美幌町議会 平成29年第5回定例会 2017年9月19日
高齢者カフェの必要性とボランティア人材の確保策の2点について
2017年9月19日、美幌町議会の一般質問で、上杉晃央議員が「高齢者カフェの必要性とボランティア人材の確保策の2点について」質問し、町長 土谷耕治、総務部長 広島学、民生部長 髙崎利明、副町長 平井雄二が答弁しました。
- 質問者
- 上杉晃央 議員
- 答弁者
- 町長 土谷耕治、総務部長 広島学、民生部長 髙崎利明、副町長 平井雄二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 上杉晃央
それでは、私からは、新庁舎建設の推進方策、高齢者カフェの必要性とボランティア人材の確保策の2点について、順次お尋ねいたしたいと思います。町民参加による基本計画策定についてでございます。平成29年8月25日の議会全員協議会において、新庁舎建設方針(案)が示され、第5回定例会行政報告において、新庁舎の必要性と今後の進め方や事業スケジュールが示されました。役場庁舎は町民にとって重要な公共施設であり、町民は意見、要望を持ち、関心も高く、大きな期待を持っていると思います。約60年ぶりの新庁舎建設のため、基本計画策定段階からさまざまな手法で町民の意見を取り入れると述べておりますが、今後、開かれた計画策定のため、具体的にどのような手法を考えられているのかお尋ねいたします。また、概算総事業費30億円とした場合、償還ピーク時の実質公債費比率はどのように推移するのかお答えください。2点目でございます。複合的庁舎整備への対応についてであります。新庁舎建設に当たり、今後10年間で建設を予定している各施設との複合化は大変厳しい状況にありますが、町民の利便性を向上するために必要な施設との複合化について検討すると示されています。今後予定の公共施設で、大きなものは図書館でありますが、将来の財政負担や町民の皆さんが、庁舎単独建設あるいは庁舎と図書館の複合化を望むのか熟慮し、二つの素案を示して検討すべきと考えますが、いかがでしょうか。2点目、高齢者カフェの必要性とボランティア人材の確保策についてであります。一つは、高齢者や認知症予備軍の居場所、いわゆる、私は仮称で高齢者カフェと言っておりますが、本町の高齢化率は平成29年3月末で33.7%となり、毎年約1%程度、高齢者人口がふえています。高齢者が安心して暮らすことのできるまちづくりのために、自治会を主に「よりあいデイサービス」が取り組まれておりますが、新規開設がほとんどなく低迷をしております。しゃきっとプラザに開設された「ひだまり」は、町内どこからも参加ができますが、希望者が多く、これ以上の受け入れは難しい状況にあります。ひとり暮らしの高齢者世帯が増加し、ひきこもりや認知症入り口、いわゆる予備軍にいる高齢者が増加し、新たな高齢者や認知症予備軍の方が自由に出入りできる居場所、高齢者カフェづくりが必要と考えますが、町としてその必要性についてお尋ねいたします。次に、2点目の不足するボランティア人材を確保するためにボランティアポイント制度の導入についてであります。平成29年3月の一般質問におきまして、美幌町のボランティア人材の現状と5年後を見通したときの危機的状況に関して、残念ながら町長とは危機感を共有できませんでした。地域における高齢者の居場所(高齢者サロン)づくりや町の事業で必要としている託児支援、国保病院再来機受付支援などでもボランティア人材が少ない状況をどのように認識され、今後町として円滑な事業推進のため、どのようにボランティア人材確保策を検討されているのかお尋ねします。また、再三提案しておりますボランティアポイント制度の検討状況についてもお尋ねします。以上でございます。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
上杉議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。新庁舎建設の推進方策、町民参加による基本計画策定についてでありますが、新庁舎の建設に当たっては、財源確保の観点から、スピード感を持って取り組んでまいりますが、数十年に一度の大型事業となりますので、限られた時間の中にあっても、丁寧な説明と御意見をお聞きする場面を十分に確保する必要があると考えております。このため、今年度中に策定する基本構想を初め、その後の基本設計の策定に際しましても、広く町民が参加する機会を設けることで、町民の皆様とともに事業の推進に努めてまいります。具体的には、その時々において町民説明会を開催するほか、パブリックコメントを通じまして町民の意思を基本構想及び基本設計に反映するとともに、昨年度に策定した美幌町公共施設等総合管理計画において、今後の公共施設のあり方を御審議いただきました美幌町行政改革推進委員会を町民会議と位置づけた上で、新庁舎建設に向けて多角的な角度、幅広い視点から御意見をいただきたいと思っております。総事業費を30億円とした場合の財政見通しにつきましては、今後10年間で予定する公共施設の整備事業費を設定の上、将来の財政収支を試算したところ、起債償還額は10億円前後で推移する見通しとなり、そのピークは平成40年度の12億5,000万円、実質公債費比率は約10%と見込んでおります。平成28年度の起債償還額は11億2,000万円、実質公債費比率は8.9%でありますので、町財政が急激に悪化するような状況にはないものと受けとめておりますが、年内をめどに第2次美幌町財政運営計画を見直すなど、将来を見据えた行政運営と健全財政の維持に努めてまいりたいと存じます。次に、複合的庁舎整備への対応についてでありますが、新庁舎建設基本方針では、今後10年間で建設を予定している各施設との複合化は大変厳しい状況にあるとの考え方を明示しているところであります。御質問の図書館との複合化につきましては、利便性の観点から、1階に書架を設置することが望ましいこと、財政負担を軽減するには新庁舎建設の早期事業化が求められること、建築制限や駐車場確保を踏まえた施設整備が必要なことから、現庁舎敷地内で図書館との複合化を図ることは大変厳しい状況にありますが、今年度中に策定する基本構想において、その可能性を検討してまいります。新庁舎は行政機能の拠点であり、市街地中心部に位置する町民共有の財産となります。多くの町民が気軽に集い、笑顔あふれる空間となるように、町民の皆様とともに新庁舎の建設に向けた作業を進めてまいりたいと存じますので、御理解をいただきますようよろしくお願いを申し上げたいと思います。次に、高齢者カフェの必要性とボランティア人材の確保策についてであります。高齢者や認知症予備軍の居場所についてでありますが、我が国は平成19年に超高齢社会に突入し、世界に例を見ない速度で高齢化率が進行しております。本町における高齢化率は先月末で33.8%、75歳以上の後期高齢者率については17.8%と年々増加しておりますが、元気な高齢者が地域でさまざまな生きがい活動に取り組まれております。町内には、主に自治会を中心としたサロンや各地域の老人クラブのほか、NPO法人絆-びほろなどが高齢者の生きがい活動に取り組まれております。こうした中、本年6月には、町民有志による「びほろじ~・ば~サークル輝」の設立を皮切りに、商店街の空き店舗を活用した、合同会社びほろ宅配・便利サービスプロジェクトが運営する「ふらっとホーム『さらら』」や協同組合美幌町大通北1丁目商店街が多目的スペースとして提供する「きたい★ち」が次々とオープンするなど、地域や世代を超えた交流の場として注目されているところであります。御質問の、高齢者や認知症予備軍の居場所づくりの必要性についてでありますが、現在、町では関係者に参画をいただき、美幌町生活支援・介護予防体制整備推進協議体を組織し、高齢者活動に関する実態把握や課題整理のほか、地域資源の掘り起こし作業などの情報共有を図るため、毎月会議が開催されております。協議体におきましても、高齢者が年々ふえ続ける状況を展望したとき、「きょういく」「きょうよう」という高齢者の居場所づくりの必要性を強く感じているところであります。このため、協議体では、高齢者の居場所づくりの拠点施設が町内に点在していることが望ましいと考え、その実現に向けさまざまな視点で調査や研究が進められております。なお、居場所づくりの整備には施設と支援者が不可欠であるため、容易に整備できるものではありませんが、美幌町に住んでいてよかったと実感していただけるよう、高齢者の多様な交流の場の形成のため、引き続き、関係機関・団体と連携協力した中で、美幌町にふさわしい姿を構築してまいりたいと考えております。不足するボランティア人材を確保するためにボランティアポイント制度の導入についてでありますが、町におけるボランティア人材の確保は、平成10年4月に地域住民のボランティア活動拠点として、社会福祉協議会にボランティアセンターを設置し、今日まで活動団体の財政支援や人材確保に努めてきております。ボランティア人材の現状につきましては、本年3月の第1回町議会定例会で答弁のとおり、実人員が約760人、平均年齢は68.5歳という結果であり、この数字が他市町村と比べ、実人員は少ないのか、平均年齢が高いのかは判断できませんが、平均年齢が年々高くなることは認識しているところであります。こうした中、民生部や教育委員会から事業支援に係るボランティア要請を行っておりますが、人の確保の調整が大変であることをボランティアセンターから確認しているところであります。御質問の、今後、円滑な事業推進のため、どのようにボランティア人材確保策を検討されているかでありますが、これまでボランティア意識を醸成するため、ボランティアコーディネーターの養成について検討を進めております。この取り組みは、子供たち対象のボランティアスクールに類似した、次世代のボランティア活動者を育成するものであります。また、これまで提案のあったボランティアポイント制度の検討状況については、隣接の津別町社会福祉協議会の取り組み状況を確認しております。津別町は、以前よりボランティア活動者が少ないことを課題に上げており、ポイント制度を導入することで住民同士の助け合いと支え合いが醸成することを目的の一つとしており、従来からボランティア団体が数多く活動している本町とは事情が異なっております。厚生労働省において、ボランティアは自発的な意思に基づき、他人や社会に貢献する行為であり、活動の性格は、自主性、社会性、無償性としております。ボランティアは、押しつけでは長続きしないとも言われているように、あくまでもみずからの意思によって取り組むことが長続きの秘訣であると思っているところであります。このため、本町では、ボランティア活動により対価が生じるポイント制度は、現在のところ検討は行っておりませんが、引き続き、調査、研究してまいりたいと考えております。本町は、従来よりボランティア意識が高く、活動者が多い地域と言われておりますが、確実に高齢化が進んでいる実態に変わりはありません。今後においては、町広報紙などにより、広くボランティア団体を紹介するなど、活動内容が人伝いに周知、認識され、一人でも多くの人材確保に結びつくよう、これからもボランティア活動の中核を担うボランティアセンターと協働し、人材確保に努めてまいります。以上、答弁をさせていただきました。よろしくお願いをいたしたいと思います。
再質問 4番 上杉晃央
庁舎の問題のほうから再質問させていただきます。ただいまの答弁で、限られた時間の中にあっても丁寧な説明と御意見をお聞きする場面を十分に確保する必要があると述べられました。具体的には、時々における町民説明会の開催、パブリックコメント、意見公募により町民の意思を基本構想及び基本設計に反映したい、また、行政改革推進委員のメンバーを町民会議に位置づける考え方が示されました。数十年に一度の大型事業であることはもちろん、役場庁舎は町民にとってシンボルとなる中核施設であります。したがって、町民の声を丁寧に十分聴取するためには、町民会議の委員に公募枠を設定する、無作為抽出によるアンケート調査の実施など、多くの意見を集め、本当に町民が参加した計画づくりが必要と考えますが、町長の取り組みの基本的姿勢をお伺いいたします。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
基本的な考え方は1回目に答弁したとおりであります。それに沿って、時間がないという中でもしっかりと町民の皆さんの御意見等を伺って進めてまいりたいと、そのように思っております。
再質問 4番 上杉晃央
ただいま私が提案したことについて、きちんと丁寧にお答えください。具体的に私は公募制のことだとかを含め、アンケート調査のこともお尋ねしております。町長の基本的な考え方をお尋ねいたします。
答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)
今御質問のありました町民会議は、美幌町行政改革推進委員会でお願いをするという予定でおります。行政改革推進委員会の中には、公募枠で3名の委員がいらっしゃいますので、一般公募については、この3名の方というように考えております。この行政改革推進委員会につきましては、先に策定をいたしました美幌町公共施設等総合管理計画の策定についても、協議をいただいた委員会でございまして、この中で公共施設のあり方、あるいは必要性等について十分な協議をいただいたことから、今回、この委員会を通じて、協議をいただこうというものでございます。それから、アンケート調査についてでございますが、現在のところは予定をしておりませんけれども、これから本格的な協議がスタートしていくことになろうかと思いますので、その中で多くの町民の意見を聞く必要があるという形で、この協議団体等々含めて、行革の委員会の中でこういった手法を取り入れてやったらいいというようなことがございましたら、アンケート調査についても検討してまいりたいと考えております。
再質問 4番 上杉晃央
私の質問をもう少し丁寧に言えばよかったのですが、公募枠があるのは知っていました。今回、先ほど言ったように、住民にとったら重要な公共施設である役場を建てかえするときに、現在の行革委員会の中にいる公募枠だけでは、私は足りないのではないかと思っています。もっと広く町民の皆さんに、さらに庁舎問題についてやるのですと、これは行政改革をやっている委員の公募枠でいいのですけれども、それ以外に庁舎問題に関心のある方について、しっかりと意欲のある人を公募した中で、加えてやっていくべきではないかと思いますが、その辺はいかがでしょうか。
答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)
一般公募枠は現委員会において3名ということで御説明をさせていただいたところでございます。確かに、町民の行政サービスの拠点となる施設であり、また、防災の拠点となる施設でありますので、町民の多くの方々が興味を持って関心を持っている施設整備だと考えております。町民会議に参加をすることだけではなくて、先ほども言いましたけれども、10月1日号からは庁舎建設に当たっての広報連載のスタートを予定しておりますので、そういったものも含めて、さまざまな形で広く御意見をいただきたいと考えておりますし、パブリックコメント、あるいは町民説明会等々を通じて、多くの意見をお伺いしたい思っていますので、今のところ追加の一般公募枠を設けてということは考えておりません。
再質問 4番 上杉晃央
今のところそういう考え方がないということですけれども、私は庁舎というのは、やはりほかの公共施設と違って、住民の皆さんにとって先ほど言ったようなシンボル的な中核施設であると思います。そういった面では、私は2万人もいれば、意欲のある方がこの中にきっといらっしゃると思うのです。そういった面で、後ろ向きではなくて、先ほど言ったように丁寧な説明と意見を聞くということですから、それは一番の大事な町民会議の中に公募枠を入れていただくことや、あわせて、今部長がアンケート調査についても委員会などで検討したいということを話してくれましたので、やはり公共施設をつくるに当たって、従前と同じように議会に相談するとかそういうことだけではなくて、時間がない中ではありますけれども、スピード感を持って、しっかりそういった民意を反映することを、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。次に、町民会議の持ち方について伺いたいと思いますが、町民の声を生かして、町民が親しみやすく、使い勝手のよい、なおかつ喜ばれる新庁舎計画をつくるためには、新庁舎に求められるさまざまな機能について、町民のワークショップを設置すべきではないかと思います。ワークショップというのは、町民会議とは別に、実際に推進していくときにそういう方法を取り入れるべきではないかと思いますが、こういった町民ワークショップの導入などについては、どのような考え方をお持ちでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
今回の庁舎建設については、起債事業を使うということで、32年までという期限が限られているので、まずはここをおくらせるわけにいかないということでありますので、そうした中でスピード感を持ってやれるような方向を考えていきたいと思っているところでございます。
再質問 4番 上杉晃央
私も期限が付されているのでスピード感を持ってというのは同じですが、しかし、これだけ十分に町民の皆さんの声をお聞きするというのは、やはり会議でいろいろな情報提供をしてどうですかということよりも、町民目線で、行政の考え以外に役場機能にこういったものをという意見や要望を持った町民の方はいらっしゃると思のです。そういった意味では、私はワークショップというのがいいのではないかと思うのです。それは、町民ニーズやアイデアを掘り下げること、あるいは今話したように、行政が考える庁舎機能以外に気づかないことがあると思うのです。そういった面を考えていった場合に、重要な庁舎を建てる、ここに参画するということは、まちづくりをする場でもありますので、今後町民会議の中で皆さんの意見を伺うわけですけれども、ぜひ議会からもそういう提案があったことも含めて話していただきたいと思います。そして、限られた時間の中でやるとして考えられるのは、庁舎の建築だとか、あるいは役場などの公共施設の機能について、専門的な知識経験を持った方を町民会議のアドバイザー、そして今私の提案しているようなワークショップの調整役としても迎えて、有意義な基本計画を策定してほしいと考えますが、町長いかがでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
いずれにしろ、スピード感を持ってやらないといけないという判断のもと、どういう組織があって、どういう役割を担って、どういう検討をしていくかということも含めて、そのスピード感に間に合うような組織を考えていきたいと、そのように思っているところでございます。
再質問 4番 上杉晃央
本当に時間がないですけれども、やる気の問題だと思うのです。町民の会議の皆さんがどのような見解を持つのかわかりませんけれども、今私が提案していることも検討していただきたいと思います。そういった面で、ほかの公共施設よりは役場庁舎ということで、町民の皆さんは非常に重要な公共施設と考えられていると思いますので、今後の町民会議で、時間がないからということを言い訳にして、私の提案しているようなことなどが決して議論の対象にならないようなことのないように、ぜひ受けとめていただきたいと思います。次に、庁舎建設の借入金の償還のピークというのは、平成40年度で12億5,000万円、実質公債費比率が約10%程度ということですけれども、御存じのように、現計画の中には、屋内多目的運動場の新設、あるいはこの10年間の間に老朽化した公共施設の耐震改修など、当然借入金がふえる状況にあります。そこで、概算約30億円の新庁舎の事業費というのは、概算とは言っているのですが、これ以上膨らむ心配はないのでしょうか。概算事業費を精査して、結果的に減額になるのはいいのですが、これまで町の事業で、そういうケースというのは少なくて、多くの場合は、概算事業費より、いろいろ精査していって検討した結果、ふえたりするような、膨らむことが多かったと私も認識しております。新庁舎建設を含めて今後の美幌町の財政運営が心配ないということを町民の皆さんにも理解していただくために、ぜひ先ほどの答弁のように、見直し後の第2次の財政運営計画を12月中には議会に説明していただきたいのですが、そういうめどで捉えてよろしいでしょうか。
答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)
総事業費の30億円につきましては、庁舎の建築費で26億円、あとは解体費、外構整備費、これに実施設計等々を含めて30億円ということで予定をしております。最終事業費につきましては、基本設計をやってみないとちょっとわかりませんけれども、おおむね30億円ということで予定をしておりますので、この事業費を超えないような形での事業手法等々を考えていきたいと思っております。また、第2次財政運営計画の見直しの内容については、12月までには議会のほうにもお示しができると考えております。
再質問 4番 上杉晃央
次に、2点目の複合庁舎の整備の考え方でございますが、これは今後10年間の中で整備する一番大きなものが図書館ですので、私は例として挙げておりますが、その図書館を例にした複合化とする場合、利便性から1階に書架設置が望ましい、建築制限や駐車場確保などの課題が示されております。複合化は大変難しいけれども、その可能性を検討するというような答弁でありました。新庁舎問題が浮上した後、私も機会を捉えていろいろな方にこの問題の意見を聞いておりますが、当然のこと、複合化案に賛成の考え方もあれば、単独案という考え方もあります。ですから、私は再三言っているように、町民の考え方がどこにあるのかということは、私が議員の立場でいろいろな方に聞いてみても、やはりいろいろなのです。それを先ほどの繰り返しになりますが、町民会議なるものだけで議論したのでは、私はなかなか町民の民意ということはつかめないと思います。そういった面で言えば、町民アンケートとかそういったようなことの中に複合化のことも含めた部分をきちんと入れた中で、町民の皆さんとともに悔いのない庁舎建設を推進していくということで、私はこのことを問いただしておりますので、今後の検討になるのでしょうけれども、単独の場合と複合化した場合の二つの案の可能性を真摯に示して、町民に問いかけるべきだと思いますが、町長いかがでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
二つの案を示してどうだというようなお話でありましたけれども、先ほど来お話ししておりますように、町民会議であるとか、あるいはパブリックコメントにより、今までになく複層的、重層的にいろいろな町民の皆さんの御意見を聞くようなことを考え、取り進めようとしております。その中で逆に言うと、この二つだけしかないみたいなことで、固定化した観念でやるというよりは、先ほど来お話ししているように、フリーにいろいろな話、いろいろな発想をよりよく取り入れていくために、こういう二つだけ示すというよりは、そのほうが私はよろしいのではないかと、そのように思っているところでございます。
再質問 4番 上杉晃央
例として、一番大きなものでわかりやすいから図書館を出ましたけれども、ぜひ今後、他の公共施設で整備が必要なものについての複合化案を一つに限らず、そういった点で検討していただきたいと思います。ことし8月に、総務文教厚生常任委員会の視察で滝川市の庁舎2階に老朽化した図書館を移転した事例を調査してまいりました。美幌町はこれから基本計画を策定していきますので、今言うような図書館以外も含めて、美幌町にとって望ましい庁舎の機能というようなことを、ぜひ多くの町民の皆さんをしっかり巻き込んだ中で、その中から出たもののベターな案で検討をしていただきたいと思います。それで私は、庁舎問題になってからずっと悩んでいるのですけれども、新しい庁舎をどこに建てるのかということによって、しゃきっとプラザとどうつなぐのかということを考えていたのですが、そのほかに、当然、庭だとか緑地帯の問題、それから不足する駐車スペース、ほかの公共施設を持って来たら、役場以外の利用者も出てきますので、そういった面では、他の機能をプラスするということは足りなくなります。そうすると、役場のそばに民地であいているところがあります。そういった民地の駐車場確保だとか、あるいは今しゃきっとプラザに民生部が入っておりますけれども、新庁舎ができた後に民生部を移して本当のワンストップにしていくとか、そういういろいろな課題が、実は新庁舎には私はあると思うのです。そういった面で、多面的な検討が必要だということで、先ほど言ったようなことの手法を提案しております。最終的に、町民の皆さんにどのような形で新庁舎ができるのかということを、パブリックコメントで平面的な文書を出しても非常にわかりづらいですから、庁舎の敷地の中にどのように建物を配置して、町民のための庁舎をつくるかということで、模型を示すことが必要になると思います。もし、町民会議の中で複数案必要だということが出てきたら複数案を示した中で、そういったものに対して町民の皆さんに投票していただくとか、それぐらいのことを、時間がないということではなくて、時間がない中で最大限努力をして、私は庁舎建設をすべきでないかと思います。最後に、これから22世紀まで、今65年が耐用年数と言われていますから、消防庁舎のことで申し上げましたけれども、できれば100年ぐらい使えるような自信を持った庁舎整備を目指して、私はその時にはいませんけれども、将来、立派な施設を町民のために残してくれたと言われるような基本計画づくりを期待したいということで、先ほど最後に言った多面的な検討の部分について、最後に町長にお尋ねいたしたいと思います。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
場所については、やはりこの場所が私は一番いいのではないかと思っております。それはなぜかというと、他に求めるとコストもかかりますし、新たに時間の問題も含めて、やはり時間がかかるというようなことも出てくると思います。あと、しゃきっとプラザとの関連だとか、そういったものについて、基本構想の中でしっかりと検討してまいりたいと、そのように思っております。あと、22世紀、100年もつ庁舎というようなことも――もちろん今まで美幌にとって「びほーる」もつくりました。そして、今は町民会館もやっておりますけれども、びほーるにしても、あれだけの稼働率が誇れるというのも町民の皆さんに対して、本当に実質的に使い勝手のいいというようなところをやってきましたので、我々はこれからも自信を持って庁舎建設に向かって、いろいろな発想を豊かにして取り組んでまいりたいと思っています。御理解のほど、よろしくお願いをいたしたいと思います。
再質問 4番 上杉晃央
それでは次に、高齢者カフェの再質問に入りたいと思います。先ほどの答弁では、こうした方たちの居場所づくりの拠点施設が町内に点在していることが望ましいと考え、生活支援・介護予防体制整備推進協議体が毎月開催され、その実現に向けてさまざまな視点で調査や研究が進められると答えられております。具体的にどのような調査や研究がなされているのか、例えば先ほどの答弁では、隣の津別町のことも調べられておりますが、町内とか近隣市町村の類似のこういったサロンなどを視察されているのか、また、実際にその運営にかかわっている関係者との意見交換などをされているのか、お尋ねをいたしたいと思います。
答弁 民生部長 髙崎利明(民生部長は2019年6月まで)
ただいまの生活支援・介護予防体制整備推進協議体でございますけれども、昨年12月に設置されておりますが、その前に研究会という形で活動しておりまして、そのときにつきましては池田町等の先進地の事例調査を行っており、昨年設置されて、ことしから第1回目の活動をしているわけであります。その中においては、町内のさまざまなそういう団体、先ほども言いました老人クラブだとかサロン関係の実態調査も含めまして、各自自主的な活動団体も含めて町内にある地域資源を整理して実態調査をしております。現在、その利用調査につきましては、団体等ある程度掌握した上で、今度はどういう活動をしているかという部分を研究、調査をしているということであります。今後におきましては、地域に不足している資源の特定だとか、その地域資源をどのようにして事業費を介護の中に生かせるかだとか、そういう部分で今度は支援の提供という形に入りますが、今はまだ地域資源の開発という段階でございます。
再質問 4番 上杉晃央
昨年の12月に設置してから池田町の視察ほか、町内のいろいろな実情を調べたり、地域資源を調査したりしているということですから、今ここでいつまでにどうするのだというのはなかなか難しいかと思いますが、居場所として、私の仮称ですけれども高齢者カフェの必要性を認められております。そうすると、この協議体の中で今後いつごろまでにふさわしい計画をつくられるのか、その見通しをお聞かせいただきたいのです。なぜ聞くかというと、研究、検討ばかりして、後ほど私の質問に出てきますけれども、5年もたっているものもあります。そういったことでは、もう許されないのです。やはり、きちんと庁舎建設のように、32年と年限を付してそこに向かって全力でやっていかないとならないと思うのです。そういった意味では、本当にこういう施設を地域に点在させるということが、行政側で必要だという考え方をお持ちであれば、いつぐらいまでに、そういった結論を出すような取り組みを民生部としてされるのか、そういった考え方があればお聞かせください。
答弁 民生部長 髙崎利明(民生部長は2019年6月まで)
ただいまの具体的な見通しというか目的について、何年までにやるかという形は、今は協議体の中でもとっておりません。ただ、できるものから逐次進めていくという形にしておりますので、調査した段階で、そちらのほうの支援できるものという形でまとまれば、その都度実施していくという形で考えております。
再質問 4番 上杉晃央
スタートしたばかりですから、今はなかなか私の質問で求めるのは難しいのでしょうけれども、行政側として、そうしたら準備に時間がかかったら何年先になるのだという見通しが立たない中で、今おっしゃっているような、こういう高齢者の予備軍の人たちの居場所づくりというものは、それではいつになったらふえていくのかと私は率直に思うのです。いろいろな努力をして、地域にふやそうと思って、しゃきっとプラザの中でもモデル的にやってきましたけれども、それがなかなか地域に広がってこない。これは何かやはり理由があるのだと思うのですけれども、そういった面でなぜふえていかないのかということを、どのように行政側で分析されているのでしょうか。
答弁 民生部長 髙崎利明(民生部長は2019年6月まで)
具体的に、なぜふえていかないかという部分でございますけれども、人材もありますし、施設、財源いろいろな部分が複合的に影響していると思うのですが、具体的にこの部分での分析は出しておりません。
再質問 4番 上杉晃央
今民生部長が言った中で、一番次の質問に関連していきますけれども、先ほど資源など調査をしてということでしたから、それをしっかりやってくれる人材がいないからなのだと思います。ですから、私はその人材確保策として、ボランティアポイント制度等についても、以前から提案をしております。町長にお尋ねしますけれども、実際にこういうサロンの運営をされている関係者の皆さんと、8月に車座トークをされて、私が今質問しているようなことと似たようなことでお話を聞いているかと思いますけれども、そういう実情を聞いて、町長は率直にどのように感じて、今後どのようにすればいいというように考えられているのか、胸の内をお知らせください。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
長時間にわたってお話しさせていただいたので、今求めておられる答弁を率直にお返しできるかというとなかなか難しいかと思いますけれども、思い起こしてみますと、まず人材が少ないというようなお話をされておりました。それで、人材をどうにかしなければいけないという問題がありました。それで、私はその時に率直に言わせていただきましたけれども、私は今までボランティアをやっておられる方の背中を見て、後に続く者がしっかりやってくれるのだという発想を持っておりましたけれども、なかなかそういうこともうまくいかないのかというような思いをお話しさせていただいたというような経過がございます。
再質問 4番 上杉晃央
まさに町長、私が言っているように人材が少ないのです。ですから、民生部長が言っているように、人材だとか、財源というのは場所とかお金のことです。これは、人さえいればその後どうするかということを考えればできるのです。だけど、お金があっても人がいないことには、こういう高齢者カフェでもサロンでもいいのですけれども、なかなか地域に点在させることができないのです。そういった面で、せっかく町長は長い時間、関係者の皆さんと議論をした中で、今ここで今すぐには答えを出せないということでのお話がありましたけれども、私が聞いている中でも、やはり人が足りないという認識を町長もされているというようなことを述べられたと言っていましたので、そういった面で、次の質問に移りますけれども、それでは不足するボランティア人材の確保策をどうするかということなのです。正直、町長は美幌町のボランティア団体にはたくさん人がいて、元気で、それで一生懸命やってくれて、隣の津別とは違うのだということを言っているのですが、人数の多い少ないはともかく、5年先を考えたら、軒並み活動できないところが出てくる、もしかすると今やっているサロンですら運営できないところ出てくる可能性が、私はあると思うのです。町長が何回も言うように、こういう大変だという危機感を共有していただいて、それに基づいて担当部局にしっかりとボランティア確保策について取り組むように、町長がリーダーシップを発揮されなければ、私は、これを幾ら議論していても、空回りしてならないのです。その辺について、町長、危機感という意味で、実際にいろいろな形でやっているボランティアの皆さんともお話をされたりして、危機感は共有できたでしょうか。―――――――――――――――――――◎会議時間延長の議決
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
きずなの車座トークの中では、私はそういった理解に至りました。それで、どうするのがいいかということなのですけれども、今、上杉議員がおっしゃるようなポイント制度だとか、いろいろな具体的な提案をされていますけれども、私は、1回目の答弁の時にもお話ししましたけれども、じ~・ば~サークルであるとか、いろいろな取り組みが美幌のまちに、今まさにいろいろなことで起きてきているわけです。それで、じ~・ば~サークルにしても、支えているのは高齢者です。高齢化の皆さんが支えているというようなことだろうと思いますので、そういった力を今後とも借りていかなければ、なかなか難しいのではないかと思っております。私はいつも思っているのですけれども、65歳以上の人口が今6,000人ちょっとだと思います。それで2万人の人口ですので、割り返せば30%というのが高齢化率なのです。それで、その6,000人のうち、1,000人が介護保険の認定を受け、介護サービスを受けている方です。では、5,000人の方は何をしているのですかという話ですけれども、これは、多少胃が痛かったり、腰が痛かったり、膝が痛かったりして、病院に通うことはありますけれども、全体を包むまでの生活支援、人の手助けは要らないという元気なお年寄りが5,000人もいるのです。こうした方が、今まさにじ~・ば~サークルのほうに来たりしておりますので、ポイント制に行くには私はまだ早いのではないかと、そのような思いをしているところでございます。
再質問 4番 上杉晃央
前の答弁も同じですが、いわゆるボランティア活動の3原則、このことにこだわっていたのでは――そうすると町長、今、美幌町には有償ボランティアだってあるのです。それは否定しませんよね。それを利用してでも何とかしてほしいと言っている人がいるのです。ボランティアポイント制度で全てバラ色になるからといって私は提案しているのではないのです。それも一つの手法ではないですかと、それも美幌町で足りない分野への、例えば美幌町がこういうことで何か事業展開をしたいというときに、ボランティアが足りないからそこに参加してくれた方にボランティアポイント制度をどうですかということで、私はくまなくばらまきをして、今やっているボランティアの人たちにポイントを配れなどとは一言も提案していないのです。そういった面で、きちんと理解した中で、私はこの内容を24年の3月に提案してから、実はもう5年半がたっているのです。それで、相変わらず研究、検討です。5年半の間、本当に真剣に、私は行政内部でこのことを考えてくれたのかというように、残念ながら首をかしげざるを得ないというのが私の率直な印象なのですが、そのことを今ここでとやかく言ってもやむを得ないと思いますが、今回の答弁の中で、一つだけ重要だというように私も気がついたことがあります。ボランティアコーディネーターの養成をしていくというのは、今後のボランティア人材を育てていくための重要な取り組みだと思いますので、このことはできるだけ早くしっかり取り組んでいただきたいと思います。そのほかに、あと団体紹介について、実は既にしているのです。私もことし、初めてナルクの人材を確保するためにふれあい広場で独自のパンフレットを二、三百配ったのです。ほかに、絆の人もやっておりました。それぐらい、なかなか会員がふえないというのが実情ですから、こういう実情をもう少し町長だけではなくて、行政全体で危機感を共有していただいて、町の広報に毎月ボランティアの活動情報を発信するだとか、ホームページにボランティアのコーナーを設けるとか、あるいは中高生を初め、若い方のボランティア活動体験プログラムを充実していくだとか、そういうことをしていただきたいと思います。それから、私はいろいろな方に聞いたら、既存のボランティア団体の中に今までやっていない人がなかなか入りづらいという声も結構あるのです。というのは、中には30年、50年やっている人の中に、40代とか50代の人が入っていったら、言葉はよくないですが、大ベテランの人にいろいろな指示をされたりするのが苦手だという人たちもいるようにお話を聞いております。もう少し、少人数で自由度の高いボランティアサークルを育成するために支援をするとか、そういったことも必要だと思います。それから、質問にも出しましたけれども、託児ボランティアが大変な状況にあります。実は、ナルクでは民生委員の皆さんとやらせていただいています。年をとって小さな子供をだっこしたりおぶったりしている現場の声を、町長もう少し聞いてください。本当に深刻な状況です。もし、ナルクができないと手を挙げた時に、民生委員だけに頼っていては、いろいろな事業ができないという実情があるので、私は現場の声に耳を傾けてほしいと思います。それから、一所懸命やっているボランティアの人たち、町には顕彰制度として善行賞がありますが、それとは別に、例えばボランティア活動を顕彰する制度を設けるようなことなど、いろいろ考えていただきたいと思います。やはり、ボランティアをいかにふやしていくかということを行政側としてしっかり――一義的には行政だけではなくて、いろいろな要請は社会福祉協議会と連携していかなければならないと思いますが、ぜひ、今提案したようなことなどを今後のボランティア活動の活性化や人材育成のために役立てていただくように、私からも一つの考え方として述べさせていただきましたので、町長の御見解をお尋ねしたいと思います。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
もちろん、ボランティア協議会の連携は必要だと思いますし、私どもだけでできる話ではありませんので、それは今後もしっかり連携をしながら取り進めていきたいと思っております。それで、ボランティアの話ですけれども、私もいろいろな会合に行き、ボランティアの皆さんにお会いしますが、そうするといつも同じ顔が見受けられるというようなことで、お一人の方が幾つかのボランティアサークルに入っておられて、それはもう大変な作業だと思います。それだけで本当に敬意を表したいと思っておりますけれども、なぜボランティア自体がそんなにふえてこないのかというところは、やはりこれは立ちどまって考える必要があるのではないかと私は思っております。それで、ボランティアは基本的には有償という今新しい形もありますけれども、基本的には無償です。無償で、求めないというようなことが基本だと思いますけれども、それに加えて、私はやはり余り重い荷物を背負わないということが、ボランティアを長く続けるための基本だろうと思っておりますので、こういった提案もぜひ今後もしていきたいと思っております。答弁になったかどうかわかりませんけれども、そのような思いでおります。
答弁 副町長 平井雄二(副町長は2019年3月まで)
若干、私のほうから補足をさせていただきたいと思いますが、大きく言えば、特に福祉関係のボランティアの御質問かと思いますが、もっと大きく言えば、全てにこれは当てはまるのかと思うのです。要するに、人材不足の問題だと思います。これは、上杉議員からの質問では福祉のボランティアでありますが、そのほかにも今非常に危機的な状況にあるのは、就労の関係、特に介護保険の事業所あたりも、もう数年前から人材不足で、非常に人材確保が課題となっておりますし、最近では高齢者の方に資格云々ではなくて、資格がなくてもできるような仕事といいますか、そういった部分で高齢者の方に求めて手を挙げていただいて、面接と試験をやって働いてもらうというのでしょうか、その事業所で活躍してもらうというような時期に来て、実際に行われているような状況も聞いております。あるいは、民間企業、これは一般経済活動ですけれども、その中でも人材不足についてはもう数年前から発生しておりまして、全ての分野において大変な状況にあるという中では、やはり日本全体の人口減少がまず根底にあるのかと思っています。特に、その中でも地域、地方については顕著にあらわれて、全体で不足する中で、プラス都会志向といいますか、都会に行ってしまっているというようなことが背景にあるということで、その中でボランティアについても、例外なくその波が押し寄せてきているということでは、私も折々ボランティアをやっている方々とお話しする機会のたびに、このことは非常に耳が痛くなるほど言われております。だからといって、こうしたらいいという名案はないのでありますが、実態は掌握しておりますし、先ほど答弁の中にもありましたように、新しいサロンもできて非常にありがたいと思っていますが、それはそれとして、まずは今活動していただいているボランティア団体、そしてその活動、これはやはり将来何としてでも死守していかなくてはならない、これが今までは美幌の誇りだったと思います。これが一つ欠け二つ欠けていくと、これは大変なことになると思いますし、当然ボランティアをされている方たちばかりではなくて、当然今はしていないけれども、これからしようとする人間もいるかもしれませんが、その人たちですら、人数的に減ってしまっては、また元となるものが少なくなってくるわけでありますから、また大変になってくるということであります。上杉議員が心配しているとおり、非常に待ったなしの時期に、数年前から来ているということでは、ボランティアの確保もそうですし、いろいろな活動できる人材の確保というのは、オール美幌町で、要するに町全体で町民がその危機感を共有して、元気であれば何か仕事でもいいですし、こういったボランティア活動でもいいですし、何かやはり活躍する場面に出てきていただこうと、こういうものがなければ人口が減っていく、美幌町も先が非常に不安な材料であるということが言えるのではないかと思いますので、全ての分野において危機感を持っていただけるようなことも我々はしなくてはならない責務があると思います。そしてまた、育成等ももちろんしなくてはならない義務はあると思いますので、そのところはしっかりとスケジュール的にも取り組みも急ぐ中で、先ほどもいつやるのというような話もありましたけれども、今、何年にとは言えませんが、これはスピード感を持って、できるだけ早くいろいろな取り組みも、いろいろなアイデアも、皆さんからいただきながら、強固に進めてまいりたいと思います。