美幌町議会 令和元年第3回定例会 2019年6月18日
町長の政治姿勢について
2019年6月18日、美幌町議会の一般質問で、戸澤義典議員が「町長の政治姿勢について」質問し、町長 平野浩司、建設水道部長 石澤憲、防災危機管理主幹 河端勲が答弁しました。
- 質問者
- 戸澤義典 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、建設水道部長 石澤憲、防災危機管理主幹 河端勲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 戸澤義典
それでは、事前に通告しております町長の政治姿勢について、大きく2点、自衛隊についてと、地域を安全、安心、災害に強いまちづくりについて御質問させていただきます。平野町長は、一つ目に、活力あるまちづくり、二つ目に、次代につなげるまちづくり、三つ目に、安全・安心なまちづくりという大きな三つの柱と10の基本目標を掲げ、見事御当選され、5月の臨時会での所信表明でも具体的に取り組んでいく項目として述べられました。その3本柱の中で、三つ目の安全・安心なまちづくりで基本目標の一つとして、地域の安心、くらしを守る自衛隊を挙げられています。平野町長は、美幌駐屯部隊充実整備期成会会長としての立場、近郊2市8町で組織しております美幌地方自衛隊協力会会長としての立場、それから、北海道内駐屯地所在市町村で組織されております北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会の構成役員として、町内、管内以外の道内においても、自衛隊関係組織の立場として、今後の御活躍が期待されていることと思います。そこで、一つ目の質問といたしまして、自衛隊と自衛官に対する思いをお聞かせください。二つ目としまして、基本目標に掲げた地域の安心、くらしを守る自衛隊の真意をお聞かせください。三つ目として、美幌駐屯部隊充実整備期成会の今までの活動をどのように分析しているのか。今後の期成会のあり方について、具体的活動を含めてどのようにしたいのか、その思いをお聞かせください。大きい二つ目としまして、地域を安全、安心、災害に強いまちづくりについて。平野町長が後援会活動や選挙活動時に活用したリーフレットを見ますと、地域のつながりを安全・活力に、災害に強いまちづくりと人づくり、具体的目標が二つに分かれていたと思いますが、その中で、活力ときずなのある自治会づくりの支援、地域と連携した除排雪の継続と強化、生活道路の計画的な修繕と早期実施、また、災害に強いまちでは、オフグリッド小規模ソーラー発電の推進、地域、関係機関と連携した地震、大雪などの緊急時の行動訓練機会の充実について記載されております。この自治会、除排雪、生活道路、オフグリッド、行動訓練について、町長の思いについてお聞かせください。
答弁 町長 平野浩司
戸澤議員の御質問に答弁いたします。自衛隊についての、一つ目の御質問の自衛隊と自衛官に対する思いでありますが、本町におきましては、旧海軍美幌航空隊時代にさかのぼれば、70年以上にわたり、美幌駐屯地の活動を支え、良好な関係を築いてまいりました。桜通を会場に実施される市中パレードでは2,000人が沿道を埋め、大きな拍手と歓声で隊員を激励する姿が見られるなど、地域と太いきずなで結ばれた美幌駐屯地は、私たち美幌町民の誇りとするところであります。また、自衛官は、日本の平和と独立を守るという崇高な使命のもと、日夜厳しい訓練に精励され、国民の生命と財産、地域の安全と安心を守るため、重要な役割を果たされておりますことに深く敬意を表するとともに、心より感謝を申し上げたいと存じます。二つ目の御質問の地域の安心、くらしを守る自衛隊の真意でありますが、本町では近年、大雨や大雪などの自然災害がたびたび発生し、自衛隊に災害派遣を要請する機会がふえています。2015年10月、台風の影響により河川が増水し、日の出地区の一部が浸水して、多くの住民が孤立する事態となりましたが、美幌駐屯部隊によるゴムボートを使用した災害救助活動によって、1人の死傷者も出すことなく、事態を収束することができました。また、現役自衛官や退官者の皆様には、自治会やボランティア活動を初め、スポーツや文化を通じた地域貢献活動など、幅広い分野において御活躍をいただいています。人口減少と少子高齢化が大きな課題となる今、まちづくり活動の担い手として不可欠な人材と考えております。このように、地域の安全や安心の確保、まちづくりの推進になくてはならない存在であり、これまで同様に、美幌駐屯地と共に歩んでまいりたいとの思いから、私の基本目標の一つに掲げたところでございます。三つ目の御質問の期成会の活動分析と今後の具体的活動のあり方でありますが、平成6年の期成会設立以降、美幌駐屯部隊の充実と強化を求めて活動を展開してまいりましたが、部隊の規模縮小と隊員の減少に歯どめがかからない状況にあります。このため、昨年の陳情においては、陸上自衛隊が進める体制の整備に合致する内容として、その実現に向け精力的な陳情活動を展開してまいりました。昨年12月に閣議決定された中期防衛力整備計画に基づき、第5旅団は機動旅団へ改編される見通しですか、その際、美幌に駐屯する第6普通科連隊を即応機動連隊に指定の上、装備の充実と部隊の増強を図られるよう強く訴えてきたところであります。交通アクセスにすぐれ、気象条件や訓練環境にも恵まれた美幌駐屯地は、即応性と機動性を十分に発揮できる環境下にあると考えております。また、陸上自衛隊の体制の整備につきましては、毎年度の防衛予算の動向に大きく左右されるため、美幌駐屯地の優位性を示すことはもとより、防衛予算の確保と隊員の充足率を高めることが、我が国の平和と安全を守るためには最も重要であることを訴えてまいりました。今後も、美幌駐屯地との情報交換、意見交換を初め、防衛関係者を通じての情報収集、北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会の事務局である千歳市を定期的に訪問するなど、あらゆるチャンネルにより最新情報の収集に努めてまいります。町といたしましては、美幌駐屯部隊の充実と強化を求めるためにも、引き続き、顔の見える行動に努めるとともに、目に見える活動で町民皆様の機運を高めてまいりたいと存じますので、よろしくお願いを申し上げます。次に、地域を安全、安心、災害に強いまちづくりについてですが、安全、安心なまちづくりについてであります。町民の皆様方が元気で、安心して美幌町で生活をしていただくために必要な基盤の一つとして、地域コミュニティーと防災対策の充実が欠かせないものと考えております。自治会づくりの支援についてですが、現在、町内には67自治会があり、各自治会では、住みよい地域づくりのため、さまざまな活動が行われ、役員を中心に多くの方々が活躍されております。このような自治会活動は、地域の活力やきずなづくりのためには必要であると認識しております。地域と連携した除排雪の継続と強化につきましては、冬期間における高齢者世帯等の日常生活の維持と事故防止を図ることを目的に間口除雪を実施しており、あわせて、地域住民で組織する団体等が行う場合に対し、町が所有する小型除雪機を無償で貸与するなど、引き続き地域と連携を図りながら実施してまいります。生活道路の計画的な修繕と早期実施につきましては、道路整備計画をもとに毎年ローリングを行い、優先順位を決めながら計画的な修繕等を実施しており、あわせて、パトロールなどにより次年度の修繕箇所を予算計上し、車両及び歩行者などの通行の支障とならないよう補修等を実施しております。今後も早期実施に向け財源の確保に努めてまいります。防災対策といたしましては、昨年9月に発生しましたブラックアウトにより商用電力が停止するという事態が生じ、ほとんどの家庭で電気が使用できない状況に陥りました。全国的に見ても過去に例のない事案で、今後同じ事案が起こらないという保証はありません。各家庭において、照明やラジオ、携帯電話の充電など最低限の電力確保を行う必要があると思っておりますが、その中でも、オフグリッドソーラー発電が有効と判断しており、各戸設置を含めた小規模ソーラー発電の推進をしたいと考えております。緊急時を想定した行動訓練についてでありますが、災害は季節や時間を問わず、いつでも起こり得るものであり、その規模も千差万別となります。特に、冬季に災害が発生した場合、雪や寒さなど生命に直接影響するものですので、冬季に行う防災訓練は非常に重要だと認識しております。一方で、冬季に行う防災訓練は、訓練場所の乾燥や寒冷など、ふだん体験しない環境となり、危険を伴うことから、厳冬期訓練を実施している団体のプログラム等を参考として検討していきたいと考えておりますので御理解をお願いいたします。以上、答弁をいたしましたので、よろしくお願いいたします。
再質問 1番 戸澤義典
それではまず、自衛隊についてから再質問させていただきます。自衛隊に対する思いと、地域の安心、くらしを守る自衛隊の御答弁の中で、深く敬意を表し、心より感謝したいと、日ごろの地域安全に重要な役割を果たしているということで、非常に高い評価をいただきまして、頼もしく、私にとっては100%の回答をいただいたと認識しております。そこで、期成会が要望している即応機動連隊について、この即応機動連隊になることによって、部隊の規模は確かに大きくはなります。しかしながら、部隊としての負担は大きくなります。釧路町、帯広市、それから美幌町にある連隊のどれか一個が1番最初に出ていく、それが即応機動連隊です。第6普通科連隊にとっては、規模が大きくなる、人がふえるけれども、任務は大きくなるということを、まず御理解いただきたいと思います。そういった観点も含めて、確かに美幌町にとっては人員的にはふえるかもしれません。しかし、それと並行して101大隊のことがまだ全然うたわれていないですが、今、101大隊が装備している203ミリメートルりゅう弾砲はもうつくっていませんし、部品もないという状況ですので、多分、203ミリメートルりゅう弾砲を持つ部隊としてはもう存続はしないだろうというのは目に見えてわかると思います。ということで、6連隊が増強されたとしても101大隊が減っていきます。もしかしたら、トータル的には即応機動連隊になったとしても、人員的には減る可能性があります。その辺の101大隊の廃編になるかもしれないということについてはどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
御質問の101特科大隊の取り扱いについては、今、戸澤議員がおっしゃった部分の内容しか今のところ理解は持っておりません。一つは、今の第6普通科連隊について改編に合わせてということで、国の流れにおいて、即応機動連隊にしていくという反面、今の火砲というか、101大隊の部分についても、そこに再編される、なくなる可能性があるという部分があって、そのことも並行して移行するなり、言うならば、なくなる部分も含めてどういうふうに今後進めていくかということについては、内部でも十分にきちんと話をして、また、美幌駐屯地の皆さんとも協議を行った中で、対応についてはしっかりと進めていきたいというふうに思っております。
再質問 1番 戸澤義典
期成会として、以前、国際貢献が終わった後に美幌町でしっかりと休養する施設をつくったらどうかという要望を上げていたと思うのですけれども、あれについては、私はどうかなと思っていました。実際に国外の任務から帰ってきたら、家族の元に帰りたいというのが隊員の心情だと思いますので、なぜわざわざ美幌まで行くのかということで、どうかと思います。先日、町長も佐藤先生の懇談会に参加されたと思うのですけれど、教育部隊について、今は千歳市がメーンであり、真駒内にも一部あります。それから、倶知安町にもあります。倶知安町は、当時29連隊があり、なくなるときに教育部隊の一部が移行しました。教育部隊はどこでも訓練ができます。美幌については、近くに訓練場もあるし、射場もあるし、基礎訓練をやるには非常にいい環境なのです。だから、今後は、保養施設ではなくて、実現性のある、そういう教育部隊をぜひ美幌町にという要望が、非常に実現性もあって、可能性もあるのではないかと思いますが、それについてはどう思いますか。
答弁 町長 平野浩司
今の段階でどういう形がいいかというのは、私の今の状況からは発言できない状況であります。今、戸澤議員からいただいたことについては、しっかり内容等も含めて承りましたけれども、今、私がこうですというまでの知識もありませんので、それに対しての発言については控えさせていただきたいと思います。
再質問 1番 戸澤義典
わかりました。ぜひ、部隊の意見を聞きながら、今後、期成会の総会、あるいは理事会、役員会等で検討いただければと思います。先ほど、期成会の要望の中で、充足率の話がありました。これは非常にいい要望だと思っています。この充足率は美幌に限ったことではなく、全国の自衛隊、陸海空も含めて全ての自衛隊で今そういう状況が起きているということで、それが原因だと思うのですけれども、採用年齢も上がったし、定年年齢も上がったという状況が起きているのだと思います。採用目標に対して、実際に採用する人数も、過去5年間連続で100%ないのです。平成30年度は70%台ということで、当然、充足率はどんどん下がっていく状況だと言えると思います。その充足率を上げる手だての一つとして私が考えているのは、自衛官の地位向上と待遇の改善、向上、これが必要なのではないでしょうか。これは美幌町独自の問題ではありませんが、町長は北海道駐屯地等連絡協議会の構成役員、副会長でしょうか。また、2市8町の自衛隊協力会の会長としての立場もありますので、全道規模、あるいは管内から全道に向けて、この地位向上という観点で、もっともっと発信していただきたいと思います。例えば、特定消防職員、あるいは特定警察職員の方は、60歳で定年になると100%ではないですけれども年金がもらえます。自衛官の場合はそれがないです。皆さんと同じように、年齢制限で64歳あるいは65歳からという状況になっています。同じ危険業務従事者として勤務しているという観点から言えば、自衛官も年金制度が違うと言えばそうですけれども、そういうことも地位向上の一つにつながっていくのではないかというふうに思います。あと、今は北見市に住んでいる隊員が、最低でも50人、最高で100人ぐらいいるのではないかと思います。美幌町にとっては非常に大きい損失です。市町村民税も入ってこないし、経済効果も美幌町にもたらさないです。これは自衛官に限らず、療育病院、あるいは学校の先生も含めてそういう傾向にあろうかと思いますけれども、やはり、美幌町として、そこら辺の美幌町で働いているけれども町外から通っている人たちを、ぜひ美幌町に住むように仕向ける施策、これはいろんなことがあると思います。子育て支援もそうですし、介護もそうですけれど、ほかの市町村がやっていることは美幌町も当たり前にやらなくてはならない、それ以上のことをやらないと人はなかなか住んでくれないと思うのです。これは自衛官にも言えると思います。だから、自衛官だけ差をつけるという話は毛頭ないですけれども、そういう施策が今後必要だと思います。これらも含めて、自衛官の地位向上について、何か今後のお考えがあればお聞かせください。
答弁 町長 平野浩司
初めに、充足率の話をさせていただければ、今回、町長に就任していろいろな会議に出る機会があって、その中で言われたのは、やはり、募集人数の確保をしっかりしてくれということです。ですから、充足をしてくれと言いながら、新たな隊員をしっかり確保できていないではないかということがポイントだということを、いろいろお話をお伺いして私も本当にそのとおりだと思っております。一つは、自衛官の募集に対する確保をしっかり協力していきたいというのは感じているところであります。もう1点の自衛官の地位向上について、具体的な話であれば、佐藤先生の話を聞いたときに、非常に募集人員の確保と関連することで、余りいい状況ではないということでした。ですから、皆さんが喜んで自衛官になれるような、地位向上をしっかりしてほしいと。そのためには、今、戸澤議員がおっしゃられたような内容を、具体的に上のほうに伝えないとなかなか変わっていかないということをお聞きして、それも本当に同感だなというふうに思っていますし、私の立場でそういう機会があれば、最初にお話しした募集人員の確保に努力をすることと、その反面、自衛隊の隊員の方々の処遇改善もしっかりしていかないと、なかなかそこに皆さんが進んでいくということにはならないのも実態ですという話はしっかりしていきたいというふうに思っております。
再質問 1番 戸澤義典
募集人員の確保と、先ほど言いました地位向上、処遇改善については、一蓮託生の話だと思うのです。当然、処遇改善して、地位向上すれば、採用人員もふえていくと思いますので、ぜひ、駐連協の役員あるいは自衛隊協力会会長としての立場も重視されて、今後の活躍を期待するところであります。次に、2点目の地域を安全、安心、災害に強いまちづくりについてです。具体的な質問内容になってきますけれども、まず、自治会の話についてです。住みよい地域づくりのため、さまざまな活動が行われということをおっしゃっていますが、これは自治会によっては非常に差があると思っております。本当に活発な自治会もあります。片や、役員もなかなか集まらない自治会もあるというふうに思っています。私の自治会の話で申しわけないのですけれども、会長は、副会長も総務部長も兼務して、体育部長は90歳代の人だという状況で、なかなかなり手がいないのです。そして、ぜひ役員をお願いしますと持っていったら、最終的にはそんなことになったら自治会をやめるとなってしまうのです。活発な自治会は、サロンをつくったりという自治会もあります。私から見たら本当にうらやましい自治会なのですけれど、そういう差異をなくすために、何か町としても方策を立てなくてはならないのではないか、そういう時期に来ているのではないかと思いますが、その辺の考えはどうでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
今回、町長に就任するに当たり、選挙中に自治会活動のことについては私もお話はしてきました。まさに、これからの時代においては、地域コミュニティーの充実をしなければならないというふうに思っております。私はどちらかというと、親類とか、強いきずなというのでしょうか、そういうふだんすごく親しくしている人たちの強いきずなというのが保たれた時代から今の自治会を見ますと、弱いきずなというわけではないのですけれど、ふだん余りつき合いがない方々をやはりきちんと引きつけてそういう関係を持っていくこと、これがこれからのコミュニティーを維持するために必要なことだというふうに思っております。私もつい最近まで2カ所の自治会の総務部長をやらせてもらって、やはり自治会の中でいけば、なかなか加入していただける人がいなかったり、何かやりたい場合には役員のなり手がないというのも十分に理解しているつもりでありますので、そういうことも含めて、これから具体的に支援できるものと、それと、どういう形が自治会の形として1番望ましいのかということもいろいろ検討していきたいというふうには思っています。今、具体的にこれとこれを選挙中に私が具体的に示して、こういうふうに変えていくというような話は、実際にはしておりませんので、今後、そういう部分の具体的なものを、ふだん私が思っている部分を担当と協議をしながら、そして、自治会連合会の皆さんに投げかけていきたいというふうに思っております。
再質問 1番 戸澤義典
そうですね。当然、自治会連合会という組織がありますので、自治会連合会の方とよく話し合って、情報交換しながら、何が自治会で問題が起きているのかということをよく分析していただければと思います。次に、道路のお話をさせていただきたいと思います。毎年、ローリングを行って、パトロールで修繕箇所を確認して、予算計上しているというお話がありました。この質問は、前にも何回かさせてもらったことがあるのですけれど、砂利道の周りで生活されている住民の方は結構いるのです。具体的に言えば、鳥里の網走川に向かう行きどまりの道路とか、あるいは、三橋南団地のそばの道路とか、これは行きどまりだから、起債は当然使えないと思うのです。起債が使えないから、なかなか町独自でお金が出せないから整備していないのかわかりませんけれども、私道等取扱要領というのを町でもっています。その中にこの道路が含まれているかどうかわかりませんけれども、当然起債は使えないのですけれど、そこで生活する方にとっては夏場はほこりが立つので舗装してもらいたいです。転圧して整備をしているというふうに伺っていますけれども、そこら辺も、平野町長はどういうふうに考えられているのかをお聞きしたかったものですから、お願いします。
答弁 町長 平野浩司
道路整備については、これもいろいろな方とお会いしてお話をしたときに、かなり要望がありました。私も行政にいる人間として、やはり道路を何とか未舗装というか、そういうところも実現したい部分はある反面、やはり町に入ってくる道路予算というのが、そういう使うお金が本当に減ってきているというのが事実なのです。当然、事業量が減ってきていますし、そういうかかるお金が減っている部分をどうするか、この辺をしっかりやらないといくら内部にこれは検討して早く進めてといっても、やはりそれなりのきちんとした計画を立てて、それをローリングをして、担当としては少しでも早く整備をしてあげたいし、日常的に余りにもひどいところは補修もしていかないといけない。ただ、それに係る財源をどうするかという話がいつも論議になる中で、この辺を抜本的にどうすべきかということを真剣に考えているところであります。それは、すぐ可能な部分ではないかもしれないけれども、私の立場として、それから期成会という形もありますので、そういう首長達がこういうことをどうしているか、こういう抜本的なことをもう少し皆さんでしっかり要望しなければとか、そういうことに努力していきたいというふうに今は考えています。こういう方法があるからすごく早まるとか、そういうことは今の段階では考えてはおりません。
再質問 1番 戸澤義典
例えば、5メートル幅で、100メートル長の道路を舗装するとすれば、一般的にどのぐらい予算が必要ですか。
答弁 建設水道部長 石澤憲(建設水道部長は2019年6月まで)
具体的な数字は手元では押さえておりませんが、平成29年に599号道路、新町の旧青少年会館、ここが132メートルで1,393万2,000円で整備してございますので、それを割り返すと、それが一つの目安として考えられるとは思いますが、それぞれ道路の形状といいますか、その状況によって工事内容も違ってきますので、一律にこの単価でということはできませんけれども、一つの例として押さえていただければと思います。
再質問 1番 戸澤義典
1メートルで約100万円ぐらいでしょうか。10メートルですね。10メートルで約100万円というところで、当然、こういう道路は起債を使えないと思います。ということで、町独自で予算づけしてやらなくてはならないと思います。これを一遍にやるとなると相当な予算がかかりますけれど、例えば、10年計画、5年計画で1箇所ずつやっていくというような形をとれば、少ない予算でもできていくのではないかというふうには思います。いずれにしましても、直接かかわっている住民の方の声を聞いていただきたいと思うのです。私はしょっちゅう言われます。何でうちのところだけ舗装にならないのだという話をよくされるのです。だから、本当にどういうことで困っているのかという事を、よく住民の方の声を聞いていただいて、町が独自でやるのだと腹を持ってやらないとできない事業だと思っております。その辺、町長どうでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
道路の部分については、御指摘のとおり住民の声を十分に聞いていきたいと思います。実際にその道路自体が、町道なのか、私道なのかも含めて、その辺もきちんと見定めた中で考えていかなければいけないというふうには思っております。ただ、最初に言われました、そこに関係する人たちの声はしっかり聞きたいというふうに考えております。
再質問 1番 戸澤義典
次に、これはすごい新鮮な町長のマニフェストになると思いますが、オフグリッドソーラー発電についてお伺いしたいと思います。これは、各戸設置を含めたということでおっしゃっていますけれど、これを公的施設とかに設置する考えはないのでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
オフグリッドという概念が、まだ皆さんになかなかなじんでいない言葉というふうに思っています。これは、震災後、商用電源を頼ると住宅などで電源供給ができない。今回、全道的にブラックアウトが起きたことによって、商用電源とは別にできないだろうか。中には、発電機を持っていて、発電機を補助したらどうかという話もあるのですけれども、例えば、夜どうするのか、皆さんが寝静まったときに、発電するのか、それから電源供給するときに、外から線を持ってきてドアが閉まらないとか、そういうことを考えると、今すごく研究されているオフグリッドというのは、電気で言う送電線とか、そういう送電網とオフですから、切れているものです。言うならば、商用とは全く別に切り離して、その中で、大きいものもありますし、小さいものもあります。今、私が考えているのは、容量的に余り大きくないもの、それであれば各負担でいけば、今、50万円以下でも十分にできますし、ちょっと下の200ワットぐらいであれば、試験的にバッテリーというか、リチウム電池なんかも非常にレベルが上がってきて、10万円以下ぐらいでつけられます。そうなれば、ちょっとしたテレビとか、充電ができます。それは日常的にそういうものが可能であれば、そういう研究も盛んにされていますから、そういうものの一つのパッケージ化みたいなものを、これは夢ですけれども、夢というより実現できる可能性が高いのですけれども、地元でそういうものを起業してくれて、それを住民が設置した場合にそれに何らかの支援をするとか、そういうことができれば非常にいいのかなというふうに思っているのです。オフグリッドの主たる電源は、やはり太陽光が主たるものが多いということで、オフグリッドによる太陽光発電ということを考えております。やはり規模が大きくなると、当然そこにかかわる蓄電池とか、そういう機能が出てきて、それは逆に言ったら、商用電源と縁切りするよりも、通常の家庭でつけているソーラー発電と同じような考えを持ったほうが有効的なのかなというふうに思っています。つい最近では、蓄電池を持たないで日中は北電に電気を売って、夜は北電から電気を買うというやり方なのですけれど、今回の中で、蓄電池設備を持つことによって、北電がとまったとしても十分に家庭内で電気を使えるということで、このごろソーラーのシステムについても蓄電池を持ったプランが結構多くなってきているというふうに聞いております。
再質問 1番 戸澤義典
私もこのオフグリッドについて、少ししかインターネットを見ていないのですけれども、状況によってはベランダでも設置できるということが書いてありました。マンションとか、高層住宅でもベランダに設置して、各人の部屋の中に取り組むことができるという事が書いてありましたので、こんなイメージなのかなというイメージはわかっていたつもりなのですけれども、公共施設には当然そういうのは合わないということはわかりました。最後に、防災訓練の話を若干させていただきたいと思います。今までは自治会連合会でやっていたと思うのですけれど、今年度から町が一括してやるようになったと思います。ことしは10月6日に確か計画されていると思いますけれども、参加規模が少ないと私は思っていますが、今年度から町が主催となったことは大変いいことだと思っております。その中で、やることは共通的事項、どこの地域でも関係する事項とか、あるいは、日の出地区みたいに河川の氾濫が毎年起きるようなところ、崖が多い神社の下とか、お墓の下とか、崖崩れの可能性もなきにしもあらずという、そういう地域の特性によって訓練のやり方は違ってくると思うのですけれど、今後、厳冬期も確かに大切だと思います。今後どういった訓練をやるつもりなのか、その辺のことと、それから、ことしから町主催になりましたが、今後もずっと町主催でやっていくのか、その辺のことをお聞かせください。
答弁 防災危機管理主幹 河端勲
ただいまの御質問でありますけれども、今年度10月6日に開催を予定してございます。今のところはまだ素案の段階ですので、今後の変更もあり得ますが、今年度予定しています訓練内容といたしましては、住民の皆さんに参加してもらうということを主眼に置きまして、避難をメーンに考えた訓練のプログラムを今構築中でございます。その上で、避難後1カ所に集まっていただいた上で、これもまた住民の皆様に体験していただく、土のうに関する訓練ですとか、消火に対する訓練、煙体験等々の体験型のメニューを考えてございます。今後につきましては、今回初めてということもありまして、なかなか目新しいメニューはなかったのですけれども、他市町村の訓練概要も参考にいたしまして、もっと実のあるものにしていきたいというふうに思っております。また、今後の開催につきましては、今まで自主防災組織、町内4地区に分けた訓練を毎年各1地区ずつ行っていました。その自主防の訓練を2年各地区ごとにやって、そのあと全町訓練、また、自主防の訓練を2カ所やって、全町訓練というような流れで今後進めたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
ただいま、総合防災訓練の状況について、ことしの分は担当のほうからお話をさせていただきました。私が今回町長に立起したときの考え方としては、町がきちんと防災訓練はやるべきだというふうに思っておりますので、私の思いとしては、担当も今触れましたけれども、継続してしっかりやっていきたいというふうに考えております。これも先ほどの全道全域の停電のとき、ブラックアウトのときに、本当にこれが冬だったらどうしようというのは、当時担当としても非常に悩みました。そういうことを考えれば、これはやはり冬場の対応についてもしっかり今後やっていかなければいけないというふうに思っていたものの継続として、今回冬場にもやりたいということで、ただ、答弁書にも書いてありますけれど、本当に危険が伴うので、この辺がどこの人たちがというか、誰を対象にやるかということを考えれば、まず中心になる、指導できる人たちの取り組みを他の事例を見ながらしっかりやらなければ、逆に、大変な事故の発生を起こしてしまうということになりますので、その辺をしっかり今後皆さんと勉強をしながら、冬の訓練もするような検討もしていきたいというふうに思っております。
再質問 1番 戸澤義典
自衛隊に関することと、地域を安全、安心、災害に強いまちづくりについての町長の思いについてはよくわかりましたので、質問については、これで終わらせたいと思います。町長の今後の施策に期待をして終わりたいと思います。