みんなの議会

美幌町議会 令和元年第6回定例会 2019年9月25日

町長の政治姿勢について

2019年9月25日、美幌町議会の一般質問で、坂田美栄子議員が「町長の政治姿勢について」質問し、町長 平野浩司が答弁しました。

質問者
坂田美栄子 議員
答弁者
町長 平野浩司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 坂田美栄子

私は、前回に引き続きまして、町長の政治姿勢についてということで、2点お伺いいたします。まず最初に、学校運営協議会による学校運営の推進についてであります。学校運営協議会による学校運営の推進については、町長の重点施策にも掲げられております地域住民参加の学校運営協議会による学校運営の推進については、6月定例会でも質問していますが、確認できていない内容について改めて質問をいたします。現在、美幌町で取り組まれているコミュニティースクールは、子供たち、地域のおじさん、おばさんたちのさまざまな取り組みの中でコミュニティーの役割は果たされています。国が推進しているコミュニティースクールに移行していくとなれば、学校全体、教職員の理解と協力がなくてはできない内容となっています。当然、地域の方々の理解と協力も必要となってきます。国が推進しているコミュニティースクールには三つの役割があります。一つは、校長が作成する学校運営の基本方針を承認する。二つ目は、学校運営について、教育委員会または校長に意見を述べることができる。三つ目は、教職員の任用に関して、教育委員会規則に定める事項について、教育委員会に意見を述べることができる。このような内容で運営することになっていますが、今後、町長としてどのような考え方のもとで推進しようとするのかをお聞かせください。2点目は、安心して暮らせるまちづくり、ひとり暮らし高齢者の支援の充実についてです。6月定例会では1回目の答弁をいただきましたが、町長の考え方の確認ができませんでしたので、改めて質問いたします。前回も申し上げましたが、ここ数年、男性、女性ともにひとり暮らしの高齢者がふえています。高齢者の現状は、単身者が1,815世帯、夫婦1,477世帯となっています。また、昨年の調べで認知症と診断された方は348人と前年度より106人増加しています。このような状況を考えると、福祉の担い手育成と支援も急務でありますし、高齢者等複合施設の整備も早急に検討が必要です。町長の重点施策の中にも上げられている福祉の担い手育成と支援、地域における見守り体制の充実についての具体的な内容をお示しください。以上、2点よろしくお願いします。

答弁 町長 平野浩司

坂田議員の御質問に答弁いたします。学校運営協議会による学校運営の推進についてですが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第47条の6の規定に基づき、本町では7月23日に開催の教育委員会定例会において、美幌町学校運営協議会規則を制定し、本格始動しているところであります。協議会の役割には大きく分けて2点あり、1点目は必須事項となる校長が作成する学校運営の基本方針を承認すること、2点目は、任意事項として、学校運営に関する事項を、教育委員会または校長に対し必要な支援などの意見を述べることができるとしたところであります。なお、御質問にある教職員の任用に関する事項については規定しておりません。教育委員会では、こうした制度内容の理解促進を図るため、これまでに校長会を初め、社会教育委員、自治会連合会役員三役、美幌町コミュニティースクール推進連絡協議会、旭小学校区コミュニティースクール運営委員会など、関係する皆さんに制度説明を行っているところであります。あわせて、各校の教職員や保護者に対しては、校長より逐次説明がされている状況にあります。また、町民の皆さんに広く制度の浸透を図る目的から、広報びほろ9月号の配布にあわせて、コミュニティースクールだよりを自治会回覧するほか、まち育出前講座に登録し、周知活動を図ってまいりますが、制度の浸透には幾度の取り組みが必要なことから、今後におきましても、機会を捉えて周知活動に努めていくところであります。御質問の学校運営協議会に係る推進の考え方については、現在、各校に設置している学校評議員制度から移行し、これをベースに協議会を立ち上げることとしております。そして、既存の3小学校のコミスク活動を初め、既存組織との連携体制をより強固なものとし、地域と家庭と学校が三位一体となった組織体制を構築するものであります。なお、このような姿を具現化するためには、何よりも地域住民の皆さんの御理解と御協力がなければ、一歩ずつ前に進めることはできません。そのためにもコミュニティースクールコーディネーターを推進役として、地域、保護者、教職員に対する制度の啓蒙活動を丁寧に行いながら、地域の子供は地域で育てることを根底に据えて取り組んでまいります。次代を担う子供たちは美幌町の財産であり、今こそ多くの大人たちがかかわることにより、大きく成長を遂げる好機ともなり得ます。地域と家庭と学校が目標を共有した中で、地域とともにある学校づくりの実現に向けて鋭意努力してまいりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。次に、安心して暮らせるまちづくり、ひとり暮らし高齢者の支援の充実についてですが、我が国は、平成19年に超高齢社会に突入し、世界に例を見ない速度で高齢化率が進行しております。本町の単身高齢者世帯数は、本年4月現在1,815世帯であり、平成19年4月の1,129世帯より686世帯ふえ、同じように夫婦世帯では292世帯の増であり、ひとり暮らしの高齢者がふえ続けている状況にあります。高齢者等複合施設の早急な整備でありますが、本年6月定例会で答弁させていただいたとおり、複合施設につきましては、民間活力を生かした整備の検討を進め、令和3年からの第8期介護保険事業計画、令和3年度から5年度において、施設整備を登載したく、ここ数年の間で道筋をつけたい考えであります。次に、福祉の担い手育成と支援についてですが、美幌町生活支援・介護予防体制整備推進協議体において、家の掃除、ごみ出し、洗濯など日常生活の困り事に関して、他地域の取り組み事例を参考に、具体的な方策を検討している状況にあります。また、平成30年度より介護従事のための資格取得に係る経費の一部を助成する美幌町介護従事者資格取得支援事業を実施しておりますが、今後、関係する福祉団体と意見交換をしながら、ニーズ把握に努め、課題を整理した上で、新たな資格取得支援策についても検討してまいります。次に、地域における見守り体制の充実についてでありますが、本町では、緊急通報装置の設置、配食サービス、乳酸飲料の配達、認知症高齢者宅訪問による話し相手、民間事業者との見守りに関する協定など、関係団体と連携を図りながら、さまざまな見守り体制の取り組みを実施しております。買い物困難者の支援については、商工会議所によるスマッピー宅配・便利サービスや、民間事業者による宅配サービスが実施されているところであります。見守り体制については、地域自治会や民生委員、ボランティアなどによる支援がますます必要と考えております。また、閉じこもりを防ぐ取り組みを推進するとともに、ICTを使った見守りの研究等も行っていきたいと考えているところであります。引き続き、地域の方々の御協力をいただきながら、社会との接点を失いがちな人々の暮らしに、顔の見える声かけの輪を広げたり、見守りを行う層を厚くすることなどを積極的に取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申しあげます。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。

再質問 10番 坂田美栄子

学校運営協議会による学校運営推進についてから再度質問をさせていただきます。6月定例会で質問させていただきましたが、現在活動しているコミスクと、今後導入しようとしている学校運営協議会の違いと今後の進め方について質問してきましたが、答弁にもありましたように、気になる点がありましたので、確認をしながら質問させていただきます。現在の子供たちを取り巻く状況というのは、環境や学校が抱える課題は非常に複雑化、困難化を考えると、学校だけではなくて地域とともに解決していくことも非常に難しくなってきている現状と理解しているところです。そのため、学校は、保護者、教職員、地域住民の意見を取り入れて、地域との協働を図りながら教育活動を展開していきたいという目的で、今回取り組まれているのだろうと考えています。そこで、教職員、保護者、地域住民に対して、設置目的、それから仕組みを十分説明して取り組んでいくことと理解しているところでありますが、私が言うまでもなく、今まで活動してきたコミスクのメンバーにも当然理解していただき、協力をいただくことが1番先ではないかと考えているところです。前回の答弁と違っているところは、現在頑張っているコミスクで不足している部分を補強すれば成り立つのではないかという答弁があったと私は受け取っておりました。今まで活動してきたコミスクは、社会教育の部分で活動してきておりまして、直接学校との連携ではなかったように受けとめておりましたので、これでは今回の学校運営協議会の役割とはかけ離れているのではないかという思いがありましたので、再度質問させていただきます。答弁にもありましたけれど、学校評議員制度は、全公立学校の80%が実施してきておりまして、学校運営協議会への移行を積極的に推進している状況にあるというのも情報としてわかっているところです。美幌町もその方向で進んでいる状況にあると言えますが、学校評議員制度は、学校評議員が校長の求めに応じて、学校運営に関する意見を述べる制度だと理解しておりますが、今回のコミュニティースクールは教育委員会の規則や教育委員会の方針に基づき学校が作成する要領等により設置されている会議体であり、校長の求めに応じた意見聴取にとどまらず、主体的に学校運営や教育活動について協議し、意見を述べる会議体と理解しております。このような違いをしっかり受けとめた上で、コミュニティースクールコーディネーターが、地域、保護者、教職員に対する制度の啓蒙活動を丁寧に行うということが必要とされておりますし、答弁の中にもそのようなことが書いてありました。ですが、コミュニティーによるメリット、デメリットについても検証しながら運営できるように工夫が必要と考えますが、これからの運営の状況、それから推進の仕方によっては、いろいろと問題点も浮かんでくるのではないかと考えているところでありますが、町長としての考え方があればお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

確認でありますけれども、学校運営協議会をこういう形で進めたいというのは、もともと学校がどうだったのかという流れを思い出していただきたいと思うのです。つい最近まで、私が教育長になった初めぐらいについては、地域に開かれたという言い方です。私が教育長の後半のときに国が言っているのは、地域とともにある。ここの言葉の違いが、ある意味では今の学校の本当の進んできた歩みの違いを私は端的に言っているような気がしております。ということは、やはり学校自体が単純に言ったら、学校で全てができ得ないということがはっきりしてきているわけなのです。それは、やはり地域は地域でしっかり支えながらという思いの中でどうしていくかというのが、今回の中でいけば、学校運営協議会という制度をつくって、それにのっとって学校を運営して、運営というよりも進めていきましょうということで、その制度自体は、あくまでも学校の応援なのです。そこを間違うと本当に逸脱する話だと思うのです。ですから、今回の答弁の中にも書いてありますけれども、必須要件として、校長が学校運営の基本方針を承認するということと、2点目は、学校の必要な支援などの意見を述べることというのは、これは批判ではないのです。どうしたら学校を応援してあげられるかということを述べるということ、それから、1番目の必須の中で基本方針を承認するということは、校長の考えがだめだということではなくて、そのことは、校長が学校のきちんとした進め方の中心でありますから、そのことは先生方と協議されているわけだから、皆さんにしっかりこういう思いで学校運営をしたいということを知ってもらうためにという意味なので、これを一つはき違えると地域の協議会で、校長先生その考え方は納得できませんということではないというふうに捉えていただきたいです。そういう進め方の中でいけば、学校にかかわってきたものが今いろいろありました。それは、コミスクというのは、先ほども言ったのですけれど、その当時始めたときには、社会教育と学校というのは別々で、これも先ほど言ったように学校の一つのかかわり方が開かれた、それから地域とともに交わす、当時も言われたことは、社会教育においては学社連携、それが言われるのは、学社融合、この差も教育の差と同じことを言っています。だから、コミスクというのは誰がやると言ったら、社会教育だと。学校の外だからとやっていた。それはどこであろうが学校にかかわることだから分けることが本来おかしかったと私は思っているのです。それで、慌てて社会教育と学校教育というのはもともとは重なっているもの、分かれているものではないということを言って、今やらなければいけないことは、地域が学校を応援して、そこの子供たち、主体は誰かといったら子供ですから、そこの目線さえずれなければきちんとやれるはずなのです。それをそれぞれの立場がどうだこうだというから問題が生じるだけであって、ですから評議員制度というのは、あくまでも校長が自分の進め方を外部から聞きたいという制度で、教育委員会が承認します。ここはどちらかといったら意見を言えるところということで制度としてありました。コミスクというのは、もともとは学校外での活動に社会教育がかかわってきた。でも、当時から本質的なものは、やはり学校にということはきちんと載っているのです。ですから、6月のときにもお話ししたのですけれども、コミスクという概念は、当時つくったときから何も変わっていないと私は思っているのです。ただ、それぞれの立場でかかわり方を勝手に線を引いてきただけの話であって、その中で1番ネックであった、特に先生方が大反対していたというのは、教職員の任用に関して、教育委員会、要は任命権者に意見を述べることという項目がずっとあったことにおいて、それは時代とともになぜこんな項目を入れなければいけないのと。だから、私どもがやる場合については、こういうことを入れるのをやめましょうということで、美幌町もそれは入れないですし、これからやろうとしているオホーツク管内は入れないはずです。教育長時代にそういうことをやめましょうということで、しっかり皆さんで確認しているのです。そういう意味からいくと、本来の学校を地域、それから、当然、保護者、それと学校、私はそれに行政の4者というものは、しっかりスクラムを組んでやらなければいけない、その中にいる子供たちを育てるということに対して、主体は子供ということに対してぶれなければやれる。どうもこのごろそういうことをやると、みんなそれぞれこれどうなるのということを言っていることに対して、私はちょっと残念なような気がします。という思いであります。

再質問 10番 坂田美栄子

今の町長の答弁で十分理解はしております。最初にできた段階から今まで1番最初の思いはそうだったのかもしれません。ただ、現実にやられていることについては、それぞれの分野でやってきているので、それを一つにするというのは大変な作業ではないかという思いがあったものですから、今回改めてまた質問させていただいたということであります。今、町長が答弁したように、あくまでも子供が主体で、それを取り巻く環境というか、学校、それから地域、家庭というのは十分理解をしているつもりなのですが、ただ、今のいろんな社会情勢というのが、いろんなことで惑わされてきている部分は確かにあると思っていますので、美幌町としては、こういう学校運営協議会というのは、本来の姿に戻して取り組みたいという思いはよく伝わりました。そこで、例えばこの運営に当たっては、学校とコミスクを結ぶ人材が必要となってくるというふうに思って、コーディネーターを採用するのかなと考えていたのですけれど、やはり学校と地域を結ぶために地域人材の連携というのがポイントになるのかなと思っているところなのです。こういう運営をするとなると、事務職員ですとか、窓口ですとか、地域連携をするためのそういうものを構築しなければいけないのではないかと考えているところであります。やはり事務局を担当してくれる人と、それから、窓口になっていただいたとして、ボランティアの受け入れだとか、家庭や地域に学校の情報を発信したりするということで、学校と地域や保護者を結ぶネットワークをつくることができるのではないかと考えています。そこで、美幌町として考えているコーディネーター、その役割というのは、ただ、今回の啓蒙活動をする要員にしかなっていないのかなと今回の答弁で受けとめましたので、本来のコーディネーターの役割というのは、どういうところで活動してもらうのか、それから、もしこういうものができたとすれば、事務局体制だとか、窓口をどうするのかということも含めて、もし考えがあったらお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

私が答えるよりも教育委員会が答えたほうがよろしいという部分もあるのですけれども、その辺をお話しさせていただければ、今回、コーディネーターを置かせていただいたというのは、組織づくりのためのコーディネーターというふうに理解をしていただきたいと思います。今坂田議員が言う、学校と学校運営協議会をつなぐ役割は、コーディネーターという言葉がいいかわかりませんけれども、そういう言葉ではちょっと違うというか、要は、それぞれ学校と、学校運営協議会をつなぐ調整役というようなものについては、それぞれの学校ごとに置かなければいけないと思うのです。置くのかということは、その中から選んで誰かをそういう役割にするのか、それから私が知っている例でいけば、校長先生ではなくて、教頭先生が調整役をやっているところがあるのです。ただ、そのことによって、教頭先生の仕事も多いので負担になるときには、例えば、旭小学校ということを想定したときに、旭小学校の先生方、校長先生と、協議会の中のつなぎ役が教頭でもいいですし、逆にその中から誰かそういう調整役になりますといって、かかわる方法もあるのです。そのかかわり方が、もともと評議会の委員というのは、何かあればみんなが集まるということなので、そこの調整役というのはどちらかというと、しょっちゅう来なければ調整ができない。例えば、先生方にご用聞きではないのですけれど、何か今困っていることはありますかとか、それから地域の中でどうしたらいいかというものをきちんとすり合わせする部分、そうなると教頭以外の人を選ぶ場合には、そこで何らかの人を置くということに対しての報酬とか、そういうことをするかしないかということは教育委員会が考えることなので、これ以上は私は踏み込みませんけれども、先ほど言う、今置いているコーディネーターの役割とこれから必要とする坂田さんが言っている部分というのはちょっと違うということだけを理解してほしいのです。言うなら、関係をつくるという。ただ、全体の組織との関係でいろいろ何か心配事があったりということになれば、コーディネーターが行って、これはこういうふうにという大きな意味でのかかわりはしてあげられるという、本来の学校の運営をする部分の中においては、その違いだけは御理解いただきたいと思っています。

再質問 10番 坂田美栄子

私が心配していたのも、例えば、そういうふうに運営するとなると、今調整役という形で話をされていましたけれど、地域のそういう連携の窓口業務というのは、常時学校とそれから地域の人たちと交流ができる、その内容をよく知らないとできない話ではないかなと思っていたものですから、例えば担当するとすれば、先ほど言われたように、教頭だとか、担任から外れた先生が担当するという形になってくるのかなと思っていたのですが、そうなると、教頭先生にしても、他の先生にしても、本来の仕事に取り組めないという状況が出てくるので、新たな人材をそこに持っていく必要があるのかなという思いで質問をさせていただいたところだったのです。そうしないと、なかなか運営がうまくいかないのではないかと考えていたものですから、そういうことも含めて、例えば、コーディネーターというのがそういう仕事ができるのかという思いがあって、質問させていただいたところです。例えば、その他に連携体制の整備をするとすれば、担当の方を学校分掌に位置づけて、校内の学校ニーズの把握とか、地域との連携調整を行うことで各担当が地域との交渉を行う際にも、必ず、その必要に応じて助言をできるような体制も必要ではないかと思っているところです。それとは別に、地域コーディネーターみたいな形で、先ほど言った調整役というか、そういう人たちが、学校と地域のマッチング役というか、そういうこともやっていける状況ができるとスムーズな運営体制がとれるのかなと考えていました。そういうことについても、これから考えていくことではないかと思うのですけれど、例えば、そういう人材バンクというか、そういう人たちを地域で探していくのもなかなか大変なことという感じをしているところでもあります。ですが、やはり地域の人材を募集して、きちんとした運営体制に持っていく必要があるというふうに考えていますので、その辺のことで、具体的とはまだいっていないと思うのですけれど、今回、教育長も新たな教育長がいるのですけれど、町長の権限がやはり強いというところもありますので、今回は教育長ではなくて、町長にお伺いしたほうがいいかなという思いがあって質問させていただいております。もし、考え方があればお聞かせいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

基本的なことについては、当然、教育委員会に委ねるということであります。ただ、町の教育については、やはり町長が責任を持ってどう進めていくかということは大事なことだと思うので、こういう答弁をさせていただいているわけですけれども、細部については教育委員会の中で考えていただければと思います。ただイメージはこうですという話は何回もしていますし、ましてや直前まで教育長として一緒にかかわってきたスタッフが今本当に頑張っていますし、事あるごとに教育長とも連絡をとっているので、思いとしてはきちんと伝わると思っております。私は学校運営協議会というふうになるべく言ったらいいのかなと思っています。コミスクと言うと混同するので。それと、余りこうでなければいけないということは考えないほうがいいのではないかと。皆さん何かをやろうという時に、形づくらないと全く一歩を出さない。私はそういう考えが余り好きではないのです。ですから、何とか一歩こういう形というか、なぜこれをつくるのかということさえ理解していただければ、進めてほしいのです。その中で、こういう人は必要だよねという話をすれば、だから私もたくさんの事例を見せてもらったり、研究した中においては、先ほど言ったように先生方が頑張っていればそれはそれでいいのですけれど、やっぱり先生方の負担になる。ただ、地域のそういう方々に入ってもらうところもあるし、たまたま自治会の中で、例えば、役員になったから、私、委員だけれども、日常的に自由になるから学校に行って調整役をするとか、そういうかかわりを常日ごろからしていないと先生方もなかなか言えないというか、それが大事だと思っています。ですから、先ほどの繰り返しになりますけれども、こうでなければいけないということでなくて、その中のなぜやるのかということと、その中に子供が主体、本当に地域で子供を育てていこうと、学校においては校長先生方しっかり頼むよと、私たちはそこを側面から押しますよということを確認がとれていれば、私は前に進んでいけると思いますし、進んでいただきたいというふうに思っております。

再質問 10番 坂田美栄子

町長の考え方はよくわかりました。やはり私たちは何かをやろうとするときに形から入っていくというのは、それが1番安心というところもあって、できればこういうもの、こういう形の中で進めたいというのが普通の人の考えることかなと思っているので、今回そういう意味で、町長の発想が柔軟でありますので、そういうところでは、美幌の中の運営協議会というのは、もう少し違った形での組織体制ができていくのかなという期待はしているところです。人材バンクもなかなか厳しいのでしょうけれど、例えば、学校側のニーズがあれば、学生ボランティアですとか、地域の人たちの人材も募集するとか、そういう柔軟性があってもいいのかなというふうに考えています。この組織を理解するとなると相当大変なことなのではないか、地域の人たちにとっても、私自身もこれを理解するためには相当時間を要しました。ですので、例えば、地域の人たち、それから先生方に対してもですが、説明をして、理解をしてもらうというのは相当時間がかかると思っています。広報だとか、まち育講座というのは、なかなか利用してもらえない状況かと思っていますので、もう少し地域の人たちにわかるような取り組み、個々に当たるということは非常に難しいのかもしれないですけれど、例えば、学校の参観日ですとか、そういうときに、こういう人材で活動してくれる人はいませんかという話をしてもらえるような状況がつくれればいいのかなと。あとは、自治会で会合があったときにこちらから出向いて、こういう学校の関係で協力をしていただける人材について募集しているのでどうでしょうかと、直接語りかけないと、多分、文書だとかそういうものだけでは人って集まらないのではないかと思っていますので、そういうところについても、できれば努力して、人材を集めていただければ、本当にすばらしい学校運営協議会ができ上がっていくのではないかと思っていますので、私はそこに期待したいと思っています。いろんなところの参考資料なんかを見てみますと、メリット、デメリットというのも結構ありまして、そういうところも参考事例だとかを出していただいて、いいところ、悪いところをしっかり見ていただくことも大事なことかと思っていますので、そういう意味では、期待をしながら取り組んでいただけることを、余り遅くならない段階で進めていただければと思います。この点については、ここまでにさせていただきます。私も、前回の質問からすると、すごく内容が充実して、私の思いどおりに答弁いただいたと思っていますので、頑張って取り組んでいただきたいと思います。それでは次に、安心して暮らせるまちづくり、ひとり暮らしの高齢者の支援について、再度質問させていただきますが、今回の町長の後援会活動の中で、美幌の町をくまなく歩かれて、空き家とひとり暮らしの方が多いのに多分驚かれたのではないかと思います。ひとり暮らしにも、とても元気な方と、病気がちでも1人で頑張っている方々もたくさんいます。そういう方々とたくさんのお話をされて、この町に住みたい、それから、年をとって、ある程度の体の不自由を来しても美幌町に住みたいという思いを皆さん町長になられる方にきっとお伝えしたのではないかと思っていますので、そこは私よりも十分情報として持っていると思います。かなり高齢の方でも、自分の子供たちに迷惑をかけないで住み続けたいと思っている方もたくさんいらっしゃいます。年齢を重ねるごとに、今までできていたことが一つ一つできなくなってくることも現実としてあります。そんな中で、さまざまな生活支援をされていることも十分理解していますし、団体の手が差し伸べられていることも理解をしています。ただ、ひとり暮らしで年金生活の人たちにとっては、そういう支援を利用したくても年金生活には限度があるということも理解をしていただきたいと思います。もう一つには、答弁の中にも書かれておりましたけれど、引きこもりにならないように居場所づくりというのも必要ではないかと思っています。集会室は各地域にあるのですが、集会室で集まるだけではなくて、高齢者のニーズというのは、そこに行って楽しんで、きょうは行ってよかったと思えるような、そういう居場所づくりが求められていると思っています。そういうことについても、きっとお聞きになっていると思いますが、そのことについて、もし考えがあればお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

今回、町長に就任させていただく前に、農村地区も含めて、回らせていただきました。本当に空き家は多かったです。それから、ひとり暮らしの方も多かったと私も本当に強く感じてきました。逆に、空き家がもったいなくて、なんで使わないのだろうと。話題がずれるかもしれませんけれど、農村地区に立派な家がぽつんとしてて、今空き家対策でいろいろ詰めてもらっていますけれど、北海道でその家に住んで子育てしませんか、ただでいいですからと言ったら来そうな気がするぐらい立派な家がたくさんあって、これはまた具体的にいろいろ考えていきたいと思っています。町の中もですけれど、農村地区のひとり暮らしというのは、コミュニティーを形成する中において回った中で言われたのは、この人たちが1人だということをしっかり平野さん見て行ってくださいということを言われて、全部回らせていただきました。やはり地域でそれを支えるにも限界がある。この方法をどうするかということを、真剣に考えてくださいというふうに言われたのも実態であります。ですから、皆さんやはりその地域からは出て行きたくない。地域もやはりコミュニティーとしては少しでも多くいてほしいから、みんなで支えてあげるのですけれど、限界があるという話をされて、私もこれは真剣に考えなければいけないということで、考えているところでありまして、先ほどの質問の中で、やはり居場所づくりという話をしたときに、よく例えの中で、私は教育委員会にいましたので、教育と教養という話をよく例に出させていただきました。言うならば、教育でいけば、きょう行くところがあるということは、自分の居場所があるのですよと、教養というのは、きょうは用事があるよということで、あなたの出番があるよという、そういうことを本当に具体的に施策できちんと示すことが大事というふうに思っていて、それは私どものスタッフとか、それから、ひとり暮らしの地域の人とお話ししたときに、どういう施策につながるかをしっかり示してほしいと言われたのが現状ではあります。

再質問 10番 坂田美栄子

それを理解していただいた上で、答弁の中では、高齢者複合施設については第8期介護保険事業計画で考えたい。ここ数年で道筋をつけたいという答弁がありましたので、それについては、早急に取り組んでいただきたいと思います。それから、介護従事者のための資格取得に係る経費の一部助成も、資格取得の環境は整備されてきて、利用されている方もたくさんいると思うのですが、町の中でも資格を持って何も活動されていない方も結構いると思うのです。実は、私も2級ヘルパーの資格は取りに行きました。そのときに美幌の人たちも何人か同じ資格を取りに行って、資格は持っているのですが、その人たちが現実に働いているか、活動しているかとなると、全く活動していないのが現状なのです。だから、そういう人材発掘も必要ではないかと思っています。そういう人材発掘は難しいとは思います。資格の証明書があるわけではないので、そういうものを持っているとすれば、本人しかわからないということもありますので、ただ、そういう人たちが、美幌にはたくさんいるということで、人材発掘は必要かなと思っています。それから、地域における見守り体制の充実については、美幌では結構いろんなことに取り組んでいます。ただ、今までやっていることをずっとそのままの状況ではなくて、やはりこれだけ高齢者がふえてきている、ひとり暮らしの人がふえてきているという意味では、もう少し中身を変えながら取り組んでいくことも必要なのかなと思います。先ほど言ったように、ひとり暮らしも元気な人たちがいるのですけれど、年齢は高くなっても元気な人たちのために居場所と、それから、例えば、しゃきっとプラザで月に1回集まりがあるのです。名前は忘れたのですけれど。そういう集まりに私も参加したいという人がたくさんいるのですけれど、人数に制限があって、誰かやめない限りは入れませんと断られて、行くところがないと言われている人たちも結構話としては聞いています。そういう意味では、何カ所かそういうところがあって、行くところがあるということでもっと元気になって、元気で生活していける状況が保てるのではないかと思っていますので、そういう居場所、それと、ただ場所があるだけでは無理だと思うのです。例えば、血圧をはかってあげたり、お話の取りまとめじゃないけれど、お話をするチャンスを与えてくれる人ですとか、それから、何かその中で楽しめるゲームであったり、そういうことをやってもらえる人、その人を中心に会話ができる状態でないとなかなか人は集まらないようです。よい例が、選挙の事務所を開いたときに、人がいっぱい集まってくる。そこには誰か人がいる。話もできる。お茶、コーヒーが出てくる。そういうところで、すごい人が集まるという話をよく聞いていますので、そういうものを参考にしながら、居場所の基本的なものの考え方をもう少し研究していただければいいのかなと。やはり、年をとっても元気でいてほしいというのが私たちの目的でありますので、そういう意味では、先ほど町長が言われたように、きょう行くところがある、きょう用事がある、出かけられることが高齢者にとってはうれしいことだと思うので、それと、出かけるときには服装はどうしようかとか、こんな髪では見られたら恥ずかしいかなと思って身なりをきちんとして出ていくということが1番の若返りの秘訣だと思っていますので、そういうところを確保してやるのも一つの方法かと思っていますので、今回は、安心して暮らせるまちづくり、ひとり暮らしの高齢者の支援ということなので、ひとり暮らしでもそうやって楽しんで美幌の町で生活できるという環境にしっかりと取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

ただいまいろいろな考え方というか、基本になることをいろいろ意見としていただきました。一つは地域の見守りという部分については、皆さん努力していただいているということもわかりますし、そういった中では、やはり最終的には、答弁書にも書きましたけれど、顔の見える、フェース・ツー・フェースでなければいけないと私は思っているのです。そういう意味では、相手方がきちんと見える関係をどういうふうにつくれるかという部分でいけば、本当にいろいろな方がかかわっていただいていますし、業者にお願いしてであれば、乳酸菌飲料の配達なども本当に有効な部分で、声をかけて渡すということで、ただ置いてくるのではなくて、そういうことではいいのかなと思っています。居場所をどういうふうにつくるかという部分については、今、会話ができる人とか、いろんなことを言われて、意見をいただきましたので、それに対してこういうふうにというお話はできませんけれど、これからしっかりと私どもスタッフ、それから、地域の関係する方々の御意見をいただきながら、具体的な施策として皆さんに説明できるよう努力していきたいと思っております。

再質問 10番 坂田美栄子

私も高齢者の1人になりましたので、これから先いろいろと心配していかなければいけないと思っていますし、自分のことも含めて考えながら、こうであったらいいな、まちづくりというのはこうであったらいいなという思いがあって、前回も質問したのですけれど、最後まで詰めることができませんでしたが、今回は、高齢者のひとり暮らしでも満足のできる美幌町でありたい。そういう思いから質問させていただきましたので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。これで質問を終わります。

出典:美幌町議会 令和元年第6回定例会 2019年9月25日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる