みんなの議会

美幌町議会 令和2年第5回定例会 2020年6月23日

教育行政について

2020年6月23日、美幌町議会の一般質問で、馬場博美議員が「教育行政について」質問し、町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、まちづくり主幹 佐々木斉、商工観光主幹 多田敏明、経済部長 石澤憲、副町長 髙﨑利明が答弁しました。

質問者
馬場博美 議員
答弁者
町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、まちづくり主幹 佐々木斉、商工観光主幹 多田敏明、経済部長 石澤憲、副町長 髙﨑利明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 馬場博美

私は3点について、町長の考え方、教育長の考え方をそれぞれお伺いしますので、よろしくお願いしたいと思います。最初に、1点目であります。教育行政について。少子化時代を見据えた小中学校のあり方についてでありますが、美幌町の児童生徒数につきましては、平成元年に小学校10校、2,187人、中学校2校、1,222人が、令和2年では、小学校3校、868人、中学校2校、449人と大幅に減少しております。これまでの学校の統廃合の経過につきましては、児童数の減少により、教育条件が低下する複式校を解消するため、地域住民と協議を重ね、昭和60年に栄森小学校、登栄小学校、平成元年に豊岡小学校、平成2年に古梅小学校、平成3年に都橋小学校、平成4年に日並小学校がそれぞれ統合されました。平成5年以降も4校が複式教育を実施していましたが、著しい少子化の進展により児童数が減少する中、平成13年に田中小学校、報徳小学校、平成19年に上美幌小学校、平成26年に福豊小学校がそれぞれ閉校することになり、町内の全ての複式校が解消され、市街地3校に統合されました。その後も市街地3校の児童数が減少し現在に至っているところであります。また、中学校においても、生徒数の減少に伴い、学級数が減少してきているところであります。このような状況の中、さらに少子高齢化に伴い美幌町の人口は、第6期美幌町総合計画での人口推計では、2030年には1万5,230人まで減少すると推計しており、それに伴って、児童生徒数の減少が避けられない中、小中学校のあり方について、教育委員会としてどのように考えているのかお伺いいたします。次に、2点目についてであります。美幌町のまちづくりについて。美幌町まちづくりミーティングについてでありますが、町と美幌町自治会連合会は、平成20年5月1日から協働してまちづくりを行うため、美幌町地域サポーター制度を協定しておりましたが、令和2年3月31日をもって協定を解消し、美幌町地域サポーター制度を見直して、美幌町まちづくりミーティングを創設しましたが、次の項目についてお伺いいたします。1、地域サポーター制度のこれまでの取組及び見直した理由についてお伺いいたします。2、町民団体から行政側に申し込む場合、また、行政側から町民団体に申込みをする場合、具体的な内容をどのように考えているのかお伺いいたします。3、ミーティングの内容に、要望または苦情を目的としたものは断る場合もあるとなっておりますが、町民と行政が意見交換を行うことで、元気で活力あるまちづくりを推進するためにも、テーマに含めるべきと思いますが、町長の考え方をお伺いします。また、開催日について、平日となっておりますが、働いている人も多いので土、日曜日も開催日に含めるべきだと思いますが、町長の考え方をお伺いいたします。4、具体的なテーマとして、次年度の予算編成をするに当たり、政策等について、若者グループや自治会、各種団体、サークルなどと積極的に地域に出向き、町民との意見交換をすべきと考えますが、町長の考え方をお伺いいたします。3点目についてであります。新型コロナウイルス感染症について。新型コロナウイルスの感染症対策についてでありますが、国の緊急事態宣言が5月25日に解除されましたが、なお、北海道においては、毎日のように新規感染者や死亡者が発生していることから、予断を許さない状況にあります。また、北海道の休業要請等により、飲食業、小売業を初めとする様々な業種の事業者の売り上げが減少するなど多大な影響が出ております。このようなことから、町は町内の事業者に対し、経済対策を実施してきましたが、次の項目についてお伺いいたします。1、緊急対策利子等補給事業補助金、プレミアム商品券発行事業補助金、営業継続支援金、経営継続支援金の実施状況をお伺いいたします。2、緊急対策利子等補給事業補助金について、国においては、資金繰りに苦しむ中小企業のために、今年3月から金融公庫が実質無利子となる融資制度を始めましたが、相談が殺到して融資までに時間がかかることから民間金融機関を加えました。また、北海道においては、低融資から無利子に組み替えるなどを行っております。このようなことから、緊急対策利子等補給事業補助金の補助内容の期間5年及び補助金限度額20万円の見直しをすべきと考えますが、町長の考え方をお聞きします。3、新型コロナウイルス感染症については、今後においても長期化することが予想されますが、今後の対策をどう考えているのか、町長の考え方をお聞きします。以上、3点よろしくお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

馬場議員の御質問に答弁いたします。教育行政につきましては、後ほど教育長から答弁いたします。初めに、美幌町まちづくりミーティングについてですが、1点目の地域サポーター制度の取組及び見直した理由でありますが、各自治会が抱える課題を自主的な活動により解決するため、町職員が自治会とのパイプ役を担い、協力しながら課題解決に取り組む制度として、平成20年5月に始まり、初年度こそ活用された事例もありましたが、2年目以降はほとんど活用がありませんでした。そのため、課題解決及び意見交換という地域サポーター制度の基本となる目的を変えず、町民と行政の双方向からまちづくりのテーマを決めて、意見交換の場を設定できる制度として見直しを図ったところであります。2点目の具体的な内容をどのように考えているのかでありますが、一例として、地域公共交通、町内を走行する循環バスの利用者は1日平均100人未満と低迷しておりますが、その循環バスの利用促進をテーマにまちづくりミーティングを実施することなどを想定しております。ここで交わされた意見が、この先のまちづくりに生かされればと期待するところでございます。3点目の要望または苦情を目的としたものは除くことについてでありますが、町に対する要望等につきましては、その都度、所管部署もしくは町民相談コーナーにて受付しているところであります。まちづくりミーティングの意見交換には、要望が含まれることもございますが、その要望は、いわゆる明日、明後日という身近な要望よりも、この先の未来に生かされ、将来のまちづくりにつながる要望と理解しているところであります。また、開催日につきましては、原則、平日としておりますが、土日開催の相談を受けたときは柔軟に対応する考えでおります。4点目の政策等について、町民との意見交換をすべきとの御質問ですが、まさにまちづくりミーティングが目指しているところと考えております。まちづくりミーティングは町民、行政の双方向から申込みができ、テーマに即した問題協議、意見交換は、その後のまちづくりに生かされると考えているところであり、町民の皆さんと十分に話し合い、元気で活力のあるまちづくりを推進してまいりたいと存じます。次に、新型コロナウイルス感染症対策についてでありますが、何より町民の皆様の命を守ることを第一に、様々な対応を取ってまいりました。1点目の各経済対策の実施状況についてでありますが、緊急対策利子等補給事業補助金につきましては、6月8日現在、14件の申込みがあり、1億4,130万円の融資が実行されております。プレミアム商品券発行事業につきましては、3,000円分の商品券を1セットとして1万5,000セットを5月8日から販売し、5月22日に完売しております。営業継続支援金につきましては、5月29日をもって申請受付を終了し、124店舗に対して支援金を支給いたしました。経営継続支援金につきましては、6月8日現在、62件について支援金を支給したところであります。次に、2点目の緊急対策利子等補給事業補助金の補助内容の見直しでありますが、この事業は、様々な金融機関の融資に対応しており、大変利用しやすいものとしているため、制度開始から1カ月半までの間においては、利用申込みが多かったものであります。その後、コロナウイルス感染症対策として、国や道から低利や実質無利子、無保証の融資制度が実施され、現状では町の制度の利用は少なくなっていると思われます。このような状況ではありますが、町としましては、緊急融資対応としての役割を担っており、国、道の制度よりも、町の制度のほうが有利になる場合もあり、今後も現制度の見直しを行わずに継続してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、3点目の長期化が予想される新型コロナウイルス感染症の今後の対策についてでありますが、今定例会におきましても、国からの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した補正予算を計上させていただいております。また、第2次の臨時交付金も予定されていますので、これらを活用しながら、様々な対策を実施してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。以上、答弁をいたしましたので、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 矢萩浩

馬場議員の御質問にお答えいたします。本町はこれまでに小学校は15校、中学校は13校が開校しましたが、時代の趨勢とともに複式校解消の観点から統廃合が進み今日に至っております。学校規模は、児童生徒が集団の中で、多様な考えに触れ、認め合い、協力し合い、切磋琢磨することを通じて、一人一人の資質や能力を伸ばしていくという学校の特質を踏まえるため、学校は一定の集団規模を確保することが望ましいと考えられております。これまで本町においても、地域の理解を得て幾多の統廃合が進められてきましたが、学校は児童生徒の教育のための施設であるだけでなく、地域のコミュニティーの核としての性格を有することが多く、防災、保育、地域の交流の場など、様々な機能を併せ持っております。また、昨年11月には町内全ての学校に学校運営協議会が設置され、学校教育・家庭共育・地域協育の三つのきょういくのネットワークを生かし、地域の子供は地域で育てる仕組みづくりを進めている状況にあります。学校規模の適正化については、教育的観点のみならず、地域の様々な事情を総合的に考慮し、検討しなければならない大変デリケートで困難な課題であります。とりわけ、統廃合の問題は、あくまでも児童生徒の教育条件の改善の観点を中心に捉えなくてはならず、学校教育の目的や目標をよりよく実現するために検討しなければなりません。また、これからの時代に求められる教育内容や指導方法の改善の方向性も十分勘案しつつ、現在の学級数や児童生徒数の基で、具体的にどのような教育上の課題があるかについて、総合的な観点から分析を行い、保護者や地域住民と共通理解を図りながら、学校統合の適否を考える必要があると考えております。御質問の小中学校のあり方について、教育委員会としてどう考えているかでありますが、現時点において、学校規模による具体的な統廃合の検討までには至らず、小規模校のメリットである個の指導の充実を進めながら、地域とともに歩む現状の小中学校数を維持した形態を考えております。なお、今後、美幌町総合教育会議において、学校設置者である町長と教育委員が共通理解のもと、地域の声をしっかりと聞きながら、学校規模のあり方の方策を継続的に検討してまいりますので、御理解賜りますようお願いいたします。以上、お答え申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。

再質問 7番 馬場博美

最初に、少子化時代を見据えた小中学校のあり方について再質問させていただきます。これまで、町内の小中学校につきましては、少子高齢化に伴い児童生徒数が減少し、平成26年までに統廃合が進み、全ての複式校が解消されたところであります。この背景は、児童生徒にとって1番大切な一人一人の資質や能力を伸ばす集団生活のことを考えてきたからではないかと思います。今後、美幌町の人口は、10年後には現在よりも3,900人ぐらい減少し、約1万5,000人になると予想しております。それに併せ、児童生徒数も減少し、特に中学校にあっては、現在よりもさらにクラブ活動等に支障を来すことが予想されます。そこでお伺いいたします。答弁にあります現在の学級数や児童生徒数の基で、具体的にどのような教育上の課題があるかについて、総合的な観点から分析を行いとありますが、具体的にどう課題を認識されているのか、また、その課題について総合的な観点からの分析をいつまでにするのかお伺いいたします。この2点お願いいたします。

答弁 教育長 矢萩浩

ただいまのお尋ねでございますが、現在の学級数、児童数の基で具体的にどのような教育上の課題があるかということでございますが、課題といいますか、町は近年、少人数学級の推進をしている状況にあります。現在、町は35人学級を一定の学年で取り組んでいるところでありますが、この状況でありますと、小学校であれば20人とか25人、こういったクラス単位で授業、学級運営をしている状況であります。議員御承知のように、特に小学校で言いますと、クラスの規模は小さければ小さいほどきめ細やかな教育が行き届く、こういったことが言われております。このことから教育委員会としましては、このような形で少人数学級の推進をしている状況であります。また、課題等につきましては、今、本町の教育の大きな課題というのは、学力向上、これが1番大きなところであると思っております。学力向上につきましては、先ほどのコロナの関係でもお話しさせていただきましたけれども、いかに定着させていくかということが重要であると、さらには、小学校の早い段階からなかなか授業についていけない状況もございます。そういったことからも、小中連携だとか、幼小連携、異なる校種間の連携を進めていきながら、いかに定着をして授業から置いていかれる子を少なくするかということが課題だと思っております。言葉足らずでありますけれども、よろしくお願いします。

再質問 7番 馬場博美

今、教育長から答弁ありましたけれども、いわゆる少人数学級でやられていることについては、過去の経過も言いましたけれども、複式まで至らない中での少人数については理解いたします。そこで最終的に答弁にもありますけれども、総合的な観点から分析を行うという中で、具体的にそれをいつまでにするのか。そして、学校の統廃合を考える必要があると考えています。ここを具体的にもう一度説明をお願いしたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

時期の関係でございますが、1回目の答弁でもお話をさせていただきました。町長をトップとしております総合教育会議がございます。こちらは年に2回程度やっておりますが、この中で、こういったことも今年は議題にしながら、教育委員の意見を聞き、意見交換しながら、課題等の洗い出しをしていきたい、そのように思っております。また、それをいつまでに答えを出すかということについては、現在、そういった考えを持ち合わせておりません。よろしくお願いします。

再質問 7番 馬場博美

美幌町総合教育会議において、町長と教育委員との共通の理解のもとで今後やっていくということについてはわかります。次の質問をしますけれども、やはり過去の経過から見ると、さっきも言いましたけれど、人口が10年後には3,900人減る中で、児童生徒数もかなり減ってくることから、今現在考えていないということではなく、計画性をもって、ある程度の方針を町長と打ち合わせをし、この総合教育会議においても期間を決めてやっていただきたいと思います。次に、答弁にあります小規模校のメリットである個の指導の充実を進めながら、現状の小学校数を維持するとありますが、児童生徒数が減少して1番問題なのは、集団生活ができなくなる。今現在は平均すると35人学級ですので、2クラスあれば20人から25人になるのはわかりますけれども、本当に今後もその状況でいいのかどうか。そして、個の指導の充実を進めるということで、今後さらに進めていく上での具体的な対応はどう考えているのか、この2点についてお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

先ほどの答弁の補足をさせていただきたいのですけれども、本町がこれまで行ってきたのは複式校の解消でございます。御承知のとおり、複式校となりますと、基準でいきますと児童生徒が2学年で16人ですので、1学級当たり8人ぐらいになります。複式校の授業は、片方の学年に教えていて、片方が自習をする、そういった進め方になりますので、これは非常に教員も技術がいる、さらには児童の定着にも若干難があるといった課題が挙げられている状況であります。こういったことを踏まえて、これまで町は、地域の理解をいただきながら複式校を解消してきました。ここをまず御理解いただければと思います。人口が少なくなっているというお話は重々わかります。しかしながら、学校の役割は授業を教えるだけでなく、学校の果たしてきた役割というのは地域のコミュニティーの核であると思っております。答弁でもありますけれども、学校を拠点として、防災だとか保育、さらに老人クラブ等々といろんな事業を行ってきて、地域にはなくてはならない存在であろうと思っております。そのようなことを踏まえながら、総合教育会議でもしっかりと議論をしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

再質問 7番 馬場博美

私も説明不足でしたけれども、複式校の解消については、教育長が言われたことで理解いたします。ただ現実として、今現在小学校が3校で、35人以下学級、さらに1学級20人から25人でやられている中で、さらに人数が減っていった場合にどうなのかということを聞いているので、複式校の話とは違う話です。それがいつまで人数が減っていって、複式校にはならないと思いますけれども、それで本当にいいのかということをお尋ねしているのです。1学級20人から25人になっている中で、個の指導の充実を進めると言っても、本当にそれでいいのか、将来的に今すぐどうこうではないですけれども、長期展望に立って、今からそういった論議を進める必要があるのではないかということをお尋ねしていますので、再度、教育長お願いいたします。

答弁 教育長 矢萩浩

まず議員と共通理解を持ちたいのは、決してこの論議を否定しておりません。私ども教育委員会としても、総合教育会議の中で、しっかり話し合っていきたいと思っております。また、私どもの人口推計の中では、令和7年度には現在の学区割りにおきましても、1学級になる学校が、現在1クラスの学校は旭小学校だけでございますけれども、これが美幌小学校、東陽小学校にもつながってきております。また、昨年11月に立ち上げました学校運営協議会は、これまで行っておりました学校評議員といった機能も併せ持っております。このような中で、学校のあり方等々についても、学校評価等々を通じて話題になってくることがあろうと思います。そういった中でしっかり議論して、地域の意見が本当に大事だと思っておりますので、そういった意見も加味しながら、今後も総合教育会議等々で議論していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

再質問 7番 馬場博美

次に移らせていただきます。私は小中学校の統合ということも、最終的にやらざるを得ない状況だと思いますけれども、その前に一つ提案がございます。小中学校がお互いに情報交換、交流することによって、小学校教育から中学校教育への円滑な接続を目指す様々な教育が小中連携教育で、そのうち、小中学校が目指す子供像を共有し、9年間を通じて教育課程を編成し、系統的な教育を目指す教育が小中一貫教育とされております。文部科学省の平成29年度の調査によりますと、全国1,749市区町村のうち、小中一貫教育に取り組んでいるのは、249自治体で約14%、小中連携教育で取り組んでいるのは、1,254自治体で72%であり、同様の調査の数値を比べますと、年々小中一貫教育、小中連携教育に取り組んでいる自治体数は増加の傾向にあると言われております。そこで、美幌町における小中連携教育の実態についてお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

小中連携の実態でございますが、現在行っているのは、今年から小学校の英語科が教科に入ってきました。そのことを踏まえて、昨年まで中学校で授業をしていた教員が町内の小学校の巡回指導を行っている。そこで英語の授業の方法について指導しているという実態がございます。また、直接の授業には関連していませんけれども、美幌町はこれまでも発達指導に力を入れてございます。そういった中で、小学校と中学校、さらには幼稚園と小学校、そういったところで情報共有等をしている状況にあります。また、美幌町は近年、公開研究会にも力を入れている状況であります。具体的な学校で言いますと、旭小学校は全員が美幌中学校に進むということで、例えば教員の乗り入れ等、公開研究会の見学等を非常にしやすいのではないかということで、校長会等で意見交換をしながら目指しているところでございます。小中連携校は管内にも何校かありますけれども、実態としましては、比較的小さな市町村だとか、小さな集落で、小学校1校、中学校1校というところが多い実態かと思っております。本町におきましては、現在、小学校3校、中学校2校ということで、なかなか一貫した小中連携型というのは、現時点では課題があると認識しているところでございます。よろしくお願いします。

再質問 7番 馬場博美

了解いたしました。先ほど後段で言いました、もう一方の小中一貫教育について、児童生徒数が減少する中で、この小中一貫教育については、例えば、オホーツク管内では斜里町のウトロ、あるいは湧別町、北見市留辺蘂町温根湯が実践されていますけれども、将来的に児童生徒数が減少する中で、統廃合の検討について、先ほど答弁にありましたけれども、適否について今後検討するということもありますので、小中一貫教育についての教育委員会の考え方があればお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

小中一貫教育の関係でございますけれども、9年間で小学・中学の両方の課程をします。美幌町はこれまでも地域の子供は地域で育てるということでやってきています。そういった意味からも、小中学校に分かれていたものを一つのカリキュラムにすることによって、中1ギャップといった問題もあろうかと思いますが、そういったものの解決には早い時期から授業から取り残されない対策が大事だと思っておりますので、そういった解決にもつながると思っております。また、教育委員会サイドで、管内1市4町で教育長部会、さらに学校運営協議会といった機会がございますので、その中で実際にやっております北見市の温根湯学園、さらには置戸町でも学校は別々ですけれども連携の動きがありますので、情報交換しながら、美幌町で当てはめられるものがあるのかということを調査研究してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。

再質問 7番 馬場博美

わかりました。最後に1点だけ、過去の経過を冒頭で質問いたしましたけれども、複式校の解消もかなり年限をかけてやってきていますので、児童生徒数の減少に伴って、すぐ統合するとか、あるいは、連携とか、小中一貫教育とはなりませんので、ぜひ、できるだけ早い時期に、計画を立てながら教育委員会としても協議を進めていただきたいと思います。1点目の教育行政については、これで終わります。2点目のまちづくりミーティングについてであります。何点か御質問させていただきたいと思います。最初に、もう一度確認しますけれども、地域サポーター制度の基本となる目的は変えずということでありました。行政と町民の双方向からまちづくりのテーマを決めて、意見交換の場を設定できる制度に見直しを図ったとありますけれども、私も当時担当しましたけれども、地域サポーター制度と具体的に何が変更になったのか、具体的なことをもう一度説明をお願いしたいと思います。

答弁 まちづくり主幹 佐々木斉

ただいまの御質問でございます。地域サポーター制度は平成20年5月に、地域におけるコミュニティー活動の中心である自治会へのパイプ役となる職員を地域サポート職員として担当させ、地域が抱える課題などに対して手助けをするというか、サポートをする形で課題解消に資するために始まった制度でございます。まちづくりミーティングにつきましては、地域の課題を解決しようという部分については変わらないですが、職員を地域に配置するということではなく、町側からも意見交換を設定できる場をつくるなど、今まで自治会が抱えているものに対してサポートするというところから拡大した形で課題解消に努めようということで、見直しを行ったものでございます。よろしくお願いしたいと思います。

再質問 7番 馬場博美

了解いたしました。私はこれを反対するわけではなくて、非常にいいことだと思う立場で、基本的には大賛成の立場で質問したいと思います。その中で一つ提案がございます。このミーティングを活発化することは非常に難しいと思われます。テーマの1で循環バスの利用促進についてという具体的なテーマを定めていることについては理解いたします。例えば、予算編成等の政策、そのほかにもいろいろと町で考えられるテーマがあると思います。こんなことを町はテーマとして考えているということを、さきに町民団体に周知して、このミーティングを活発化する方策について、考え方について、あればお伺いしたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

まちづくりミーティングの今までやっていたものと何が違うのかという部分に触れさせていただければ、当時は、どちらかというと地域に対して特化したもの、言うならば、一方的というか、自治会だけ、それからその地域に限ったという見方です。今お話しさせていただいたのは、双方向で、行政も、それから地域も、それから地域だけに特化しないで、もう少し幅広くしたこともやりましょうという理解をしていただければと思っています。今提案がありました町で考えられるテーマという部分において、本音のところは具体的なものもありますけれど、地域でどういうふうにいろんなことを考えているかということを、きちんと向き合う機会を多くつくりたかったというのが本音でございます。その中で、例えばこういうものがあって、それをどういうふうに決めていくかというのは、総合計画であれば、まちづくり委員会があったり、それぞれ聞く場合もあります。それから、最終的には議員の皆様が判断しなければいけない部分のベースになる話を、できれば地域だけではなくて、広く意見を聞く、そういう気持ちを大切にしたいということで、形は三つのパターンを分けましたけれど、ベースになっている気持ちは同じという思いで、今回こういう制度をつくらせていただきました。

再質問 7番 馬場博美

次に、再確認したいのですけれども、テーマの要望または苦情を目的としたものは断る場合があるということについて、やはり町民団体から行政に申込みをする場合、要望が多いと思います。地域サポーター制度が活用されなかった一つの原因にもなったかと思います。まずは、まちづくりミーティングを推進するためにも、町民団体からの要望はしっかりと行政で受けとめて実施すべきと考えますが、町長の考え方をお伺いします。

答弁 町長 平野浩司

要望を排除するということではなくて、これをやって欲しいから町長に会いたい、行政とお話をしたいということではないと理解いただければと思います。結果的に要望になったとしても、要望に対して皆様方もやれることはないですか、私どももこういうことを考えてみましょうという、そういうやり取りをきちんとできる、双方向ということがいいかどうかわかりませんけれど、相手が思うことに対してその中できちんと話ができる。場合によっては、地域では自分達もこういうことやってみようと。そのことを踏まえて、行政としてはこれはしっかり地域の方々のためにやろうと、そういう話になるのであれば、私は積極的に受け入れることは構わないと思っております。

再質問 7番 馬場博美

私も当時のことを振り返ってみました。最初の設置した当時は地域に出向いて、そういったことをやりましたけれども、なかなかその後が続かなかったことを反省する中で、今町長が言われたことも含めて、ぜひ、まちづくりミーティングを推進していただきたいと思います。最後になりますけれども、ここだけは町長に考え方を聞きたいと思います。まちづくりミーティングを活性化したいということについては大賛成であります。行政側、町長は、若者グループや自治会、各種団体、サークルなど積極的に地域に出向いて、町民と意見交換をすべきではないかと考えますが、町長の考え方をお聞きしたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

ただいま、馬場議員から御意見をいただきました。私もまさにそうだと思っています。今までのように待つのではなくて、繰り返しになりますけれど、こちらがしっかり出向いて、意見をきちんと聞くという努力、公務の中でそれだけの時間をつくれるのかわかりませんけれども、定期的にやるとなると、どうしても相手に期待される部分があるし、ある意味では、美幌町のエリアの部分、それから団体ということではなかなか約束はできないですけれども、時間を見つけて積極的に私どもがきちんと出向くことの努力はしていきたいと思います。その根底は、言葉が誤解されるかもしれませんけれども、行政が町民にではなくて、本来は町民の方が主権であって、私たちがきちんと行かなければいけないということだと思うのです。だから、私もその辺をきちんと心に留めてしっかりやっていきたいというのが本意でございます。

再質問 7番 馬場博美

私も行政時代の41年間を振り返って、町民の声を聞いてやってきたつもりでしたけれども、いざ退職して一町民になったときに、まだまだ町民の声、それから町民の目線に立った考え方ができていなかったことについては反省してございます。ぜひ、町長がおっしゃるとおり、この制度について私は大賛成です。私もぜひ、我が元町自治会においても町長に来ていただきたいと考えていますので、よろしくお願いしたいと思います。それでは、最後の3点目であります。新型コロナウイルス感染症の対策についてでございますけれども、何点か具体的に質問をいたします。最初に、緊急対策利子等補給事業補助金の申込みが14件ということで答弁にありました。この補助金額は幾らになるかお伺いします。補助金の額を教えてください。

答弁 商工観光主幹 多田敏明

お尋ねの利子等補給事業補助金の額でございますけれども、これは今後5年間の合計で補助金を支出する予定となっておりまして、現時点で想定されます5年間分の補助金ですと、211万6,000円となっております。

再質問 7番 馬場博美

5年間で211万6,000円。今年度の予算で幾らですか。

答弁 商工観光主幹 多田敏明

予算計上時点では、200件を見込みまして、798万7,000円となっておりました。

再質問 7番 馬場博美

14件の今年度の補助金の額は幾らになりますか。

答弁 商工観光主幹 多田敏明

失礼いたしました。今年度での支出見込みは、73万6,000円となっております。

再質問 7番 馬場博美

次に、営業継続支援金は5月29日をもって受付を終了したとあります。124店舗というのは、町内の全店舗が申請を行ったということなのかお伺いします。

答弁 商工観光主幹 多田敏明

その時点で想定されています全店舗が申請しております。

再質問 7番 馬場博美

予算計上時点では、飲食業160件、宿泊業7件で、167件という御説明をいただいたのですけれども、この124件と167件の差についてはどのように押さえていますか。

答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)

営業継続支援金につきましては、4月の段階での保健所の名簿に基づきましてリストを作成したところでございます。その際には、最大値を見込んで予算化をさせていただきました。その後、精査をする中で、結果的には開きが出た状態になりましたけれども、対象となる店舗には全て行き届いていると考えております。よろしくお願いいたします。

再質問 7番 馬場博美

了解いたしました。4番目の経営継続支援金は、62件に支援金を支給したとありますけれども、申請期日がたしか6月末だったと思いますけれども、今の状況についてお伺いします。

答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)

昨日現在になりますが、6月22日時点では107件の申請をいただいております。議員おっしゃるとおり、申請の期日は6月30日でありますので、今後どの程度の申請があるかはわかりませんけれども、22日現在の数字では107件の申請をいただいております。よろしくお願いいたします。

再質問 7番 馬場博美

予算計上時点では、全体合わせて586件ということでお聞きしていますので、ぜひ、まだ全体の5分の1足らずですので、PRが足りないのであればPRに努めていただきたいと思います。次に移らせていただきます。緊急対策利子等補給事業補助金の補助内容の見直しについてでありますけれども、国や道の制度よりも、町の制度のほうが有利な場合があるということで答弁がありました。これは答弁の中に、緊急融資対応としての役割を担っておりとありますけれども、町の制度のほうが有利な場合について、具体的にこの点について説明をお願いしたいと思います。

答弁 商工観光主幹 多田敏明

融資の関係でありますけれども、現在、融資の制度につきましては、国や道の制度では実質無利子や無保証、また低利融資など、かなり好条件のものがたくさんあります。ですけれども、町の利子等補給事業の制度が有利となる場合もありまして、例えば、売上げ減少率が10%の個人事業者ではない小規模企業者が、500万円を1年間保証料率0.75%で借入れした場合の保証料、利子の実質負担額について、国の新型コロナウイルス感染症特別貸付を利用した場合、政策金融公庫の借入れでありますけれども、その場合は実質負担が2万3,000円となります。もう一つの国の制度であります民間金融機関を利用する新型コロナウイルス感染症対応資金、こちらになりますと実質負担額が6万8,710円。それから北海道の制度であります新型コロナウイルス感染症緊急貸付でありますと、実質負担額が7万5,000円とそれぞれ負担が伴ってきますけれども、町の制度を利用した場合ですと、実質負担額はなしとなりまして、町の制度が有利となってきます。

再質問 7番 馬場博美

今、主幹が言われたことが理解できなかったのですけれども、国や道から借りた場合については、実質無利子ではないのですか。負担があるのですか。

答弁 商工観光主幹 多田敏明

全額負担を伴わないということでなく、一部負担を伴ってくる場合もありますので、こういった場合については町のほうが有利となってきます。

再質問 7番 馬場博美

今の件については、私も勉強不足なので再度調べてみたいと思います。ただ、新聞報道等で言われているのは、先ほど言いましたとおり、道については有利子から無利子に見直したということになっています。今日の北海道新聞を見ても、さらに今定例会において追加の予算を計上するということで載っていました。中小企業向けの無利子の融資の原資となる金融機関の預託金について、無利子の融資枠を含めて7,000億円を追加するということですので、そういった理解をしていなかったので、私も調べてみます。そこで、今後も現制度の見直しは行わず継続するとありますが、現制度を見直ししなければ、先ほど答弁にありましたけれども、国や道のほうに全部いってしまうのではないか。町の制度は活用されなくなるという理解はしていますけれども、今主幹が言われていることもあるのであれば、さらに現行の見直し、例えば、今は5年間で20万円となっていますけれども、無利子にすべきと考えますが、いかがでしょうか。または、道と国が無利子になっているのだから、町のこういった制度を使わないで、道と国に委ねて、町の制度については見直しして廃止するか、どちらかだと思うのですけれど、その辺の考え方についてお伺いしたいと思います。

答弁 副町長 髙﨑利明

ただいまの御質問でございますけれども、国、道の利子補給につきましては、売上げの減少幅が大きければ当然無利子で、町の制度のほうが不利になりますけれど、町の制度の場合、融資額が少額で、先ほど主幹が説明したとおり、売上げの減少率が低い場合は、町のほうが5年間の利子補給を行うことで、実質有利になることもありますので、そういうことで御理解をいただきたいと思います。答弁でもありましたように、1番最初の融資実行まで、国、道の制度は時間を要するということで、まず応急的な措置として、町が設置をしておりますけれども、今後におきましても、売上げの減少率等によっては町のほうが有利な部分がありますので、このまま制度としては残していきたいと考えております。それと、見直しにつきましても、利子補給だけではなくて、これから新型コロナウイルス対策につきましては、様々な事業者の支援なども検討しなければいけないという部分がありますので、そういう部分での使用も踏まえて、予算の執行を今後検討していきたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

再質問 7番 馬場博美

副町長が答弁されましたことについて理解はいたしました。実際に、今副町長が言われた売上げが減少している事業者は、借入れするとき、融資を受けるときに占める割合は少ない感じがします。売上げ減少率が大きいから道とか国の制度のほうがいい、こちらは小さいから町の制度を使ったほうがいいということですけれども、全体的に見た時に、減少幅が大きい事業者のほうが圧倒的に多いと思うので、繰り返しになりますけれども、現行の制度を続けるばかりではなくて、道も有利子から無利子に変更していますし、私も事業者、あるいは金融機関に聞いた中で、この制度は国と道と合わせて無利子にすべきではないかということもありましたので、無利子にする考えがあるのかどうか、再度お伺いしたいと思います。

答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)

議員おっしゃるとおり、国、道の制度は大きな借入、あるいは大きな売上げ減少率の事業者にとっては大変有利なものだと思います。また、そちらの有利な制度をお使いいただくというのは一つの方法だと思います。しかしながら、町がこの制度をつくったのは、御質問の中にもあったとおり、時間がかかることが想定されておりましたので、少しでも早く事業者の支援を行うためにつくった制度でございます。また、今回、町は預託をせずに、金融機関の資金を利用して制度設計したものでありまして、このような仕組みをつくったのも管内ではないと思っております。そういった意味で、ふだんお付き合いのある金融機関で、スピード感をもって対応できる制度として、今後もこの制度は残していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

再質問 7番 馬場博美

最後になりますが、町長にお伺いします。今まで町長は経済対策についていろんなことをやってきました。今後に向けて一つ提案がございます。今までやってきた経済対策の実施結果について事業者へのアンケート調査などをして、今後の対策を考えるべきと思いますけれど、町長の考え方をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

今までいろんなことをやらせていただきました。その中でポイントとしては、やはりスピード感を持って、国なり道なりのその間にあって、きめ細やかなことができないかということでやってきております。今回の融資制度についても、いいものは残して、場合によっては見直しをする部分と、逆に新たなものをつくるとか、それは皆さんといろいろ話した中で考えていきたいと思っております。今回のいろいろな政策をやる上で、皆さんにアンケートを出して、聞き取りをしております。ですから、個々にアンケートまで出すかどうかはわかりませんけれども、制度を使ってくれた方の意見をきちんと聞くための方策はしっかりとしたいと思います。

出典:美幌町議会 令和2年第5回定例会 2020年6月23日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる