美幌町議会 令和元年第6回定例会 2019年9月24日
(1)峠の湯びほろの将来構想について/(2)みどりの村及び博物館の将来構想について
2019年9月24日、美幌町議会の一般質問で、戸澤義典議員が「峠の湯びほろの将来構想について」「みどりの村及び博物館の将来構想について」について質問し、町長 平野浩司、経済部長 石澤憲、商工観光主幹 多田敏明、教育長 矢萩浩、副町長 髙﨑利明が答弁しました。
- 質問者
- 戸澤義典 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、経済部長 石澤憲、商工観光主幹 多田敏明、教育長 矢萩浩、副町長 髙﨑利明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 戸澤義典
それでは、通告に基づき一般質問をさせていただきます。1点目は、峠の湯びほろの将来構想について。2点目として、みどりの村及び博物館の将来構想についてお尋ねいたします。まず1点目、美幌町交流促進センター峠の湯びほろですが、前土谷町政時代にも、この質問をさせていただきましたが、今般、新たに平野町長が町政を担われたということで、平野町長の峠の湯びほろに対する将来像について、その考えをお聞きします。道立総合研究機構地質調査研究所によると、揚湯量も問題ないと以前お聞きしましたが、泉源温度は幾度となく低下し、改修工事が行われるなど、地下資源のことであり100%安心というわけにはいかないかと思います。また、施設の老朽化による改修等調査検討業務において、最低でも2億2,000万円が必要であるが、町民会館の改修や役場庁舎の改築など、大型建設事業を控える中で、直近での大規模改修は難しいともお聞きいたしました。あれから約2年がたち、役場庁舎建設工事も開始されました。これら大型建設事業の債務返済等を含む財政運営や泉源改修への不安、新指定管理者の1年半の実績などを踏まえ、平野町長として、この峠の湯びほろを今後どのようにしたいのか、その考えをお聞かせください。2点目、過去4年間の一般質問において、私のみどりの村に対する思いについては、2回ほど語ってまいりました。その中で、50年先を見越した計画が必要ではないかとも提言をさせていただきました。平野町長も教育長として博物館に携わり、プライベートでもみどりの村のイベントにかかわってこられました。ぜひ、町長となった今、平野町長が抱いている博物館を含めたみどりの村の将来像について、どのような思いを持っているのかお聞かせください。以上、2点よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
戸澤議員の御質問に答弁いたします。峠の湯びほろの将来構想についてでありますが、平成8年12月のオープン以来、町民の健康増進や町の観光拠点施設として、年間10万人以上の方に利用いただいている美幌町の主要な公共施設となっております。また、昨年4月からは新指定管理者の運営のもと、2年目に入った今年度につきましては、初年度を踏まえた運営やメニューを改善したレストランの定着、RVパークの開設などにより安定した経営や集客を図っていただき、現時点で収入や入浴者数は昨年よりもふえている状況となっております。しかしながら、施設につきましては老朽化が進んでいるため、平成29年度に実施しました改修等調査検討業務では、平成34年度までに外壁や屋根、浴室などの改修を行った場合、概算で2億2,000万円から4億5,000万円が必要であるとの試算結果が出ているところであります。また、去る9月7日に再度湯温の低下及び温泉水の色に変化が生じる事態が発生いたしました。原因につきましては現在調査中であり、その内容によっては多額の費用がかかることも予想されます。このような状況から、今後の施設のあり方や峠の湯びほろの将来像につきましては、時間をかけながら慎重に検討してまいりたいと考えておりますので御理解をお願いいたします。次に、みどりの村及び博物館の将来構想についてでありますが、みどりの村の今後の構想について、戸澤議員から過去2回の一般質問において、具体的に御提案をいただきました。特に、50年先を見越した青写真を描かなければ前に進まないという話は、貴重な御提案と思っております。みどりの村は開設以来、現在まで30年以上にわたって、町内外の多くの皆様にさまざまな施設を御利用していただいておりますが、老朽化が見受けられる状況になっており、緊急度の高いものから計画的、優先的に修繕等の対応をしているところです。しかし、施設の老朽化の度合い及び耐用年数を見比べると、現施設の維持管理等を今後どのようにすべきかとの検討は避けられないものと考えております。議員御提案のように、50年先を見越して、多額の財政負担を行い、観光拠点として整備することも一つの考えと思いますが、今後の人口減少、少子高齢化社会を見据えると、新たな投資はもう少し慎重に判断していかなければならないと考えております。次に、博物館についてでありますが、博物館は先人の勇気と英知をたたえ、未来を創造する子供たちの自然や歴史、美術等をテーマにした調査研究活動、特別展や企画展、博物館講座等の教育普及活動及び資料収集、保管活動を柱に運営しているところであります。このような博物館活動が、町内外の多くの方々に関心が持たれるようになってきたことも一因となり、ここ数年、来館者は増加傾向にあり、今後も多くの方々にふるさと美幌の自然、文化に関心を抱いてもらい、知的好奇心にこたえられる存在であり続けるよう、魅力ある博物館活動を進めていく考えであります。特に現在、博物館情報、資料を活用した学校授業における体験学習の支援を積極的に行っており、今後も内容を充実しながら進めていく考えであります。また、手づくり魚道づくりなど地域の住民、団体などとの連携による活動や、田んぼの学校自然観察会などの外部講師として支援活動を行っており、今後も広く教育普及活動を進めていく考えであります。博物館は開館以来30年を経過し、屋根や外構の老朽化が進んでいるため、適宜修繕を進めておりますが、一方では、貴重な資料を収蔵する本館収納庫スペースが寄贈品の増などにより飽和状態になっていることから、新たな収蔵スペースの確保が必要となっており、老朽化と狭隘化への対応が今後の課題であると考えております。博物館を含めたみどりの村につきましては、体験や憩い、学びの場として、今後も維持していきたいと考えており、引き続き、町内外の多くの皆様に親しまれる施設として運営してまいりますので、御理解をお願いいたします。以上、御答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
再質問 1番 戸澤義典
それでは、峠の湯びほろの将来構想についてから再質問させていただきたいと思います。先ほども御答弁の中でありましたけれども、改修等調査検討業務行って、改修、リフォームするのに最低2億2,000万円から最高で4億5,000万円の費用が必要だということで、平成34年までは大丈夫だけれども、それ以降は必要があるということで前回もお聞きしたのですが、この中で、前回、平成29年12月に質問したときには、総じて大体三、四年は大丈夫だと、これは三、四年というと令和2年から3年ということになるのですが、この業務の中で、安全性にかかわる調査というのも行われたのか、例えば、躯体のここの部分はこういう状況だから、あとどのぐらいしかもたないとか、あるいは、1番心配なのは天井のドーム型のねじとかが落ちてきたりとか、お客さんに当たるとか、そういうものも多分心配の材料になると思うのですけれども、そういった安全性にかかわる調査も行われたかどうか、この辺をお聞かせください。
答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)
平成29年に実施しました調査につきましては、安全性という観点、安全性の調査というより、施設を改修するのにどの程度かかるのか、また、施設の耐用年数を持たせるためにはどのような施設改修で、どれぐらいというようなことで調査しておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 1番 戸澤義典
施設を維持するために、耐用年数を持たせるためにはどういうリフォームが必要か、どういう工事が必要かというのは伺ったのですけれども、その中で、特に安全性という部分ではやっていないのですか。1番心配なのは、ドーム型はつくった当時非常に珍しくて、非常にすばらしいものだと思ったのですけれども、やはり上が木造ということは、温泉にも弱いということになりますので、腐りやすいということで、上から落下物があったら、利用客にもけがをさせることになりますし、その辺の安全性というのは、この時ではなくてもいいのですけれども、過去やったことはあるのでしょうか。
答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)
特にはやっていないと考えております。
答弁 町長 平野浩司
今の件でございますけれども、安全性に関する調査というのは毎年やっています。当然のことだと思いますので、日常的にどこが問題かというのは、これは当然毎日点検をやっている話ですし、構造体として、これはもうあと何年か、金属であれば腐食しているとか、私も経済部長のときに、木の構造体全部を調べさせてもらったけれども、例えば、この部分であればあと何年以内ぐらいに改修しなければいけないというようなことをやっていますので、今回の金額を出したときには、ここ何年の間にどこが交換というか、リフォームしなければいけないということで出していると思いますので、安全性については日常的にきちんとやるべきことであって、日常的にやっていると思いますし、あとは、建物の検査で、正式な名前は忘れたのですが、その中できちんと設備の調査を全部して、問題があるときには指摘をその調査の中でして、改修をしているということをしっかりやってますので、その辺を御理解いただきたいと思います。
答弁 商工観光主幹 多田敏明
先ほどの天井につきましての修繕ですけれども、平成23年度に1度、天井から小さなねじが落ちてきたという経過がありまして、23年度に大がかりな工事を実施しております。
再質問 1番 戸澤義典
安全に関しては、日々確認をして、危ないところは改修しているということで認識をいたしました。それを含めて、改修等調査検討業務もやって、その中で、大体四、五年後には必要だという結果が出たということで理解をいたしました。次に、温泉の源泉の話をさせていただきたいと思うのですが、前回の平成29年12月の質問のときに、揚湯温度は当時まだ改修工事をしていませんでしたから36度で安定傾向にありますと、お湯が湧き出る量、揚湯量も問題ない、枯渇することはありませんということで回答いただいたのですが、その辺も含めて今の状況どうなのか。揚湯量も当時から2年半経っていますから変わっているのか、また、特に温泉の温度、前回質問してからまた温度が下がって改修して、今回また温度が下がったということがありましたので、その辺は地下資源のことなので、私は100%安心できないというふうに前から言っていたのですけれども、その辺は今どういうふうに考えられているのでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
今の源泉の状況をお話しさせていただきますと、事前に皆様にも話ししたのですけれども、やはり温泉の温度と湯量というのは非常に運営する上で大事な要素であります。私が町長になる以前、当時は36度で安定していたので、少しでも加温する、言うならば、燃料費を軽減するために再度調べたら、もともとはもうちょっと高かったのです。もっと深い位置の温泉は温度が高いということで、途中から流入している温泉水をとめる作業をして、全体の温度を40度超えるような形に改修できたと聞いておりましたけれども、最近、結果的に36度、37度、自噴はしているので37度にまで上がっているのですけれど、その36度前後の温泉の層の圧が強くて、それが結果的に今までの地下の温度の高いところに流入しないようにとめていたのですけれど、それが壊れてしまって、ちょうど質問をいただいた状況の36度となっている状況であります。当然、湯量は自噴しています。今までは温度が高いということで、ポンプでくみ上げていたので、かつ、湯量もそんなに多い量ではありませんでした。今については、自噴して、量もたっぷり出ているということで、答弁書にも書いたのですけれども、あえて温度を上げることに再度お金をかけてチャレンジをするか、それとも36度かつ自噴、今までのポンプを回さなくてもいいとか、それから量が多ければ、要は熱量はたくさんとれるわけですから、それを例えば洗い水なんかに変換させるとか、そういういろんなことを検討しながら、私の今の考えでは、今回、温度が下がったことに対しては、その状況を維持することが望ましいというよりも、いいのかなという考えを持っております。
再質問 1番 戸澤義典
次の質問を町長に言われてしまったみたいな感じなのですけれども、私も、あえて直して温度を高くしてくみ上げる必要性があるのかというところはやはり疑問に思っていたのです。そこで、今、チップボイラーで多分温泉を沸かしていると思うのですけれど、大体年間で水道光熱費だと支出全体の17%から20%ぐらいです。大体20%前後ぐらい。それから、燃料費、これが多分ボイラーのお湯を沸かすために使っている経費だと思うのですけれど、これが大体一五、六%、支出の金額でいうと大体100万円ぐらいです。100万円から百二、三十万円だと思うのです。それで、これは今チップボイラーで多分やっていると思うのですけれど、やはりチップボイラーのほうが安いのか、A重油のほうが安いのか、その辺はどういうふうに計算されているのでしょうか。
答弁 商工観光主幹 多田敏明
ただいまの御質問でありますけれども、現在、チップボイラー、それからA重油ボイラー両方併用で運営しております。金額的にどれぐらい違うかといいますと、チップボイラーにつきましては、なかなか年間通して稼働している期間が短くて、単純に1年間の比較ができない状況であります。ただ、チップボイラーを使用しますと、若干金額的に安くなると考えております。
再質問 1番 戸澤義典
チップボイラーのほうが安いけれども、年間通して稼働できていないというのは、要するに容量が足りないのか、何か原因があって年間通して運用できていないのか。この辺の理由を教えてください。
答弁 商工観光主幹 多田敏明
チップボイラーにつきまして、なかなか1年間通していないというのは、チップをタンクに運搬する際に回す機械があるのですけれども、そちらにひっかかったりしてそこで止まってしまうというトラブルなどがありまして、基本的にトラブル発生で、それを修繕する期間のために1年間通していないというのが現状です。
再質問 1番 戸澤義典
確か、このボイラーを入れるのに1億円ぐらいかかっていたのではないかと認識しているのですけれど、余り1億円の成果が出ていないのかなというところだと思いますけれども、あと、町長の答弁で、時間をかけながら慎重に検討していきたいということで御回答をいただいたのですが、残念ながら、私が平成29年12月に質問したときにも時間をかけながら検討したいということで前の町長にも御回答をいただいて、あれから2年半たっているのです。指定管理者ももう1年ということで、残り3年を切っています。その間にどうするのか決めてやらないと、指定管理者としても、1年前にやめる、半年前にやめるとなると困ると思うのです。やはり、最低でも1年以上、せめて2年はあけて、どうしますということで言ってあげなければならない。そのためには、時間をかけていられないと思うのです。でも、今回RVパークも整備したから、心のどこかには継続していくのかなという思いがあるのですけれど、いずれにしましても、考え方は単純だと思うのです。温泉事業をやめるのか、継続するのかです。継続するのであれば、今の場所でいいのか、あるいは違う場所がいいのか。今の場所だとすれば、建てかえたほうがいいのか、改修したほうがいいのか。いろいろあると思うのです。今の場所は、やはり前にも言ったのですけれど、ドームの屋根が高いということは、水道光熱費、冬の暖房費がかかると思うのです。それから、施設が大きい分、お湯を沸かす量も必要になってくるので、燃料がかかると思うのです。そういうことを考えると、全て考えてどうしたらいいのかということを、もう2年半たっていたからやっていたのかと思ったのですけれども、いまだに時間をかけながらということだったのですが、その辺も踏まえて、もう一度町長にお聞きしたいのですが、いつぐらいまでに結論を出そうと考えているでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
先ほどのチップボイラーについては、私が経済部長の時に入れて、導入に関しては国の補助で、ほとんどお金はかかっておりません。100%に近い補助で、重油とチップを比べた場合には、当然チップのほうが安いです。その中で、燃料とするチップをどういう物をたくか。物はドイツ製なのですけれども、チップの中でいけば、例えば、生木をチップにして、製紙工場などに提供されるチップをたく場合、含水率が高いので、やはりかなり量を使う。それから、私はよく今言っているのですけれども、産廃の中で出てくる木材をチップにして売っているところもあるのです。そういうものを使えば乾いていて含水率が少ないので、先ほど言った、ためる倉庫のタンクからチップを燃やすときに供給するところがドイツ製のためになかなか日本で直せない。そんなに難しい構造ではないので、日本というか、美幌でも直すことができるようになったので、基本的には私はチップボイラーを使いなさいという話をしております。それで、多分重油との比較で、かなりとはいきませんけれどもオーダー的には、今の重油単価でいけば年間50万円ぐらいはきちんと使えばメリットがあると理解しております。それから、これからの峠の湯についてどうするかという部分については、やはり町が維持するためにどれだけお金を費やすという、それがやはり線引きだと思うのです。一つは、今回の答弁の中でお話しさせていただきましたけれども、調査の中で、2億2,000万円から4億5,000万円の試算をしている中で、私はこの金額を出してまで維持は難しいという考えを持っております。温泉ということに対して。残念ながら、やはり今、維持管理をしていただいているところで何に1番かかっているかというと、やはり温泉水が安定はしたとしても低いことによって、加温するまでの燃料代と人件費、要は掃除をしたり、私も中身を見たときに何でこんなに人件費がかかるかといったら、広過ぎるのです。北見の人気のところを見させてもらったときに、人件費も人工を見た時に少ない。でも、私どもの施設においてはそうはいかなくて、全部開放されているから全部暖めなくてはいけない、それから全部掃除しなければいけないと、その辺を見きわめた中で維持管理するところ、ですから、今、指定管理を1年過ぎてやっていただいていますけれども、やはり方向としてはいつまでも待っていられないので、できればこの1年ぐらいの範囲で方向性は出したいという思いはあります。だから1番いいのは2年ぐらいのところで、今後の見通しを出してあげられればいいのでしょうけれども、何とか少しでも早く、ですから、判断する一つの考えとして私の中で持っているのは、新たな投資をする時期と、それから、今維持管理をするためにどれだけ町が持ち出すかということの分析を私なりにもさせていただいております。それと、今、会社にお願いしいてるのは、当然、今の委託費の中で従来やってこられた2社についても赤字でありました。それを新たな提案の中で、会社として何ができるのかということもお願いしています。そういう意味でいけば、レストランを非常に頑張っていただいて、リピーターが多くなってきて、ここである程度収入も得られるとなったときに、それでもまだまだ全体のマイナスを埋めるには足りないという中において、何か次の手、町としても、それから委託を受けた会社としてもできないかというお願いもいろいろさせていただいているところで、いずれにしても、私はそんなに時間はかける気は全くありません。ちょっと長くなって申し訳ございません。
再質問 1番 戸澤義典
どんどん施設は古くなりますので早目に結論を出して、行政側だけでは当然出せないと思います。当然、現在温泉を利用している方には、なくさないでくれという御意見があるでしょうし、ランニングコストが年間2,000万円もかかっているならやめてしまえという町民の方もいらっしゃるでしょうし、やはりいろんな意見を全部聞いて、行政として判断しなければならないということは重々承知していますが、2億2,000万円かける前に、やはり結論を早期に出すべきだと思いますので、ひとつ御検討いただきたいと思います。次に、博物館について再質問させていただきますが、先日、町長の総合計画とか、総合計画に入っていない重点政策ということでいただきました。私は非常に残念なのが、これを見まして、活力あるまちづくり、美幌の美を守るまちにということで町長が公約で上げているのです。その中に、美幌峠、峠の湯などでの自然を生かした体験観光の推進と支援を行うということで載っています。何でみどりの村が入っていないのかと私はがっかりしたのですが、多分そうではなくて、経済部長を経験した町長だから真意があるのだろうと思ってみていたのですが、この辺、あえてみどりの村を抜いたという真意をお聞かせいただければと思います。
答弁 町長 平野浩司
意識して抜いたわけではないのですけれども、私はみどりの村の最初の立ち上げ、実は用地取得からかかわりました。当時、土地開発公社の仕事を手伝って、いろいろな建物を建てるときも、それから経済部長の時はエコハウスも、言うならば、1億円を勝ち取って建てさせてもらいました。全額国のお金でです。そういった中でいくと、私が望んでいるのは、やはり町民憩いの場であってほしいという思いがあります。観光客がたくさんくることは本当に喜ばしいことなのですけれど、今、非常に博物館がやはりいろいろな外に出ることによって、言うならば、大人の方もそうですけれど、親子で来てくれるフィールドにしたいという思いはすごく今でも持っています。それが非常にイベント等もやったときに親子が来て、昔は全然来てくれませんでした。親子で来て、あそこで遊んでくれるとか、それから、戸澤議員もかかわっていただいていますけれど、桜を植えて、皆さんが憩いの場でそこへ行ったり、そして、夜はライトアップを見たりとか、もうちょっと町民のかかわるエリアとしてしっかり育てていきたいという思いがあって、欲を言えば、スキー場もあるし、フィールドも、当時かかわったときには水田を潰して、RVパークみたいなことを考えたこともありました。でも、本当に町民が大事にできるエリアとして、育て上げたいという思いで、仕事もそうですけれど、プライベートでもかかわってきた真の思いですので、皆さんや観光客がどんどん来るようなことをやったらいいというような提案を戸澤議員は言われていますけれど、気持ちはそこまで動いていないのが正直な気持ちであります。
再質問 1番 戸澤義典
あと、回答の中で、新たな投資はもう少し慎重に判断していかなければならないと考えているということでお伺いしたのですけれども、この新たな投資というのは、私はよく意味がわからなかったのです。何を指しているのか、例えば現施設を充実するために何か新たな施設をつくるという考えなのか、それを私が言って、そういうふうに受けとめられているのか。例えば、私がみどりの村に何か新たな施設をつくれ、だから新たな投資がかかるのだと解釈されているのかその辺をお聞きしたいのですが。
答弁 町長 平野浩司
先ほど、峠の湯と比べた場合に比較にはならないのですけれども、峠の湯というのは温泉施設としての施設なのです。みどりの村というのは、上に森林公園もあって、下にフィールドがあって、やはり施設プラスフィールドというか、そういう思いがあるのです。ある意味では、現施設の、特に言っているのは博物館をどうこうというのは余り私は考えておりません。博物館は、やはりしっかりと充実させていきたいというふうに思っていますし、中にいる学芸員の人たちが頑張っている部分もあって、非常に評価も高いし、教育施設でもあるという認識は持っています。今考えているのは、要はグリーンビレッジのことであります。当時、構造改善事業でつくったのですけれど、これもある程度古くなって、建物は更新を考えなければいけない。そういったときに、建てかえにするのかということもありますし、あとは民間で、後で質問される議員からも質問されていますけれど、上の森林公園を使って、いろいろ遊べる大型の難しい構造のものではないのですけれど、そういうものに投資したらどうだという話もありました。それから、民間でやれないかということで、非公式にいろいろ相談にのったこともあって、ですから、新たな投資というのは、町自身が今の建物、特にグリーンビレッジの建てかえとか、それから森林公園内に大きな施設をつくるとか、遊具を基本とした施設をつくるということを早急にやりましょうという判断は今のところ慎重にしなければいけない。ただ、他のところとの違いは、物がなかったとしても今までの歴史として、皆さんが大事にしてきたフィールドとして、例えば、桜が咲きますとか、それからキャンプ場があって、建物がなくてもほかからそのエリアに、最小限のトイレとか水は要りますけれど、人が来てくれるということに対しては、これからもしっかりやっていけるという思いで、新たな投資ということはあえて入れさせていただきました。
再質問 1番 戸澤義典
前回も50年先という話をさせてもらっています。それで、この真意というのは、例えば、東藻琴にある芝桜、これは何十年前に1番最初にやった時には本当に小さいスペースだったと思うのです。それが今はもう全道、全国から観光客が来る一大イベントとなって、非常に整備されています。あれも当初からあのようにしようと思っていたかどうか私もわかりません。しかしながら、結論的には逐次拡充されて、あれだけ立派な施設になったといういきさつがあると思うのです。そういう長期構想を持って整備することによって、投資する金額が少なくなるのではないかと思うのです。例えば、ことしはこれだけ大きいものをつくりたい、整備したい。でも、ことしはお金がないから10分の1やっていこうと、それを10年間続ければ10分の10になるわけです。そういうイメージの中の整備を含めて50年先というふうな表現でさせてもらって、前回もそういうふうに言わせていただいたのです。だから、そういう計画がないのにいきなりつくるとお金がかかる。でも、みどりの村に、例えばこういう施設をつくりたい、でもお金がない、基金をつくる、それも一つの手だと思うのです。でも、そういう構想がないとつくれないと思うのです。だから、そういう計画をつくって、思い描いて整備していくことが1番重要ではないかと思うのですが、その辺はどうでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
考え方としては、戸澤議員がおっしゃったことはそのとおりだと思っております。私もみどりの村については、昔からずっとかかわってきたこともあって、フィールドを広げられないだろうかという思いがあります。ですから、芝桜とか、それからゆりパークとか、本当に美幌もどこかでつくりたい、みどりの村でやりたい、スキー場にそういうものができないだろうかとか、なかなか斜面にそういう花を植えたりすることは、やはり雪を張りつけることと併用させることは難しいとか、あのエリアにもう少し土地を買えないだろうかとか、裏山についてもありますし、横もスキー場の間についても、自然が守られているエリアもあって、その中で、やはり手を加えて、広げていくということは皆さんどう思うかわかりませんが私は難しいと、エリアを広げるということに対して。ただ、博物館があることによって、子供たちが、それから町民が、自然と親しむ場所としてのかかわりの場所とか、それから学びの場としては、博物館を核として小さなエリアでも十分にできるだろうという思いがあって、先ほど言ったとおり、余り観光として大々的にあそこに人に来てもらうという考え方よりも、本当に町民の家族が大事にしていくエリアとしてしっかりと皆さんと大事にしていきたいという思いが強いというのは、そういう意味でのつながりではあります。
再質問 1番 戸澤義典
町長のみどりの村に対する思いは十分伝わってきました。そこで、教育長に聞きたいのですけれども、職員の中で野鳥に詳しい職員はおられるのでしょうか。
答弁 教育長 矢萩浩
学芸員でおります。
再質問 1番 戸澤義典
これも前にお話しさせてもらったのですけれども、みどりの村は非常に野鳥の多いところらしいのです。結構、全国的にも口コミで有名になっていて、野鳥を見にわざわざみどりの村まで来られるという方も中にはいるそうです。その辺をもっと博物館と連携してPRできるのではないのかなと。これが公社と博物館の連携になってくると思うのですけれど、そういうことはお金がかからないと思うのです。PRだけですから。例えば、みどりの村で実際に写真を撮ってホームページにアップするとか、非常に宣伝効果になると思うのです。何月ごろには珍しいこういう鳥がいますよと。この辺どうでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
ありがとうございます。野鳥が多いという認識はしていましたけれども、今、おっしゃっていただいたような、そういうふうに見に訪れる方が多いということについて、今お話しいただきましたので、少しでもあの場所に来ていただけるような、PRをしていきたいと思いますし、昔は遊歩道があって、あの中でチップを敷いてそこを歩くとか、そういう運動のエリアも、自然に親しみながらというような整備もしたりしておりましたので、町民だけでなく、町内外から多くの方が来ていただけるPRを積極的にしていきたいと考えております。
再質問 1番 戸澤義典
最後に確認の意味を込めて、最後の質問をさせていただきたいと思うのですけれども、みどりの村のあり方検討委員会、これは副町長が理事長になって、9名の要員で構成されて検討委員会を立ち上げていると思うのですけれども、その中で前回、私の質問で50年先の話をしたときに、ぜひその話を次回の検討委員会で委員の方に話してみます。議論の場に上げますということをおっしゃいました。それから、利用者の方、要するに、役員9名がほとんど公社の人間と博物館の人たちということで、ほとんど民間の人がかかわっていないということで、アンケートもいろいろとられているということでしたけれども、そういう民間の方の意見を聞いて、委員会を開催します。開催するように検討しますということで2点お答えいただいていたのですが、内容についてどうだったのか、最後に副町長からお答えいただきたいと思います。
答弁 経済部長 石澤憲(経済部長は2022年3月まで)
平成28年3月の定例会で御質問をいただいたと思います。それ以降につきましてですが、あり方検討委員会9名で構成をしておりまして、検討会8回を開催いたしました。そのほかの御質問いただきました外部の生の意見を取り入れているかどうか、取り入れて検討をということでありましたので、農産物加工室は、利用主体となるJAや自治会の女性部、普及センターの生活改善指導員等の意見を伺っております。また、民間団体としては3団体、美幌ニューツーリズム開発委員会、観光物産協会、桜の名所をつくる会からも御意見等をいただいて、提言書としてまとめられたものでございます。
答弁 副町長 髙﨑利明
ただいまのみどりの村あり方検討委員会の提言を受けてのお話をさせていただきましたけれども、実質、検討委員会はその後はなくなってきておりますので、この提言を受けまして、今お話のありました関係団体等含めまして、今後は町長がお話ししたように、町民、近隣町村の方々の憩いの場として施設整備ができるような形で今の理事、評議員もいますのでその方々と意見交換をしながら、また、関係団体の方のお話を伺いながら、みどりの村が本当に美幌町のよき財産となるように進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 1番 戸澤義典
すみません。最後と言ったのですが、気になる答弁をいただきましたので、あり方検討委員会はなくなったということでいいのですか。今なくなったのでと聞いたのですけれど、なくなったとすれば、なぜなくなったのか、それにかわる組織があるのかどうかお聞かせください。
答弁 町長 平野浩司
みどりの村については、管理については副町長がトップとして、みどりの村振興公社が管理しております。その中で、今後、みどりの村をどうしたらいいかということを踏まえて、提言をいただこうということで美幌みどりの村あり方検討委員会を立ち上げて、そこでいろいろな今後の方針を論議していただきました。その中である程度まとめて、そのことを町長にこういう提言をいたしますということで終わっております。ですから、そのまま継続して、これからもその都度協議をされるという組織ではありませんので、今副町長がお話ししたのは、今のみどりの村の公社の運営される理事とか、評議員の方々が法人でありますといますので、その中でしっかりと論議をしていきたい、その中で、まだまだ将来の部分では論議する内容が足りないので、また新たなものをつくって、そこで協議をするとなれば、それも一つの考えということでありますので、その辺は、みどりの村振興公社の進め方にゆだねたいというふうに思っております。
再質問 1番 戸澤義典
はい、よくわかりました。いずれにしましても、町民、あるいは利用者の意見を聞いて改善していく場はあるということで安心しました。ということで、みどりの村の将来の構想につきまして、町長の考え方がよくわかりましたので、私の質問は終わらせていただきます。