美幌町議会 令和3年第10回定例会 2021年12月8日
(1)高齢者の安全運転について/(2)衛生行政について/(3)給食費無償化事業について
2021年12月8日、美幌町議会の一般質問で、岡本美代子議員が「高齢者の安全運転について」「衛生行政について」「給食費無償化事業について」について質問し、町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、学校給食課長 佐々木鑑仁が答弁しました。
- 質問者
- 岡本美代子 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、学校給食課長 佐々木鑑仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 岡本美代子
私は3点、3項目の質問をいたします。まず1点目、高齢者の安全運転について。美幌町独自のルールづくりについてです。美幌町は官民挙げて熱心に交通安全運動に取り組んでいますが、ここ数年、全国的に問題となっています高齢運転者が加害者となる交通事故が大きく報道されることが多くなっています。美幌町では、平成28年度から運転免許証を自主返納する方に対して2万円の交通費助成に取り組んでおり、高齢運転者の免許返納推進や安全運転を考える一定の成果を上げているものと考えます。しかし、都市部と違い、交通手段の限られた地方に住む高齢者にとって、簡単に免許証を手放せないのも現実です。高齢者にいかに安全に運転していただくか、地方独自の取組をされているところもあり、高齢者でも身体機能が著しく低下していたり、認知機能低下などの理由がなければ、安全に運転していただくための取組が必要になるのではないでしょうか。現在取り組んでいる安全教室のほかに、美幌独自の安全運転ルールをつくるなどの取組について、考えをお聞かせください。2点目といたしまして、衛生行政についてです。1点目、合同納骨塚の墓誌について。町民の方の御寄贈により、平成29年から町が合同納骨塚を設置いたしました。町民からは、自分が高齢になり不安を感じていたが、合同納骨塚に納骨したことによって、心の底から安心したとの声が届いています。現在は、納骨塚には納骨者の氏名は刻まれていませんが、北見市では、北見ヶ丘霊園の納骨塚に故人の氏名を表示する墓誌が設置され、希望者も多く、増設も検討されているとのことです。私は、令和2年12月定例会でも質問いたしましたが、そのときの答弁では、町で納骨塚を運営するときに墓誌を設置し、名前を残すということを考えていた方はほとんどいなかったと認識しており、必要とする方が出てきたら検討したいとの答弁でした。北見市も最初から設置していたのではなく、市民の声に応える形で墓誌の取組を始めたとのことです。納骨塚への墓誌の設置に関する町長の考えについてお聞かせください。3点目は、給食費無償化事業について質問いたします。第1子、第2子の年齢制限についてです。令和2年度より、町では子育て支援として多子世帯の負担軽減を図るため、第3子以降の学校給食費を無償化しましたが、4月1日現在で小学校1年生から18歳未満までの子供を3人以上養育している保護者が対象となっております。しかし、現在の高校卒業後の進路状況を見ますと、専門学校や大学に進学する生徒は全国的にも6割を超えており、18歳になれば自立して、親が経済的に楽になるとの現状ではありません。令和3年6月定例会での質問に対しての答弁では、無償化は有効な負担軽減ではあると考えているが、国や道からの補助制度はなく、町独自の政策となり、財政負担が伴うことから、当面は現行制度でいく考えとのことでしたが、改めて町の考えをお聞かせください。以上、3点質問いたします。
答弁 町長 平野浩司
岡本議員の御質問に答弁いたします。なお、給食費無償化事業については、後ほど教育長から答弁いたします。高齢者の安全運転について。自動車運転免許証を保有する高齢者の安全運転対策は、平成29年3月12日の改正道路交通法により、75歳以上を対象に3年ごとの免許更新時に認知機能検査を実施するとともに、信号無視、遮断踏切の立入り、横断歩行者等妨害、安全運転義務違反など、18項目の基準行為に違反や事故を起こした場合は、1か月以内に運転免許試験場または自動車学校で臨時機能検査を受けなければならないと規定されたところです。御質問の美幌独自の安全運転ルールをつくる等の取組ですが、本町は、昨年、今年の2年間はコロナ禍であっても感染防止等に配慮しながら、シルバー交通安全大会を中止せず、開催することによって、交通安全の意識啓蒙に取り組んできました。また、高齢者交通安全教室やまち育出前講座などを通じて、脚力や判断力、身体の柔軟性の低下など、高齢者特有の注意事項を含めた周知活動に取り組んでいるところであります。さらに、10月には北海道警察の交通安全教育車ほくと号を誘致して、運転シミュレーターを使った安全運転診断と講習会を開催いたしました。今後も引き続き、交通ルールや運転技術の再確認を行うことで、高齢者の運転による交通事故の未然防止に努めてまいりますが、町独自の安全運転ルールの制定は難しいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、衛生行政について。合同納骨塚への墓誌の設置についてですが、昨年の一般質問以降、新規の申込者24人に対してアンケートを実施し、そのうち5名の方から利用者負担があっても故人の氏名を掲示したいという御回答をいただいているところであります。管内においては、北見市、網走市、小清水町、訓子府町、遠軽町で墓誌を設置しており、特に北見市においては、墓誌への故人の氏名掲示の希望が増えているということも聞いており、既に墓誌が増設されております。今後は、既にお骨を収蔵している方を含めて、墓誌の設置や利用料金に係る希望調査を実施し、本町でも他の自治体の状況を参考に、利用者に御負担をいただくことを基本に墓誌の設置を考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 矢萩浩
岡本議員の御質問にお答えいたします。給食費無償化事業についてでありますが、第3子以降の給食費無償化事業は、多子世帯の負担軽減を図る子育て支援策として、とても有効な取組の一つであると考えております。御質問の年齢制限を撤廃し、第3子以降は全て無償化の対象にすべきについての町の考え方でありますが、さきの6月定例会で御答弁いたしましたとおり、給食費の無償化は、本来、国が責任を持って実施すべき事項であると考えております。本事業は、町独自の政策であり、財政負担を伴う事業であるため、当面は現行制度で進めていく考えに変わりはありませんので、御理解賜りますようお願いいたします。以上、お答え申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。
再質問 8番 岡本美代子
それでは、高齢者の安全運転のルールづくりについてから再度質問していきます。町独自のルールの制定は難しいとの答弁ですが、実際にこういうことをやっている、ああいうこともやっている、だからそれはしなくていいという考えなのか。確かに、高齢者に対して注意喚起するようなチラシを配ったりしていることは私も承知しております。高齢者の特徴を書いた、高齢ドライバーの皆さん自分だけは大丈夫だと思っていませんかとか、注意喚起をしていただいていることは、私もいつもこういうことを気にしておりますので、わかっています。私が考えているのは、ルールづくりといっても、そのルールに反したから罰金というのではなくて、標語というか、いろいろ考えてあげれば高齢の方が安全に運転できるのではないかと思っております。実際に、高齢者の方と話しておりますので、こういうものを形にしていかなければいけないと私は思っています。町独自のルール制定は難しいとのことですが、どういうことを考えて難しいというふうに思っているか、その辺のことをお聞かせください。
答弁 町長 平野浩司
ルールづくりは難しいという話の中で、ルールをどういうふうに捉まえるかということだと思います。今、岡本議員がおっしゃった注意喚起、ですから、私どもが高齢の方々に対する注意喚起というイメージであれば、それはルールと言うよりも、啓蒙啓発ということでやるのですけれど、ルールとなると、こうしましょうというような、高齢の方は運転するに当たってこういうことをしましょうというのは、それは難しいということでルールづくりは難しいというお話であります。
再質問 8番 岡本美代子
調べていただきましたら、美幌町には免許を持っている方が1万2,849人いらっしゃる。そのうちで、高齢の方、65歳以上の方が3,940人いらっしゃるということです。美幌町の交通事故統計を出していただきまして、平成30年は発生件数19件、そのうち高齢運転者、65歳以上の方が起こした事故が7件、全体では37%、31年は発生件数が17件、高齢運転者が5件、全体の率で言えば29%、令和2年は発生件数が11件、高齢運転の方の事故が4件、全体では36%、令和3年、これは9月末ですけれど9件、その中で高齢運転者の事故が1件、全体で11%ということです。高齢者の事故は減ってきていると私は考えています。質問でも申しましたけれども、私は、認知機能とか身体的機能によって運転ができない方に運転をと言っているわけではありません。法律は守らなければなりません。来年6月をめどに、75歳以上の方の免許更新の手続がまた一段と厳しくなるということで、過去3年間に速度違反とか信号無視、それから11項目のうちで一つでも違反があると運転技能の実技検査に合格しないと更新できなくなるというふうに一段と難しくなってきています。年とともに身体が衰えるので、これは安全運転のためには法律的に守らなければならないことだと私も考えております。しかし、地域性を考慮しなくてはいけないのではないかとも思っています。高齢運転者が注目されるようになったのは、東京の池袋で87歳の方の運転する車が暴走し、母子二人が死亡してしまうという事故、それがきっかけとなり、その辺から免許を返納する方が非常に増えたと聞きます。他にも高齢運転者が引き起こす事故があるたびに、免許返納を考える高齢の方が増加している。これは新聞で表になっておりましたので、事実だと思うのです。ただ、東京池袋とか、札幌とか、そういうところと美幌町の地域性を本当に考慮しなければいけないと思っています。例えば、農村部に住む80歳を過ぎている方と先日話しましたら、免許をやめたときには美幌には住めないと、娘のところに行こうと思っていると話しておりました。それと、これは美幌ではないですけれど、農業をされている方は、70歳を過ぎても、80歳を過ぎても、機械とか軽トラとか、そういうものを動かさない限り農業はできないという言葉も新聞紙上で言われていました。地域交通計画に今取り組んでおります。一生懸命に取り組んで、少しでも町の中を公共交通で網羅しようとしていますけれども、それも完璧ではない。しかも、美幌の場合は、農村部が広く散らばっておりますので、高齢者といえども免許を手放すことが非常に難しくなるのではないかと思っています。余談ですけれども、40年以上前ですと、80歳の方が自転車に乗ること自体が家族に止められるような時代だったのです。私の伯父に当たる方も80歳を過ぎてからも福住から自転車で出てきて、親戚一同心配したのですけれど、今は80歳を過ぎて町の中を自転車で走る方はたくさんいらっしゃるのです。身体機能がよくなっているのと、自転車の性能もよくなっているからかもしれません。これは車にも言えるのではないかと思っています。私は、これからの少子高齢化を考えると、車を運転する方の行動力というか、そういうのは非常に広いものですから、例えば一つの団体のことを考えても、シルバー会の中心になっていただいている方々のパークゴルフ大会に送っていくとか、そういうのも全て車を持っている方が大活躍されているのです。高齢化のこの地域で地域力を失わないためには、いかにして安全に、皆さんに運転していただくかということが非常に大きな役割をするのではないかと思うのです。通院している方を送って行く、買い物に送って行くとか、免許を持っている一人の人が多くの方を助けているという現実があります。そういうことも考えながら、私はいかに安全に運転していただくかというルールづくりと言っても、先ほどから語弊があるかも知れませんけれども、安全運転のための推進標語みたいに考えていただければいいと思うのですけれど、実際そういうふうにやっているところもあるということで、そこまで説明いたしましたら町長もお分かりいただけたかなと思うのですけれど、免許を持っている高齢の方が、高齢の方を支えているという現実を御存じか、質問いたします。
答弁 町長 平野浩司
ルールづくりと先ほど言いましたけれども、やはり運転に際しては難しいとは思っています。地域性という話をしていただきました。地域性の中でこういうふうに私は考えるのです。地域性が特定エリアで、特定の人だけで成り立っているのであれば、今おっしゃったように、農村を一つの線引きをして、特定エリアで乗る方は高齢だからといって制限をしない。でも、農村地区へ何も知らない車が自由に入ってくるとなると、特定エリアではないというか。ですから、特に、交通安全というよりも、交通とか消防もそうですけれども、建物の火災とか、要は、命に関わるものは国の動きとしてはどんどん法律が厳しくなっていくのは事実であります。そこを地域のルールで緩めるのは難しいと考えると、やはり事故を起こさないためにどうするかということをしっかりと皆さんにお伝えすることが主になると思いますし、逆に、車を手放すことによる、その人の足がなくなることに対して、行政として、地域として何を代わりにしてあげられるかということをきちんと考えていくことが大切ではないかと思っております。
再質問 8番 岡本美代子
なかなか同じような考えにはなりませんけれども、特定のエリアとかそういうことではなくて、例えば、私たち女の人はよく話をすると、私は十三、四年前ぐらいに目の手術をしまして、すごく見えるのですけれど、ちょっと視野が狭まったかなと思ったりしているのです。それ以降、自分も高齢者ですから、どういうことに気をつけているかというと、なるべく明るいときしか運転しない。夜、足りないものがあると思っても、あしたにしようとか、それから駐車場にとめるときにも、運動がてら人混みのないところにぽつんととめるようにしているというふうに、そういうふうに自分で気をつけていることがあるのです。そういうことをみんなで話し合うときに、それはそうだと、明るい時間になるべく運転する、体調の悪いときは思い切ってタクシーを使う、天気の悪いときは家にいる、遠回りでも大きな道、信号のある道を通る。これはすごく大切なことです。それから、ラジオをかけたり、話に夢中にならない。私も北見に行くときは、途中まではテープを聞いたりするのですけれども、市街地に入るちょっと前ぐらいからそれは切ってしまう。駐車場は不便でも遠くへとめるとか、自分なりに高齢者だし、余り後ろを向くことが得手になっていないので、そういうことに気をつけながらやっているのです。こういうことであれば、みんな取り組めるのではないかと思っています。女の人同士でよく話をするのは、旦那さんの横に乗っているけれども、お父さんが意外と飛ばすだとか、脇道を通り抜けようとして、やめなさいと言っても意外とやめないというのは、高齢ドライバーは、何年も運転しているから上手だという自負があるということも、新聞紙上のアンケートで圧倒的に自分は運転がうまいと思っているらしいのです。その辺のことも考えながら、なかなか奥さんの言うことや家族の言うことはなかなかきかないので、スピードを出さないほうがいいよ、もっと広い道を通ったほうがいいよということも聞かない。そういうことについて、もっと冷静な、そういう教育みたいなものがあれば、頭でわかるということも大切ではないかと思っているのです。だから、ルールづくりと言っても、そのルールに違反したとか、交通ルールを曲げるとか、そういうことではなくて、安全運転をするための標語みたいなものをみんなで考えて、みんな安全に運転しましょう、できる人はしましょうみたいな形がいいのではないかと思っているのですが、その辺まで話したら少しは理解していただけましたでしょうか。町長。
答弁 町長 平野浩司
おっしゃることは私も重々理解しているつもりです。先ほどから言っておりますけれども、運転に際しての交通安全上のルールとか、そういう意味では難しいという話はさせていただいています。今、岡本議員からお伝えいただいたようなことについては、先ほどから言っている注意喚起とか啓蒙啓発ということだと思うのです。そのためには、高齢の方も対象にしっかりと交通安全教室とか、それから実際に体験してもらうようなシミュレーターを持ってくるとか、そういうことできちんとさせていただきたいと思うのです。それでも美幌独自につくることで、今よりもよくなるかもしれないけれども、それよりも、私どもとすれば、少しでも車を運転するときにはこういうことに気をつけて乗りましょうということ、繰り返しになりますけれども、そういう啓蒙啓発、場合によっては体験をして、実感として感じていただけることが大事なのかなとは思っております。
再質問 8番 岡本美代子
どっちかと言ったら女性のほうが安全運転をしたり、頭でわかったりして、いろいろ気をつけるのではないかと思っています。先ほどの繰り返しになりますけれど、奥さんが言うよりも、高齢になったからこういうことに気をつけましょうというものが、わかりやすく美幌の何かあれば、私はみんなが幅広く気をつけることになるのではないかと考えています。田舎は高齢者の安全運転の推進ということに、ただ免許を返納すればいいではなく、しなければならない人はします。私の近間にも先月でやめた方がいます。体調が悪くなったから車を売ってしまったのですけれど、そういう方も実際にいます。ただ、運転する方は周りの方を助けて、すごく役に立っていて、一人がやめるということは、その周りの方もみんな買物に連れて行ってもらえなくなったりして大変な思いをしているのも事実です。ですから、地方独自の取組がされている。私もいろいろ調べていたのですが、今、手持ちがないですけれど、調べてみたらいろんなところで北海道でも取り組んでいます。だから、町でも、再度ほかの町はどうなっているかを調べていただきたいと思って、今回この質問はこれで終わります。次に、納骨塚の墓誌について質問いたします。昨年の一般質問のときに、余り色よい返事をいただけなかった。平野町長は、美幌町との関係人口を大切にしていくということに対して、こういうことも何十年後にお母さんが眠っている、ここの土地を訪れるとか、そういうことになるのではないでしょうかという話をしましたけれど、そういうものになるとは考えていないというお話をしていただいたことを記憶しております。ただ、答弁では一般質問以降に新規申込者24人に対してアンケートをしたら、5名の方は利用者負担があっても故人の氏名を残したいとの回答をしている。これはずっとしていただいているということで、大変感謝いたします。それと、近隣町村の状況も調査していただき、私は北見市の例を調査しましたけれども、近隣町村の状況を調査していただいているので、ありがたいことだと考えています。前回の答弁では、最初から墓誌を残すことは考えていなかっただろうということだったのですけれど、北見市でも最初から墓誌は残していなかったけれども、市民の希望によって取り組み始めた。取り組み始めたら希望する方が多い。そして、過去の納骨者にも案内を送って、どうでしょうかという話をして、過去の方もそういう制度があるのであれば利用するということで、過去の方にも案内しているということです。答弁によりますと、町でも納骨をされた方にそういうことを考えているということで、本当にありがたいことだと思っています。これは、どういう墓誌になるか、いつ頃までかとか、その辺の具体的なことは考えているのか、お聞かせください。
答弁 町長 平野浩司
答弁させていただいたとおり、担当が北見に行って、実態を見て、それから写真に撮って、丁寧に私にも説明していただきました。今回、こういう答弁をさせていただきましたので、令和4年度の予算に反映というか、令和4年度から、時期は準備等もございますので、実施できるように努力していきたいと思っております。
再質問 8番 岡本美代子
時代の流れと、美幌から出て行かれる方が多い。そして、子供が出て行っても最終的に自分たちは美幌で骨を埋めようということで、納骨塚を使う方が年々増えていくと思います。原爆ドームの墓誌を見ても、あそこに行って触っている方がいる。そういう映像を見ていますと、次の年におまいりに来るとは限らないけれども、何十年か先に余裕ができたら美幌に行ってみようかとか、そういうことで関係人口は広がると思っています。個人負担は、お墓を建てる思いをしたら非常に安いものだと思うので、個人負担はもちろんあってよいと私は考えていますし、これから10年、20年、60年、100年の問題なのかもしれない。そういうことを考えて取り組んでいただきたい。これからも近隣の調査をしていただけると思いますので、経年劣化しないように、目先の何十年ではなくて、もっとたっても美幌にこういうところがあるのだということをずっと記憶に残せるようなものであっていただきたいと思います。その辺で何かありましたら。
答弁 町長 平野浩司
私も直接の親類ではないですけれども、親しくされた方が身寄りがなくて、最後にはお寺でありますけれど、そこに永年供養と入れて、その方は本州の方で二度と来ないのではないかと思っていたら、後から住職に聞いたら、おっしゃったように、毎年来て墓標、墓誌に触ってきていると。つい最近は、身内がいないから入っていたけれども、せめて生きた証というか、来られないかもしれないけれど、名前を刻んでほしいという話を聞いたりしたときに、岡本議員がおっしゃることは、きちんとしなければならないのかなという部分と、担当もいろいろなところを回って、最近は北見の実態を見て、こういう形だったら令和4年度からできるという判断をして、提案いただいたので、今回こういう答弁をさせていただいたという状況でありますので、しっかり御希望に沿うように進めてまいりたいと思っております。
再質問 8番 岡本美代子
前にも町長に話したと思うのですけれど、いろんなところで全国の人が美幌のことを思ってくれているのだなと私はつくづく思ったのですけれど、たまたま斜里の温泉に行ったときに、一緒に入浴された方と話をしたら、旦那さんが美幌出身だと。3年前に亡くなっているけれども、それまでは毎年北海道を訪れていた。秋も深まって11月だったと思うので、観光シーズンではないけれどもたまたま来たと。あしたは美幌を通って屈斜路プリンスホテルに泊まるということでした。旦那さんは美幌出身で、美幌のことを思っていたので、大阪の方だと思うのですけれども、お墓を建てたときに真ん中に美幌の美の字を入れましたという話を聞いたのです。私もこんなに遠くで美幌のことを思っていただいている方がいるのだと思って感激しました。人口減少はどうしようもなくやってきますけれども、美幌のことを思う、美幌にゆかりのある方を大切にすることが大切ではないかなと思っていますので、ぜひ、充実した取組をされることを期待しまして、この質問を終わります。3点目は、第1子、第2子の年齢制限の給食費の無償化について質問いたします。美幌町の令和元年の合計特殊出生率1.41、そして、令和2年は1.23ということですけれども、これは15歳から49歳の女性が一生で産む子供の数、これは2以上にならなければ人口が自然に減っていくということです。何ぼかは忘れましたけれど、2.何パーセント以上なのです。私は、合計特殊出生率の15歳から49歳は現実的ではないと思います。15歳で産む方はほとんどいませんし、せいぜい19歳、それから49歳で産む方も珍しいから、大体42歳くらいまでかなと思うのです。こういう出生率のことを考えますと、1人が1人ちょっとという感じで、2人で3人にもならないという感じです。こういう状態でどんどん人口は減っていく。そういうときに、3人目、4人目が生まれるということは、非常にありがたいというふうに思っています。自分もそうですけれど、子供が増えるということは、諦めなければならないことも確かにあるのです。現状を踏まえると、今結婚しない方が大体2割はいるだろうという計算をされていますから、少子化対策としては、産んでいる方にもう1人でも産んでいただく。これは語弊のある言い方ですけれど、そういうことが現実だろうと考えています。前回の質問で、第1子、2子の年齢制限を取ればどのぐらいの予算がかかるのですかという質問をしたときに、大体200万円という答えだったような気がします。例えば、令和4年では年齢制限を取れば予算はどのぐらいになるのか、わかればお聞かせ願いたいと思います。
答弁 学校給食課長 佐々木鑑仁(学校給食課長は2022年3月まで)
ただいまの御質問でございますけれども、大学生を正確に抽出しておりませんけれども、岡本議員おっしゃいましたように、6月定例会におきましては、大学生まで拡大した場合の抽出した人数は、小中学生合わせて対象となるのが50人で、金額にして269万8,000円増える見込みでありますということで御説明をさせていただきました。大変失礼しました。42人で221万6,000円。42人で221万6,000円が増になると、拡大した場合、お答えいたしました。現在、令和4年度予算編成作業中でございますけれども、第3子以降の対象となる見込みの人数につきましては、小中学生合わせて152人、金額にして731万4,000円と現時点では見積りをしております。したがいまして、この731万4,000円に221万6,000円を足した、約1,000万円近くの金額になろうかと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 8番 岡本美代子
令和4年度の予算では42人対象者がいて、年齢制限を撤廃すれば221万6,000円が増えるということですね。わかりました。私が知っている第3子、第4子というのは、結構年齢が離れて生まれていることがあります。221万円ですか。予算は増えますけれど、何か応援するような制度があれば、安心して子育て、何よりの応援になるのではないかと思いますけれど、予算のあることですので、お願いして質問をやめたいと思いますけれども、町長、何かありましたら町長から、予算がからむものですから、どこか捻出して221万円どうでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
今回の施策については、多子世帯に対する支援ということであります。今、大学生までの部分の話を担当からさせていただきました。要は、進学して高学歴時代にはなってきているのですけれども、だから、これを広げようというよりも、お金を使ってそれよりも困っている人たちにきちんと支援すべきだと思っているのです。ですから、その辺をしっかり御理解いただきたい。これから子育てをする人たちに何をやるか、たまたま給食費という切り口でいけば、多子世帯に対して支援をする。逆に、こういうところでは子育てに対しては足りないから、例えば医療とか、そういうところにはもうちょっと手厚くしようとか、そういう選択をさせていただいていると理解してほしいのです。私の知っている方で、大学まで行かれて、親御さんが教育の支援をしてあげられなくて、卒業と同時に奨学金の借財が約400万円ある方がいて、言うならば、勤めなければいけない。今、教育委員会にお願いしているのは、例えば奨学金制度を償還しなくてもいい方法とか、そのためには、地元に必要な人材をこういう仕事についたら全額免除にするとか、地元でこういう仕事をすれば3分の1とか、しっかり子供たちが地元に戻ってくるような施策をすべきではないかと私は今考えているので、気持ち的には大学まで延ばすという思いはないと、申し訳ございませんけれど、そういう状況でございます。