美幌町議会 令和元年第6回定例会 2019年9月25日
農業振興について
2019年9月25日、美幌町議会の一般質問で、馬場博美議員が「農業振興について」質問し、町長 平野浩司、みらい農業センター主幹 午来博、農政主幹 佐々木斉、経済部長 石澤憲、建設水道部長 川原武志が答弁しました。
- 質問者
- 馬場博美 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、みらい農業センター主幹 午来博、農政主幹 佐々木斉、経済部長 石澤憲、建設水道部長 川原武志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 馬場博美
私は、4点、6項目について町長の考え方をお伺いしますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。最初に、農業振興についてでございます。2点について御質問させていただきます。一つ、農業の担い手対策についてでございますが、美幌町は、農業の町といっても過言ではありません。しかし、アメリカがTPP交渉から離脱を表明し、日本と2国間による日米貿易協定交渉への切りかえや、輸入農産物の増加に伴う価格の低迷、経営所得安定化対策の見直しなど農業政策の大きな転換期を迎えております。このような中、農家世帯は、農業担い手対策協議会での花嫁対策や新規就農者の育成にも取り組んでおりますが、平成元年には763世帯あった世帯数が、平成29年においては382世帯と半分になり、深刻な状況にあります。平成30年度の美幌の農業の離農状況を見ますと、後継者問題、経営不振、労働力不足、将来への不安などが挙げられております。このようなことから、これらの問題に対するこれまでの具体的な対策とこれからの取り組みについて、町長の考え方をお聞かせください。次に、2点目でございます。農業の生産性向上の取り組みについてでございますが、第6期美幌町総合計画の農作業の共同化、農業機械の共同利用の推進において、各種補助事業を活用し、共同で農作業機械を導入することで、農作業の効率化と経費節減を図り、農業経営の安定化に努めますとあります。これまでにおける具体的な取り組みと、今後の取り組みについて、町長の考え方をお聞かせください。次に、大きな2点目でございます。商工業の振興について、2点御質問させていただきます。1点目、商店街の活性化についてでございますが、町内の商店街については、大型店舗の進出などにより、空き店舗が増加しております。このようなことから、スマッピーカードプレミアムチャージ事業、店舗リフォーム促進支援事業及び空き店舗活用促進事業の家賃補助などを実施されておりますが、今後における商店街活性化に向けて、具体的な取り組みについて町長の考え方をお聞かせください。次に、2点目の中小企業の振興についてでございますが、第6期美幌町総合計画の中小企業融資・助成制度の充実において、金融機関及び美幌商工会議所等の関係機関と連携を密にし、経済状況等の変化に対応した制度の見直しや改善を図りますとなっておりますが、中小企業融資・助成制度のこれまでの見直しと今後における取り組みについて、町長の考えをお聞かせください。大きな3点目でございます。農村道、町道の整備について。農村道、町道の整備計画についてでございますが、6月の定例議会で一般質問をいたしましたが、農村地区の未舗装道路の整備について、計画的な道路整備を実施するため、財源確保に努めたいと答弁をされました。農村地区の未舗装、未改良道路にあっては、春先の雪解けや大雨等で、車がやっと通行できる大変な状況になっているところもあります。年次整備計画を策定し、整備すべきと考えますが、町長の考え方をお聞かせください。次に、4点目でございます。住民への情報周知について。広報びほろについてでございますが、広報びほろにつきましては、住民に直接かかわる制度改正、健康診断、各種大会の開催案内など住民への情報周知に重要な役割を果たしておりますが、月1回の発行では、情報が遅かったり、内容を詳細に掲載することができないように思います。過去にも実施しておりましたが、月2回発行することにより、住民にこれまで以上に素早く、そして、詳細な内容を情報提供できるのではないかと考えます。住民目線で、あらゆる情報を住民に提供し、住民と一体となったまちづくりをするためにも、広報びほろの充実を図るべきと考えますが、町長の考え方をお聞かせください。以上、4点について御質問いたします。端的にわかりやすい御答弁をよろしくお願い申し上げます。
答弁 町長 平野浩司
馬場議員の御質問に答弁いたします。農業振興について。1点目の農業の担い手対策についてでありますが、近年10年間の状況は、新規就農者4名、新規農業従事者56名、農業体験実習生38名、農業担い手結婚成立67組となっております。町は、平成12年度にみらい農業センターを開設し、新規就農者の育成に努めた結果、15名が就農し、現在も2名の研修生が在籍しております。国は、次世代の農業を志向する者に対して、就農前の研修を後押しする資金及び就農直後の経営を支援する資金を交付して、担い手確保に努めておりますが、町も新規就農者等支援事業として、新規就農者及び新規農業従事者に対する支援を行っております。今後も町の支援事業の充実を図るとともに、効果的な担い手確保対策への取り組みに向けて、JAなど関係機関と連携を図っていきたいと考えております。次に、2点目の農業の生産性向上の取り組みについてでありますが、現在、農業における効率化、省力化を図るため、生産者個人もしくは共同で国庫補助事業により農業用機械等の導入を図り、生産性の向上に努めております。平成30年度の実績といたしましては、農業用機械の導入を支援する担い手確保・経営強化支援事業、畑作構造転換事業、経営体育成支援事業の採択を受けて、トラクター、スプレーヤー、ハーベスターなどを導入いたしました。また、畜産関係では、畜産クラスター事業の採択を受けて、ロールベーラーなど19台の機械を導入いたしました。引き続き、農業経営の支援、農作業の効率化及び省力化を図ることを目的に、農業機械等の導入を支援する国等の補助金が示されたときは、いち早く生産者に情報提供し、要望を取りまとめてまいります。今後も、補助事業の活用に向けて取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、商工業の振興について。1点目の商店街の活性化についてでありますが、商店街の現状として、町外への顧客流出や大型店舗の進出により、空き店舗が増加している現状は認識しているところであります。このような中、商店街活性化に向けて、スマッピーカードによる消費拡大支援や、店舗リフォーム促進支援事業、空き店舗活用促進事業などの既存事業を継続して推進するとともに、既存事業者の経営安定のための事業承継者、第2創業への支援やチャレンジブースなどを設置して、にぎわいのある商店街になるよう研究、検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、2点目の中小企業の振興についてでありますが、中小企業への平成30年度新規融資額につきましては、6億6,846万円、利子及び保証料における助成額につきましては、1,446万5,000円となっているところであり、例年同様の金額で推移していることから、中小企業の事業運営に必要不可欠な制度となっているところであります。御質問の融資・助成制度のこれまでの見直しにつきましては、この10年間では融資利率を改定した経過はありますが、大きく見直しをしたものはありません。今後とも、現在の制度を維持した中で、融資利率や融資限度額、また、利子・保証料の助成の見直しについて、全体の経済状況を見きわめ、関係機関と連携しながら進めていき、中小企業の育成振興に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願い申し上げます。次に、農村道、町道の整備計画についてでありますが、町道の整備計画は、農村地区を含め、未整備の路線や経年劣化による舗装補修が必要な路線を毎年調査し、利用頻度や補修の緊急度の高い路線を抽出し、財源の見通しを立てながら年次計画を策定し、整備を進めております。農村地区の道路は、農作業の効率化や農産物の安定的な生産、供給のために整備は必要と考えておりますが、交通量、地域要望を加味しましても、計画路線の中では、整備の優先度が低いことや、道路事業に係る補助事業などの財源確保も厳しいことから、整備は難しい状況であります。しかしながら、農村地区の道路を含め、舗装の損傷度合を調査し、オーバーレイ及び舗装面の部分補修を実施し、道路の安全、安心を確保することに努めているところであります。今後も農村地区を含めた町道の利用状況や自治会要望などを勘案しながら、町道の整備を進め、未舗装、未改良道路にあっても通行に支障が生じぬよう、砂利の敷きならしなど、適切な維持管理に努めてまいりますので御理解いただきますようよろしくお願いいたします。次に、住民への情報周知についてですが、広報びほろにつきましては、昭和27年4月に広報第1号が発刊され、昭和44年6月号から平成17年3月号まで、1日と15日の月2回発行を続けてきました。しかし、その後のインターネットの普及など、町民への情報提供手段が多様化したことを受け、平成17年4月号から15日の発行をやめ、1日発行の月1回と現在のようになっております。広報紙は、町民が町内の情報や行政に関する情報を得るために必要な情報入手手段であり、多様な情報発信手段の一つとして、紙媒体での広報紙発行は重要であると捉えております。あわせて、情報技術の進展により、スマートフォン等を活用したSNSやインターネットなどの情報伝達も増加していることから、こうした電子媒体を利用した町政情報の発信についても積極的に取り組む必要があると考えております。このため、災害に係る避難所情報、防災情報、気象情報など、緊急性が高く、早期情報発信が必要なものについては、スマートフォンや携帯電話、パソコンなどの電子媒体を利用した緊急速報メール配信を行うとともに、広報車による情報発信もあわせて行っているところであります。その他各種相談、献血、健康診査のような町政情報、イベント情報については、年間カレンダーの発行や、期日に近いタイミングで自治会回覧を通じた広報紙以外の紙媒体における情報発信に努める一方で、特に周知が必要な制度改正や手続方法などは対象者へ直接送付するなど、効果的な広報活動に努めているところでございます。町政情報の伝達手段が限られていた時代では、広報紙が役割の大部分を担っておりましたが、今後はさらに電子媒体などでの情報発信とあわせることで、より充実した町政情報発信が可能であることから、引き続き、これまでどおり月1回の発行とすることで考えております。今後も知恵を絞り、できるだけ広報紙を手にとって読んでもらうための工夫をし、町民の皆様へ必要な情報提供ができることはもとより、毎号楽しみにしてもらえる広報紙の発行に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
再質問 7番 馬場博美
それでは再質問をさせていただきます。順番にいきたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。最初に、農業の担い手対策についてでありますけれども、平成30年度のJAびほろの公表数値では、経営耕地面積が約10,014.7ヘクタール、正組合戸数が342戸と、1戸当たりの耕地面積にすると約29.3ヘクタールと非常に多くなってきているところであります。また、総生産額も128億6,400万円になっている状況にあります。年々農家戸数も減少し、約30年間で半分になっております。このような状況について、まず最初に町長の認識について、こういう状況になっていることについて、町長はどう思われるのかお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
今答弁させていただいた中でも農家戸数が半分に減っている。そして、今馬場議員からも現在の状況をお話しいただきました。全体としては、農業所得の粗生産部分では伸びているというか、横ばいという認識はあります。その反面、戸数が半分に減っているということ、それから、1戸当たりの農家の耕作面積が30ヘクタールに近いということに対しては、それぞれの農家の負担はかなり大きいのかなと思っております。私もそうですけれど皆さんの認識の中でいけば、美幌町は農業の町として、1万ヘクタールの農地を今いらっしゃる農家の方々でしっかりと守るという部分においては、かなり負担が大きくなってきているのかなとは認識している状況であります。
再質問 7番 馬場博美
了解いたしました。私も生まれが農家で、次男ということで、まさかこのような数字になっているとは、非常に厳しい状況にあるということを町長も理解していただいていると感じます。私も農家を手伝っている中で、そういう感じがしますので、ぜひ、今後の対応策についても、これから再質問しますけれども、前向きな検討で御答弁をお願いしたいと感じます。次に、御答弁にありました後継者問題についてですけれども、平成30年度の美幌の農業の冊子をいただきました。その数字を見ますと平成9年から平成29年までの新規学卒者が84人、Uターン者が70人、新規参入者が16人となってございます。私は、後継者問題につきましては、農家青年配偶者対策事業と新規就農者等支援事業が1番重要と考えます。そこで、農家青年配偶者対策事業の具体的な取り組みについてお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 みらい農業センター主幹 午来博
ただいま御質問のありました、農家青年配偶者対策事業の平成30年度実績と本年度の事業計画でございます。平成30年度の実績といたしましては、農業担い手専門相談員賃金、そして、センター施設本館にかかわる燃料費、光熱費、また、美幌町農業担い手対策協議会への負担金が主な事業費となっております。続きまして、令和元年度の事業計画でございますけれども、こちらも従来同様、センター施設本館にかかわる燃料費、光熱費、美幌町農業担い手対策協議会の負担金が主な内容となっております。また、美幌町農業担い手対策協議会の主な事業でございますけれども、美幌町、津別町、大空町の3町連携で開催しております婚活交流イベント3町出会いふれあいツアーの開催費用、そして、みらい農業センターで受け入れをしております女性農業体験実習生の受け入れ事業等を実施しております。なお、これまでに、本協議会で受け入れをさせていただいた女性農業体験実習生のうち、町内農業者と結婚に至った実績は、直近の平成29年度に成婚された方1名を含め、合計7名となっております。以上、よろしくお願いいたします。続きまして、新規就農予定者の実習支援事業補助金の関係でございます。新規就農予定者農業実習支援事業補助金につきましては、平成30年度は研修生の在籍はございませんでしたので、平成27年度から29年度までの3年間、研修生として在籍し、平成30年度に就農された研修生1名に対して支出された額を御報告させていただきます。この補助金につきましては、農家研修補助金、そして、研修生の住居に関する家賃助成、そして、先進的な農家宅で農家実習を行う場合の指導いただく農家への指導補助金、この3本立てとなっております。3年間の実績といたしましては、平成27年度で48万円、28年度で54万円、29年度で220万円となっております。また、本年度につきましては、答弁にございました2名の新規就農者が入所しておりまして、2名合計の計画の補助額は272万2,000円となっております。以上、よろしくお願いいたします。
再質問 7番 馬場博美
理解いたしました。今、午来主幹から答弁があった中で、担い手対策についての3町でのイベントはことし初めて取り組むことなのでしょうか。それと、答弁にありましたけれども、担い手結婚相談の結婚の成立が67組ということでございます。具体的にどういう取り組みをされてこのような結果になったか。担い手不足の中で、大変な成果だと思いますけれども、その辺を詳しく報告いただければと感じますので、よろしくお願いしたいと思います。その2点、お願いいたします。
答弁 みらい農業センター主幹 午来博
ただいまの御質問でございますけれども、まず1点目の3町のふれあいツアーの関係でございますけれども、申しわけございませんが正確な年度は把握してございませんが、この3町連携での婚活イベントにつきましては、十数年来の実績がございまして、毎年2年持ち回りで3町で事務局を持ちながら、各種事業を連携して取り組んでおります。その中での婚活イベント事業でございまして、例年は各町から2名ないし3名ずつの農家青年に出ていただいて、地元で、あるいは札幌市等々に出向いて複数での婚活イベントを開催しているところでございます。なお、実績につきましては、実際にカップルの成立が非常に高いという状況なのですが、残念ながらその後成婚にまで至るという確率は低い状況となっております。また、2点目の御質問の町長の答弁にもありました、結婚成立67組の件でございますけれども、これは、決して担い手対策協議会等の実績が全てではございませんで、農家の子弟の方がそれぞれ個々で結婚に結びついたという実績になってございますけれども、先ほど答弁させていただいたとおり、協議会の受け入れ実習生が結婚した実績、あるいは、今ほどお話しさせていただきました3町ふれあいツアーですとか、個々の1対1、あるいは2対2の個別の面談での成立も数年の中には数名あるというところの実績も含まれているところでございます。以上、よろしくお願いいたします。
再質問 7番 馬場博美
ありがとうございました。引き続き、3町のイベントを含めて、そういったあらゆる機会について担い手対策に努力していただきたいと思います。そこで、先ほど補助金の実績について説明いただきました。あわせて、美幌町の新規就農者等支援事業の補助金についても、実績等がわかれば教えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 みらい農業センター主幹 午来博
新規就農者支援事業補助金の御質問でございますけれども、先ほど御答弁させていただいたとおり、平成27年度の48万円の内訳から申し上げますと、家賃助成で42万円、そして、指導農家へお支払いする営農指導補助金が6万円、合計48万円。続いて、平成28年度の実績につきましては、先ほど御答弁させていただいた54万円の内訳になりますけれども、家賃助成として42万円、営農指導補助金として12万円の合計54万円となります。そして、平成29年度の実績でございますけれども、こちらも御答弁させていただきました220万円の内訳となりますが、農家研修補助金180万円、これは3年間研修のうち1年間を町の補助で研修に充てていただくという補助金でありますけれども、こちらが180万円。そして、家賃助成が28万円、営農指導補助金が12万円、計220万円と言う実績の内訳となってございます。以上、よろしくお願いいたします。
再質問 7番 馬場博美
ありがとうございました。そこで、今、主幹から御答弁ありましたけれども、これらの補助金については、新規就農者にとって大切な役割を果たしていると思います。今後、TPP、EPA、日米貿易協定による農業の総生産額が約3分の1に減少するということが、きのうの伊藤議員の一般質問の中でも報告されました。そういった状況の中で、美幌町の農業を守るため、農家戸数を減らさないためにも、新規就農者等支援事業補助金、あるいは農業研修支援事業補助金の改正及び、きのうもありましたけれども、国、道に対して、経営所得安定化対策の要望をさらにすべきと考えますが、町長の考え方をお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
これから就農いただく方々に対して、今までの美幌の取り組みとして見れば、劣っているという考えは思っておりません。どちらかというと、みらい農業センターを設置することで手厚く行っているというふうには思っております。ただ、今、馬場議員からいただいた意見を踏まえますと、今後農業は厳しくなる中においては、そういう農業者を確保するということに対して、国に言うべきことはしっかり言った中で、やはり町としてもまだまだ支援が薄いという御意見を農業をされている方々からいただくようであれば、そのこともしっかり見直しする必要があると考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 7番 馬場博美
町長から力強い御答弁をいただきました。町長も私もそうですけれども、4月の選挙戦には各農家の声を聞いたと思います。その農家の声を大切にしながら、ぜひ、声をしっかりと大切にしながら農業政策に取り組んでいただきたいと思います。細かい話になりますけれども、農業担い手の関係で、例えば、最近、新聞等でも出ていますけれども、修学旅行の受け入れによる農業体験や農家民泊の取り組みについても必要と考えますが、その取り扱いについてお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 みらい農業センター主幹 午来博
御質問のありました修学旅行生に農業体験や農村生活の場を提供し、都市農村交流を図り、農業農村の魅力を発信する本町の農村ツーリズム事業につきまして御説明をさせていただきます。平成30年度より美幌町観光まちづくり協議会の事業の一環として実施されておりまして、現在、みらい農業センターが事務局を担い取り進めさせていただいております。平成30年度の実績といたしましては、7月に大阪府清風南海高校2年生33名を受け入れし、また、3月には同じく大阪府大阪高等学校2年生32名を農家や関係機関の皆さんと連携を図りながら、いずれも日帰りの農業体験及び美幌町特産品を使った加工品づくり体験で受け入れした実績がございます。また、本年度の受け入れにつきましては、7月には、昨年に引き続き、大阪府清風南海高校2年生51名を日帰り農業体験で受け入れしたほか、10月2日、3日には、美幌町初となります農家民泊による修学旅行生の受け入れを6戸の農家の御協力をいただき、農業体験や農村生活体験を提供する内容で、国立大阪教育大学附属高校2年生21名を1泊2日で受け入れする事業が予定されているところでございます。以上、よろしくお願いいたします。
再質問 7番 馬場博美
ありがとうございました。これについては、やはり最終的には新規就農者にもつながる可能性がありますので、引き続き取り組みを進めていただきたいと思います。それでは次に、経営不振に対する対応についてでございますけれども、これは町長の答弁にはございませんでしたけれども、私は経営不振により離農された方がいらっしゃるということの中で、やはり、普及センター、JA、町、みらい農業センター等の関係機関の取り組みが1番重要ではないかと考えますけれども、具体的な対応についてお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 農政主幹 佐々木斉(農政主幹は2020年3月まで)
ただいまの御質問でございます。議員おっしゃるとおり、関係機関の連携が大変重要でありまして、現在は、JA、役場、農業委員会、普及センターなどによる営農者対策協議会とか、金融会議とか、そういう場がございますので、そういうところで対策をしているところでございますので、御理解のほうよろしくお願いしたいと思います。
再質問 7番 馬場博美
了解いたしました。農家戸数が減る中で前もって、どうしたら農家について将来的に経営不振がなくなるかということを、ぜひ進めていただきたいと思います。営農対策会議、農業委員会含めてやっていただきたいと、引き続きお願いしたいと考えます。次に、離農の原因の中で、労働力不足について質問させていただきます。これも町長からの答弁がございませんでしたけれども、私は、農家戸数が減少する中で、労働力不足も原因の一つに挙げられると思います。労働力については、農家の出面が高齢になり、大幅に減少している状況にあります。過去に、私の記憶ですけれども、受け入れ対策協議会、現在は、労務対策協議会の活動があれば、労働力確保についてもつながると思ってございます。現在は、実際にはみどり就労センターや、出面の何人かで班をつくって行っているというふうに聞いております。労働力確保について、何らかの対応が必要と考えますが、町長の考え方をお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
農業者だけではないのですけれども、労働者の方々が少ないということは認識しているところであります。農業において、私も経済部長を6年ほどさせていただいた中で、いかに大変な仕事かということ、具体的に言うと、ビートとか作付のときの人を必要とする作業をどう効率化するかとか、それから、そこにかかわる人を確保するのは大変という認識は持っております。今の動きの中で考えますと、一つ取り組んでいる部分というのは、馬場議員も御存じだと思いますけれど、機械化の部分でどれだけ省力化を図ることができるかというようなことをいろいろ研究をしております。例えば、機械を大型化して、人がかかわる事を軽減したり、それから、かかわる人たちを農家の人たちだけではなくて、分野の違った、例えば今いろいろ研究させていただいているのは農福連携です。農水省が非常に力を入れて、言うならば、福祉にかかわる人たちとの関係をどうするかというような、労働にかかわる人材を他の分野へ広げるということも今考えております。具体的には、9月30日に管内で初めて農福連携のシンポジウムというか、研修会を美幌でやる予定でありますし、11月末に管内の研修をまた美幌でやるように取り進めているところであります。一方では、なかなか私どもというか、地元の方だけでは進まない部分もあって、実績としては、JAあたりはベトナムの方が農業実習として来られて、農業にかかわる人材が足りない分については、私どもは労働力を得るということ、それからきちんと実習生に農業を学ばせるということをお互いに考えながら進めているという実態があります。いずれにしても、これからは農業にかかわる人たちをどう確保するか、また、かかわる人たちの負担軽減をどうするかということをしっかり取り組まなければ難しいのではないかという認識は持っております。
再質問 7番 馬場博美
農業の大型機械化、あるいは、農福連携、それから外国人の確保とありますけれども、やはり最終的には大型機械を入れても、どうしても手作業でやらなければならないこともありますので、それについても最後に町長が答弁されましたとおり、検討していただきたいと考えてございます。よろしくお願い申し上げます。次に、二つ目の農業の生産性向上について御質問いたします。先ほど答弁の中にありましたけれども、農業機械に対する補助金について御説明いただきました。私の記憶で言いますけれども、過去にはこういった国の制度以外に町とJAで農業機械取得資金に対する補助金があったと思いますけれども、現在はどうなっているかということと、今後、整備する考えがないかどうかについて、町単独でこういった国の補助以外に整備する考えはないかどうかお尋ねしたいと思います。
答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)
町単独での機械導入については、資料を持ち合わせておりませんので、後ほど調べてさせていただきたいと思います。機械の導入につきましては、総合計画でもお示ししているとおり、各種の補助事業を活用して取り組んでいるところでございます。平成30年度の実績につきましては、担い手確保、経営強化支援事業では4件、トラクターなど7台、補助事業額で1,766万円。畑作構造転換事業では3件、ポテトハーベスターなど6台、補助額で2,458万円。経営体育成支援事業では2件、キャベツ収穫機など3件、補助額600万円となっておりますので、引き続き各種補助事業の情報を提供するとともに、JAとの連携を図りながら、機械の導入の支援を図ってまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
再質問 7番 馬場博美
そこで、先ほどから御質問していますけれども、1戸当たりの耕地面積が非常に多くなっています。ますます農作業の効率化や農業機械の共同利用が重要と考えます。国の補助金ですけれども、これについても約2分の1が受益者負担ということで、自己負担になってございます。こういった状況の中で、例えば、自己負担の軽減を図れば国の補助金の活用がもう少しふえてくるのではないかと考えます。国の補助金の残に対して、町や関係機関、JAと協議するなどして負担軽減を図るべきと考えますが、町長の考え方についてお聞きしたいと思います。これからますます労働力も不足し、機械に頼らなければならない、耕地面積も多くなる中で、なかなか単費で機械整備の補助金については非常に難しいと思います。国の制度を利用する中で、財源については受益者負担を少しでも減らしてはどうかと、やはりそうすることが私は必要と考えますけれども、町長の考えをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 町長 平野浩司
機械等の導入に対してということで、農家の方々の負担、自己負担軽減ということについては私も理解できます。ただ、それを町が行うかというのは、私は今質問された中ではイメージが余り湧かないです。耕作をすることによって収入も得るということ、その収入を得るための機械を入れます。そのときに、10の収入を得るために、例えば、どうしても機械が必要とするときに、機械が50とする場合に、それが経営上成り立たない、補助でしかなり得ないのかどうか、その辺をきちんと整理しなければというふうには思うのです。今まではどちらかというと、導入することに対して個々よりもグループで共同利用とか、そういうふうにして、国もやるとすればそういう位置づけをしているのですけれど、今、耕作面積がふえていったときに、共同でというイメージが崩れるという現実問題としてです。そうなった場合、個々の農家にどう支援をするか、負担軽減といったときに、耕作をして収益が上がるということを前提にして考えた場合に、自己負担が軽減されることは望ましいとはわかるのですけれども、そこに皆さん方の税金を投入することに対して、きちんと分析しないと、いいですねという発言はできない状況であります。
再質問 7番 馬場博美
私は、一つの方法論として、例えば、町単独では機械設備に対する補助は非常に難しい中で、国の補助金を利用した中での負担軽減というお話をしました。町長が今おっしゃるとおり、検討しなければならないことが、いろんな課題があると思います。ぜひ検討していただきたいと思います。それでは、農業振興については、先ほど町長のおっしゃるとおり、農家の話をしっかり聞いて対策を進めていただきたいと思います。これについては終わらせていただきます。時間の関係上、順番が逆ですけれども、3番目の町道整備について、御質問をさせていただきたいと思います。私は、6月議会で質問いたしました。その中では、第6期総合計画の中には未整備路線の整備や老朽路線の改修など地域の要望を勘案しながら、優先順位を決めて計画を策定し、整備を行うということになっておりますが、現状として、雪解けのとき、あるいは、きのうの松浦議員の質問の中にもありました農作物の輸送に大型トラックが大変な状況になっているというようなことから、町道整備計画の中に、農村地区の計画を私は入れるべき、入っているかもしれませんけれども、それをどのように取り扱っているのかお聞きしたいと思います。
答弁 建設水道部長 川原武志
御質問に回答いたします。町道整備計画につきましては、未整備の路線や、経年劣化による舗装補修が必要な路線を毎年調査し、利用頻度や補修の緊急度の高い路線を抽出し、財源の見通しを立てながら年次計画を立てて進めているところでございます。農村地区の道路は、農産物などの生産、供給のためには必要と考えております。しかし、交通量や地域要望を加味しましても、計画路線の中でも優先度が低いことから、道路事業に係る補助事業などの財源確保が厳しいことによって整備は難しい状況でありますが、計画の中につきましては、全体的な部分を見まして、その状況を加味しながら計画段階で検討して進めているところでございます。以上でございます。御理解のほどよろしくお願いします。
再質問 7番 馬場博美
ちょっとわかりづらかったのですけれど、要するに、農村地区は実態調査をして、それが町道整備計画の中に入っているかどうかということです。そこを聞きたいのですけれど。
答弁 建設水道部長 川原武志
町道全体の中で農村地区につきましても、実態を見ながら整備計画を立てるときに検討しているところでございます。ただし、どうしても交通量なり、利用頻度が低くなってくるものですから、現在、計画の中に入っている路線につきましては、未舗装の砂利道とかを舗装するという路線についてはありませんが、舗装の補修だとか、全体的なオーバーレイだとかという路線については、計画の中に位置づけている路線もございます。以上でございます。
再質問 7番 馬場博美
具体的に申し上げます。農村地区自治会から自治会連合会が実施している町長の要望書を見ますと、例えば、福住自治会の6線の道路の改修、あるいは、報徳北自治会の23線の東2号道路から東3号道路の間の道路改良工事、ほかの自治会もありましたけれども、例を上げて言いますけれども、これに対する町の回答は、当該道路については改修計画はない。定期的なグレーダー整地及び補修により対応するという町の回答でございます。まずは、しっかりと地域の要望を聞いていただきたい。先ほど部長から答弁ありましたけれども、損傷状態を把握するためにも点検を行い、危険性の有無を判定する。町であればストック点検等の現地調査を農村地区でも実施しているのか、ここについてお聞きしたいと思います。ストック点検については、農村地区は入っているかどうか確認したいと思います。
答弁 建設水道部長 川原武志
御質問のストック点検調査ございます。農村地区についても、点検の路線は管理しております。農村地区の地域要望の状況ということもありまして、農村地区の自治会からの要望につきましては、過去5年においてそのほとんどが補修や舗装の補修、あと、砂利の補充や不陸ならし、道路側溝などが主でありますが、その中で、路線全体的な砂利道の舗装化の路線につきましては、先ほど議員言われたように6路線ございます。また、舗装路線の全面改修につきましても1路線は要望の中にありますが、先ほど御説明させていただいた利用頻度、その中で道路事業といたしましては、なかなか整備は厳しいという状況でございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
再質問 7番 馬場博美
時間がありませんので、6月の一般質問の中で、道営土地改良事業で対応できないかという質問に対し、町の答弁では、町は一定の整備が進んだこと、さらに、町全体の財政状況を考える中では、現在は整備を行っていない状況と答弁されました。また、きのうの松浦議員の質問にありましたけれども、令和10年度までの土地改良事業計画には、現在進んでいますので農道整備計画がないのはわかりますけれども、例えば、令和10年度以降について、道営土地改良事業による農道整備はやらないのかどうか、町長の考えをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
道路の整備をどう進めるかという話だと思います。今まで道路に対する補助というのは、財源確保が非常に難しい。そうなった場合に、何を基準にしているかというと、やはり利用頻度とか、交通量等を勘案すると、どうしても町の中を先にやらざるを得ないというような状況ではあります。ただ、他の方法、これは松浦議員からも質問された中にあって、今馬場議員もお話しされた農業の事業の中でそれをできるという、できるのですけれども、地域も含めてそれを望むという合意が得られるのであれば、そういう方法でやることも可能だと思うのです。ただ、そのときにおいても、その全てができるわけではない。松浦議員のときにも言ったのですけれども、今までの進め方というのは、どちらかといったら農業の中で面と線という言い方、要は畑と道路をやってきて、意識的に線という形で道路も整備してきたのです。今度は、整備した道路を全てその事業でまたやっていくということはなかなか難しいと思っています。そうなるとやはり、その中でもこの路線、この路線というきちんと地域の合意を得た中で選択をする必要があると思っています。ですから、その件についてはしっかりと今後できるかどうかということ、言うなら農業の中でやっていけるかどうかについては、内部でも検討していきたいと思っております。
再質問 7番 馬場博美
町長ありがとうございました。やはりいろんな条件があると思います。農道を整備するに当たって、土地改良事業に当たって、いろんな受益問題とか、そういった状況が地権者の了解も得られた中で、地域がまとまるのであれば、ぜひ、町として土地改良事業に取り組んでいただきたいと考えています。そういう条件が整えば、今町長から前向きに検討するということでございましたので、引き続き、安心、安全な車両及び歩行者の観点から、危険な道路改修は財源確保が重要であります。最大限努力していただきたいと思います。最後になりますけれども、時間がございません。あわせて、町民の要望をしっかり受けとめていただきたいと思います。私の質問については二つ残りましたけれども、答弁のとおり理解いたしました。引き続き、町民の声を聞いて、しっかりと町長にはやっていただきたいと思います。私の質問については、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。
答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)
先ほど馬場議員から御質問のありました、町単費での農業用機械の導入の補助実績でございますが、平成に入ってから実績はございません。それ以外は調べておりませんが、平成元年度から31年度までは町単費での機械の導入の補助はありません。