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美深町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月12日

農業者人口の維持に向けた取り組みについて

2024年9月12日、美深町議会の一般質問で、中瀬亮太議員が「農業者人口の維持に向けた取り組みについて」質問し、町長 草野孝治が答弁しました。

質問者
中瀬亮太 議員
答弁者
町長 草野孝治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 3番 中瀬亮太

それでは一般質問をさせていただきます。項目につきましては産業。件名につきましては、農業者人口の維持に向けた取り組みについて。質問の要旨を申し上げます。本町における農業者の現状として、60歳から75歳の方が46%と高い割合でありますが、それに比べ20歳から50歳の方は27%を占めており、その27%のうちの単身農業者が約22%であり、農業者人口を維持することさえも困難であると現状であると考えます。新規就農者は居抜き経営を中心に進めている美深町ではありますが、新たな就農者の導入方法や後継者が少ないことも課題であると考えるので、Uターン等の後継者獲得に向けた取り組みや後継者がいる世帯に対する規模拡大等に向けた支援などが必要であると考え、美深町の基幹産業である農業の課題に対して対応策等について、町長に考えをお伺いするものであります。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 草野孝治

中瀬議員からいただきました農業者人口の維持に向けての取り組みについてご答弁申し上げます。議員ご承知のとおり本町においては、令和6年の1月、30年前から全道に先駆けて新規就農者や後継者を支援する制度を創設し、本町において担い手の育成・確保、美深農業を持続的に発展させていくための重要な課題の一つであり、この間ずっと取り組みを進めて参りました。合わせて美深町農業後継者育成協議会を設立し支援を進めてきたところでございます。令和6年度営農実態調査における現在の農業経営者の年齢構成を見ますと、50歳以下の割合が約23%となってございます。美深町の持続可能な農業の実現に向け、様々な施策を推進しているところでございます。まず、新規就農者につきましては、平成8年から現在まで居抜きを中心に18組の方が新規就農者として認定され、令和6年度1組が経営をスタートさせたところでございます。すでにご両親、またお子さん、80人以上の方々の移住定住者を迎えたことになります。後継者についても、平成26年から現在まで21名の方が後継農業者に認定されており、徐々にではありますが高齢化による担い手不足の解消も進んでいるのではないかと考えております。また単身農業者についても農業委員会が事務局となる美深町農業後継者育成推進協議会において、グリーンパートナー事業を実施し、配偶者確保へのきっかけ作りとして、取組みを行っているところでございます。さらに後継者の育成においては、将来農業後継者を志す高校生や大学生に対する奨学金貸付制度があり、卒業後に就農した場合に返還を免除する規定を設け、担い手づくりを応援しているところでございます。晴れて後継就農者に認定された際には後継就農奨励金として50万円を贈呈しているほか、その後の支援として安定的に農業が営めるようがんばる美深農業!支援制度を中心に、土づくり、新規就農者、チャレンジ支援、スマート農業、酪農・畜産支援、電気牧柵、ハウス、収穫支援事業などきめ細かく全角的に支援する制度や労働力に対する課題については、労働力確保支援対策事業や海外人材受入推進事業を行って、労働力確保に努めているところでございます。農業従事者の減少は日本全体の農業の大きな課題として国や道、市町村が一体となって取り組んでいかなくてはならない課題でございます。本町としましては、認定農家に対する国、道、町の各種事業による支援を継続しながら今後の情勢に応じてサポートできるよう対応しながら美深農業を支えて参る所存でございます。以上、答弁といたします。

質問 3番 中瀬亮太

はい。後継者に関しては、後継者育成協議会の方が中心となって、そういった支援を行っているという話を伺ってはいたので、経営移譲した時の一時金等々のお金というのもわかってはいます。もう一つがグリーンパートナー事業で行っている婚活といわれている事業の件で、昨年度ですね。私自身もちょっと参加させていただいた経緯もあったので、お伺いするのですが、現在農業者を中心にサポートしている特化した業者というのが、全国でも出ていて関東を中心にですが、そういった企業ができあがっているのが実態としてあると思うのですが、そういったところにお願いしながら農業に詳しく従事する女性やそういうパートナーというのを見つけるというのは可能なんでしょうか。

答弁 町長 草野孝治

グリーンパートナー対策ですか。配偶者対策、婚活含めて、私も10年ほど前に担当した時から色々試行錯誤しながら進めてきた経過がございます。今、多分実行委員会的なものを組織してそのコンサルタントというかアドバイスの方々とご相談しながら事業を進めているのかなという風に思っています。色々な分野、色々な職種をお持ちの業者もいるし、農業に特化した組織があるという部分、私はあまり詳しく承知してございませんけれども、その辺は農業後継者育成協議会事務局また実行委員会等々とも是非意見反映していただいて、どういった方法が今後いいのか。この事業はしばらく続くと思いますので、そのへん含めてアドバイス、ご意見等いただければ有難いなと思っております。

質問 3番 中瀬亮太

わかりました。どうしても関東とかそういった北海道にはあまりない企業なので、少し資金面という形で、お金がかかるような形にはなってしまうと思うのですが、そういった継続的な支援をお願いしたいなと思います。次に、前段でお話させていただいた、60歳から75歳の割合というのが多くて、この年代が多いと5年後10年後となると遊休農地、やはり遊休農地の問題、懸念というのが挙げられるのかなと思うのですが、先日JAが開催した代表者会議の中でも挙げられました大型酪農法人の育成支援について、JAでも力を入れたいというお話を伺っていたのですが、町長の見解をお伺いします。

答弁 町長 草野孝治

遊休農地の部分については、これも10年前、私当時、担当の方から将来に向けて色々懸念されてきた部分でもございますけれども、大型酪農事業体ですか。酪農事業体の部分については、私は直接承知しておりませんので答弁は控えさせていただければなと思います。

質問 3番 中瀬亮太

もう一つですね。新規就農者という形で、今は居抜き経営を中心に進めている美深町ですが、違う側面として例えば地域おこし協力隊等々を活用しながら農業をPRして就農や各企業に就職というのを促すことというのが一つのPRになるのと、あと先ほど同僚議員の方からも質問にあった積極任用というのにも繋がるのではないかなと思うのですけれども、その考えについてお伺いします。

答弁 町長 草野孝治

新規就農の居抜きの部分でございますけれども、ほとんどが居抜きですけれども、何年か前ですね。本格的な居抜きではなくて、一部居抜きで就農された方もいたかと思います。やはり折角先祖代々といいますか、長らく農地を守ってきたというか維持してきたという部分、そしてそこにある住宅といいますか、あと機械器具、酪農畜産であれば宅地、家畜もそうですし、すべての物を居抜きで引き継ぐということは、引き継ぐ農家の方にも相当メリットがあるのかなと思います。これが引き継げないとなると自ら処分しなければならないという大変大きな負担となるのかなと思いますし、それぞれの新規就農者の地域にある受け入れ組織、そういった部分をこれまでも目指して来られたのかなと思います。第3者が法人に就職するという方法もこれまでにあったのかなと思いますし、就職したあと適地が見つかれば、そこに算入するというやり方もあると思います。その辺につきましては、地域担い手育成総合支援協議会幹事会等の組織もございますし、様々な組織の中で、そのケースバイケースに対応できるよう進めていけるのかなという風に思ってございますので、引き続きご指導いただければと思っているところでございます。やはりこの間、色々30年の歴史の中でやはり居抜き形式は、お互い美深町のこれまでのノウハウも含めて承継できるというようなことで、一番スムーズなやり方かなということで、この美深地域においては行ってきたという部分ですけれども、今おっしゃられたとおり中々居抜きもないということであれば、新規にそういった形で参入するというようなことも今後想定されるものと思っています。

質問 3番 中瀬亮太

先ほど話していた、地域おこし協力隊の農業分野というものの参入については、どうお考えになるかお伺いします。

答弁 町長 草野孝治

多分、名寄市さんあたりは地域おこし協力隊への農業の参入が中心となっているのかなと思います。本町においても過去に地域おこし協力隊の農業、新規就農を目指す方々を受け入れてきた経過がございます。この辺についてもこの物件のあるなしもあるかもしれませんけれども、むやみやたらに来てもらっても就農するところがないということになると、また新たな全くないところから、資金もないところからはじめると相当困難かなと思われます。その辺も含めて関係する農業者団体等でご協議いただき、是非地域おこし協力隊を入れて新規参入を目指すような形で取り組んでほしいという強い要望があれば、地域おこし協力隊の農業版のメニューを作って募集することもやぶさかではないかなという風には考えているところでございます。

質問 3番 中瀬亮太

わかりました。今でも、手厚い支援をしていただいていると思うので、今後継続的により拡充できるような場所、部分というのをまた相談させていただきながら農業者に対する支援をお願いしたいなと思います。僕の一般質問はこれで終わりにしたいと思います。ありがとうございます。

出典:美深町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月12日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる