども、入居者の公募や選考、家賃等の徴収、緊急的な修繕の対応などの業務をしております。このことにより、職員の負担軽減、あるいは維持管理経費の縮減が図られ、また、利用者満足度調査や指定管理者との意見交換も定期的に実施し、入居者のサービス向上に努めており、私は、指定管理者制度導入は、大変有効であると思います。指定管理者制度の導入にあっては、答弁にもありますけれども、今後について、全面的な指定管理者制度の導入に先立ち、夜間や土日・祝日など勤務時間外の修繕などを含めた迅速な対応が必要な町営住宅の維持管理に係る業務から段階的に導入したいと考えているとのことですが、夜間や土日・祝日の勤務時間外の修繕を含めた維持管理に係る業務委託は、いつから実施する考えなのか伺います。また、今後の指定管理者制度の導入は、いつ頃を予定しているのか、併せて伺います。
答弁 建築主幹 廣田吉輝
馬場議員の御質問にお答えいたします。修繕の業務委託の実施時期についてでございますけれども、今後、委託する業務内容などについて詳細な検討を進めまして、仕様書を作成し、町内の建築会社、不動産会社など幅広い事業者様から聞き取りを行った上で、委託料の見積り書の徴取を行い、費用対効果など様々な面を比較しながら、検討してまいりたいと考えております。次に、指定管理者制度の導入に当たりましては、事業方式など様々な部分について、現在のところ検討に至ってございません。そのため、現段階においては、実施の時期に係るめどは立っていない状況にございますので、御理解いただきますようお願いいたします。
再質問 2番 馬場博美
今、外部委託の考え方については、段階的にやっていくような説明で分かりました。課長、いつからそのことをやっていくのか。段階的に、夜間や土日・祝日など勤務時間外の修繕などを含めた維持管理に係る業務委託は、いつをめどに考えているのか、もう一度お願いします。
答弁 建設部長 遠國求
ただいまの答弁に対しての補足となります。時期的なものにつきましては、様々な条件、そのようなものが満たされた段階、あるいは費用対効果で有効と判断した段階ということでございますので、現在、直ちに令和7年、8年度から実施するといった状況ではないということを御理解願いたいと思います。以上でございます。
再質問 2番 馬場博美
私は、今の答弁にちょっと首をかしげます。段階的に導入したいと言いながら、めどが立ってないということですが、ある程度の目標を持って、いいか悪いかを含めて段階的にやるべきだと、私は思います。今、部長の答弁がありましたけれども、私は必要でないかなと思います。今のところ決めていないということですけれど、例えば、令和7年度にやるとしても、それに向かってやっていかなければ、今からやってどうなのかということを、私はやるべきだと思います。それと、指定管理者制度導入について、道からもらった資料も担当主幹に渡しています。先ほど言いましたけれども、調査をして、研究をして、美幌町にとってメリットもデメリットもあると私は思いますので、今からそのようなこともやっていただきたいという思いであります。道に行ったとき、担当課長も言っていましたけれども、何と言っても職員が一番大変だと、今も担当に聞くと、土日も携帯電話を24時間持っている、そのようなことが本当にいいのかと。そして、住民サービスの向上になると私は思うのです。いつになるか分からないのではなくて、その辺の目標を持って調べた結果、このようなメリットとデメリットがあるから見送るとか、そのようなことを今からやってもらいたいと私は思いますが、再度、答弁をお願いしたいと思います。町長、いかがですか。
答弁 町長 平野浩司
実施時期というよりも、実施を目指してということのお話だと思います。答弁をさせていただくために、担当といろいろ協議をした中でいけば、実施時期については、来年の4月を目指して努力しようという話はしました。今、馬場議員がおっしゃったとおり、やはり土日の対応というのは、技術を持っている特定の職員がずっと担当しております。ある意味では、仕事を超えたような対応をしていただいているのが現状であります。実は、令和4年度に、部分委託ができないかという調査をいたしまして、その中で、問題点というよりも、もらった見積りが、受皿として建設に関わる業者と不動産管理に関わる業者との差が余りにもあったりして、美幌町において、受皿としてどのような形であるか、町の考えをしっかり説明して、示した中で進めていかなければならない問題もありますということは、報告を受けております。そのようなことも含めて、担当がいろいろな形で。いずれにしても、このことをやるということは、利用者のサービス向上につながるということと、職員の負担を軽減できるというか、人員を減らすということではなくて、今、職員にかかっている負担を軽減できるということであれば、有効であるという認識であります。何とか問題解決するものはして、来年、令和7年4月からできれば。実際には、契約行為などもあるので、その時期が4月1日になるかどうかは分かりませんけれども、令和7年度にできればという考えであります。
再質問 2番 馬場博美
町長から、段階的な導入については、令和7年度からで検討するということでありました。最後になります。町長、私は指定管理者制度の導入について、先ほど言いましたけれども、今からそのよう調査をしながら目標を持ってやっていただきたいと思います。以上で、私の質問を終わります。