みんなの議会

美深町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日

災害時における避難行動の支援体制について

2025年12月9日、美深町議会の一般質問で、望月清貴議員が「災害時における避難行動の支援体制について」質問し、町長 草野孝治が答弁しました。

質問者
望月清貴 議員
答弁者
町長 草野孝治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 2番 望月清貴

それでは引き続きまして2つ目の項目を質問させていただきます。災害時における避難行動の支援体制についてということで草野町長に質問をさせていただきます。11月4日に、自治会連合会の役員の皆さんと議会議員との懇談会がありました。様々な話題がありましたけれども、災害時の避難体制に関わることでのご心配のお話もありましたし、積極的に色々考えていただいているのだなという面もありました。また、美深町においては去年、令和6年度の決算において地域防災計画の改定業務委託で264万円、洪水ハザードマップの更新業務委託で212万3千円決算を支出しているところでございます。また近年地球温暖化による気候変動の影響で全国的に豪雨などによる災害のリスクが高まっているとされています。夕べも11時15分に大きな地震がありましたけれども、東日本大震災では亡くなられた方々の内65歳以上の高齢者が約6割だそうです。また障がい者の方々の死亡率というのは他の住民の皆様の死亡率の約2倍だったとされています。一方で消防職員の方、団員の方、民生委員の皆さんなど死者、行方不明になられた方も多くあったとされております。支援されている方の多くも犠牲が出ているということでございます。一方で阪神淡路大震災などでは、救出された人の8割が家族ですとか近所の住民の皆様の共助で救出されたということです。今日質問をさせていただきます要支援者の皆さんの名簿の整備ですとか、個別避難計画の作成などという取り組みが災害時の犠牲を減らすことにも繋がると思いますので質問をさせていただきます。質問の要旨を述べます。避難行動要支援者、これは災害時に自力での避難が困難で、特に支援を要する皆さん、例示としまして高齢者、障がいがある方、難病患者の皆さん、妊産婦さん、乳幼児、外国人の皆さんなどの支援については災害対策基本法に基づく取り組み指針が示されておりまして、市町村が主体となって支援体制づくりが進んでいますが、美深町における取組の状況について伺います。1としまして法律で義務付けされています避難行動要支援者名簿の掲載者の人数、名簿掲載者の対象範囲はいかがになっているのか伺います。2としまして、1で申し上げた要支援者名簿に載っている方々の個別避難計画というのがあります。これが作成するよう努力義務が課されているわけですが、これの作成状況をお伺いします。3としまして避難行動要支援者の皆さんの把握をはじめ、要支援者名簿や個別避難計画の情報共有など町内の支援関係者との連携体制はできているでしょうか。また町関係部局の連携推進体制はどうなっているか伺います。それから4としまして取り組みの推進にあたっては町内の支援関係者はもとより、要支援者の皆さんを含めた町民全体が取り組みへの理解が深められるよう意識づくりを進めていくべきではないかと思いますがいかがでしょうか。答弁よろしくお願いします。

答弁 町長 草野孝治

災害時における避難行動の支援体制について望月議員からご質問いただきました。その前にまさにご質問に関わってくるかなと思いますけれども昨夜11時15分、震度6強の地震が青森東方沖で発生いたしました。地震で被災されました皆様にまずもってお見舞いを申し上げたいなと思っています。ご質問にありますとおりですね。令和3年に災害対策基本法が改正され、市町村に避難行動要支援者ごとに個別避難計画の作成が努力義務になり、法の改正にあわせて取組指針が改定されたところでございます。1点目の避難行動要支援者名簿の掲載者数、名簿登載者の対象範囲に関してのご質問でございますが、まず避難行動要支援者名簿の対象範囲について改めて申し上げますと、介護保険の要支援・要介護認定者、身体障がい者手帳3級以上お持ちの方。療育手帳A判定の方、そして歩行が困難な方などとしてございまして、名簿作成にあたっては自力で避難できる方や同居家族等の支援を受けられる方等を除き、浸水想定区域に居住している人を抽出して名簿を作成しており、現在22人の方々を名簿に登載しているところでございます。2点目の個別避難計画の作成状況につきましては、避難行動要支援者名簿に登載している22人を対象として、平常時の関係機関への名簿の提供や避難計画作成に関して、本人の同意をいただき個別避難計画の作成を今進めているところでございます。3点目の情報共有や連携体制につきましては、現在作業を進めている個別避難計画がまとまりましたら、各自治会単位で組織している自主防災組織や消防などと関係機関へ情報を提供し、災害発生に備えて参ります。作成した避難行動要支援者名簿や個別避難計画については、町防災担当部局と共有し、平常時から準備を進め、災害発生時に町民の安全を確保できるよう取り組んで参ります。4点目の要支援者に対する災害時の避難行動の取り組みは、町内支援関係者だけでなく、町民全体、特に地域、近所の皆様の理解と協力が必要です。地域における防災活動を推進するため、自治会自主防災組織と連携し、啓発活動などを通じて防災意識の向上に努めるとともに、避難計画の内容や役割を確認し、災害時の迅速な対応と安全確保に努めて参りますので、自主防災組織の活動の要点として取り組んでいただきたく期待しているところでございます。あわせて関係機関との協力体制を確立するほか、避難行動要支援者名簿や個別避難計画の適切な運用が図られるよう努めて参ります。以上答弁と致します。

質問 2番 望月清貴

今、草野町長から答弁をいただいたのですけれども、まず1つ目の項目の避難行動要支援者名簿の関係です。これはご承知のとおり法改正で義務化されているということですけれども、私、内閣府が行った今年4月1日現在の資料を今そこにあるのですが、それによりますと美深町の行動避難要支援者名簿の人数は218人になっているのですが、22名ということで、大丈夫でしょうか。というのが1点とそれと先ほど町長から介護認定、身体障がい、療育手帳などご答弁あったのですが、同じ資料で美深町が対象としていない項目にチェックがついていない項目として多くの市町村で対象にしているのを見たのは、難病患者さん。道内では6割が対象にしています。それから精神障害者保健福祉手帳を所持している方、道内市町村の9割が対象にしています。その中で自力でどうかというのもあるのでしょうけれども、その他自治会や市町村長等が必要と認めた場合の方6割。自ら名簿に記載を希望した方も道内5割の市町村で名簿に載っているということのようです。先ほどの人数のことと、これら多くの市町村で対象にしている範囲を美深が対象にしていない理由が今お分かりであれば答弁いただきたいと思います。これについては、是非そういった方も対象にしていただけないかという意味で質問させていただきます。

答弁 町長 草野孝治

失礼いたしました。先ほど、歩行困難な方などということでご答弁申し上げたと思いましたけれども、今本町において難病ですとか精神障害等々の部分、さらに自治会が必要と認めた方ですとか、自ら希望する、自ら避難するのが困難だと感じる者等については当然この22人プラス考えているところでございます。いずれにいたしましてもこの22人は自力で避難できる方や同居家族等の支援を受けられない方というのを整理して除いた数字となってございますので、この22人からさらに実際は増えていくのではないのかなと考えているところでございます。

質問 2番 望月清貴

ちょっと私が準備していたことと違うだけなのかもしれませんが、要するに今ご答弁いただいているのは、個別避難計画もできている方とイコールの状況なのかな。私が先ほど申し上げた218名というのが手帳を持っている該当しているという人数なのかもしれませんね。分かりました。ちょっとそういう理解にしたいと思いますが、逆にいうとでも22名というのは非常に少ないと感じます。今後拡大といいますか、追加していくということだと思いますが、名簿についてはちょっとそういう解釈をしたいと思います。それから個別避難計画のことについてなのですが、これについては実は今回の質問を考えるきっかけにもなったのですが、同じ内閣府の調査で策定が進んでいない町村というのがあって、去年141、今年4月1日現在50というのがあったものですから、ちょっとお聞きしないとならないかなということも感じました。この個別避難計画というのは、事前に町長も先ほど少しおっしゃっていましたけれども、災害を自分のことと受け止めていただいて、災害の場合どこに誰と一緒にどうやって避難するかですとか、そういった一人一人の計画をできれば皆さんで一緒にというようなことで作るものであると思います。場合によっては福祉の方、ケアマネジャー、あるいは民生委員さんなどと一緒に作ることもあるのかなと思います。それを実際に訓練にも使うことで、実際の災害の時にスムーズに避難所に避難できるということで非常に大事にされていて、これを令和3年に法改正があったのですが、5年間で優先度の高い方々を作成を進めて下さいということになっているようです。国の指針がございまして、それでいいますと令和8年、5年ということはもしかすると来年の令和8年ということもあったものですからお聞きしたわけでございます。住んでいる地域のハザードの状況、危険性ですとかあるいはご本人の支援が必要な程度、あるいは1人暮らしとかそういった状況も含めて優先的に全員というのはすぐには大変だと思うので、進めて下さいということだったものですから、そこら辺をちょっとお聞きしたところです。そういうことで言いますと最初もしかして進んでいないかなと思ったのですが、進めていただいているということで理解をしていきたいと思います。これらについてはまた詳しく今後防災計画のご説明をいただくような機会ですとか、あるいは予算委員会等でもまた必要に応じてお聞きしたいと思います。それから3番、4番ですけれども、町内関係者の皆さんとの連携体制、これについても事前の情報共有などが大事になりますのでよろしくお願いしたいと思いますし、4番の町民全体の理解、意識づくりというのもご答弁にありましたので、これについては実は例年町政執行方針にも載せていただいておりますので、是非今回それで最後にお聞きしなければならないのが、防災会議がそれらの基本となる防災会議がちょっと最近の見れていないのですが、令和3、4、5と未開催だったと思います。6年度開催されたのか。それか今後の予定をお聞かせください。それから防災計画ハザードマップ、去年使ったものの利用はどうするのかを教えていただきたいと思います。それと最後になりますので、合わせてですが内閣府の指針においては災害の場合、誰一人見逃さないという重要な目標を達成してほしいということが書かれております。草野町長とも同じ考え方と思いますが、ご意見を、答弁をいただいて質問を終わりたいと思います。

答弁 町長 草野孝治

いつも私申し上げていますけれども、美深町は安全・安心で優しいまちというような考え方で町政を進めさせていただいてございます。ご質問いただきました防災会議の開催、そして防災計画帳そしてハザードマップの改訂版等含めた会議の持ち方でございますけれども、内部事情もあってちょっと調整に時間がかかっているということをまずもってご理解いただきたいのと、新年度においてはこれら今のところ浸水地域等大幅に見直しもなっているということで、今のところ各自治会ごとにこういった部分については開催し、今の一番大事な部分は避難行動支援者これらについても合わせて調整していかなければならないのですけれども、誰がまずは掛けつけるのか。避難支援者が一体だれなのか、この辺が上手く調整して先ほどもお話しましたけれども、福祉民生委員の方々、または自治会の方々等しっかりと協議して計画を作成していかなければならないかなと思っています。防災会議についてもこれらと合わせて新年度開催するように取り進めているところでございますけれども、この間実は開催できていません。というのは、冒頭申し上げましたけれども、防災計画ハザードマップの改定時に合わせて開催しようと予定していたのですけれども、それがちょっと遅れている状況だということでご理解いただいて安全・安心のまちづくりの一丁目一番地でもございますので、しっかりした対応をして参りたいと思いますのでご理解の方よろしくお願いいたします。

出典:美深町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる