みんなの議会

美幌町議会 令和5年第2回定例会 2023年3月7日

(1)美幌の魅力づくりについて/(2)花いっぱい街づくり事業について/(3)公園の整備について

2023年3月7日、美幌町議会の一般質問で、岡本美代子議員が「美幌の魅力づくりについて」「花いっぱい街づくり事業について」「公園の整備について」について質問し、町長 平野浩司、建設課長 森口尚博が答弁しました。

質問者
岡本美代子 議員
答弁者
町長 平野浩司、建設課長 森口尚博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 岡本美代子

私は、さきに通告いたしました3点、3項目について質問いたします。まず1点目、美幌の魅力づくりについてです。実のなる木を市街地に。みどりの村は、カラマツが多く植林されていましたが、改修を機に、ブルーベリーやラズベリー、アンズ、梅の木など、実のなる木が多く植えられ、季節ごとに町民を楽しませています。今後、市街地やその周辺にも実のなる木を植えることにより、後世の人たちの楽しみや美幌の魅力づくりの一つにできると考えます。公園の木の落ち葉に苦情が来ることも多々ありますが、クルミや栗の木など、周辺の人が楽しみにできるようなものであれば、積極的に手入れにも参加していただけるのではないでしょうか。今後の美幌の魅力づくりの一つとして、調査・研究していく考えはあるか、町長のお考えをお聞かせください。2点目といたしまして、花いっぱい街づくり事業についてです。花の植栽について。町は、自治会やボランティア団体などに毎年多くの花を無料で配付し、6月から10月頃までは、町内が花で美しく彩られています。しかし、人口減少や高齢化社会を考えると、毎年全ての花を植え替えるのではなく、多年草や宿根草などを取り入れた花壇づくりを考えてはいかがでしょうか。一時的に予算額は高くなると思いますが、数年かけて残す植物を増やしていき、その年に植える花を減らすことで、省力化していくことができると考えます。今後、多年草や宿根草の植栽について、調査・研究していく考えがあるか、町長のお考えをお聞かせください。3点目は、公園の整備についてです。屋根の設置について。美幌町は、公園の整備がされている町だと考えています。子供たちの遊び場として、天気のよい日は保育園などの子供たちがよく利用されていますが、高齢者が日常的に公園を利用すべきではないかと考えています。地域の会館を使用するときのように、申込みや鍵を借りる、返すなどの煩わしさがなく、いつでも自由に使える公園をもっと積極的に使用することで、高齢者の孤独感を解消することができるのではないかと考えます。公園の中に一部屋根がある部分があれば、暑い日や雨の日でも天候に左右されず、行事の予定も組むこともできます。立派なものでなくても、屋根の設置をすべきと考えますが、町長のお考えをお聞かせください。以上3点、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

岡本議員の御質問に答弁いたします。美幌の魅力づくりについて、実のなる木を市街地についてですが、市街地の街路樹については、イチョウやエゾヤマザクラ、ナナカマドなど、様々な樹種が約1,900本植えられております。街路樹は、環境形成や景観形成のほか、歩道と車道を分離する安全性の面からも重要であると考えておりますが、一方では、議員がおっしゃるように、落葉による苦情も寄せられている現状があります。実のなる木を街路樹にすることは、落葉以外にも虫や鳥のふんなどによる影響も考えられることから、周辺にお住まいの方の生活環境への影響に配慮しながら、慎重に検討しなければならないと考えております。また、町内には、住宅地内の街区公園や緑地などの大小様々な28の公園があり、住宅地内の公園においては、同様に慎重な検討が必要と考えますが、周辺の自治会やお住まいの方からの要望があり、維持管理に御協力が得られれば、実のなる木を植えることは可能ではないかと考えております。次に、花いっぱい街づくり事業について、花の植栽についてですが、町では、毎年8万本以上の花苗を希望される自治会や公共施設に無料配付しており、町民の皆様の御協力により、町内の環境美化に多大な貢献をいただいております。配付している花苗については、マリーゴールドやペチュニア、サルビアなど、色違いも含めると10種類以上もあり、開花期間がおおむね6か月以上と比較的長い種類を選定していただいております。御質問の多年草や宿根草を取り入れた花壇づくりですが、毎年の植え替え作業が減るというメリットがある一方、冬を越すことが難しい品種もあることや、数年に1回は株分けや掘り起こしをして植え替えが必要な場合もあります。今後においては、日頃より町内の花による景観づくりに御尽力をいただいている美幌町フラワーマスター連絡協議会や、花苗を育てていただいている花苗センターからも御意見をいただきながら、調査・研究してまいりたいと考えております。次に、公園の整備について、屋根の設置についてですが、建設部所管の公園、28公園の内訳は、街区公園14、近隣公園3、運動公園1、都市緑地3、墓園2、その他の公園5となっており、1人当たりの整備面積は、都市計画区域内で51.8平方メートルと、国の基準である10平方メートルを大きく上回っております。28公園のうち、16公園にパーゴラやあずまやといった休養施設が整備されております。屋根のない休養施設は、パーゴラという施設で、適度な日陰と明るさを両立したデザインとなっておりますが、議員の御指摘のとおり、雨よけや完全な日よけづくりには不向きなつくりとなっております。現在、パーゴラは8公園に13基備えられており、多くが昭和、平成初期に整備されております。現在の公園利用者のニーズに合わせた施設の維持や修繕・更新は、美幌町公園施設長寿命化計画による公園施設更新工事や公園施設修繕において実施しているところですが、今後も、幅広い年齢層に対応し、利用者の声や利用状況を踏まえ、検討してまいります。以上、答弁いたしました。よろしくお願いいたします。

質問 8番 岡本美代子

それでは、1番目の実のなる木を市街地にという美幌の魅力づくりについてから入ってまいります。先ほども言いましたけれども、みどりの村に実のなる木が非常にたくさんあります。あれは、最初は本当にカラマツばっかりだったのですよね。私も一番最初に行ったとき、松ばっかりだなと思って、狭かったですからね。同期議員の平野茂夫さんが、やはり、カラマツではなくて、あの辺には子供たちのために実のなる木を植えてやったらどうかという一般質問をしたことがあります。そのせいかどうか、今、大変いい状態というか、たくさんの花が、花というか実がなって、それなりに楽しんでいたり、取ってきたりなんかしている方がいるようです。町長、昔のみどりの村と今のみどりの村はよく御存じだと思うのですけれども、そういうことについて、感想をお持ちでしたら述べていただきたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

みどりの村の初期、森林公園ということで購入したときには、カラマツの見本林ということで、カラマツがしっかりきちんと管理されて植えられていたのです。その途中で、公園をつくるためにある程度伐採した中で、奥のほうについては同じカラマツがまだあったのですけれども、台風が来て、木を減らしたことによって全部倒れてしまったと。そのときの更新というか、後に何を植えようかという話になったときに、私もちょっと記憶していますけれども、今おっしゃった議員からそういう意見もいただいていますし、皆さんで協議したときに、楽しめるということは、奥のほうに実のなる木、低木を植えようということで、現在に至っていると認識しております。

質問 8番 岡本美代子

今年は、町制施行100年の記念の年であります。私は一昨年に行ってみまして、実のなる木は落ちたときにちょっと汚いということがありますが、やはり、後世の人方に残すものとして、ブルーベリーや何かでも、本当にみんなが喜んで取っているのを見ました。ここだけではなくてもっと市街地にも、空き地というか、そういう土地の周りに木を植えられないか、そういうところに植えていったらいいのではないかと思いました。今、世界人口が増加する中で、食料が今後不足するのではないかという考えもありまして、昆虫食を研究している人もいるということです。コオロギや何かをつくっている人がいるというのですけれども、そんなことを考えるぐらいだったら、やはり、実のなる木をもっと増やしていったらいいのではないかと思います。そして、何といっても、この辺はもうある程度温暖化になっていまして、美幌、北見でも、ある程度の栗ができるという話もいただいたこともあります。また、売っているクルミのほとんどは中国産なのですけれども、クルミの木なんかは、本当にもう、ちょっと寒いところでも、美幌町でも昔はちょっと田舎に行けばたくさんあったということで、もっと積極的に植えていったらいいのではないかと思いました。この考えに行き着いたのは、やはり、昨年、日の出のウッディーパーク、あれも40年ぐらいたって本当に立派な公園になったのですけれども、近所の住民の方の苦情でばっさり切られたのです。近所の方は、どこに住んでいるかによって違いますけれども、私はいい公園になったなと思っていたら、見るも無残な形になって、どういうものを植えたり、どうしたらもっと住民の方に理解していただけるかということも自分なりに考えていました。話があちこちに飛びますけれども、日の出にパークゴルフ場があったのです。そこに、誰かが1本、クルミの木を植えたのです。それが20年もたつと本当に成長しまして、やはり、クルミが落ちていると、みんな持って帰るようになったのです。そのように、何かちょっと楽しんで手入れしていただいたりするためには、やはり、実のなるもので。公園だから松しか植えられないという状態になってしまうのではないかと思うのです。ですから、理解されるものに特化していってもいいのではないかと思います。それは、先ほどの答弁にもありましたように、実のなる木は虫も来るし、ある程度消毒しなければならないものもあるかもしれませんけれども、だからといって、松ばっかりの公園もどうだろうと思っているのです。そういうことに対して、やはり、落ち葉が嫌だということは、ある意味、教育の中でも取り組んでいったらどうかと思うのです。遠い将来というか、意外と教育で取り組むと遠いようで近いというか。例えば、学校の周りなんかでも、今はないのですけれども、それこそクルミの木を植えたり、この辺でも、ある程度、本当に栗も育つようになりましたし、ブルーベリーの木とか、そういうものを学校の周りや何かに植えて、あるときは子供たちがそういうクルミを拾って、クルミにするまでの過程を楽しんだりとか。そうして、落ち葉の手入れをしたりとか、そういう取組をしていくように、これから美幌に住み続ける人たちに、木とか落ち葉に対する考えをある程度理解していただけるような形にしていかなければならないと考えますが、町長にお考えがあれば伺いたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

今、御意見をいただいた中で、一つは、どういう木を植える、低木を植えるか、どう御理解をいただくかということだと思うのです。その御理解をいただく方法の中で、基礎ベースというのは、本当に、岡本議員がおっしゃったように、教育とか、そういった中で落ち葉の話をすれば、循環型というか、学校の中で、今、落ち葉といったら学校の用務をやっている方がやってくれます。それを拾って、畑、花壇に還元するというような教育をするとか、それは考えられるのです。そして、私は、実のなる木を植えることに対して否定はしないのですけれども、問題は、どこにどういう種類のものを植えるかです。これを一つ間違えると非常に問題が生じるのかなと思っています。ブルーベリーをみどりの村に植えたのですけれども、そのシーズンになったら、特定の方が来て何人かで全部ごそっと持っていくのです。これは皆さんの木ですから、持っていくことを否定しないけれども、全てということでは、そういう話もしたことがあります。あとは、どんなというのが、やはり、これもまた大事なことだと思うのです。ですから、クルミの木なんかを植えたときに、落ちていたのを何個か持っていって、家で皮をむいて実を取っているというのはいいのでしょうけれども、これが本当にリンゴとか別なものであれば、わあ、こんなにあると言ってたくさん持っていく、その辺の合意をちゃんとするということです。ですから、一番いいのは、皆さんの合意を得て公園とか、そういうところに植えたときには、果実をどうするということをしっかり地域で話して、そして、それを地域で還元するとか、そういう仕組みをしっかりつくっていかなければまずいのかなと思っています。きちんと皆さん方と合意を得るということは、それも、ある意味では町がどうしたいかということの思いを伝えなければいけないのですけれども、ベース的には、今おっしゃったようなことを一つ一つやることも大事であると受け止めております。

質問 8番 岡本美代子

私も、町長が懸念されているようなことを心配しました。もう10年ぐらいになると思うのですが、私たちが長野県に視察に行ったときに、リンゴの産地でまちの中にリンゴの木が植えてあったのです。もう本当に熟して取るばっかりになっていて「よく取られませんね」と言ったら「これはどこどこの中学生のリンゴなのだ。だから、最初の頃は取られたりしたけれども、この頃は、中学校のためのリンゴだから取らないでいる」という話を聞きました。そういう特定の人がごそっと持っていってしまうということもありますけれども、あちこちに実のなる木があるとなれば、そういうこともある程度は解決するのではないかと私は考えています。最初のうちはいろいろな問題が発生するかもしれませんけれども、それも乗り越えられるのではないかと思うのです。ですから、理想とするのは、温暖化によって美幌もある程度の栗が拾えるようになったら、例えば、季節になったら栗の木のところに火ばさみを置いておいて、1人10個ずつはいいよとか、そんな町だったらすごくすてきではないかと考えています。何か問題が出てきても、それからまた考えてもいいのではないかと思います。特定の人が世話をしたから、これはもうその人しか取ったら駄目だよとか、そういう縛りもいろいろな問題が起きてくるのかなと思うのですけれども、取りあえず取り組んでみてはどうでしょうか。そして、その問題を一つずつ解決していくと。昔は、美幌のまちにもリンゴがたくさんあって、私たちは地元のリンゴを食べて育った世代なのですけれども、リンゴというのも、やはり、高級化とか、甘さの追求なんかで、地元のリンゴがだんだん消えていきました。でも、リンゴも育つ場所ですので、リンゴとか、それこそ消毒とか、剪定とか、そういうものの手入れもいろいろあるかもしれませんけれども、美幌の魅力づくりの大きな要素の一つになるのではないかと思っています。そのために、やはり、住民がどれだけ理解して、また、協力して見守ったりなんかができるかなということも大きな問題ではありますけれども、そういう問題がクリアできたときには、地域のコミュニティーづくりの一つにもなるのではないかと考えています。温暖化でだんだん向こうで取れなくなったもの、美幌でもともと取れなかったサツマイモやピーナッツが大変おいしくできるという時代になりました。すぐやってばっと全部できるものではありませんけれども、未来の人に残すものということでは、ちょうどこの施行100年の年に、植える可能性のあるところから少しずつでも試行錯誤してみるということに対して、再度、町長のお考えをお聞かせください。

答弁 町長 平野浩司

実のなる木の街路樹というイメージでは、今おっしゃったように、飯田市のリンゴ並木だと思います。当時、大火があって、中学生が植えてということで、私も、坂田さんとか、松浦さんとか、当時、視察に行ってしっかり見せていただいたのです。それも同じように、やはり、みんながルールを決めて守っているのです。もう一つ、北海道でリンゴという話であれば、札幌のリンゴ並木を思い出します。あれは、1970年ぐらいでしょうか、もともと北海道はリンゴがたくさん取れていたので、板垣市長が札幌の環状線に植えたいと。あれも最初は取られたりしていたのですけれども、そういう中で、しっかりルールを守って、いまだに地域の方々でりんごまつりをやって、地元に還元してコミュニティーづくりをしているということです。本当にいい例がたくさんあることはあるのですが、先ほど言ったように、どこに果実になる木を植えるかというのが一つポイントかと思っています。私は、否定はしないのですが、もしやるとするならば、今、私どもで桜を結構植えているのです。ですから、果実でなくても、今あるものをしっかり維持管理していくとか。例えば、桜通であれば、本当に桜のシーズンはすてきだと思いますし、木が枯れてきたとき、その辺をきちんと維持管理して、並木としてしっかり維持するとか。今、魚無川についても、予算をつけてしっかり更新して、先の方々に対して引き継いでいこうと再整備しています。私は、そういうことをやることでいいのではないかと思うのです。場所があれば、果実というのもいいのですけれども、そのときに考えなければいけないのは、公園とか、一つの木を植える大きな土地があるところというか、大事なのは、木を植えるときには、木の成長と、木としての形を維持するという皆さんとの覚悟を持って植えないと。ただ街路樹を植えました、木が大きくなりました、切りましょうと。例えば、松であれば、もう成長点の頭を切りましょうとか、そういうことはやめるべきだと思うのです。そういう覚悟を持って、きちんと皆さんと合意を得てやっていくのであれば、そういう整備というのは考えることができると思います。今やれるとするならば、今ある桜通とか、魚無川の皆さんが歩いているところの桜をしっかり再生して、そこをきちんと守っていくということでいいのかなと思っています。

質問 8番 岡本美代子

リンゴなどがなる木は、虫も来ますし、花が咲く絶好のタイミングで消毒しなければならないという問題もありますが、クルミとか栗はそういう管理があまり要らないのではないかと思っています。だから、市街地と書きましたけれども、街路樹の中にそういう木を植えるとかではなくて、学校の校庭の横だったり、そういう空いているところが結構ありますよね。そういうところに植えていけばいいのではないかと思いますし、例えば、町ができないとなれば、桜の会のように、美幌に植える会とか、実のなる木を植える会とか、何か団体をつくるというか、そういう取組でもいいと思っています。桜ももちろんきれいですし、桜も花で喜ばす、葉っぱで美しい、あと、今はなかなか食べられませんけれども、サクランボも小さいのがなりますし、そういうこともありますが、私は、桜とか、そういうものではなくて、将来のことを考えた実のなる木ということを考えています。ブルーベリーなんかは、そんなに大きくなくて、ブルーベリー狩りへ行きますと、本当に小さく低木に整えています。そういうものは、子供たちがちょっと公園に来たときに食べられたら、どんなにすてきではないかと思っています。人口減少で、だんだん空き家とかが多くなったり、子供が生まれないとか、いろいろ課題はたくさんありますけれども、私はそんなに悲観していません。というのは、東日本の原発事故があったときに、日本全国が地図上で示されて、北海道は泊原発だけですけれども、本州のほうに行けば、日本の裏表全部、バランスよくといったらおかしいですが、原発が本当にあるのです。今、福島はこういう状態でもう10年以上たっているのに、なかなか整理ができていません。そんな中で、ほかの50基以上の原発が日本中にある。しかも、最初は40年と言っていたのが、20年プラスされて60年、アメリカでは、80年大丈夫という法律をつくったということもあります。北海道というのは、温暖化でおいしい米も取れるようになりましたし、すぐではないですが、あと30年もたてば、これから移住してくる人にも本当に優良な土地になると私は考えています。それまで、農地を守ったり、森林を守ったり、なるべくまちの中の景観といいますか、空き家が増えたりなんかしないように守っていく、そういうことに力を入れるといいのではないかと思っています。ちょっと話が飛びますけれども、住宅リフォームで家をきちんとするということは、本当に将来に向けてもいいことだと思っています。美幌の魅力づくりとして、私は、今後も実のなる木を植えていただきたいと考えていますけれども、今後、どの木がいいかとか、どこに植えるかということに対して、すぐできることではありませんので、今後、ぜひ調査・研究に取り組んでいただきたいと思います。その辺について、もう一回、町長の答弁を聞いて終わりにします。

答弁 町長 平野浩司

今おっしゃられたことは、十分に理解しているつもりであります。一つ、先ほど言ったのは、街路であれば、桜とか、そういうものを大事にして、特徴を出してほしいと思いますし、植える場所がある、例えば、森林公園とか、面積が取れるということの場所には実のなる木を植えることも可能かと思っています。一歩踏み込めば、例えば、それぞれ家の庭があったら、美幌町は、さっき言ったように、必ず、家先、家というか、庭ではブルーベリーを植えているとか、そういうこともできるのではないかと思うのです。何か分からないけれども、美幌へ行ったら至るところでブルーベリーを食べるような雰囲気とか、そういうことも考えていっていいのではないかと思っています。いずれにしても、いろいろな状況を見て、しっかり調査・研究をしていきたいと思っております。

質問 8番 岡本美代子

個人の家でブルーベリーというのは、私も十分考えました。推進していくような方法を取っていただければいいと思っています。次に、花いっぱい街づくり事業についてです。今、配付されている花は、6月から11月、本当に雪が降っても咲いていたりなんかして、さすがに選び抜かれた花たちだなと思っています。しかも、ブルーサルビアとか、ミニダリア、ガーベラとか、まちで買えば、200円以上するような花も大量に配付されて、そういう面では、非常に幸せなまちだと感じています。しかし、先ほども申しましたけれども、高齢化とか、それから、持続可能な社会づくりということを考えれば、フラワーマスターの方や花苗センターなど、今、環境が整っているうちに将来に向けた考え方を持つべきではないかなと考えています。これも、先ほどの問題と同じように、来年からすぐできるという形ではないと思うのです。花を植える方も高齢になりましたので、どういう形で今後残していくかという形では、先進地がいろいろあります。私は、子育て支援の調査で恵庭市に行ったことがありますが、まちの中をバスで通っていただいて、ガーデニングを見に行ったわけではないのですけれども、このまちはガーデニングが盛んで、観光の一つになって、いろいろなお宅を訪問しているのですと教えていただいたことがあります。また、帯広のほうでも取り組んでいるまちがありますが、今、そういう環境が整っている状態のときに、視察とか研究をしていただいて、今後どうしていけばいいかという将来像も必要ではないかと考えますけれども、町長、お考えがありましたらお答えください。

答弁 町長 平野浩司

美幌のまちの中においても、今、それぞれの地域で花を植えていただいて、私はすごく感謝しているところです。それは皆さんがすてきというか、花を見て心豊かになる。ですから、例えば、私のイメージの中で今、一番いいなと思っているのは、大正橋から大通に向けて、元町の地区の方々が、本当に大事に花を育てていただいていると。ああいうのを見ると、美幌のまち並みはすてきですねと。今少しずつそれを切り替えているということなので、花いっぱいのまちということであれば、私は、恵庭とか、それから、クライストチャーチとか、ああいう外国のような、まちの中に花いっぱいでなくても、美幌は着々と進んでいると思いますし、美幌高校の雑草地も今はきれいに花を植えていただいています。そういうことを一歩一歩していただいているということなので、花を植えるということは、単純に美化をするということ以外にも、先ほど議員にもおっしゃっていただいたコミュニティーづくりです。人が外に出て何かに関わるということの二つの面があると思っているので、今後とも、皆さんの協力を得て、美幌を本当に美しいまちにしていければと思っております。

質問 8番 岡本美代子

高齢化率のことを考えますと、65歳の方が六千何百人、私の地域もそうなのですけれども、そういう花に携わったりする方は、ほとんど若い方がいない。若い方が定年後にそういうものをきちんと引き継いでいければいいのですけれども、何といっても人数的な労力の不足ということもありますので、今、活躍できる人が、将来のことも考えながら取り組むということが大事ではないかと私は考えています。先ほど町長がおっしゃいましたが、私も花は本当に好きです。あまりきれいに植えるわけではないのですけれども、昔から本当に好きなのです。例えば、歴史や何かのテレビを見ますと、日本の花づくりとか、庭園づくりが世界中に影響を与えているということで、非常にうれしいことだと思います。イギリスや何かは、ガーデニングがすごく盛んですけれども、宿根草がすごく多いのです。その中で、前のほうにそういうその年の花みたいなのを植えるとか、ただ、宿根草は金額が高いのです。ですから、一番最初の質問にも書きましたが、予算が高くなるかもしれないということは、宿根草は何年も咲くけれども金額が高くなりますので、最初はある程度の予算が必要ということです。その後の株分けや何かでも大変植えたらいいよというものでもないよという御回答でしたが、それは十分理解できますけれども、それも、地域の人の労力はある程度必要だと考えています。ただ、今の花たちは本当に華やかで、先ほども言いましたけれども、雪が降っても咲いているというぐらい、取ってしまうのがかわいそうなぐらい頑張る花たちがえりすぐられているのです。人口減少とか労力を考えますと、先ほどの視察や何かも考えながら、今後、こういうことも取り組んでいかなければならないのではないか、その辺の理解はしていただけるでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

多年草とか、宿根草を否定するものではないというのは、御理解いただきたいと思っています。そればかりという話ではなくて、宿根草でもきちんと手入れをしなければいけないというか、イギリスガーデニングのような部分でいくと、多年草がたくさん植えられてバランスが取れている、あれは本当に手をかけているのです。ですから、花を植えるというか、植物を植えるというのは、どういう形であろうが手がかかるということをまず頭の中に考えなければいけないと思うのです。誰が管理するかと考えたときに、なかなか町民の方ができないというのであれば、当然、行政機関がやらなければいけない。そのことをよしとするのか、それとも、高齢になったから、これからそういうことはできないのではないかということに対しては、私は、そうですとは言いたくないのです。ですから、今お話ししているのは、元気で長生きしましょうと。それから、そういうきれいな花を見て喜んでくれるのであれば、何か若い世代にも関わってもらうような仕組みづくりについて、知恵を出していかなければいけないというのが私の責任かなと思います。岡本議員も今のままではという思いの中でいろいろな提案をされていて、それは、否定するわけでもありませんので、きちんとた受け止めた中で、いろいろ調査したり、それから、実際にできるところをやっていこうとは思っております。

質問 8番 岡本美代子

若い世代が引き継いでくれれば、それは本当にいいことなのですけれども、商店街のほうがかえって高齢化率が高いのです。なかなか植えても、ここに植えたらいつも楽しみにして世話してくれるという方がいなくなったりして、やはり難しい問題だなというのは、私はかえって商店街から感じたりしているのです。例えば、どういう地域がどういうものを欲しがっているかとか、これからもう無理だとか、そういうことがあれば、また、いろいろ宿根草にするとか何かを考えるのかもしれません。ですが、私は、ある程度、モデル地区をつくったりして試行錯誤をしてみるのもいいのではないかと思っています。先ほどガーデニングの話をしましたけれども、ガーデニングのための雇い人がいるというぐらい、そういう世界だというのも分かっています。花を植えているのを見たら、似たような花を植えているなとか、これならやれないこともないのではないかなとか、結構そういう番組は見たりしているのですけれどもね。私が心配し過ぎなのかもしれませんけれども、町長は、若い世代に向けて、美幌の美化について今後もっとアピールしていく。本当に日本はきれいだ、どこまでもきれいだ、美しくごみもないということが観光の大きな目玉になっているということですけれども、今後も町長は若い世代にも声をかけていくという理解でよろしいのでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

そのとおりでございます。今、若い世代の方々が、日曜大工とか、そういうことに非常に興味を持っています。私の知っている方も大きくはないのですけれども、プランターとか、そういうことで、家族で花を植えたりという方も増えているのです。ですから、関わるチャンスとか、そういう仕組みづくりを皆さんといろいろ考えながらやっていかないと。ただ、本当に高齢の方が全部背中に背負うということにはならないというか、やはり、そういう努力はしっかりやらなければならないという気持ちを、私は持っております。

再質問 8番 岡本美代子

それでは次に、公園の再質問に入っていきます。答弁の中では、1人当たりの公園の整備面積は都市計画の区域内で51.8平方メートルで、国の基準が10なのに51.8あり、大きく上回っているということですが、これはきっと人口で割り返していると思うのです。これは、いつの人口を使っているのか、分かれば教えてください。

答弁 建設課長 森口尚博

御答弁させていただきたいと思います。これは、緑の基本計画策定時に出した数字なのですけれども、平成28年3月31日現在の数値を使用しております。以上でございます。

再質問 8番 岡本美代子

平成28年のですか。私が議会に来た頃は、よく委員会や何かの質問で、1人に対して公園が間に合っているのかなんていう質問をした先輩がおりました。そのときから、大体、人口的にはもう間に合っていますよということなのですけれども、これは本当にぜいたくなことで、人口が減少すれば1人当たりの公園面積が非常に増えてくるという。本当に都会から見たらぜいたくなことなので、コロナもありますけれども、せっかくある公園をもっともっと活用したらいいのではないかと、私は思っています。コロナ禍で、地域の高齢者の集まりがなかなか小さな会館ではできない、月に1回やる食事会がなかなかできない、1年も2年もできないということでした。ですが去年、公園だったら集まれるのではないかということで、みんなでカレーライスをつくって、30人ぐらい、ぱらぱらっと集まっていただいて、そこで食べないで、つくって持って帰るという行事をやったことがあるのですよね。それのために、PRではないですけれども、道新さんに来ていただいて、取材していただきました。それは、もっと公園を使いましょうとか、コロナ禍でもこういう形なら集まれるのですよということをアピールしたいと思っていました。子供たちは、本当に十分、公園を使っていますけれども、やはり、高齢者が出ていって、座りながら世間話をするとかということがあまりないのではないかと思っています。ですから、もっともっと公園でのんびりしていただくような、せっかくあるものをもっと利用していくような方法が何か取れないかと考えています。例えば、公園で行事を組むときに、何といっても、雨とかだったら本当に大変なのです。実際に、パーゴラの上にテント、ブルーシートを3枚か4枚かけていただいたのですけれども、様子を見ていますと、やはり、皆さん、80を過ぎて上にテントをかけるということが非常に大変なのです。そういうことをやるようなところから、例えば、そんなに立派なものでなくてもいいから屋根を設置するということは、非常に予算的に高いものでしょうか、どうなのでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

パーゴラと言われる格子状のものを置いているのですが、それに屋根をかけるというお話はあったのですけれども、屋根をかけたとしても、必ずしも皆さん、多くの人がそこに集えるということは、もともと公園の一つをつくるときの考えとして持っていなかったと思うのです。ですから、暑い日とか、外に出て楽しむというところの日陰ということを考えて、それぞれあずまやなどを公園の大きさに合わせてつくってきたと思っています。全部屋根をかければいいのではないかという部分でいけば、それはそうですとなかなか言えないのが今の状況であります。逆に、パーゴラのいいところは、降雪するところは、雪がどんとかかる分が落ちてくれて、管理的な部分で、あえてそういうものを選んでいる場所もあると聞いていますので、その辺は御理解いただきたいと思います。

再質問 8番 岡本美代子

公園も、よく使われる公園とあまり使われない公園というのがあると思うのですけれども、やはり、ウッディーパークなんかは、保育園の子たちや遠足の人がかなり来ていたり、一時はにわか雨で大騒ぎしている様子も聞いたりしました。全部にかけるというわけではないのですけれども、本当に、三つか四つかけていただければ、30人近くがその下で何かできるのではないかと思います。せっかく私たちは本当に十分ぜいたくなところに暮らしていると思いますので、地域、住民の方で公園を利用する方の話を聞いていただいたりしながら、もっともっと活用していただくような施策が必要かなと思います。以上で、私の質問を終わらせていただきます。

出典:美幌町議会 令和5年第2回定例会 2023年3月7日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる