みんなの議会

美幌町議会 平成30年第5回定例会 2018年6月20日

大きい項目3点について

2018年6月20日、美幌町議会の一般質問で、吉住博幸議員が「大きい項目3点について」質問し、町長 土谷耕治、教育長 平野浩司、経済部長 矢萩浩、民生部長 高崎利明、教育部長 田村圭一が答弁しました。

質問者
吉住博幸 議員
答弁者
町長 土谷耕治、教育長 平野浩司、経済部長 矢萩浩、民生部長 高崎利明、教育部長 田村圭一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 吉住博幸

一般質問をさせていただきます。大きい項目の一つ目として、公有財産の管理について。既存の公有施設の維持補修と解体撤去について。使用されていない公有施設はどれほどあるのか、その件数と面積をお示しください。また、今後の解体、撤去の考え方と費用をお示しください。二つ目、指定管理者(峠の湯)に運営してもらっている公共用建物の維持補修の考え方と予想される費用額をお示しください。三つ目、貸し付けしている(旧東保育所)施設の補修、修繕の考え方をお示しください。大きい項目の二つ目であります。屋内多目的運動場について。施設設備と安全管理体制について。一つ目、建築後の施設の安全管理体制について、他の室内運動施設の安全管理等も含めて考え方を示してください。二つ目、基本設計におけるエレベーターの必要性とその設置費用及び維持費をお示しください。また、他の設備や対応方法の検討経過をお示しください。大きい項目の三つ目です。ドッグランの造成について。せせらぎ公園内にドッグランを整備する考えはないか、お示しください。以上、大きい項目3点についてお聞きいたします。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

吉住議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。二つ目の屋内多目的運動場については、後ほど教育委員会から答弁をさせていただきたいと思います。初めに、公有財産の管理について。既存の公有施設の維持補修と解体撤去についてでありますが、1点目の使用されていない公有施設はどれほどあるのかでありますが、用途廃止をし、普通財産として管理している施設のうち、全く使用されていない施設につきましては、17棟で総床面積は約2,678平米となっております。今後の解体及び費用につきましては、現在、解体等に係る計画がありませんので、現在進めております役場庁舎改築にあわせ、新たに空き施設が発生することも予想されることから、早ければ平成31年度を目途に計画策定を進めてまいりたいと考えておりますので御理解をお願いいたしたいと思います。2点目の峠の湯の維持補修に関する御質問でありますが、施設の管理を指定管理者が行っている峠の湯びほろにおいては、1件10万円を超える修繕料は町が負担することを基本としており、施設の老朽化に伴い、維持補修的な修繕料は毎年約1,000万円に及んでいるため、今後においても、施設や設備の日常の点検をしっかりと行いながら予防保全に努め、長寿命化並びに修繕費用の軽減を図ってまいります。また、事業費が2億2,000万円から4億5,000万円とされる大規模改修については、現状では、直ちに着手しなければならない状況ではありませんが、大規模改修を含めた、峠の湯そのもののあり方について、平成33年度までの指定管理期間の早い段階で、方向づけをしてまいりたいと考えております。3点目の旧東保育所の補修・修繕に関する御質問でありますが、旧東保育所につきましては、平成17年12月にゼロ歳から2歳の乳幼児を中心とした保育事業を行う団体や民間保育事業者に貸し付けすることとして貸与希望を募り、応募のありましたNPO法人ひまわり保育園に敷地を含めて無償で貸し付けを行っているものであります。建物の維持補修につきましては、使用貸借契約に基づき、建物の状況及び今後のゼロ歳から2歳児の保育ニーズを含めて、ひまわり保育園と協議させていただきたいと考えておりますので御理解をお願いいたしたいと思います。次に、ドッグランの造成について。せせらぎ公園内にドッグランを造成する考えについてでありますが、せせらぎ公園は、河川法に基づき北海道から占用の許可を受けている公園であり、これまで多くの住民ボランティア団体や近隣自治会による清掃や植栽などの美化活動を通じて、住民の憩いの場として整備されてきたところであります。特に、青山北から美富まで魚無川の両側を南北に長く園路が整備されていることから、多くの町民の方々が散歩コースとしても利用されている公園であります。また、公園内には、大雨や洪水時に下流の水害を総体的に軽減することを目的とした遊水池が2カ所設置されているなど、防災、減災の観点からも重要な役割を担っている公園でもあります。御質問のせせらぎ公園内にドッグランを造成する考えについてでありますが、北海道との維持管理等に関する協定では、治水施設と一体的に管理する場合を除き、美幌町が良好な水辺空間の保全のため維持管理を行うこととなっており、現状では、一定の役割と制約が伴うせせらぎ公園内にドッグランを造成することは、整備場所と管理運営体制を含めて難しい状況にありますので、御理解をお願いいたしたいと思います。以上、御答弁させていただきました。よろしくお願いをいたしたいと思います。

答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)

吉住議員の御質問に答弁いたします。屋内多目的運動場について、御質問の施設の安全管理体制についてですが、現在、室内運動施設においては、スポーツセンター、トレーニングセンター、あさひ体育センター、B&G海洋センタープールなどがあり、利用者は一度必ず窓口に立ち寄り、施設職員や監視員による利用者への使用上の注意徹底を図るとともに、施設設備の日常点検の実施など、利用者の安全確保に努めています。曜日や時間によっては、施設の窓口職員が1名体制になる場合がありますが、団体利用により監督者、保護者が相互に利用の安全を確認しながら、利用していただいているところであります。屋内多目的運動場の整備後の管理体制につきましては、施設の利用形態に応じて、既存施設との一体管理を含め、管理員の配置や監視カメラの設置など安全管理を第一に、今後十分検討してまいりたいと考えております。次に、エレベーター設置の必要性についてですが、ユニバーサルデザインの観点から、公共施設においては幼児から高齢者、障がいの有無にかかわらず、誰もが安全に安心して利用が可能な施設の整備を進めることとしております。特に、高齢化社会が進展する中で、冬期間には安全で快適に歩いたり、体を動かせる環境が限られてしまうため、膝や腰に不安を抱えている方でも、年中利用できる2階のウォーキングスペースまでエレベーターで上がることができ、緊急時の救急搬送などにもエレベーターの使用が有効であることから、設置が望ましいと考えております。設置にかかる費用につきましては、概算で1,600万円程度で、維持管理に係る経費につきましては、契約の内容により異なりますが、保守管理で年間26万円程度と試算しております。エレベーター以外の他の設備や方法の検討についてですが、スロープや車椅子昇降機などを検討いたしましたが、昇降機を階段横に設置することで、階段幅のスペースが拡幅することや、車椅子に限定され、利用するには補助者も必要となります。また、スロープにあっては、新たにスロープ設置に必要な面積と長い距離が必要であることから、費用、面積、利便性などを総合的に判断し、設計の段階でエレベーターを選択したところであります。今後、具体的な実施設計の中で、設備、費用も含め、安全性、利便性、経済性に配慮した施設の整備を十分検討してまいりたいと存じますので、御理解を賜りますようお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願い申し上げます。

再質問 10番 吉住博幸

再質問を1項目めからさせていただきます。29年3月付けのこういう計画書を議会のほうにもいただいているところであります。この計画書は、美幌町公共施設等総合管理計画という簿冊ですけれども、その中の10ページ、中期的な経費の見込みということで書いている内容を、改めて私の口から読み上げたいと存じます。その中の表で、2017年から2026年までの間、10年間に137億5,917万3,000円。気の遠い話ですけども、2027年から2036年には、10年間で102億6,967万4,000円と、この内容を見ていった場合に、もちろん耐用年数のきたものを再更新する条件が付されています。中には解体撤去も費用に含めた、それで、まとめの言葉として、このほかにインフラ整備等も含めたら、年間平均で47億円かかるという簿冊をいただいています。年間47億円です。そこで、実は、まち場の空き家対策ということで、新しい組織をつくって検討していかなくてはいけないということがある中で、公共施設においても、まだ、対応をしきれていないものが存在するのだろうなと思っているところであります。そういう中で、この書かれている内容で、いま一度具体的に申し上げますと、2017年(平成29年)から2026年(平成38年)学校教育系施設で5億7,304万2,000円。10年間でです。そこで、これは教育関係者の、今は一般財産になっているかもしれませんが、例えば、旧報徳小学校、田中小学校、福住小学校にも、今は一般財産ですからそう呼ばないと思うのですけども、教職員住宅等とか、誰が見ても人が住んでいない、あえて言えば、物置程度には利用しているかもしれませんが、閉校してからしばらくたっていると思うのです。そこで、速やかに、その対応という意味では、この計画は29年から始まっているわけですから、まち場の空き家対策ということで、真剣に取り組むことも大事なことですけれども、公共施設内においても、あえて言えば、更新時期は当然過ぎて、判断の中では利用度のほとんどないものに対して、速やかな方針を打ち出すべきではないかと思っているところであります。そういう意味では、29年から始まっているこの計画でありますが、部内を含めて、どういうことを、答弁書は31年度まで、年度という言葉は恐ろしいです。年度という言葉を使えば、細かく言えば31年4月1日から32年3月31日までを31年度と言うと思うのです。もう少しスピードを上げて対応、対処を考えていただけないものか。この簿冊は、人口が減るという推計のもとで出だしが書かれています。人口が減るということをさらに予測すれば、美幌町の税収も減っていく、今、体力のあるうちに対応をとれるものであれば、判断を下して、速やかな処置をすべきだと思っているところですが、町長いかがでしょうか。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

1回目の答弁でもさせていただきましたけれども、役場庁舎に合わせて、新たに空き施設が発生することも予想されるということで、早ければですけれども、31年度を目途に計画策定を進めてまいりたいという考えでございますので、御理解をいただきたいとそのように思っております。

再質問 10番 吉住博幸

この計画書は29年3月、あえて言えば、1年と約3カ月もたっているのです。あえて今、町長に再度答弁いただきましたけれども、もう少しスピード感があってよろしいのではないのですか。これはもう一回言いますよ。29年3月にお示ししていただいているのです。きょうまでの時間を見たら、約1年3カ月、もったいない時間を過ごされていませんか。そこだけ言って、とりあえずは、大きい項目の中の一つということで、二つ目、次に移らせていただきます。峠の湯、指定管理者で33年度までです。これも、相手があることですから、言葉は間違いではないと思うのですが、気持ちとして受けとめてください。言葉というのはすっと抜けていくもので。33年度は、ちょうど指定管理者が終わるときです。でも、意欲があって、設備投資も、それは指定管理者がですが、ということも考えてあげたら、少なからず2年前とか、美幌町として公共施設を運営してもらっているわけですから、判断の時期を、それから毎年1,000万円の修理代がかかっていると思いますが、その判断の中では、町民によっては、やめるのであればその修理代も余りかけない方がいいのではないかという意見の町民の方も多くいらっしゃいますが、私も、民間においては、会社運営の一端を担っている身でありますけども、そういう意味では、最後の最後まで経営はしていかなくてはいけないと思っているところですけども、そういう意味で、この1,000万円も含めて、少なからず答弁いただいたものに対しての考え方を改めてお聞かせ願いたいと思います。

答弁 経済部長 矢萩浩(経済部長は2019年6月まで)

ただいまのお尋ねでございますが、まず一つ目の、平成33年度まで指定管理期間があるけれども、早くても2年前までに判断の基準、時期を示してはどうかということでございますが、議員おっしゃるように、こちらにつきましては、ことしから33年度までの4年間の指定管理期間でありますが、当然、全うする前でなく、早い段階で判断をしていきたい、そのように考えているところでございます。また、このことに伴って、修繕料、年間約1,000万円程度、維持補修に要する費用がかかっておりますが、これらを含めた中で検討していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。

再質問 10番 吉住博幸

経営において、私の思っている話をさせていただきたいのですけども、私はこう思うのです。商い、例えば、閉店するという位置づけ、期間が想定されても、私は、その日が来るまで電気をつけ、利用に耐え得る対応をとっていかなくてはいけないと思っているところで、もう1カ月後にやめるから品物も用意しない、電球が切れても明かり一つ、オーバーに言うと一つ一つ消えていっても構わないというのは、私は利用者に対して失礼なことだと思っているもので、そういう意味では、いま一度、経済部長、そこら辺の考え方をお教え願いたいと存じますが、いかがでしょうか。

答弁 経済部長 矢萩浩(経済部長は2019年6月まで)

ただいまのお尋ねでございますが、確かに施設は非常に老朽化していることから、突発的に急を要する修繕箇所が増加している状況にあります。例えば、冬期間に暖房器具が故障した場合、当然そのままでは利用できる状況ではなく、場合によっては施設の営業休止に及ぶこともあります。こういった場合には、利用者ニーズにこたえることができなくなることはおろか、休業補償につながり、結果的に大きな費用負担につながるというようなことがあります。この対策としましては、議会の皆様の御理解をいただき、急を要する修繕料として、常時一定額の予算措置をさせていただいて、利用者に大きく不便をかけることなく、利用をいただけるよう、万全の対策をとらせていただくよう努めさせていただいているところでございます。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

今、閉店という言葉が出ましたけども、決して我々は、峠の湯そのもののあり方について検討する中で、やめてしまうとか、そういうことを基本的に考えているわけではございませんので、その点については御理解をいただきたいと、そのように思っております。

再質問 10番 吉住博幸

町長。私は勘違いをしているつもりもありません。継続するなら継続するという判断を含めて、しっかり言ってあげることが肝要ではないかという思いでいますので、その点も、逆に御理解いただきたいと存じます。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

今、指定管理がスタートしたばかりで、やめるとかやめないという話ではなくて、我々としては、やはり継続的にやっていただきたいという思いが強いので、そういった意味で、やはりやめるとか、それを、今指定管理をしたばかりの人に、そういうことを言い得るということではないと私は思っております。

再質問 10番 吉住博幸

総務常任委員会で各部署から説明をしたいということも含めて、町長の言葉はそのとおりだと、今改めてこの場でお聞きしましたが、部局を通して、それも視野に入れてという言葉は使われているものだと思っています。私も、ただここは議論ということではなくて、むしろそういうことの絡みがあるのなら、継続するも、できないことも、早い段階のほうがよろしいのではないかという持論を展開させていただいているところです。私自身があえて、やめてしまえと言うつもりは今の段階では思っていませんし、そこの点、お互いにきちんとした理由づけをして、組み立てをしてやっていったほうがよろしいのではないかという思いでいます。次に、旧東保育所のことについてお聞かせ願いたいと思いますが、実は、今質問している時期は6月定例会の私の一般質問の時間であります。3月だったと思いますが、床が抜けそうだ、今の使用にというのは、あそこは、実は答弁書にもありますが、ひまわり保育園という子供さんを預かっている場所であります。その中で、とりあえず危険性はどの程度なのかということで、3月のときに最低限現場確認をしますという御答弁もなかったものですから、気になっていたところであります。どういう観点で危険なのか、危険度を少なくとも3月の時点で、確認しておくべきだろうという思いでいました。それで具体的に、今回私なりに、一般質問をするに当たって、公の施設ではなくて、民間のこともリサーチさせていただきました。家賃というのでしょうか。たとえ0円であっても、貸すに当たって最低限の利用に耐え得る提供をするのは貸し主の責任もあるよというのが、民間の貸家業の今までの法的争いも含めて、責任を言われているところらしいです。そういう意味では、まず、この部分に関して1点目、3月以降、現場において、安全確認ということをもとにして現場に行かれた経緯があるのか、お聞かせ願いたいと存じます。

答弁 民生部長 高崎利明(民生部長は2019年6月まで)

ただいまの現場の確認ということでございますけれども、3月以降、今月に一応現地の方を確認させていただいております。

再質問 10番 吉住博幸

確認したというのは、今答弁で確認させていただきました。では、使用に耐え得る建物の状況という意味で、程度はどのように判断しているところでしょうか。

答弁 民生部長 高崎利明(民生部長は2019年6月まで)

目視で確認はさせていただいておりますが、応急に補修をするという必要性、箇所はありませんでしたけれども、老朽化している施設でありますので、そういう部分については、今後、貸し付けしているひまわり保育園と協議をしながら進めたいというふうに考えております。

再質問 10番 吉住博幸

建物を借りるとき、いろんな契約行為というのでしょうか、貸す借りるということであると思いますが、美幌町子ども・子育て支援事業計画、19ページ、これも民生部児童支援グループが編集し発行したものであります。もう一度言います。美幌町子ども・子育て支援事業計画。27年度から平成31年度、今平成30年度でありますが、この19ページを見ますと、3号認定(0歳児、認可外保育施設・認定こども園・地域型保育)ということで、平成30年度の確保の方策ということで、必要利用定員総数10名中、認可外保育施設10名ということをうたわれているところであります。そしてまた、3号認定(1・2歳児、保育所・認定子ども園・特例保育)ということで、必要利用定員総数、平成30年度80人、80人中確保の内容ということで、認可外保育施設38名です。行政のほうも視野に入れて、この支援策を計画しているところであります。そういう意味では、美幌町の政策、施策の中で、子育て支援という範疇からいっても、重要な事業を展開している場所だと私は認識がありますので、そこら辺も加味して答弁書にも書いてありますが、十分、書いている方々と相談の上、対応を望むものでありますが、対応すると書いてありますから、そのとおりなのですけど、再確認をしておきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 民生部長 高崎利明(民生部長は2019年6月まで)

ただいまお話がありましたとおり、町が実施していない低年齢児保育事業のために無償で貸し付けしている施設でございますので、この分につきましては、施設の老朽化もありますが、その内容等を踏まえまして、ひまわり保育園と協議をして対応してまいりたいと考えておりますので、御理解願いたいと思います。

再質問 10番 吉住博幸

議会には、総務常任委員会がございます。そういう意味で、子育て支援というのは重要な要素であり、あえて言えば、提言も含めてさせていただいているところでありますので、今の部長の答弁のように、しっかりと打ち合わせのもとで対応をとっていただきたい。次に、大きい項目の二つ目です。教育長から答弁がございましたが、実は、今回質問させてもらった発端を申し述べたいと思います。基本計画ができ上がって、所管の委員会においても説明がありました。ただ、今回、予算という意味では、本設計の部分はまだ出ているところではありませんが、この基本設計をつくるに当たって、議論を深めるために見ていただく、議論展開の上で見ていただくものがなかったら会話は成り立ちません。議論展開もなかなか難しいということで、基本設計を議会がお認めしたところでありますし、現に基本設計という形でこういう内容ですよという、先ほど言った説明は受けました。ただ、そのあとの議論はいつしたらいいのかという意味で、私個人はお待ちしていましたが、議論の場がないような思いがありましたので、私の持ち得る権利という意味で、きょう、一般質問ということで、一例として、具体的にお聞かせ願いたいと思うところであります。これが発端です。それで、基本設計の前からこの施設には、施設内に人は配置しないということを述べられた上で基本設計が始まっていますが、内容によって、利用者の角度から見たときに、本当にいなくていいのかと疑問にも思うところであります。答弁の中では、言葉的には監視体制とか、いろんな文明の機器を使って対応をとっていくと言っています。だから、私は今回、他の運動施設はどうやって管理しているのですかということも含めて、お聞かせ願いたいのですが、本当に、まだ本設計もしていない中でありますが、その方針は永遠に変わらないのですか。そこをまず確認させてください。

答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)

屋内多目的運動場の管理体制の御質問でございますが、答弁書のほうでも答弁させていただいておりますが、管理員の配置ですとか、監視カメラの設置など、安全管理を第一に考えまして、今後、実施設計を進める中で検討してまいりたいというふうに考えているところでございますので、御理解をお願いいたします。

再質問 10番 吉住博幸

基本設計をする前から置かないということを私は強く求めているわけではないです。当初、基本設計を認めてもらうときに当たっての方針と違うのではないですか。僕は今、誤解されると困りますけど、置くなと言っているのではないのです。今、部長の答弁をお聞きしますと、実施設計の中で管理員の配置、監視カメラとも書いてありますが、検討していくということで、私は、当然、監視員の配置というお言葉が答弁書で抜けているものだと思っているのです。言葉だけ捉えて申しわけないですが、基本的には置かないということから始まったことです。でも、だから私は、それを強く望むのではなくて、やってみないとわからないということだったら、今、本設計をなさる前に、しっかり方針を議会と確認して本設計に向かわれたらいかがでしょうか。というのは、設計なさるにしても、まず、どういう方針かということを知らなかったら、書きようがないと思うのです。まず一つ、これはいろんな施設の設計においても同じことを言っているつもりでありますし、急に降って湧いたような言葉を言っているつもりも私自身はありません。だから、出だしこの質問をするときに、基本設計の説明は受けましたけど、議論をさせてくれないのですか、という思いに駆られているということは念頭に置いてください。そこで、それはそれとして、今度、ユニバーサルデザインということで、エレベーターの配置、私なりに調べさせていただきました。ユニバーサルを決して否定するものではありませんが、国の法令、道の条例出させていただきました。この基本設計のまだこの段階でありますけども、床面積が2,000平米を超えていません。まず一つ、これは確認しておきたいと思います。特別特定建築物について議論していまいりたいと思いますけれども、今言った、2,000平米以上には、努力しなさいよ、いやいや努力以上に義務だよという約束事が書かれています。多くは、2,000平米を超えるものに対しての対応の仕方という意味では、先ほど言った、努力しなさいよという基準と、義務化されているものがある中で、今答弁でスロープが急になるというようなニュアンスの答弁がありましたが、そしたら、この基準をどの数字を使って、急になるというふうにうたわれているのでしょうか。どの基準を指して、まず、2,000平米という認識があるのか、そして基準をお教え願いたいと存じます。

答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)

エレベーターの設置のことであります。今、議員は、ある意味でいけば、バリアフリー法というか、設置するための基準等をお話していただいております。私どもとしては、まずそれ以上に基本的なことを、町長と確認をさせていただいております。それはなぜかというと、基本は、これからの公共施設をつくっていく場合に、やはり高齢者とか障がい者など、などと言うとまたどういう幅だと言われるのですけども、例えば、乳幼児とか、このごろは外国の方もふえてきています。そういう方に、やはりきちんと配慮をした施設をつくるべきということを基本とすべきだという話で進めてきております。ですから、本来ならば、例えば、2,000平米という認識はあります。2,000平米を超えれば設置しなければいけない。これは、法的な必置だから当然の話です。それ以前として、これから施設をつくる場合には、要は、全ての人に使いやすい施設ということを考えれば、私はこの中で、構造的に2階があるという場合においては、エレベーターを設置することが望ましいという一つの判断を皆さんとしました。皆さんということは、この協議をしてくる中においては、かかわっていただいた委員の人たちと確認をして、そういう考えをしました。ですから、エレベーターは何でという話になったとき、今回の御質問でありますけど、他のいろいろなもの、言うならば昇降機とか、それからスロープという話はありました。その中で、やはりこれが1番ベストだろうという一つの整理でありますので、その辺で法律がどうかという考えではなくて、基本的にこれからの公共施設をつくる場合は、何が根本だということを理解をいただきたいということで、御理解をよろしくお願いいたします。(「勾配の基準を聞いたつもりだけど、何か承知していますか」と言う者あり)

答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)

それぞれ昇降機をつけたり、スロープをつけたりする場合についても、調べさせていただいて、一定の効果の考え方を示されております。ですから、当然、スロープをつけるのであれば、バリアフリー法でいう勾配を12分の1にしなさいとか、それから道の部分においては、例えば、途中でスロープにした場合は、平たんな部分をこれだけつくりなさいという規定はないのですけれど、基本的には規制がきちんとあるということは、当然、全部理解しているつもりでございます。

再質問 10番 吉住博幸

世の中にはやはり手順が必要だと思うのです。今言った、特別特定建築物においては、各自治体の条例を定めて、もっともっと基準を規定していいよとまでうたわれているのです。そういう意味だったら、今、教育長というお立場でお答えになりましたけど、美幌町には、今回の多目的運動場ばかりではなくて、いろんな施設がうたわれています。体育館だとか、庁舎だとか、消防庁舎とか、福祉施設とか、該当する施設名がたくさんうたわれているのです。それならいっそのこと、手順を踏まれたらよかったと意見を申し上げておきます。ただ、私は、最初にお聞きした、管理人という言い方がいいか、もし、そういう方がいらっしゃるなら、お手伝いをすることによって対応できるのではないかという思いもあるのです。置かないと最初に言った話として、再確認できたら私も理解できるところなのです。それから、諸状況を申しあげます。あの多目的運動場ができる場所は、目の前に、スポーツセンターという全面床張り体育館があります。今回、美幌町屋内多目的運動場建設基本計画業務委託、基本設計説明書、説明を受けたうちの書類ですから、あえてこの名前を出させていただきますけど、案ということで見させていただいております。目の前に全面床張りの場所もありながら、そして受付も、多目的を利用する人は、一旦スポーツセンターの横で受け付けをしなさいと考えているのです。皆さんの説明の中では。今回つくるのは、高さからいったら4メートル上、雑駁な言い方ですが、幅もないところで、そして、横を見たら吹き抜けというのでしょうか、幅もそれほど広くなくて、偏ったらもしかしたら落下する、それの防止策も考えられるのでしょうけども、目の前が4メートル下も見える、見えるというよりも幅のないところで運動して、ちょっと間違ったら、それの対応をとると言えば言葉的にはわかるのですが、そういう危険性の中で御利用いただくというのは適当なのか。それからもう1点、もし、車椅子等で2階にあるのはボルダリングウォールでその運動施設は、両手と両足を使って登る施設であります。あえて言うならば、あとの2階の部分は、機能としては壁際に出ている周囲しかないのです。それであれば、安全も考えたら、目の前にスポーツセンター、全面が使えるものが目の前にあって、わざわざ2階の幅のない吹き抜けのところで運動してもらうのが、それはあえて言えば、障がい者を否定しているのではなくて、安全を保つという趣旨からいってそういう思いもあります。また、ランニングコースですけども、まっ平らだからいいというものではないと思うのです。わざわざ運動選手は心肺機能を高めるために、アップダウンで練習しているらしいです。まっ平らなのがランニングコースかといったらそうでもないということも、運動選手たちの思いであります。そういうことを含めて、本設計の入る前に、いま一度、議会としっかり打ち合わせする必要があるのではないかと思っているところであります。時間がありませんので一方的に、お話させてもらいますが、人も配置するとなればまたいろんな考え方ができるのです。そこで、まだ、多目的運動場が着手もなされていない中ですけども、既存のスポーツセンターで、過去を含めて利用された人数なり、回数なり、掌握しているものがあれば、ただ、私が聞いている数字というのは、特別にある団体の大会だということで、当番で美幌で実施したというのは抜いて、日々どれだけの利用度がスポーツセンターで、バリアフリーという観点から言えば、体育館全面床張りのところでさえ、どんな利用度があるのか、承知しているものがあればお示ししていただきたいと存じます。

答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)

利用度については、今担当のほうからお話をさせていただきますが、その前段で、私のほうからも少しお話をさせていただきたいというふうに思います。最初に、人を配置しないという意味は、絶対に置かないということよりも、やはり維持管理費を軽減する方法は何かないだろうかという話の中で、いろいろなことを考えた中で、使うのは自由に出入りして使う施設とは違って、答弁書にも書いておりますけども、ある程度、団体との関係の中で使っていただく施設だということで、近くにトレーニングセンター、スポーツセンターがあるということで、一体管理の中できちんと対応できないかという意味で、人を配置しないでやりたいという考えを話させていただきました。そして、車椅子とかいろいろ利用される場合は、それは当然、人がいなければ大変だと思います。ですから、管理人が、それも全部対応ではなくて、言うならば、お金のかからない方法でいろんなことができるということを、今いろいろな形で議会のほうからも意見いただきました。安全性は大丈夫かと。ですから、今議員からもそういう意見をいただいた中で、答弁書に書いたとおり、ただ、これしかないよということではなくて、いろいろなことを今後協議していきたいというふうにお話をしたいと思います。基本的には、やはり維持管理にかかる費用を軽減して、皆さんの負担を少なくしたいという思いでありますので、それを、御理解いただきたいというふうに思います。具体的な利用状況は担当からお話しさせていただきます。

答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)

スポーツセンター、トレーニングセンターの障がい者の方の利用の状況でございますが、スポーツセンターにつきましては平成5年度に障がい者用スロープ、それから自動ドアを設置しております。それとあわせまして、多目的トイレの改修工事を行いまして、車椅子の方、それから障がい者の方も利用できるようにしているところでございます。スポーツセンターのアリーナの観覧席、それからトレーニングセンターの2階については、そのような方が利用できるような設備となっておりませんので、そういった車椅子の方ですとか、障がい者の利用は多くはない状況であります。具体的な数字については、確認をしておりませんので申し上げられませんが、状況としては多くない状況でございます。あと、トレーニングセンターでございますが、車椅子マラソンの久保恒造選手が、年に数十回程度トレーニングルームの1階でウエイトトレーニングで利用をされているということでございます。

出典:美幌町議会 平成30年第5回定例会 2018年6月20日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる