美幌町議会 令和2年第5回定例会 2020年6月25日
さきに通告いたしました3点4項目について
2020年6月25日、美幌町議会の一般質問で、岡本美代子議員が「さきに通告いたしました3点4項目について」質問し、町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、防災危機管理主幹 河端勲、総務部長 小室保男、民生部長 那須清二、福祉主幹 影山俊幸、総務主幹 関弘法、学校教育主幹 遠藤明が答弁しました。
- 質問者
- 岡本美代子 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、防災危機管理主幹 河端勲、総務部長 小室保男、民生部長 那須清二、福祉主幹 影山俊幸、総務主幹 関弘法、学校教育主幹 遠藤明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 岡本美代子
私は、さきに通告いたしました3点4項目について質問してまいります。まず1点目、防災対策についてです。避難所の感染症対策についてです。国は5月に災害避難時における対策として、3密を避ける避難所の考え方を示しました。町では、平成27年、28年と水害による避難所運営を経験しており、令和元年度には美幌小学校での訓練や、備蓄品の整備等を行っていますが、感染症対策に重点を置いた新たな避難所運営について、現況と今後の見通しについて4点伺います。まず1点目、感染症対策においては、避難所で1人に割り当てられるスペースは2平方メートル弱とのことで、収容できる人数は半分以下になると言われます。美幌中学校を例にとると、現在何人が利用できるのか、不足する場合、補う方策についてお示しください。2点目の分散避難も有効な方法であり推進されており、親類、知人宅、または短期間であれば車中泊も選択肢として考えられ、安全な駐車場を使用するのも有効と考えます。この際、住民がどこに避難する予定かなど、今後調査する予定があるか伺います。3点目といたしまして、感染症対策は、自助の役割がさらに大きくなってくると考えます。町で配付した災害時持ち出し袋のほかに、タオルなど各自が持参するものについて啓発が必要と考えますが、対策についてお示しください。4点目、避難所のトイレ対策は、感染症も視野に入れた対策を考えているかお示しください。次に、2点目の新型コロナウイルス感染症対策の(1)新型コロナウイルス感染症拡大以降の住民生活について。新型コロナウイルス感染拡大の緊急事態宣言以降、住民の生活は一変し、影響は経過とともに重大になっていると考えます。町は、感染症対策として住民に一斉に広報ビラを配布、特別定額給付金を早急に給付するなど、迅速な対応がなされていたのではないかと考えますが、社会福祉協議会を窓口とした緊急小口資金、総合支援資金などの申請状況や、利用状況などをお知らせください。また、都市部においては、生活保護の申請が3割増加したとのことですが、町内での申請状況はどうなっているのかお知らせください。2点目の住民の居住地調査について。緊急事態宣言下、ステイホーム、おうちにいようと叫ばれていますが、美幌町民は全員住む場所を持っているのか、行き場のない人はいないのか、大変心配になりました。都市部では、ネットカフェなどに寝泊まりする人もいるようですが、住民に目が届きやすい小さな町から、誰もが自分の住む場所を持てる対応が必要ではないかと考えます。これからの第3波、第4波を想定し、全住民が住む場所を持っているかの調査が必要と考えますが、町長の考えをお聞かせください。3点目は、美幌高校の間口削減についてです。2023年度計画による1間口削減について。道教委が6月2日に公表した2021年度から2023年度の公立高校配置計画案では、2023年度から美幌高校で1学級減の計画案が示されましたが、その中で学科は検討中とのことですが、町として、今後どのように対応していくのか、町長、教育長の考えをお聞かせください。以上、3点よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
岡本議員の御質問に答弁いたします。なお、美幌高校の間口削減については、後ほど教育長から御答弁させていただきます。初めに、防災対策について、避難所の感染症対策についてですが、オホーツク地方では、新型コロナウイルスの感染者は小康状態を保っておりますが、終息したわけではありません。そのような中で、前線停滞などによる大雨、台風や地震等の災害時に開設する避難所は、今まで以上に感染症に注意した運営が必要と考えております。北海道では、北海道版避難所マニュアルに感染症対策を追記して、本年5月に改正しており、本町におきましても、その改正内容を反映させた美幌町避難所運営マニュアルの作成を進めているところであります。1点目の感染症対策を行った場合の避難所収容人数でありますが、美幌中学校の場合は360名と想定しており、感染症対策をとった場合には256名となります。その場合の対応として、体育館等以外の各教室等を利用することにより、避難スペースを確保したいと考えており、教育委員会や学校と協議する予定でおります。また、局地的な災害の場合には、被害区域外の避難所開設も視野に入れながら、収容者数減を補ってまいりたいと考えております。2点目の親類、知人宅避難については、御指摘のとおり、避難所内の密集、密接を回避するために有効な手法として認識しております。また、熊本地震の際に発生した青空避難も十分推測されることから、それらの対応についても考慮していかなければならないと考えておりますが、住民の皆様方の避難先の調査については、発生した災害の種別、規模により大きく変動すると思われることから、各避難所のキャパシティーを把握し、体制を整備していくことを優先して進めていきたいと考えております。3点目の自助の役割についても、御指摘のとおり、今後ますます大きくなると思われます。感染症蔓延時における避難に際して、北海道はマスクやハンカチなどマスクの代替となるもの、手指消毒液、体温計などの持参が望ましいとしています。マスク、消毒液につきまして、一定の備蓄はしておりますが、避難生活の長期化等、最悪の場合を想定し、住民の皆様方にも当面の避難生活に対応できるよう御準備をいただきたいと思っており、備えていただくものを精査した上で、広報等でお知らせしてまいりたいと考えております。4点目のトイレ対策についてですが、感染拡大防止の観点から、感染または感染のおそれがある方がいた場合、居住ゾーン、動線の分離が不可欠となり、トイレや手洗い場も別のものを使用していただくことになると考えております。トイレにつきましては、疾病により行動が困難になることが推測されますので、分離したゾーンで使用が可能なポータブルトイレの整備を検討してまいりたいと考えております。災害時での生活は自助、共助、公助がそれぞれ機能することが大変重要と認識しております。町民の皆様方には、まさかは必ずやってくるとお考えいただき、日ごろからの備えをお願いしたいと存じます。次に、2点目の新型コロナウイルス感染症対策についてですが、北海道社会福祉協議会では、新型コロナウイルス感染症の影響による休業や失業等により生活資金でお悩みの方々へ特例貸付を実施しております。主に休業された方など、一時的な資金が必要な方は緊急小口資金を、主に失業された方など、生活の立て直しが必要な方は、総合支援資金の融資を受けることが可能であり、申込窓口は市区町村社会福祉協議会、労働金庫または取扱い郵便局となっております。社会福祉協議会を窓口とした緊急小口資金、総合支援資金等の申請状況や利用状況等についてですが、美幌町社会福祉協議会に確認したところ、厚生労働省が特例貸付の拡大を報道発表した3月19日から6月12日までの期間、緊急小口資金は25件の申請受付、24件の貸付決定、総合支援資金は13件の申請受付、4件の貸付決定が実施されたとのことであります。また、町内での生活保護の申請状況についてですが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が広がった今年4月、全国の政令市20市と東京23区で生活保護の新規申請数が前年同月比で31%増えたとの報道がなされました。本町が受理した生活保護の申請件数は、1月から4月までの期間、平成31年の5件に対し、令和2年は6件で、1件増加しましたが、新型コロナウイルスの感染拡大による影響が原因による申請はありませんでした。2点目の住民の居住地調査についてですが、都市部では定住する家を持たずネットカフェ等に寝泊まりする人がいるとのことですが、町内には冬の寒さを防いで24時間寝泊まりできる場所や、低料金で宿泊することのできる施設がない状況であることから、住む場所を持たない住民はいないと考えております。また、ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法に基づき、JR美幌駅構内等の施設、公園、河川、国道の町内15か所を毎年1月に調査し、ホームレスがいない旨を北海道へ報告しておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 矢萩浩
岡本議員の御質問にお答えいたします。北海道教育委員会では、平成30年3月に策定したこれからの高校づくりに関する指針に基づき、毎年度、公立高等学校配置計画を策定しております。本計画は、高校進学希望者数に見合った定員を確保することを基本として、中卒者数の状況を踏まえ、学校・学科の配置や、規模の適正化を図るため策定されているものであります。本年度の計画は、令和3年度から5年度までの具体的な内容が示されており、美幌高校を含むオホーツク中学区においては、令和5年度に美幌高校を1間口削減する案が初めて提示されたところであり、このほか、留辺蘂高校では募集停止という内容でありました。今後、道教委では、地域別検討協議会において意見を聴取した後、本年9月に正式な計画が公表され、来年度の計画案において具体的な削減対象学科が示されることとなっております。美幌高校は、オホーツク管内唯一の農業科を持ち、地域の基幹産業である農業の担い手育成・確保の観点から、地域の特色を生かした教育活動が進められております。また、普通科においても徹底した個別・集団指導体制により、公務員・進学対策プロジェクトや資格取得に向けた指導など、特色ある取組が行われております。こうした実状の中で、一律に欠員数を理由とした定員調整には無理があり、間口の減少は教員配置・設置科目、部活動設置がいずれも減少するため、結果的に魅力減や生徒減の悪循環へとつながり、小規模自治体であればあるほど、地域の衰退に直結する大きな問題として、町は断じて受け入れることにはならないと、道教委に意見しているところであります。御質問の今後の対応でありますが、平成30年度にオール美幌体制で組織した美幌高等学校教育振興対策協議会とともに、あらゆる機会を捉えて要請活動を行い、間口削減阻止に向けた取組を進めてまいります。今後とも美幌高校と連携した生徒募集活動を充実させ、一人でも多くの入学者を確保するため尽力してまいりますので御理解賜りますようお願いいたします。以上、お答え申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。
再質問 11番 岡本美代子
避難所の感染症対策について、2回目の質問をしてまいります。感染症対策については、厚労省が6月18日にガイドラインを示し、また、日本医師会も災害時の感染症対策を示されたということで、これはコロナだけではなくて、阪神大震災、東日本大震災、熊本地震のときもノロウイルスとか、インフルエンザとか、経過してみれば大変な思いをされたということで、まずは避難で命を守る、その避難者の健康維持ということが大きな災害の時間の経過とともに、課題がはっきりとしました。それぞれが感染症や新型コロナウイルスとの戦いということになっています。新型コロナウイルスは今までのものよりも感染力が強いのではないかということで、美幌町でも避難所マニュアルの作成を進めているということで初日の藤原議員とのやり取りを聞いておりましたが、まずは、感染症対策を盛り込んだ避難所マニュアルの策定、これはいつ頃までと目標を持っているのか、まずその点を1点お聞きいたします。
答弁 防災危機管理主幹 河端勲
お答えいたします。避難所運営マニュアルの見直しを鋭意進めているところでございます。さきに答弁させていただいたとおり、北海道版は震災と厳冬期も含めた中での改正になっておりますけれども、一遍にやると時間がかかるということで、当面感染症対策をメインに今進めているところでございます。出水期というか、台風前に策定したマニュアルを基に、動きについて検証したいと考えておりますので、台風時期前までに一定のめどはつけたいと考えております。
再質問 11番 岡本美代子
最初の質問にも書きましたけれど、平成27年、28年と連続して水害で避難所を開設しています。全部ではなくても、二次災害が1番現実に迫った災害であると私は認識しているのです。ここ何年かは本当に水災害もなく、大雨災害もなくて、いいところに住んでいると自分も思っているのですけれど、美幌町は低いところが多くて、短時間記録的大雨とか、今の線状の大雨という降雨量が一度に来るということで、大地震などもこれは全町的に想定していかなければならないのかもしれませんけれど、とりあえず、水災害・大雨災害を想定して、このマニュアル作りを早くしなければならないのではないかと思うのですけれど、感染症対策と言えば、国保病院でも発熱外来を開設していますので、必ず良い御意見が聞けると思うのですけれど、そういう御意見も取り入れるつもりはあるのでしょうか。
答弁 防災危機管理主幹 河端勲
現在見直しを進めている中では、北海道版、また、政府が示したガイドラインをベースに基本的な動作についての見直しを進めているところでございます。見直しを進めていく中で、専門的な見地が必要なものが出てきたならば、当然知識の深い保健師等に確認をとりまして、医療分野の部分をまとめていきたいと思いますけれども、感染症対策に対しての避難所開設になりますと、根本的に人の動きが変わってくることになりますので、まず人間がスムーズに動けるようにすることを第一義的に考えて、今見直しを進めているところでございます。
再質問 11番 岡本美代子
かつてなく大変な作業になるのだろうと思いますので、一時でも早く、全部が完成しなくても現実的なところから策定していってほしいと思います。例えば、そのマニュアルが完成したときに、地域の自治会の自主防災をつくっているのですけれど、そういう人たちにも配付されるのでしょうか。
答弁 防災危機管理主幹 河端勲
現行の避難所運営マニュアルにつきましては、住民の皆さんの力添えが必要不可欠と考え、自治会連合会の皆様にもお配りしているところでございます。今回はその改訂版ということに当たりますので、前回と同様にお配りし、お示しはしたいと考えております。
再質問 11番 岡本美代子
繰り返しになりますけれど、8月から10月までの間、大雨災害が現実的なものになりますので、大変でしょうが、ぜひしっかりとしたものを早目につくっていただきたいと思っています。1点目の教室を利用した避難所ということで、教室まで利用すれば一定の人数が使用できるということですけれど、私は今回質問するに当たり、いろいろ考えてみたのですけれども、1人2メートルと考えますと、感染症対策でなくてもすごく避難者にとって心地良いと感じました。平成27年のときは1番すごかったのですけれど、美中の武道館に避難して寝たときは頭の上にすぐ頭があるという動けない状態で、私は一睡もできなかったのですけれど、周りの人も一睡もできなかったという人がたくさんいたのです。それを考えますと、ある程度自分が自由に動ける距離をとるということは、感染症対策ではなくても、避難所という住民にとって、健康的な避難ということにとっては本当に重要なことだと切実に思います。あのころは体育館を使っていましたけれど、なぜか武道館にいっぱい集まってしまって、体育館には余り行っていなかったり、もちろんそのときはまだ教室も使っていませんでしたので、教室も使わせていただいて避難ができるということは、環境も本当によくなるということを身をもって体験しています。例えば、今避難所には、毛布とか、段ボールベッドとかもありますけれど、床に敷くようなマットがあります。みんなが縦に寝られるような、そういう今あるものを一人用にカットして使えるものがあれば、そういう対策もとれるのではないかと思いますけれど、今あるものでそういうふうに、密を避ける状態のものに変換できるものはありますよね。
答弁 防災危機管理主幹 河端勲
ただいまの避難所のスペースに関してでございますが、1人当たりの占有面積基準というのは、内閣府等からは特に示されておらず、各自治体で定めているのが現状であります。一般的に1人当たり2平米と言われているのですけれども、その場合は1メートル掛ける2メートルという縁取りになってしまうと思います。その場合は、議員おっしゃるとおり、身動きが全くとれないようなスペースになってしまいますので、本町といたしましては、1人当たり3平米で積算しました。今回、感染症対策をとるに当たって、さらにそれを4平米に換算して、かつ、現行の避難所の中で、どういった形で個人ごとのスペースを割り当てればいいのかというゾーニング作業も並行して進めているところであります。それで、どれだけ快適な環境、快適と言うと語弊がありますけれども、いい環境になるかはまだ積算中ですのではっきりしたことは申し上げられませんけれども、最低限の飛沫防止スペースを考えたいと思っております。また、現行の備蓄資材の中で、1人用にというお話でしたが、基本的にそういう考えは持っておらず、美幌町といたしましては、昨年の段ボールベッドの協定を締結してございます。段ボールベッドが供給された後には、一人一人のパーソナルスペースが生まれますので、その中での対応としたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
再質問 11番 岡本美代子
すごく広く、ゆとりあるスペースを考えていただいているのだと思いますけれど、私みたいに幅が広い人間は気を使ってしまって、眠れなくても、横になったりできないという、そういう経験がありますので、少しでも広いスペース、都会のように人口密度が高くて、スペースがないのであれば別ですけれど、あるのであれば少しでも環境に配慮したものを考えていただきたいと思います。それと、藤原議員の一般質問の中で、段ボールベッドの協定を結んでいるということだったのですけれど、例えば、段ボールベッドの協定を結んでいて、今ここに備蓄はしていないけれども、災害のときは大体この管内全部が同じような状況になるというときに、協定を結んでいるから、例えば何百セットまで可能なのかとか、そういうことは今の段階でわかりますでしょうか。
答弁 防災危機管理主幹 河端勲
美幌町が結んだ協定先の業者はオホーツク管内で3か所の自治体が協定を結んでございます。提供量についてですけれども、提供先の工場が恵庭市にあるのですけれども、そちらが被害を受けていない限り、つくれる分だけ供給はするということで、上限設定はございません。
再質問 11番 岡本美代子
それでは2点目の親類、知人宅への避難に入ってまいります。今のところ、余り色よい返事ではなかったと思っているのですけれど、答弁ではなかったと思うのですけれど、私が実際に知っている方は、近くの子供の家とか、それから兄弟の家に行っています。そういうふうにどんなに環境を考えても、自宅や普通の住宅より環境が整っておりません。トイレなどもそうです。あと、備蓄の関係もあれば、国なども推進するのであれば、町内に親類がいる、親しい人がいる、また子供がいるというときは、お互い全町的な災害ではない限り、水災害などでは場所が限られますので、私は積極的に推進するべきだと思っています。そのためには、自分で好き勝手に行かれるよりは、これはすぐできることではないかもしれませんけれど、私は町内に親戚がいるからいざというとき行きますという把握をしていくことが非常に重要ではないかと思います。これは一見大変なようですけれども、実際に災害の避難所運営のときには、行政の負担は減るのではないかと思っています。この辺のところを、これも答弁でははっきりしたものではありませんでしたけれど、その辺のところについてもう一度考えをお聞かせください。
答弁 防災危機管理主幹 河端勲
御質問の縁故避難と言われる部分での行き先についての御質問だと思うのですけれども、答弁させていただいたのですが、災害という性質上、必ず想定通りにはいかないと考えております。あらかじめ調査をして、その方がここに行くとお知らせいただいたとしても、災害によっては別の場所に行ってしまうことも想定されるのではないかと考えております。したがいまして、町といたしましては、まず、受入先である避難所がどれだけの収容能力があって、どういう機能があるかということをしっかり把握して、そこに収容能力以上の方が来られた場合、移れる避難所はどこかという部分をしっかり精査していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 11番 岡本美代子
時間もなくなってしまいますので、余りしつこくはできないのですけれど、美幌は低い土地が多くて、全町的な大地震となれば今おっしゃったことが当てはまりますけれども、水災害となれば高い位置にあるというところで、私はこれをある程度はっきりさせておいたほうがいいのではないかと思いますし、今までも私の知っている方は知人のところに行っていますので、この辺はもう少し掘り下げていただきたいと感じています。そして、住民に対してもこういうときはここへという、このぐらいの町、それから日の出地区とか、美芳地区とか、そういう限られた地区の方は十分できるのではないかと思っていますので、今後取り組んでいただきたいと思います。3点目の自助の役割についてです。例えば、寝るにしてもマット1枚で寝るのと、バスタオルとか、長座布団とかありますけれど、そういうものを一つ持って来ていただくだけで大分違うと思うのです。前に配られた非常用持ち出し袋にプラスして、こういうものも必要ですということもやっていましたよね。それに付随して、ある程度準備いただけるものはしていただくということをやったらどうかと思っています。そのほうが避難所に行った後の住民が、避難者が心地いいのではないかと思いますので、協力いただける方、いただけない方もいると思いますけれど、避難者がたくさんいなかったら毛布を2枚借りて、1枚敷いて1枚掛けてとできますが、これでは毛布がどのぐらい必要なのかと自分も使いながら思いましたので、持って来ていただけるものは使い慣れた枕だったり、幾らでも持って来てもらうということはできませんけれど、例えば、住民が両手に抱えるだけは持ってきていいとか、そういう決め方をしていけば、かなり備蓄品にも余裕が出るのではないかと私は思います。次は避難所のトイレですけれど、今までは絶対に水が流れたということで、すごく環境の違いがあります。水が出ないというときのトイレの使用は本当に大変だと思います。特に感染症となれば、使い捨て手袋もたくさんいると思いますし、水が出ないということに対して、もっと研究していかなければならないと思います。この間やっていたのですけれど、災害の後、時間の経過とともに暴力があったとか、DVがあったということもありますので、災害マニュアルをつくり直すときにはそういう啓蒙・啓発も盛り込んでいただきたいと思っています。その点についてどうでしょうか。
答弁 総務部長 小室保男(総務部長は2023年6月まで)
私から先ほどの分散避難の関係で若干御答弁を申し上げたいと思います。議員のおっしゃるとおり、不測の事態において安全な場所に避難するということで、避難所は収容人数が限られておりますので、縁故避難、親類や知人宅に避難をいただくということも、当然、周知を図ってまいりたいと思っております。ただ、先ほど主幹からも説明しましたが、事前に避難先を調査して把握するということにつきましては、緊急時の対応になりますので、職員も限られた中で最善を尽くすという場面が想定されます。その中で、仮に避難先を登録していて、そちらに実際に避難したかどうか確認しなければならないというような作業も発生してまいりますので、避難所の受入れ・運営に若干の混乱を生じるのではないかと危惧をしておりますので、現時点においては避難先の調査把握については考えていないということで御理解をいただければと思います。また、最初に御指摘あったとおり、避難所の避難スペースの確保等につきましては、皆さん避難される場合は大きな不安感を抱いて避難所にいらっしゃいますので、そういった不安感を少しでも取り除くことができるように避難所の体制をしっかり整えてまいりたいと思いますし、備蓄品等もまだ十分ではない部分もございます。臨時交付金で措置されることもありますので、そこはしっかり精査して、必要な資材を確保してまいりたいと考えてございます。よろしくお願いいたします。
答弁 防災危機管理主幹 河端勲
先ほどのトイレの件でございます。美幌町の防災用の簡易トイレでございますけれども、現在、非水洗型の屋外設置型が30基ございます。トイレにつきましては、議員御承知のとおり大変重要なアイテムでございまして、トイレが汚くなると生活そのものが破壊されていくというものでもございます。そのため、冬期のことも考えまして、屋内型のポータブルトイレが北海道には適しているのではないかと現在考えております。いろんな種類がございますけれども、水を使わず凝固剤で固めて、かつ、排せつ物を入れたビニール袋については熱圧着等によって臭気も断絶するようなものも発売されておりますので、様々なものの中から、1番避難生活に適したものを選びながら整備を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
再質問 11番 岡本美代子
それでは次に、2点目の新型コロナウイルス感染拡大以降の住民生活についてに入っていきます。失業や休業の生活資金を無利子で20万円まで借りられる緊急小口資金、さらに60万円まで借りられる総合支援資金。答弁では、小口資金は25件の申請受付で24件、総合支援資金は13件の申請受付で4件の貸付決定とのことですけれども、その4件のほかの9件が貸付けできなかったということなのか、まだはっきりしていないのか、この辺の9件の事情をお知らせください。
答弁 民生部長 那須清二
ただいまの御質問でございますが、御答弁は6月12日現在の状況ということで答弁させていただいてございますが、貸付けの申請から決定までにタイムラグがあるということで、おおむね4週間程度かかるとお聞きしております。今日、6月25日現在の状況で再度確認させていただきましたところ、緊急小口資金につきましては、29件の申請受付に対しまして28件が決定されているということでございます。また、総合支援資金につきましては、13件の申請受付に対しまして、現在12件が貸付決定されているということでございまして、書類上整って申請をしておりますので、残りの分につきましても今後貸付決定される見込みであるということでございます。よろしくお願いいたします。
再質問 11番 岡本美代子
タイムラグということで理解しました。貸し渋りかと心配しましたが、結局、町内で本当に困った方が頼るところはここしかないということですよね。北見市が大分前に、370件以上だったと思うのですけれど、それから見ると美幌はすごく少ないと思いましたので、そんなに困っている方がいないのかなと、安心なのかなと思いましたけれども、心配になって質問しているところです。例えば、この貸付けは保証人は必要なのでしょうか。
答弁 福祉主幹 影山俊幸
貸付けにおきましては、先ほど御答弁でも申し上げておりますけれども、社会福祉協議会で申請を受け付けておりますが、特に保証人の設定は必要ないと聞いております。
再質問 11番 岡本美代子
保証人はいらないということで、本当に困った方が一時的に頼るというところでは、ここは本当に大切なところではないかと思います。1回美幌新聞か何かで出たと思うのですけれど、今後こういうことが長引けば、もう少し広く周知してもいいのではないかと私は考えます。それと2点目の居住地調査についてですけれども、今のところそういう方がいないということですけれども、住所を持つことは大変なことなのです。家を借りて、住所を持つということは、家賃を払う、保険料を払う、保証人と契約更新料とか、本当に多額な金額が発生します。町では、ホームレスとか、住所を持たない人がいないかどうか、道の調査を毎年1月にしているということですけれど、1月に外を歩いている人は少なくて、これは美幌独自にもっと網を張り巡らせるというか、そういう方が困っていたり、そういう方がいたらどこかに届け出るという仕組みづくりみたいな、そういう情報が来ることがあると思うのですけれど、そういう事例も知っておりますけれど、1年に1回調査するのではなくて、夏場もしていったらどうかと思います。今回、10万円の定額給付金を送ったときに住所がない、浮いた状態というか、そういうふうになった方はいるのかどうか、そこのところをお尋ねします。
答弁 総務主幹 関弘法
お尋ねの今回の特別定額給付金におきましては、現在全ての方に申請書が行き渡っているということで、所在がわからなくて戻ってきた分もございますが、個別に調査の上、全て対応ができているということでございますのでよろしくお願いいたします。
再質問 11番 岡本美代子
すごくいいことだと思っています。住んでよかったとか、それから、1番困ったときにどれだけの手当てができるかということが住んでいる方が幸せを感じることではないかと思いますし、美幌は住みやすいとか、優しいということが、どこかからまた子供が帰ってきたり、孫が帰ってきたりすることになるのではないかと思っていますので、そういう地道な努力、今住んでいる人の満足感が大事だと思っています。給付金も全て対応できているということで、大変安心しました。次に、高校の問題に入ってまいります。私も平成16年だったと思うのですけれど、美幌高校が3間口から15名が欠員で2間口になってしまったところを経験しています。そのときに、地域別検討会とか、道教委での聞き取り時に出かけた記憶がありますけれども、例えば、地域別検討会において聴取するということですけれど、そういうところに出かける方はどんな方でしょうか。
答弁 学校教育主幹 遠藤明
お尋ねの件でございますが、開催要綱がございまして、参加対象者としましては、市町村長、市町村の教育長、高等学校長、中学校長、小学校長、PTA関係者などとなっております。
再質問 11番 岡本美代子
平野町長の教育長時代から、美幌高校に対する支援が年々増えていまして、実際に美幌高校に入った方にお話を聞けば、本当によかったとか、今ひとり親の方も多いので、本当に助かったという声を聞いています。定員割れはしていると言いつつも、答弁のとおり、勉強にも、農業系にも力を入れてきているときに1間口削減ということで、この1間口削減の学科はまだ決定していないということですけれど、例えば、農業科2間口、普通科2間口の中から1間口削減するということで、どちらかになるということではないと考えていいのでしょうか。
答弁 教育長 矢萩浩
間口削減の関係でございますけれども、1回目に答弁させていただいたとおり、1間口減というところまでしか決まっておりません。これは、今後において学校設置者であります北海道教育委員会でどちらかを決めていくという形になります。そのような中で、美幌町はオール美幌体制で高校を支援しているということであります。そのような状況の中で、この間口削減は受け入れられないという意思表示をしておりますので、今後も意思表示を続けていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
再質問 11番 岡本美代子
報道によりますと、留辺蘂高校が署名活動をしていますけれど、美幌町も決して受け入れられるものではない、意見するという力強い答弁がありましたけれど、現実的な動きとして、今の時点でわかることがありましたらお知らせください。
答弁 学校教育主幹 遠藤明
お尋ねの件でございますが、答弁書にも書かせていただきましたとおり、オール美幌体制で組織しております美幌高等学校教育振興対策協議会を来月早々に開催する予定でございます。こちらの構成員の皆様と協議をした中で、今後の活動内容が決定されるところでございます。
再質問 11番 岡本美代子
運動はオール美幌で取り組むということですけれども、学校というのは、校長先生は二、三年、それから先生方も長くて六、七年、保護者もいろんな意見を持っていたとしても3年で大体子供が卒業します。子供たちも3年でいなくなるということで、その地域の高等教育をどうしていかなければならないかということは、町の立場のある、私たちも含めて、首長の意向というのが非常に強いし、しっかりしていかなければならないというふうに、自分が前回削減を経験したときに強く感じたのです。将来の子供たちのためにも、今しっかりやっていかなければならない。そうやっている途中で削減される悲しさはあるのですれど、やはり子供が生まれることが少ない現状を受け入れなければならないという、その中で残った生徒にどうできるかということで、もちろん、先生方の協力、中学校、小学校を含めた先生方の協力や、それから地域の住民の意向も大切ですけれど、やはりその根幹を成して、将来を考えてやるということに対しては、町長もこの問題はしっかりやる気満々で期待するところですけれど、町長の御意見を伺いたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
美幌高校の1クラス削減の問題については、先ほど教育長から御答弁を申し上げたとおり、承服できないということであります。では何をするかという話ですけれども、町民の皆さんに問いかけたいのは、今は4クラスあります。定員が160名に対して、欠員が96名、これをどういうふうに受け取るかです。私が反論をするのは、町内の中学校を卒業する生徒のうちの7割が町外に進学しているわけです。ですから、例えば、ほとんどが美幌高校に行っていて、96人も定員割れしているのであれば、私は悪いけれど皆さんには諦めてくださいという話をするのですけれども、自分の町にこれだけの子供がいて、そして町外に出ている中で、これだけ欠員があるからということに対しては、どう考えても納得できない。そうなると結局、中学区はどうなのだということを、それを道教委は考えてほしいのです。今までのやり方は、そのときそのときの卒業する生徒の減少数をただ言っているだけなのです。でも、本質的なことはいじろうとしていないです。なぜかというと、中学区トータルで考えたら、仮に美幌から北見に行っていいですけれど、北見に6割行ったとして、北見から来ている子は二、三人です。これを私は本当におかしいと思うのです。その辺をきちんと向き合ってもらわないとだめだと私は思っているのです。それと、コロナに便乗するわけではないですけれど、こういう論議がきちんとされない中で、道教委が答えを出そうということに対しても私は不満があります。自分が動きたくても動きようがないわけです。札幌に行きたいと言ったときに、この状態では行けない。最低でも今の段階で道教委が削減するということに対して、私は絶対に納得できないです。ですから、この地域で、1市4町の中学区の中で、それなりの人たち、道教委も入ってきちんと論議ができるかということと、このコロナに対して、この段階でこういう提案をされることは納得できないということは、しっかりやっていきたいと思っております。すみません。